JP2012144050A - ブレイク方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 これまでより小さなブレイク荷重で分断でき、ソフトにブレイクできる方法を提供する。
【解決手段】 第一面にスクライブラインSが形成された脆性材料基板Gに対し、第一面の裏側になる第二面の前記スクライブラインSの真裏に位置する圧接予定ラインに沿ってローラ32を圧接状態にして相対移動することにより、第一面のスクライブラインSに沿って基板Gを分断するブレイク方法であって、ローラ32を圧接方向に振動を与えながら圧接移動させ、基板G上のブレイクの位置に応じて振幅を変化させるようにしてブレイクを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクライブラインが形成された脆性材料基板の分断を行うためのブレイク方法に関する。ここでいう脆性材料基板には、ガラス、セラミックス(低温焼成セラミックスおよび高温焼成セラミックス)、シリコン等の半導体材料、サファイア等が含まれる。また、分断される基板の形態は単板のみならず、二枚の基板が貼り合わされた貼合わせ基板も含まれる。
図10は、従来から行われているガラス基板の分断方法の一例を示す図である。まず、基板をスクライブ装置のテーブル上に載置し、カッターホイールを用いて第一面の分断予定ラインに沿ってスクライブラインSを形成する(図10(a))。続いて、基板をブレイク装置のゴム製テーブル上に載置し、第一面とは反対側の第二面からスクライブラインSの真裏に沿ってブレイクバーを当てブレイク荷重を印加することにより衝撃又は曲げモーメントを加えてブレイクを行う(図10(b))。
第一工程であるスクライブでは、カッターホイールを転動することによりスクライブラインを形成するメカニカルスクライブ、あるいは、レーザ照射による加熱とその後の冷却による応力差を利用してスクライブラインを形成するレーザスクライブのいずれかが行われるのが一般的である。
一方、第二工程であるブレイクでは、形成されたスクライブラインに沿って、ブレイクバーを押し当てたり、ローラを転動させたりすることにより衝撃又は曲げモーメントを与えてブレイクが行われる。
近年、フラットパネル用のガラス基板では基板の軽量化を進めるために、基板材料の薄板化、硬質化が進められている。そのため、スクライブライン形成後に基板をブレイクする際に、基板の薄板化の影響で分断面が破壊されやすくなり、チッピングが発生しやくなっている。また、普通のガラス基板であっても、その板厚が厚い場合(例えば1mm以上)には、ブレイクの際に大きな荷重でブレイクバーを押し当てる必要があり、やはりチッピングが発生しやすくなっている。
一般に、チッピングの発生していない加工品質の高い分断加工を行うには、ブレイクの際に、スクライブラインに沿わせるブレイクバー等に加えるブレイク荷重をできるだけ小さくして分断することが望ましい。そのためには、スクライブ工程において、予めスクライブラインを形成する垂直クラックを深く伸展させておくことが必要になる。
これまでに、スクライブラインを深く伸展させるためのスクライブ方法がいくつか提案されている。
一つは、メカニカルスクライブで使用するカッターホイールを、その円周稜線に沿って溝と突起が交互に形成され、垂直クラックを深く伸展させることのできる高浸透性の溝付きカッターホイールを用いることにより、突起を基板に食い込ませ、深いクラックが形成されるようにする方法である(特許文献1参照)。
さらに、上述した溝付きカッターホイールを取り付けたスクライブヘッドに対し振動アクチュエータで上下方向に振動を与えながらカッターホイールを転動させることにより、クラックをさらに深く浸透させる方法も開示されている(特許文献2参照)。
また、別の方法として、スクライブ加工の際にクラックを深く浸透させるのではなく、スクライブライン(クラック)を形成した後のブレイク工程の際に、スクライブラインを形成した側とは反対側のガラス面からスクライブラインに沿って超音波エネルギーを印加することにより、スクライブラインに沿ってクラックを伝播させることが開示されている(特許文献3参照)。なお、この方法の場合、スクライブラインの深さが十分でないとき(基板板厚の5%程度)は、クラック伝播ができないことが開示されている。
特許第3074143号公報 国際公開WO2008/129943号公報 特表2008−540169号公報
ガラス基板等では、今後ますます加工品質の高い分断加工を行うことが求められている。特許文献1に記載の溝付きカッターホイールでスクライブする方法や、特許文献2に記載の溝付きカッターホイールに振動を与えながらスクライブする方法は、通常のカッターホイールでスクライブするより深いクラックが形成できるので、その後のブレイクの際に加える荷重を減らすためには有効であるが、ブレイク工程においても、さらにブレイク荷重を減らせることができれば、より好ましい。
特許文献3に記載の超音波エネルギーを印加するブレイク方法では、クラックが十分に深く形成されていなければクラック伝播ができず、ブレイクできない。
そこで、本発明は、ブレイク工程を工夫することにより、これまでよりも小さなブレイク荷重でより深いクラックが形成でき、ソフトなブレイクができるブレイク方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では次のような技術的手段を講じた。すなわち、本発明のブレイク方法は、第一面にスクライブラインが形成された脆性材料基板に対し、第一面の裏側になる第二面の前記スクライブラインの真裏に位置する圧接予定ラインに沿ってローラを圧接状態にして相対移動することにより、第一面のスクライブラインに沿って前記基板を分断するブレイク方法であって、前記ローラを圧接方向に振動を与えながら圧接移動させ、その際に基板上のブレイクの位置に応じて振幅を変化させるようにしてブレイクを行うようにしている。
上記発明において、ローラヘッドが移動開始した後は、ブレイクの開始端の位置で移動停止中よりも振動の振幅を小さくしてもよい。
上記発明において、前記ローラは、振動数が1kHz〜10kHzの範囲で調整され、変位幅が1μm〜20μmの範囲で調整されるようにしてもよい。
本発明のブレイク方法によれば、基板の第一面の裏側である第二面に対し、スクライブラインの真裏に位置する圧接予定ラインに沿ってローラを所望のブレイク荷重で圧接しながら相対移動する。その際に、圧接方向(すなわち基板の厚さ方向)に振動を加えながらローラを移動させる。これにより、ローラに振動を与えずに移動させたときに比べると、ブレイク荷重が小さくても振動の影響でクラックが深く伸展するようになり、ブレイクが容易になる。また、ブレイク中はブレイクの位置に応じて振幅を変化させるようにする。例えば、ブレイク(クラック)の開始端の位置でローラヘッドが移動停止中は、より深くクラックを伸展させてクラックが確実に貫通するように振動の振幅を大きくしておき、ローラヘッドが移動を開始すると振動の振幅を少し小さくして、ソフトなブレイクが行われるようにする。
本発明の一実施形態であるブレイク装置の全体構成を示す図である。 Xステージの構成を示す図である。 ローラヘッドの断面図である。 ローラヘッドの他の実施形態の断面図である。 振動アクチュエータの断面図である。 ローラの正面図である。 ローラの側面図である。 貼合わせ基板のブレイクの際に使用するローラを示す図である。 貼合わせ基板用のローラの正面図である。 従来から行われている一般的なガラス基板の分断方法を示す図である。
以下、本発明にかかるブレイク装置および本発明のブレイク方法の詳細を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるブレイク装置10の全体構成を示す図である。ベース11上には、基板Gを載置するテーブル12が設けられている。テーブル12は、Y方向に移動するY軸駆動機構13と、テーブル12の下方に取り付けられテーブル12を回転するテーブル回転機構14とを備えている。テーブル12の上面にはゴム12aが敷いてあり、基板Gに上から荷重が印加されたときに基板が撓みやすいようにしてある。
Y軸駆動機構13は、テーブル回転機構14を介してテーブル12を支持するYステージ15と、Yステージ15をY方向に駆動させるリニアモータ16と、Y方向の運動を案内するリニアガイド17からなる。
テーブル回転機構14は、Yステージ15上に取り付けてあり、モータ(不図示)により水平面内でテーブル12が回転できるようにしてある。
また、ベース11の上にはXステージ21およびこれをX方向に移動させるためのX軸駆動機構22が設けてある。X軸駆動機構22は、テーブル12を跨ぐように配置されるブリッジガイド24とこれを支持する支柱23とからなる。ブリッジガイド24は、Xステージ21をX方向に駆動するリニアモータ(不図示)と、X方向の運動を案内するリニアガイド25とを備えている。
次に、Xステージ21について説明する。図2はXステージ21の構成を示す図である。なお、図1ではXステージ21の外側を覆うカバーを取り付けた状態を示しているが、図2ではカバーを外して内部機構が見えるようにして示してある。
Xステージ21には、リニアガイド25によって案内されるベースプレート31が設けてあり、ベースプレート31上にはローラ32をZ方向に移動させるためのZ軸駆動機構33が設けてある。
Z軸駆動機構33は、Zステージ34と、Zステージ34をZ方向に駆動させるボールねじ機構35と、Zステージ34のZ方向の運動を案内するリニアガイド36とからなる。
Zステージ34にはローラ32を基板Gに押し当てる際の加圧機構である荷重印加シリンダ37が取り付けてあり、荷重印加シリンダ37のロッド37aには振動アクチュエータ38を介してローラヘッド40が取り付けてある。荷重印加シリンダ37は具体的には、エアシリンダ、サーボモータ、ボイスコイルモータ等を用いることができる。
荷重印加シリンダ37は、Z軸駆動機構33によりローラ32の高さを調整した後で、ローラ32が基板Gを押圧する荷重を調整できるようにしてある。
振動アクチュエータ38は、予め設定する振幅、振動数で、ローラ32を上下に振動する。
図3は、ローラ32を支持するとともに振動アクチュエータ38の振動をローラ32に伝達するローラヘッド40の断面図である。ローラヘッド40は、振動アクチュエータ38が固定される本体部41と、ローラ32を回転自在に保持するホルダ42と、振動アクチュエータ38からの振動をホルダ42に伝達するシャフト43と、シャフト43の運動を案内するガイド44とを有する。ガイド44とシャフト43との間には、ボール(不図示)が組み込まれ、シャフト43がガイド44に対し滑らかに運動できるようにしてある。振動アクチュエータ38のロッド38aは、連結部45でシャフト43とねじ結合される。シャフト43の下端は本体部41から突き出てホルダにねじ結合されている。
ホルダ42の下端は二股に分かれ、ローラ32の回転軸を支持することにより、ローラ32が回転自在に支持される。
図4は、ローラヘッド40の他の実施形態を示す断面図である。図3と同じ部分は同符号を付すことにより説明を省略する。この実施形態では、振動アクチュエータ38のロッド38aとシャフト43とは分離され、皿バネ46でシャフト43がロッド38aに接するように付勢してある。このように分離することで、振動アクチュエータ38の横変位がシャフト43に伝達されることなく、縦変位だけがシャフト43にされるようにしてある。
図5は、振動アクチュエータ38の断面図である。振動アクチュエータ38は、主として、同心円状に配置される超磁歪素子51、コイル52、バイアス磁石53と、皿バネ54と、これらを内蔵するケース55とからなる。超磁歪素子51はバイアス磁石53とコイル電流とによる磁界に応じて寸法が変化する。そのため、コイル電流を変化させることにより、その振幅、振動数に応じた振幅、振動数で超磁歪素子51が振動する。ロッド38aが超磁歪素子51に接するように皿バネ54によって付勢してあるので、超磁歪素子51の振動がロッド38aに伝達される。振動アクチュエータ38は、具体的には振動数1kHz〜10kHz、変位量1μm〜20μmの調整可能範囲で振動が形成されるようにしてある。ロッド38aの振動は、ガイド56によって案内され、シャフト43(図3)を介してローラ32に振動が伝わるようにしてある。
なお、振動アクチュエータ38に使用する振動素子としては、超磁歪素子51に代えてピエゾ素子を用いてもよい。
図6はローラ32の正面図、図7は側面図である。ローラ32は、円柱形状をなしており、支軸を通すための孔61が回転中心に形成してある。ローラ32の具体的寸法は外径2mm〜50mm、厚み0.5mm〜10mmの範囲で選択可能であり、材質としては、基板との接触面に傷が付きにくいようにするため、ポリアセタール、ポリウレタンゴム等のゴム硬度Hsが20°〜90°の材料を使用してある。
なお、分断対象が単板ではなく、図8に示すように2枚の基板G1、G2が貼り合わされたセル基板であって、予めスクライブラインS1、S2がセル基板の両側の外側面(第一面および第二面になる)の対向位置に形成してある場合には、基板G1、G2にローラを圧接するときに、基板に形成されているスクライブラインS1、S2にローラが接触してしまうおそれがあるため、図9に示すように、溝63が形成されたローラ64を用いるのが好ましい。
ブレイク装置10は、コンピュータシステム(不図示)で制御され、コンピュータシステムによりX軸駆動機構22、Y軸駆動機構13、Z軸駆動機構33、テーブル回転機構14を始め、装置各部の操作が行われる。
続いて、ブレイク装置10を用いたブレイク方法の一実施形態について図1、図2を参照しつつ説明する。本発明のブレイク方法では、予め、スクライブラインSが形成してあり、このスクライブラインSの真裏が圧接予定ラインになることを前提にしている。
スクライブラインを形成する方法は、特に限定されない。例えば、レーザ照射による局所加熱とその後の局所冷却とを行い、このとき生じる残留応力によってスクライブを行うレーザスクライブ加工(例えば特許3027768号公報参照)でもよいし、カッターホイールを転動させてスクライブを行うメカニカルスクライブ加工でもよい。
後者のメカニカルスクライブ加工では、刃先を形成する円周稜線に沿って溝が形成されていない一般的な刃先のカッターホイールでもよいし、円周稜線に沿って溝と突起を交互に形成した特許文献1に記載された高浸透性の溝付きカッターホイールでもよい。
ブレイク装置10では、これからブレイクする圧接予定ライン(すなわちスクライブラインSの真裏の位置)を有する基板Gをテーブル12上に載置するが、その際に、スクライブラインSをテーブル12(ゴム12a)に接するようにする。そして、基板に刻設されたアライメントマークに基づいて、X軸駆動機構22、Y軸駆動機構13、テーブル回転機構14を作動させて位置決めを行い、これからブレイクする圧接予定ラインの端を、ローラ32の真下の位置に合わせる。
続いて、Z軸駆動機構33を駆動してローラヘッド40を下降し、ローラ32を基板Gに当接する。荷重印加シリンダ37を作動して、ローラ32が所望のブレイク荷重で基板Gを押圧するようにする。具体的にはブレイク荷重を1N〜50Nの範囲で調整する。
続いて、振動アクチュエータ38を動作させ、所望の振幅、振動数でローラ32に振動を与える。具体的には、振幅1μm〜20μmの範囲、振動数1kHz〜10kHzの範囲で作動させる。
この状態でX軸駆動機構22を作動させて、ローラヘッド40を所望の移動速度で移動させる。具体的には10mm/秒〜1000mm/秒(通常は50mm/秒〜500mm/秒)の範囲で適切な速度を設定し、その速度でもって押圧状態のままローラを移動させる。
以上の動作によって、ローラ32が圧接予定ライン(スクライブラインSの真裏)に沿って振動しながら押圧するようになり、その結果、振動荷重の影響で深さ方向にクラックが深く伸展し、より小さな荷重でもブレイクできるようになる。
特に、基板の板厚が厚い場合(1mm以上)では、これまでは大きな荷重を与えなければクラックが伸展できずブレイクできなかったが、振動荷重にすることで小さな荷重でもブレイクができるようになる。
そして、分断後のブレイク面を見ると、ブレイク荷重を小さくしてブレイクしたため、カケの発生がほとんどなく、加工品質は優れている。
また、これまでは、ブレイク対象の厚さや材質に応じて、ローラによるブレイク荷重の大きさとローラの移動速度とを調整するようにしていたが、ブレイク時に加える振動の振幅および振動数もパラメータとして設定できるようになり、調整の自由度を増すことができるようになった。
以上本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものでなく、その目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
また、ローラの圧接面は回転軸方向に沿って平坦面としたが、ローラの中央がローラの左右端よりも突き出た曲面(下に凸の曲面)にするようにして、圧接時に基板が撓みやすくなるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ブレイク中は振動の振幅、振動数を一定にしているが、ブレイクの位置に応じて振幅変化するようにしてもよい。例えば、ブレイクの開始端(クラックの開始端)の位置でローラヘッドが移動停止中はより深くクラックを伸展させてクラックが確実に貫通するように振動の振幅を大きくしておき、ローラヘッドが移動を開始すると振動の振幅を少し小さくして(一旦貫通したクラックは振幅を小さくしても貫通し続ける)、ソフトなブレイクが行われるようにしてもよい。
本発明の分断方法は、ガラス等の脆性材料からなる基板を、スクライブラインに沿ってブレイクする際に利用することができる。
10 ブレイク装置
12 テーブル
13 Y軸駆動機構
14 テーブル回転機構
22 X軸駆動機構
32 ローラ
33 Z軸駆動機構
37 荷重印加シリンダ
38 振動アクチュエータ
40 ローラヘッド
43 シャフト
44 ガイド
51 超磁歪素子
S スクライブライン
G 基板

Claims (3)

  1. 第一面にスクライブラインが形成された脆性材料基板に対し、第一面の裏側になる第二面の前記スクライブラインの真裏に位置する圧接予定ラインに沿ってローラを圧接状態にして相対移動することにより、第一面のスクライブラインに沿って前記基板を分断するブレイク方法であって、
    前記ローラを圧接方向に振動を与えながら圧接移動させ、その際に基板上のブレイクの位置に応じて振幅を変化させるようにしてブレイクを行うブレイク方法。
  2. ローラヘッドが移動開始した後は、ブレイクの開始端の位置で移動停止中よりも振動の振幅を小さくする請求項1に記載のブレイク方法。
  3. 前記ローラは、振動数が1kHz〜10kHzの範囲で調整され、変位幅が1μm〜20μmの範囲で調整される請求項1に記載のブレイク方法。
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