JP2012143186A - 樹木用ロープ取付具 - Google Patents
樹木用ロープ取付具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012143186A JP2012143186A JP2011003826A JP2011003826A JP2012143186A JP 2012143186 A JP2012143186 A JP 2012143186A JP 2011003826 A JP2011003826 A JP 2011003826A JP 2011003826 A JP2011003826 A JP 2011003826A JP 2012143186 A JP2012143186 A JP 2012143186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tree
- rope
- pole
- hook
- cylindrical member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 51
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Supports For Plants (AREA)
Abstract
【解決手段】 樹木の所要高さ位置にロープを掛着するためのものであって、ポール1と、ポール1の上端部2に設けられロープが掛けられて支承される上開放の凹所21を有した支承部20と、ポール1の上端部2に設けられ下方に突出してロープを引っ掛け可能なフック30と、ポール1の上端部2に設けられ先端が鋭利状に形成されて樹木に対して打ち込まれる爪部材40とを備えて構成した。
【選択図】図1
Description
図6に示すように、この樹木用ロープ取付具Saは、ポール100と、ポール100の上端部に設けられるロープガイド110と、ロープガイド110の基端付近のポール上に設けられ上向きY字状に二股に分岐した分岐金具120と、ポール100の上端部に設けられ下方に突出してロープLを引っ掛け可能なフック130とを備えて構成されている。また、ロープLには、その先端側に錘と係合部とを兼ね備えた先端金具140が取り付けられている。
フック130は、ロープガイド110から離脱して樹木の幹に掛け回されたロープLの先端側に取り付けられた先端金具140の係合部に係合させてロープLを引き下ろすことができるようにポール100から突出している。
この場合、例えば、ロープの一端部及び他端部にリングを形成し、支承部を中心にロープの長さを同一にして凹所に掛け、作業者がポールの下端部を把持してポールの上端部を樹木の所要高さ位置に位置させ、ロープが枝を跨いで枝に載置されるようにしてロープを枝に保持させる。このとき、ロープの一端部及び他端部が高所に位置するようにロープを予め短めに設定しておく。ロープが所要高さ位置で保持されたならば、ポールを樹木から離間させ、この状態で、一端部または他端部のいずれか一方に形成されたリングにフックを引っ掛けて引張し、一端部または他端部のいずれか他方に形成されたリングを通過させる。これによって、ロープで樹木の枝を巻回するようにループを形成して枝にロープを掛着することができる。
即ち、樹木の幹だけでなく、枝を伐採する際にも使用することができるので、より一層汎用性が向上する。
これにより、筒状部材をポールに対して着脱可能にすることができるので、どのような長さのポールであっても筒状部材を取り付けることができる。即ち、樹木の所要高さ位置によって、ポールの長さを選択して、このポールに筒状部材を取り付けることにより、容易に所要高さ位置に支承部,フック及び爪部材を位置させることができる。
これにより、例えば樹木の枝を伐採するとき等、爪部材を樹木に打ち込む必要がない場合には、爪部材を筒状部材から取り外すことができる。従って、例えば、樹木の枝を伐採するときに、ロープの一端部及び他端部にリングを形成して樹木の高所にロープを保持させ、ロープの一端部または他端部のいずれか一方に形成されたリングにフックを引っ掛けて引張してロープの一端部または他端部のいずれか他方に形成されたリングを通過させる場合には、筒状部材をロープのリングを通過させなければならないので、筒状部材から突出している爪部材がリングに引っ掛りやすくなるが、爪部材を取り外すことができるので爪部材が邪魔にならない。
これにより、ロッドを略U字状に折曲形成して支承部を形成したので、支承部を比較的簡易に構成することができる。また、支承部を筒状部材の上端に固着したので、ポールの軸線近傍にロープが位置するようになり、そのため、ロープを樹木の所要高さ位置に位置させやすくなる。
これにより、フックを筒状部材に設けた場合と比較して、フックと爪部材、特にナットとの距離が離間させられるので、爪部材がフックの開放部分を塞ぐことが防止され、そのため、フックの機能を確実に発揮させることができる。
図1乃至図5には、本発明の実施の形態に係る樹木用ロープ取付具Sを示している。本発明の樹木用ロープ取付具Sは、樹木Wの所要高さ位置にロープRを掛着するためのものであり、ポール1と、ポール1の上端部2に設けられロープRが掛けられて支承される上開放の凹所21を有した支承部20と、ポール1の上端部2に設けられ下方に突出してロープRを引っ掛け可能なフック30と、ポール1の上端部2に設けられ先端が鋭利状に形成されて樹木Wに対して打ち込まれる爪部材40とを備えて構成されている。また、本樹木用ロープ取付具Sは、ポール1に冠着される上端11が閉じた筒状部材10を備えており、この筒状部材10に、支承部20,フック30及び爪部材40が設けられている。
筒状部材10は、ポール1の上端部2に冠着される金属製で円筒状に形成されており、上端11が閉じたカップ状に形成されている。この筒状部材10の側壁12には、その軸線に直交する方向の軸線を有した対向する一対の貫通孔13が形成されている。この貫通孔13はポール1の貫通孔4に対応する位置に形成されている。
尚、本実施の形態では錘体50を用いて樹木WにロープRを掛着させる場合について説明するが、必ずしも錘体50を用いる必要はない。
また、上記実施の形態において、フック30を、その基端31を一方の立設部24の上端24a近傍に固着して設けたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、筒状部材10に設けても良く、適宜変更して差支えない。
更に、上記実施の形態において、筒状部材10を円筒状に形成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば角柱状等であっても良く、適宜変更して差支えない。また、筒状部材10の軸線方向への長さは、ポール1よりも短ければ良く、特に限定されるものではない。
W 樹木
R ロープ
M 作業者
C チェーンソー
1 ポール
2 上端部
3 側壁
4 貫通孔
5 下端部
10 筒状部材
11 上端
12 側壁
13 貫通孔
14 ボルト
15 ナット
16 挿通孔
20 支承部
21 凹所
22 ロッド
23 底部
24 立設部
30 フック
31 基端
32 中間部
33 先端
40 爪部材
41 本体
42 雄ネジ
43 鍔部
44 ナット
50 錘体
51 一方リング部
52 錘部
53 他方リング部
Claims (6)
- 樹木の所要高さ位置にロープを掛着するための樹木用ロープ取付具において、
ポールと、該ポールの上端部に設けられロープが掛けられて支承される上開放の凹所を有した支承部と、上記ポールの上端部に設けられ下方に突出してロープを引っ掛け可能なフックと、上記ポールの上端部に設けられ先端が鋭利状に形成されて樹木に対して打ち込まれる爪部材とを備えたことを特徴とする樹木用ロープ取付具。 - 上記ポールに冠着される上端が閉じた筒状部材を設け、該筒状部材に上記支承部,フック及び爪部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の樹木用ロープ取付具。
- 上記爪部材を上記筒状部材に対して着脱可能に設けたことを特徴とする請求項2記載の樹木用ロープ取付具。
- 上記爪部材をロッド状の本体を備えて構成し、該本体の先端部を鋭利状に形成し、該本体の基端部に雄ネジを形成し、該雄ネジの先端側に鍔部を設け、上記筒状部材に上記基端部が挿通され上記鍔部が非挿通の挿通孔を形成し、上記本体の基端部を上記挿通孔に挿通し、該基端部の雄ネジにナットを螺合して該基端部を上記筒状部材に止着することを特徴とする請求項3記載の樹木用ロープ取付具。
- 上記支承部を、ロッドを略U字状に折曲形成して底部の左右に2条の立設部を有した形状に形成し、上記支承部の底部を上記筒状部材の上端に固着したことを特徴とする請求項2乃至4何れかに記載の樹木用ロープ取付具。
- 上記フックの基端を上記支承部の一方の立設部に固着したことを特徴とする請求項5記載の樹木用ロープ取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011003826A JP5634887B2 (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | 樹木用ロープ取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011003826A JP5634887B2 (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | 樹木用ロープ取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012143186A true JP2012143186A (ja) | 2012-08-02 |
JP5634887B2 JP5634887B2 (ja) | 2014-12-03 |
Family
ID=46787461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011003826A Expired - Fee Related JP5634887B2 (ja) | 2011-01-12 | 2011-01-12 | 樹木用ロープ取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5634887B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016013073A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 中国電力株式会社 | 倒木に対する牽引用フックの取付方法 |
CN107069539A (zh) * | 2017-03-21 | 2017-08-18 | 国家电网公司 | 输电线路伐树定向倾倒器 |
CN116158270A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-05-26 | 贵州电网有限责任公司 | 一种用于控制树木倒伏方向的辅助装置 |
-
2011
- 2011-01-12 JP JP2011003826A patent/JP5634887B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016013073A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 中国電力株式会社 | 倒木に対する牽引用フックの取付方法 |
CN107069539A (zh) * | 2017-03-21 | 2017-08-18 | 国家电网公司 | 输电线路伐树定向倾倒器 |
CN116158270A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-05-26 | 贵州电网有限责任公司 | 一种用于控制树木倒伏方向的辅助装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5634887B2 (ja) | 2014-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5634887B2 (ja) | 樹木用ロープ取付具 | |
JP2012060926A (ja) | 蜂の巣除去装置 | |
EP3088753A1 (en) | Throwing hook | |
JP2006020528A (ja) | 倒木用ロープ取付け具 | |
JP6529202B1 (ja) | 伐倒方向制御器具 | |
US7984542B1 (en) | Multi-strand cable termination means | |
US20110072707A1 (en) | Hook removal tool | |
US8359792B1 (en) | Guy adapter having non-integral pulling eye | |
JP6359591B2 (ja) | 親綱フック着脱装置 | |
JP4535996B2 (ja) | 電柱設置装置 | |
KR200478386Y1 (ko) | 과일 수확기 | |
JP2016073250A (ja) | 高枝伐採補助具 | |
JP2018002396A (ja) | 玉掛け手鉤棒 | |
JP5083976B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2008263935A (ja) | 植物育成用ポットとフック利用の植物育成装置 | |
JP2009045038A (ja) | 引き起こし作業用器具及びそれを用いた引き起こし方法 | |
JP6892651B2 (ja) | 防鳥用索条の張架方法 | |
KR200497847Y1 (ko) | 수목전지 장대장치 | |
KR20210077908A (ko) | 전주의 넝쿨 제거 장치 | |
JP2016199005A (ja) | 携帯型作業機械のフック取付け構造 | |
JP3233789U (ja) | ロープ取付用治具とロープ取付用補助治具 | |
JP5197405B2 (ja) | 伐採木引張ロープ取付用具 | |
JP2012135122A (ja) | 間接活線作業用工具収納体 | |
JP6868259B1 (ja) | ロープ懸け方法 | |
JP3077229U (ja) | 屋外線引留具用アタッチメント |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140930 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141015 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5634887 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |