JP2012168166A - 画像検査装置、画像形成装置、及び画像検査プログラム - Google Patents

画像検査装置、画像形成装置、及び画像検査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの所望する出力モードに応じて出力物が適切に変更されているか否か検査する。
【解決手段】印刷媒体に出力された出力画像データと、印刷媒体に出力する前の、原稿から読み取られた原稿画像データとを比較して画像の出力状態を検査する画像検査装置であって、ユーザから指定された出力モードを取得する出力モード取得部と、出力モード取得部により取得された出力モードに応じて画像の出力状態が変化する項目を検査項目として設定する検査項目設定部と、検索項目設定部により設定された検査項目ごとに画像の出力状態を検査する検査部とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像検査装置、画像形成装置、及び画像検査プログラムに関する。
例えばオフセット印刷等の印刷機においては、印刷時に生じる濃度変動や画像欠け、スポット汚れ等の画像欠陥等により、印刷された出力物がユーザの所望する原稿画像データと異なる状態で出力される場合がある。従来、印刷された出力物に原稿画像データが忠実に再現されているか否かを検査する検査装置が知られている。
また、上記検査装置の検査結果に応じて、原稿画像データの搬送先を変更したり、画像を補正したりする画像検査機や画像形成装置が知られている。また、例えば複写機等においても、この検査装置を用いて搬送先の変更や画像の補正等が行われており、例えば原稿の読取データとコピー原稿の読取データとを比較してコピー原稿の色味を補正するインクジェット方式の複写機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、マスター画像に基づき、印刷物等である被検査対象物の良否を判定する印刷機の検査装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献1及び特許文献2の手法では、出力された出力物に原稿画像データが忠実に再現されているか否かを検査する。すなわち、この検査では、例えばスキャナ等で読取った原稿の読取データ(原稿画像データ)と、出力物の画像を読取った読取データ(出力画像データ)とをRGBデータで比較し、RGBバランスが所定の閾値以上の場合に異常が生じたと判断する。
しかしながら、出力物に原稿画像データが忠実に再現されているか否かの他にも、例えば原稿画像データがユーザの要求通りに変更されて出力されているか否か等を検査することが求められる場合がある。すなわち、ユーザによっては、原稿の画像とは異なる画像を得るための編集処理(原稿に忠実な出力物を望まない処理)等を施すことを所望し、特定の出力モードを選択するような場合がある。
例えば、ユーザが「カラー変換モード」を選択して「レッド」を「ブルー」に変換し、あるいはユーザの所望により画像の鮮鋭化処理(シャープフィルタ)や平滑化処理(ソフトフィルタ)等を実行するような場合がある。このような場合には、原稿の画像と出力物の画像との差分が大きくなり、上記したような、出力物に原稿画像データが忠実に再現されているか否かを評価基準とする手法では適切な検査結果が得られない。すなわち、原稿画像データをユーザの所望により変更して出力した場合、出力物が原稿に忠実でない、との検査結果が出てしまい、ユーザの要求通りに原稿画像データが変更された画像が出力されているか否か検査することが出来なかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する出力モードに応じて、出力物が適切に変更されているか否かを検査する画像検査装置、画像形成装置、及び画像検査プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、印刷媒体に出力された出力画像データと、印刷媒体に出力する前の、原稿から読み取られた原稿画像データとを比較して画像の出力状態を検査する画像検査装置であって、ユーザから指定された出力モードを取得する出力モード取得部と、出力モード取得部により取得された出力モードに応じて画像の出力状態が変化する項目を検査項目として設定する検査項目設定部と、検索項目設定部により設定された検査項目ごとに画像の出力状態を検査する検査部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの所望する出力モードに応じて、出力物が適切に変更されているか否かを検査することが可能となる。
第1実施形態に係る画像検査システムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態における画像検査処理の流れを示すフローチャートである。 MFPが備えるスキャナ補正部のブロック構成を示す図である。 MFPが備えるプリンタ補正部のブロック構成を示す図である。 MFPが備えるコントローラのブロック構成を示す図である。 画像検査装置が備えるコントローラのブロック構成を示す図である。 カラー変換モードが実施される場合の画像検査対象を示す図である。 鮮鋭性変更モードが実施される場合の画像検査対象を示す図である。 地肌除去量変更モードが実施される場合の画像検査対象を示す図である。
本発明の実施の形態では、例えば、ユーザに指定された出力モードに応じて画像の出力状態が変化する項目を検査項目として設定し、設定された検査項目ごとに画像の出力状態を検査することにより、出力物が適切に変更されているか検査する。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像検査システム:ブロック構成例>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像検査システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、第1実施形態に係る画像検査システム1は、原稿から得られた原稿画像データを印刷し、記録紙等に出力(印刷)画像を出力するMFP(Multi−Function Peripheral:複合機)10と、記録紙等に出力された出力画像を検査する画像検査装置20とを有する。
MFP10は、画像読取部101と、スキャナ補正部102と、圧縮処理部103と、コントローラ104と、HDD(Hard Disk Drive)105と、伸長処理部106と、プリンタ補正部107と、プロッタ108と、NIC(Network Interface Controller)109と、操作表示装置110とを有する。
MFP10が、例えばフルカラー複写機として動作する場合、画像読取部101は、原稿からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)に色分解した原稿画像データを読み取り、読み取った原稿画像データをデジタルデータ(RGB画像データ)に変換して出力する。
スキャナ補正部102は、画像読取部101が読み取った原稿のRGB画像データに対し、例えばスキャナγ補正処理、及び/又は画像領域を文字、線画、絵柄等に分類(像域分類)し、画像の文字部分を強調し、絵柄部分を平滑化するフィルタ処理等の画像処理を施す。このようにしてスキャナ補正部102は、画像読取部101により読取られた原稿画像データのスキャナ特性等を補正する。
圧縮処理部103は、スキャナ補正部102による補正後の多値画像データを圧縮し、圧縮後のデータを汎用バス115に送出する。このように圧縮処理部103により圧縮された原稿画像データは、汎用バス115を介して、コントローラ104に送られる。
コントローラ104は、例えば半導体メモリ等を備え、汎用バス115を介して送られてきた原稿画像データ等を内蔵された半導体メモリ等に蓄積する。
HDD105は大容量の記憶装置として、コントローラ104に蓄積される原稿画像データ等が随時書き込まれる。
なお、第1実施形態では上述したように原稿画像データを圧縮するが、本発明の実施形態はこれに限定されず、例えば汎用バス115の帯域が十分に広く、HDD105の容量が大きければ、非圧縮状態で画像データを扱うこともできる。
コントローラ104は、HDD105に蓄積された原稿画像データを、汎用バス115を介して伸張処理部106に送出する。
伸張処理部106は、圧縮された原稿画像データを元の多値画像データに伸張し、プリンタ補正部107に送出する。
プリンタ補正部107は、例えば原稿画像データに対してユーザの出力用途に応じた補正処理、すなわちフィルタ処理、色補正処理、プリンタγ補正処理、階調処理等の補正処理を行う。このようにしてプリンタ補正部107は、例えば、原稿画像データに対してユーザの所望する鮮鋭性変更モードを実現するフィルタ処理、カラー変換モードのカラー変換処理、プロッタ108の階調特性の補正、誤差拡散処理、ディザ処理等の画像データ量子化処理等を行う。
プロッタ108は、例えばレーザービームによる書き込みプロセスを用いた転写紙印字ユニット等であり、原稿画像データを感光体に潜像として描画し、トナーによる作像(現像)、転写処理後、記録紙(転写紙)等に原稿の印刷画像(出力画像)を形成する。
NIC(ネットワーク・インタフェース・コントローラ)109は、例えばHDD105等に蓄積された画像データを、ネットワークにより接続された外部PC端末30等にネットワークを用いて配信する。
操作表示装置110は、ユーザによる画像出力モード等の入力を受け付ける。例えば、ユーザが操作表示装置110を用いて文字写真モード、文字モード及び写真モードのいずれかを選択し、カラーを変換するカラー変換モード、画像の鮮鋭性を変更する鮮鋭性変更モード等を選択すると、操作表示装置110は、画質の編集を含む画像出力モードの入力を受け付ける。また、このようにしてユーザが操作表示装置110を使用して入力した画像出力モードは、コントローラ104に伝達されて蓄積される。
コントローラ104は、操作表示装置110から伝達された画像出力モードに応じ、スキャナ補正部102やプリンタ補正部107等に対し、画質パラメータを適宜変更するように指示する。その結果MFP10は、ユーザが所望する画像を出力することができる。
なお、MFP10は、外部PC端末30等から取得した画像データをプリントアウトするプリンタとして動作する場合、NIC109を介して受信されたデータに基づき、印刷に関するコマンド(例えばページ記述言語PDL)を解析し、画像データを印刷できる状態にするため、ビットマップ状に展開する。HDD105には、例えば、ビットマップ状に展開されたデータを圧縮したもの等が書き込まれる。
例えばユーザが画像検査装置20を用いて画像の検査を実行する際、MFP10のコントローラ104は、画像検査装置20のコントローラ204からの要求に応じ、例えばプリンタ補正部107等から、画像検査対象の位置情報、特徴量データ等を取得し、コントローラ204に送出する。このとき、コントローラ104は、ユーザが指定した画像出力モードを示す情報を含む制御情報、所定のスキャナ補正(すなわち画像読取部101のスキャナ特性の補正)が施された原稿画像データ等をコントローラ204に送出する。なお、上記画像検査対象の位置情報及び特徴量データについては後述する。
次に画像検査装置20について説明する。画像検査装置20は、MFP10から記録紙等に出力された出力画像と、当該記録紙等に出力される前の、原稿から読み取られた原稿画像とを比較して画像の出力状態を検査する。
画像検査装置20は、画像読取部201と、スキャナ補正部202と、圧縮処理部203と、コントローラ204と、出力モード取得部205と、検査項目設定部206と、検査対象領域抽出部207と、検査部208と、HDD209とを有する。
画像読取部201は、MFP10が記録紙(出力物)等に出力した出力画像を当該記録紙等から読み取り、読み取った出力画像データをデジタルデータに変換して出力する。
スキャナ補正部202は、画像読取部201から取得した出力画像データ(デジタルデータ)に対し、例えばγ補正処理等を行うことにより、画像読取部201の特性を補正する画像処理を行う。
なお第1実施形態では、一例として、スキャナ補正部202の構成とMFP10のスキャナ補正部102の構成とを同一にすることにより、MFP10のコントローラ104が扱う画像データと画像検査装置20のコントローラ204が扱う画像データのそれぞれの色空間を同一にすることが出来る。また、一例として、MFP10の画像読取部101及び画像検査装置20の画像読取部201として、それぞれ同一の特性を有するスキャナを用いることにより、MFP10のスキャナ補正部102と画像検査装置20のスキャナ補正部202の、それぞれにおけるγ補正処理等の設定を同一にすることが出来る。
圧縮補正部203は、スキャナ補正部202から取得したRGB各8ビットの出力画像データを圧縮して汎用バス215に送出する。圧縮された出力画像データは汎用バス215を介してコントローラ204に送出される。
コントローラ204は、例えば半導体メモリ等を備え、汎用バス215を介して送られてきた出力画像データを内蔵された半導体メモリ等に蓄積する。なお、例えば汎用バス215の帯域が十分に広く、HDD209の容量が大きい場合には、出力画像データを圧縮せず、非圧縮状態のままで扱うようにしても良い。
なお上記の如く、MFP10のコントローラ104に送出された原稿画像データと、画像検査装置20のコントローラ204に送出された出力画像データのそれぞれの色空間は同一にすることが出来る。その場合、画像検査装置20のコントローラ204において原稿画像データと出力画像データとを比較して画像検査を実行する際、原稿画像データと出力画像データとを同一の色空間内で比較することができる。
また、コントローラ204は、例えば、出力モード取得部205、検査項目設定部206、検査対象領域抽出部207及び検査部208をそれぞれ制御する制御信号を生成し、生成した制御信号によりそれぞれの機能を実行させる。
出力モード取得部205は、例えば、ユーザが操作表示装置110等を用いて入力した画像検査の実行指示を受けると、コントローラ204を介して、MFP10のコントローラ104に対し、ユーザが原稿の出力に対して指定した画像出力モードを示す情報の取得を要求し、コントローラ104から当該画像出力モードを示す情報を取得する。なお、画像出力モードを示す情報を取得する際に、コントローラ204は、MFP10のコントローラ104から、画像の検査に使用する他の情報も併せて取得する。
ここで、画像出力モードを示す情報(以下単に画像出力モード情報と称する)には、例えば原稿画像データのカラーを変換するカラー変換モード、鮮鋭性を変更する鮮鋭性変更モード、地肌除去量を変更する地肌除去量変更モード等が含まれる。
検査項目設定部206は、出力モード取得部205が取得した画像出力モード情報に応じ、画像の出力状態が変化する項目(画像が影響を受ける領域における画像の変化の態様に係る項目)を検査項目として設定する。
例えば、検査項目設定部206は、画像出力モードがカラー変換モードの場合、例えば出力画像データの検査対象領域が原稿画像データに対し、ユーザが指定した色度方向に変化しているか否かを検査項目として設定する。その結果ユーザが所望する画像部分が所望する色度方向に変化していることを確認することが出来る。
また、検査項目設定部206は、画像出力モードが鮮鋭性変更モードの場合、例えば原稿画像データ及び出力画像データのそれぞれの検査対象領域における濃度又は両者間の濃度変化量を検査項目として設定する。その結果ユーザが所望する鮮鋭性の変更がなされていることを確実かつ効果的に確認することが出来る。
また、検査項目設定部206は、画像出力モードが地肌除去量変更モードの場合、例えば原稿画像データ及び出力画像データのそれぞれの検査対象領域が含む画素数を検査項目として設定する。その結果ユーザが所望する地肌除去量の変更がなされていることを確実かつ効果的に確認することが出来る。
検査対象領域抽出部207は、出力モード取得部205が取得した画像出力モード情報に応じ、画像の出力状態が変化する領域を検査対象領域として抽出する。例えば、検査対象領域抽出部207は、MFP10のプリンタ補正部107からコントローラ104を介して取得した画像検査対象の位置情報等に基づき、画像検査装置20のコントローラ204に送出された原稿画像データ、出力画像データ等から検査対象領域を抽出する。
例えば、検査対象領域抽出部207は、画像出力モードがカラー変換モードの場合、MFP10のプリンタ補正部107からコントローラ104を介して取得した、カラー変換処理を実施した画素の位置情報等に基づき、原稿画像データにおけるカラー変換前の色領域と、出力画像データにおけるカラー変換後の対応する色領域とを検査対象領域として抽出する。その結果、カラー変換処理の前後で当該色領域がどのように変化したかを検査することが出来る。
また、検査対象領域抽出部207は、例えば画像出力モードが鮮鋭性変更モードの場合、MFP10のプリンタ補正部107からコントローラ104を介して取得した、原稿画像データにおけるフィルタ処理前のエッジ領域と、出力画像データにおけるフィルタ処理後のエッジ領域とを検査対象領域として抽出する。その結果、鮮鋭性変更処理の前後でエッジ領域がどのように変化したかを検査することが出来る。
また、検出対象領域抽出部207は、例えば画像出力モードが地肌除去量変更モードの場合には、MFP10のプリンタ補正部107からコントローラ104を介して取得した、原稿画像データにおいて地肌領域とみなす領域(例えば所定の濃度よりも薄い画像領域等)と、当該領域の画素の位置情報、地肌除去量変更モードにおいて指定された地肌除去量レベル等の情報に基づき、出力画像データにおいて地肌領域とみなす領域と、を検査対象領域として抽出する。その結果、地肌除去量変更処理の前後で地肌とみなす領域がどのように変化したかを検査することが出来る。
検査部208は、検査項目設定部206により設定された検査項目ごとに画像の出力状態を検査する。例えば、検査部208は、原稿画像データと出力画像データにおける画像特性(画像の変化の仕方)に基づいて検査する。したがってユーザが所望する画像出力モードに応じて出力物が適切に変更されていることを確実に検査することが出来る。具体的には、検査部208は、検査項目ごとに、検査対象領域抽出部207により抽出された検査対象領域の画像の出力状態を検査する。その結果ユーザが所望する画像出力モードに応じて出力物が適切に変更されていることを効果的に検査することが出来る。
また、検査部208は、原稿画像データと出力画像データの検査対象領域における画像特性に基づいて画像の出力状態を検査し、所定の変化がある場合には検査を合格とし、所定の変化がない場合には不合格として判定する。なお、検査部208による画像検査の詳細については後述する。
検査部208による画像検査の結果は、コントローラ204を介してMFP10のコントローラ104に送出され、例えば画像検査の結果が不合格の場合には、操作表示装置110にその結果が表示されてユーザに注意を喚起したり、MFP10の動作が停止されたりする。
なお、上述した画像検査装置20は、画像形成装置としてのMFP10に一体的に組み込まれた構成としても良い。その結果、コンパクトな構成にて出力画像の検査を実現することが出来る。
<画像検査処理の流れ>
次に、図2を用いて、第1実施形態における画像検査処理の全体の流れについて説明する。図2は、第1実施形態における画像検査処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザが原稿をMFP10の画像読取部101にセットして操作表示装置110により原稿の読み取りを指示する操作を行うと、図2に示すように画像読取部101は当該原稿の画像を読み取り(ステップS10)、スキャナ補正部102は、読み取った原稿画像データに対して所定のスキャナ補正を施す(ステップS11)。
次に、コントローラ104は、ユーザにより画像出力モードが指定されると、所定のスキャナ補正が施された原稿画像データに対し、画像出力モードに応じ、プリンタ補正部107等により補正を行う(ステップS12)。
次に、プロッタ108は、ステップS12の処理により補正された原稿画像データを記録紙に出力する(ステップS13)。
ステップS13の処理によりプロッタ108が原稿画像データを記録紙に出力した後、ユーザが当該記録紙を画像検査装置20の画像読取部201にセットすると、画像読取部201は当該記録紙に出力された出力画像を読み取る(ステップS14)。なおS14では、MFP10のプロッタ108が原稿画像データを出力した記録紙の出口付近に画像読取部201としての読取センサを設置することにより、当該読取センサにて記録紙上の出力画像を読み取っても良い。すなわち、このようにして、MFP10と画像検査装置20とを物理的に一体化させる形態であっても良い。あるいはMFP10のプロッタ108が原稿画像を出力した記録紙の出口から自動的に画像検査装置20の画像読取装置201まで当該記録紙を送出するフィーダを設けてもよい。この場合、当該フィーダによって当該記録紙が画像検査装置20の画像読取装置201まで送出され、当該送出された記録紙上の出力画像が画像検査装置20の画像読取装置201によって読み取られる。
次に、出力モード取得部205は、コントローラ204を介し、MFP10のコントローラ104からユーザが指定した画像出力モード情報等を取得する(ステップS15)。ここで、コントローラ204は、MFP10のコントローラ104から、ステップS11の処理により所定のスキャナ補正を施した原稿画像データ、プリンタ補正部107から得た画像検査対象の位置情報、特徴量データ等の情報を取得する。
検査項目設定部206は、ステップS15の処理により取得した画像出力モード情報に応じ、画像の出力状態が変化する項目を検査項目として設定し(ステップS16)、検査対象領域抽出部207は、画像出力モード情報に応じ、画像の出力状態が変化する領域を検査対象領域として抽出する(ステップS17)。
次に、検査部208は、ステップS16の処理により設定された検査項目ごとに、ステップS17の処理により抽出された検査対象領域の画像を比較して、画像の出力状態を検査する(ステップS18)。
次に、コントローラ204は、ステップS18の処理による検査で得られた検査結果をコントローラ104に送信し(ステップS19)、処理を終了する。
<スキャナ補正部102について>
次に、図3を用いて、上述したMFP10が備えるスキャナ補正部102について説明する。図3は、MFP10が備えるスキャナ補正部102のブロック構成を示す図である。
図3に示すように、スキャナ補正部102は、像域分離部40と、スキャナγ部41と、フィルタ処理部42と、色補正処理部43とを有する。
スキャナ補正部102は、画像読取部101から入力されたデジタル画像データに対し、そのスキャナ特性を予め定められたスキャナ特性に統一する処理を施して送出する。スキャナ特性が統一された画像データは、MFP10の内部に蓄積され、再利用する場合に、出力先の特性に応じた特性で送出される。
像域分離部40は、画像読取部101から入力されるRGB画像データに基づき、原稿の文字、絵柄領域、有彩、無彩領域等を判別し、判別結果を後段のモジュールに像域分離情報として送出する。
スキャナγ部41は、画像読取部101から入力されるRGB画像データに対し、その明るさを予め定められた特性に統一して、フィルタ処理部42に送出する。第1実施形態では、例えば反射率リニアな特性から明度リニアな特性に変換する。
フィルタ処理部42は、入力されるRGB画像データに対して、その鮮鋭性を予め定められた特性に統一して、色補正処理部43に送出する。すなわち、基準チャートをスキャンした際、線数毎に予め定められたMTF(Modulation Transfer Function)特性値が得られるように変換する。このMTF特性値としては、文字領域と絵柄領域とでは要求される特性値が異なるため、それぞれの領域に対して補正が行われる。このように、像域分離部40で判別された文字、絵柄領域の判別結果に応じて、適切なフィルタ処理が行われる。
色補正処理部43は、入力されるRGB画像データに対して、その色を予め定められた特性に統一して圧縮処理部103に送出する。第1実施形態では、例えば色空間としてAdobe社で定義されるAdobe−RGB色空間になるように色変換する。このように、画像データを標準的なデータに変換することにより画像検査を容易にすることが可能となる。
<プリンタ補正部107について>
次に、図4を用いて、上述したMFP10が備えるプリンタ補正部107について説明する。図4は、MFP10が備えるプリンタ補正部107のブロック構成を示す図である。
図4に示すように、プリンタ補正部107は、フィルタ処理部50と、色補正処理部51と、解像度変換部52と、プリンタγ部53と、中間調処理部54とを有する。
フィルタ処理部50は、RGB画像データの鮮鋭性について、プロッタ108に出力する場合にその再現性が良くなるように補正する。具体的には、フィルタ処理部50は、画像データの付帯情報である像域分離情報を参照して鮮鋭化、平滑化処理を実行する。例えば、フィルタ処理部50は、文字領域に対し文字をくっきりとさせて判読性を高めるための強調(鮮鋭化)処理を行い、絵柄領域に対し画像を滑らかにするための平滑化処理を行う。
上述したようにスキャナ補正部102のフィルタ処理部42では、画像データの鮮鋭性を予め定められた特性に統一化するために、線数毎に予め定められたMTF特性値になるように変換する。これに対し、プリンタ補正部107のフィルタ処理部50は、ユーザの用途に応じた加工を行うための処理を実行する。例えば、フィルタ処理部50は、ユーザが画質モードとして文字モードを指定した場合には、上述した強調処理の鮮鋭化の程度を高め、写真モードを指定した場合には平滑化処理の平滑化の程度を高める。
色補正処理部51は、RGB各8ビットの画像データを受け取ると、プロッタ108の色空間であるCMYK各8ビットの画像データ、あるいはK単色の8ビットの画像データに変換する。
解像度変換部52は、画像の拡大又は縮小を行う場合に、その比率に対応した又は所定の解像度の変換を行う。
プリンタγ部53は、画像が出力される出力先の特性に応じて、画像の階調特性を変換する。例えば、プリンタγ部53は、プロッタ108を介してコピーを行う場合、出力画像の階調性を良好に保てるように、プロッタ108の出力特性を考慮した変換を行う。
中間調処理部54は、CMYK各8ビットの画像データあるいはK単色8ビットの画像データを受け取ると、プロッタ108の階調処理能力に応じた階調数変換処理を行う。例えば、中間調処理部54は、CMYKあるいはK各2ビットの画像データに、擬似中間調処理の1つである誤差拡散法を用いて階調数変換を行う。
第1実施形態において画像検査を実行する場合、コントローラ104は、操作表示装置110から得たユーザの指定する画像出力モードに応じてプリンタ補正部107等から画像検査に必要な情報を出力させる。
<画像検査に必要な情報の例>
ここで、上記画像検査に必要な情報の一例について説明する。
<カラー変換モードを実施する場合>
例えば、カラー変換モードにおけるカラー変換処理を実施する場合について説明する。ユーザにより操作表示装置110において「カラー変換モード」が選択され、特定の色相の色を別の色相の色に変換することが指定された場合について説明する。
通常の画像出力の場合、MFP10のプリンタ補正部107の色補正処理部51により画像データがCMYKの4要素に変換される。一方、例えばフルカラーモードにおいて「シアン」から「マゼンタ」へのカラー変換処理を行う場合、色補正処理部51は、まず注目画素においてCMYKの各色要素のうち、C要素以外の3要素が全て所定量(例えば1%等と設定する)以下か否かを判断する。
このとき、注目画素にC要素以外の3要素が全て所定量以下の割合しか存在しない場合、色補正処理部51は、注目画素をC要素のみを有する画素(すなわちシアン色相の画素)と判断し、当該画素(C要素以外の3要素が全て所定量以下の割合の画素)をM要素のみの画素(マゼンタ色相の画素)に置き換える。これにより、「シアン」から「マゼンタ」へのカラー変換処理が実現される。
そこで、ユーザによってカラー変換モードにおいて例えば「シアン」から「マゼンタ」へのカラー変換処理が指定された場合には、コントローラ104は、プリンタ補正部107から、画像検査対象の位置情報として、原稿画像データのうちC要素のみを有すると判断された画素の座標情報を出力させる。また、特徴量データとして、カラー変換前の画像の各画素データを出力させる。このように、コントローラ104は、プリンタ補正部107からカラー変換処理を実施する画素の位置情報とカラー変換処理が実施される特徴量データを出力させる。
<鮮鋭性変更モードを実施する場合>
次に、鮮鋭性変更モードにおける鮮鋭性変更処理を実施する場合について説明する。例えば、ユーザが操作表示装置110において「シャープネス設定」として「くっきり」又は「滑らか」を選択することによって、画像の鮮鋭性を調整する鮮鋭性変更処理を指定した場合について説明する。
例えば、「シャープネス設定」として「くっきり」が選択された場合、MFP10のプリンタ補正部107のフィルタ処理部50は、画像の平滑度合いを下げ、強調度合いを上げる処理を実行する。これにより、画像は全体的にはっきりとし、特に原稿画像の濃度が急峻に変化する領域(すなわちエッジ領域)において明確な変化が発生する。
他方、「シャープネス設定」として「滑らか」が選択された場合には、フィルタ処理部50は、逆に、画像の平滑度合いを上げ、強調度合いを下げる処理を実行する。これにより、画像は全体的に平滑化され、特にエッジ領域において明確な変化が発生する。なお、上述の画像の鮮鋭性を調整する処理においては、フィルタ処理部50が、公知の技術を用いて画像におけるエッジ検出を行い、エッジ領域に対してエッジ領域用のフィルタ処理を実行する。
そこで、鮮鋭性変更モードが指定された場合には、コントローラ104は、プリンタ補正部107から、画像検査対象の位置情報として、原稿画像データのうちフィルタ処理部50によるフィルタ処理を実行するエッジ領域の座標情報を出力させる。また、特徴量データとして、フィルタ処理を実行する前の、エッジ領域の画像データを出力させる。これは、上述したように、エッジ領域の画像データが、「シャープネス設定」により最も影響を受ける領域であるためである。
<地肌除去量変更モードを実施する場合>
次に、地肌除去量変更モードにおける地肌除去量変更処理を実施する場合について説明する。例えば、ユーザが操作表示装置110において、地肌除去量を変更するために、地肌除去量レベルの変更を指示した場合について説明する。
例えば、プリンタ補正部107のプリンタγ部53は、プロッタ108の特性を考慮した補正を行って原稿に忠実な画像を得るための処理を実行するが、原稿の地肌部分に対し何ら処理を行わないと、原稿における質の悪い紙のくすんだ色や、地汚れまで再現されてしまう可能性がある。そこで、デフォルト(通常出力)モードでは、原稿画像のうち、一般のオフィス等で使用する再生紙の濃度(例えば濃度0.08等)と同等レベルの明るさの領域を「地肌」とみなし、当該部分がより明るくなるようにγ変換することにより地肌除去処理を行う。
ここで、ユーザは、原稿として例えばわら半紙等の白色度の劣る紙を使用する場合や地汚れの大きな原稿を読み取る場合には、地肌除去量を増加させて紙の地肌や地汚れが画像出力されないように、地肌除去量を調整することができる。また、ユーザは、原稿として白色度の高い紙を使用する場合や原稿における明度の高い蛍光ペンの黄色等をハイライト側まで再現したい場合には、地肌除去量を減少させ、デフォルトモードよりもハイライト側まで原稿に忠実に再現するように調整することができる。
したがって、ユーザが地肌除去量レベルを変更する画像出力モード(地肌除去量変更モード)を指定した場合、プリンタγ部53は入力画像に対し、予め地肌除去量レベルに応じて定められた所定値以下の濃度の領域を「地肌」とみなし、当該領域に対し地肌除去処理を実行する。
そこで、地肌除去量変更モードが指定された場合には、コントローラ104は、プリンタ補正部107から、画像検査対象の位置情報として、プリンタγ部53への入力画像において通常出力(デフォルトモード)時に「地肌」とみなす画素の座標情報を出力させる。また、特徴量データとして、通常出力時に「地肌」とみなす領域が含む画素数を出力させる。
<コントローラ104について>
次に、図5を用いて、上述したMFP10が備えるコントローラ104について説明する。図5は、MFP10が備えるコントローラ104のブロック構成を示す図である。なお、以下の説明では、コントローラ104により画像データを外部機器等に出力する場合のデータの流れを説明する。
図5に示すように、コントローラ104は、圧縮伸張処理部60と、ページメモリ61と、フォーマット変換部62と、データI/F部63と、CPU(Central Processing Unit)64とを有する。
圧縮伸張処理部60は、汎用バス115又はHDD105から取得した画像データを各色8ビットのデータに伸張する。
ページメモリ61には、圧縮伸張処理部60により伸張された画像データがビットマップ状に展開される。
フォーマット変換部62は、ページメモリ61から取得した画像データを、sRGB等の外部出力に適するように色変換すると同時に、JPEGやTIFF形式等の汎用画像フォーマット等へ変換する。
データI/F部63は、フォーマット変換部62から取得したデータをNIC109に送出する。
CPU64は、操作表示装置110からユーザの画像出力モードに関する指示内容を取得すると、指示内容に応じて、スキャナ補正部102、プリンタ補正部107に画質パラメータの設定を指示する。
なお、スキャナ補正部102に対する画質パラメータの設定の指示としては、例えば画質モードとして文字モードが所望された場合において、像域分離部40に文字を重視したパラメータをセットするような指示がある。他方、プリンタ補正部107に対する画質パラメータの設定の指示としては、例えば画質モードとして文字モードが所望された場合において、フィルタ処理部50に鮮鋭性を重視するパラメータをセットするような指示がある。又、写真モードが所望された場合において、フィルタ処理部50に滑らかさを重視したパラメータをセットしたり、色補正処理部51に色再現性を特に重視したパラメータをセットするような指示がある。
第1実施形態では、CPU64が画像検査の実行時にプリンタ補正部107に対し、例えば画像検査対象の位置情報、特徴量データ等を送出するように指示する際に、スキャナ補正部102に対しても同様に、これらを送出するように指示しても良い。
また、CPU64は、画像検査の実行時に、画像検査装置20のコントローラ204からの要求に応じ、HDD105に蓄積されている、所定のスキャナ補正が施された原稿画像データ、ユーザにより指定された画像出力モード等の制御情報、プリンタ補正部107から取得した画像検査対象の位置情報、特徴量データ等をコントローラ204に送出するように指示する。
なお、CPU64は、フォーマット変換部62で画像データを輝度・色差信号に変換した上で、汎用バス115を介して変換後の画像データを画像検査装置20のコントローラ204に送出する。
また、CPU64は、MFP10がプリンタとして使用され、例えば外部PC端末30等からの画像データをプロッタ108に出力する場合、外部PC端末30等から送信されてきたページ記述言語を解析し、ページメモリ61にRGB各色8ビットでビットマップ状に展開する。また、CPU64は、ページメモリ61に展開した画像データを必要に応じて圧縮伸張処理部60にて圧縮し、汎用バス115に送出する。なお、プロッタ108への出力フローは、MFP10が複写機として動作する場合と同様である。
HDD105には、スキャナ補正部102で画像読取部101固有の特性(すなわちスキャナ特性)が補正された画像データや、ユーザにより指定された画像出力モード等の制御情報が関連付けられて蓄積されている。
<コントローラ204について>
次に、図6を用いて、上述した画像検査装置20が備えるコントローラ204について説明する。図6は、画像検査装置20が備えるコントローラ204のブロック構成を示す図である。
図6に示すように、コントローラ204は、圧縮伸張処理部70と、ページメモリ71と、フォーマット変換部72と、CPU73とを有する。
コントローラ204は、MFP10から、上述した原稿画像データに所定のスキャナ補正が施された画像データ(以下、「画像データ1」と称する)と、その画像データに付帯するユーザから指定された画像出力モード等の制御情報と、画像検査対象の位置情報と、特徴量データ等とを取得する。
また、コントローラ204は、画像読取部201で読み取った出力画像データがスキャナ補正部202で補正された画像データ(以下、「画像データ2」と称する)を取得する。
圧縮伸張処理部70は、汎用バス215又はHDD209から取得した画像データを各色8ビットのデータに伸張し、ページメモリ71では、圧縮伸張処理部70により伸張された画像データがビットマップ状に展開される。
フォーマット変換部72は、画像データ2を輝度・色差信号に変換する。
CPU73は、検査部208を用い、フォーマット変換部62で変換された画像データ1と、フォーマット変換部72で変換された画像データ2とを比較する。また、CPU73は、検査部208を用いて、画像データ1と画像データ2とを比較した結果に基づいて画像検査の結果として「合格(良)」、「不合格(不良)」を判定し、判定した結果をMFP10のコントローラ104に通知する。
なお、CPU73は、MFP10のコントローラ104から取得した制御情報に含まれるユーザの画像出力モードの指示内容により、検査部208を用いて検査(比較)する内容を切り換える。ここで、ユーザの画像出力モードを指示する指示内容には、画質モードとしての文字写真モード、文字モード、写真モードや、「カラー変換モード」、「鮮鋭性変更モード」、「地肌除去量変更モード」等の、操作表示装置110において設定可能な画質(画像)編集内容が含まれる。
なお、MFP10のコントローラ104は、画像検査の結果として「不合格」と通知された場合、操作表示装置110にそれを表示してユーザに警告すると共に、MFP10が動作中であれば動作を停止する等を実行する。
<検査部208による画像検査例>
ここで、検査部208により実行される画像検査の一例について説明する。
<カラー変換処理を実行する場合の画像検査例>
例えば、図7を用いて、カラー変換モードが実施される場合について説明する。図7は、カラー変換モードが実施される場合の画像検査対象を示す図である。また、図7(A)は、画像データ1の画像例を示しており、図7(B)は、画像データ2の画像例を示している。
ユーザによりカラー変換モードが指定された場合、画像検査装置20のコントローラ204には、出力モード取得部205からの要求により、MFP10のコントローラ104から、カラー変換処理を実施した画素の位置情報、何色から何色に変更したかの情報、画像データ1(例えば図7(A)に示す画像)等が送信されてくる。
ここで、画像検査装置20のコントローラ204に送信されてきた情報に基づき、検査項目設定部206は、例えば図7(B)に示す画像データ2における検査対象領域がユーザに指定された色度方向に変化しているか否かを検査項目として設定する。また、検査対象領域抽出部207は、カラー変換処理を実施した画素の位置情報に基づき、画像データ1の色領域80(図7(A)に示すCATの文字部分)と画像データ2の対応する色領域81(図7(B)に示すCATの文字部分)とを検査対象領域として抽出する。
画像データ1と画像データ2は、すでに輝度・色差信号に変換済みであるため、検査部208は、例えば輝度・色差信号としてL*a*b*信号を用いて、画像データ1と画像データ2の検査対象領域(色領域80と色領域81)を比較し、画像データ2の検査対象領域(色領域81)がユーザから指定された色度方向に変化しているか否かを判定する。
例えばカラー変換モードにおいて「シアン」から「マゼンタ」にカラー変換する場合、検査部208は、画像データ1と画像データ2の検査対象領域(色領域80と色領域81)内の平均値を比較し、図7(B)に示す画像データ2の色領域81の色度が、図7(A)に示す画像データ1の色領域80の色度と比較して正のa*方向に所定量以上変化している場合、検査合格と判定する。このようにしてユーザが所望するカラー変換が出力物に確実に反映されていることを確認することが出来る。
ここでは、画像データ2の検査対象領域のL*a*b*値が正確なマゼンタのL*a*b*値と合致しているか否かの判定を行わなくても、画像データ2の検査対象領域の平均色度が画像データ1に対し、期待される方向に所定量以上変化していれば、所定の編集処理が行われていると判定できる。なお、より精度の高い検査を実施する場合には、印刷に使われるマゼンタトナーを用いてパッチを出力しておき、そのL*a*b*値を紙上で予め測定しておき、画像データ2の検査対象領域のL*a*b*値に対する色差が例えば3以下であるもののみ検査合格としても良い。その結果ユーザが所望するカラー変換が出力物に確実に反映されていることをより高精度に確認することが出来る。
<鮮鋭性を変更する場合の画像検査例>
また、図8を用いて、鮮鋭性変更モードが実施される場合について説明する。図8は、鮮鋭性変更モードが実施される場合の画像検査対象を示す図である。図8(A)は、画像データ1の画像例を示しており、図8(B)は、鮮鋭性変更モードとして「くっきり」の「シャープネス設定」が選択された場合の画像データ2の画像例を示している。また、図8(C)は、鮮鋭性変更モードとして「滑らか」の「シャープネス設定」が選択された場合の画像データ2の画像例を示している。なお、図8(A)〜(C)に示す画像の下には、各点線に沿った濃度変化量が示されている。
ユーザにより鮮鋭性変更モードが指定された場合、画像検査装置20のコントローラ204には、出力モード取得部205の要求等により、MFP10のコントローラ104から画像データ1の、フィルタ処理を実施する前のエッジ領域の画像データ(例えば図8(A)の領域82のうち、円周部分82Eが抽出された画像データ)、「シャープネス設定」として「くっきり」又は「滑らか」が指定されたことを示す画像出力モード情報等が送信されてくる。
ここで、画像検査装置20のコントローラ204に送信されてきた情報に基づき、検査項目設定部206は、画像データ2の検査対象領域における画像データの濃度又は濃度変化量を検査項目として設定する。また、検査対象領域抽出部207は、上述した画像データ1のフィルタ処理前のエッジ領域の画像データ(例えば図8(A)の領域82のうち、円周部分82Eが抽出された画像データ)、及びフィルタ処理後の画像データ2のエッジ領域の画像データ(例えば図8(B)の領域83のうち、円周部分83Eが抽出された画像データ又は図8(C)の領域84のうち、円周部分84Eが抽出された画像データ)を検査対象領域として抽出する。なお、検査対象領域抽出部207は、公知の技術を用いてエッジ検出を行うことにより、画像データ2のフィルタ処理を実施した後のエッジ領域の画像データ等を得ることができる。
検査部208は、画像データ1と画像データ2の検査対象領域として抽出されたそれぞれの画像データについて、濃度デジタル値を全て合計する。ここで、鮮鋭性の高い画像では濃度デジタル値の合計値が大きくなり、鮮鋭性が低ければ逆の結果となる。
例えば、ユーザが「シャープネス設定」として「くっきり」を設定した場合には、図8(B)に示す領域83のうち、円周部分83Eの濃度デジタル合計値が、図8(A)に示す領域82ののうち、円周部分82Eの濃度デジタル合計値よりも大きくなる。そこで、検査部208は、図8(B)に示す領域83のうち、円周部分83Eのの濃度デジタル合計値が、図8(A)に示す領域82のうち、円周部分82Eのの濃度デジタル合計値よりも大きければ、編集処理が正しく行われたと判断し、検査合格と判定する。なお、この以外の方法として、検査部208は、図8(B)に示す領域83のうち、円周部分83Eのの濃度デジタル合計値が、図8(A)に示す領域82のうち、円周部分82Eのの濃度デジタル合計値よりも所定量以上大きければ編集処理が正しく行われたと判断し、検査合格と判定するようにしても良い。このようにしてユーザが所望する鮮鋭性の変更が出力物に確実に反映されていることを効果的に確認することが出来る。
また、ユーザが「シャープネス設定」として「滑らか」を設定した場合には、図8(C)に示す領域84のうち、円周部分84Eの濃度デジタル合計値が、図8(A)に示す領域82のうち、円周部分82Eの濃度デジタル合計値よりも小さくなる。そこで、検査部208は、図8(C)に示す領域84のうち、円周部分84Eの濃度デジタル合計値が、図8(A)に示す領域82のうち、円周部分82Eの濃度デジタル合計値よりも小さければ、編集処理が正しく行われたと判断し、検査合格と判定する。上記同様、この場合も、検査部208は、図8(C)に示す領域84のうち、円周部分84Eの濃度デジタル合計値が、図8(A)に示す領域82のうち、円周部分82Eの濃度デジタル合計値よりも所定量以上小さければ編集処理が正しく行われたと判断し、検査合格と判定するようにしてもよい。このようにしてユーザが所望する鮮鋭性の変更が出力物に確実に反映されていることを効果的に確認することが出来る。
<地肌除去量変更モードが実施される場合の画像検査例>
また、図9を用いて、地肌除去量変更モードが実施される場合について説明する。図9は、地肌除去量変更モードが実施される場合の画像検査対象を示す図である。ここで、図9(A)は、画像データ1の画像例を示しており、当該画像は、外側の領域から真っ白な領域、薄いハッチング領域、濃いハッチング領域の3段階の濃度領域を含む。
また、図9(B)は、デフォルト(通常出力)モードにおける画像データ2の画像例を示しており、図9(C)は、地肌除去量レベル「大」が選択された場合の画像データ2の画像例を示しており、図9(D)は、地肌除去量レベル「小」が選択された場合の画像データ2の画像例を示している。
ユーザにより地肌除去量変更モードが指定された場合、画像検査装置20のコントローラ204には、出力モード取得部205の要求等により、MFP10のコントローラ104から画像データ1の地肌とみなされた領域(例えば図9(A)の領域85)の画素の位置情報、その画素数、地肌除去量変更モードにおいて指定された地肌除去量レベル等の画像出力モードの情報等が送信されてくる。
ここで、検査項目設定部206は、コントローラ204に送信されてきた情報に基づき、画像データ2の地肌領域とみなす領域の画素数を検査項目として設定する。また、検査対象領域抽出部207は、画像データ2において地肌領域とみなす領域(例えば予め地肌除去量レベルに応じて設定された所定の濃度よりも薄い画像領域)を検査対象領域として抽出する。
なお、画像データ1において地肌領域とみなす領域の基準値と画像データ2において地肌領域とみなす領域の基準値とは異なる。例えば、画像データ1では、画像データ「30」以下等の領域を地肌領域とみなし、画像データ2では、地肌除去量変更モードにおいて指定された地肌除去量レベルに応じ、例えば画像データ「10」以下等の領域を地肌領域とみなす。なお、地肌除去量レベルが大きくなるほど、この基準値も大きくなる。ここで画像データの論理としては、理想的な白が画像データ「0」であり、画像が濃くなる程、値が大きくなる(最大値は画像データ「255」)。画像データ1に対する基準値としては、画像データ1に対してプリンタγ部53によるγ変換を経た後にデフォルトモードで地肌領域(例えば図9(B)の領域86)を判定する境界値が設定される。
検査部208は、画像データ2の地肌領域とみなす領域の画素数を求め、画像データ1の地肌領域とみなした領域の画素数と比較する。例えば、ユーザが地肌除去量変更モードにおいて地肌除去量レベル「大」と設定している場合には、画像データ2の地肌領域とみなす領域(例えば図9(C)の領域87)の画素数が画像データ1の地肌領域とみなした領域(例えば図9(A)の領域85)の画素数よりも増加していれば検査合格とし、同じか又は減少していれば検査不合格とする。このようにしてユーザが所望する地肌除去量の変更が出力物に確実に反映されていることを効果的に確認することが出来る。
また、ユーザが地肌除去量レベル「小」と設定している場合には、画像データ2の地肌領域とみなす領域(例えば図9(D)の領域88)の画素数が画像データ1の地肌領域とみなした領域(例えば図9(A)の領域85)の画素数よりも減少していれば検査合格とし、同じか又は増加していれば検査不合格とする。このようにしてユーザが所望する地肌除去量の変更が出力物に確実に反映されていることを効果的に確認することが出来る。なお、上述した判断基準(基準値)は、ユーザの操作表示装置110の指定に応じて適宜切り替えることが出来る。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。
なお第2実施形態は上述した第1実施形態と同様の構成を有するため、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
例えば、ユーザが操作表示装置110により画像出力モードとして「カラーバランス調整モード」を指定して画像全体の色味の変更を指示した場合、原稿画像データと比較して出力画像データ全体の色味が変化するため、検査対象領域として特定の領域を抽出しなくても良い。したがって、このような場合には、プリンタ補正部107から画像検査対象の位置情報や特徴量データ等を出力させることなく、検査部208は、画像データ1と画像データ2のそれぞれの全体のL*a*b*値を比較して、L*a*b*値が、ユーザが指定した方向に変化しているか否かを検査する。その結果ユーザが指定した画像出力モードに適した方法でユーザが所望する画像全体の色味の変更が出力物に確実に反映していることを確認することが出来る。
また、例えばユーザが操作表示装置110により画像出力モードとして「濃度調整モード」を指定して画像全体の濃度の変更を指示した場合、原稿画像と比較して出力画像全体の濃度が変化するため、検査対象領域として特定の領域を抽出しなくても良い。したがって、このような場合にも、プリンタ補正部107から画像検査対象の位置情報や特徴量データ等を出力させることなく、検査部208は、画像データ1と画像データ2のそれぞれの全体のL*値を比較する。また、検査部208は、ユーザが「濃度調整モード」において濃度を濃くする設定をしている場合には、画像データ2のL*値が予め設定した所定量以上小さくなっていれば合格とし、濃度を薄くする設定をしている場合には、画像データ2のL*値が予め設定した所定量以上大きくなっていれば合格として判定する。その結果ユーザが指定した画像出力モードに適した方法でユーザが所望する画像全体の濃度の変更が出力物に確実に反映していることを確認することが出来る。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。
なお第3実施形態は上述した第1実施形態又は第2実施形態と同様の構成を有するため、第1実施形態又は第2実施形態と異なる点についてのみ説明する。
例えば、ユーザが操作表示装置110により画質モードとして「文字モード」を指定した場合、画像検査装置20は、上述した鮮鋭性変更モードと地肌除去量変更モードが実施された場合の両方に相当する2つの画像検査を行う。なお、これらの2つの検査はお互いに独立した検査であり、別個に実施することが可能である。画像検査に必要な情報は、画像データ1がプリンタ補正部107を通過する際に、プリンタ補正部107が含む複数のモジュールから同時に出力されて、コントローラ104に送信される。
ユーザが画質モードとして「文字モード」を選択する場合、ユーザは、例えば鉛筆で書かれた文字や薄い文字等を含めて文字がしっかりと出力されることを所望していると考えられる。また、原稿の薄い色地(下地)は、厳密に再現したいのではなく、多少の下地に対しては地肌除去処理を行って文字を際立たせたいと所望していると考えられる。したがって、「文字モード」が指定された場合には、画像データ1よりも画像データ2のエッジ領域が濃くなっているか否か、及び画像データ1よりも画像データ2の方が、より地肌除去処理された状態(すなわち地肌除去量レベルが大きい状態)となっているか否かを検査項目とする。これにより、「文字モード」が適切に処理されているか検査することが可能となり、ユーザが所望する画像出力モードが確実に出力物に反映していることを効果的に確認することが出来る。
また、ユーザが画質モードとして「写真モード」を選択する場合には、ユーザは逆に滑らかな画像となることを所望していると考えられるため、フィルタ処理によって画像データ1よりも画像データ2のエッジ領域の濃度が下がっているか否かを検査項目とする。その結果ユーザが所望する画像出力モードが確実に出力物に反映していることを効果的に確認することが出来る。
<プログラムでの実施について>
上述した各実施形態は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、スキャナ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても良く、1つの機器から構成される装置(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、スキャナ、プリンタ等)に適用しても良い。
また、本発明は、上述した各実施形態の各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(CPU、MPU、DSP等)が、記録媒体に格納されたプログラムコードを実行することによっても達成することが可能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上述した各実施形態の各機能を実現することになり、そのプログラムコード又はそのプログラムを記憶した記録媒体自体が、本発明の実施形態となる。その結果、汎用のシステム又は装置にて本発明の各実施形態の機能を実現することが出来る。
なお、プログラムコードを供給するための記録媒体として、FD、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性メモリ、ROM等の光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記録媒体等を使用することが可能である。
また、本発明の実施形態としては、コンピュータがプログラムコードを読み出して実行することにより、上述した各実施形態の各機能が実現される形態だけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により上述した機能が実現される形態も含まれる。
また、本発明の実施形態としては、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した本発明の機能が実現される形態も含まれる。
上述したように、本発明の実施形態によれば、ユーザの所望する画像出力モードに応じて、出力物が適切に変更されているか否かを検査することが可能となる。なお、本発明の各実施形態は、単体としてのレーザプリンタや写真プリント機等であって、画像の出力の状態に変化を加えるモードを有するものにも適用することが可能である。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 画像検査システム
10 MFP
20 画像検査装置
30 外部PC端末
40 像域分離部
41 スキャナγ部
42 フィルタ処理部
43 色補正処理部
50 フィルタ処理部
51 色補正処理部
52 解像度変換部
53 プリンタγ部
54 中間調処理部
60,70 圧縮伸張処理部
61,71 ページメモリ
62,72 フォーマット変換部
63 データI/F部
64,73 CPU
80,81 色領域
82〜88 領域
101,201 画像読取部
102,202 スキャナ補正部
103,203 圧縮処理部
104,204 コントローラ
105,209 HDD
106 伸張処理部
107 プリンタ補正部
108 プロッタ
109 NIC
110 操作表示装置
205 出力モード取得部
206 検査項目設定部
207 検査対象領域抽出部
208 検査部
特開2008−272980号公報 特許第4407588号公報

Claims (18)

  1. 印刷媒体に出力された出力画像データと、前記印刷媒体に出力する前の、原稿から読み取られた原稿画像データとを比較して画像の出力状態を検査する画像検査装置であって、
    ユーザから指定された出力モードを取得する出力モード取得部と、
    前記出力モード取得部により取得された出力モードに応じて、画像の出力状態が変化する項目を検査項目として設定する検査項目設定部と、
    前記検査項目設定部により設定された検査項目ごとに画像の出力状態を検査する検査部と、を有することを特徴とする画像検査装置。
  2. 前記検査部は、前記原稿画像データと前記出力画像データにおける画像特性に基づいて検査することを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記出力モードに応じて画像の出力状態が変化する領域を検査対象領域として抽出する検査対象領域抽出部を備え、
    前記検査部は、前記検査項目ごとに前記検査対象領域抽出部により抽出された検査対象領域の画像の出力状態を検査することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像検査装置。
  4. 前記出力モードは、前記原稿画像データのカラーを変換するカラー変換モード、鮮鋭性を変更する鮮鋭性変更モード、及び地肌除去量を変更する地肌除去量変更モードのうちの少なくとも1つのモードを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  5. 前記検査対象領域抽出部は、前記出力モードが前記カラー変換モードである場合には、前記原稿画像データのカラーが変換される前の色領域及び前記色領域に対応する前記出力画像データの色領域を検査対象領域として抽出し、
    前記検査項目設定部は、前記検査対象領域がユーザから指定された色度方向に変化しているか否かを検査項目とすることを特徴とする請求項4に記載の画像検査装置。
  6. 前記検査部は、前記出力モードが前記カラー変換モードである場合には、前記原稿画像データ及び前記出力画像データの輝度・色差信号の前記検査対象領域の平均値を比較し、前記出力画像データの色度が前記原稿画像データの色度と比較してユーザから指定された色度方向に所定量以上変化している場合に検査合格と判定することを特徴とする請求項5に記載の画像検査装置。
  7. 前記検査部は、前記出力モードが前記カラー変換モードである場合には、ユーザから指定されたカラー変換後の色のトナーを用いて出力したパッチの輝度・色差信号の測定値の、前記出力画像データの前記検査対象領域の輝度・色差信号の値に対する色差が所定値以下である場合に検査合格と判定することを特徴とする請求項5に記載の画像検査装置。
  8. 前記検査対象領域抽出部は、前記出力モードが前記鮮鋭性変更モードである場合には、前記原稿画像データ及び前記出力画像データのそれぞれのエッジ領域を検査対象領域として抽出し、
    前記検査項目設定部は、前記原稿画像データ及び前記出力画像データの前記検査対象領域における濃度又は濃度変化量を検査項目とすることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  9. 前記検査部は、前記出力モードが前記鮮鋭度変更モードである場合であって、ユーザが鮮鋭性を高く、あるいは低くする設定をした場合には、前記出力画像データの濃度値の前記検査対象領域の合計値が前記原稿画像データの濃度値の前記検査対象領域の合計値より大きい、あるいは小さい場合に検査合格と判定することを特徴とする請求項8に記載の画像検査装置。
  10. 前記検査部は、前記出力モードが前記鮮鋭度変更モードである場合であって、ユーザが鮮鋭性を高く、あるいは低くする設定をした場合には、前記出力画像データの濃度値の前記検査対象領域の合計値が前記原稿画像データの濃度値の前記検査対象領域の合計値より所定量以上大きい、あるいは所定量以上小さい場合に検査合格と判定することを特徴とする請求項9に記載の画像検査装置。
  11. 前記検査対象領域抽出部は、前記出力モードが地肌除去量変更モードである場合には、前記原稿画像データ及び前記出力画像データのそれぞれにおいて地肌領域とみなす領域を検査対象領域とし、
    前記検査項目設定部は、前記検査対象領域における画素数を検査項目とすることを特徴とする請求項4乃至10のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  12. 前記検査部は、前記出力モードが前記地肌除去量変更モードである場合であって、ユーザが地肌除去量レベルを大きく、あるいは小さくする設定をした場合には、前記出力画像データの地肌領域とみなす領域の画素数が前記原稿画像データの地肌領域とみなす領域の画素数よりも増加、あるいは減少していれば検査合格とすることを特徴とする請求項11に記載の画像検査装置。
  13. ユーザが、前記原稿画像データと比較して前記出力画像データ全体の色味を変化させるモードを指定した場合、前記検査部は、前記原稿画像データと前記出力画像データの輝度・色差信号の値を比較して、ユーザが指定した方向に変化しているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  14. ユーザが前記原稿画像データと比較して前記出力画像データ全体の濃度を濃く、あるいは薄くする設定をした場合、前記検査部は、前記出力画像データのL*値が前記原稿画像データのL*値と比較して予め設定した所定量以上小さく、あるいは予め設定した所定量以上大きくなっていれば検査合格とすることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  15. ユーザが画質モードとして文字モードを指定した場合には、前記検査部は、前記原稿画像データよりも前記出力画像データの方がエッジ領域の濃度が高く、かつ地肌除去量レベルが大きい状態となっている場合、検査合格とすることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  16. ユーザが画質モードとして写真モードを指定した場合には、前記検査部は、前記原稿画像データよりも前記出力画像データの方がエッジ領域の濃度が低い場合、検査合格とすることを特徴とする請求項請求項1乃至15のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか一項に記載の画像検査装置を備えた画像形成装置。
  18. 印刷媒体に出力された出力画像データと、前記印刷媒体に出力する前の、原稿から読み取られた原稿画像データとを比較して画像の出力状態を検査する画像検査プログラムであって、
    コンピュータを、
    ユーザから指定された出力モードを取得する出力モード取得部、
    前記出力モード取得部により取得された出力モードに応じて、画像の出力状態が変化する項目を検査項目として設定する検査項目設定部、及び、
    前記検索項目設定部により設定された検査項目ごとに画像の出力状態を検査する検査部として機能させる画像検査プログラム。
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