JP2006020528A - 倒木用ロープ取付け具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 樹木に登ることなく地上からの作業のみで簡易かつ確実に倒木用のロープを樹木に取り付けることができる簡便な倒木用ロープ取付け具を提供する。
【解決手段】 倒木用ロープ取付け具(10)は、樹木(12)の幹または枝を引っ掛けるためのかぎ状のフック材(14)と、先端部に該フック材を保持して樹木の所望の高さまでフック材を運ぶための操作棒(16)と、該操作棒が取り付けられた側の前記フック材の付け根に結び付けられた倒木用ロープ(18)と、を有し、前記フック材および前記操作棒にはフック材を樹木に引っ掛けた後に、フック材と操作棒とを分離するための着脱機構(22)が設けられている。ここでこの着脱機構は、前記フック材の付け根に形成した突出部(24)と、前記操作棒の先端に形成した挿入穴(26)とからなり、前記突出部を前記挿入穴に嵌挿することで前記フック材と前記操作棒とを連結する。
【選択図】 図1
【解決手段】 倒木用ロープ取付け具(10)は、樹木(12)の幹または枝を引っ掛けるためのかぎ状のフック材(14)と、先端部に該フック材を保持して樹木の所望の高さまでフック材を運ぶための操作棒(16)と、該操作棒が取り付けられた側の前記フック材の付け根に結び付けられた倒木用ロープ(18)と、を有し、前記フック材および前記操作棒にはフック材を樹木に引っ掛けた後に、フック材と操作棒とを分離するための着脱機構(22)が設けられている。ここでこの着脱機構は、前記フック材の付け根に形成した突出部(24)と、前記操作棒の先端に形成した挿入穴(26)とからなり、前記突出部を前記挿入穴に嵌挿することで前記フック材と前記操作棒とを連結する。
【選択図】 図1
Description
本発明は倒木用ロープ取付け具に関し、より詳細には、樹木、特に小径木を伐採する際に、その樹木が安全な方向に倒れるよう誘導するためのロープを樹木に取り付けるための倒木用ロープ取付け具に関する。
従来から樹木、特に小径木を伐採する際には、樹木の適当な箇所にロープを取り付け、このロープを引っ張りながら樹木を伐採することで樹木の倒れ方向をコントロールし、これにより伐採した樹木が送電線やその他の構造物に転倒して接触することを防止するとともに作業員の安全を確保している。ここで従来このロープの取付けは梯子または昇柱機を使用して作業員が木に登って行っていた。
しかしながら樹木にロープを結び付ける作業は高所作業であるため危険を伴い、また、特に小径木に登るためには相当の熟練を要するとともに、作業者の体重によって樹木が折れてしまう危険性もあった。
そのため梯子などを用いて樹木に登る必要をなくし、簡単に樹木に倒木用のロープを取り付けることを目的とした特許文献1の「ロープ取付具」なども発案されている。
実公平6−38039
上記特許文献1に記載の発明は作業者が樹木に登ることなく倒木用のロープ(誘導ロープ)を取り付けることができるものの、通線ワイヤロープを通線穴から中空の取付棒の内部に挿通させる手間や通線ワイヤロープを地上まで下ろしてこれに誘導ロープを接続する手間などが多くかかるといった問題があった。
また特許文献1に記載のロープ取付具では樹木に掛けた湾曲ホースから通線ワイヤを地上まで下ろす際に通線ワイヤが小枝に引っかかってしまうこともあり、かかる場合には樹木に倒木用ロープを取り付けることができないといった問題もあった。
また特許文献1に記載のロープ取付具では樹木に掛けた湾曲ホースから通線ワイヤを地上まで下ろす際に通線ワイヤが小枝に引っかかってしまうこともあり、かかる場合には樹木に倒木用ロープを取り付けることができないといった問題もあった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、その目的は樹木に登ることなく地上からの作業のみで簡易かつ確実に倒木用のロープを樹木に取り付けることができる簡便かつ簡易な倒木用ロープ取付け具を提供することにある。
上記問題を解決するため本発明の倒木用ロープ取付け具は、樹木(12)の幹または枝を引っ掛けるためのかぎ状のフック材(14)と、先端部に該フック材を保持して樹木の所望の高さまでフック材を運ぶための操作棒(16)と、該操作棒が取り付けられた側の前記フック材の付け根に結び付けられた倒木用ロープ(18)と、を有し、前記フック材および前記操作棒にはフック材を樹木に引っ掛けた後に、フック材と操作棒とを分離するための着脱機構(22)が設けられている、ことを特徴とする。
ここで、前記着脱機構(22)は前記フック材(14)の付け根に形成した突出部(24)と、前記操作棒(16)の先端に形成した挿入穴(26)とからなり、前記突出部を前記挿入穴に嵌挿することで前記フック材と前記操作棒とを連結し、フック材を樹木に引っ掛けた後に操作棒を引っ張ることで前記突出部を前記挿入穴から引き抜きフック材と操作棒とを分離する、ことを特徴とする。
また、前記突出部(24)の側面には挿入穴(26)の内周面に形成されたL字型のガイド溝(28)に係合する突起(32)が形成されており、前記突出部は前記挿入穴の最深部まで挿し込まれた後に前記操作棒(16)を突出部に対して軸周りに相対回転されることで、前記フック材(14)を前記操作棒に止着するものである、ことが好ましい。
さらに、前記フック材(14)が取付け時に樹木(12)と接触する部分には、樹木に食い込ませる刺針(34)が形成されている、ことも好ましい。
なお、前記フック材(14)の付け根側の終端部には環状の環状部(36)が形成され、前記倒木用ロープ(18)の一端には環(38)が形成されている。
ここで、前記操作棒(16)は、連結式又はスライド式により伸縮可能なものである、ことを特徴とする。
請求項1に記載の倒木用ロープ取付け具によれば、倒木用ロープが結び付けられたフック材を操作棒の先端に取り付けてこれを樹木の所望の高さまで運ぶことで、作業者が樹木に登ることなく地上からの作業のみで倒木用ロープを樹木の幹や枝に容易かつ確実に取り付けることができ、これにより伐採時に安全な方向に樹木を誘導することができる。
ここで本発明の倒木用ロープ取付け具は従来のものと比してその構造が簡易であるため、安価に生産することができる。また倒木用ロープが結び付けられたフック材は倒木時には操作棒から取り外して使用されるため、1本の操作棒によって順次複数の樹木に倒木用ロープを引っ掛けることができる。
ここで本発明の倒木用ロープ取付け具は従来のものと比してその構造が簡易であるため、安価に生産することができる。また倒木用ロープが結び付けられたフック材は倒木時には操作棒から取り外して使用されるため、1本の操作棒によって順次複数の樹木に倒木用ロープを引っ掛けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、フック材を簡易な機構により操作棒と着脱自在とすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、フック材に刺針を形成することで、樹木の幹などに引っ掛けたフック材がずれ落ちることを防止することができる。これにより1本の操作棒によって複数の樹木に倒木用ロープを取り付けてから伐採を行うことで、伐採作業をスムーズに行うことができるようになる。
請求項4に記載の発明によれば、挿入穴の内周面に形成したL字型のガイド溝に突出部の側面の突起を係合させることで、樹木にフック材を引っ掛ける作業中にフック材が不用意に操作棒から抜け落ちることを防止することができるとともに、フック材を樹木に引っ掛けた後は、フック材を操作棒から容易に取り外すことができる。なお請求項3に記載の着脱機構によれば、刺針を樹木に突き刺すために操作棒を手前側に引っ張る際に、操作棒からフック材が抜けてしまうことを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、フック材の付け根の終端部に形成した環状部に、一端に環を形成した倒木用ロープを通してから、倒木用ロープ先端の環をフック材の先端から付け根側に通してやることで、倒木用ロープを簡易にフック材に結び付けることができ、また、その取り外しも容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、操作棒を伸縮自在なものとし、操作棒の長さを延長することによってフック材を樹木の所望の高さまで運ぶことができ、また不使用時にはコンパクトにこれを収納することができる。
本発明の倒木用ロープ取付け具は主として電力事業者が配電線の設置・保守を目的として行う樹木の伐採時に、伐採した樹木が安全な方向に倒れるよう誘導するためのロープを樹木に取り付けるために使用されるものである。以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の倒木用ロープ取付け具の一実施例を示す平面図、図2は分離されたフック材および操作棒の着脱機構を示した平面図である。
図1は本発明の倒木用ロープ取付け具の一実施例を示す平面図、図2は分離されたフック材および操作棒の着脱機構を示した平面図である。
図1および図2に示したように、この倒木用ロープ取付け具10は、樹木の幹または枝を引っ掛けるためのフック材14と、先端部にフック材を保持する操作棒16と、フック材の付け根に結び付けられる倒木用ロープ18とから構成されている。
フック材14は金属性の中実円柱棒状体を加工して作成されている。フック材14は樹木、特に小径木の幹や枝に引っ掛けることができる大きさの約2/3円弧の円弧部1とこれと連続する支持部3とからなり、支持部3の終端には直径5cm程度の環状部36が形成されている。
フック材14の円弧部1には倒木用ロープ18を引っ張った際に前記フックが樹木12と接触する部分、すなわち円弧部1の内周の一部には、数ミリメートル程度の刺針34が形成されている。この刺針34はフック材14を樹木12の幹等に引っ掛けた後に、フック材14がずれ落ちることを防止して作業性を向上させるためのものである。
フック材14の支持部3には、図2に示したように支持部とほぼ直角に突出してからL字型に屈曲して、支持部の軸方向と平行になるように形成された突出部24が溶接により取り付けられている。突出部24の側面(支持部の軸方向と平行となる部分の側面)には径方向に突出する高さ1cm程度の突起32が形成されている。
フック材14の円弧部1には倒木用ロープ18を引っ張った際に前記フックが樹木12と接触する部分、すなわち円弧部1の内周の一部には、数ミリメートル程度の刺針34が形成されている。この刺針34はフック材14を樹木12の幹等に引っ掛けた後に、フック材14がずれ落ちることを防止して作業性を向上させるためのものである。
フック材14の支持部3には、図2に示したように支持部とほぼ直角に突出してからL字型に屈曲して、支持部の軸方向と平行になるように形成された突出部24が溶接により取り付けられている。突出部24の側面(支持部の軸方向と平行となる部分の側面)には径方向に突出する高さ1cm程度の突起32が形成されている。
操作棒16は、グラスファイバーやプラスチック樹脂性の中空円柱を連結式により伸縮自在に構成したもので、その先端には挿入穴26が形成されている。この挿入穴26はフック材14の突出部24が嵌挿され、この突出部24と挿入穴26からなる着脱機構22によって、フック材14は操作棒16に容易に取り付け・取り外し可能となっている。
ここで挿入穴26の内周面には、フック材14の突出部24に設けられた突起32をガイドするためのL字型のガイド溝28が形成されている。
フック材14を操作棒16に取り付ける際には、突出部24をその突起32がガイド溝28に沿って進むように挿入穴26の最深部まで挿し込んだ後に、操作棒に対して1/4回転させることでフック材を操作棒に固定する。一方、樹木12に引っ掛けたフック材14から操作棒16を取り外す場合には、手元の操作棒16を軸周りに取付け時とは逆方向に1/4回転させた後に引き寄せ、挿入穴26からフック材14の突出部24を引き抜いてやる。
なお突出部24の外周に雄ネジを形成し、挿入穴26の内周面に雌ネジを形成してやることで、これを突起32部とガイド溝28に代えることもできる。
ここで挿入穴26の内周面には、フック材14の突出部24に設けられた突起32をガイドするためのL字型のガイド溝28が形成されている。
フック材14を操作棒16に取り付ける際には、突出部24をその突起32がガイド溝28に沿って進むように挿入穴26の最深部まで挿し込んだ後に、操作棒に対して1/4回転させることでフック材を操作棒に固定する。一方、樹木12に引っ掛けたフック材14から操作棒16を取り外す場合には、手元の操作棒16を軸周りに取付け時とは逆方向に1/4回転させた後に引き寄せ、挿入穴26からフック材14の突出部24を引き抜いてやる。
なお突出部24の外周に雄ネジを形成し、挿入穴26の内周面に雌ネジを形成してやることで、これを突起32部とガイド溝28に代えることもできる。
図3に示したように、倒木用ロープ18は絶縁性の強靭な樹脂繊維を直径1cm程度に束ねたものであり、その一端には変形可能な環38が形成されている。
この倒木用ロープ18のフック部への取付けは、図3に示したように、フック材14の付け根の環状部36に倒木用ロープ18の環38を通してから、この環38をフック材14の先端から付け根側に通し、これを環状部36の先端まで引き寄せてやることで、倒木用ロープ18を簡易にフック材14に結び付けることができる。
この倒木用ロープ18のフック部への取付けは、図3に示したように、フック材14の付け根の環状部36に倒木用ロープ18の環38を通してから、この環38をフック材14の先端から付け根側に通し、これを環状部36の先端まで引き寄せてやることで、倒木用ロープ18を簡易にフック材14に結び付けることができる。
次に本発明の倒木用ロープ取付け具の使用方法について説明する。図4は本発明の倒木用ロープ取付け具10の使用の状態を示した図である。また図5は倒木用ロープ取付け具を用いた倒木作業の手順を示したフロー図である。
[準備段階(S1)]
まずフック材14の環状部36に、上述した方法によって倒木用ロープ18を結び付けた後に、フック材14の突出部24を操作棒16の挿入穴26に嵌挿してやる。このとき突出部24に形成された突起32は挿入穴26のガイド溝28に沿って推し進められ、最終的には操作棒16を突出部24に対して1/4軸回転されることでフック材14と操作棒16とを係止する。
また必要に応じて操作棒16を連結してやることで操作棒16の長さを延長してやる。
[取付け段階(S2)]
上記準備段階で準備した倒木用ロープ取付け具10を、手元に倒木用ロープ18を握りながら地上から上方に向かって樹木12に伸ばし、所望位置の幹をフック材14の円弧部の開口から導き入れてフック材14を幹に引っ掛けてやる。
その後一度強く操作棒16を手元側に引き寄せて、フック材14の刺針34を幹に食い込ませる。最後に操作棒16をフック材14の取付け時とは逆方向に1/4軸回転させてから引っ張ることにより突出部24を挿入穴26から抜き取ってやる。なお上記準備段階及び本取付け段階を繰り返し行うことで、1本の操作棒16によって複数の樹木12にフック材14を取り付けて、後述の倒木段階をまとめて行うことができる。
[倒木段階(S3)]
この段階は従来の倒木用ロープの利用方法と同じ方法で作業が行われる。すなわち、1人の作業者が樹木12に取り付けられたフック材14からのびる倒木用ロープ18を、樹木を倒したい方向に安全な位置から引っ張ってやる。一方、他の作業者は倒木用ロープ18の引っ張り方向とは反対の方向から樹木の根本付近を切断してやる。これにより切断された樹木12を倒木用ロープ18の引っ張り方向に倒してやる。最後に倒れた樹木からフック材14を取り外してからその樹木を撤去してやることで作業を完了する。
まずフック材14の環状部36に、上述した方法によって倒木用ロープ18を結び付けた後に、フック材14の突出部24を操作棒16の挿入穴26に嵌挿してやる。このとき突出部24に形成された突起32は挿入穴26のガイド溝28に沿って推し進められ、最終的には操作棒16を突出部24に対して1/4軸回転されることでフック材14と操作棒16とを係止する。
また必要に応じて操作棒16を連結してやることで操作棒16の長さを延長してやる。
[取付け段階(S2)]
上記準備段階で準備した倒木用ロープ取付け具10を、手元に倒木用ロープ18を握りながら地上から上方に向かって樹木12に伸ばし、所望位置の幹をフック材14の円弧部の開口から導き入れてフック材14を幹に引っ掛けてやる。
その後一度強く操作棒16を手元側に引き寄せて、フック材14の刺針34を幹に食い込ませる。最後に操作棒16をフック材14の取付け時とは逆方向に1/4軸回転させてから引っ張ることにより突出部24を挿入穴26から抜き取ってやる。なお上記準備段階及び本取付け段階を繰り返し行うことで、1本の操作棒16によって複数の樹木12にフック材14を取り付けて、後述の倒木段階をまとめて行うことができる。
[倒木段階(S3)]
この段階は従来の倒木用ロープの利用方法と同じ方法で作業が行われる。すなわち、1人の作業者が樹木12に取り付けられたフック材14からのびる倒木用ロープ18を、樹木を倒したい方向に安全な位置から引っ張ってやる。一方、他の作業者は倒木用ロープ18の引っ張り方向とは反対の方向から樹木の根本付近を切断してやる。これにより切断された樹木12を倒木用ロープ18の引っ張り方向に倒してやる。最後に倒れた樹木からフック材14を取り外してからその樹木を撤去してやることで作業を完了する。
このように本発明によれば、簡易な構造で安価な倒木用ロープ取付け具10により作業者が樹木12に登ることなく地上からの作業のみで倒木用ロープ18を樹木の幹や枝に確実かつ容易に取り付けることができ、伐採時には安全な方向に樹木12を誘導することができる。
なお本発明は、倒木用ロープを樹木の幹等に地上からの作業によって安全かつ確実に取付けることができるものであれば上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の倒木用ロープ取付け具は、電力事業者の使用に限定されず、樹木、特に小径木を伐採する場面全般に有効に使用することができる。
1 円弧部
3 支持部
10 倒木用ロープ取付け具
12 樹木
14 フック材
16 操作棒
18 倒木用ロープ
22 着脱機構
24 突出部
26 挿入穴
28 ガイド溝
32 突起
34 刺針
36 環状部
38 環
3 支持部
10 倒木用ロープ取付け具
12 樹木
14 フック材
16 操作棒
18 倒木用ロープ
22 着脱機構
24 突出部
26 挿入穴
28 ガイド溝
32 突起
34 刺針
36 環状部
38 環
Claims (6)
- 樹木(12)の幹または枝を引っ掛けるためのかぎ状のフック材(14)と、
先端部に該フック材を保持して樹木の所望の高さまでフック材を運ぶための操作棒(16)と、
該操作棒が取り付けられた側の前記フック材の付け根に結び付けられた倒木用ロープ(18)と、を有し、
前記フック材および前記操作棒にはフック材を樹木に引っ掛けた後に、フック材と操作棒とを分離するための着脱機構(22)が設けられている、ことを特徴とする倒木用ロープ取付け具。 - 前記着脱機構(22)は前記フック材(14)の付け根に形成した突出部(24)と、前記操作棒(16)の先端に形成した挿入穴(26)とからなり、
前記突出部を前記挿入穴に嵌挿することで前記フック材と前記操作棒とを連結し、フック材を樹木に引っ掛けた後に操作棒を引っ張ることで前記突出部を前記挿入穴から引き抜きフック材と操作棒とを分離する、ことを特徴とする請求項1に記載の倒木用ロープ取付け具。 - 前記突出部(24)の側面には挿入穴(26)の内周面に形成されたL字型のガイド溝(28)に係合する突起(32)が形成されており、
前記突出部は前記挿入穴の最深部まで挿し込まれた後に前記操作棒(16)を突出部に対して軸周りに相対回転されることで、前記フック材(14)を前記操作棒に止着するものである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の倒木用ロープ取付け具。 - 前記フック材(14)が取付け時に樹木(12)と接触する部分には、樹木に食い込ませる刺針(34)が形成されている、ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の倒木用ロープ取付け具。
- 前記フック材(14)の付け根側の終端部には環状の環状部(36)が形成され、前記倒木用ロープ(18)の一端には環(38)が形成されている、ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の倒木用ロープ取付け具。
- 前記操作棒(16)は、連結式又はスライド式により伸縮可能なものである、ことを特徴とする請求項1乃至5に記載の倒木用ロープ取付け具。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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