JP2012158124A - 熱転写受像シート - Google Patents

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Abstract

【課題】基材との接着性、筆記性、糊接着性、及びカール防止性能に優れる裏面層を備えた熱転写受像シートを提供すること。
【解決手段】基材1と、該基材の一方の面に設けられる受容層2と、基材の他方の面に設けられる裏面層3とからなる熱転写受像シート10であって、裏面層は、ポリエステルウレタンと、疎水性微粒子とを含有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写受像シートに関し、特には、基材との接着性、筆記性、糊接着性、及びカール防止性能に優れる裏面層を備えた熱転写受像シートに関する。
従来、熱転写受像シートにおいては、基材の一方の面に染料等色材の受容性、保持性などをよくするための受容層を設けると同時に、基材の他方の面には、プリンターにおける自動給排紙などの搬送性をよくするため、また、受像シートの表裏を誤ってプリンターに挿入した場合に生じる熱転写シートと受像シートの融着を防止するため、更には、印画後の受像シートを重ね合わせて保存した際に、染料等が裏面に移行し、表面の画像濃度が低下したり、裏面が汚染されたりするのを防止するなどの目的で、裏面に適度の滑り性、離型性、耐汚染性を付与するための裏面層を設けることが行われてきた。
このような裏面層としては、アクリル樹脂をバインダーとし、アクリル樹脂やテフロン(登録商標)等からなる有機フィラーや、シリカ等の無機フィラーを添加剤として添加した裏面層、ブチラール、アクリルポリオール、塩化ビニリデン等の熱可塑性樹脂からなる裏面層などが知られている。しかしながら、これらの裏面層はカール防止性能が不十分であり、この裏面層を使用した熱転写受像シートでは、裏面層側からの吸湿により熱転写受像シート全体としてカールが生じてしまう。このような状況下、カール防止性能の向上を目的として、特許文献1には、OH値が15以上55以下であるアクリルポリオール、ナイロンフィラー、硬化剤を含有する塗工液を用いて、基材シート上に塗工、硬化されて形成された裏面層を備える熱転写受像シートが提案されている。
また近年、熱転写受像シートを絵ハガキなどポストカードとして利用するニーズが高まっており、裏面層には、前記の性能に加えて、油性ペン、水性ペン、ボールペン、鉛筆等の筆記具によって記載することができる筆記性や、糊接着性が要求されている。このような要求に対し、特許文献2には、ポリウレタンあるいはポリビニルブチラールの熱可塑性樹脂と、細孔容積0.2〜3.0ml/gの親水性多孔質マイクロシリカとを主成分として含有し、該マイクロシリカの平均粒子径が、1〜5μmであり、かつ該裏面層のマイクロシリカ/熱可塑性樹脂比が、重量比0.1〜3.0であり、また、離型層が、重合度500〜2000でケン化度78.5〜95%のポリビニルアルコールである裏面層を備えた熱転写受像シートが提案されている。
特許第3490786号公報 特許第3802117号公報
しかしながら、特許文献1で提案される裏面層は、高温高湿化におけるカール防止性能は未だ十分であるとはいえず、また、筆記性、糊接着性について何ら考慮されたものではない。また、特許文献2で提案される裏面層は、筆記性や糊接着性は改善されているものの、カール防止性能が不充分である。特にカール防止性能と、糊接着性とはトレードオフの関係にあり、カール防止性能を向上させた場合には、糊接着性が低下することとなり、一方、糊接着性を向上させた場合にはカール防止性能が低下することとなる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、基材との接着性、筆記性、糊接着性、及びカール防止性能に優れる裏面層を備えた熱転写受像シートを提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するための本発明は、基材と、該基材の一方の面に設けられる受容層と、基材の他方の面に設けられる裏面層とからなる熱転写受像シートであって、前記裏面層が、ポリエステルウレタンと、疎水性微粒子とを含有することを特徴とする。
また、前記ポリエステルウレタンが、重量平均分子量(Mw)が20000以上45000以下であって、且つTgが65℃以上115℃以下であってもよい。また、前記疎水性微粒子が、前記裏面層の樹脂固形分の10質量%以上30質量%以下の範囲内で含有されていてもよい。
本発明の熱転写受像シートによれば、基材との接着性、筆記性、糊接着性、及びカール防止性能に優れる裏面層を備えた熱転写受像シートを提供することができる。
本願発明の熱転写受像シートの層構成を示す概略断面図である。 本願発明の熱転写受像シートの層構成を示す概略断面図である。 本願発明の熱転写受像シートの層構成を示す概略断面図である。
以下に、本発明の熱転写受像シート10について図面を用いて具体的に説明する。図1に示すように本発明の熱転写受像シート10は、少なくとも基材1と、該基材1の一方の面に形成される受容層2と、基材1の他方の面に形成される裏面層3とから構成される。以下、本発明について更に具体的に説明する。
(基材)
基材1は本発明の熱転写受像シート10における必須の構成であり、受容層2及び裏面層3を保持するために設けられる。基材1について特に限定はなく、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルムや、上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、板紙等を挙げることができる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。なお、後述する裏面層との接着性を考慮すると、本発明においては、プラスチックフィルム以外の材料である上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、板紙等を好ましく使用することができる。これらの材料を使用した場合であっても、本発明は裏面層側からの吸湿を防止していることから、基材にカールが生ずることもない。
また、基材1として、上質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙、板紙等を用いる場合には、該基材1の一方面、又は双方の面に樹脂層(図示しない)を形成することが好ましい。基材1上に樹脂層を形成することで基材1の表面に平滑性を付与することができる。樹脂層について限定はないが、例えば、溶融押し出し法により形成されたポリエチレン樹脂層等を挙げることができる。
基材1の厚さは、その強度および耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができるが、通常は1〜300μm程度のものが好ましく用いられる。
(受容層)
図1に示すように基材1の一方の面上(図1に示す場合にあっては基材1の上面)には受容層2が形成されている。受容層2は本発明の熱転写受像シート10における必須の構成であり、この受容層上には、熱転写によって、色材層を有する熱転写シートから熱転写法によって画像が形成される。受容層2を形成するための材料としては、昇華性染料または熱溶融性インキ等の熱移行性の色材を受容し易い従来公知の樹脂材料を使用することができる。例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはポリアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンもしくはプロピレン等のオレフィンと他のビニルポリマーとの共重合体系樹脂、アイオノマーもしくはセルロースジアスターゼ等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に、塩化ビニル系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂またはポリエステル樹脂が好ましい。
受容層2は、上述の材料の中から選択された単独または複数の材料および必要に応じて各種添加剤等を加え、水または有機溶剤等の適当な溶剤に溶解または分散させて受容層用塗工液を調製し、これをグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の手段により、塗布、乾燥して形成することができる。その厚さは、乾燥状態で1〜10g/m2程度である。
(裏面層)
図1に示すように基材1の他方の面(図1に示す場合にあっては基材1の下面)には、裏面層3が形成されている。そして、本発明は、この裏面層3が、ポリエステルウレタンと、疎水性微粒子とを含有することを特徴とする。ポリエステルウレタンと疎水性微粒子とを含有する裏面層3によれば、基材1との接着性が良好であり、且つ筆記性及び糊接着性に優れる。さらに、裏面層3を備える熱転写受像シート10によれば、吸湿によるカール発生を防止することができ、またさらに、受容層2と裏面層3とがブロッキングすることを防止することができる。
ポリエステルウレタンは、ポリエステル樹脂をウレタン結合させたものであり、本発明においてはこのポリエステルウレタンによって、裏面層3にカール防止性能を付与している。具体的には、裏面層3に含有されるポリエステルウレタンは吸湿性が低く、常温保存中のみならず高温高湿化に晒された場合であっても吸湿しにくい特性を有する。つまり、ポリエステルウレタンを含有する裏面層3によれば、裏面層側からの吸湿により熱転写受像シート全体としてカールが生じてしまうことを防止することができる。
ポリエステルウレタンは、従来公知のものを適宜選択して用いることができるが、その重量平均分子量(Mw)及びガラス転移温度(Tg)が高くなるにしたがって、吸湿性が低下、すなわちカール防止性能は向上していく傾向にある一方で、基材との接着性が低下する傾向を示す。したがって、本発明においては、これらの点を考慮してポリエステルウレタンを選択することが好ましい。具体的には、重量平均分子量(Mw)が、20000以上45000以下であって、且つTgが65℃以上115℃以下であることが好ましく、重量平均分子量(Mw)が、25000以上40000以下であって、且つTgが73℃以上106℃以下であることが特に好ましい。なお、本発明における重量平均分子量(Mw)とは、GPCにより測定したポリスチレン換算による重量平均分子量(Mw)である。
また、ポリエステルウレタンは、裏面層3の全質量の70質量%以上90質量%以下の範囲内で含有されていることが好ましい。ポリエステルウレタンをこの範囲内で含有させることによって、カール防止性能を更に向上させることができる。
また、裏面層3には、ポリエステルウレタンに加え、裏面層3に筆記性、糊接着性、及び受像面とのブロッキング防止性能を付与するための疎水性微粒子が含有されている。疎水性微粒子は、微粒子自体が疎水性を有するものであってもよく、親水性の微粒子の表面に疎水処理が施されているものであってもよい。すなわち、疎水性微粒子の形態等について特に限定はないが、本発明においては、シリカ、アルミナ、酸化チタン等の無機微粒子の表面を疎水処理した疎水性微粒子を好ましく用いることができる。中でも、筆記性、糊接着性、及び基材との接着性、並びに耐ブロッキング性の点から、本発明においては、疎水性のシリカ微粒子を好ましく用いることができる。疎水処理の方法としては、シラン化合物、シランカップリング剤、及びそれらのフッ素誘導体、シリコーンオイル等の疎水化剤によって無機微粒子の表面を疎水化する方法等を挙げることができる。
疎水性微粒子の粒子径についても特に限定はないが、粒子径が1μm未満である場合には、その含有量によっては、充分な筆記性と糊接着性、並びに耐ブロッキング性を満足させることができなくなるおそれがある。一方、粒子径が10μmより大きい場合には、裏面層3から疎水性微粒子が脱落するおそれが生じうる。したがって、この点を考慮すると、疎水性微粒子の粒子径は1μm以上10μm以下であることが好ましい。
また、疎水性微粒子は、ポリエステルウレタンの固形分総量の10質量%以上30質量%以下の範囲内で含有されていることが好ましい。この範囲内で疎水性微粒子を裏面層3に含有させることで、裏面層3に優れた筆記性、糊接着性、基材との接着性を付与することができる。
また、裏面層3には、その他の成分が含有されていてもよく、例えば、基材1との高い接着性が要求される分野に用いられる場合にあっては、硬化剤や、低分子の樹脂を更に含有させることとしてもよい。また、帯電防止剤及び滑剤等を含有させることもできる。
裏面層3は、上述のポリエステルウレタンと、疎水性微粒子、及び必要に応じて各種添加剤等を加え、水または有機溶剤等の適当な溶剤に溶解または分散させて裏面層用塗工液を調製し、これをグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の手段により、塗布、乾燥して形成することができる。その厚さは、乾燥状態で0.5〜5g/m2程度であることが好ましい。
以上、基材1、受容層2、裏面層3とからなる熱転写受像シート10について説明を行ったが、本発明においては、少なくともこの構成を有するものであれば、必要に応じて他の層を設けることができる。例えば、図2に示す、本発明の一実施形態の熱転写受像シート100は、基材1の一方の面に、中間層4、受容層2とがこの順で積層されてなり、基材1の他方の面に裏面中間層5、裏面層3とがこの順で積層された構成をとる。また、図3に示す本発明の一実施形態の熱転写受像シート200は、図2に示す熱転写受像シート100において中間層と基材との間に更にミクロボイドを有する層6を備えた構成をとる。なお、本発明は、上記で説明したように、基材1、受容層2、裏面層3とを少なくとも備えるものであれば、他の任意の構成についていかなる限定もされることはない。
(中間層)
中間層4は、本発明の熱転写受像シート100の任意の構成であり、受容層2と基材1との接着性、白色度、クッション性、隠蔽性、帯電防止性の付与を目的とした、従来公知のあらゆる中間層を設けることができる。中間層4に用いるバインダー樹脂としてはポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキシ樹脂、セルロース系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げられ、これらの樹脂のうちの活性水酸基を有するものについてはさらにそれらのイソシアネート硬化物をバインダーとすることもできる。
また、白色性、隠蔽性を付与する為に酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等のフィラーを添加することが好ましい。さらに、白色性を高める為にスチルベン系化合物、ベンゾイミダゾール系化合物、ベンゾオキサゾール系化合物等を蛍光増白剤として添加したり、印画物の耐光性を高める為にヒンダードアミン系化合物、ヒンダードフェノール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物等を紫外線吸収剤あるいは酸化防止剤として添加したり、あるいは帯電防止性を付与する為にカチオン系アクリル樹脂、ポリアニリン樹脂、各種導電性フィラー等を添加することができる。中間層の塗工量は、乾燥状態で0.5〜30g/m2程度が好ましい。
(裏面中間層)
本発明の熱転写受像シートを構成する裏面層3は、基材1との接着性が高いことから、裏面層3を基材1上に直接的に形成することができるが、必要に応じて、図2に示す、裏面中間層5を設けることができる。裏面中間層5に用いるバインダー樹脂としてはポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキシ樹脂、セルロース系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。
上記のバインダー樹脂のうちで、活性水酸基を有するバインダー樹脂については、さらにイソシアネートを添加して、それらのイソシアネート硬化物をバインダーとすることもできる。裏面中間層の塗工量は、乾燥状態で0.5〜30g/m2程度が好ましい。
(ミクロボイドを有する層)
また図3に示すように、基材1と受容層2との間、中間層4を形成する場合にあっては、基材1と中間層4との間にミクロボイドを有する層6(以下ミクロボイド層という)を設けることとしてもよい。ミクロボイド層6を基材1と受容層2との間に設けることで、受容層2側からの吸湿を防止することができ、熱転写受像シート全体としてのカールの発生を更に効果的に防止することができる。
ミクロボイド層としては、内部にミクロボイドを有するプラスチックフィルムや合成紙を用いることができる。また、基材1上に、各種の塗工方式でミクロボイドを有する層を形成することもできる。ミクロボイドを有するプラスチックフィルム又は合成紙としては、ポリオレフィン、特にポリプロピレンを主体として、それに無機顔料及び/又はポリプロピレンと非相溶なポリマーをブレンドし、これらを発泡開始剤として用い、これらの混合物を延伸、成膜したプラスチックフィルム又は合成紙が好ましい。
これらがポリエステル等を主体としたものの場合には、その粘弾性的或いは熱的性質から、クッション性、および断熱性が、ポリプロピレンを主体としたものに比較して劣るため、印字感度に劣り、かつ濃度むら等も生じやすい。これらの点を考慮すると、プラスチックフィルム及び合成紙の20℃に於ける弾性率は5×108 Pa〜1×1010Paが好ましい。また、これらのプラスチックフィルムや合成紙は、通常、二軸延伸により成膜されたものである。故に、これらは加熱により収縮する。これらを110℃下で60秒放置した場合の収縮率は、0.5%〜2.5%である。上述のプラスチックフィルムや合成紙は、それ自体が、ミクロボイドを含む層の単層であっても良いし、複数の層構成であっても良い。複数の層構成の場合には、その構成する全ての層にミクロボイドを含有しても良いし、ミクロボイドが存在しない層が存在しても良い。そして、このプラスチックフィルムや合成紙には、必要に応じて隠蔽剤として、白色顔料を混入させても良い。また、白色性を増すために、蛍光増白剤等の添加剤を加えることができる。さらに、光沢性、平滑性を与えるために、表面にスキン層を設けても良い。ミクロボイド層の厚みは、30〜80μm程度が好ましい。
(接着層)
また、図示しないが、基材1とミクロボイド層6とを張合わせて接着するための接着層を設けることとしてもよい。接着層は接着剤からなり、この接着剤としては、例えば、ウレタン系樹脂、α−オレフィン−無水マレイン酸樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウリア系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、シアノアクリレート系樹脂等が使用できる。中でもアクリル系樹脂の反応型のものや、変成したもの等が好ましく使用することができる。また、接着層は、ミクロボイド層6と受容層2、又はミクロボイド層6と上記で説明した任意の層との間や、基材1と裏面層3との間にも設けることもできる。
また、接着剤は硬化剤を用いて硬化させると、接着力も向上し、耐熱性も上がるため好ましい。硬化剤としては、イソシアネート化合物が一般的であるが、脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、芳香族アミン、酸無水物等を使用することができる。このような接着層の厚さは、塗工量で、通常、乾燥状態で2g/m2〜10g/m2程度である。接着層の形成は、一般的に行われている塗工手段を用いることができ、例えばグラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の手段により、塗工し、乾燥することで形成することができる。
上記で説明したように、本発明の熱転写受像シートは、基材1と任意の層とを張合わせる、例えば、基材1とミクロボイド層6とを接着層を介して張合わせることができる。ここで、張合わされる基材1と任意の層との材料によっては、収縮係数の違い等により、熱転写受像シート全体としてのカール防止性能の低下が懸念されるようにも考えられる。しかしながら、本発明では、基材1の任意の層が形成される面とは反対の面に裏面層3が設けられていることから、基材1と任意の層とを張合わせた場合であっても、カール防止性能が低下することはない。
以上、本発明の熱転写受像シートについて詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部または%は質量基準である。
(実施例1)
基材として厚さ190μmのRCペーパー(写真用原紙(厚さ150μm))を用意し、このRCペーパーの一方の面に溶融押し出し法により、ポリエチレン樹脂層1(厚さ14μm)を形成した。また、基材の他方の面に溶融押し出し法により、ポリエチレン樹脂層2を形成した(厚さ26μm)。
39μm厚の内部にミクロボイドを有するポリプロピレンフィルム(東洋紡績(株)製、トヨパールSS P4255)上に、下記組成の受容層用塗工液を乾燥状態で4g/m2の厚さとなるように塗工し受容層を形成した。次いで、受容層を形成した面とは反対面に下記組成の接着層形成用塗工液を、乾燥状態で4g/m2の厚さとなるように塗工して接着層を形成し、この接着層とポリエチレン樹脂層1とを張合わせた。次いで、ポリエチレン層2上に下記組成の裏面層形成用塗工液1を乾燥状態で1.5g/m2の厚さとなるように塗工し裏面層を形成した。これにより、受容層/ミクロボイドを有するポリプロピレンフィルム/接着層/ポリエチレン樹脂層1/基材/ポリエチレン樹脂層2/裏面層がこの順で積層されてなる実施例1の熱転写受像シートを得た。
<受容層形成用塗工液>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合 60部
(日信化学工業(株)製、商品名:ソルバインC)
・エポキシ変性シリコーン 1.2部
(信越化学工業(株)製、商品名:X−22−3000T)
・メチルスチル変性シリコーン 0.6部
(信越化学工業(株)製、商品名:X−24−510T)
・メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 5部
<接着層形成用塗工液>
・ウレタン系樹脂 30部
(タケラックA969V 三井化学ポリウレタン(株)製)
・イソシアネート化合物 10部
(タケネートA5 三井化学ポリウレタン(株)製)
・酢酸エチル 120部
<裏面層形成用塗工液1>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−4800 Tg=106℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(実施例2)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液2に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例2の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液2>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−4800 Tg=106℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 10部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 440部
(実施例3)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液3に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例3の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液3>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−4800 Tg=106℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・表面処理マイクロシリカ 30部
(サイリシア435 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(実施例4)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液4に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例4の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液4>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−1400 Tg=83℃、Mw=40,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(実施例5)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液5に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例5の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液5>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−8200 Tg=73℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(実施例6)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液6に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例6の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液6>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−4800 Tg=106℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 5部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(実施例7)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液7に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例7の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液7>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−4800 Tg=106℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 50部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 600部
(実施例8)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液8に変更した以外は、全て実施例1と同様にして実施例8の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液8>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−1700 Tg=92℃、Mw=16,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(比較例1)
裏面層を形成しなかった以外は、全て実施例1と同様にして比較例1の熱転写受像シートを得た。
(比較例2)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液9に変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例2の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液9>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−4800 Tg=106℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・メチルエチルケトン 400部
(比較例3)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液10に変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例3の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液10>
・ポリエステル樹脂 100部
(バイロン290 Tg=72℃、Mw=22,000 東洋紡(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(比較例4)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液11に変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例4の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液11>
・塩酢ビ樹脂 100部
(ソルバインC 日信化学(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(比較例5)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液12に変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例5の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液12>
・シクロオレフィン樹脂 100部
(APL8008T 三井化学(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(比較例6)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液13に変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例6の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液13>
・アクリルポリオール樹脂 100部
(BZ−1160 DIC(株)製)
・疎水性マイクロシリカ 30部
(サイロホービック4004 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
(比較例7)
裏面層形成用塗工液1を下記組成の裏面層形成用塗工液14に変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例7の熱転写受像シートを得た。
<裏面層形成用塗工液14>
・ポリエステルウレタン樹脂 100部
(UR−4800 Tg=106℃、Mw=25,000 東洋紡(株)製)
・親水性マイクロシリカ 30部
(サイリシア380 富士シリシア化学株式会社製)
・メチルエチルケトン 520部
<<カール評価試験>>
実施例1〜8、比較例1〜7の熱転写受像シートを150mm×100mmに裁断し、受容層が上になるようにして23℃ 60%の環境下に100時間保管した。その後熱転写受像シートの4隅が台から離れた距離を測定し、その平均値を算出し、以下の評価基準でカール評価を行った。評価結果を表1に示す。
<評価基準>
◎・・・0mm〜2mm。
○・・・2mm〜5mm。
△・・・5mm〜10mm。
×・・・10mm〜20mm。
<<筆記性試験>>
実施例1〜8、比較例1〜7の熱転写受像シートの裏面層上に、筆記具として水性ペン、油性ペン、ボールペン、鉛筆を用いて筆記を行い、以下の評価基準により筆記性評価を行った。評価結果を表1に併せて示す。
<評価基準>
◎・・・全ての筆記具において擦れなく書ける。
○・・・全ての筆記具において擦れるが書ける。
△・・・全ての筆記具、又は一部の筆記具において擦れる。
×・・・全ての筆記具、又は一部の筆記具において筆記が行えない。
<<糊接着性評価>>
実施例1〜8、比較例1〜7の熱転写受像シートの裏面層上に、各種糊(Pritt(登録商標),Glue,アラビックヤマト(登録商標),Pit(登録商標),フエキ糊、一円切手)を塗り、普通紙に張合わせ、24時間後に剥がし、以下の評価基準により糊接着性の評価を行った評価結果を表1に併せて示す。
<評価基準>
◎・・・全ての糊において剥がれない。
○・・・全ての糊、又は一部の糊において貼りついているが剥がれる。
△・・・全ての糊、又は一部の糊において容易に剥がれる。
×・・・全ての糊、又は一部の糊において貼りつかない。
<<耐ブロッキング性評価>>
実施例1〜8、比較例2〜7の熱転写受像シートを枚葉の状態で重ね合わせ、2kgf/cm2の荷重を加え、60℃で24時間保存を行い、以下の評価基準により耐ブロッキング性の評価を行った。評価結果を表1に併せて示す。なお、荷重放置の条件は、取り扱われる通常の保存条件よりも厳しい保存条件としたもので、強制的な促進条件である。
<評価基準>
◎・・・ブロッキングしていない。
○・・・わずかにブロッキングしている。
△・・・強くブロッキングしている。
×・・・強くブロッキングしており剥がれない。
<<基材接着性評価>>
実施例1〜8、比較例1〜7の裏面層に、セロハン粘着テープ(ニチバン(株)セロテープ(登録商標)産業用No.405)を貼り付け、180°の剥離角度で剥離し、以下の評価基準により基材接着性の評価を行った。評価結果を表1に併せて示す。
<評価基準>
○・・・裏面層が剥がれない。
△・・・裏面層が一部剥がれる。
×・・・裏面層の全面が容易に剥がれる。
Figure 2012158124
表1からも明らかなように、ポリエステルウレタンと疎水性微粒子とを含有する裏面層を備える熱転写受像シートは、全ての評価項目において良好な結果を得ることできた。一方、ポリエステルウレタン以外の樹脂が含有された比較例、及びポリエステルウレタンと親水性微粒子が含有された比較例は、カール防止性能が低い。また、疎水性微粒子が含有されていない裏面層は、実施例の熱転写受像シートと比較して、筆記性、耐ブロッキング性、糊接着性に劣る結果となった。
1…基材
2…受容層
3…裏面層
4…中間層
5…裏面中間層
6…ミクロボイドを有する層
10、100、200…熱転写受像シート

Claims (3)

  1. 基材と、該基材の一方の面に設けられる受容層と、基材の他方の面に設けられる裏面層とからなる熱転写受像シートであって、
    前記裏面層が、ポリエステルウレタンと、疎水性微粒子とを含有することを特徴とする熱転写受像シート。
  2. 前記ポリエステルウレタンが、重量平均分子量(Mw)が20000以上45000以下であって、且つTgが65℃以上115℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の熱転写受像シート。
  3. 前記疎水性微粒子が、前記裏面層の樹脂固形分の10質量%以上30質量%以下の範囲内含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱転写受像シート。
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