JP2012137212A - 制御装置及び熱源機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】1台も熱源機を始動させることができない事態が長時間に及ぶことを回避することができる制御装置及び熱源機システムを提供する。
【解決手段】熱源機システムは、始動してからあらかじめ定められた再始動不許可時間Tが経過するまでは一旦停止しても再始動を行うことができない熱源機を2以上の所定の台数N備え、さらにこれらの熱源機の始動を制御する制御装置を備える。制御装置は、第1の熱源機を始動させ、第1の熱源機を始動させた後に第1の熱源機とは別の第2の熱源機を始動させ、第1の熱源機を始動させてから第2の熱源機を始動させるまでの始動間隔tを、t≧T/Nとする制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は制御装置及び熱源機システムに関し、特に長時間にわたって1台も熱源機を始動させることができない事態が生じるのを回避することができる制御装置及び熱源機システムに関する。
生産工場や倉庫等では、室内環境を適切に維持するために、冷凍機を用いた空気調和が行われるところがある。このとき、熱負荷の変動に応じた適切な空気調和を行うために、予想される最大の熱負荷を複数台の冷凍機で受け持つこととし、熱負荷に応じて運転する冷凍機の台数を増減させることが行われることがある。このようなシステムで用いられる冷凍機には、冷凍サイクルを行う冷媒の一部をモータの内部に供給してモータを冷却する密閉型モータが採用されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−250482号公報(段落0023等)
上述のような密閉型モータが採用された冷凍機は、始動直後のモータの温度上昇が著しい一方で、冷媒によるモータの冷却の効果が現れるまでに始動から相当の時間を要するため、始動直後に一旦停止して再始動を行った場合に生じる温度の累積的な上昇を回避すべく、始動してから冷媒の冷却効果が現れるようになるあらかじめ定められた時間が経過するまでは、再始動が行われないように制限されていることがある。再始動が制限された冷凍機を複数台備えたシステムにおいて、複数台の冷凍機を矢継ぎ早に始動させた直後に何らかの原因で停電が生じると、復電したときに制限時間内にあるために再始動が制限される時間のほとんどにわたって1台も再始動ができない事態に陥るおそれがある。
本発明は上述の課題に鑑み、1台も熱源機を始動させることができない事態が長時間に及ぶことを回避することができる制御装置及び熱源機システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る制御装置は、例えば図1及び図4に示すように、始動してからあらかじめ定められた再始動不許可時間Tが経過するまでは一旦停止しても再始動を行うことができない熱源機10を2以上の所定の台数N(Nは自然数で図1の例では3)有する熱源機システム1の始動を制御するものであって;所定の台数Nの熱源機10のうちの1つである第1の熱源機10Aを始動させ;第1の熱源機10Aを始動させた後に第1の熱源機10Aとは別の第2の熱源機10Bを始動させ;第1の熱源機10Aを始動させてから第2の熱源機10Bを始動させるまでの始動間隔t(図4の例では400秒)を、始動不許可時間Tを所定の台数Nで除した値以上(t≧T/N)としている。ここで、制御装置が熱源機を始動させる信号を送信してから実際に熱源機が始動を始めるまでにタイムラグがある場合に、そのタイムラグの分だけ前倒しで信号の送信を行い、実際に熱源機が始動する間隔が上記の条件を充足するように制御することも含まれる。
このように構成すると、始動した熱源機が停止させられた後にいずれかの熱源機を再始動させようとしたときに、意に反して熱源機を始動させることができない状態が長時間に及ぶことを回避することができる。
また、本発明の第2の態様に係る制御装置は、例えば図1及び図6を参照して示すと、上記本発明の第1の態様に係る制御装置20において、始動間隔tが、再始動不許可時間Tを、所定の台数Nから1差し引いた値で除した値以下(t≦T/(N−1))である。
このように構成すると、熱源機を1台も始動できない時間を極小とすることができる。
また、本発明の第3の態様に係る制御装置は、例えば図1、図3及び図4を参照して示すと、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係る制御装置20において、所定の台数Nの熱源機10のうち、始動した後に一旦停止した熱源機10を再始動させる際に、始動してから再始動不許可時間Tが満了するまでの残りが少ない順に再始動させるように構成され;所定の台数Nの熱源機のうち、再始動不許可時間Tが満了していない熱源機10の1つである再始動不許可時間未了熱源機を始動させる順番がn番目であるときに、再始動不許可時間未了熱源機の再始動不許可時間Tが満了するまでの残り時間が、(n−1)と始動間隔tとの積の値以下となったときに、所定の台数Nの熱源機10のうちの最先に始動させるべき熱源機10を始動させるように構成されている。
このように構成すると、始動させるべき熱源機と始動させるタイミングとを適切に決定して熱源機を始動させることができる。
また、本発明の第4の態様に係る熱源機システムは、例えば図1に示すように、始動してからあらかじめ定められた再始動不許可時間が経過するまでは一旦停止しても再始動を行うことができない熱源機10を2以上の所定の台数備え;さらに、上記本発明の第1の態様乃至第3の態様のいずれか1つの態様に係る制御装置20を備える。
このように構成すると、意に反して熱源機を始動させることができない状態が長時間に及ぶことを回避することができる熱源機システムとなる。
また、本発明の第5の態様として、例えば図1、図3及び図4を参照して示すと、始動してから所定の再始動不許可時間Tが経過するまでは一旦停止しても再始動を行うことができない熱源機10を2以上の所定の台数有する熱源機システム1の始動を制御するコンピュータ20によって実行される制御プログラムであって;所定の台数の熱源機10のうちの1つである第1の熱源機10Aを始動させる第1始動工程(St4)と;所定の台数の熱源機10のうち、第1の熱源機10Aとは別の第2の熱源機10Bを始動させる第2始動工程(St7)と;第1始動工程(St4)から第2始動工程(St7)までの始動間隔tを、再始動不許可時間Tを所定の台数で除した値以上とする待機工程(St6)とを備える制御プログラムを構成してもよい。
このように構成すると、始動した熱源機が停止させられた後にいずれかの熱源機を再始動させようとしたときに、意に反して熱源機を始動させることができない状態が長時間に及ぶことを回避することができる。
また、本発明の第6の態様として、例えば図1、図3及び図4を参照して示すと、始動してから所定の再始動不許可時間Tが経過するまでは一旦停止しても再始動を行うことができない再始動制限機能が付帯された熱源機10を2以上の所定の台数有する熱源機システム1の始動方法であって;所定の台数の熱源機10のうちの1つである第1の熱源機10Aを始動させる第1始動工程(St4)と;所定の台数の熱源機10のうち、第1の熱源機10Aとは別の第2の熱源機10Bを始動させる第2始動工程(St7)と;第1始動工程(St4)から第2始動工程(St7)までの始動間隔tを、再始動不許可時間Tを所定の台数で除した値以上とする待機工程(St6)とを備える;熱源機システム1の始動方法としてもよい。
このように構成すると、始動させた熱源機が停止した後にいずれかの熱源機を再始動させようとしたときに、意に反して熱源機を始動させることができない状態が長時間に及ぶことを回避することができる。
本発明によれば、始動した熱源機が停止させられた後にいずれかの熱源機を再始動させようとしたときに、意に反して熱源機を始動させることができない状態が長時間に及ぶことを回避することができる。
本発明の実施の形態に係る制御装置を備える冷凍機システムの模式的系統図である。 本発明の実施の形態に係る冷凍機システムの構成要素である冷凍機を説明する図である。(a)は概念図、(b)は始動時のモータの温度変化を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る制御装置の動作のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る冷凍機システムの冷凍機の始動態様を示すタイムチャートである。(a)は停電がない場合のもの、(b)は停電が生じた場合を例示するものである。 比較例に係る可能な限り連続して始動させるシステムの冷凍機の始動態様を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態に係る冷凍機システムの冷凍機の始動態様の変形例を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に係る冷凍機システムの模式的系統図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置20及び冷凍機システム1を説明する。図1は、冷凍機システム1の模式的系統図である。制御装置20は、冷凍機システム1を構成する要素の1つである。冷凍機システム1は、熱源機システムの1形態である。冷凍機システム1は、熱源機としての冷凍機10を複数台(所定の台数であって、本実施の形態では3台)と、制御装置20とを備えている。本実施の形態では、3台の冷凍機10は同一のものである。以下の説明において、3台の冷凍機10を区別するときは、それぞれに異なる符号「10A」、「10B」、「10C」を付し、共通の機能等を説明する際の区別しない場合は「冷凍機10」と総称する。
ここで図2を参照して、冷凍機10の構成を説明する。図2は冷凍機10を説明する図であり、(a)は概念図、(b)は始動時のモータの温度変化を示すグラフである。冷凍機10は、一般電気事業者から供給される電力(いわゆる商用電源)等の外部から供給される電力で稼働し、圧縮機11と、凝縮器12と、膨張弁13と、蒸発器14とを備えており、これらはこの順に冷媒が循環するように冷媒流路15で接続されて循環流路が形成されている。圧縮機11は、羽根車(不図示)を回転させるモータ11mを有している。モータ11mは、冷却のために、冷媒流路15を循環する冷媒液がケーシング内を通過する構造の、いわゆる密閉型(あるいは半密閉型)のモータである。
冷凍機10では、冷媒流路15を循環する冷媒が、低温低圧のガスの状態で圧縮機11に導入され、圧縮されて高温高圧のガスとなる。圧縮機11から導出された冷媒ガスは、凝縮器12で冷却水CDにより冷却され、凝縮して低温高圧の冷媒液となる。凝縮器12から導出された冷媒液は、膨張弁13を通過する際に圧力が低下して低温低圧の冷媒液となる。膨張弁13を通過した冷媒液は、蒸発器14において冷水Cから受熱することによって気化し、低温低圧の冷媒ガスとなる。蒸発器14において、冷媒が気化する際の気化熱を冷水Cから奪うことにより、冷水Cが冷やされる。冷やされた冷水Cは、冷凍機システム1外の冷熱利用設備99(図1参照)において利用される。蒸発器14で気化された低温低圧の冷媒ガスは、再び圧縮機11に導入され、冷凍機10の運転中は上述の冷凍サイクルが継続される。
密閉型(あるいは半密閉型)のモータ11mには、凝縮器12の冷媒液をケーシング内に導入する冷却冷媒管19A及びケーシング内を通過した冷媒を凝縮器12に導く冷却冷媒管19Bが接続されており、モータ11mと凝縮器12との間に、冷却冷媒管19を介して冷却用冷媒の循環流路が形成されている。冷却冷媒管19Aには冷媒ポンプ18が配設されており、冷媒ポンプ18の起動により凝縮器12内の冷媒液をモータ11mのケーシング内に送ることができるように構成されている。モータ11mは、その構造上、自然に放熱しにくいため、ケーシング内を通過する冷媒液によって効果的に冷却されないと温度が上昇しやすく、したがって、始動時の、導入される冷媒液が十分に冷えていないときは、始動電流の増大と相俟って、温度が上昇しやすいという特性がある。つまり、モータ11mは、図2(b)に示すように、始動直後は温度が上昇し、冷媒が冷媒流路15を循環してモータ11mに行き渡るようになると冷媒によるモータ11mの冷却の効果が現れ始めて徐々に温度が低下して行き、やがて運転時の安定した温度に収束して行く。このように、モータ11mは、始動から安定温度になるまでに相当の時間を要する。仮に、モータ11mが安定温度に至る前に何らかの原因で停電し、復電後の温度が十分に低下しないうちに再始動されることが繰り返されると、図2(b)中に破線Gsで示すように最高到達温度が上方に切り上がってしまい、高温によりモータ11mが損傷することとなる。このような不都合を回避するために、冷凍機10は、始動からあらかじめ定められた時間(この時間を「再始動不許可時間T」ということとする)が経過するまでは再始動を行わないように制限する機能が設けられている。
再び図1に戻って、冷凍機システム1の説明を続ける。制御装置20は、冷凍機システム1の運転(始動を含む)を制御するコンピュータであり、各冷凍機10A、10B、10Cの始動及び停止を制御する主制御回路21と、冷凍機10が始動してからの経過時間を計測する計時器22とを有している。計時器22は、本実施の形態では、各冷凍機10A、10B、10Cに対応して3台が設けられている。以下、3台の計時器22を区別するときは、それぞれに異なる符号「22A」、「22B」、「22C」を付し、区別しない場合は「計時器22」と総称する。
主制御回路21は、各冷凍機10A、10B、10Cと信号ケーブルで接続されており、各冷凍機10A、10B、10Cに対して個別に、始動及び停止並びに冷凍容量の増減を行わせる信号を送信すると共に、各冷凍機10A、10B、10Cから運転中か否かの状態信号を受信するように構成されている。また、主制御回路21は、各冷凍機10A、10B、10Cから冷熱利用設備99に供給される冷水Cの温度を検出する温度計98と信号ケーブルで接続されており、温度計98が検出した温度のデータを受信することができるように構成されている。また、主制御回路21は、各計時器22A、22B、22Cと信号ケーブルで接続されており、計時器22が計測した時間を接点信号又は数値情報として受信することができるように構成されている。また、主制御回路21は、冷凍機10の始動順序や始動のタイミングを決定する制御プログラムが記憶されている。
各計時器22A、22B、22Cは、対応する冷凍機10A、10B、10C及び主制御回路21と信号ケーブルで接続されており、冷凍機10が停止中の状態から始動したことを検出して時間の計測を開始し、経過時間を主制御回路21に送信するように構成されている。計時器22が主制御回路21に送信する経過時間は、冷凍機10の再始動不許可時間Tが満了するまでの残り時間の形態であってもよい。計時器22は、典型的にはバッテリーを有しており、停電によって冷凍機システム1への電力の供給が途絶えても、時間の計測を継続することができるように構成されている。
上述のように構成された冷凍機システム1は、例えば冷熱利用設備99が要求する冷凍負荷が最大の場合、要求に迅速に応えるべく、可能な限り連続して3台とも始動させることも可能である。ここで、「可能な限り連続して」としたのは、一般に冷凍機10の始動時は定常運転時より大きな電流が流れ、3台同時に始動すると許容範囲を超える合計電流が流れてしまう場合があるため、3台合計の電流が許容範囲内にあることを維持できる範囲で連続して始動できることを意図したものである。ところで、可能な限り連続して3台とも始動させた場合、その後落雷等で停電があって冷凍機10への給電が途絶えて冷凍機10が停止してしまうと、その後に復電して電力の供給が可能になっても、再起動不許可時間Tが満了するまで冷凍機10を始動させることができず、冷熱利用設備99の環境を適切に調節することができない不都合が生じるおそれがある。特に、3台の冷凍機10を連続して始動させた直後に停電した場合は、再起動不許可時間Tの満了まで長時間にわたって1台の冷凍機も始動させることができない事態が生じうる。
冷凍機システム1は、上述のような不都合を回避するべく、3台の冷凍機10の始動が必要な冷凍負荷が要求されているときに停電等によって意図しない冷凍機10の停止があったとしても、長時間にわたって1台の冷凍機も始動させることができない事態とならないように、可能な限り連続して冷凍機10を始動させるのではなく、各冷凍機10A、10B、10Cを始動させる間隔である始動間隔tを、T/N≦t≦T/(N−1)の範囲の任意の間隔としている。ここで、Tは再始動不許可時間、Nは冷凍機システム1が備える冷凍機10の所定の台数であって本実施の形態では3台(N=3)である。制御装置20は、制御プログラムによって、以下のように冷凍機システム1を始動させる。
図3は、制御装置20が制御する冷凍機システム1の始動時のフローチャートである。以下の説明において、冷凍機システム1の構成に言及しているときは、適宜図1及び図2を参照することとする。また、本実施の形態では、再始動不許可時間Tが1200秒の冷凍機10が用いられることとし、始動間隔tをT/N=1200/3=400秒に設定したものとして説明する。
まず、制御装置20は、冷凍機システム1に商用電源が供給され得る状態であること、すなわち停電中でないことを確認し(St1)、次いで冷凍機システム1を始動する指令があったか否かを判断する(St2)。始動する指令は、スケジュールにてあらかじめ決められた時刻になったときや、始動ボタンが押される等の強制的なアクションにより発せられる。始動する指令がないときは、再び停電中でないことを確認する工程(St1)に戻る。始動する指令があったときは、冷凍機システム1を構成する3台の冷凍機10のうち、再始動不許可時間Tが満了していないものがあるか否かを判断する(St3)。再始動不許可時間Tが満了していないものがないとき、制御装置20は、冷凍機10Aに信号を送信して冷凍機10Aを始動させる(St4)。このとき、冷凍機10Aが第1の熱源機となる。
制御装置20は、冷凍機10Aが始動したら、停電(商用電源の供給停止)があったか否かを判断する(St5)。停電がない場合は、冷凍機10Aが始動してから400秒(始動間隔t)が経過したか否かを判断する(St6)。400秒が経過していない場合は、停電があったか否かを判断する工程(St5)に戻る。他方、400秒が経過した場合、制御装置20は、次の冷凍機10を始動させる(St7)。ここでは、制御装置20は冷凍機10Bに信号を送信して冷凍機10Bを始動させる。このとき、冷凍機10Bが第2の熱源機となる。制御装置20は、冷凍機10Bが始動したら、まだ始動していない冷凍機10があるか否かを判断する(St8)。ここでは、冷凍機10Cがまだ始動していないので(St8でYes)、停電があったか否かを判断する工程(St5)に戻り、上述のように400秒が経過したか否かを判断する工程(St6)を経て、再び次の冷凍機10を始動させる工程(St7)に至る。ここで、冷凍機10Cがまだ始動していないので、制御装置20は冷凍機10Cに信号を送信して冷凍機10Cを始動させる。制御装置20は、冷凍機10Cが始動したら、再びまだ始動していない冷凍機10があるか否かを判断する工程(St8)に至る。ここでは、既に3台の冷凍機10が始動しているので(St8でNo)、すべての冷凍機10の始動後に停電があったか否かを判断する工程(St9)に進む。停電がない場合は、再び停電があったか否かを判断する工程(St9)に戻る。このようにして、制御装置20は、すべての冷凍機10が始動した後にも、停電の有無を検出している。
未始動冷凍機10があるときの停電があったか否かを判断する工程(St5)において停電があったとき、又はすべての冷凍機10の始動後に停電があったか否かを判断する工程(St9)において停電があったときは、制御装置20は、復電(商用電源の供給再開)があったか否かを判断する(St10)。復電がない場合は、再び復電があったか否かを判断する工程(St10)に戻る。このようにして、制御装置20は、復電の有無を検出している。そして、復電があったときは、冷凍機システム1を始動する指令があったか否かを判断する工程(St2)に戻り、上述のフローを繰り返す。
冷凍機システム1を始動する指令があり(St2でYes)、再始動不許可時間Tが満了していないものがあるか否かを判断する工程(St3)において、再始動不許可時間Tが満了していないものがある場合、制御装置20は、所定の条件を充足しているか否かを判断する(St11)。本実施の形態では、所定の条件は、以下のように設定されている。前提として、停電して復電した後、冷凍機10を始動させる順序として、まず、再始動不許可時間Tが満了している冷凍機10を始動させ、その後、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10のうち満了までの残り時間が少ない順に始動させるように、始動順序を決定する。再始動不許可時間Tが満了している冷凍機10が複数ある場合は、この間で任意に順序を決めてもよいが、一般には、総運転時間の少ないものから始動するように決めることが多い。本実施の形態では、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10のうち、上述の前提に従って全体としてn番目(nは自然数)に始動される冷凍機10について(この着目した冷凍機10が再始動不許可時間未了熱源機となる)、再始動不許可時間Tが満了するまでの残り時間が(n−1)×(始動間隔t)以下になったときに、再始動不許可時間Tが満了している1台目の冷凍機10を始動させる(St4)。つまり、所定の条件は、上述の前提において、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10のうち、全体でn番目に始動される冷凍機10の再始動不許可時間Tが満了するまでの残り時間が(n−1)×(始動間隔t)以下になったことである。この所定の条件を充足したか否かの判断は、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10のうち、1台のみについて行えば足りる。実務的には、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10のうち、満了までの残り時間が最も少ない冷凍機10についてのみ、この条件を確認すれば足りる。
例えば、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10の中では1番目であるが全体では2番目に始動される冷凍機10についてみれば、満了までの残り時間が(2−1)×400秒=400秒になったときに、再始動不許可時間Tが満了している1台目の冷凍機10を始動させることとなる。あるいは、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10の中では2番目で、全体では3番目に始動される冷凍機10についてみれば、満了までの残り時間が(3−1)×400秒=800秒になったときに1台目の冷凍機10を始動させることとなり、このとき、始動間隔tだけ先に始動していた1つ前の冷凍機10は満了までの時間が400秒になっているはずであるから、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10のうちのどの冷凍機でみても、所定の条件を充足するタイミングは同じになる。図3に示すフロー中、所定の条件を充足しているか否かを判断する工程(St11)において、充足していない場合は再び所定の条件を充足しているか否かを判断する工程(St11)に戻る。他方、所定の条件を充足している場合は、1台目の冷凍機10Aを始動させ(St4)、以降、前述のフローを繰り返す。
なお、図3に示すフローにおいて、停電中でないこと確認する工程(St1)を行ったのは、冷凍機システム1の制御用の電源と動力用(圧縮機11のモータ11mの運転用)の電源とが別電源である場合(蓄電池等により制御系の通電が継続される場合等を含む)を考慮したものである。一般に、日本国内では、モータ11mの電源は交流400〜6600Vであり、制御装置20の電源(交流100〜200V、あるいは直流12〜24Vが多い)とは別系統となることが多い。逆に、制御用電源と動力用電源とが同一である場合は、図3のフローにおける各停電の有無を確認する工程(St1、St5、St9、St10)を省略することができる。この場合、いずれの工程で停電が生じても、停電後の復電時には、図3に示すフローの最初(開始)から再開される。この場合でも、冷凍機10の再始動不許可時間Tを、適切な計時手段により正しく計時しており、所定の条件を充足しているか否かを判断する工程(St11)が正常に判断されれば、何ら問題は生じない。
図4を参照して、上述した冷凍機システム1の始動時の制御の利点を説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る冷凍機システム1の冷凍機10の始動態様を示すタイムチャートである。図4(a)は、停電がないと仮定した場合の冷凍機10の始動状況を示しており、上述のように、最初に冷凍機10Aが始動し、冷凍機10Aが始動してから400秒(始動間隔t)経過後に冷凍機10Bが始動し、冷凍機10Bが始動してから400秒(始動間隔t)経過後に冷凍機10Cが始動する。この場合、3台の冷凍機10すべてが始動するまでに要する時間は、冷凍機10Aの始動から800秒後となる。
図4(a)に示す運転の制御を実行中、例えば図4(b)に示すように、冷凍機10Bの始動直後に停電し、その後(例えば50秒後)に復電した場合、冷凍機10Cは直ちに始動可能な状態ではあるが、本実施の形態では、直ちに始動させずに所定の条件を充足したとき(図3中の工程St11でYes)に始動させることとしている。ここで、図4(b)を参照して所定の条件の充足について補足する。図4(b)中、実線の部分は冷凍機10が運転中の状態を、二点鎖線の部分は冷凍機10が停止中の状態を示している。まず、前提として、復電後に冷凍機10を始動させる順序は、冷凍機10C、冷凍機10A、冷凍機10Bの順となる。復電時に再始動不許可時間Tが満了していないのは冷凍機10A、10Bの2台である。ここで、冷凍機10Aについてみると、始動順序が全体では冷凍機10Cに次いで2番目であるから、冷凍機10Aの再始動不許可時間Tの満了までの残り時間が(2−1)×400秒=400秒になったときに、再始動不許可時間Tが満了している1台目の冷凍機10Cを始動させることとなる。本実施の形態では、冷凍機10Aの再始動不許可時間Tの満了までの残り時間が400秒になった時点は、冷凍機10Bの始動から400秒(始動間隔t)が経過した時点と一致する。
上述のように、本実施の形態では、停電があり復電した場合に、冷凍機10Cを直ちに始動させずに冷凍機10Bの始動から400秒(始動間隔t)経過したとき(所定の条件を充足したとき)に始動させることとしている。このように制御することにより、停電が断続的に生じた場合でも、冷凍機10を1台も始動することができない状態の時間を400秒(始動間隔t)以下にすることができる。これに対し、図示はしていないが、冷凍機10Bの始動から50秒後に復電した後直ちに冷凍機10Cを始動し、その直後に再び停電してその50秒後に復電した場合、2度目の復電直後に始動可能な状態の冷凍機10はなく、最も早く始動できる冷凍機10Aは、2度目に復電してから700秒後(1200−(400+50+50))に始動可能な状態となる。上述のように、途中で停電があっても始動間隔tを遵守する場合は、冷凍機10を1台も始動することができない状態の時間を400秒(始動間隔t)以下にすることができ、長時間にわたって冷凍機10を始動させることができない状態を確実に回避することができる。
上述の制御に対し、図5に示す、比較例に係る可能な限り連続して始動させるシステムの始動態様は、本発明の実施の形態に係る冷凍機システム1と比較して、同じ冷凍機10を3台用いる(したがって再始動不許可時間Tが1200秒に設定されている)点で構成が共通しているものの、各冷凍機10を始動させるタイミングが異なっている。始動時の大きな電流が流れるために複数台同時の始動が制限される時間が100秒であるとすると、比較例に係る態様では、100秒間隔で冷凍機10を始動させ、この場合、3台の冷凍機10すべてが始動するまでに要する時間は、冷凍機10Aの始動から200秒後となる。この図5に示す運転において、冷凍機10Cの始動直後に停電し、その100秒後に復電したと仮定した場合、次に最も早く始動できる状態になる冷凍機10Aの、再始動不許可時間Tが満了するまでの残り時間が900秒(1200−(100+100+100))であるので、冷凍機10を1台も始動することができない状態の時間が900秒にもなってしまう。
以上で説明したように、本発明の実施の形態に係る制御装置20を備える冷凍機システム1によれば、冷凍機10を始動してから再始動不許可時間Tが満了する前に意図しない冷凍機10の停止があったとしても、冷凍機10を1台も始動することができない状態の時間を400秒以下にすることができ、長時間にわたって1台の冷凍機も始動させることができない事態を回避することができる。
なお、図4に示した態様は、始動間隔tが、再始動不許可時間Tを冷凍機10の台数Nで除した値である、T/N=1200/3=400秒であるとしたが、再始動不許可時間Tを冷凍機10の台数Nから1差し引いた値で除した値である、T/(N−1)=1200/(3−1)=600秒とすると、以下のようになる。
図6は、本発明の実施の形態に係る冷凍機システム1の冷凍機10の始動態様の変形例を示すタイムチャートである。図6に示す制御では、最初に冷凍機10Aが始動し、冷凍機10Aが始動してから600秒(始動間隔t)経過後に冷凍機10Bが始動し、冷凍機10Bが始動してから600秒(始動間隔t)経過後に冷凍機10Cが始動する。この場合、3台の冷凍機10すべてが始動するまでに要する時間は、冷凍機10Aの始動から1200秒後となり、図4に示す制御よりも長くなるが、冷凍機10を1台も始動することができない状態の時間をなくすことができる。例えば、冷凍機10Bの始動直後に停電してすぐに復電した場合、冷凍機10Cは、実際に始動するか否かは別にして、直ちに始動可能な状態であるのは図4の場合と同様であるが、冷凍機10Cの始動直後に停電してすぐに復電した場合、既に再始動不許可時間Tが満了している冷凍機10Aが、実際に始動するか否かは別にして、直ちに始動可能な状態となっている。このように、図6に示す制御では、冷凍機10を1台も始動することができない状態の時間をなくすことができる。
また、上記の冷凍機システム1の始動時のフローの説明(図3参照)では、再始動不許可時間Tが満了していない冷凍機10がある場合(工程St3でYes)に所定の条件を充足しているか否かを判断する(St11)こととしたが、図3中の所定の条件充足の有無を判断する工程(St11)に代えて、再始動不許可時間Tが満了している冷凍機があるか否かを判断し(この工程を説明の便宜上「St11’」(不図示)とする)、ない場合は再び再始動不許可時間Tが満了している冷凍機があるか否かを判断する工程(St11’)に戻り、他方、ある場合は冷凍機10A(第1の熱源機)を始動する工程(St4)に進むように構成してもよい。この制御の場合、復電後、再始動可能な冷凍機10が生じた時点で、前に始動した冷凍機10の始動から始動間隔tの経過を待たずに、始動を開始することとなる。この制御によれば、冷凍機10が実際に1台も始動していない状態を最短にすることができるので、停電後に復電した後に再度停電が生じる可能性が小さい場合に、冷凍機10の運転状況をより冷熱利用設備99の要求に近づけることができる。
次に図7を参照して、本発明の実施の形態の変形例に係る制御装置20A及び冷凍機システム1Aを説明する。図7は、冷凍機システム1Aの模式的系統図である。冷凍機システム1Aの、冷凍機システム1(図1参照)と異なる点は、計時器22が、各冷凍機10A、10B、10Cに対応して3台設けられているのではなく、1台設けられている点、及び各冷凍機10A、10B、10Cが停止から運転に切り替わった瞬間を検出する検出器25を制御装置20Aが有している点である。検出器25は、3台の冷凍機10及び計時器22と信号ケーブルで接続されており、冷凍機10が停止中の状態から始動したことを検出してどの冷凍機10が始動したかを信号として計時器22に送信することができるように構成されている。計時器22は、検出器25及び主制御回路21と信号ケーブルで接続されており、検出器25から冷凍機10が始動した旨の信号を受信した時刻を記録し、記録した時刻と現在の時刻とを比較して、現在の時刻が、記録した時間から始動間隔tが経過した時刻になったら主制御回路21に信号を送信するように構成されている。このように、記録した時刻と現在の時刻とを比較することにより、途中で停電が生じても始動間隔tが経過したことが判断しやすくなる。上記以外の構成は、冷凍機システム1(図1参照)と同様である。
上述のように構成された冷凍機システム1Aは、冷凍機10が始動した旨の信号を主制御回路21に送信する態様が冷凍機システム1(図1参照)とは異なるが、各冷凍機10A、10B、10Cを始動させるタイミングや始動させる順序等の制御フロー(図3参照)は冷凍機システム1(図1参照)と同様である。したがって、冷凍機システム1Aも、冷凍機10を始動してから再始動不許可時間Tが満了する前に意図しない冷凍機10の停止があったとしても、冷凍機10を1台も始動することができない状態の時間を始動間隔t以下(なしを含む)にすることができ、長時間にわたって1台の冷凍機も始動させることができない事態を回避することができる。
以上の説明では、熱源機が冷凍機10であるとしたが、再始動不許可時間Tが設定されているヒートポンプ(低温の熱を高温に汲み上げる狭義のヒートポンプ)であっても同様に適用することができる。
以上の説明では、複数台の冷凍機10が同一のものであるとしたが、冷凍容量や型式が異なるものであってもよい。この場合、相互に異なる冷凍機10であっても、再始動不許可時間Tが同じであれば上述の制御をそのまま適用することができ、再始動不許可時間Tが異なる場合は安全をみて最も長い再始動不許可時間Tをすべての冷凍機10に適用するとよい。
以上の説明では、始動間隔tが経過したことの判断を、冷凍機システム1では主制御回路21が行い、冷凍機システム1Aでは計時器22が行うこととしたが、冷凍機システム1においても計時器22が行い、あるいは冷凍機システム1Aにおいても主制御回路21が行うこととしてもよい。また、冷凍機システム1では計時器22が冷凍機10の始動からの時間経過を随時主制御回路21に送信し、冷凍機システム1Aでは計時器22が冷凍機10の始動を記録した時刻と現在の時刻とを比較して始動間隔tが経過したことを主制御回路21に送信することとしたが、これらとは逆に、冷凍機システム1において計時器22が冷凍機10の始動を記録した時刻と現在の時刻とを比較して始動間隔tが経過したことを主制御回路21に送信し、冷凍機システム1Aにおいて計時器22が冷凍機10の始動からの時間経過を随時主制御回路21に送信することとしてもよい。また、制御装置20に計時器22を設けることに代えて、冷凍機10が各々有する、再始動不許可時間Tを満了したか否かを計測する計時器(不図示)の残時間を直接主制御回路21に伝送する構成としてもよく、あるいは、各々の冷凍機10の制御回路内に対して始動間隔tを記録しておき、それを残時間が下回った場合に接点出力により主制御回路21に伝達するなどの手法を用いることもできる。
1、1A 冷凍機システム
10 冷凍機
11 圧縮機
11m モータ
12 凝縮器
13 膨張弁
14 蒸発器
20、20A 制御装置
21 主制御回路
22 計時器
25 検出器
98 温度計
99 冷熱利用設備
N 所定の台数
T 再始動不許可時間
t 始動間隔

Claims (4)

  1. 始動してからあらかじめ定められた再始動不許可時間が経過するまでは一旦停止しても再始動を行うことができない熱源機を2以上の所定の台数有する熱源機システムの始動を制御する制御装置であって;
    前記所定の台数の熱源機のうちの1つである第1の熱源機を始動させ;
    前記第1の熱源機を始動させた後に前記第1の熱源機とは別の第2の熱源機を始動させ;
    前記第1の熱源機を始動させてから前記第2の熱源機を始動させるまでの始動間隔を、前記始動不許可時間を前記所定の台数で除した値以上とした;
    制御装置。
  2. 前記始動間隔が、前記再始動不許可時間を、前記所定の台数から1差し引いた値で除した値以下である;
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記所定の台数の熱源機のうち、始動した後に一旦停止した熱源機を再始動させる際に、始動してから前記再始動不許可時間が満了するまでの残りが少ない順に再始動させるように構成され;
    前記所定の台数の熱源機のうち、前記再始動不許可時間が満了していない熱源機の1つである再始動不許可時間未了熱源機を始動させる順番がn番目であるときに、前記再始動不許可時間未了熱源機の前記再始動不許可時間が満了するまでの残り時間が、(n−1)と前記始動間隔との積の値以下となったときに、前記所定の台数の熱源機のうちの最先に始動させるべき前記熱源機を始動させるように構成された;
    請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. 始動してからあらかじめ定められた再始動不許可時間が経過するまでは一旦停止しても再始動を行うことができない熱源機を2以上の所定の台数備え;
    さらに、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の制御装置を備える;
    熱源機システム。
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