JP6584193B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP6584193B2
JP6584193B2 JP2015149407A JP2015149407A JP6584193B2 JP 6584193 B2 JP6584193 B2 JP 6584193B2 JP 2015149407 A JP2015149407 A JP 2015149407A JP 2015149407 A JP2015149407 A JP 2015149407A JP 6584193 B2 JP6584193 B2 JP 6584193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared signal
decorative plate
panel
heating
signal transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015149407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017032161A (ja
Inventor
真次 藤谷
真次 藤谷
琢也 中野
琢也 中野
宗紀 東出
宗紀 東出
Original Assignee
株式会社ハーマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハーマン filed Critical 株式会社ハーマン
Priority to JP2015149407A priority Critical patent/JP6584193B2/ja
Publication of JP2017032161A publication Critical patent/JP2017032161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6584193B2 publication Critical patent/JP6584193B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、加熱調理器に係り、詳しくは、レンジフード等と組合せて利用される加熱調理器に関する。
加熱調理器の上方に設置されて加熱作動によって発生する排気ガスを外部に排出するレンジフードにおける排気ファンの駆動及び停止や風量調節などの操作は、レンジフードの前端部に備えられた操作部で行うのが一般的であるが、近年では、排気ファンの駆動及び停止や排気量の調節などの操作を、加熱調理器の前面から容易に行えるように構成したものが実用化されている。
例えば、特許文献1に示されているように、排気ファンの駆動または停止を制御する赤外線信号を、前面操作パネルに装備した電源スイッチ操作ボタンに組み込んだ透光部から前方に向けて送出し、送出した赤外線信号が、加熱調理器の前方に立つユーザーの腹部や胸部で反射されて、レンジフードの受信部で受信されるようにして、加熱調理器の上方に離れて設置されているレンジフードの排気ファンを、無線リモコン方式で作動制御する加熱調理器が知られている。
特開2013−44508号公報
一般に、赤外線を通し、可視光線や紫外線を遮断する赤外線透過機能を有する樹脂材料は黒色であり、上記特許文献1においては、透光部を構成する電源スイッチ操作ボタンは、赤外線を透過させる黒色の樹脂材料で構成されている。
しかし、黒色の透光部は、前面操作パネルの表面色調によっては調和しないで目立ちやすく、前面操作パネルの外観の意匠性を損なう場合がある。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、無線リモコン方式で排気装置の駆動および停止を制御する加熱調理器において、前面操作パネルの外観の意匠性を高めて、美観や見栄えの高いものにすること目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
(1)本発明は、加熱部による加熱開始または加熱停止を指令するための各操作に基づいて、前記加熱部で発生する排気ガスを外部に排出する排気装置の駆動または停止を制御する赤外線信号を、前面操作パネルに備えた赤外線信号送出部から前方に向けて送出する加熱調理器であって、
前記前面操作パネルは、パネル本体と、該パネル本体の前面に沿って装着される化粧プレートとを備え、
前記パネル本体及び前記化粧プレートは、赤外線信号を前方に向けて透過させる赤外線信号透過部をそれぞれ有すると共に、前記パネル本体及び前記化粧プレートの各赤外線信号透過部が重複されて前記赤外線信号送出部が形成され、
赤外線信号が透過可能な透過着色部材が、前記パネル本体と前記化粧プレートとの間に、前記各赤外線信号透過部に重複するように装着されるものであり、
前記化粧プレートは、前記赤外線信号透過部としての透孔を有し、この透孔に透明のカバー体が、嵌入装着され、
前記透過着色部材が、前記カバー体と前記パネル本体とによって挟持される
本発明によると、化粧プレートの表面質感や表面色相に調和する色相の透過着色部材をパネル本体と化粧プレートとの間に装着することで、美観や見栄えの優れた前面操作パネルを構成することができる。
更に、透過着色部材が直接に外部に露出されることがなく、油汚れ等によって透過着色部材の信号透過性能が劣化することはない。また、カバー体の露出部分である赤外線信号送出部が汚れても、簡単容易に清掃除去することができる。
また、各種材質や表面色相の化粧プレート、及び、各種色相の透過着色部材をオプションとして用意しておき、ユーザーの好みに叶う外観の加熱調理器を提供することができる。
(2)本発明は、加熱部による加熱開始または加熱停止を指令するための各操作に基づいて、前記加熱部で発生する排気ガスを外部に排出する排気装置の駆動または停止を制御する赤外線信号を、前面操作パネルに備えた赤外線信号送出部から前方に向けて送出する加熱調理器であって、
前記前面操作パネルは、パネル本体と、該パネル本体の前面に沿って装着される化粧プレートとを備え、
前記パネル本体及び前記化粧プレートは、赤外線信号を前方に向けて透過させる赤外線信号透過部をそれぞれ有すると共に、前記パネル本体及び前記化粧プレートの各赤外線信号透過部が重複されて前記赤外線信号送出部が形成され、
赤外線信号が透過可能な透過着色部材が、前記パネル本体と前記化粧プレートとの間に、前記各赤外線信号透過部に重複するように装着されるものであり、
前記化粧プレートは、前記赤外線信号透過部としての透孔を有し、
前記透過着色部材は、前面隆起部を有すると共に、該前面隆起部が、前記化粧プレートの前記透孔に嵌入されて装着される
本発明によると、化粧プレートの表面質感や表面色相に調和する色相の透過着色部材をパネル本体と化粧プレートとの間に装着することで、美観や見栄えの優れた前面操作パネルを構成することができる。
(3)本発明は、加熱部による加熱開始または加熱停止を指令するための各操作に基づいて、前記加熱部で発生する排気ガスを外部に排出する排気装置の駆動または停止を制御する赤外線信号を、前面操作パネルに備えた赤外線信号送出部から前方に向けて送出する加熱調理器であって、
前記前面操作パネルは、パネル本体と、該パネル本体の前面に沿って装着される化粧プレートとを備え、
前記パネル本体及び前記化粧プレートは、赤外線信号を前方に向けて透過させる赤外線信号透過部をそれぞれ有すると共に、前記パネル本体及び前記化粧プレートの各赤外線信号透過部が重複されて前記赤外線信号送出部が形成され、
赤外線信号が透過可能な透過着色部材が、前記パネル本体と前記化粧プレートとの間に、前記各赤外線信号透過部に重複するように装着されるものであり、
前記化粧プレートは、その前面に、赤外線を通さない表面化粧層が、前記赤外線信号透過部を除いて形成された透明な硬質樹脂材で構成され、
前記透過着色部材が、前記化粧プレートと前記パネル本体とによって挟持される
本発明によると、化粧プレートの表面質感や表面色相に調和する色相の透過着色部材をパネル本体と化粧プレートとの間に装着することで、美観や見栄えの優れた前面操作パネルを構成することができる。
(4)本発明の好ましい実施態様では、前記透過着色部材が、透明な樹脂シート基材に赤外線信号が透過可能なカラー印刷を施した着色シート片である
この実施態様によると、大判の着色シートを作成してこれを裁断、あるいは、打ち抜くことで所望の寸法形状の着色シート片を安価に得ることができる。
(5)本発明の他の実施態様では、グリル庫を備え、該グリル庫を挟む左右両側に、前記前面操作パネルがそれぞれ設けられ、前記前面操作パネルには、前記加熱部による加熱開始及び加熱停止を指令するために操作される操作具が装着され、前記左右両側の各前面操作パネルにおける前記操作具の近傍に前記赤外線信号送出部が配置される。
この実施態様によると、ユーザーが加熱調理器の正面中央に立たなくても、赤外線信号送出部から送出された赤外線信号を確実にユーザーに向けて照射することができる。
本発明によれば、化粧プレートの材質や表面色相に調和する色相を呈する赤外線信号送出部を容易に構成することができ、前面操作パネルを美観や見栄えを高いものにすることができる。
加熱調理台とレンジフードを示す側面図である。 加熱調理台の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る加熱調理器の斜視図である。 開閉式の操作部を開いた状態の加熱調理器の斜視図である。 前面操作パネルの分解斜視図である。 赤外線信号送出部の横断平面図であり、(a)は分解状態、(b)は組付け状態を示す。 別実施形態の赤外線信号送出部を示し、(a)は透過着色部材の斜視図、(b)は組付け状態の横断平面図である。 更に別実施形態の赤外線信号送出部を示す横断平面図であり、(a)は分解状態、(b)は組付け状態を示す。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に、加熱調理台Aとその上方に配備されたレンジフードBの側面が、また、図2に、加熱調理台Aの全体が、また、図3,図4に、加熱調理台Aに組み込まれる加熱調理器Cの全体がそれぞれ示されている。
図3,図4に示すように、この実施形態の加熱調理器Cは、箱形に形成された板金構造の本体1の上部に、加熱部として最大火力の異なる3つのコンロバーナー2を装備すると共に、前蓋付きのグリルトレーを前面から出し入れ可能に装着したグリル庫3を左右中央に備え、かつ、グリル庫3の左右に前面操作パネル4を配備するとともに、各前面操作パネル4の下側に、手前に引出し回動可能な開閉式操作部5をそれぞれ備えたビルトインタイプに構成されたものである。
この加熱調理器Cは、キッチンキャビネット6のカウンタートップに形成した矩形開口に上方から落とし込み装着される。また、コンロ上部は、天板7で覆われると共に、コンロ奥端の上面にグリル庫3の燃焼排ガスを排出するためのグリル排気口8が設けられ、かつ、天板7の上面に各コンロバーナー2に対応した五徳9が載置支持されている。
左側の前面操作パネル4には、手前左側と奥側の各コンロバーナー2の点火/消火と火力調節を行うための回転操作ノブからなる2つの操作具11が左右に並べて装備されるとともに、右側の前面操作パネル4には、グリル庫3におけるグリルバーナー(図示せず)と手前右側のコンロバーナー2の点火/消火と火力調節を行うための回転操作ノブからなる2つの操作具11が左右に並列装備されている。
各操作具11は、プッシュオン/プッシュオフ式の回動ダイヤル型に構成されており、押し込み操作の都度、前方突出と退入を繰り返すとともに、前方突出で電源が入って点火指令が出され、退入で消火指令が出されて電源が切られ、かつ、前方突出状態で操作具11を回動操作することで火力調節を行うように構成されている。
コンロバーナー用の操作具11の周囲には、複数のインジケータ用の小窓12がそれぞれ円弧状に並列配備されており、各コンロバーナー2の火力が小窓12の点灯数で表示されるようになっている。各小窓12の背部には、図示されていない操作ケースに、LEDランプが配設されており、火力の調節具合に応じて所定のLEDランプが発光制御される。
また、各前面操作パネル4の前面下部には、各操作具11の操作を不能にするチャイルドロックレバー13が備えられている。
前記操作具11及びチャイルドロックレバー13は、図示されていない背部の操作ケースに組み付けられており、前面操作パネル4を操作ケースの前面に取り付けることで、操作具11及びチャイルドロックレバー13が、前面操作パネル4の開口を通して前方に露出される。
左側の開閉式操作部5は、各コンロバーナー2に関わる各種の設定を指令するコンロ用の設定入力パネル16を、下端支点を中心にして回動することで本体1から引出し収納自在に備えており、収納状態において、上方の前面操作パネル4と面一に連なるようにステンレス鋼板を貼り付けたパネルカバー17で覆われている。また、右側の開閉式操作部5は、グリルバーナーにおける点火/消火や火力調整を指令するグリル用の設定入力パネル16を、本体1から引出し収納自在に備えており、その前面が同様なパネルカバー17で覆われている。
各前面操作パネル4における操作具11の上方近傍には、操作具11のオン/オフ操作などに応じて、制御部が着火検出及び消火検出すると赤外線信号を前方に向けて送出する赤外線信号送出部18が設けられている。
赤外線信号送出部18は、図示されていない背部の操作ケース側から発せられた赤外線信号を、前面操作パネル4を透過して前方に送出するものであり、以下のように構成されている。なお、左右の前面操作パネル4は、基本的には同様に構成されているので、ここでは、左側の前面操作パネル4についてのみ図面を参照して説明する。
図5は前面操作パネルの分解斜視図であり、図6は赤外線信号送出部18の横断平面図であり、同図(a)は分解状態、同図(b)は組付け状態をそれぞれ示す。
図5に示すように、前面操作パネル4は、操作ケース(図示せず)に連結される不透明樹脂材からなるパネル本体21と、その前面に装着されるステンレス鋼板製の化粧プレート22とを備えている。
化粧プレート22には、操作具11が挿通される一対の開口14と、チャイルドロックレバー13が挿通される開口15と、インジケータ用の小窓12群が打ち抜き形成されている。また、各操作具11に対応して円弧状に配列された小窓12群は、透明の硬質樹脂材からなる円弧状のカバー板23で裏面側から塞がれている。他方、パネル本体21には、化粧プレート22の背面に吐出したカバー板23を係入する円弧状の凹部24が形成されるとともに、その凹部24の底面には、円弧状の開口25が形成されており、図示されていない操作ケースに配設されたLEDランプが、開口25を介して小窓12群に臨設され、発光作動したLEDランプに対応する小窓12のみが点灯表示されるようになっている。
パネル本体21と化粧プレート22のそれぞれには、レンジフード作動用の赤外線信号を前方に透過させる赤外線信号透過部27,28が備えられ、これら赤外線信号透過部27,28が、前後に重複されて赤外線信号送出部18が構成される。
パネル本体21の赤外線信号透過部27は、図示されていない操作ケースに組み付けられた赤外線LED29(図6(b)参照)に臨む矩形の透孔として形成され、また、化粧プレート22の赤外線信号透過部28は、パネル本体21の透孔(赤外線信号透過部)27に重複する矩形の透孔として形成されている。
化粧プレート22の透孔(赤外線信号透過部)28には、透明樹脂材からなるカバー体30が嵌入装着されている。このカバー体30は、透孔28より大きい矩形のプレート状に形成されており、図6に示すように、化粧プレート22の裏面側から装着されて、その表面に備えた矩形の前面隆起部30aが、透孔28に嵌入され、必要に応じて化粧プレート22の背面に貼り付け固定される。
パネル本体21における透孔(赤外線信号透過部)27の前面側には、化粧プレート22の裏面側から突出したカバー体30を収納する矩形の凹部31が形成され、凹部31にカバー体30を収納することで、パネル本体21の前面に化粧プレート22が密着するようになっている。
前記凹部31の内底には、カバー体30と同寸法の矩形に形成した透過着色部材としての着色シート片32が係入支持され、この着色シート片32が、カバー体30とパネル本体21とで前後から挟持されるようになっている。
着色シート片32は、透明な樹脂シート基材に、赤外線信号が透過可能なカラー印刷を施して形成されたものであり、前面操作パネル4の赤外線信号送出部18において、着色シート片32の色相がカバー体30を通して前方から見えるようになっている。着色シート片32の色相は、化粧プレート22の表面質感や表面色相に合ったものが望ましく、ステンレス鋼板製の化粧プレート22の場合、例えば、青系、あるいは、緑系の色相が良く合う。
赤外線信号送出部18から見える着色シート片32の色相を、化粧プレート22の表面質感や表面色に合ったものに選択しておくことで、前面操作パネル4全体としての美観や見栄えを向上することができる。
本実施形態に係る加熱調理器は以上のように構成されており、操作具11を操作していずれかのコンロバーナー2、あるいは、グリルバーナの点火を行うと、赤外線LED29から赤外線信号が送信され、送信された赤外線信号は、前面操作パネル4の赤外線信号送出部18を透過して前方に送出され、図1に示すように、加熱調理台Aの前に立つユーザーの腹部や胸部で反射し、反射した赤外線信号が、レンジフードBに備えられた受信部33で受信され、フード内の排気ファン34が自動的に起動制御される。
なお、ユーザーは加熱調理台Aの左右中央に立つことが多いので、図6(b)に示すように、左側の前面操作パネル4における赤外線信号送出部18に対応する左右一対の赤外線LED29は、赤外線が加熱調理台Aの左右中央側に向けて送出されるように、一方(左側)の赤外線LED29が内向きに傾斜して設置されている。また、図示されていないが、右側の前面操作パネル4の赤外線信号送出部18からも、赤外線が加熱調理台Aの左右中央側に向けて送出されるように赤外線LED29が設置されている。
この場合、左右いずれかの前面操作パネル4の操作具11が操作されると、左右の赤外線信号送出部18から共に赤外線信号を送出するようにしてもよく、あるいは、操作された前面操作パネル4の赤外線信号送出部18からのみ赤外線信号を送出するようにしてもよい。
以上のように本実施形態によれば、パネル本体21と化粧プレート22との間に装着する着色シート片32として、様々な色相の着色シート片32を選択することができるので、赤外線信号送出部18の色相を、化粧プレート22の表面質感や表面色相に調和させることができ、美観が向上する。
しかも、パネル本体21と化粧プレート22との間に装着する着色シート片32を選択するだけで、様々な色相に対応できるので、安価な構成で美観を向上させることができる。
[その他の実施形態]
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)赤外線信号が透過可能な透過着色部材32としては、上記のように薄い着色シート片を使用する他に、透明な硬質樹脂プレートに赤外線信号が透過可能なカラー印刷を施した着色プレート片を用いることもできる。
(2)図7に示すように、透過着色部材32を、透明な硬質樹脂材からなる矩形のプレート片に形成するとともに、その裏面に赤外線信号が透過可能なカラー印刷層32aを形成し、かつ、プレート片の表面に化粧プレート22の透孔28に嵌入する前面隆起部32bを形成することで、透過着色部材32で上記したカバー体30を兼用することもできる。
(3)図8に示すように、化粧プレート22を透明の硬質樹脂材で構成し、メタリック塗装、メタリック蒸着、金属箔の貼り付け、あるいは、各種塗料の塗布、等によって、赤外線を通さない表面化粧層35をパネル前面に形成するとともに、表面化粧層35の無い透明部位を赤外線信号透過部28として残し、この化粧プレート22とパネル本体21との間に、赤外線信号が透過可能な透過着色部材(着色シート片、あるいは、着色プレート片)32を位置決め挟持する形態で赤外線信号送出部18を形成することもできる。
(4)透過着色部材は、赤外線信号が透過可能なカラー印刷を施した樹脂に限らず、樹脂自体を、赤外線信号が透過可能な着色樹脂としてもよい。
(5)上記実施形態では、加熱部としてガスバーナを例示しているが、加熱部はガスバーナに限定されるものではなく、電気ヒータ、IHヒータ等を用いるなどの種々の加熱部を用いた加熱調理器Cに適用可能である。
(6)加熱調理器Cは必ずしもビルトインタイプに限られるものではなく、据え置き型の加熱調理器に本発明を適用することもできる。
2 加熱部
3 グリル庫
4 前面操作パネル
11 操作具
18 赤外線信号送出部
21 パネル本体
22 化粧プレート
27 赤外線信号透過部
28 赤外線信号透過部
30 カバー体
31 凹部
32 透過着色部材

Claims (5)

  1. 加熱部による加熱開始または加熱停止を指令するための各操作に基づいて、前記加熱部で発生する排気ガスを外部に排出する排気装置の駆動または停止を制御する赤外線信号を、前面操作パネルに備えた赤外線信号送出部から前方に向けて送出する加熱調理器であって、
    前記前面操作パネルは、パネル本体と、該パネル本体の前面に沿って装着される化粧プレートとを備え、
    前記パネル本体及び前記化粧プレートは、赤外線信号を前方に向けて透過させる赤外線信号透過部をそれぞれ有すると共に、前記パネル本体及び前記化粧プレートの各赤外線信号透過部が重複されて前記赤外線信号送出部が形成され、
    赤外線信号が透過可能な透過着色部材が、前記パネル本体と前記化粧プレートとの間に、前記各赤外線信号透過部に重複するように装着されるものであり、
    前記化粧プレートは、前記赤外線信号透過部としての透孔を有し、この透孔に透明のカバー体が、嵌入装着され、
    前記透過着色部材が、前記カバー体と前記パネル本体とによって挟持される、
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 加熱部による加熱開始または加熱停止を指令するための各操作に基づいて、前記加熱部で発生する排気ガスを外部に排出する排気装置の駆動または停止を制御する赤外線信号を、前面操作パネルに備えた赤外線信号送出部から前方に向けて送出する加熱調理器であって、
    前記前面操作パネルは、パネル本体と、該パネル本体の前面に沿って装着される化粧プレートとを備え、
    前記パネル本体及び前記化粧プレートは、赤外線信号を前方に向けて透過させる赤外線信号透過部をそれぞれ有すると共に、前記パネル本体及び前記化粧プレートの各赤外線信号透過部が重複されて前記赤外線信号送出部が形成され、
    赤外線信号が透過可能な透過着色部材が、前記パネル本体と前記化粧プレートとの間に、前記各赤外線信号透過部に重複するように装着されるものであり、
    前記化粧プレートは、前記赤外線信号透過部としての透孔を有し、
    前記透過着色部材は、前面隆起部を有すると共に、該前面隆起部が、前記化粧プレートの前記透孔に嵌入されて装着される、
    ことを特徴とする加熱調理器。
  3. 加熱部による加熱開始または加熱停止を指令するための各操作に基づいて、前記加熱部で発生する排気ガスを外部に排出する排気装置の駆動または停止を制御する赤外線信号を、前面操作パネルに備えた赤外線信号送出部から前方に向けて送出する加熱調理器であって、
    前記前面操作パネルは、パネル本体と、該パネル本体の前面に沿って装着される化粧プレートとを備え、
    前記パネル本体及び前記化粧プレートは、赤外線信号を前方に向けて透過させる赤外線信号透過部をそれぞれ有すると共に、前記パネル本体及び前記化粧プレートの各赤外線信号透過部が重複されて前記赤外線信号送出部が形成され、
    赤外線信号が透過可能な透過着色部材が、前記パネル本体と前記化粧プレートとの間に、前記各赤外線信号透過部に重複するように装着されるものであり、
    前記化粧プレートは、その前面に、赤外線を通さない表面化粧層が、前記赤外線信号透過部を除いて形成された透明な硬質樹脂材で構成され、
    前記透過着色部材が、前記化粧プレートと前記パネル本体とによって挟持される、
    ことを特徴とする加熱調理器。
  4. 前記透過着色部材が、透明な樹脂シート基材に赤外線信号が透過可能なカラー印刷を施した着色シート片である、
    請求項1または3に記載の加熱調理器。
  5. グリル庫を備え、該グリル庫を挟む左右両側に、前記前面操作パネルがそれぞれ設けられ、前記前面操作パネルには、前記加熱部による加熱開始及び加熱停止を指令するために操作される操作具が装着され、前記左右両側の各前面操作パネルにおける前記操作具の近傍に前記赤外線信号送出部が配置される、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の加熱調理器。
JP2015149407A 2015-07-29 2015-07-29 加熱調理器 Expired - Fee Related JP6584193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015149407A JP6584193B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015149407A JP6584193B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017032161A JP2017032161A (ja) 2017-02-09
JP6584193B2 true JP6584193B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=57986027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015149407A Expired - Fee Related JP6584193B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6584193B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164182B2 (ja) * 2019-03-05 2022-11-01 富士工業株式会社 レンジフード

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949804U (ja) * 1982-09-27 1984-04-02 株式会社東芝 高周波加熱調理装置
JPH0714726Y2 (ja) * 1989-08-10 1995-04-10 株式会社テック 調理器の表示部構造
JP2004198617A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Nissan Motor Co Ltd 赤外線透過膜及びこれを用いた赤外線センサカバー並びに赤外線センサユニット
JP2005257721A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd リモコンフィルター窓
JP2007285534A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Rinnai Corp 加熱調理装置
JP4998282B2 (ja) * 2008-01-21 2012-08-15 パナソニック株式会社 組込式加熱調理器
JP4931875B2 (ja) * 2008-07-16 2012-05-16 リンナイ株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017032161A (ja) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3335235B1 (en) A household appliance comprising a knob with illuminated outer periphery
CN100356106C (zh) 炉具
JP6584193B2 (ja) 加熱調理器
JP4931875B2 (ja) 加熱調理器
JP5465214B2 (ja) ガスコンロ
JP5976455B2 (ja) 加熱調理器
JP6138888B2 (ja) 加熱調理器
KR101705363B1 (ko) 조리기기 및 이의 제어방법
JP2016038138A (ja) ガスコンロの点消火操作ボタン
JP5513204B2 (ja) コンロ
JP2013044509A (ja) 加熱調理器
KR101623975B1 (ko) 조리기기
JP2016084959A (ja) コンロ
JP4915261B2 (ja) 加熱調理器
JP6129386B2 (ja) 加熱調理器
US11143414B2 (en) Aided safety cooking appliance
JP5866681B2 (ja) 加熱調理器
KR20020020995A (ko) 빌트인 곤로
US20090159585A1 (en) Cooking Appliance which is Mounted in an Elevated Manner
JP6039295B2 (ja) 加熱調理器
JP6009270B2 (ja) 加熱調理器
JP2007139307A (ja) ガス調理器
JP4398808B2 (ja) ガスコンロ
JP7214473B2 (ja) 加熱調理器における操作装置
JP2015064981A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6584193

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees