JP2012161511A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱水運転でドラムに張り付いた洗濯物を容易に剥がすことができて、乾燥むらのない乾燥効率の向上や消費電力の低減が期待できるドラム式洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】本実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、筐体内に、横軸周りに回転するドラムと該ドラムを内包するように設けた水槽を有する。前記ドラムを高速回転して洗濯物を遠心脱水した後に、該ドラム内に乾燥風を乾燥風路を介して供給し洗濯物の乾燥運転を実行するものにおいて、前記乾燥風路とは別に、送風手段を有し前記ドラム内に送風可能な送風経路を有する。前記送風経路は、ドラム回転軸より上方に位置して該ドラムの側面から送風可能な透孔を有する。前記ドラム側面からドラム内に送風する側面送風運転を、前記脱水運転後に行なうようにする。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ドラム式洗濯乾燥機に関する。
従来、ラム式洗濯乾燥機では、外郭を形成する筐体内に水槽を固定的に設け、この水槽内に回転可能なドラムを備えるとともに、乾燥運転では乾燥風たる温風をドラム内に供給する乾燥風供給手段を備えた構成としている。この乾燥運転に際して、洗濯物の偏りなどによる乾燥むらを防ぐべく乾燥風をドラム内の周側から供給可能とし、乾燥効率の向上を図った提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、この種洗濯乾燥機では通常洗いや脱水運転等の工程を経た後に乾燥運転に移行するようにしており、この乾燥運転前における上記脱水運転ではドラムが高速回転され、内部に収容された洗濯物を遠心脱水するようにしている。このため、洗濯物は遠心作用によりドラム内壁に押し付けられ薄膜状などの水分を介して密着して張り付いた状態となる。従って、この張り付いた状態から乾燥運転に進行すれば乾燥効率が低下するだけでなく、乾燥むらや多くの皺が発生するなどの不具合を招き実用的に好ましくない。
そこで対策として、上記脱水運転における脱水回転を多段に制御できるようにして、例えば低速回転から高速回転へと徐々に回転数を上げるとか、高速脱水した後にドラムを低速度で正逆回転させ、つまり洗濯物が強固に張り付き難くし、更には張り付いた状態の洗濯物を剥がす(落下させる)工程を設けるなどして対処する提案もなされている。しかしながら、この方法では張り付いた洗濯物を剥がして落下させる作用が弱く、且つ脱水運転に特殊な回転制御や長時間を要するとともに、消費電力の増加を招くなど省エネルギーの効果にも不利である。
特開2004−194876号公報
そこで、本発明は乾燥運転に移行する前にドラムに張り付いた洗濯物を容易に剥がすことができて、乾燥むらのない乾燥効率の向上とともに、消費電力の低減が期待できるドラム式洗濯乾燥機を提供する。
本実施形態のドラム式洗濯乾燥機によれば、筐体内に、横軸周りに回転するドラムと該ドラムを内包するように設けた水槽を有する。前記ドラムを高速回転して洗濯物を遠心脱水した後に、該ドラム内に乾燥風を乾燥風路を介して供給し洗濯物の乾燥運転を実行するものにおいて、前記乾燥風路とは別に、送風手段を有し前記ドラム内に送風可能な送風経路を有する。前記送風経路は、ドラム回転軸より上方に位置して該ドラムの側面から送風可能な透孔を有する。前記ドラム側面からドラム内に送風する側面送風運転を、前記脱水運転後に行なうようにする。
ドラム式洗濯乾燥機全体の概略構造を示す縦断面図 ドラム側面に通じる送風経路を模式的に示す断面図 ドラムの外観側面図 側面送風運転の異なる運転モード(a),(b),(c)を示す図 ドラムの変形例を示すもので、同図(a)は同図(b)のD−D線に沿って切断して示す平面図、同図(b)はドラムの外観側面図 ドラムの異なる変形例を示すもので、同図(a)は同図(b)のE−E線に沿って切断して示す平面図、同図(b)はドラムの外観側面図 第2の実施形態を示す図3相当図 バッフル近傍の拡大断面図 フォトインタラプタの作用を説明するための原理図 側面送風運転の異なる運転モード(a),(b)を示す図
(第1の実施形態)
以下、図1ないし図4に示す第1の実施形態につき説明する。
まず、図1はドラム式洗濯乾燥機全体の概略構成を示す縦断側面図で、外郭を形成する筐体1内には水槽2が配設され、水槽2の内部にドラム3が配設されている。水槽2及びドラム3は、ともに後面が閉塞され前面を開口した円筒状をなしており、そのうちの水槽2の前面開口はベローズ4を介して筐体1の前面開口と対応して洗濯物の投入口5を形成している。この投入口5たる筐体1の前面開口部には、これを開閉する扉6が回動可能に設けられている。
ドラム3の前面開口端には、例えば塩水を封入した液体バランサ7を備え、円筒状をなすドラム3の周側壁(胴部)3aのほぼ全域には、透孔8が形成されている(一部のみ図示)。この透孔8の具体構成は後述するが、機能としては通常洗い運転や脱水運転時に通水孔として機能し、乾燥運転時には乾燥風たる温風の通風孔として機能する。また、ドラム3の周側壁3aの内面側には内方に突出し軸方向に延びた形態の複数のバッフル9が取り付けられ、ドラム3の後面である円盤状の端面部3bには、その回転軸心と同心にて環状配置された複数の温風導入口10(図2も参照)が形成されている。
一方、水槽2の前面開口の周端部の上部領域に温風出口11が形成され、下方に延出された排気ダクト12に連通している。これに対し、水槽2の後面である円盤状の端面部2bの上部には、温風入口13が形成され、下方に延出された給気ダクト14に連通している。水槽2の底部としての最低部位である後方部には排水口15が形成され、この排水口15に排水弁16を経て排水ホース17が接続され、もって排水経路が構成され水槽2内の水を機外に排出可能としている。
水槽2の背面部として前記端面部2bの裏面側には、ドラム3を回転駆動するモータ18が取り付けられている。このモータ18の回転軸19は、水槽2を貫通してドラム3の後面側の端面部2bの中心部と連結していて、ドラム3に直結された回転軸としても機能する。これにより、ドラム3は、水槽2に同軸状で回転可能に支持される。なお、水槽2は、複数のサスペンション20(1つのみ図示)等により筐体1内に弾性支持しており、その支持形態は、回転軸19として開示したように水槽2の軸方向が前後となる横軸状で、しかも若干前上がりの傾斜状をなし、従って水槽2に上述のように支持されたドラム3も同形態に支持され傾斜した横軸周りに回転する。また前記モータ18は、例えばアウターロータ形で、且つ薄形のブラシレスDCモータであって、インバータ制御に基づき直結した回転軸19を介してドラム3をダイレクトに回転させる駆動装置として機能する。
筐体1の底部を形成する台板21が下部に配置され、この台板21上に水平方向に延びる矩形筒状をなす通風ダクト22が配置されている。この通風ダクト22は、一端たる前端部を前記排気ダクト12の下端部に連通接続され、他端の後端部を送風手段としての送風装置23(詳細は後述する)を介して前記給気ダクト14の下端部に連通接続されている。従って、水槽2及びドラム3を介在して排気ダクト12、通風ダクト22、給気ダクト14は連通したダクト構成となし、後述する乾燥風路31を形成する。
ここで、まず前記送風手段たる送風装置23につき説明すると、該送風装置23は通風ダクト22の後端部に配置されて、ファン24、ファンケーシング25、及びファンモータ26を具備してなり、前記ファンケーシング25が前記通風ダクト22と給気ダクト14との間を接続している。ファン24が回転されると、通風ダクト22側から吸気し、給気ダクト14側に吐出する風路が形成される。これにより、全体には後述する乾燥風たる温風が図中矢印A方向に流れ循環する乾燥風路31を形成するものである。
次いで、乾燥風たる温風の発生手段につき説明すると、本実施形態では前記通風ダクト22に介装したヒートポンプ機構27を温風加熱源として採用している。すなわち、通風ダクト22内の前方側に蒸発器28が配置され、後方側に凝縮器29が配置されている。これら蒸発器28及び凝縮器29は、いずれも詳しくは図示しないが、冷媒流通パイプに伝熱フィンを細かいピッチで多数配設してなるフィン付きチューブ形をしたもので、熱交換性に優れており、それらの伝熱フィンの各間を、前記通風ダクト22内の風が矢印A方向に流れ通過するようになっており、このとき熱交換作用が行なわれる。
上記した蒸発器28及び凝縮器29は、圧縮機30及び図示しない絞り弁(特には電子式の絞り弁)とともにヒートポンプ機構27を構成するもので、このヒートポンプ機構27においては、冷媒を通すパイプによって、圧縮機30、凝縮器29、絞り弁(図示せず)、蒸発器28の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機30が作動することによって冷媒を循環させるようにしている。
従って、乾燥運転時において、ドラム3内に供給され洗濯物の乾燥に寄与した温風が排気ダクト12から排出され、通風ダクト22内の蒸発器28に至ると、ここでは排気中に含まれる水分を冷却して除湿する。そして、除湿された空気は凝縮器29に至り、ここでは高温高圧の冷媒にて加熱され温風化される。この温風は、給気ダクト14に送り込まれ水槽2及びドラム3内に後面から供給され、ドラム3内に収容された洗濯物を乾燥する。このように、温風は送風装置23の駆動により乾燥風路31を構成する各ダクト12、22、14等を実線矢印A方向に流れ、水槽2及びドラム3内に温風を循環供給することができる。
なお、本実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、設置した室内スペースに対し冷房運転可能な空冷手段を備えていて、夏季などの高温状態にあっても洗濯作業を快適に行なえるようにしている。以下、その空冷手段の概略構成につき説明する。
図1において、前記通風ダクト22の前方側に配設した蒸発器28の上流側に、乾燥風路31と分岐して筐体1前面の下部に連通開口した吹出し風路32を形成している。この吹出し風路32は、ほぼ水平方向に延び断面が横長矩形状をなして外部(室内)に臨んでおり、その横長に開口した吹出し口33には、これを開閉するシャッタ34が前後方向に回動可能に設けられている。このシャッタ34は、詳細は省略するが通常は吹出し口33側の通路を閉鎖状態に保持していて、例えばモータ或は電磁石等を駆動源として自動制御により回動可能とし、吹出し口33を開閉するようにしている。
また、吹出し風路32の入口に相当する乾燥風路31との分岐口には、冷房切替ダンパ35を設けている。この冷房切替ダンパ35は、上端部を支点に前後方向に回動可能に支持され、やはりモータ或は電磁石などを駆動源として自動的に回動制御できるようにしていて、この冷房切替ダンパ35の回動は、乾燥風路31(通風ダクト22)と吹出し風路32側の通路に対し選択的に開閉する。
そして、吹出し風路32には、横流ファン装置(横流ファン36のみ示す)を設けていて、横長形状の吹出し口33に対応して横長の横流ファン36を配置し、図示しないモータにて回転駆動されるようしている。なお、通風ダクト22の蒸発器28の下流側である該蒸発器28と凝縮器29との間に位置して、通気口44を開口形成している。通気口44は、通風ダクト22の上壁部に1箇所形成され、該通気口44を介して筐体1内と連通した状態にある。以上が冷風手段の主な構成であるが、その機能については後の作用説明にて述べる。
また前記したように、ヒートポンプ機構27を温風化の熱源として温風を循環供給する乾燥風路31によれば、温風をドラム3内に供給する場合、給気ダクト14から水槽2の後面の温風入口13及びドラム3の後面の温風導入口10を経てドラム3内に供給するように、つまりドラム3の後面から温風が供給されるようにしている。
これに対し、本実施形態では上記乾燥風路31とは別にドラム3内に送風する送風経路の主要部をなす送風ダクト37を備えている。すなわち、特には図2に模式的に示すように、乾燥風路31を流れる乾燥風はドラム3の後面から供給するのに対し、送風ダクト37を流れる送風は、ドラム3の側面たる円筒状の周側壁3aを介して供給可能としている。具体的には、本実施形態では送風ダクト37に送風する送風手段を温風を供給する前記送風装置27と兼用する構成としている。従って、送風ダクト37の基端部は、乾燥風路31の給気ダクト14を兼用した構成としている。そのため、給気ダクト14の上部において水槽2の後面側に連通する通路と、水槽2の上部に延びる通路(単独の送風ダクト37に相当)とに分岐する構成としており、この分岐点に風路切替ダンパ38を回動可能に設けている。
上記風路切替ダンパ38は、やはりモータ或は電磁石などを駆動源として自動的に回動制御可能で、通常は送風ダクト37側の通路を閉鎖し、水槽2及びドラム3の後面側に通じる乾燥風路31を連通状態に維持していて、これらを交互に開閉可能としている。そして、送風ダクト37の水槽2に接続された吐出口37aは、ドラム3の側面たる円筒状の周側壁3aに対向し、該周側壁3aに形成された幾つかの透孔8を経てドラム3内に供給可能としており、もってドラム3内への送風経路を構成している。この送風経路からの送風用途などの詳細については後述するが、風路切替ダンパ38は、上記したようにドラム3後面の端面部3b(温風導入口10)から供給される乾燥風と、ドラム3側面の周側壁3a(透孔8)から供給される送風とを選択的に使用可能としている。
次いで、ドラム3の透孔8の具体構成につき、特に図3に示すドラム3の外観側面図を参照して説明する。
この図3に示すように、透孔8はドラム3の円筒状の周側壁3aのうち、前記バッフル9を取り付ける一部を除き、ほぼ全周に亘り形成しており、且つ全て同径で同一形状をなしている。ただし、本実施形態では前記送風ダクト37を介してドラム3内に送風可能とするため、周側壁3aの軸方向における中間部位S(図中、二点鎖線で囲った周方向の領域)に設けた透孔8の密度を、他の部位の透孔8の密度より大きくすべく密に設けている。すなわち、単位面積当たりの総開口面積を比率で示す開口率を大きくするもので、このような開口率を大きくする他の手段として、該中間部位Sに設けた透孔を他の部位の透孔よりも径大とする手段などが考えられる。
この中間部位Sで示す幅領域は、送風ダクト37の吐出口37aと同等、若しくはそれ以上の大きさに設定され、もってドラム3の周側壁3aに対向する送風ダクト37の吐出口37aからの送風が、当該透孔8からドラム3内に効率よく取り込むことができるようにしている。
なお、図1において筐体1の上部前面には、各種の運転コースなどを設定する操作部39を備え、その裏面側の筐体1内部には制御装置40を備えている。この制御装置40は、図示しないCPU、ROM、RAMなどで構成されたマイクロコンピュータを主体としており、洗濯乾燥機の作動全般を制御する機能を担う。そのため、制御装置40には、操作部39からの各種操作信号、図示しない洗濯物量検知信号、水位検出信号、乾燥温度センサ等の検出信号がそれぞれ入力され、予め記憶した制御プログラムに基づき各種の動作を制御する。その他、筐体1内の上部には、水槽2内に給水するための給水弁41、給水ケース42、及び給水ホース43を配設している。
また、通常この種洗濯乾燥機では、上記制御装置40の制御プログラム等に基づき洗い、すすぎ、脱水、及び乾燥運転を自動的に実行するようにしており、そのうち乾燥運転前の脱水運転では、洗濯物から十分に脱水しておく必要がある。本実施形態では、この脱水運転と乾燥運転との間に、例えば所定時間ドラム3を低速回転させながらドラム3内に送風する運転工程を実行するようにしている。ここでいう低速回転としては、例えば洗い運転ではドラム3内を高い位置まで洗濯物を持ち上げ、そして洗濯物の自重により落下させる洗い動作に好都合な回転速度(例えば、30〜60rpm)に設定しているが、それよりも更に低速度(例えば、30rpm以下)に設定されている。
その低速回転の根拠などの詳細は、後の作用説明で述べるが、これはドラム3内に効率よく送風するため、特には送風ダクト37の吐出口37aから吐出した風をドラム3側面の透孔8から効果的に取り込む等のために有効となるからである。なお、この低速回転において、ドラム3を一方向に低速度で回転させてもよいし、或は断続回転させてもよく、更にこの断続回転では、例えばドラム3を正回転、停止、逆回転、停止を繰り返し行なう、つまり正逆回転させるようにしてもよい。
上記ドラム3の低速回転と、ドラム3内への側面からの送風とが同時に実行される、所謂側面送風運転による運転モードにつき、図4を参照して説明する。図4は、縦軸にドラム3の回転数(rpm)、横軸に時間(及び運転工程)を示したもので、まず、本実施形態が採用している図4(a)に示す運転モードにつき説明する。図示する脱水運転の後半ではドラム3は高速回転(例えば、1700rpm)により遠心脱水され、所定時間経過し脱水運転が終了すると、続いて側面送風運転が開始されるようにしている。
この側面送風運転では、モータ18がインバータ制御により駆動され、ドラム3を一方向に連続して低速回転(例えば、6rpm)させる。同時に、送風装置23も駆動されるとともに、風路切替ダンパ38が回動して常閉側の送風ダクト27側の通路を開放し、水槽2後面の温風入口13に通じる通路を閉鎖し、乾燥風路31は遮断された状態となる。
従って、送風は図2中に示す送風ダクト37を破線矢印B方向に流れ、送風ダクト37、吐出口37a、ドラム3の側面たる周側壁3aの透孔8(中間部位S)からなる送風経路を経てドラム3内に供給され、所謂ドラム3の側面から内部に送風される。そして、ドラム3や水槽2等の内部から排出された空気流は、排気ダクト12、通風ダクト22等の乾燥風路31と同じ通路を経て送風装置23に至り、つまり循環送風される。
そして、この側面送風運転が所定時間行なわれると、続いて乾燥運転が開始される。詳細な説明は省略するが、乾燥運転では温風の加熱源たるヒートポンプ機構27、送風装置23が駆動され、また風路切替ダンパ38が回動復帰して送風ダクト37側の通路を閉鎖し、水槽2の後面側の通路を開放して乾燥風路31を連通状態に維持する。一方、ドラム3は低速回転駆動され、例えば洗い回転速度とほぼ同等の低速回転とし、且つ正逆回転する。従って、運転モードとしてはドラム3を低速回転しながら、乾燥風たる温風は乾燥風路31を実線矢印A方向に流れ、ドラム3の後面たる温風導入口10からドラム3内に供給される。
次に、上記実施形態のドラム式洗濯乾燥機の作用について述べる。
操作部39による設定操作により、例えば標準的な洗濯運転から乾燥運転まで自動的に行なう運転コースが選択されると、制御装置40は最初に洗濯運転としての洗い及びすすぎ運転を開始させる。この洗濯運転では、給水弁41から給水ケース42及び給水ホース43を経て水槽2内に給水する動作が行なわれ、所定水位までの給水に基づきモータ18が駆動されて、ドラム3が比較的低速度(例えば、30〜60rpm)で正逆回転駆動され、洗濯物の洗い及びすすぎ動作が順次行なわれる。
このような洗濯運転が終了すると、次に、脱水運転が開始される。この脱水運転では、水槽2内の水が排出された後、ドラム3を高速(例えば、1700rpm)で一方向に回転させる脱水動作が行なわれる。これにより、ドラム3内の洗濯物は遠心脱水される。この高速脱水運転が終了した状態では、洗濯物は遠心作用を受けて特にドラム3の周側壁3a側に張り付いた状態に保持されている。特に、周側壁3aに直接張り付いた洗濯物は、薄い水膜などの水分を介して周側壁3aに密着した状態にある。
通常、上記脱水運転が終了すると、直ちに乾燥運転が開始されていたが、本実施形態では次のような工程を経た後、乾燥運転に移行するようにしている。
すなわち、高速脱水運転が終了すると、ドラム3は低速回転に制御される。ここでは、例えば図4(a)中の運転モードに付記する如く一方向にドラム3が6rpmとするゆっくりした低速回転駆動(詳細は後述する)される。そして、同時に送風手段たる送風装置23が通電駆動されるとともに、特には図2に示すように切替ダンパたる風路切替ダンパ38が回動して、通常閉鎖している送風ダクト37側の通路を開放し、一方給気ダクト14を経た水槽2背面側への通路を遮断する。
これにより、ファン24により発生した風は、図2に示すように兼用の給気ダクト14から風路切替ダンパ38の通路切り替えにより開放された送風ダクト37内を破線矢印B方向に流れ、水槽2上部の吐出口37aから対向するドラム3の周側壁3aに向けて吐出される。これは、風の流れがドラム3に対して側面から送風することになる(以下、側面送風という)。従ってドラム3は、図4(a)の運転モードに示すようにゆっくりと一方向に低速回転しながら送風動作を行なう側面送風運転を実行するものである。
ここで、上記ドラム3の低速回転につき述べると、洗い運転などでは洗濯物を持ち上げては落下させるに有効な30〜60rpmとする比較的低速回転が採用されているが、この側面送風の運転モードでは、この洗い回転速度30rpmよりも更にゆっくりした低速回転に設定している。それは、洗濯物は高速脱水による遠心作用にてドラム3の周側壁3aに強固に張り付いた状態のままにあって、これが上部に移動しただけでは洗い運転のように容易に落下することはない。ただし、この低速運転とすることで洗濯物が上部に位置する滞在時間が長くなり、自重による落下作用を促進できるとともに、側面送風に際してドラム3の透孔8からドラム3内への風の取り込みは、低速回転とするほど集中的に行なえる点で有利となる。
また、透孔8に関して具体的には、送風ダクト37の吐出口37aは図2,3等に示す周側壁3aの中間部位Sに対向している。そして、この中間部位Sに設けた透孔8は、他の部位に設けた透孔8よりも集中して密に設けられ、つまり単位面積当たりの総開口面積の比でいう開口率が大きく形成されている。このような条件のもとで、吐出口37aから吐出されたドラム3の側面に対向する送風は、主に中間部位Sの周方向の領域に設けられた当該透孔8を経て、連続して効果的にドラム3内に吹き込まれる。
ところで、透孔8から吹き込まれた風は、直進して洗濯物(図示せず)に吹き当たることで、該洗濯物をドラム3の周側壁3aから剥がす方向に作用する。この洗濯物に吹き当てられた風の多くは該洗濯物が抵抗となって遮蔽されるため、風の多くは透孔8内にて周りに広がるように横方向に流れ、洗濯物と密着した周側壁3aとの間に流入しようとする。この流入しようとする作用は、洗濯物と周側壁3aとの間における脱水後の水分とか、脱水放出されずに残った薄い水膜部分を乾燥するなどの作用をなして当該水分を除去するに有効に機能する。この作用は、ドラム3がゆっくり回転することで時間的に持続でき有効に機能する。この結果、洗濯物と周側壁3aとの密着力が弱められ、密着状態に張り付いていた洗濯物は該送風を受けて速やかに剥がすことができる。
このように、遠心脱水によりドラム3の周側壁3aの内周面に密着状態に張り付いた洗濯物は、側面送風運転によりドラム3内の上部位置にて側面送風を受けて多くの洗濯物が水分を介した密着状態から解離される。従って、上部まで持ち上げられた洗濯物はゆっくりした回転のもとで落下方向の自重効果を十分に得て、より剥がし易くなる。更には、側面送風は、上部の送風経路37から直線的に下方に向けて送風されるので、その風圧は洗濯物が落下方向に作用して剥がし作用を促進できる。
上記剥がし作用を受けた洗濯物は、送風ダクト37の吐出口37aから限られた送風範囲による送風を受けて、当初は部分的に剥離し始めるが、自重による落下作用が徐々に増して剥がし作用が急速に大きな範囲に拡大する。これは、脱水された後の洗濯物、例えば個々の衣類は一般的に重複して絡んだ状態で連なりドラム3の内周面に張り付いている。従って、一部の洗濯物が特に落下するように剥離し始めると、それに追随して未だ送風を受けてない部分も剥離する方向の作用を受けるため、自重作用とともに送風による剥がし作用が加速的に早くなり、短時間の側面送風運転で済ませることができる。
なお、上記したように送風ダクト37の吐出口37aからの送風を受けるドラム3の透孔8位置を、高い位置にするほど洗濯物の自重による落下作用が十分に機能し剥がす作用として有利となるが、少なくとも回転軸19より上方に位置して開口することで、洗濯物に対し落下方向の送風作用を得て剥がし作用として有効に機能する。
制御装置40は、所定時間上記の側面送風運転を終了すると、続いて乾燥運転に移行する(図3(a)参照)。詳細な説明は省略するが、ドラム3は低速回転(例えば、50rpm)による正逆回転が行なわれ、前記した如くヒートポンプ機構27及び送風手段たる送風装置23が通電駆動されることで、図1に示すように乾燥風としての温風が乾燥風路31を実線矢印A方向に循環し、ドラム3内の洗濯物を乾燥する。洗濯物は、上記したようにドラム3に張り付いた状態から解放されているので、乾燥むらや皺のない仕上がり良好な洗濯物の乾燥ができる。
なお、この乾燥運転の場合、冷房切替ダンパ35は、当然ながら吹出し風路32への通路を閉鎖した常閉位置のまま維持され、風路切替ダンパ38は送風ダクト37への通路を閉鎖する常閉位置に回動復帰した状態にあり、もって乾燥風路31を温風が実線矢印A方向に循環可能に連通した状態に維持される。
以上に対して、洗濯乾燥機が設置された室内スペースなどの冷房運転を行なうべく空冷手段の作用につき説明すると、まず冷房切替ダンパ35が、常閉位置である吹出し風路32への通路を開放して、通風ダクト22と連通した状態とするとともに、排気ダクト12と連通していた通風ダクト22側の通路を閉鎖するように切り替え動作する。同時に、シャッタ34が開放されるとともに、ヒートポンプ機構27の圧縮機30が駆動され、且つ横流ファン装置(横流ファン36)が駆動される。
このような駆動運転により、図1に破線矢印Cで示すように、通風ダクト22外の空気が通気口44から通風ダクト22内に吸入されて、蒸発器28を乾燥運転時とは逆方向の空気流として流れ冷却される。そして、その冷却された空気が吹出し風路32を通って機外たる筐体1の前方に吐出され、洗濯乾燥機が設置されたスペースの冷房を行なう。この冷房運転は、図示しない温度センサや予め設定された時間制御など制御装置40に基づき運転制御される。
以上のように本実形態によれば、ドラム3の高速回転による脱水運転後にあって、水槽2内に開口する送風ダクト37からドラム3の周側壁3aを経て、該ドラム3内にその側面から送風する運転工程を設けた。この側面送風は、張り付いた洗濯物を剥がす方向に作用して有利であるとともに、張り付いた多くの洗濯物に均等に作用する点でも有効である。特に、水分を介して周側壁3aの内周面に密着した洗濯物に対し、その水分を送風により乾燥するなどして除去することができ、洗濯物を効率よく短時間で剥がすことができ、延いては消費電力の低減が図れる。
従って、その後の乾燥運転の開始時には、少なくとも洗濯物の多くは、ドラム3の内周面に張り付いた状態から解放されているので、ドラム3内の洗濯物の撹拌が良好に行なわれて効率よく乾燥作用が促進でき、乾燥むらや皺が生じることなく仕上がり良好な洗濯物の乾燥ができる。
また、ドラム3の周側壁3aの透孔8は、側面からの送風として吹き込むだけのものでなく、洗いや脱水用の通水孔として兼用でき、ドラム3の収容量を減じたり全体形状を大きく変えたり複雑化するのを抑えて簡単構成にて容易に提供できる。しかも、ドラム3を洗い運転時の回転速度以下のゆっくりした低速回転にすることで、送風を周側面3aの各透孔8から十分に取り込むことができるとともに、洗濯物がドラム3内の上部に滞在する時間が長くなり、その間、上部の洗濯物の自重により落下する方向の作用を受けることから、洗濯物を剥がすのに有効に作用する利点を有する。
加えて、透孔8は周側壁3aの軸方向における中間部位Sに多数集中して設け、この中間部位Sに対向する位置に送風経路37の吐出口37aを設けてあるので、送風を透孔8からドラム3内の広い範囲に効果的に吹き込むことができる。このように中間部位Sには、所謂透孔8の開口率を大きく設定して送風による剥がし効果を高めているが、該中間部位Sは、高速脱水により洗濯物が強固に張り付き易い部位に対応するのが好ましいことから、ドラム3の傾斜角度や回転速度等を考慮して設定することになり、そのためドラム3の前端部或は後端部側に若干ずれた位置を中間部位Sとしてもよい。
更に、送風ダクト37等からなる送風経路に送風する送風手段として、本実施形態では乾燥運転時に乾燥風たる温風を生成し乾燥風路31に供給する送風装置23と兼用する構成とした。このため、送風手段の下流側に送風経路又は乾燥風路31への送風供給を切り替える風路切替ダンパ38を設けた。この結果、送風手段の有効活用や乾燥風路31と別に形成する送風経路の簡素化が可能で部品点数の増大を抑えることができ、簡易でコンパクトな構成にて提供できる。
なお、本実施形態における側面送風運転時の運転モードは、図4(a)に開示したように、ドラム3をゆっくりと一方向に連続回転する制御内容としたが、これに限らず、次のように変形してもよい。まず、図4(b)に示すようにドラム3を一方向に回転、停止を繰り返す断続運転の制御内容としてもよい。この運転モードの場合、特に所定時間停止する区分を設けたので、この停止区分において継続して行なわれる送風を集中的にドラム3内に吹き込むことができるとともに自重による落下作用を促し、停止動作も加わり洗濯物を確実に剥がす上で有効である。
また、上記断続運転を図4(c)の運転モードに示す如く正逆回転させるようにしてもよい。具体的には、ドラム3を、正回転、停止、逆回転、停止の動作を繰り返し行なうようにしたもので、上記一方向回転に比して正逆回転では、洗濯物が交互に異方向の回転動作及び停止動作を受ける点で洗濯物を剥がす作用に有効に機能する。
一方、ドラム3の形状についても、図5,6に示すように変形して実施可能である。
まず、図5(a)は、同図(b)中のD−D線に沿って切断し矢視方向から示す断面図で、該図5(b)はドラム3の外観側面図である。この変形例は、上記実施形態におけるドラム3の内方に突出する複数条(例えば、3箇所)の凸部45を設けたものである。凸部45は、ドラム3の周側壁3aの中間部位Sに配置され軸方向に棒状に延びるとともに、各バッフル9間の中間位置に該バッフル9とは若干離間した位置に設けられている。
上記実施形態で述べたドラム3に、凸部45を設けた構成によれば、脱水時に該凸部45に跨るように張り付いた洗濯物は、周側壁3aの内周面に水分を介して密着するのを抑制できる。例えば、凸部45の周りには内周面との間で段差部を有し、洗濯物は該段差部に跨り隙間を生じるように張り付いた状態となる。或は、凸部45と隣接する凸部45間に跨った洗濯物にあっても、その密着度合は軽減される。
従って、この状態で側面送風運転を行なえば、張り付いていた洗濯物を容易に剥がすことができる。また、洗濯物の上記隙間部分に透孔8からの風が直接吹き込まれた場合には、その周りの密着部分にも有効に作用し容易に剥がすことができる。更には、凸部45は、軸方向の中間部位Sに設けてあることに加え、洗濯物が張り付き易い各バッフル9間の周方向の中間に配置してあるため、総じて一層効果的に剥がすことができる。
次いで、図6に示す上記とは異なる変形例につき説明する。図6(a)は、同図(b)中のE−E線に沿って切断し矢視方向から示す断面図で、該図6(b)はドラム3の外観側面図である。この変形例も、上記変形例と同様にドラム3の内方に突出する複数条(例えば、2箇所)の凸部46を設けた点で共通である。更に、この凸部46は上記凸部45と同様に周側壁3aの中間部位Sに配置され、各バッフル9間に位置して設けられているが、軸直角方向、換言すれば周方向に棒状に延びて設けられている点で相違する。
従って、このものも各バッフル9間の洗濯物が張り付き易い内周面に設けられるなど、上記変形例と実質的に同様の作用効果が期待できる。
なお、上記凸部45,46は、いずれも上記実施形態に限らず、例えばドラム3と一体に形成することも可能であり、或いは棒状の別部材を取り付けるようにしてもよい。また、長く延びた1本の棒状でなく長さが短い凸部を間欠的に連ねるように配置したり、更には軸方向に延びる凸部と、周方向に延びる凸部とを交差状に設けてもよいなど、適宜変形して実施可能である。
その他、側面送風の送風手段として乾燥風のための送風装置23を兼用する構成としたが、これに限らず、側面送風専用の送風手段を設けるようにしてもよい。この場合、送風手段を送風経路の近傍に配置でき、長い送風ダクトなどを割愛できる。従って、側面送風用の送風経路及び乾燥用の乾燥風路31とも、水槽2やドラム3を介して循環送風するダクト構成に限らず、ドラム3内から筐体1外に排気される所謂排気タイプの構成としてもよいし、またヒートポンプ機構27に代えて電熱ヒータなどの発熱源を採用してもよい。
(第2の実施形態)
図7,8,9,10は第2の実施形態を示すもので、上記第1の実施形態と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる点につき説明する。まず、図7は図3相当図、図8はドラム47に設けたバッフル48の近傍部分の拡大断面図で、これら図面に基づき説明する。
このものは、ドラム47の周側壁47aに設けたバッフル48を利用して側面送風を行なうようにしたもので、上記の第1の実施形態における透孔8を利用したものとは、この点で相違する。そこで、図7に示すように本実施形態のドラム47は、破線で示す1個のバッフル48に対し、その背面側にあたる周側壁47aに1個の流入口49を設けている。この流入口49は、矩形状に開口し複数箇所(例えば、等配置の3箇所)の各バッフル48に対応して設けられており、図8に示す送風ダクト37の吐出口37aと対向する位置に且つやや大きく開口形成されている。
バッフル48は、ドラム47にねじ50等により取付固定され、その長手方向を軸方向に配置され、そのほぼ中間位置に前記流入口49を配し、バッフル48の内部空間と連通している。このバッフル48は、内方に突出した山形状の頂部に複数の透孔としての流出口51を設けており、よってバッフル48の流入口49及び流出口51を介してドラム47の内外と連通した状態にある。なお、ドラム47の周側壁47aには、上記実施形態と同様にバッフル48部分を除き多数の透孔52(図7参照)を設けており、洗い、脱水、乾燥運転時の通水孔や通気孔として機能する。
なお、前記したように流入口49は吐出口37aと対向配置してあるが、バッフル48(ドラム47)は回転移動するので両者を簡単に対向配置させることはできない。そこで、本実施形態では図9に原理図として示すように、ドラム47の回転位置検出手段として機能する回転センサたる、例えばフォトインタラプタ53をモータ18に設けた構成としている。
図9(a)の平面図、同図(b)の正面図に示すように、モータ18のロータ18aの所定箇所に径方向の外方に突出した光遮蔽板54を設ける。この光遮蔽板54を挟んで上下方向に対峙するようにし、上部に発光部53a、下部に受光部53bを配してなるフォトインタラプタ53を適宜の静止部位に取付固定する。
ロータ18aが回転し、光遮蔽板54がフォトインタラプタ53の光を遮る位置まで回転移動すると、これをロータ18aの回転位置検出信号として出力し制御装置40に入力される。制御装置40は、この信号に基づいてモータ18を停止し、従ってドラム47を停止制御する。このとき、所定のバッフル48が送風ダクト37の吐出口37aと対向した位置に停止される。すなわち、最初のロータ18aの回転位置検出信号の出力に合わせて予めバッフル48の位置を設定しておくことで、バッフル48の所望の停止位置を求めることができる。この場合、バッフル48は吐出口37aと対向する高位置のバッフル48に設定される。よって、フォトインタラプタ53は、ロータ18aによる回転位置検出信号に基づき、バッフル48の所定停止位置検出手段として機能する。なお、図10は側面送風運転の運転モードを示したもので、以下の作用説明にて参照して述べる。
上記実施形態のドラム式洗濯乾燥機の作用を述べると、図10(a)に示すように高速遠心脱水された後、側面送風運転を開始する。まず、モータ18が通電駆動されドラム47は低速回転(6rpm)される。そして、図9に基づき上記したようにロータ18aが所定角度まで回転したとき、フォトインタラプタ53による回転位置検出信号を入力した制御装置40が、モータ18を停止制御し、従ってドラム47の回転を停止させる。このドラム47の停止位置が、所定のバッフル48と送風ダクト37の吐出口37aとが対向した位置である。
この停止位置で、ドラム47は図10(a)に示すように所定時間停止する。この停止期間での送風装置23による送風は、ドラム47内に至る送風経路を構成する送風ダクト37の吐出口37aから対向状態の流入口49を経てバッフル48内に吐出され、その流出口51からドラム47内に吹き出される。この場合、バッフル48に張り付いた洗濯物に対し集中的に送風され、上記実施形態と同様の作用にて洗濯物を剥がすことができる。
そして、制御装置40は所定時間の停止期間を終えて再びモータ18を駆動する(図10参照)。制御装置40は、ドラム47を最初の停止位置から120度回転したとき再び停止させ、回転方向の2個目のバッフル48が吐出口37aと対向配置し、上記同様にバッフル48を介してドラム47内に送風することができるように制御する。
続いて、この停止期間を所定時間経過すると、制御装置40はモータ18を駆動してドラム47を120度回転させ、その位置に停止させる。これにより、3個目のバッフル48が吐出口37aと対向する所定位置に維持され、該バッフル48を介してドラム47内に送風できる。そして、例えば3個のバッフル48を順次利用した送風が行なわれたとき、側面送風運転を終了する。以後は、上記同様の乾燥運転が有効に行なわれるもので、その説明は省略する。
上記構成によれば、周側壁3に配置したバッフル48から上記実施形態と同様の側面送風による作用効果が得られることはもとより、本実施形態ではバッフル48の周りには段差部を有することから、脱水時にあっても洗濯物はもともと密着し難い形状であるといえる。従って、このバッフル48部分における洗濯物は剥がし易く、且つそれに繋がる洗濯物にも剥がし作用が波及し、結果的にドラム47内の上方の洗濯物の多くを剥がして落下させることができる。その上、複数個(例えば、3個)のバッフル48を順次側面送風するようにしているので、洗濯物全体にわたり迅速に剥がし効果を得ることができる。
なお、ドラム47はゆっくりした低速回転としている点で所定位置に停止させるのに有効であるが、バッフル48を所定位置により確実に停止させるために、例えばステータから発生する電磁力で制動して急停止させたり、更に必要であれば機械的なロック手段を設けて当該所定位置に確実に拘束するようにしてもよい。
また、図10(a)に示すように、所定のバッフル48の位置決めが行なわれる間、ドラム47は低速回転している。このとき、図7に示すように吐出口37aが対向する部位を含む中間部位Sに対し、上記実施形態と同様に透孔52を密に設けることで、このドラム47の回転動作を利用して当該透孔52からドラム47内に送風することができ、送風による剥がし作用を有効に活用できる。
更に、バッフル48を利用した側面送風運転にあっては、次のように変形して実施することも可能である。図10(b)に示す送風運転モードに基づき説明すると、上記実施形態と同様に脱水運転後、フォトインタラプタ53を活用してロータ18aによる回転位置検出信号に基づき、一つのバッフル48の所定停止位置を検出し、制御装置40はモータ18を停止することで当該バッフル48の流入口49と吐出口37aとが対向した位置で停止する。以降、この停止状態のままバッフル48からの側面送風運転が継続される。従って、3個のうちの1個のバッフル48を利用してドラム3内に送風され、洗濯物の剥がし作用が行なわれる。この場合は、バッフル48は1個以上あれば対応でき、且つモータ18やドラム3の回転制御が簡単化できる利点を有する。
なお、上記回転センサとしてはフォトインタラプタ53に限らず、例えばホールICのような磁気的な検出素子をステータ側(静止部位)に設け、ロータの回転角度情報を検知し、その検知信号を入力した制御装置40によりバッフル48の所定の停止位置を求めるようにしてもよい。
また、バッフル48はドラム47の周側壁47aに一体形成が可能であり、この場合背面側に生じる凹所から風を流入させることができるので、上記流入口49は必要とせず、透孔としての流出口51を設けるだけでよい。この場合、該流出口51はバッフル48の山型頂部だけでなく、その周りに複数設けてもよい。或はバッフルに代えて、ドラムの周側壁の一部に例えば集中的に開口する、つまり開口率を高めた部位を形成して、この部位を吐出口37aと対向する所定位置に停止させるようにしてもよい。
その他、上記した第1及び第2の実施形態に限らず、例えば各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよいなど、種々変形して実施可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略,置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は筐体、2は水槽、3,47はドラム、3a,47aは周側壁、8,52は透孔、9,48はバッフル、10は温風導入口、13は温風入口、14は給気ダクト、18はモータ、18aはロータ、23は送風装置(送風手段)、27はヒートポンプ機構、31は乾燥風路、37は送風ダクト(送風経路)、37aは吐出口、38は風路切替ダンパ(切替ダンパ)、40は制御装置、45,46は凸部、49は流入口、51は流出口(透孔)、及び53はフォトインタラプタ(回転センサ)を示す。

Claims (9)

  1. 筐体内に、横軸周りに回転し洗濯物を収容するドラムと該ドラムを内包するように設けた水槽を有し、前記ドラムを高速回転して洗濯物を遠心脱水した後に、該ドラム内に乾燥風を乾燥風路を介して供給し洗濯物の乾燥運転を実行するものにおいて、
    前記乾燥風路とは別に、送風手段を有し前記水槽及びドラムを通して該ドラム内に送風可能な送風経路を備え、
    前記送風経路は、ドラム回転軸より上方に位置して該ドラムの側面から送風可能な透孔を有し、
    前記ドラム側面からドラム内に送風する側面送風運転を、前記脱水運転後に行なうようにしたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 円筒状をなすドラムの周側壁には多数の透孔を有し、そのうちドラム側面から送風するための透孔は、前記周側壁の軸方向の中間部位に配置したことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. ドラム側面から送風するための透孔は、周側壁の他の部位に設けた透孔より開口率を大きくしたことを特徴とする請求項2記載のドラム式洗濯乾燥機。
  4. 送風するための透孔を有するドラム周側壁には、内方に突出する複数個の凸部を形成したことを特徴とする請求項2又は3に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  5. 側面送風運転時は、ドラムを洗い運転時より低速回転させるようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のドラム式洗濯乾燥機。
  6. 側面送風運転時は、ドラムを所定時間の停止と回転を繰り返す断続運転を行なうようにしたことを特徴とする請求項5記載のドラム式洗濯乾燥機。
  7. 円筒状をなすドラムの周側壁には、内方に突出し透孔を有するバッフルを備え、ドラム内への送風は、前記バッフルの背面側から取り込み前記透孔から吹き出すようにしたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
  8. ドラムを駆動するモータに回転位置検出手段を備え、この回転位置検出手段に基づきバッフルが送風経路と対向する位置を検出するとともに、その位置でドラムを所定時間停止して前記バッフルからドラム内に送風する側面送風運転を行なうようにしたことを特徴とする請求項7記載のドラム式洗濯乾燥機。
  9. 送風経路に送風するための送風手段は、乾燥運転時に乾燥風を乾燥風路に供給する送風手段を兼用した構成とするとともに、この送風手段の下流側に前記送風経路又は乾燥風路への送風供給を切り替える切替ダンパを配置したことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
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