JP2012131545A - シート剥離装置および剥離方法、ならびにシート貼付装置 - Google Patents

シート剥離装置および剥離方法、ならびにシート貼付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】剥離シートから接着シートを確実に剥離することができるシート剥離装置および剥離方法、ならびにシート貼付装置を提供すること。
【解決手段】シート剥離装置2は、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADと端縁側に沿って接着剤層ADの形成されない無接着剤領域ARとを有する接着シートSが接着剤層ADを介して帯状の剥離シートRLに仮着された原反Rを繰り出す繰出手段4と、繰り出された原反Rの剥離シートRLから接着シートSを剥離する剥離板5とを備える。この剥離板5は、剥離シートRLを折り曲げる折曲端縁52を有し、この折曲端縁52における接着シートSの無接着剤領域ARに対応する位置には、接着シートSと剥離シートRLとの隙間を拡張する隙間拡張手段6が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート剥離装置および剥離方法、ならびにシート貼付装置に関する。
従来、剥離シートに接着剤を介してラベル等の接着シートが仮着された帯状の原反から接着シートを剥離する剥離装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この剥離装置は、帯状台紙(剥離シート)の一方に仮着されたラベル(接着シート)を有するラベル連続体(原反)を巻回して支持する供給リールと、接着シートに印字を施す印字部と、印字された接着シートを剥離シートから剥離して排出する剥離部と、剥離シートを巻き取る台紙巻取りリールとを備える。そこで、印字した接着シートの先端が剥離位置を通過するまで搬送したら、原反の搬送を一旦停止させて再び搬送するように構成されている。
特開2002−326616号公報
ところで、特許文献1に記載の剥離装置で剥離される接着シートは、所定間隔で剥離シートに接着剤を介して仮着されているが、当該接着シートの剥離シートへの接着力が強いと原反の搬送を一旦停止させて再び搬送するようにしたり、接着シートを一旦引き戻してから再び繰り出したりしても、接着シートが剥離シートから剥離されない場合がある。特に、切り込みのない帯状の原接着シートに切り込みを形成して所定形状の接着シートを形成するときに、接着シートの接着剤が切り込み形成用の切断刃と共に、仮着されている剥離シートの不接着処理層(例えば、シリコーン層)を突き抜け、当該接着剤が剥離シートの基材層に接着してしまい、接着シートが剥離シートから剥離できないことがある。
本発明の目的は、剥離シートから接着シートを確実に剥離することができるシート剥離装置および剥離方法、ならびにシート貼付装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート剥離装置は、基材シートの一方の面に接着剤層と端縁側に沿って前記接着剤層の形成されない無接着剤領域とを有する接着シートが前記接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、前記原反を繰り出す繰出手段と、繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段とを備え、前記剥離手段は、前記剥離シートを折り曲げる折曲端縁を備え、この折曲端縁における前記接着シートの無接着剤領域に対応する位置には、前記接着シートと前記剥離シートとの隙間を拡張する隙間拡張手段が設けられていることを特徴とする。
本発明のシート剥離装置において、前記剥離手段は、前記原反を前記剥離シート側から案内するガイド面を備え、前記隙間拡張手段は、前記原反に向けて前記ガイド面から突出する突出部を備えて構成されていることが好ましい。
また、本発明のシート剥離装置において、前記隙間拡張手段により前記隙間が拡張された前記接着シートの繰り出し方向下流側の角隅部を挟持して保持する保持手段を備えることが好ましい。
本発明のシート剥離方法は、基材シートの一方の面に接着剤層と端縁側に沿って前記接着剤層の形成されない無接着剤領域とを有する接着シートが前記接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、前記原反を繰り出し、前記無接着剤領域における前記接着シートと前記剥離シートとの隙間を拡張してから、前記剥離シートを折り曲げて当該剥離シートから前記接着シートを剥離することを特徴とする。
一方、本発明のシート貼付装置は、基材シートの一方の面に接着剤層と端縁側に沿って前記接着剤層の形成されない無接着剤領域とを有する接着シートが前記接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離し、剥離した接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、前記原反を繰り出す繰出手段と、繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、前記剥離手段で剥離された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、前記剥離手段は、前記剥離シートを折り曲げる折曲端縁を備え、この折曲端縁における前記接着シートの無接着剤領域に対応する位置には、前記接着シートと前記剥離シートとの隙間を拡張する隙間拡張手段が設けられていることを特徴とする。
以上の本発明によれば、隙間拡張手段によって隙間が拡張されることで、接着シートが折り曲げられ、抗折強度が増すことになる。このような状態で剥離シートを折曲端縁で折り曲げて引っ張ると、接着シートは折曲端縁で折り曲がることなく、剥離シートから確実に剥離することができる。
また、隙間拡張手段に突出部を備える構成とすれば、剥離シートから離れる方向へ接着シートにおける無接着剤領域を押し上げることができる。この突出部は接着シートを直接押し上げることがないので、接着シートが突出部により傷付けられることを防止できるとともに、剥離シート側に配置されるので、例えば、接着シートを吸引支持する支持手段を接着シート側に配置可能なスペースを確保できる。
さらに、接着シートの角隅部を保持手段により挟持して保持するように構成すれば、接着シートを剥離シートからより確実に剥離することができる。
本発明の第1実施形態に係るシート貼付装置の側面図。 図1のシート貼付装置の部分斜視図。 図1または図2のシート貼付装置の動作説明図。 本発明の第2実施形態に係るシート貼付装置の部分斜視図。 図4のシート貼付装置の部分側面図。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
また、各実施形態における明示のない例えば、上、下、左、右という方向を示す表現は、全て図1を基準に用いられている。
〔第1実施形態〕
図1および図2に示すように、本実施形態のシート貼付装置1は、帯状の剥離シートRLの一方の面に仮着された接着シートSを剥離シートRLから剥離するとともに、剥離した接着シートSを被着体Wに貼付するものである。ここで、接着シートSは、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADと、当該接着シートの繰り出し方向上流側から下流側を見て左右両側(以下「両端縁側」という)に接着剤層ADの形成されない無接着剤領域ARとを有して構成されるとともに、当該接着剤層ADを介して剥離シートRLの一方の面に仮着された原反Rとして予め準備されている。
シート貼付装置1は、原反Rの剥離シートRLから接着シートSを剥離するシート剥離装置2と、剥離した接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する押圧手段3とを備える。
シート剥離装置2は、原反Rを繰り出す繰出手段4と、繰り出された原反Rの剥離シートRLを折り返すことで当該剥離シートRLから接着シートSを剥離する剥離手段としての剥離板5とを備える。
押圧手段3は、図示しない複数の吸引口を有して当該吸引口によって基材シートBS側から接着シートSを吸引支持する支持手段としての吸着板31と、図示しないフレームに支持され、出力軸33が吸着板31の上面部に固定された駆動機器としての直動モータ32とを備える。
繰出手段4は、その全体がフレーム7に支持されている。この繰出手段4は、剥離シートRLに仮着された接着シートSをロール状に巻回して支持する支持ローラ41と、原反Rを案内するガイドローラ42,43と、接着シートSが剥離された剥離シートRLを案内するガイドローラ44と、駆動機器としての回動モータ45によって駆動する駆動ローラ46と、駆動ローラ46との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ47と、図示しない駆動機器によって剥離シートRLを回収する回収ローラ48とを備える。
剥離板5は、原反Rを剥離シートRL側から案内するガイド面51と、原反Rの繰り出し方向下流側に剥離シートRLを駆動ローラ46に向けて折り曲げる折曲端縁52と、この折曲端縁52側であって、両端縁側(繰り出された接着シートSの無接着剤領域に対応する位置)に設けられた一対の隙間拡張手段6とを備える。この隙間拡張手段6は、折曲端縁52側で軸支され、図示しない駆動機器を介して剥離シートRL側から接着シートSに向けて回動する突出部としての回動部61を備える。この回動部61は、図3(B)および図3(C)に示すように、ガイド面51から突出するように回動して、剥離シートRLを接着シートS側へ押し上げるように構成され、接着シートSの無接着剤領域ARにおいて接着シートSと剥離シートRLとの隙間を拡張して、接着シートSの繰り出し方向下流側の角隅部S1を剥離シートRLから離れる方向へ押し上げるようになっている。なお、剥離板5には、図示しない複数の吸引口が設けられ当該吸引口によって剥離シートRLを吸引可能になっている。
以上のシート貼付装置1において、剥離シートRLから接着シートSを剥離するとともに、剥離した接着シートSを被着体Wに貼付する手順について説明する。
先ず、図1に示すように原反Rを通紙し、繰出手段4が回動モータ45を駆動して駆動ローラ46を回転させることによって原反Rを繰り出す。そして、図3(A)に示すように、繰り出された原反Rにおける接着シートSの繰出方向先端縁S2が折曲端縁52の近傍で図示しないセンサに検知されると、繰出手段4による原反Rの繰り出しが一旦停止し、スタンバイ状態となる。このとき、吸着板31は、図1中上段の二点鎖線で示す位置で待機している。
次に、被着体Wがコンベア等の搬送路CV上を搬送されてくると、図示しないセンサによって検知されて、吸着板31の下方所定位置で停止する。そして、図3(B)および図3(C)に示すように、隙間拡張手段6が図示しない駆動機器を駆動して回動部61をガイド面51から突出させる。これにより、剥離シートRLが回動部61により押し上げられ、無接着剤領域ARにおける接着シートSと剥離シートRLとの隙間が拡張される。このとき、剥離板5に設けられた図示しない吸引口によって剥離シートRLを吸引することで、隙間が拡張し易くなる。
次いで、繰出手段4が、回動モータ45を駆動して駆動ローラ46を回転させることによって原反Rを繰り出す。このとき、接着シートSが剥離シートRLに強固に接着していたとしても、接着シートSは、回動部61によって折り曲げられて抗折強度が増しているので、折曲端縁52を過ぎて、剥離シートRLと共にガイドローラ44方向へ繰り出されることなく、確実に剥離シートRLから剥離される。
剥離シートRLに仮着されている接着シートSは、剥離初期領域が剥離されると、後の領域は簡単に剥離できるので、接着シートSが繰出方向先端縁S2から所定長さ剥離されると、隙間拡張手段6が図示しない駆動機器を駆動して回動部61を初期位置に戻す。これと同時に、押圧手段3が図示しない吸引口による吸引を開始するとともに、直動モータ32を駆動して吸着板31を図1中実線で示す位置に移動させ、接着シートSを受け取る。
吸着板31が接着シートSを受け取ると、繰出手段4が回動モータ45の駆動を停止するとともに、押圧手段3が直動モータ32を駆動して吸着板31を下方へ移動させて、接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する。
以上のようにして接着シートSを被着体Wに貼付したら、押圧手段3が吸着板31による吸引を停止して、直動モータ32を駆動して吸着板31を図1中上段の二点鎖線で示す初期位置に復帰させる。これにより、剥離された接着シートSの被着体Wへの貼付が完了する。接着シートSが貼付された被着体Wは、搬送路CVによって次工程に搬送される。
本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、剥離板5に隙間拡張手段6が設けられているので、接着シートSが剥離シートRLに強固に接着していたとしても、確実に接着シートSを剥離シートRLから剥離することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を図4および図5に基づいて説明する。
本実施形態のシート貼付装置1Aは、前記第1実施形態のシート貼付装置1の構成に加えて、隙間拡張手段6により接着シートSと剥離シートRLとの隙間が拡張された接着シートSの角隅部S1を挟持して保持する一対の保持手段8を備えている。この保持手段8は、吸着板31の下方で図示しない駆動機器によって図5中左右方向および、両端縁側方向に移動可能な駆動機器としてのチャックシリンダ81からなり、チャックシリンダ81のチャック爪82によって接着シートSの角隅部S1を挟持して保持可能に設けられている。
このような保持手段8は、第1実施形態と同様に、隙間拡張手段6が接着シートSと剥離シートRLとの隙間を拡張すると、図示しない駆動機器によりチャックシリンダ81が図4の実線で示す位置から同二点鎖線で示す位置に移動されるとともに、チャック爪82により接着シートSの角隅部S1を挟持させて保持する。次いで、チャックシリンダ81は、繰出手段4が原反Rを繰り出すのと同期し、図5の実線で示す位置から同二点鎖線で示す位置に移動され、接着シートSを所定長さ引き出す。その後、チャックシリンダ81は、接着シートSの保持を解除した後、図示しない駆動手段を介して、両端縁側方向に退避する。
この後は、第1実施形態と同様、吸着板31が接着シートSを受け取り、当該接着シートSを被着体Wに押圧して貼付する。
なお、保持手段8を吸着板31に取り付け、吸着板31が原反Rを繰り出す動作と同期して移動できるように構成してもよい。
本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、隙間拡張手段6によって折り曲げられた接着シートSの抗折強度に頼って当該接着シートSを剥離シートRLから剥離するだけでなく、チャックシリンダ81によって接着シートSを保持するので、より確実に接着シートSを剥離シートRLから剥離することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は前記記載で開示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され且つ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状などの詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、折曲端縁52の端部に一対の隙間拡張手段6を備える構成としたが、いずれか一方の端部に備える構成であってもよい。この場合でも、回動部61は、接着シートSの無接着剤領域ARに対応する位置において、剥離シートRL側から接着シートSを押し上げることができ、前述した本発明の作用効果を得ることができる。
前記各実施形態では、接着シートSの無接着剤領域ARが接着シートSの繰り出し方向に沿う両端縁側に設けられていたが、いずれか一方の端縁側に沿って設けられていてもよい。これに伴って、隙間拡張手段6も折曲端縁52における接着シートSの無接着剤領域ARに対応する位置に設けられていればよい。
隙間拡張手段6は、ガイド面51から突出するように剥離シートRL側から接着シートSを突き上げる上下動機構を備える構成であってもよく、また、基材シートBS側から接着シートSの無接着剤領域ARに対応する部分を下方へ引き下げる構成であってもよい。さらに、接着シートSの無接着剤領域ARに対応する部分において、剥離シートRLと接着シートSとの間に側面から気体を吹きつけたり、また板状部材を通過させたりして、剥離シートRLと接着シートSとの隙間を拡張するような構成であってもよい。
押圧手段として、例えば、吸着板31で保持した接着シートSを圧縮エアで吹き飛ばして被着体に貼付する所謂エアジェットタイプのものとしてもよい。また、第1実施形態の吸着板31を接着シートSの繰り出しに同期して移動させる構成としてもよい。
押圧手段は、押圧ローラなどで構成されていてもよい。この場合には、被着体Wの搬送速度に同期して繰出手段4が原反Rを繰り出し、剥離板5で剥離した接着シートSを押圧ローラで被着体Wに押圧して貼付するように構成すればよい。
前記各実施形態では、原反Rは、帯状の剥離シートRLに枚葉の接着シートSを適宜な間隔で仮着したものであったが、原反としては、帯状の剥離シートRLに帯状の原接着シートが仮着されたものでもよく、この原接着シートを適宜なサイズに切断してからシート剥離装置で剥離するような構成であってもよい。
また、前記実施形態では、被着体Wおよび接着シートSを具体的に例示していないが、本発明における被着体Wおよび接着シートSの種別や材質などは、特に限定されず、例エば、被着体Wが適宜な物品(例えば、段ボールケースや樹脂容器等)であって、接着シートSがラベルであってもよく、被着体Wが半導体ウエハであって、接着シートSが保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムなどであってもよい。この際、半導体ウエハは、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等が例示でき、このような半導体ウエハに貼付する接着シートは、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムに限らず、その他の任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状の接着シート等が適用できる。さらに、被着体Wが光ディスクの基板であって、接着シートSが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。以上のように、被着体Wとしては、ガラス板、鋼板、樹脂板等や、その他の板状部材のみならず、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
前記各実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
1,1A シート貼付装置
2 シート剥離装置
3 押圧手段
4 繰出手段
5 剥離板(剥離手段)
6 隙間拡張手段
8 保持手段
51 ガイド面
52 折曲端縁
61 回動部(突出部)
AD 接着剤層
AR 無接着剤領域
BS 基材シート
R 原反
RL 剥離シート
S 接着シート
S1 角隅部
W 被着体

Claims (5)

  1. 基材シートの一方の面に接着剤層と端縁側に沿って前記接着剤層の形成されない無接着剤領域とを有する接着シートが前記接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、
    前記原反を繰り出す繰出手段と、
    繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段とを備え、
    前記剥離手段は、前記剥離シートを折り曲げる折曲端縁を備え、この折曲端縁における前記接着シートの無接着剤領域に対応する位置には、前記接着シートと前記剥離シートとの隙間を拡張する隙間拡張手段が設けられていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記剥離手段は、前記原反を前記剥離シート側から案内するガイド面を備え、
    前記隙間拡張手段は、前記原反に向けて前記ガイド面から突出する突出部を備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
  3. 前記隙間拡張手段により前記隙間が拡張された前記接着シートの繰り出し方向下流側の角隅部を挟持して保持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート剥離装置。
  4. 基材シートの一方の面に接着剤層と端縁側に沿って前記接着剤層の形成されない無接着剤領域とを有する接着シートが前記接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、
    前記原反を繰り出し、前記無接着剤領域における前記接着シートと前記剥離シートとの隙間を拡張してから、前記剥離シートを折り曲げて当該剥離シートから前記接着シートを剥離することを特徴とするシート剥離方法。
  5. 基材シートの一方の面に接着剤層と端縁側に沿って前記接着剤層の形成されない無接着剤領域とを有する接着シートが前記接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反から前記接着シートを剥離し、剥離した接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
    前記原反を繰り出す繰出手段と、
    繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段で剥離された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
    前記剥離手段は、前記剥離シートを折り曲げる折曲端縁を備え、この折曲端縁における前記接着シートの無接着剤領域に対応する位置には、前記接着シートと前記剥離シートとの隙間を拡張する隙間拡張手段が設けられていることを特徴とするシート貼付装置。
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