JP2922496B1 - 通信線の地上アクセス撤去工法および工具 - Google Patents

通信線の地上アクセス撤去工法および工具

Info

Publication number
JP2922496B1
JP2922496B1 JP13111098A JP13111098A JP2922496B1 JP 2922496 B1 JP2922496 B1 JP 2922496B1 JP 13111098 A JP13111098 A JP 13111098A JP 13111098 A JP13111098 A JP 13111098A JP 2922496 B1 JP2922496 B1 JP 2922496B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
fixed
blade
wire
communication line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13111098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11308722A (ja
Inventor
勇一 石部
裕 市川
国明 木内
茂 平林
輝士 成廣
正 藤井
均 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujii Denko Co Ltd
Maxell Izumi Co Ltd
Original Assignee
Izumi Products Co
Fujii Denko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Izumi Products Co, Fujii Denko Co Ltd filed Critical Izumi Products Co
Priority to JP13111098A priority Critical patent/JP2922496B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2922496B1 publication Critical patent/JP2922496B1/ja
Publication of JPH11308722A publication Critical patent/JPH11308722A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 通信線の撤去工事では、作業者が電柱に昇柱
して作業を行なっていたため、常に危険を伴なったもの
であった。 【解決手段】 通信線の撤去工事を昇柱する事なしに地
上より行なう。そのためには、伸縮式の操作棒によっ
て、撤去工事の各工程に必要な工具類を線位置に差し揚
げて、地上よりの操作によって行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は通信線の撤去に関する
工事方法及びそれに用いる工具について開示する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】情報
伝達量の増大に対処するため、従来の通信線を大容量の
もの、光ファイバーに交換する工事が全国的に進められ
ており、また一方では木製電柱をコンクリート柱に交換
すべく、旧来の通信線を撤去する工事が各地で行われて
いる。このような旧線を撤去する工事においては、道路
環境等の条件が整っていれば高所作業車によって比較的
安全に行うことが可能であるが、その工事工程において
全てが高所作業車により出来るものではない。また、工
事径間の全ての電柱に高所作業車を配置することは現在
の普及状況から見て不可能であり、多くの高所作業車を
連続して停車することは、狭い街中の工事においては一
般社会生活を阻害することにもなり、現実的な方法では
ない。また、古くなった木製電柱は順次コンクリート
柱、鋼管柱に置き換えられているが、根部が腐っている
ことの多い電柱に昇柱する事は危険であり、何よりも高
所作業自体が危険なものであった。本願ではこのような
背景において旧線撤去の工事を地上より行う工法、工具
を開示するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段および発明の概略】一般的
な通信線Aは、電柱Pの頂部近辺に電柱バンドによって
吊架金物を取付け、この吊架金物Kに支持線Bを受けて
ボルトで挾圧して位置固定し、支持線Bには所定間隔で
連続してハンガーHを配して、このハンガーH内に通信
線Aを抱持している。この状態の通信線Aを高所作業車
を用いず、昇柱する事なしに地上より撤去するために
は、伸縮式の操作棒Sによって撤去工事の各工程に必要
な工具類を線位置に差し揚げて地上よりの操作によって
機能させることが必要となる。まずハンガーHで抱持さ
れた状態の通信線Aを所定長づつ切断してハンガーH連
上を引き抜き撤去し、工事径間の各電柱で支持線Bを固
定している吊架金物Kの固定を解除し、径間端部を切断
する前にクランプGして電柱基部の張線器Mに荷重を付
加できる状態とした後、クランプGと電柱間を切断し、
張線器Mを緩めて徐々に支持線Bを地上へ降ろすもので
ある。
【0004】上記のような概略工程であるが、この工程
を地上より行うために操作棒Sの先端に取り付ける工具
は以下のものでありここではその概略を示す。まず通信
線Aを切断する切断具Cであるが、操作棒先端部に基端
を固定状態の三日月状の固定刃C1 と、同じく三日月状
の回転刃C2 の各々の湾曲部を対向し、固定刃C1 の先
端と回転刃C2 の一端を重合して回動自在に軸止し、回
転刃C2の背面に刻設された歯C4 を固定刃基部に備え
たモーターC7 の出力軸に連動する駆動ギヤC8 と噛合
させて、モーターC7 の回転により回転刃C2 が連動し
て、対向した両刃の湾曲空間が狭まり、交差する構造と
し、該空間内の通信線Aを切断するものである。モータ
ーよりの線は地上に置いた電池と接続するものである。
この固定刃C1 、回転刃C2 、モーターC7 等より成る
カッター部は操作棒Sの先端に脱着自在とし、モーター
C7 のOn,Offおよび正逆回転スイッチは操作棒基
端部に配置して遠隔操作するものである。
【0005】引抜具Dは一端を固定したベルトD5 をU
字状に反転して引き通し式バックルD4 構造に挿通し、
U字状空間D6 を任意に縮径できる構造である。この引
抜具Dも伸縮式操作棒Sの先端に着脱自在とし、ベルト
D5 の他端部にはロープD7を設け操作棒伸張時と同等
長さとして、地上よりの操作を可能とする。
【0006】ボルト緩め具Eは支持線Bを電柱Pに固定
する吊架金物Kの支持線把持部を緩める工具で、モータ
ー軸先端に所定径のソケットE1 を固定し、モーターE
2 の回転によりナットK2 の螺合を解除する。また、螺
合解除の際の初期抵抗を解除するため、軸E3 とラチェ
ット構造で解除アームE4 を設けて解除アームE4 先端
に吊り下げたロープE5 により地上で引き下げるもので
ある。このソケットE1 を地上よりの操作でナットK2
と嵌合させるために固定アームE6 を突設し、支持線B
に掛けて位置決めを行う。
【0007】引留具Fは一般的にはクランプG、滑車
I、頂部ハットJ、引留器L、張線器Mより成る。クラ
ンプGは操作棒Sの先端に装着して地上よりの操作で支
持線Bを掴持させ、その後は操作棒Sを取り外してクラ
ンプG本体のみで使用する。概略の構造は、縦断面略コ
字状のフレームG1 の上下G2 ,G3 辺間に固定爪G4
及び挾持爪G5 を配し、下辺G3 に螺設されたシャフト
G11で連動する操作棒Sを挾持爪G5を支点に回動する
ことによってスライド可能とし、さらに挾持爪G5 端に
引張力を加えることによって偏心状態に挾圧物を捻って
支持線Bの掴持を維持するものである。この固定爪G4
と挾持爪G5 によって形成される空間はシャフトG11、
つまり操作棒Sに対し直交しているものではなく、片方
へ傾けて構成し、挾持爪G5 端に加えた引張力はクサビ
の原理で緊着現象が発生し、緩みを防止し、確実に掴持
するものである。
【0008】滑車Iは地上より操作棒Sで係止可能な構
造のフックI2 を有し、頂部ハットJはワイヤー製で電
柱頂部に被せ、滑車IのフックI2 はこの頂部ハットJ
に係止して、掴持した支持線Bの張力を引き留めるもの
である。
【0009】引留器LはクランプGの挾持爪端に結着し
て滑車Iを経て延びたロープRの端部を地上近辺で引き
留め固定するもので、ロープRを巻回するドラムL1 と
巻回後のロープ端を止めるロープ固定材L2 より成る。
【0010】張線器Mは下端をチェーン式の電柱締着金
具Nへ、他端を前記引留器Lへ連結し、ラチェット機構
により引留器Lに引張力を負荷してロープRの緊張状態
を維持する。
【0011】
【実施例】本願の一実施例を示すと、通信線Aを撤去し
ようとする径間の所定電柱間両端部の通信線Aを切断す
る。切断は伸縮式の操作棒Sの先端にカッターを取り付
けた切断具Cを使用して地上より行う。切断具Cの構造
は、図6乃至図8に示すもので、基端下部に操作棒との
嵌合部Oを設け、基端上部に三日月状の固定刃C1 を設
け、該固定刃C1 と同じく三日月状の回転刃C2 を設け
て各々の湾曲部C3 を対向し、固定刃C1 の先端と回転
刃C2 の一端を重合して回動自在に軸止する。回転刃C
2 の外周背面には歯C4を刻設すると共に、回転刃側面
に固定刃背面と当接して回転刃C2 の回動限度を設定す
るストッパーC6 を設けたガイド板C5 を軸着し、回転
刃の最大開度の時、両刃の中間位置に突出するよう設定
する。このガイド板は切断物に下方より当てがい、押し
上げることによって同体的に連結された回転刃を回転さ
せ、その背面の歯と駆動ギヤの噛合を促すものである。
通信線の下に当てがったガイド板は操作棒によって押し
上げられ、回転刃が回転して、固定刃基部に備えたモー
ターC7 の出力軸に連動する駆動ギヤC8 と前記回転歯
C4 が噛合し、モーターC7 の回転により回転刃C2 が
連動し、対向した両刃の湾曲空間は狭まり、交差して、
該空間内の通信線Aを切断するものである。ガイド板C
5 は、図6のように通信線Aおよび最終段階では支持線
Bに押当てることにより、回転刃C2 を回動させ、湾曲
空間内に通信線Aおよび支持線Bを案内するとともに駆
動ギヤとの噛み合わせをさせるための部材である。モー
ターC7 よりの電線は、地上に置いた電池と接続し、モ
ーターC7 のOn,Offおよび正逆回転スイッチは、
操作棒基端部に配置して遠隔操作するものである(図示
せず)。この切断の際、電柱際の一カ所を先ず切断すれ
ばその緊線状態に緩みがでて、その径間の対応する電柱
部の通信線を引き下げることが可能となり(図1)、引
き下げておいて切断すれば容易であり、以下次径間にお
いても同様にしていくものである。
【0012】工事予定径間の各電柱Pで通信線Aの切断
が終了すれば、ハンガーHで支持線Bに抱持状態の通信
線Aの一端を引抜具Dで地上より把持し、引き抜く(図
2)。各径間毎にこの工程を繰り返し、引抜工程は終了
する。引抜具Dでの通信線A端末把持においては、大き
めの輪状としたベルトD5 の端末(ロープD7 )を操作
棒Sの手元で引張り、絞って輪状の把持空間を狭め、通
信線Aと密着させた後、操作棒Sを外し、引き抜きのた
めロープD7 を前方へ移動することによって抉じが発生
する把持状態となって、滑りが発生することなくハンガ
ーH連よりの引き抜きが出来るものである。通常は1径
間毎に行うものである。引抜具Dの構造は、図9乃至図
11に示すもので、板材をコ字状に折曲しフレームD1
を形成し、コ字開放端に歯付き湾曲部D2 を設け、下部
底辺に操作棒S先端部に設けたソケットOSとの嵌脱部
D3 を設け、該フレームD1 間の上部寄りに引き通し式
バックルD4 を設け、下部寄りに一端を固定したベルト
D5 をU字状に反転し、前記引き通し式バックルD4 に
挿通し、U字空間D6 を任意に縮径できる構造とし、該
ベルトD5 の他端部に長尺のロープD7 をシャックルを
介して設けたものである。
【0013】全径間の通信線A引き抜き撤去が終了(図
3)すれば、次に支持線Bの撤去を行う。支持線Bの撤
去は、径間電柱Pで支持線Bを固定した吊架ボルトK1
を地上より緩めて支持線Bを解放した後、工事径間端の
支持線Bを地上より引き留め、この引き留め点と電柱間
を切断し、引き留めを緩めながら所定径間を徐々に地上
へ降ろす方法で行う。この所定径間とは、支持線Bが張
力を加えず電柱に位置固定されるだけの、いわゆる引き
通し柱で構成される径間のことであり、張力を加えて電
柱に引き留める、引き留め柱が径間内に有るときには、
その位置で一度区切った工事となる。先ず伸縮式の操作
棒Sを備えたボルト緩め具Eによって各電柱Pの吊架ボ
ルトK1 を図12に示すように地上より緩める。吊架ボ
ルトK1 は電柱Pにボルト留めした吊架金物Kの先端部
の孔に裏面より挿入された略L字状のボルトであり、螺
刻されたL字先端部は金物先端の溝内へ嵌入して、両者
で支持線Bを挾持するものであり、ナットK2 を螺入し
て挾持状態を固定するものである。本願で記載する「吊
架ボルトを緩め・・」というのは、厳密にはこのナット
K2 を緩めることを意味する。
【0014】ボルト緩め具Eは、図12に示すもので、
支持線Bを電柱に固定する吊架金物Kの支持線把持部を
緩める工具で、モーター軸先端に所定のソケットE1 を
固定し、モーターE2 の回転によりナットK2 の螺合を
解除するものである。また、螺合解除の際の初期抵抗を
解除するための、軸E3 とラチェット構造で解除アーム
E4 を設けて、解除アームE4 先端に吊り下げたロープ
E5 により、地上で引き下げるものである。またこのソ
ケットE1 を、地上よりの操作でナットK2 と嵌合させ
るために、固定アームE6 を突設し、支持線Bに掛けて
位置決めを行うものである。モーターE2 よりの電線
は、地上に置いた電池と接続し、モーターE2 のOn,
Offスイッチは、操作棒基端部に配置して遠隔操作す
るものである(図示せず)。
【0015】各電柱Pで吊架ボルトK1 の緩めが終了す
れば、引留具Fによって径間端の支持線Bを電柱Pに引
き留める(図4、図16、図17)。引留具Fは、クラ
ンプG、滑車I、頂部ハットJ、引留器L、張線器Mよ
り成る。クランプGの構造は、図13乃至図15に示す
ように、縦断面略コ字状のフレームG1 の上下辺G2 ,
G3 間に固定爪G4 及び挾持爪G5 を配し、挾持爪G5
とフレームG1 の下辺G3 間に傾斜面を形成し、挾持爪
G5 の両端に膨出部G6 ,G7 を設け、その膨出部G6
に位置固定アームG8 を設け、他方の膨出部G7 にロー
プ取付環G9 を設け、挾持爪G5 下部の下辺G3 に、下
端に操作棒Sとの嵌脱部G10を設けたシャフトG11を螺
設し、シャフトG11を操作棒Sで回動することにより挾
持爪G5 を上下スライドさせるものである。さらに挾持
爪G5 端のロープ取付環G9 にロープRを取付け、引張
力を加えることによりクサビの原理で挾持爪G5 は横方
向へ移動し、緊着現象が発生し、緩みを防止し、確実に
掴持するものである。尚位置固定アームG8 は、地上よ
りの支持線挾持動作を容易とするもので、支持線Bに掛
け、これをガイドとしてクランプの固定爪G4 と挾持爪
G5 間に支持線Bを嵌入するものである。
【0016】滑車Iは、地上より操作棒Sで係止可能な
構造のフックI2 (特公平5−8027号)を有し、頂
部ハットJは、ワイヤー製で十分な引き留め強力を持つ
ものであり、これを電柱頂部に被せ、滑車IのフックI
2 は、この頂部ハットJに係止して、掴持した支持線B
の張力を引き留めるものである。引留器Lは、クランプ
Gの挾持爪端に結着して滑車Iを経て延びたロープRの
端部を地上近辺で引き留め固定するもので、ロープRを
巻回するドラムL1 を巻回後のロープ端を留めるロープ
固定材L2 より成る。張線器Mは、下端をチェーン式の
電柱締着金具Nへ、他端を前記引留器Lへ連結し、ラチ
ェット機構により引留器Lに引張力を負荷して、ロープ
Rの緊張状態を維持するものである。地上より操作棒S
にセットした前記クランプGを持ち上げ、位置固定アー
ムG8を支持線Bに掛けてガイドとし、掴持空間G0 に
支持線Bを嵌入する。操作棒Sを回転して、掴持状態を
確実にした後、張線器Mによって張力を加え、クランプ
G、電柱P間の張力を除去する(図4)。次に通信線A
の切断に用いたのと同様な切断具Cによりこの位置の支
持線Bを切断する。この工程において、操作棒Sによる
クランプG操作以前に、図20のように、電柱頂部に頂
部ハットJを被せ、それにクランプGと接続されたロー
プRを引き通した滑車Iを連結し、ロープR端を巻き取
った引留器Lと連結した張線器Mを電柱基部にセットし
ておくのは言うまでもない。切断が終了すれば張線器M
を緩め、徐々に支持線Bを地上に降ろす(図5)。引き
通し柱では、吊架ボルトK1 を開放されて吊架金物Kに
仮支持状態となっており、操作棒Sによって順次その仮
支持を解除して地上へ降ろすものである。以上の工程に
よって支持線B、通信線Aの撤去は完了する。
【0017】以上撤去工法およびそれに使用する工具を
記載したが、撤去工法を地上よりの操作で完遂するため
に必要な操作棒Sを簡単に説明する。操作棒Sは、図1
9,20に示すような形状でFRP製5段伸縮式であ
り、先端部に各種工具の嵌合部O、ソケットOS付き嵌
合部O、先端金具Qを嵌合して使用するものである。上
部3段のロックはピンロックジョイントとし、4段目の
ロックはネジロックジョイントとし、作業に応じて自由
に高さを調節できるようにすると共に、クランプGの締
付回動に適した構造のものである。
【0018】
【発明の効果】本願を採用することにより、高所作業車
の使用が減らせ経済的負担が軽減するとともに、交通妨
害等、社会生活に与える影響も減少し、また一連の作業
が地上よりの操作によって行なえるので、高所作業がな
くなり、作業者の疲労軽減と、安全作業が行なえる。又
中間柱の根元が腐朽した木柱の場合には、昇柱前に根際
を金属杭で補強する等の作業の手間が省ける。しかも各
種工具は伸縮自在な棒と目的別の工具を連結して使用す
るものであり、それぞれ軽量で持ち運びにも便利である
等優れた効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の地上アクセス撤去工法の手順図(1、通
信線Aの切断のための引き下げ)。
【図2】本願の地上アクセス撤去工法の手順図(2、通
信線Aの切断状態)。
【図3】本願の地上アクセス撤去工法の手順図(3、通
信線を引き抜いた状態)。
【図4】本願の地上アクセス撤去工法の手順図(4、引
留具Fの取付)。
【図5】本願の地上アクセス撤去工法の手順図(5、支
持線Bを切断して地上へ降ろす状態)。
【図6】本願の切断具の正面図。
【図7】本願の切断具で通信線切断状態正面図。
【図8】本願の切断具の斜視図。
【図9】本願の引抜具の一部切欠したところの正面図。
【図10】本願の引抜具を通信線に嵌合しようとする状
態斜視図。
【図11】本願の引抜具を通信線に嵌合し、操作棒を外
したところの斜視図。
【図12】本願のボルト緩め具の使用状態斜視図。
【図13】本願のクランプの正面図。
【図14】本願のクランプで支持線を掴持した状態の斜
視図。
【図15】本願のクランプより操作棒を外したところの
正面図。
【図16】本願の支持線張力の緩和状態(図4)の拡大
正面図。
【図17】図16の下部拡大正面図。
【図18】本願の滑車およびクランプの取付状態正面
図。
【図19】本願に用いる操作棒斜視図。
【図20】本願の操作棒と各種アタッチメントの斜視
図。
【符号の説明】
A 通信線 B 支持線 C 切断具 D 引抜具 E ボルト緩め具 F 引留具 G クランプ H ハンガー I 滑車 J 頂部ハット K 吊架金物 L 引留器 M 張線器 N 電柱締着金具 O 嵌合部 P 電柱 Q 先端金具 R ロープ S 操作棒 C1 固定刃 C2 回転刃 C3 湾曲部 C4 歯 C5 ガイド板 C6 ストッパー C7 モーター C8 駆動ギヤ D1 フレーム D2 歯付き湾曲部 D3 嵌脱部 D4 バックル D5 ベルト D6 U字空間 D7 ロープ E1 ソケット E2 モーター E3 軸 E4 解除アーム E5 ロープ E6 固定アーム G0 掴持空間 G2 上辺 G3 下辺 G4 固定爪 G5 挾持爪 G6,G7 膨出部 G8 位置固定アーム G9 ロープ取付環 G10 嵌脱部 G11 シャフト I2 フック K1 吊架ボルト K2 ナット L1 ドラム L2 ロープ固定材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 裕 愛知県名古屋市中区千代田2丁目15番18 号日本電話施設株式会社内 (72)発明者 木内 国明 長野県松本市大字笹賀3039番地株式会社 泉精器製作所内 (72)発明者 平林 茂 長野県松本市大字笹賀3039番地株式会社 泉精器製作所内 (72)発明者 成廣 輝士 愛知県名古屋市昭和区紅梅町1丁目17番 地株式会社サンキョウ内 (72)発明者 藤井 正 兵庫県加東郡滝野町上滝野1573番地の2 藤井電工株式会社内 (72)発明者 井上 均 兵庫県加東郡滝野町上滝野1573番地の2 藤井電工株式会社内 審査官 和田 財太 (56)参考文献 特開 平4−210710(JP,A) 特開 平4−75406(JP,A) 特開 昭55−18386(JP,A) 特開 平1−11706(JP,A) 特開 平2−250710(JP,A) 特開 平5−146913(JP,A) 実開 昭52−64389(JP,U) 実開 昭57−149916(JP,U) 登録実用新案3009436(JP,U) 登録実用新案3013050(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 1/00 - 1/04 H02G 7/00 B23B 29/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信線撤去予定径間のうちの所定電柱間
    両端部で、地上より操作する切断具Cで通信線Aを切断
    する段階と、切断された通信線Aの一端部を地上より操
    作する引抜具Dで把持し支持線BのハンガーHより引き
    抜く段階と、通信線Aの撤去が終わった撤去予定径間の
    各電柱Pにおいて、支持線Bを電柱Pに固定した吊架ボ
    ルトK1 を地上より操作するボルト緩め具Eによって緩
    め支持線Bを解放する段階と、所定径間一端で地上より
    操作する引留具Fによって支持線端部を電柱Pに引留
    め、クランプGと電柱間を切断具Cで切断する段階と、
    電柱P上に配した滑車Iを経て電柱P基部に固定した張
    線器MとクランプG間を連結するロープRを緩めること
    によって支持線Bを地上へ降ろし、他端部を地上より切
    断して撤去する段階より成る通信線の地上アクセス撤去
    工法。
  2. 【請求項2】 操作棒Sとの嵌合部Oの上部に設けた三
    日月状でその湾曲辺を刃とする固定刃C1 と、同じく湾
    曲辺を刃とした三日月状で湾曲部前方に突出するガイド
    板C5 を有し外周背面に歯C4 を刻設した回転刃C2 の
    両湾曲部C3を対向して固定刃C1 の先端と回転刃C2
    の一端を回動自在に軸止し、ガイド板C5 を上部より押
    圧することにより、固定刃C1 の基部に備えたモーター
    C7 の出力軸に連動する駆動ギヤC8 と回転刃C2 の背
    面歯C4 が噛合し、モーターC7 の回転により対向した
    両刃の湾曲空間が狭まり、閉鎖して、両刃が交差する構
    造を有することを特徴とする通信線の地上アクセス撤去
    工法に用いる切断具。
  3. 【請求項3】 コ字状に折曲したフレームD1 の上部開
    放端両面に歯付き湾曲部D2 を設け、下部底辺に操作棒
    S先端部のソケットOSとの嵌脱部D3 を設け、該フレ
    ームD1 間の上部寄りに引き通し式バックルD4 を橋絡
    し、下部寄りに一端を固定したベルトD5 をU字状に反
    転して引き通し式バックルD4 に挿通し、U字空間D6
    を任意に縮径可能とした構造を特徴とする通信線の地上
    アクセス撤去工法に用いる引抜具。
  4. 【請求項4】 一方を開放する断面略コ字状のフレーム
    G1 の上下辺G2 ,G3 間に、中間部が下辺G3 と螺合
    し下端に操作棒Sとの嵌脱部G10を有するシャフトG11
    先端に支持した挾持爪G5 と上辺G2 に固定する固定爪
    G4 で一方向へ傾斜した掴持空間G0 を設けたクランプ
    Gと、操作棒Sで係止可能な構造のフックI2 を有した
    滑車Iと、ワイヤー製で前記フックI2 を係止する係合
    環を連設した頂部ハットJと、クランプGの挾持爪傾斜
    方向下端に結着して滑車Iを経て延びたロープRの端部
    を巻回固定するドラムL1 を設けると共に、巻回後のロ
    ープR端を留める固定材L2 より成る引留器Lと、引留
    器と電柱下部間に配する張線器Mとから成ることを特徴
    とする通信線の地上アクセス撤去工法に用いる引留具。
JP13111098A 1998-04-23 1998-04-23 通信線の地上アクセス撤去工法および工具 Expired - Fee Related JP2922496B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13111098A JP2922496B1 (ja) 1998-04-23 1998-04-23 通信線の地上アクセス撤去工法および工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13111098A JP2922496B1 (ja) 1998-04-23 1998-04-23 通信線の地上アクセス撤去工法および工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2922496B1 true JP2922496B1 (ja) 1999-07-26
JPH11308722A JPH11308722A (ja) 1999-11-05

Family

ID=15050225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13111098A Expired - Fee Related JP2922496B1 (ja) 1998-04-23 1998-04-23 通信線の地上アクセス撤去工法および工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2922496B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112582938A (zh) * 2020-11-12 2021-03-30 国核电力规划设计研究院有限公司 架空地线更换方法
CN113612160A (zh) * 2021-09-10 2021-11-05 亿嘉和科技股份有限公司 一种用于旁路线缆搭接的绞盘作业工具及其操作方法
CN115693494A (zh) * 2022-11-10 2023-02-03 国网江苏省电力有限公司泰州供电分公司 一种占地面积小的组合式跨越架及组装方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100894601B1 (ko) 2008-07-22 2009-04-24 박분희 이지행거 탈부착기
CN105207124B (zh) * 2015-10-22 2017-07-04 国网山东省电力公司枣庄供电公司 一种充气式10kv导线跨越架

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112582938A (zh) * 2020-11-12 2021-03-30 国核电力规划设计研究院有限公司 架空地线更换方法
CN112582938B (zh) * 2020-11-12 2022-07-26 国核电力规划设计研究院有限公司 架空地线更换方法
CN113612160A (zh) * 2021-09-10 2021-11-05 亿嘉和科技股份有限公司 一种用于旁路线缆搭接的绞盘作业工具及其操作方法
CN115693494A (zh) * 2022-11-10 2023-02-03 国网江苏省电力有限公司泰州供电分公司 一种占地面积小的组合式跨越架及组装方法
CN115693494B (zh) * 2022-11-10 2023-09-15 国网江苏省电力有限公司泰州供电分公司 一种占地面积小的组合式跨越架及组装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11308722A (ja) 1999-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN209806670U (zh) 一种伐木倒向控制装置
KR20120088500A (ko) 배전선로 활선작업용 자주식 가완목 시설장비
JP2922496B1 (ja) 通信線の地上アクセス撤去工法および工具
CN212063272U (zh) 一种快捷方便的双钩紧线器
CN110594359B (zh) 一种可实现多级防护的曳引固定自锁装置及其应用
CN111056422B (zh) 一种大型飞轮安装用吊具及其使用方法
JP2879316B2 (ja) 建柱用ポール
JP3694705B2 (ja) 支柱矯正装置
JPH0759252B2 (ja) 昇降安全ロープ
JPH10285735A (ja) 鉄塔への架空線緊線工法
JP7494514B2 (ja) 引込線撤去工事方法、支持点フックおよびクランプ
CN216764249U (zh) 密闭系统升降保护器
CN108770632A (zh) 无人攀爬式伐树辅助系绳装置
CN212336698U (zh) 一种脚手架安全固定连墙件
US11738475B2 (en) Windshield removal tool
CN113216359B (zh) 建筑工程排水一次性预埋连接器及其施工方法
CN218736122U (zh) 一种修树钩具
JP2692919B2 (ja) 斜張橋のケーブル架設工法に使用するケーブル保持装置
JPH1094125A (ja) 金車装置の支持装置
CN217627219U (zh) 一种变形钢丝绳扩张工具
JP2903394B2 (ja) 柱挟持器具
CN117502175A (zh) 一种树木定向倾倒夹具
JP4062131B2 (ja) 機械式継手付き鋼管の接合方法及びそれに使用される機械式継手付き鋼管
JPS6241527Y2 (ja)
KR20000054007A (ko) 토목, 건축용 재인장형 앵커의 헤드와 재인장 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees