JP2012163038A - 内燃機関の吸気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気マニホールドのフランジとシリンダヘッドとの締結面における面圧分布の偏りを抑制することができる吸気構造を提供する。
【解決手段】バンク間の中央でエンジン本体の上方に位置して、シリンダ毎に複数の吸気流路13、15が気筒列方向に連接し、左バンクの吸気流路13、15が左バンクのシリンダヘッドに接続し、右バンクの吸気流路が右バンクのシリンダヘッドに接続することにより、エンジン本体側に向かって末広がり形状に構成され、複数の吸気流路13、15より外側に設けられたボルト23bによりフランジ23がシリンダヘッドに接続されている吸気マニホールドを備えた吸気構造において、吸気マニホールドは、燃焼ガスの一部を吸気流路13、15に導入し、吸気流路13、15の壁部のうち、ボルト側23bの壁部に設けられ、フランジ23に接合されたガス流路41を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関の吸気構造に関するものである。
複数の吸気経路が形成された2つのマニホールド配列が吸気流の上流側で集合し下流側で分離することで2バンクの各吸気ポートに吸気経路を介して吸気を分配すると共に、吸気経路外から吸気経路内へガスを導入する吸気経路ガス導入装置を備えた内燃機関の吸気マニホールドにおいて、吸気経路ガス導入装置は、2つのマニホールド配列の分離部分における空間を囲むことにより前記マニホールド配列の配列方向に形成されたガス導入路と、吸気経路毎にガス導入路から分岐してガス導入路よりも前記吸気経路における下流側にて吸気経路に開口するガス分岐路とを有し、分離側のマニホールド配列の先端部分に形成されたフランジを介してシリンダヘッドに接続される吸気マニホールドが知られている(特許文献1)。
特開2009−287418号公報
しかしながら、上記吸気マニホールドの構成では、フランジ及び下流側の吸気経路とフランジとの接合部分の剛性が高くないため、フランジの外縁部分で複数のボルトによって吸気マニホールドとシリンダヘッドとを締結した場合に、バンク間となる側においてボルトとボルトの間の接合面の延長距離が長くなり、フランジとシリンダヘッドとの締結面における面圧分布の偏りが大きくなる、という問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、吸気マニホールドのフランジとシリンダヘッドとの締結面における面圧分布の偏りを抑制することができる、内燃機関の吸気構造を提供する。
本発明は、燃焼ガスの一部を吸気流路に導入するガス流路を、吸気流路の壁部のうちボルト側の第1の壁部に設け、フランジに接合することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、ガス流路により吸気流路の外側の壁部及びフランジの剛性が高まるため、複数の吸気流路より外側に設けられたボルト等によりフランジとシリンダヘッドとを締結した場合でも、バンク間となる側において締結面における面圧分布の偏りを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気マニホールド及びシンダヘッドの斜視図である。 図1のシリンダヘッドの斜視図である。 図1の吸気マニホールドの斜視図である。 図1の吸気マニホールドの底面図である。 図4のV-V線に沿う断面図である。 図3のVI-VI線に沿う断面図である。 図3のVII-VII線に沿う断面図である。 図3のVIII-VIII線に沿う断面図である。 図8のIX線で囲う部分の拡大図である。 本発明の他の実施形態に係る内燃機関の吸気マニホールドの吸気流路の拡大断面図(図9相当図)である。 本発明のさらに他の実施形態に係る内燃機関の吸気マニホールドの吸気流路の拡大断面図(図9相当図)である。 図11の吸気マニホールドの底面図の一部を示す図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る内燃機関の吸気マニホールドの吸気流路の拡大断面図(図9相当図)である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気構造を適用した吸気マニホールド100及びシリンダヘッド200の斜視図であり、図2はシリンダヘッド200の斜視図であり、図3は吸気マニホールド100の斜視図である。本例の吸気マニホールド100はV型6気筒内燃機関(以下、エンジンともいう)のマニホールドであり、シリンダヘッド200は、左バンクのシリンダヘッドに相当する。なお、図示はされていないが、左バンクと同様に右バンクのシリンダヘッドもあり、本例の吸気マニホールド100と接続されている。また、吸気マニホールド100は、例えば樹脂により形成される。
図1〜図3に示すように、吸気マニホールド100は、バンク間の中央で、エンジン本体の上方の位置に設けられ、各吸気流路11〜16と、フランジ21〜23と、蓋部31とを備えている。吸気マニホールド100は、フランジ21により、吸気系側の吸気コレクタ(図示しない)及びブランチ(図示しない)に接続され、フランジ21には、当該マニホールドとボルトにより締結するための締結孔21aが設けられている。また吸気マニホールド100は、フランジ22により、右バンクのシリンダヘッド200に接続され、フランジ23により、左バンクのシリンダヘッド200に接続されている。フランジ22には、ボルト22bにより右バンクのシリンダヘッド200と締結するための締結孔22aが設けられている。またフランジ23には、ボルト23bにより左バンクのシリンダヘッド200と締結するための締結孔23aが設けられている。またフランジ22及び締結孔22aと、フランジ23及び締結孔23aとは、後述する各吸気流路11〜16の壁部の外側に設けられていて、ボルトの締結作業が出来ない吸気流路11〜16のバンク間となる側には設けられていない。
吸気コレクタ側のマニホールドのブランチは、フランジ21で集約され、各吸気流路11〜16にそれぞれ接続され、吸気流路11〜16は、シリンダ毎に接続されている。また左バンクの吸気流路11、13、15は左バンクのシリンダヘッド200の吸気ポート201、203、205と連通し、右バンクの吸気流路12、14、16は右バンクのシリンダヘッドの各吸気ポートとそれぞれ連通している。これにより、吸気コレクタから吸入される外気が各吸気流路11〜16を通り、各気筒の吸気ポートに供給される。
吸気流路11、13、15はシリンダ毎に気筒列方向に連接し、吸気流路12、14、16はシリンダ毎に気筒列方向に連接している。また、吸気流路11〜16は、吸気流路11、13、15と吸気流路12、14、16とが、上流側であるフランジ21から下流側であるフランジ22、23に向かって遠ざかるように、形成されている。これにより、吸気マニホールド100は、気筒列方向からみたときに、フランジ21に接続されている、吸気コレクタ側のフランジから、エンジン本体に向かって末広がり形状に構成されている。
蓋部31は、吸気マニホールド100の側面の一部を覆い、後述するEGR管41の壁部の一部を構成する。また、吸気マニホールド100の右バンクにも、同様に、後述する蓋部32が設けられており、蓋部32は、後述するEGR管42の壁部の一部を構成する。
また、シリンダヘッド200には、燃料噴射バルブ210が、燃焼室内の側方から各気筒内に燃料を直接噴射するようにシリンダヘッド200の側面に設けられている。なお本例の吸気構造は直噴型エンジンに限定されるものではない。
次に、吸気通路11〜16、蓋部31、32及びEGR管40、41、42の詳細な構成を、図4〜図9を用いて説明する。図4は吸気マニホールド100の底面図であり、図5は図4のV-V線に沿う断面図である。図6は図3のVI-VI線に沿って破断した斜視図であり、図7は図3のVII-VII線に沿って破断した斜視図であり、図8は図3のVIII-VIII線に沿って破断した斜視図であり、図9は図8の点線部分IXの拡大図である。
本例の吸気マニホールド100には、EGR管40、41、42が設けられている。EGR管40、41、42は、エンジンの燃焼ガスの一部である、ブローバイガスやEGRによる混合ガス(以下、EGRガスと称す。)を排気流路の排気ブランチから還流させ、吸入空気中に供給するための流路であり、各吸気流路11〜16に連通している。
EGR管40の一端には、吸気マニホールド100の底面側に向けて開口する開口部40aが形成されており、排気ブランチから流入するEGRガスは、開口部40aからEGR管40に供給される。開口部40aは、吸気マニホールド100の底面側からみたとき、EGR管40の分岐点の位置に設けられている。EGR管40の他端は、吸気流路11、13、15の列と吸気流路11、13、15の列との中央部分で分岐し、EGR管41及びEGR管42と連通している。
EGR管41は、左バンクの吸気流路11、13、15の側壁のうち、ボルト23b側の壁部111、131、151、壁部111と壁部131とを連接する壁部171、及び、壁部131と壁部151とを連接する壁部172により形成されている。また、EGR管42は、右バンクの吸気流路12、14、16の側壁のうち、ボルト22b側の壁部121、141、161、壁部121と壁部141とを連接する壁部181、及び、壁部141と壁部161とを連接する壁部182により形成されている。
これにより、EGRガスは、吸気マニホールド100の底面側から(フランジ22、23側から)EGR管40を通り、吸気流路11、13、15と吸気流路12、14、16との中央部分で分流され、吸気流路13と吸気流路15との間に設けられるEGR管41と、吸気流路14と吸気流路16との間に設けられるEGR管42とをそれぞれ通り、吸気流路11〜16の外側のEGR管41及びEGR管42をそれぞれ通り、各吸気流路11〜16に供給される。
以下、図6〜図9を用いて、EGRガスが、EGR管41から吸気流路13へ流れる部分の構成を説明するが、他の吸気流路11、12、14〜16と、EGR管41、42との構成も同様である。
EGR管41は、気筒列方向と平行で、壁部170に沿って形成されているEGR管41aと、吸気流路13と平行になるよう形成されているEGR管41bと、フランジ23の底面と平行になるよう形成されているEGR管41cとを備えている。吸気マニホールド100のボルト23a側の側面について、壁部131の一部である壁部131a及び壁部131bの厚さが他の壁部131cの厚さより大きくなるように形成され、また厚さが大きい壁部131aのボルト側の側面には、吸気流路13に向かって凹んだ凹部が形成されている。そして、当該凹部が、EGR管41aの側壁となる。蓋部31は、当該凹部を覆うように、吸気マニホールド100のボルト23a側の側面から壁部131aに接合されている。そして、蓋部31のうち、当該凹部を覆っている部分が、EGR管41aの側壁となる。
EGR管41bは、EGR管41aから屈曲し、管がフランジ23内まで伸びるように形成されている。すなわち、EGR管41bは、壁部131b内を貫通した管を設けることで形成されている。EGR管41bの軸方向に垂直な方向の断面の面積は、EGR管41aの断面の面積より小さい。またEGR管41bの一部となる壁部131bの厚さ(図7のdに相当する)が、EGR管41の一部とならないよう、換言すれば、EGR管41と接合しない壁部131cの厚さ(図7のdに相当する)より大きくなるよう、壁部131が形成されている。フランジ23の底面23cの一部には溝が形成されており、当該溝は、EGR管41bと吸気流路13とが連通するように形成され、当該溝がEGR管41cとなる。フランジ23の底面23cは、左バンクのシリンダヘッド200と当接するため、当該溝はシリンダヘッド200により覆われることになる。EGR管41cは、フランジ23の底面23cに設けられた溝及びシリンダヘッド200により形成されることで、フランジ23に接合されている。
上記のように、本例は、壁部111、131、151に設けられ、フランジ23に接合されたEGR管41と、壁部121、141、161に設けられ、フランジ22に接合されたEGR管42とを有する。これにより、吸気流路11〜16の外側の壁部及びフランジ22、23の剛性が高まり、フランジ部分全体が剛性の高い枠体を構成することになるため、吸気マニホールド100を、フランジ22の外縁部分で複数のボルトを介してシリンダヘッド200に締結した場合に、バンク間となる側においてもフランジ22の底面である締結面における面圧分布の偏りを抑制することができる。
また、V型多気筒内燃機関において、空気の流路となるブランチ及びコレクタと、吸気マニホールド100とが分割されているため、フランジ21の外縁部にはボルトにより締結される締結孔21aが設けられている。そして、吸気マニホールド100は、左バンクのシリンダヘッド200及び右バンクのシリンダヘッドにもボルトにより締結されるため、フランジ22、23の外縁部に締結孔22a、23aが設けられる。ここで、吸気マニホールド100を平面図でみた場合に、締結孔22a及び締結孔23aは、締結孔21aに対して外側に締結孔21aを避けるように配置される。そのため、ボルトの締結孔22a、23aは、フランジ22、23の平面上において、より外側に寄って配置される。かかる場合に、ボルト22b、23bにより、吸気マニホールド100とシリンダヘッド200とを締結させると、面圧がフランジ22、23の平面上において外側にかかってしまい、面圧分布が偏る可能性がある。
本例は、上記のようにEGR管41及びEGR管42を設けることによって、フランジ22、23の平面上の外縁部分において、剛性が高まるため、ボルトによる締結時に、加圧が当該外縁部に面圧が集中する場合でも、面圧分布の偏りを緩和することができる。
また本例において、EGR管41のうち、下流側のEGR管41bの一部になっている壁部131bの厚さが、EGR管41と接合しない壁部131cの厚さより大きくなるように、壁部131が形成されている。これにより、ボルト22b、23bにより吸気マニホールド100とシリンダヘッド200とを締結する場合に、締結面にボルトの軸力を効率よく伝達することができる。
また本例において、左バンクのEGR管41と右バンクのEGR管42とが、吸気流路11、13、15の列と吸気流路12、14、16の列との間の中央部分で連結されている。これにより、吸気マニホールド100において、ブランチから供給される空気の入り口である開口孔40aを複数設けなくもよいため、構造を簡素化することができる。また流路41及び流路42を金型により成形することができる。またEGR管40をEGR管41及びEGR管42に分岐することで、EGR管40〜42に加わる応力を緩和させることができる。また、EGR管41とEGR管42との間で発生する流量の差を抑制することができる。
また本例は、燃焼室内の側方から気筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射バルブ210を備える。本例は、吸気流路11、13、15と吸気流路12、14、16との間に形成される空洞部分に、必ずしも壁部に沿ったEGR管を設ける必要がないため、フランジ22、23を、当該空洞部分まで延在させなくてもよい。そのため、燃料が燃焼室内の側方から気筒内に直接噴射される位置に、燃料噴射バルブ210を設けた場合において、シリンダヘッド200における、フランジ22との締結面が、設計上、燃料噴射バルブ210と干渉することを防ぐことができる。また、燃料噴射バルブ210の挿入孔を加工する場合に、加工工具が当該締結面と干渉することを防ぐことができる。その結果として、シリンダヘッド200の設計上の自由度を高めることができる。
また、本例において、EGR管41cは、フランジ23に形成された溝により、構成されている。これにより、EGR管41cを金型により成形することができるため、製造コストを抑えることができる。なお、本例において、EGR管41cは、フランジ23に形成された溝によって構成されているが、シリンダヘッド200上の、フランジ23との締結面に溝を形成することで構成してもよい。
なお、本例のEGR管40、41、42が本発明の「ガス流路」に相当し、壁部131aが「第1の壁部」に相当し、壁部131bが「第2の壁部」に、壁部131cが「第3の壁部」に相当する。
《第2実施形態》
図10は本例の吸気マニホールド100の吸気流路13を含む一部分を破断した断面図であって、図9の拡大図に対応する図である。本例では上述した第1実施形態に対して、EGR管41bの形状が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を援用する。
図10に示すように、EGR管41bは、吸気流路13と平行な管であり、EGR管41aと開口部411で連通して、EGR管41cと開口部412で連通している。開口部411はEGR管41bの上流側に配置され、かつ、EGR管41aに向けて開口し、開口部412はEGR管41bの下流側に配置され、かつ、シリンダヘッド200に向けて開口している。EGR管41bは、管の軸に対して垂直方向の断面の面積が開口部411と開口部412との間で大きくなるよう形成され、開口部411の開口する面積が開口部412の開口する面積より大きくなるように形成されている。
上記のように、本例は、EGR管41bが吸気流路13と平行になるように形成されている。これにより、吸気流路13を製造する金型と同一の金型により、EGR管41bを製造することができる。また、金型鋳造や射出成形によりEGR管41bを成形することができる。
また本例は、開口部411の面積が開口部412の面積より大きくなるように形成されている。これにより、EGR管41bを製造する際の金型の剛性を高めることができる。また、流体が吸気流路13から逆流しEGR管41aに流れることを防ぐことができる。
なお、本例のEGR管41aが本発明の「第1のガス流路」に相当し、EGR管41bが「第2のガス流路」に相当する。
《第3実施形態》
図11は本例の吸気マニホールド100の吸気流路13を含む一部分を破断した断面図であって、図9で示す拡大図に相当する。図12は、吸気マニホールド100の吸気流路3の周辺部分の底面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、流動化可変弁50が設けられている点が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を援用する。
流動可変弁50は吸気流路13内の流動を可変するための弁である、流動可変弁50を開閉することで、各気筒の燃焼室内に吸気過流を発生させ、流動可変弁50の開閉の度合いを調整することで、燃焼室内で発生する吸気過流の程度を調整することができる。流動可変弁50は、弁体51と、回転軸52とを備え、EGR管41cと吸気流路13とを連通する連通口411より上流側の吸気流路13に設けられている。弁体51は、吸気流路13の断面の形状よりも小さい板状に形成されており、EGR管41cと近い部分には、当該板状の一部を切り欠いた切り欠き部511が形成されている。回転軸52は、弁体51と、吸気流路13の内壁とを接続する。図12に示すように、流動可変弁50が閉じている状態の時に、吸気流路13を流れる流体の流速は、切り欠き部51が形成されている部分が最も早くなり、EGR管41cの連通口411は、流動可変弁50が閉じている状態で、吸気流路13内で最も流速の早い部分に向けて設けられている。
上記のように、本例において、EGR管41cと吸気流路13との連通口411は、流動可変弁50より下流側に設け、流動可変弁50が閉じている状態で、吸気流路13内で最も流速の早い部分に向けて設けられている。これにより、これにより、EGRガスを効率よく燃焼室内に供給することができ、EGRガスによる焼成生成物が固まり、流路内に付着することを防ぐことができる。
なお本例は、吸気流路13に流動可変弁50を設けているが、他の吸気流路11、12、14〜16にも、同様に、流動可変弁50を設けてもよい。
《第4実施形態》
図13は本例の吸気マニホールド100の吸気流路13を含む一部分を破断した断面図であって、図9で示す拡大図に相当する。本例では上述した第1実施形態に対して、壁部133の形状及び蓋部31の形状が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を援用する。
壁部133aの外壁、換言すれば、壁部133aのボルト側の壁面は、吸気流路13と平行になるように、形成されている。蓋部31は、壁部133aの外壁を覆うように壁部133aに設けられている。これにより、蓋部31と壁部133a、133bとを接合する接合面は、吸気流路13と平行になるよう形成される。
上記のように、本例は、壁部133aと対向する蓋部31を備え、蓋部31と壁部133との接合する接合面は、吸気流路13と平行になるよう形成されている。これにより、蓋部31を振動溶着で壁部133に接合することができ、また蓋部31を樹脂により形成することができため、蓋部31の軽量化を図ることができる。また、蓋部31が吸気流路13に対して平行な状態で壁部133に接合することができるため、壁部133aの内壁側から押さえて振動溶着を行う際に、荷重が接合面に対して垂直方向に加わるため、蓋部31が壁部133より滑り落ちることを防ぎ、製造時の安定性を高めることができる。
なお、本例は蓋部31のみではなく、蓋部32に上記構成を用いてもよい。
100…吸気マニホールド
11、12、13、14、15、16…吸気流路
111、121、131、141、151、161、180、171、172、180、181、182…壁部
131a、131b、131c…壁部
21、22、23…フランジ
21a、22a、23a…締結孔
22b、23b…ボルト
23c…底面
31、32…蓋部
40、41、42…EGR管
40a…開口部
41a、41b、41c…EGR管
411…連通口
50…流動可変弁
51…弁体
511…切り欠き部
52…回転軸
200…シリンダヘッド
201、203、205…吸気ポート
210…燃料噴射バルブ

Claims (7)

  1. バンク間の中央でエンジン本体の上方に位置して、シリンダ毎に複数の吸気流路が気筒列方向に連接し、当該複数の吸気流路のうち左バンクの吸気流路が左バンクのシリンダヘッドに接続し、当該複数の吸気流路のうち右バンクの吸気流路が右バンクのシリンダヘッドに接続することにより、前記エンジン本体側に向かって末広がり形状に構成され、前記複数の吸気流路より外側に設けられたボルトによりフランジが前記シリンダヘッドに接続されている吸気マニホールドを備えた内燃機関の吸気構造において、
    前記吸気マニホールドは、
    燃焼ガスの一部を前記吸気流路に導入し、前記吸気流路の壁部のうち、前記ボルト側の第1の壁部に設けられ、前記フランジに接合されたガス流路を備える
    ことを特徴とする内燃機関の吸気構造。
  2. 前記吸気流路の壁部のうち、下流側の前記ガス流路の一部となる第2の壁部の厚さは、前記吸気流路の壁部のうち、前記ボルト側の壁部であり、前記ガス流路と接合しない第3の壁部の厚さより大きい
    ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸気構造。
  3. 前記ガス流路は、
    前記気筒列方向と平行な第1のガス流路と、
    前記第1のガス流路と連通し、前記吸気流路と平行な第2のガス流路とを有し、
    前記第2のガス流路は、
    前記シリンダヘッド側に開口する開口部の面積が、前記第1のガス流路と連通する側の開口部の面積より大きくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の吸気構造。
  4. 前記吸気流路は、前記吸気流路内の流体の流動を可変する流動可変弁を有し、
    前記ガス流路と前記吸気流路との連通する連通口が、
    前記流動可変弁より下流側で、かつ、前記流動可変弁が閉じている状態で前記吸気流路内で最も流速の早い部分に向けて設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気構造。
  5. 左バンクの前記ガス流路と右バンクの前記ガス流路とが、左バンクの前記吸気流路の列と右バンクの前記吸気流路の列との間の中央部分で連結されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気構造。
  6. 前記ガス流路の一部の側面は、前記第1の壁部と対向する蓋部により形成され、
    前記蓋部と前記ガス流路を形成する他の側面とを接合する接合部は、前記吸気流路と平行になる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気構造。
  7. 燃焼室内の側方から気筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射バルブをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気構造。
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