JP2012167394A - インクジェット捺染用前処理インク、インクジェット捺染用前処理インクの製造方法、及びインクジェット捺染方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2−イミダゾリジノン、ニトロベンゼンスルホン酸またはその塩及びアルカリ成分を含有することを特徴とするインクジェット捺染用前処理インク。
【選択図】なし
Description
2)前処理工程分のコストがかかる
3)前処理した布帛が経時で劣化を起こし、長期間保存することができない
以上の様な各課題に対して、プリントの前工程で、布帛の前処理を行う方法が提案されている。例えば、特許文献1や特許文献2には、布帛に対する前処理を、インクジェット方式を用いて行う方法が開示されている。
本発明のインクジェット捺染用前処理インク(以下、単に前処理インクともいう)は、2−イミダゾリジノンと、ニトロベンゼンスルホン酸またはその塩とアルカリ成分とを含有することを特徴とする。
本発明の前処理インクでは、ヒドロトロピー剤として、2−イミダゾリジノンを含有することを一つの特徴とする。ヒドロトロピー剤とは、プリント後の発色工程において、一旦乾燥された色材の再溶解を促進し、発色濃度を向上させる効果を備えた添加剤である。
本発明の前処理インクでは、還元防止剤としてニトロベンゼンスルホン酸またはその塩を含有することを特徴の1つとする。本発明に係るニトロベンゼンスルホン酸塩としては、m−ニトロベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩、特にm−ニトロベンゼンスルホン酸のナトリウム塩を用いることが好ましい。
本発明の前処理インクには、アルカリ成分を含有させることを特徴の一つとする。
本発明の前処理インクには、水溶性高分子ポリマーを含有させることが好ましい。本発明において、水溶性高分子ポリマーは糊剤として作用する。本発明に適用可能な水溶性高分子ポリマーとしては、例えば、グアーガム、ローカストビーンガム等の天然ガム類、澱粉類、アルギン酸ソーダ、ふのり等の海草類、ペクチン酸等の植物皮類、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、焙焼澱粉、アルファ澱粉、カルボキシメチル澱粉、カルボキシエチル澱粉、ヒドロキシエチル澱粉等の加工澱粉、シラツガム系、ローストビーンガム系等の加工天然ガム、アルギン誘導体、あるいは、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸エステル等の合成糊、エマルジョン等を用いることができる。
本発明の前処理インクをインクジェット方式により布帛上に付与する場合には、水溶性有機溶剤を含有させることができる。
本発明の前処理インクには、界面活性剤を含有させることができる。界面活性剤としては、陽イオン性、陰イオン性、両性、非イオン性のいずれも用いることができ、陽イオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪族アミン塩、脂肪族4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩等が挙げられる。陰イオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸石鹸、N−アシル−N−メチルグリシン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグルタミン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホ琥珀酸エステル塩、アルキルスルホ酢酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン、硫酸化油、高級アルコール硫酸エステル塩、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩、第二級高級アルコールエトキシサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、モノグリサルフェート、脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、例えば、カルボキシベタイン型、スルホベタイン型、アミノカルボン酸塩、イミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン二級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(例えば、エマルゲン911)、ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(例えば、ニューポールPE−62、三洋化成工業社製)、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアミンオキサイド、アセチレングリコール、アセチレンアルコール等が挙げられる。
本発明の前処理インクには、上記の各添加剤の他に、防腐剤、防黴剤を添加することができる。防腐剤、防黴剤としては、例えば、芳香族ハロゲン化合物(例えば、Preventol CMK、バイエル社製)、メチレンジチオシアナート、含ハロゲン窒素硫黄化合物、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(例えば、PROXEL GXL、ICI社製)等が挙げられる。
本発明の前処理インクのpHとしては、25℃において9.5以上、11.5以下であることが好ましく、より好ましくは10.0以上、11.0以下である。本発明の前処理インクのpHは、例えば、東亜電波工業株式会社のデジタルpHメーターHM−30S等を用い、25℃におけるpH値として測定する。
本発明の前処理インクをインクジェット方式により布帛に付与する場合、前処理インク中に溶存気体が含まれていると、インクジェットヘッドから吐出させる際に前処理インク中に微細な気泡が発生し、吐出不良を引き起こす要因となる。そこで、そのような溶存気体を前処理インク中から除去することが好ましく、その脱気方法としては、大きく分けて、煮沸や減圧等の物理的方法により脱気する方法と、吸収剤を前処理インク中に添加混合させる化学的方法とがある。
本発明のインクジェット捺染方法においては、インクジェットヘッドを用いて前処理インクを布帛に付与する方法を用いる。
次いで、本発明のインクジェット捺染方法で用いる記録インクについて説明する。
本発明においては、記録インク中に色材として染料を含むことが好ましく、更に好ましくは色材として反応性染料を含むことが好ましい。
C.I.Reactive Yellow;2、3、7、15、17、18、22、23、24、25、27、37、39、42、57、69、75、76、81、84、85、86、87、92、95、102、105、111、125、135、136、137、142、143、145、151、160、161、165、167、168、175、176、
C.I.Reactive Orange;1、4、5、7、11、12、13、15、16、20、30、35、56、64、67、69、70、72、74、82、84、86、87、91、92、93、95、107、
C.I.Reactive Red;2、3、3:1、5、8、11、21、22、23、24、24:1、28、29、31、33、35、43、45、49、55、56、58、65、66、78、83、84、106、111、112、113、114、116、120、123、124、128、130、136、141、147、158、159、171、174、180、183、184、187、190、193、194、195、198、218、220、222、223、226、228、235、
C.I.Reactive Violet;1、2、4、5、6、22、23、33、36、38、
C.I.Reactive Blue;2、3、4、7、13、14、15、19、21、25、27、28、29、38、39、41、49、50、52、63、69、71、72、77、79、89、104、109、112、113、114、116、119、120、122、137、140、143、147、160、161、162、163、168、171、176、182、184、191、194、195、198、203、204、207、209、211、214、220、221、222、231、235、236、
C.I.Reactive Green;8、12、15、19、21、
C.I.Reactive Brown;2、7、9、10、11、17、18、19、21、23、31、37、43、46、
C.I.Reactive Black 5、8、13、14、31、34、39、
等が挙げられる。
本発明に係る記録インクに用いられる水溶性有機溶剤としては、前述の前処理インクに用いるものと同様のものを用いることができる。水溶性有機溶剤の含有量としては、記録インク全質量に対して10〜60質量%であることが好ましい。
本発明に係る記録インクにおいて用いられる界面活性剤としては、前述の前処理インクに用いるものと同様のものを用いることができる。
本発明に係る記録インクにおいては、インク粘度や染料を安定に保ち発色を良くするために、インク中に無機塩を添加することができる。無機塩としては、例えば、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム等が挙げられる。本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明に係るインクにおいて、インクの長期保存安定性を保つため、防腐剤、防黴剤をインク中に添加することができる。防腐剤、防黴剤としては、例えば、芳香族ハロゲン化合物(例えば、Preventol CMK、バイエル社製)、メチレンジチオシアナート、含ハロゲン窒素硫黄化合物、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(例えば、PROXEL GXL、ICI社製)等が挙げられる。本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明のインクジェット捺染方法において、使用する布帛を構成する素材としては、反応性染料で染色可能な繊維を含有するものが好ましく、特に制限はないが、中でも、綿、絹、麻、羊毛、ナイロン繊維、レーヨン繊維及びこれらの混紡から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。布帛としては、上記に挙げた繊維を、織物、編物、不織布等いずれの形態にしたものでもよい。又、本発明で使用し得る布帛としては、色材で染色可能な繊維が100%であることが好適であるが、混紡織布又は混紡不織布等も捺染用布帛として使用することができる。又、上記の様な布帛を構成する糸の太さとしては、10〜100dの範囲が好ましい。
本発明の前処理インク及び記録インクを用いて、布帛に印字を行うインクジェット捺染方法では、それぞれのインクを出射して画像形成がなされた布帛を乾燥した後巻き取り、加熱により発色し(発色工程)、布帛を洗浄、乾燥させることが望ましい。インクジェット捺染方式においては、記録インクを布帛に印字し、ただ放置しておくだけではうまく染着しない。また、長尺の布帛に長時間印字し続ける場合では、布帛が延々と搬送されるため、床等に印字した布帛が重なることにより、場所を占め、それは不安全でありまた予期せず汚れてしまう場合がある。そのために印字後、巻き取る操作が必要となる。この操作時に布帛と布帛の間に紙や布、ビニール等の印字に関わらない媒体を挟んでもかまわない。ただし途中で切断する場合や短い布帛に対しては必ずしも巻き取る必要はない。
本発明のインクジェット捺染方法に適用可能なインクジェット捺染装置の一例について説明する。
本発明のインクジェット捺染方法においては、本発明の前処理インクをインクジェットヘッド(以下、単にヘッドともいう)を用いて布帛上に付与する。前処理インクをヘッドで付与することで、必要な部位に必要な量の前処理インクを均一にムラなく付与することができる。
本発明で使用するインクジェット捺染装置においては、布帛上に前処理インクを付与した後、布帛を乾燥する乾燥手段を有していることが好ましい。
以下に、図を用いて上記説明した本発明に適用可能なインクジェット捺染装置の一例について説明するが、本発明は、これら例示する構成にのみ限定されるものではない。
《記録インクセットの調製》
〔記録インクセット1の調製〕
(記録インクRY1の調製)
下記の各添加剤を攪拌混合して溶解させた後、0.2μmPTFEフィルターでろ過した。次いで、調製した記録インクRY1を中空糸膜(三菱レイヨン製)内に通液し、中空糸膜の外表面側を真空ポンプで減圧することにより脱気処理を行った。
エチレングリコール 15質量%
プロピレングリコール 20質量%
グリセリン 5.0質量%
オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面活性剤、日信化学工業社製)
0.2質量%
イオン交換水 49.8質量%
(記録インクRM1、RC1、RK1の調製)
上記記録インクRY1の調製において、C.I.Reactive Yellow 95を、それぞれ同量のC.I.Reactive Red 24、C.I.Reactive Blue 72、C.I.Reactive Black 39に変更した以外は同様にして、記録インクRM1、RC1、RK1を調製した。
上記調製した記録インクRY1、RM1、RC1、RK1を、記録インクセット1とした。
(記録インクRY2の調製)
下記の各添加剤を攪拌混合して溶解させた後、0.2μmPTFEフィルターでろ過した。次いで、調製した記録インクRY2を中空糸膜(三菱レイヨン製)内に通液し、中空糸膜の外表面側を真空ポンプで減圧することにより脱気処理を行った。
エチレングリコール 15質量%
プロピレングリコール 20質量%
グリセリン 5.0質量%
オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面活性剤、日信化学工業社製)
0.2質量%
2−イミダゾリジノン 10質量%
イオン交換水 39.8質量%
(記録インクRM2、RC2、RK2の調製)
上記記録インクRY2の調製において、C.I.Reactive Yellow 95を、それぞれ同量のC.I.Reactive Red 24、C.I.Reactive Blue 72、C.I.Reactive Black 39に変更した以外は同様にして、記録インクRM2、RC2、RK2を調製した。
上記調製した記録インクRY2、RM2、RC2、RK2を、記録インクセット2とした。
〔前処理インクPT−1の調製〕
下記の各添加剤を攪拌混合して溶解させた後、0.2μmPTFEフィルターでろ過した。次いで、調製した前処理インクPT−1を中空糸膜(三菱レイヨン製)内に通液し、中空糸膜の外表面側を真空ポンプで減圧することにより脱気処理を行った後、前処理インクPT−1を2分割して真空パックにそれぞれ充填し、一方を40℃で4週間保管し、他方を25℃で4週間保管とした。
2−イミダゾリジノン 5.0質量%
ニトロベンゼンスルホン酸塩:m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム
1.0質量%
有機溶媒:プロピレングリコール 17.5質量%
界面活性剤:オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面活性剤、日信化学工業社製) 0.10質量%
水溶性高分子ポリマー:PEG6000(ポリエチレングリコール6000、関東化学社製) 4.0質量%
イオン交換水 69.4質量%
〔前処理インクPT−2〜PT−8の調製〕
上記前処理インクPT−1の調製において、アルカリ成分(炭酸ナトリウム)の添加量、2−イミダゾリジノンの添加の有無と添加量、尿素の添加の有無を、表1に記載の条件に変更した以外は同様にして、前処理インクPT−2〜PT−8を調製した。なお、イオン交換水の添加量は、総量が100質量%となるように適宜調整した。なお、前処理インクPT−2については、前処理インクPT−1と同様に、2分割して真空パックにそれぞれ充填し、一方を40℃で4週間保管し、他方を25℃で保管とした。その他の前処理インクは、25℃で4週間の保管のみとした。
NBSA:m−ニトロベンゼンスルホン酸
NBSA・Na:m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム
NBSA・K:m−ニトロベンゼンスルホン酸カリウム
〈有機溶媒〉
PG:プロピレングリコール
〈界面活性剤〉
E−1010:オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面活性剤、日信化学工業社製)
〈水溶性重合性モノマー〉
PEG6000:ポリエチレングリコール6000、関東化学社製
〔プリント物1の作製〕
図1、2に記載のインクジェット捺染プリンターを用いて、プリント物1を作製した。
上記プリント物1の作製において、前処理インクの種類(含む保存条件違い)、記録インクセットの種類、及び布帛の種類を、表2に記載の組み合わせに変更した以外は同様にして、プリント物2〜15を作製した。なお、表2に記載の布帛である綿帆布は、色染社製のものを使用した。
〔出射安定性の評価〕
図1、図2に記載のインクジェット捺染プリンターを用いて、キャリッジ5の前処理インク吐出用ヘッドPTに各前処理インクを充填し、布帛として綿ブロード(色染社製)を用い、この布帛を図2に示すX2方向に搬送しながら、キャリッジ5の前処理インク吐出用ヘッドPTから、各前処理インクを12ml/m2の付量となるように布帛全面に一様に付与してベタ印字を行った。
○:フェノールフタレイン含有記録紙上のベタ画像はほぼ均一であり、一部で弱いノズル欠の発生は認められるが、実用上は問題のない特性である
×:フェノールフタレイン含有記録紙上のベタ画像に発色ムラ及びノズル欠の発生は認めら、実用上問題となる特性である
《プリント物の評価》
上記作製した各プリント物について、下記の方法に従って発色性、にじみ耐性の評価を行った。
上記方法に従って形成した各色ベタ画像の反射濃度を、反射濃度計(X−rite938)を用いてそれぞれ測定し、下記の基準に従って発色性の評価を行った。
○:ほぼ設定した画像濃度が得られ、実用上十分な発色性である
△:設定した画像濃度にやや到達しない品質で、実用上懸念される品質である
×:明らかに設定した画像濃度に到達しない品質で、実用に耐えない品質である
〔にじみ耐性の評価〕
上記形成した単色のベタ画像、2色混合のベタ画像、3色混合のベタ画像のベタ画像部分と白地部との境界領域を、ルーペを用いてにじみ発生の有無を観察し、下記の基準に従ってにじみ耐性の評価を行った。
○:2色混合のベタ画像の境界部までにじみの発生が全く認められず、極めて鮮明な画像である。3色混合のベタ画像の境界部では僅かなにじみの発生が認められるが、鮮明で良好な画像である
△:単色のベタ画像では境界部までにじみの発生が全く認められず、極めて鮮明な画像である。2色混合のベタ画像の境界部では僅かなにじみの発生が認められるが、鮮明で良好な画像である
×:単色のベタ画像の境界部で強いにじみの発生が認められる
以上により得られた結果を、表2に示す。
《前処理インクの調製》
〔前処理インクPT−9〜PT−14の調製〕
実施例1に記載の前処理インクPT−1の調製において、アルカリ成分の組み合わせと添加量を、表3に記載の様に変更した以外は同様にして、前処理インクPT−9〜PT−14を調製した。なお、前処理インクは、25℃で4週間保存した後、各評価に用いた。
SC:炭酸ナトリウム
SBC:重炭酸ナトリウム
PC:炭酸カリウム
実施例1に記載のプリント物1の作製において、前処理インクの種類を、表4に記載の組み合わせに変更した以外は同様にして、プリント物16〜21を作製した。
上記調製した前処理インクPT−9〜PT−14及び作製したプリント物16〜21について、実施例1に記載の方法と同様にして、前処理インクの出射安定性と、プリント物の発色性及びにじみ耐性の評価を行い、得られた結果を表4に示す。
2 サポートロール
3 搬送ロール
4 ニップロール
5 キャリッジ
P 布帛
PT 前処理インク吐出用ヘッド
C、M、Y、K 記録インク吐出用ヘッド
Claims (7)
- 2−イミダゾリジノン、ニトロベンゼンスルホン酸またはその塩及びアルカリ成分を含有することを特徴とするインクジェット捺染用前処理インク。
- 前記アルカリ成分が、炭酸塩または炭酸水素塩であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット捺染用前処理インク。
- 前記アルカリ成分の炭酸塩または炭酸水素塩が、ナトリウム塩またはカリウム塩であり、インク全質量における該ナトリウム塩の含有量が、該カリウム塩の含有量よりも多いことを特徴とする請求項2記載のインクジェット捺染用前処理インク。
- 前記アルカリ成分は、炭酸塩及び炭酸水素塩の総量に対する前記炭酸塩の含有比率が、60質量%以上であることを特徴とする請求項2記載のインクジェット捺染用前処理インク。
- 水溶性高分子ポリマーを含有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用前処理インク。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用前処理インクを製造することを特徴とするインクジェット捺染用前処理インクの製造方法。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用前処理インクを用いるインクジェット捺染方法であって、インクジェットヘッドを用いて該インクジェット捺染用前処理インクを布帛に付与した後、記録インクを該布帛に付与することを特徴とするインクジェット捺染方法。
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