JP2012172692A - 自動二輪車の車輪用回転速度検出装置 - Google Patents

自動二輪車の車輪用回転速度検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012172692A
JP2012172692A JP2011032002A JP2011032002A JP2012172692A JP 2012172692 A JP2012172692 A JP 2012172692A JP 2011032002 A JP2011032002 A JP 2011032002A JP 2011032002 A JP2011032002 A JP 2011032002A JP 2012172692 A JP2012172692 A JP 2012172692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
rotation
encoder
wheel
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011032002A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tsunoda
耕一 角田
Takashi Fujioka
隆 藤岡
Koichi Yajima
宏一 矢嶋
Fumi Kikuchi
文 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2011032002A priority Critical patent/JP2012172692A/ja
Priority to US13/391,914 priority patent/US20120204638A1/en
Priority to PCT/JP2011/053830 priority patent/WO2011105366A1/ja
Priority to CN2011800034939A priority patent/CN102483094A/zh
Priority to EP11747327A priority patent/EP2541088A1/en
Priority to US13/391,957 priority patent/US8636417B2/en
Priority to CN2011800034958A priority patent/CN102483095A/zh
Priority to PCT/JP2011/065052 priority patent/WO2012014622A1/ja
Priority to EP11812215.9A priority patent/EP2600017A1/en
Publication of JP2012172692A publication Critical patent/JP2012172692A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】エンコーダ15を装着してハブと共に回転する外輪9が、このハブに対し相対回転(クリープ)するのを防止し、回転速度検出に関する信頼性向上を図れる構造を実現する。
【解決手段】前記9の外周面に全周に亙って形成した偏心溝18に、欠円環状の止め輪20を内嵌する。前記外輪9を前記ハブに内嵌固定した状態でこの止め輪20の中央部に形成した弾性凸部21の頂部を、前記ハブの内周面に突き当てる。この弾性凸部21の突っ張りに伴う摩擦力と、前記止め輪20の端部が前記偏心溝18の底面と前記ハブ6の内周面との間に食い込むくさび作用とにより、前記外輪9が前記ハブに対し回転する事を防止する。これにより、このハブの回転速度と前記エンコーダ15の回転速度とを一致させて、前記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動二輪車(原動機付自転車を含む)の車輪の回転速度を求める為の、自動二輪車の車輪用回転速度検出装置の改良に関する。具体的には、回転速度検出の為のエンコーダと車輪との回転を完全に同期させる事で、この車輪の回転速度検出の信頼性の向上を図れる構造の実現を意図したものである。
自動車用の走行状態を安定させる為の装置として、アンチロックブレーキシステム(ABS)が広く使用されている。この様なABSは、従来は四輪自動車を中心に普及していたが、近年、自動二輪車にも採用され始めている。周知の様に、ABSの制御には、車輪の回転速度を求める必要がある為、車輪を懸架装置に回転自在に支持する為の車輪支持用玉軸受ユニットに回転速度検出装置を組み込む事が、従来から広く実施されている。又、自動二輪車用のABSを制御する為、この自動二輪車の回転速度を検出する為のエンコーダ付玉軸受として従来から、例えば特許文献1〜5に記載されたものが知られている。
このうちの特許文献4〜5の記載に基づき、自動二輪車の車輪支持部の構造、並びに、エンコーダ付玉軸受の構造に就いて、図8〜10を参照しつつ説明する。先ず、図8は、スクータの如き、比較的小型の自動二輪車の前輪を回転自在に支持する部分の構造を示している。この構造では、懸架装置を構成する左右1対のホーク1、1の下端部に1対の支持板2、2を、互いに平行な状態で固定している。そして、これら両支持板2、2同士の間に、特許請求の範囲に記載した中心軸部材である、支持軸3の両端部を支持固定している。又、この支持軸3の中間部2個所位置に、それぞれが単列深溝型である、1対の玉軸受4、4を設置している。具体的には、これら両玉軸受4、4を構成する内輪を上記支持軸3に外嵌すると共に、内輪間座5a、5b、5cにより、これら両内輪の軸方向位置を規制している。又、前記支持軸3の周囲に、特許請求の範囲に記載した外径側部材である円筒状のハブ6を、この支持軸3と同心に配置している。そして、前記両玉軸受4、4を構成する外輪を、前記ハブ6の内周面両端寄り部分に内嵌固定している。更に、上記ハブ6の外周面にホイール7を支持固定している。
上述の様な、自動二輪車用車輪の回転支持部にABS制御用の回転速度検出装置を組み込むには、図9に示す様なエンコーダ付玉軸受8を使用する。このエンコーダ付玉軸受8は、外輪9と、内輪10と、複数個の玉11と、エンコーダ付シールリング12とを備える。この様なエンコーダ付玉軸受8を上述の図8に示した構造に組み付けるには、前記外輪9をこのハブ6に内嵌固定し、前記内輪10を前記支持軸3に外嵌固定する。そして、この支持軸3の周囲に前記ハブ6を回転自在に支持する。尚、前記図8に示した1対の玉軸受4、4のうちの一方の玉軸受のみを、前記エンコーダ付玉軸受8とする。他方の玉軸受は、エンコーダを備えない、一般的な玉軸受とする。
又、前記エンコーダ付玉軸受8と組み合わされて、前記回転速度検出装置を構成する回転検出センサ13は、図10に示す様に、前記支持軸3に支持する。即ち、この回転検出センサ13を環状のホルダ部材14により、前記支持軸3に支持する。そして、この回転検出センサ13の検出部を、前記エンコーダ付玉軸受8に組み込んだエンコーダ15の被検出面(軸方向外側面)に対向する部分に支持する。このエンコーダ15は、ゴム磁石、プラスチック磁石等の永久磁石製で、軸方向に着磁されており、着磁方向を、円周方向に関して、交互に、且つ、等間隔に変化させている。従って、被検出部である、前記エンコーダ15の軸方向外側面には、S極とN極とが、円周方向に関して、交互に、且つ、等間隔に配置されている。この様なエンコーダ15は、シールリング16を構成する芯金17の軸方向外側面に、この芯金17と同心に添着固定して、前記エンコーダ付シールリング12を構成している。又、前記ホルダ部材14に支持された、前記回転検出センサ13の検出部は、前記エンコーダ15の被検出面に、適切な検出隙間を介して、軸方向に対向している。
自動二輪車の走行時、車輪を構成するホイール7が回転すると、前記ハブ6に内嵌固定した前記外輪9と共に、前記エンコーダ付シールリング12が回転する。すると、前記エンコーダ15の被検出面に存在するS極とN極とが、前記回転検出センサ13の検出部の直前部分を交互に通過し、この回転検出センサ13の出力信号が変化する。そして、この出力信号が変化する周期又は周波数により、前記車輪の回転速度が求められる。
上述した様に、自動二輪車の車輪用回転速度検出装置の場合、四輪車用の回転速度検出装置とは異なり、エンコーダ15をハブ6に対し直接固定せず、外輪9等の回転側軌道輪を介して支持している。この為、これらハブ6と外輪9等の回転側軌道輪との嵌合部が滑る、所謂クリープが発生すると、このハブ6の回転速度と前記エンコーダ15の回転速度とが一致しなくなり、車輪の回転速度検出の信頼性が損なわれる。転がり軸受の軌道輪が相手部材に対しクリープするのを防止する為、これら軌道輪と相手部材との間に回転防止の為の構造を設ける事が、特許文献6〜11に記載される等により従来から知られている。但し、これら各特許文献に記載された様なクリープ防止の為の構造を、二輪車用車輪の回転速度検出の信頼性向上の為に利用する事は、従来は考えられていなかった。
特開2006−105341号公報 特開2007−139075号公報 特開2007−211840号公報 特開2007−285514号公報 特開2009−229157号公報 特開平10−82428号公報 特開2001−27255号公報 特開2005−33999号公報 特開平9−314695号公報 特開2003−287043号公報 特開2007−315585号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、エンコーダを装着した回転側軌道輪が、この回転側軌道輪を嵌合支持している相手部材に対し相対回転(クリープ)するのを防止して、自動二輪車の車輪の回転速度検出に関する信頼性の向上を図れる構造を実現すべく発明したものである。
本発明の自動二輪車の車輪用回転速度検出装置は、前述した従来構造と同様に、中心軸部材と、外径側部材と、転がり軸受と、エンコーダと、回転検出センサとを備える。
特に、本発明の自動二輪車の車輪用回転速度検出装置に於いては、前記転がり軸受を構成する回転側軌道輪の嵌合側周面に係止した回り止め部材と、この回転側軌道輪を嵌合支持する回転側部材の周面との係合に基づき、この回転側軌道輪がこの回転側部材に対し回転する事を防止している。
この為に、例えば請求項2に記載した発明の様に、前記嵌合側周面に、底面の中心がこの嵌合側周面の中心に対し偏心して、深さが円周方向に関して漸次変化する偏心溝を形成する。又、回り止め部材を、周方向の中間部に径方向に突出する凸部を設けた、欠円環状の止め輪とし、この止め輪を、前記偏心溝に内嵌係止する。そして、この止め輪の凸部を前記回転側周面と摩擦係合させると共に、この止め輪の周方向端部を、前記偏心溝の底面と前記回転側部材の周面との間にくさび状に食い込ませる事により、前記回転側軌道輪がこの回転側部材に対し回転する事を防止する。
或いは、請求項3に記載した発明の様に、前記嵌合側周面に係止ピンを、この嵌合側周面から径方向に突出する状態で支持する。そして、この係止ピンを、前記回転側部材の周面に軸方向に形成された係止溝と係合させて、前記回転側軌道輪がこの回転側部材に対し回転する事を防止する。
更には、請求項4に記載した発明の様に、前記嵌合側周面に係止溝を形成し、この係止溝に、合成樹脂製の摩擦リングを装着する。そして、温度上昇時に、前記回転側軌道輪及び前記回転側部材に比べて大きく熱膨張する前記摩擦リングの内外両周面を、前記係止溝の底面とこの回転側部材の周面とに強く押し付けて、各面同士の間に作用する大きな摩擦力により、前記回転側軌道輪がこの回転側部材に対し回転する事を防止する。
上述の様に構成する本発明の自動二輪車の車輪用回転速度検出装置によれば、エンコーダを装着した回転側軌道輪が、この回転側軌道輪を嵌合支持している相手部材に対し相対回転(クリープ)するのを防止して、自動二輪車の車輪の回転速度検出に関する信頼性の向上を図れる。
本発明の実施の形態の第1例を示す要部断面図。 外輪の外周面に形成した偏心溝と、この偏心溝に内嵌した止め輪との関係を示す模式図。 本発明の実施の形態の第2例を示す要部断面図。 外輪の外周面に係止ピンを支持した玉軸受の略端面図。 本発明の実施の形態の第3例を示す要部断面図。 同第4例を示す要部断面図。 同第5例を示す要部断面図。 自動二輪車の車輪の回転支持部の1例を示す断面図。 従来から知られているエンコーダ付玉軸受の1例を示す部分断面図。 このエンコーダ付玉軸受と回転検出センサとを組み合わせて回転速度検出装置を構成した状態を示す要部断面図。
[実施の形態の第1例]
図1〜2は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。回転側軌道輪である外輪9の外周面に、偏心溝18を形成している。この偏心溝18は、底面19の中心がこの外輪9の外周面の中心に対し偏心しており、深さが円周方向に関して漸次変化する。そして、前記偏心溝18に、止め輪20を内嵌係止している。この止め輪20は、ステンレスのばね鋼の如き、断面矩形で線状の素材を曲げ形成して成るもので、半円形よりも少し大きな(中心角が180度よりも少し大きな)、C字形である。前記線材の、径方向に関する厚さtは、前記偏心溝18の最も浅い部分の深さdよりも大きく、最も深い部分の深さDよりも小さい(d<t<D)。又、前記止め輪20の周方向中央部を他の部分よりも大きな曲率で曲げ形成して、当該部分に径方向外方に突出する弾性凸部21を形成している。前記止め輪20の内周面から、図2に鎖線で表した、この弾性凸部21の自由状態での頂部までの高さHは、前記偏心溝18の最も深い部分の深さDよりも大きい(H>D)。
前記外輪9をハブ6(図8参照)に内嵌固定する場合には、先ず、前記偏心溝18に前記止め輪20を内嵌係止し、前記弾性凸部21を、この偏心溝18のうちで最も深くなった部分に位置させる。そして、この弾性凸部21を、図2に実線で示す様に、径方向内方に押し潰して、この弾性凸部21の頂部を前記外輪9の外周面から径方向外方に突出しない様にしつつ、この外輪9を前記ハブ6に締り嵌めで内嵌する。内嵌した状態で、前記弾性凸部21の頂部がこのハブ6の内周面に弾性的に当接する。この状態では、この弾性凸部21が、このハブ6の内周面と前記偏心溝18の底面19との間で突っ張り、前記外輪9がこのハブ6に対し回転するのを、大きな摩擦力により防止する。更に、この外輪9がこの突っ張り力に抗して、このハブ6に対し回転する傾向になった場合には、前記止め輪20の周方向端部が、前記偏心溝18のうちの浅い部分に変位し、この偏心溝18の底面19と、前記ハブ6の内周面との間にくさび状に食い込む。この結果、これら底面19及びハブ6の内周面と前記止め輪20の周方向端部の内外両周面との当接部に、極めて大きな摩擦力が作用する状態となって、前記外輪9が前記ハブ6に対し回転する事を確実に防止する。
尚、図示の例では、前記止め輪20の径方向に関する厚さを周方向に亙り一定としている。これに対して、特許文献6に記載されている様な、外周面の中心軸と内周面の中心軸とが偏心しており、径方向に関する厚さが、周方向中央部で最も大きく、周方向両端部に向かうに従って小さくなる、偏心リングを使用する事もできる。この様な偏心リングの偏心量は、前記外輪9の外周面と前記偏心溝18の底面との偏心量とほぼ一致させるか、これよりも少しだけ小さくする。前記偏心リングを使用すれば、前記外輪9と前記ハブ6とが回転する傾向になった場合に於けるくさび作用が大きくなり、これら外輪9とハブ6との相対回転(クリープ)を防止する効果がより大きくなる。
その他の部分の構成及び作用は、前述の図8〜10に記載した従来構造とほぼ同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第2例]
図3〜4は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、外輪9の外周面に係止ピン22を、この外周面から径方向外方に突出する状態で支持している。この為に、前記外輪9の一部外周面に形成した凹孔に、スプリングピンを圧入固定する。一方、この外輪9を内嵌固定すべきハブ6(図8参照)の内周面に係止溝(図示省略)を、軸方向に、且つ、このハブ6の軸方向端面に開口する状態で形成している。そして、このハブ6に前記外輪9を、締り嵌めで内嵌すると同時に、前記係止ピン22を前記係止溝と係合させる。この結果、前記外輪9が前記ハブ6に対し回転する事を防止する。
その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図5は、請求項1、4に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、外輪9の外周面の軸方向2箇所位置に係止溝29、29を形成し、これら両係止溝29、29に、それぞれ合成樹脂製の摩擦リング30、30を装着している。これら両摩擦リング30、30は、断面形状が矩形で全体を円環状としたもので、円周方向に関して1箇所に切れ目を設けて、前記両係止溝29、29への装着を可能にしている。そして、前記両摩擦リング30、30をこれら両係止溝29、29に装着した状態で、これら両摩擦リング30、30の外周面と前記外輪9の外周面とが、単一円筒面上に位置するか、或いは、この外輪9の外周面よりも僅かに突出する様にしている。
それぞれが合成樹脂製である前記両摩擦リング30、30の線膨張係数は、前記外輪9、及び、この外輪9を内嵌固定するハブ6(図8参照)を構成する、鉄系合金若しくはアルミニウムの線膨張係数よりも大きい。この為、温度上昇時に前記両摩擦リング30、30は、前記外輪9及び前記ハブ6に比べて大きく熱膨張し、これら両摩擦リング30、30の内外両周面が、前記両係止溝29、29の底面と前記ハブ6の内周面とに強く押し付けられる。この結果、これら各面同士の間に大きな摩擦力が作用する状態になり、前記外輪9が前記ハブ6に対し回転する事が防止される。尚、前記両摩擦リング30、30を前記両係止溝29、29に装着する方法は、上述の様に、欠円環状とした摩擦リング30、30を係止(内嵌)する方法の他、射出成形により行う事もできる。射出成形による場合には、前記外輪9を成形型のキャビティ内にセットした状態で、前記両摩擦リング30、30を射出成形する。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第4例]
図6は、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、外輪9aと共に回転するエンコーダ15aを、組み合わせシールリング23を構成するスリンガ24の外側面に添着支持して、エンコーダ付玉軸受8aを構成している。又、支持軸3の中間部で、玉軸受4aを構成する内輪10aに隣接した部分にセンサホルダ25を外嵌固定し、このセンサホルダ25に保持した回転検出センサ13aの検出部を、前記エンコーダ15aの軸方向外側面に対向させている。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1〜2例又は上述した実施の形態の第3例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第5例]
図7は、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、軸受ハウジング26の内径側に、特許請求の範囲に記載した中心軸部材である回転軸27を回転自在に支持した、内輪回転型の構造に本発明を適用した場合に就いて示している。玉軸受4aの構成自体は、上述した実施の形態の第3例の場合と同様である。同様構成の玉軸受4aを使用して内輪回転型の構造を実現する為に本例の場合には、組み合わせシールリング23aを構成するスリンガ24aを内輪10aの端部外周面に、締り嵌めにより外嵌固定している。又、シールリング16aを構成する芯金17aを外輪9aの端部内周面に、締り嵌めにより内嵌固定している。そして、エンコーダ15bを、前記スリンガ24aの外側面に、全周に亙って添着支持して、エンコーダ付玉軸受8bを構成している。又、回転検出センサ13aは、前記軸受ハウジング26に設けた、保持フランジ28部分に支持している。更に、回り止め構造を、前記内輪10aの内周面と前記回転軸27の外周面との間に設けている。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1〜3例と同様であるから、重複する説明は省略する。
本発明を実施する場合に、エンコーダの材質は特に問わないが、プラスチック磁石製とする事が好ましい。この理由に就いて、以下に説明する。
一般的に永久磁石製のエンコーダを構成する為に、強磁性粉末であるストロンチウムフェライトを、バインダーであるニトリルゴム中に混入した磁性材料を使用する。又、この磁性材料を1対のロール間でシート状に成形する際に、前記強磁性粉末を配向した状態とする、所謂機械配向法を採用する。前記フェライト系の強磁性粉末の形状は、前記ロール同士の間で成形する際に配向され易い様に、面積に対して厚さ寸法を小さくしている。前記フェライト系の強磁性粉末は、この様な板状の形状とする為に、含有するバリウムの量が多く、残留磁束密度(Br)が磁場配向用ストロンチウムフェライト系の強磁性粉末に比べて低い反面、保磁力(bHc)及び固有保磁力(iHc)は、この磁場配向用ストロンチウムフェライト系の強磁性粉末に比べて高い。
一方、本発明の対象となる、自動二輪車の車輪用回転速度検出装置は、小型の転がり軸受(玉軸受4、4a)にエンコーダ(15、15a、15b)を組み込む必要があり、使用可能なエンコーダの大きさが限られる。従って、上述の様な、機械配向法により強磁性粉末を配向させるフェライト含有ゴム磁石から成るエンコーダでは、被検出面から出入りする磁束の密度を十分に確保する事が難しい。この為、回転検出センサ(13、13a)の検出部に達する磁束の量を確保し、回転速度検出の信頼性を確保する為には、この回転検出センサの検出部と、前記エンコーダの被検出面との間の隙間(エアギャップ)を小さくするか、このエンコーダの円周方向の極数を少なくして、各極の面積を広くする必要があった。前記エアギャップを小さくする事は、走行時に加わるモーメント等により前記転がり軸受の構成部材等が弾性変形した場合に、前記回転検出センサの検出部と前記エンコーダの被検出面とが擦れ合う可能性が高くなる為、好ましくない。又、前記極数を少なくする事は、車輪が1回転する間に行える、前記回転速度検出の回数が少なくなり、ABS制御の迅速性確保の面から不利になる。
これに対して、前記エンコーダを、強磁性粉末をバインダーである合成樹脂中に混入したプラスチック磁石製とすれば、ゴム磁石に比べて磁気特性の向上を図る事ができる。具体的には、エンコーダの被検出面から出入りする磁束の密度を高くして、このエンコーダの被検出面と回転検出センサの検出部との間の隙間大きくしたり、このエンコーダの円周方向の極数を多くしたりしても、この検出部に達する磁束の量を多くできる。そして、回転検出センサの検出部とエンコーダの被検出面とが擦れ合う事を防止し、しかも、ABS制御の迅速性確保を図れる。尚、プラスチック磁石製のエンコーダを添着支持する芯金(17、17a)或いはスリンガ(21、21a)の材質は、このエンコーダの磁気特性を低下させず、且つ、必要とする耐食性を有する磁性金属板を使用する。この様な条件を満たす磁性金属板としては、フェライト系ステンレス鋼(SUS430等)、マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS410等)等が挙げられる。
この様な芯金或いはスリンガに、プラスチック磁石製のエンコーダを添着固定するには、先ず、予め接着剤を塗布した芯金或いはスリンガをコアにして、磁性材料(強磁性粉末を混入した溶融合成樹脂)をインサート成形する。このインサート成形は、ディスクゲート方式の射出成形機により行なう事が好ましい。この理由は、溶融した磁性材料がディスク状に拡がってから、金型内に存在する、前記エンコーダを成形する為のキャビティ内に流入する際に、前記溶融した磁性材料中に含有する鱗片状の強磁性粉末が、得られるエンコーダの被検出面に対して平行に配向する為である。又、得られるエンコーダの周方向の一部に、異なる部分から送られて来る溶融樹脂同士がぶつかる事で生じるウェルドが発生する事を防止できて、優れた強度を有するエンコーダを得られる。
尚、上述の様にして行う、このエンコーダの射出成形時に、前記金型に、前記キャビティ(内で成形されるエンコーダ)の厚さ方向に磁場を加えれば(磁場成形すれば)、得られるエンコーダ中の強磁性粉末の異方性をより完全に近くできて、着磁後のエンコーダの被検出面から出入りする磁束の量を、より多くできる。
これに対して、サイドゲート方式の射出成形機を使用した場合には、前記ウェルドの発生が避けられない。このウェルド部分では、或る程度温度が低下して粘性が高くなった溶融樹脂同士がぶつかり合うので、機械的強度が低下するだけでなく、溶融樹脂中に混入した強磁性粉末の向きが変わる事に対する抵抗が大きくなる。この為、仮に磁場成形を行ったとしても、前記ウェルド部及びその近傍部分で、前記強磁性粉末の配向状態を十分に異方化する事は難しくなる。この結果、このウェルド部及びその近傍部分の磁場特性が低下し、得られるエンコーダにより構成した回転速度検出装置による、車輪の回転速度検出に関する信頼性確保の面から不利になる。
前記エンコーダを、前記ディスクゲート方式の射出成形機により、磁場成形を併用しつつ射出成形する場合には、前記金型のキャビティ内に、前記強磁性粉末を混入した溶融樹脂を充填して前記エンコーダを成形した後、この金型から取り出す以前に、この金型内で冷却する過程で脱磁を行う。この脱磁は、この金型に、前記射出成形時と逆方向の磁界を加える事により行う。この脱磁を行いつつ、前記エンコーダを冷却させた後、ゲート部の外径側端部を切除して、このエンコーダを前記金型から取り出す。そして、接着剤を或る程度硬化させてから、前記エンコーダを更に脱磁する。この更なる脱磁は、オイルコンデンサ式等の脱磁機を用いて行い、このエンコーダの残留磁束密度を、2mT以下、より好ましくは1mT以下にまで低下させる。次いで、前記ゲート部に繋がっている余肉部を除去(トリミング)すると共に、恒温槽等で一定温度、一定時間加熱して、接着剤を完全に硬化させる。尚、この接着剤を硬化させる事は、前記芯金或いはスリンガを、高周波加熱等により短時間だけ加熱する事でも行える。そして、最後に、前記エンコーダを着磁ヨークと重ね合わせて、このエンコーダを軸方向に、且つ、着磁方向を円周方向に関して交互に且つ等間隔で反転させた状態で着磁し、前記エンコーダの被検出面である軸方向側面に、S極とN極とを、交互に、且つ、等間隔で配置する。
尚、前記エンコーダを構成する磁性材料中の強磁性粉末としては、磁気特性や耐候性を考慮して、ストロンチウムフェライト、バリウムフェライト等のフェライト系強磁性粉末、サマリウム−鉄−窒素、サマリウム−コバルト、ネオジウム−鉄−ボロン等の希土類強磁性粉末が、好ましく使用できる。これらの強磁性粉末は、それぞれ単独で、或いは複数種類組み合わせて使用する。尚、高い磁気特性(BHmaxで2.0MGOe超)が必要な場合には希土類強磁性粉末を使用し、低い磁気特性(BHmaxで1.6〜2.0MGOe)で良い場合には、コストを考慮して、フェライト系強磁性粉末を主成分とする配合が好ましい。又、磁性材料中の強磁性粉末の含有量は、強磁性粉末の種類により異なるが、70〜92質量%の範囲であれば実用上問題はない。
バインダーである合成樹脂は、ポリアミド樹脂に耐衝撃性向上剤を添加したものが、好ましく使用できる。ポリアミド樹脂は、耐疲労性及び耐熱性に優れる合成樹脂であり、得られるエンコーダの耐熱衝撃性を向上させる効果がある。
又、前記耐衝撃性向上剤は、振動や衝撃を緩和する作用を有する弾性材料であり、合成樹脂やゴム材料が、好ましく使用できる。このうち、前記耐衝撃性向上剤として使用する合成樹脂は、変性ポリアミド樹脂が好ましい。
この変性ポリアミド樹脂は、ポリアミド樹脂から成るハードセグメントと、ポリエステル成分及びポリエーテル成分のうちの少なくとも一方から成るソフトセグメントとを有するブロック共重合体であり、市販品としてはポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12等をハードセグメントとする変性ポリアミド樹脂が知られている。
又、前記耐衝撃性向上剤として使用するゴム材料としては、スチレンブタジエンゴム、アクリルゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、カルボキシル変性アクリロニトリルブタジエンゴム、シリコンゴム、クロロプレンゴム、水素添加ニトリルゴム、カルボシキル変性水素添加ニトリルゴム、カルボキシル変性スチレンブタジエンゴムから成る粒子が好ましく、それぞれ単独で、または複数種類を組み合わせて使用する。
更に、前記耐衝撃性向上剤として、エチレンプロピレン非共役ジエンゴム(EPDM)、無水マレイン酸変性エチレンプロピレン非共役ジエンゴム(EPDM)、エチレン/アクリレート共重合体、アイオノマー等も使用可能である。
これら耐衝撃性向上剤の添加量は、バインダーの本体部分であるポリアミド樹脂との合計量に対し、5〜50質量%が好ましく、10〜40質量%がより好ましい。添加量が5質量%未満では、少な過ぎて耐衝撃性の改善効果が不十分となる。これに対して添加量が50質量%を超えると、耐衝撃性は向上するものの、相対的にバインダーとしての主体となる、通常のポリアミド樹脂の量が少なくなり、引張強度等が低下して、前記エンコーダとしての強度確保が難しくなる。
又、このエンコーダと、前記芯金或いはスリンガとを接着する為の接着剤としては、溶剤での稀釈が可能で、2段階に近い硬化反応が進む、フェノール樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等が好ましい。これらの接着剤は、耐熱性、耐薬品性、ハンドリング性等にも優れるという利点を有する。
尚、前記エンコーダと前記芯金或いはスリンガとを接着固定する作業は、必ずしも、前述の様に、このエンコーダを前記金型内で射出成形するのと同時に行う必要はない。単独で円輪状に射出成形したエンコーダを、金型から取り出してから、前記芯金或いはスリンガと接着固定した後、このエンコーダの被検出面を多極に着磁しても良い。
1 ホーク
2 支持板
3 支持軸
4、4a 玉軸受
5a、5b、5c 内輪間座
6 ハブ
7 ホイール
8、8a、8b エンコーダ付玉軸受
9、9a 外輪
10、10a 内輪
11 玉
12 エンコーダ付シールリング
13、13a 回転検出センサ
14 ホルダ部材
15、15a、15b エンコーダ
16 シールリング
17 芯金
18 偏心溝
19 底面
20 止め輪
21 弾性凸部
22 係止ピン
23、23a 組み合わせシールリング
24、24a スリンガ
25 センサホルダ
26 軸受ハウジング
27 回転軸
28 保持フランジ
29 係止溝
30 摩擦リング

Claims (4)

  1. 中心軸部材と、外径側部材と、転がり軸受と、エンコーダと、回転検出センサとを備え、
    このうちの中心軸部材は車輪と同心に設けられており、
    前記外径側部材は、この中心軸部材の周囲に、この中心軸部材と同心に設けられており、
    前記転がり軸受は、前記外径側部材の内周面と前記中心軸部材の外周面との間に設けられており、
    前記エンコーダは、被検出面の特性を円周方向に関して交互に変化させたものであり、
    前記回転検出センサは、前記エンコーダの回転に伴って変化する信号を出力するものであり、
    前記転がり軸受は、外周面に内輪軌道を有し、前記中心軸部材に外嵌固定された内輪と、内周面に外輪軌道を有し、前記外径側部材に内嵌固定された外輪と、この外輪軌道と前記内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体とを備えたものであり、
    前記エンコーダは、前記内輪と前記外輪とのうちの一方で前記車輪と共に回転する軌道輪である回転側軌道輪の内外両周面のうち、前記中心軸部材と前記外径側部材とのうち一方で前記車輪と共に回転する部材である、回転側部材と嵌合する嵌合側周面に対し逆側に存在する非嵌合側周面の端部に、この回転側軌道輪と同心に支持固定されており、
    前記回転検出センサは、検出部を前記エンコーダの被検出面に対向させた状態で、前記中心軸部材と前記外径側部材とのうちの他方で回転しない部材である静止側部材の一部に支持固定している
    自動二輪車の車輪用回転速度検出装置に於いて、
    前記回転側軌道輪の嵌合側周面に係止した回り止め部材と、前記回転側部材の周面との係合に基づき、この回転側軌道輪がこの回転側部材に対し回転する事を防止した事を特徴とする自動二輪車の車輪用回転速度検出装置。
  2. 前記嵌合側周面に、底面の中心がこの嵌合側周面の中心に対し偏心して、深さが円周方向に関して漸次変化する偏心溝が形成されており、前記回り止め部材が、周方向の中間部に径方向に突出する凸部を設けた欠円環状で、前記偏心溝に内嵌係止された止め輪であり、この止め輪の凸部を前記回転側周面と摩擦係合させると共に、この止め輪の周方向端部を、前記偏心溝の底面と前記回転側部材の周面との間にくさび状に食い込ませる事により、前記回転側軌道輪がこの回転側部材に対し回転する事を防止した、請求項1に記載した自動二輪車の車輪用回転速度検出装置。
  3. 前記嵌合側周面に係止ピンが、この嵌合側周面から径方向に突出する状態で支持されており、この係止ピンが、前記回転側部材の周面に軸方向に形成された係止溝と係合する事で、前記回転側軌道輪がこの回転側部材に対し回転する事を防止した、請求項1に記載した自動二輪車の車輪用回転速度検出装置。
  4. 前記嵌合側周面に係止溝を形成し、この係止溝に、合成樹脂製の摩擦リングを装着した、請求項1に記載した自動二輪車の車輪用回転速度検出装置。
JP2011032002A 2010-02-23 2011-02-17 自動二輪車の車輪用回転速度検出装置 Withdrawn JP2012172692A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032002A JP2012172692A (ja) 2011-02-17 2011-02-17 自動二輪車の車輪用回転速度検出装置
US13/391,914 US20120204638A1 (en) 2010-02-23 2011-02-22 Ball bearing with a rotational speed detection encoder for a motorcycle and a rotational speed detection device for a motorcycle using this encoder
PCT/JP2011/053830 WO2011105366A1 (ja) 2010-02-23 2011-02-22 自動二輪車用車輪の回転速度検出用エンコーダ付玉軸受およびこれを用いた自動二輪車用車輪の回転速度検出装置
CN2011800034939A CN102483094A (zh) 2010-02-23 2011-02-22 机动两轮车用车轮的转速检测用的带编码器的球轴承以及使用了该球轴承的机动两轮车用车轮的转速检测装置
EP11747327A EP2541088A1 (en) 2010-02-23 2011-02-22 Ball bearing equipped with encoder for detecting rotational speed of wheel of two-wheeled motor vehicle, and device for detecting rotational speed of wheel of two-wheeled motor vehicle, the device using the ball bearing
US13/391,957 US8636417B2 (en) 2010-07-28 2011-06-30 Wheel support structure for motorcycle
CN2011800034958A CN102483095A (zh) 2010-07-28 2011-06-30 机动两轮车的车轮支承构造
PCT/JP2011/065052 WO2012014622A1 (ja) 2010-07-28 2011-06-30 自動二輪車の車輪支持構造
EP11812215.9A EP2600017A1 (en) 2010-07-28 2011-06-30 Wheel support structure for two-wheeled vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032002A JP2012172692A (ja) 2011-02-17 2011-02-17 自動二輪車の車輪用回転速度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012172692A true JP2012172692A (ja) 2012-09-10

Family

ID=46975798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011032002A Withdrawn JP2012172692A (ja) 2010-02-23 2011-02-17 自動二輪車の車輪用回転速度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012172692A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020196272A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 バンドー化学株式会社 架橋ゴム組成物及びそれを用いたゴム製品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020196272A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 バンドー化学株式会社 架橋ゴム組成物及びそれを用いたゴム製品
JP6804010B1 (ja) * 2019-03-26 2020-12-23 バンドー化学株式会社 架橋ゴム組成物及びそれを用いたゴム製品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120204638A1 (en) Ball bearing with a rotational speed detection encoder for a motorcycle and a rotational speed detection device for a motorcycle using this encoder
US8636417B2 (en) Wheel support structure for motorcycle
JP6323046B2 (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
WO2009098851A1 (ja) 回転検出装置付き車輪用軸受装置
JP2015078732A (ja) エンコーダ付組み合わせシールリング及びエンコーダ付転がり軸受ユニット
WO2015129827A1 (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2012172686A (ja) 自動二輪車の車輪用回転速度検出装置
JP4899404B2 (ja) エンコーダ付き転がり軸受
JP2012172692A (ja) 自動二輪車の車輪用回転速度検出装置
JP2007316024A (ja) 転がり軸受
JP2007333142A (ja) 転がり軸受
JP6349954B2 (ja) 回転速度検出装置付軸受ユニット
JP2015166612A (ja) 回転速度検出装置付軸受ユニット
JP2008002620A (ja) 磁気エンコーダ付密封装置及び転がり軸受ユニット
JP2007333184A (ja) 転がり軸受
JP2007101443A (ja) 磁気エンコーダ付転がり軸受ユニット及びその製造方法
CN109790870B (zh) 用于制造毂单元的方法
JP2006177756A (ja) 磁気エンコーダの製造方法
JP6287455B2 (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2011247336A (ja) 自動二輪車用の車輪回転速度検出用磁気エンコーダ付玉軸受
JP2012137188A (ja) エンコーダ付転がり軸受
JP2009250794A (ja) 磁気エンコーダの製造方法
JP6394051B2 (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2023029010A (ja) エンコーダの製造方法
JP3575485B2 (ja) 自動車の車輪の回転速度検出用のゴム磁石エンコーダとその製造方法及び自動車の車輪用転がり軸受ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513