JP2012137256A - 調理器具、及び調理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線信号を人体に反射させることなく信号発信器から信号受信部へと到達させることができるとともに、信号発信器が点火/消火ボタン等の操作手段を操作する際に邪魔になることもない調理器具を提供する。
【解決手段】ビルトインコンロ1の前面に突出部21を設けるとともに、該突出部21の下面に赤外線LED22を下向きに設置しており、ビルトインコンロ1の点火/消火操作に応じて赤外線LED22から発信させた赤外線信号を、床面に反射させた後、換気装置31のレンジフード32に設けられている赤外線受信センサ33へと到達させるようにした。したがって、従来の赤外線信号を人体に反射させるものと比較して、赤外線信号の反射方向を安定させやすく、赤外線信号を確実に赤外線受信センサ33へと到達させることができ、ひいてはビルトインコンロ1の点火/消火操作に応じて確実に換気装置31を連動させることができる。
【選択図】図5
【解決手段】ビルトインコンロ1の前面に突出部21を設けるとともに、該突出部21の下面に赤外線LED22を下向きに設置しており、ビルトインコンロ1の点火/消火操作に応じて赤外線LED22から発信させた赤外線信号を、床面に反射させた後、換気装置31のレンジフード32に設けられている赤外線受信センサ33へと到達させるようにした。したがって、従来の赤外線信号を人体に反射させるものと比較して、赤外線信号の反射方向を安定させやすく、赤外線信号を確実に赤外線受信センサ33へと到達させることができ、ひいてはビルトインコンロ1の点火/消火操作に応じて確実に換気装置31を連動させることができる。
【選択図】図5
Description
本発明は、使用者により点火/消火操作される調理器具、及び当該調理器具を含んでおり、点火/消火操作に応じて、たとえば換気装置等の外部機器を連動させる調理システムに関するものである。
従来、たとえば調理器具としてのビルトインコンロに赤外線発信器を設ける一方、ビルトインコンロの上方に設置された外部機器としての換気装置に赤外線受信器を設け、使用者がビルトインコンロの点火/消火ボタンを操作すると、当該操作に応じて赤外線発信器から赤外線受信器へと赤外線信号を発信し、換気装置をビルトインコンロの点火/消火に連動させてON/OFFさせるという調理システムが考案されている。そして、特許文献1に記載の調理システムにおいては、赤外線発信器と赤外線受信器との間での赤外線信号の送受信に係り、赤外線発信器が発信した赤外線信号を、使用者の人体に反射させた後に、赤外線受信器へ到達させるように構成している。
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、上述の如く赤外線信号を人体に反射させるため、赤外線信号の反射方向は使用者の位置や姿勢に当然影響をうける。したがって、赤外線信号が赤外線受信器へ到達しない場合が起こりやすいという問題がある。
また、特許文献1の実施例では、赤外線信号を主に使用者が点火/消火ボタンを操作する手に反射させるように構成しているため、赤外線発信器を点火/消火ボタンの上方に設置する必要がある。しかしながら、点火/消火ボタンの上方に赤外線発信器を設置することにより、赤外線発信器が邪魔となって、使用者から点火/消火ボタンが見えづらくなったり、使用者が点火/消火ボタンを操作しづらくなったりするという問題もある。
さらに、赤外線信号を使用者の人体に反射させるためには、赤外線信号が前方へ発信されるように赤外線発信器を設置する必要がある。そのため、赤外線発信器に油脂や埃が付着しやすく、頻繁に清掃やメンテナンスを行わなければならず、使い勝手が悪いという問題もある。
また、特許文献1の実施例では、赤外線信号を主に使用者が点火/消火ボタンを操作する手に反射させるように構成しているため、赤外線発信器を点火/消火ボタンの上方に設置する必要がある。しかしながら、点火/消火ボタンの上方に赤外線発信器を設置することにより、赤外線発信器が邪魔となって、使用者から点火/消火ボタンが見えづらくなったり、使用者が点火/消火ボタンを操作しづらくなったりするという問題もある。
さらに、赤外線信号を使用者の人体に反射させるためには、赤外線信号が前方へ発信されるように赤外線発信器を設置する必要がある。そのため、赤外線発信器に油脂や埃が付着しやすく、頻繁に清掃やメンテナンスを行わなければならず、使い勝手が悪いという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、無線信号を人体に反射させることなく信号発信器から信号受信部へと到達させることができるとともに、信号発信器が点火/消火ボタン等の操作手段を操作する際に邪魔になることもなく、使い勝手に優れた調理器具、及び調理システムを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、調理部を点火/消火させるための操作手段と、前記操作手段の点火/消火操作を検知するコントローラとを有する調理器具であって、前記器具本体の前面に、無線信号を発信可能な信号発信器を下向きに設置しており、前記コントローラは、前記操作手段の点火/消火操作に応じて、前記信号発信器から所定の無線信号を前記信号発信器の下方の床面へ向けて発信させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記器具本体の前面に、前方へ突出する突出部を設けるとともに、前記突出部の下面に前記信号発信器を設置したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記操作手段を、前記器具本体の前面に設けるとともに、前記突出部を、前記操作手段の上方に重ならない位置に設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記器具本体の前面の左右両端部に前記突出部を夫々設けるとともに、各前記突出部の下面に前記信号発信器を設置したことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の調理器具と、外部機器とからなる調理システムであって、前記外部機器に信号受信部を設ける一方、前記信号発信器が、前記外部機器をON/OFFするための無線信号を発信するものであり、前記信号発信器から発信された無線信号が、床面に反射した後に、前記信号受信部へ到達することにより、前記操作手段の点火/消火操作に連動して、前記外部機器をON/OFFさせることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記器具本体の前面に、前方へ突出する突出部を設けるとともに、前記突出部の下面に前記信号発信器を設置したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記操作手段を、前記器具本体の前面に設けるとともに、前記突出部を、前記操作手段の上方に重ならない位置に設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記器具本体の前面の左右両端部に前記突出部を夫々設けるとともに、各前記突出部の下面に前記信号発信器を設置したことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の調理器具と、外部機器とからなる調理システムであって、前記外部機器に信号受信部を設ける一方、前記信号発信器が、前記外部機器をON/OFFするための無線信号を発信するものであり、前記信号発信器から発信された無線信号が、床面に反射した後に、前記信号受信部へ到達することにより、前記操作手段の点火/消火操作に連動して、前記外部機器をON/OFFさせることを特徴とする。
本発明によれば、器具本体の前面に、無線信号を発信可能な信号発信器を下向きに設置しており、コントローラが、操作手段の点火/消火操作に応じて、信号発信器から所定の無線信号を信号発信器の下方の床面へ向けて発信させるように構成しており、信号発信器から発信された無線信号を、床面に反射させた後に、外部機器に設置された信号受信部へ到達させるようにしている。したがって、従来の赤外線信号を人体に反射させるものと比較して、無線信号の反射方向を安定させやすく、無線信号を確実に信号受信部へと到達させることができ、ひいては調理器具の点火/消火操作に応じて確実に外部機器を連動させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、器具本体の前面に、前方へ突出する突出部を設けており、信号発信器を突出部の下面に設置しているため、信号発信器に油脂や埃が付着しづらく、長期間にわたって好適に作動させることができ、使い勝手が良い。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、操作手段を器具本体の前面に設けたものにおいては、突出部を、操作手段の上方に重ならない位置に設けているため、信号発信器から発信された無線信号が、操作手段を操作する使用者の手等に遮られることなく、確実に床面へと到達できるし、使用者から操作手段が見えづらくなったり、操作手段を操作しづらくなったりすることもない。
加えて、請求項4に記載の発明によれば、器具本体の前面の左右両端部に突出部を夫々設けるとともに、各突出部の下面に信号発信器を設置しているため、使用者が右寄り若しくは左寄りに立っており、一方の信号発信器から発信された赤外線信号が使用者の人体に遮られてしまったとしても、他方の信号発信器から発信された無線信号が信号受信部へと到達するため、一層確実に外部機器を連動させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、器具本体の前面に、前方へ突出する突出部を設けており、信号発信器を突出部の下面に設置しているため、信号発信器に油脂や埃が付着しづらく、長期間にわたって好適に作動させることができ、使い勝手が良い。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、操作手段を器具本体の前面に設けたものにおいては、突出部を、操作手段の上方に重ならない位置に設けているため、信号発信器から発信された無線信号が、操作手段を操作する使用者の手等に遮られることなく、確実に床面へと到達できるし、使用者から操作手段が見えづらくなったり、操作手段を操作しづらくなったりすることもない。
加えて、請求項4に記載の発明によれば、器具本体の前面の左右両端部に突出部を夫々設けるとともに、各突出部の下面に信号発信器を設置しているため、使用者が右寄り若しくは左寄りに立っており、一方の信号発信器から発信された赤外線信号が使用者の人体に遮られてしまったとしても、他方の信号発信器から発信された無線信号が信号受信部へと到達するため、一層確実に外部機器を連動させることができる。
以下、本発明の一実施形態となる調理器具としてのビルトインコンロ、及び該ビルトインコンロの点火/消火操作に応じ、外部機器としての換気装置を連動可能とした調理システムについて、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、ビルトインコンロ1の外観を示した斜視説明図である。図2は、ビルトインコンロ1を上方から示した説明図であり、図3は、ビルトインコンロ1を下方から示した説明図である。図4は、ビルトインコンロ1を前方から示した説明図である。
本実施形態となる調理システムは、ビルトインコンロ1と換気装置31とからなり、該ビルトインコンロ1は、上方に開口する器体2に、トッププレート3を上方から嵌着した箱状に形成されている。トッププレート3の上面で前方寄りの左右には、左こんろ部4、右こんろ部5が夫々設けられており、その左右のこんろ部4、5の間で後方寄りには小こんろ部6が設けられている。また、器体2の内部中央には、前面に扉7を有したグリル8が備えられている。さらに、器体2の前面の左寄りには2つの操作ボタン9、10が、右寄りにはもう2つの操作ボタン11、12が夫々こんろ部4〜6及びグリル8と対応して設けられている。各操作ボタン9〜12は、器体2の前面から前方へ突出して設けられているとともに、器体2内部に設けられたコントローラ20と接続されており、使用者が下方へ押し込み操作すると、コントローラ20による制御のもと、対応するこんろ部4〜6若しくはグリル8が点火/消火するようになっている。尚、13は、グリル8内の燃焼排気ガスを排気するための排気口であり、14〜17は、対応するこんろ部4〜6若しくはグリル8における火力を調整するための火力調整レバーである。
本実施形態となる調理システムは、ビルトインコンロ1と換気装置31とからなり、該ビルトインコンロ1は、上方に開口する器体2に、トッププレート3を上方から嵌着した箱状に形成されている。トッププレート3の上面で前方寄りの左右には、左こんろ部4、右こんろ部5が夫々設けられており、その左右のこんろ部4、5の間で後方寄りには小こんろ部6が設けられている。また、器体2の内部中央には、前面に扉7を有したグリル8が備えられている。さらに、器体2の前面の左寄りには2つの操作ボタン9、10が、右寄りにはもう2つの操作ボタン11、12が夫々こんろ部4〜6及びグリル8と対応して設けられている。各操作ボタン9〜12は、器体2の前面から前方へ突出して設けられているとともに、器体2内部に設けられたコントローラ20と接続されており、使用者が下方へ押し込み操作すると、コントローラ20による制御のもと、対応するこんろ部4〜6若しくはグリル8が点火/消火するようになっている。尚、13は、グリル8内の燃焼排気ガスを排気するための排気口であり、14〜17は、対応するこんろ部4〜6若しくはグリル8における火力を調整するための火力調整レバーである。
ここで、本発明の要部となる調理システムにおける赤外線を利用したビルトインコンロ1と換気装置31との連動機能について説明する。図5は、赤外線信号が赤外線LED22から赤外線受信センサ33へ到達する様子を示した説明図であり、図6は、図5中のA部の拡大説明図である。
ビルトインコンロ1の前面で、最も左の操作ボタン9の左側(ビルトインコンロ1の前面の左端部)、及び最も右の操作ボタン12の右側(ビルトインコンロ1の前面の右端部)には、突出部21が夫々隣接して設けられている。各突出部21は、器体2の前面から前方へ突出しており、該突出部21の前端が操作ボタン9、12の前端と面一になる形状に形成されている。そして、各突出部21の下面には、赤外線信号を発信可能な赤外線LED22が下方へ向けて設置されている。各赤外線LED22は、コントローラ20と接続されており、コントローラ20による制御のもと、換気装置31をON/OFFするための信号を赤外線にのせて、各赤外線LED22の下方の床面へ向けて発信可能となっている。
ビルトインコンロ1の前面で、最も左の操作ボタン9の左側(ビルトインコンロ1の前面の左端部)、及び最も右の操作ボタン12の右側(ビルトインコンロ1の前面の右端部)には、突出部21が夫々隣接して設けられている。各突出部21は、器体2の前面から前方へ突出しており、該突出部21の前端が操作ボタン9、12の前端と面一になる形状に形成されている。そして、各突出部21の下面には、赤外線信号を発信可能な赤外線LED22が下方へ向けて設置されている。各赤外線LED22は、コントローラ20と接続されており、コントローラ20による制御のもと、換気装置31をON/OFFするための信号を赤外線にのせて、各赤外線LED22の下方の床面へ向けて発信可能となっている。
一方、換気装置31は、ビルトインコンロ1の上方に設置されており、回転する換気扇やその駆動部等を有するレンジフード32を備えてなる。そして、レンジフード32の前部には、赤外線信号を受信するための赤外線受信センサ33が設置されている。該赤外線受信センサ33は、図示しない換気コントローラに接続されており、換気コントローラは、赤外線LED22から発信される赤外線信号を赤外線受信センサ33により受信すると、換気装置31の換気動作をON/OFFするようになっている。
そして、上述の如き構成を有するビルトインコンロ1と換気装置31とでは、使用者により操作ボタン9〜12の何れかが操作され、対応するこんろ部4〜6若しくはグリル8の点火操作をコントローラ20が検知すると、両赤外線LED22から所定の間隔(たとえば1秒間)で2回、換気装置31の換気動作をONさせるための赤外線信号が発信される。すると、当該赤外線信号は、赤外線の特性もあって、ある程度拡散し、一部が床面に反射して図5に示すような経路をたどって赤外線受信センサ33へ到達し、換気装置31の換気動作がONとなる。
一方、使用者により操作ボタン9〜12の何れかが操作され、対応するこんろ部4〜6若しくはグリル8の消火操作をコントローラ20が検知すると、点火時と同様に、両赤外線LED22から所定の間隔(たとえば1秒間)で2回、換気装置31の換気動作をOFFさせるための赤外線信号が発信される。すると、当該赤外線信号も、一部が床面に反射して図5に示すような経路をたどって赤外線受信センサ33へ到達し、換気装置31の換気動作がOFFとなる。
なお、コントローラ20は、たとえば既に点火中のこんろ部がある状態において他のこんろ部若しくはグリルの点火操作を検知した場合には、上述したような換気装置31をONするための赤外線信号を発信しないし、逆に点火中のこんろ部が残っている状態において他のこんろ部若しくはグリルの消火操作を検知したとしても、上述したような換気装置31をOFFするための赤外線信号を発信しない。
以上のような構成を有するビルトインコンロ1、及びビルトインコンロ1を含む調理システムによれば、ビルトインコンロ1の前面に突出部21を設けるとともに、該突出部21の下面に赤外線LED22を下向きに設置しており、ビルトインコンロ1の点火/消火操作に応じて赤外線LED22から発信させた赤外線信号を、赤外線LED22の下方の床面に反射させた後、換気装置31のレンジフード32に設けられている赤外線受信センサ33へと到達させるようになっている。したがって、従来の赤外線信号を人体に反射させるものと比較して、赤外線信号の反射方向を安定させやすく、赤外線信号を確実に赤外線受信センサ33へと到達させることができ、ひいてはビルトインコンロ1の点火/消火操作に応じて確実に換気装置31を連動させることができる。
また、突出部21の下面に赤外線LED22を設置しているため、赤外線LED22に油脂や埃が付着しづらく、長期間にわたって好適に作動させることができ、使い勝手に優れている。
また、突出部21の下面に赤外線LED22を設置しているため、赤外線LED22に油脂や埃が付着しづらく、長期間にわたって好適に作動させることができ、使い勝手に優れている。
さらに、突出部21、21を操作ボタン9の左側、及び操作ボタン12の右側に設けており、突出部21が操作ボタン9〜12の上方に重ならないため、赤外線LED22から発信された赤外線信号が、操作ボタン9〜12を操作する使用者の手等に遮られることなく、確実に床面へと到達できるし、使用者から操作ボタン9〜12が見えづらくなったり、使用者が操作ボタン9〜12を操作しづらくなったりすることもない。
加えて、赤外線LED22、22を、ビルトインコンロ1の前面の左右両端部に夫々設置しているため、使用者が右寄り若しくは左寄りに立っており、一方の赤外線LED22から発信された赤外線信号が使用者の人体に遮られてしまったとしても、他方の赤外線LED22から発信された赤外線信号が赤外線受信センサ33へと到達するため、一層確実に換気装置31を連動させることができる。
加えて、赤外線LED22、22を、ビルトインコンロ1の前面の左右両端部に夫々設置しているため、使用者が右寄り若しくは左寄りに立っており、一方の赤外線LED22から発信された赤外線信号が使用者の人体に遮られてしまったとしても、他方の赤外線LED22から発信された赤外線信号が赤外線受信センサ33へと到達するため、一層確実に換気装置31を連動させることができる。
なお、本発明の調理器具及び調理システムに係る構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、調理器具の種類や連動信号の送信に係る構成、連動信号に作動する外部機器の種類等を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば上記実施形態では、連動信号として赤外線信号を採用しており、赤外線LEDや赤外線受信センサを備えているが、赤外線信号の代わりに電波信号やレーザー信号等の他の無線信号を採用してもよく、採用する無線信号に応じて発信器及び受信器についても適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、無線信号を発信するに際して所定の間隔で2回発信させるように構成しているが、1回でも良いし、3回以上にわたって発信させるように構成することも可能である。
また、上記実施形態では、無線信号を発信するに際して所定の間隔で2回発信させるように構成しているが、1回でも良いし、3回以上にわたって発信させるように構成することも可能である。
さらに、信号発信器の設置位置や数等についても当然設計変更可能であり、突出部をその一部ながら操作手段の上方に重なるような位置に設け、当該突出部の下面に信号発信器を設けてもよいし、信号発信器を3つ以上設けたり、若しくは1つしか設けない構成としても何ら問題はない。また、器体の前面に、突出部を設けることなく、斜め下方向(下向き)に無線信号を発信可能な姿勢で信号発信器を露出させるような構成としてもよい。
さらにまた、操作手段としては、押し込み操作可能な操作ボタンの代わりに、回転操作により点火/消火させる摘みを採用することも可能である。また、操作手段を設ける位置についても適宜変更可能であって、上記実施形態では器具本体の前面としているが、たとえば調理器具の天面(天板や器具本体の上面等)に設けることも可能であるし、リモコン等といったように器具本体とは別体にしてもよい。
加えて、上記実施形態では、調理器具の一例であるビルトインコンロについて説明しているが、テーブルコンロであってもよいし、外部機器についても換気装置のみならず、照明装置等の他の機器であってもよい。
さらにまた、操作手段としては、押し込み操作可能な操作ボタンの代わりに、回転操作により点火/消火させる摘みを採用することも可能である。また、操作手段を設ける位置についても適宜変更可能であって、上記実施形態では器具本体の前面としているが、たとえば調理器具の天面(天板や器具本体の上面等)に設けることも可能であるし、リモコン等といったように器具本体とは別体にしてもよい。
加えて、上記実施形態では、調理器具の一例であるビルトインコンロについて説明しているが、テーブルコンロであってもよいし、外部機器についても換気装置のみならず、照明装置等の他の機器であってもよい。
1・・ビルトインコンロ(調理器具)、2・・器体、3・・トッププレート、4・・左こんろ部(調理部)、5・・右こんろ部(調理部)、6・・小こんろ部(調理部)、8・・グリル(調理部)、9、10、11、12・・操作ボタン(操作手段)、20・・コントローラ、21・・突出部、22・・赤外線LED(信号発信器)、31・・換気装置(外部機器)、32・・レンジフード、33・・赤外線受信センサ(信号受信部)。
Claims (5)
- 調理部を点火/消火させるための操作手段と、前記操作手段の点火/消火操作を検知するコントローラとを有する調理器具であって、
前記器具本体の前面に、無線信号を発信可能な信号発信器を下向きに設置しており、
前記コントローラは、前記操作手段の点火/消火操作に応じて、前記信号発信器から所定の無線信号を前記信号発信器の下方の床面へ向けて発信させることを特徴とする調理器具。 - 前記器具本体の前面に、前方へ突出する突出部を設けるとともに、前記突出部の下面に前記信号発信器を設置したことを特徴とする請求項1に記載の調理器具。
- 前記操作手段を、前記器具本体の前面に設けるとともに、前記突出部を、前記操作手段の上方に重ならない位置に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の調理器具。
- 前記器具本体の前面の左右両端部に前記突出部を夫々設けるとともに、各前記突出部の下面に前記信号発信器を設置したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の調理器具。
- 請求項1〜4の何れかに記載の調理器具と、外部機器とからなる調理システムであって、
前記外部機器に信号受信部を設ける一方、前記信号発信器が、前記外部機器をON/OFFするための無線信号を発信するものであり、
前記信号発信器から発信された無線信号が、床面に反射した後に、前記信号受信部へ到達することにより、前記操作手段の点火/消火操作に連動して、前記外部機器をON/OFFさせることを特徴とする調理システム。
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