JP2012135766A - 付着物除去方法 - Google Patents
付着物除去方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012135766A JP2012135766A JP2012098585A JP2012098585A JP2012135766A JP 2012135766 A JP2012135766 A JP 2012135766A JP 2012098585 A JP2012098585 A JP 2012098585A JP 2012098585 A JP2012098585 A JP 2012098585A JP 2012135766 A JP2012135766 A JP 2012135766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- air
- duct
- building
- deposit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
【解決手段】 地下に凹部を有する建物内の作業空間において、粒状のドライアイスを吹き付けて被洗浄面に付着している付着物を当該被洗浄面から脱落させ、前記作業空間内の空気を、前記ドライアイスが昇華した結果発生した二酸化炭素と共に、前記凹部から当該作業空間外へ排出する。
【選択図】図1
Description
図6に示すように、改良したダクト32”は、その側面に、複数(例えば4つ以上)の吸気口32aを有しており、各吸気口32aには、当該吸気口32aを遮蔽可能な扉ユニット33が複数設けられている。なお、ダクト32”において、扉ユニット33を設ける部分は、上記フレキシブルダクトや上記テレスコープ式ダクトとは別の部材で構成することが好ましく、その部材として剛性のある筐体を用いることで扉ユニット33を容易に設けることができる。また、扉ユニット33を設ける筐体の形状を矩形にすることで、扉ユニット33が地上面1に向かないように設置することが容易となる。
アスベスト除去装置100は、アスベスト除去作業を行う作業場を区画するための水平区画部材110及び垂直区画部材120と、排気装置としての集塵機130と、集塵機130に排気口132bが接続されたダクト132と、作業場内部に空気を供給するための送風装置140と、ドライアイスブラスト法に用いるブラストマシン150とを備える。また、アスベスト除去装置100の付帯設備としては、図8に示すように、アスベストを作業場外部に漏出させないために1階部分に設置されたセキュリティゾーン210や、アスベスト除去作業を高所から行うために作業場内に設置された足場220がある。
1.所定の空間内において、
粒状のドライアイスを吹き付けて被洗浄面に付着している付着物を当該被洗浄面から脱落させ、
前記空間内の空気を前記ドライアイスが昇華した結果発生した二酸化炭素と共に、前記空間の下部から当該空間外へ排出することを特徴とする付着物除去方法。
2.前記空間内の空気を前記空間外へ排出する際に、フィルタを用いることにより脱落した前記付着物を捕集することを特徴とする前記1に記載の付着物除去方法。
3.前記空間の下部と前記空間外とを連通する連通部材を設置し、当該連通部材を用いて前記空間内の空気を排出することを特徴とする前記1又は2に記載の付着物除去方法。
4.前記連通部材は、前記空間内において開口を有し、
前記開口は、前記空間の下部に形成された凹部又は前記空間の下部における隅部に設置されることを特徴とする前記3に記載の付着物除去方法。
5.前記連通部材は、前記空間内において複数の開口を有し、
各開口は、開口を遮蔽可能な遮蔽部材を備え、
複数の前記開口のうち、一部の前記遮蔽部材は、当該開口を開放し、残りの前記遮蔽部材は、当該開口を遮蔽することを特徴とする前記3又は4に記載の付着物除去方法。
6.前記空間内の空気を排出する際に、前記空間の上部から気体を供給することを特徴とする前記1乃至5のいずれかに記載の付着物除去方法。
7.前記空間内の空気を排出する際の単位時間当たりの排出量は、前記上部から供給される気体の単位時間当たりの供給量よりも大きいことを特徴とする前記6に記載の付着物除去方法。
8.前記1乃至7のいずれかに記載の付着物除去方法に用いられる付着物除去装置であって、
前記所定の空間を区画するための区画部材と、
前記空間内の空気を、前記ドライアイスが昇華した結果発生した二酸化炭素と共に、前記空間の下部から当該空間外へ排出するための、前記空間の下部と前記空間外とを連通する連通部材と、
を備えることを特徴とする付着物除去装置。
10,10’,10” 建物
11 区画体
11a 区画内面
11b 開口
12 凹部
12a 底面
20 室内空間
30 送風機
31,34 フィルタ
32,32’,32”,132 ダクト
32a,132a 吸気口
32b,132b 排気口
33 扉ユニット
52 エレベータシャフト
100 アスベスト除去装置
130 集塵機
Claims (11)
- 地下に凹部を有する建物内の作業空間において、
粒状のドライアイスを吹き付けて被洗浄面に付着している付着物を当該被洗浄面から脱落させ、
前記作業空間内の空気を、前記ドライアイスが昇華した結果発生した二酸化炭素と共に、前記凹部から当該作業空間外へ排出することを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項1に記載の付着物除去方法であって、
前記凹部に吸気口を有し、前記作業空間外に排気口を有するダクトを設置し、当該ダクトを用いて、前記作業空間内の空気を排出することを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項2に記載の付着物除去方法であって、
前記吸気口は、前記凹部に入って作業をする作業員の顔の高さより下方に設けられることを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項2又は3に記載の付着物除去方法であって、
前記ダクトは、地上面に沿った部分と、前記凹部の鉛直方向の壁面に沿った部分とを備えていることを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項1に記載の付着物除去方法であって、
前記建物は、ケージと、当該ケージをガイドするエレベータシャフトを備えており、
前記建物には、前記ケージを地上面よりも低い位置に収容するための、前記凹部としてのピットが設けられていることを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項5に記載の付着物除去方法であって、
前記エレベータシャフト内の空間を、前記ピット側の下方空間と、上方空間とに区画する水平区画部材を設置することを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項5又は6に記載の付着物除去方法であって、
前記建物の1階部分に、作業員が出入りするセキュリティゾーンを設置し、
前記建物内のエレベータホールに垂直区画部材を設置し、
前記垂直区画部材は、前記1階部分を、前記エレベータシャフト側の空間と、前記セキュリティゾーン側の空間とに区画することを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項7に記載の付着物除去方法であって、
前記垂直区画部材には、前記セキュリティゾーンを出た作業員が前記作業空間に直接入ることを可能とする開閉可能な扉を設けることを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の付着物除去方法であって、
前記建物の1階部分に集塵機を設置し、
前記建物の1階部分に、作業員が出入りするセキュリティゾーンを設置し、
前記集塵機は、前記作業空間内の空気を排気するための送風機と、排気される空気を除塵するためのフィルタを備えるとともに、前記セキュリティゾーンの除塵も行うことを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項5乃至9のいずれか1項に記載の付着物除去方法であって、
前記ピット内に吸気口を有し、前記建物の1階部分に排気口を有するダクトを設置し、当該ダクトを用いて、前記作業空間内の空気を排出し、
前記ダクトは、前記1階部分の床面に沿った部分と、前記ピットの鉛直方向の壁面に沿った部分とを備えていることを特徴とする付着物除去方法。 - 請求項5乃至10のいずれか1項に記載の付着物除去方法であって、
前記建物の2階部分に送風機を設置し、
当該送風機に接続された配管を介して、前記作業空間内に空気を供給することを特徴とする付着物除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012098585A JP5472366B2 (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | 付着物除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012098585A JP5472366B2 (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | 付着物除去方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007261970A Division JP5082736B2 (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 付着物除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012135766A true JP2012135766A (ja) | 2012-07-19 |
JP5472366B2 JP5472366B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=46673672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012098585A Active JP5472366B2 (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | 付着物除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5472366B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108643613A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-10-12 | 吕志 | 户外物料作业场所除尘板房 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230850A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-01 | Shimizu Corp | アスベスト除去装置 |
JPH0351481A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Sintokogio Ltd | 吹付けアスベスト層の除去方法とその装置 |
JPH09183580A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | エレベータ昇降路清掃装置 |
JP2001215036A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Osaka Gas Co Ltd | 換気方法と換気装置 |
JP2003300030A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-10-21 | Ohbayashi Corp | 付着物の除去方法及び除去装置 |
JP3131855U (ja) * | 2007-03-06 | 2007-05-24 | 矢馬ピー.イー.エム株式会社 | 負圧作業区域の負圧管理装置 |
-
2012
- 2012-04-24 JP JP2012098585A patent/JP5472366B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230850A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-01 | Shimizu Corp | アスベスト除去装置 |
JPH0351481A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Sintokogio Ltd | 吹付けアスベスト層の除去方法とその装置 |
JPH09183580A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | エレベータ昇降路清掃装置 |
JP2001215036A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Osaka Gas Co Ltd | 換気方法と換気装置 |
JP2003300030A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-10-21 | Ohbayashi Corp | 付着物の除去方法及び除去装置 |
JP3131855U (ja) * | 2007-03-06 | 2007-05-24 | 矢馬ピー.イー.エム株式会社 | 負圧作業区域の負圧管理装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108643613A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-10-12 | 吕志 | 户外物料作业场所除尘板房 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5472366B2 (ja) | 2014-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5401206B2 (ja) | ブラスト室 | |
JPH06502493A (ja) | 移動式co2ブラスティング汚染除去システム | |
JP5082736B2 (ja) | 付着物除去方法 | |
JP5104177B2 (ja) | 付着物処理装置及び付着物処理方法 | |
JP4936168B2 (ja) | 煙突解体方法及び集塵ハット並びに煙突ブロック片処理ヤード | |
JP5472366B2 (ja) | 付着物除去方法 | |
JP2008127123A (ja) | クリーンエレベータ用のかご装置 | |
JP5151377B2 (ja) | 付着物処理装置及び付着物処理方法 | |
EP0137699A2 (en) | Portable decontamination unit | |
JP5812907B2 (ja) | 粉塵の拡散抑制方法および拡散抑制装置 | |
JP2009091083A (ja) | 付着物処理設備、及び付着物処理方法 | |
JP2007051842A (ja) | プラント洗浄方法,アスベスト除去方法および解体処理方法並びにミスト発生機 | |
JP5445653B2 (ja) | アスベスト除去方法 | |
JP6634134B2 (ja) | 有害物質含有塗装材除去システム | |
CN105836352A (zh) | 移动式实验室废弃物中转系统 | |
US20110195653A1 (en) | Inverter building | |
CN110038382A (zh) | 一种油漆生产用的高效自动除废气装置 | |
JP6518511B2 (ja) | 原子炉圧力容器を開放する方法及び燃料デブリの取出し方法 | |
JPH06213593A (ja) | ボイラーの洗浄方法及びその方法に使用する除塵装置 | |
JPH1151432A (ja) | 粉塵除去用エアーシャワーシステム | |
JP2023172159A (ja) | 作業用テント | |
JP4720972B2 (ja) | 管部材のブラスト工法及び管部材を覆う袋体 | |
JP4946571B2 (ja) | 付着物除去方法 | |
JP2008246346A (ja) | 付着物除去方法、および、付着物除去装置 | |
JP2003136029A (ja) | 焼却施設の清掃法及び該清掃法で用いる機具類 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130611 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5472366 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |