JP2012130093A - 回転電機の固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの大幅な増大を招くこと無く簡単な構成で、漏れ磁束により発生する渦電流損を低減し得るようにした回転電機の固定子を提供する。
【解決手段】固定子10は、周方向に配列された複数のスロット31を有する円環状の固定子コア30と、スロット31に挿入配置された複数のセグメント導体41が直列に接続されてなる複数の相巻線43を有する固定子巻線40とを備えている。セグメント導体41は、2個に分割されるとともに、相巻線43は、分割された2個の分割導体42a、42bが並列になるようにして複数の分割導体42a、42bが直列に接続され互いに並列に接続された2本の分割相巻線43a、43bにより構成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば車両に搭載される回転電機の固定子に関する。
回転電機の固定子として、例えば特許文献1に開示されているように、周方向に配列された複数のスロットを有する円環状の固定子コアと、前記スロットに挿入配置された複数のセグメント導体が直列に接続されてなる複数の相巻線を有する固定子巻線と、を備えたものが知られている。
固定子巻線を構成する各相巻線143は、図23(b)に示す結線図のように、複数のセグメント導体141が直列に接続されており、固定子コア130の各スロット131には、図23(a)に示すように、1つの相の相巻線143を構成する複数のセグメント導体141が径方向に並んだ状態で挿入配置されている。この場合、1スロット当たり4ターンとされている。
また、特許文献2には、回転電機鉄心のスロット内に挿入される巻線導体であって、互いに圧着された複数の素線からなるほぼ矩形断面の束となるようにプレス成形された回転電機用巻線導体が開示されている。
特許第4186317号公報 特開2002−27693号公報
ところで、上記特許文献1に開示された回転電機では、固定子への通電時において、スロット131内の漏れ磁束が各相巻線143を構成するセグメント導体141を鎖交することで、図24に示すように、セグメント導体141内に渦電流が発生する。特に、回転電機が高速・高トルクの負荷状態で運転されているときには、その渦電流によって大きな損失(AC銅損)が発生する。このようにしてAC銅損が発生すると、セグメント導体141が発熱したり、モータ(回転電機)の小型化ができないなどの問題が生じる。
なお、特許文献1に開示された固定子巻線に、上記特許文献2に開示された巻線導体を適用することによって、渦電流の抑制が可能であると考えられるが、特許文献2に開示された巻線導体を適用する場合には、固定子巻線の製作が著しく困難になったり、コストの大幅な増大を招いたりするなどの問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コストの大幅な増大を招くこと無く簡単な構成で、漏れ磁束により発生する渦電流損を低減し得るようにした回転電機の固定子を提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、周方向に配列された複数のスロットを有する円環状の固定子コアと、前記スロットに挿入配置された複数のセグメント導体が直列に接続されてなる複数の相巻線を有する固定子巻線と、を備えた回転電機の固定子において、前記セグメント導体は、N個(Nは2以上の自然数)に分割されるとともに、前記相巻線は、分割されたN個の分割導体が並列になるようにして複数の前記分割導体が直列に接続され互いに並列に接続されたN本の分割相巻線により構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、セグメント導体がN個に分割されるとともに、相巻線は、分割されたN個の分割導体が並列になるようにして複数の分割導体が直列に接続され互いに並列に接続されたN本の分割相巻線により構成されていることから、スロット内の漏れ磁束により発生する渦電流を低減することができる。即ち、本発明によれば、鎖交する漏れ磁束に対してセグメント導体をN個に分割している(図11参照)ため、渦電流が通るパスの抵抗が等価的に高くなる(鎖交磁束に対する渦電流の通る距離が長くなる)ことで渦電流が減少する。そのため、渦電流により発生するAC銅損を確実に低減することができる。これにより、セグメント導体の発熱抑制やモータ(回転電機)の小型化が可能となる。なお、スロット内の漏れ磁束量は、本発明を適用した場合でも、従来の場合と変わらない。また、本発明によれば、固定子巻線の工法として、従来の分割されないセグメント導体を用いた固定子巻線の工法を利用できるため、大きなライン変更をする必要がなく、コストの大幅な増大を回避することができる。
本発明において、セグメント導体は、セグメント導体の延伸方向に沿って切断され、同一形状の分割導体がN個形成されるように分割される。また、本発明では、Nの値が大きくなる程、スロット内の漏れ磁束により発生する渦電流をより大きく低減することが可能となる。しかし、Nの値が大きくなる程、分割導体の個数が増加し、分割相巻線(固定子巻線)の結線構造が複雑になる。よって、Nの値は、それらのバランスを考慮して決定するようにすればよい。
請求項2に記載の発明は、同じ相の前記相巻線が配置される前記スロットのうち電圧位相が異なる複数の前記スロットには、各該スロットにおいて発生する複数の前記分割導体の合計誘起電圧が同じになるように、N本の前記分割相巻線のそれぞれの前記分割導体が混在していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、電圧位相が異なるスロットにおいて、それぞれのスロットに配置された複数の分割導体の合計誘起電圧に差が生じないようにすることができる。これにより、互いに並列に接続されたN本の分割相巻線により構成された相巻線において、短絡電流(循環電流)が流れるのを防止することができる。
なお、本発明において、当該スロットに混在しているN本の分割相巻線のそれぞれの分割導体は、各スロットにおいて発生する複数の分割導体の合計電圧が同じになるように配置されていればよく、それぞれの分割導体の個数や配置位置は任意に設定することができる。
請求項3に記載の発明は、前記分割導体は、表面に電気的に絶縁する絶縁被膜を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、スロットに配置される各分割導体が表面に設けられた絶縁被膜で互いに電気的に絶縁されていることによって、スロット内の漏れ磁束により発生する渦電流をより確実に低減することができる。
請求項4に記載の発明は、前記セグメント導体は、前記スロット内に発生する漏れ磁束の方向と直角な方向に前記分割導体の個数が増加するように分割されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、セグメント導体は、スロット内に発生する漏れ磁束の方向と直角な方向に分割導体の個数が増加するように分割されているので、漏れ磁束により発生する渦電流をより確実に低減することができる。
請求項5に記載の発明は、前記セグメント導体は、2個に分割されるとともに、前記相巻線は、分割された2個の分割導体が並列になるようにして複数の前記分割導体が直列に接続され互いに並列に接続された2本の分割相巻線により構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、セグメント導体が2個に分割され、相巻線が互いに並列に接続された2本の分割相巻線により構成されていることによって、渦電流により発生するAC銅損の低減効果と、セグメント導体の分割数(分割導体の個数)の増加に伴う分割相巻線(固定子巻線)の結線構造の複雑化防止をバランス良く調整することができる。また、回転電機の高速回転時と低速回転時において発生する銅損をバランス良く低減することができる。
実施形態に係る回転電機の構成を模式的に示す軸方向断面図である。 実施形態に係る固定子のセグメント導体挿入側から見た斜視図である。 実施形態に係る固定子のセグメント導体溶接側から見た斜視図である。 実施形態に係る固定子巻線を構成する三相の相巻線のスロットへの配置状態を示す模式図である。 実施形態に係る固定子巻線を示す図であって、(a)は全体斜視図であり、(b)は(a)の一部を拡大した部分斜視図である。 実施形態に係る固定子巻線の各相巻線を構成する分割導体の結線図である。 実施形態に係る固定子巻線において分割導体に渦電流が発生する様子を示す模式図である。 図6に示された1つの相の相巻線が配置されるスロットのうち電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに配置された第1及び第2分割相巻線のそれぞれの分割導体の配置位置を示す模式図である。 図8に示された2つのスロットA、Bに配置される第1及び第2分割相巻線の分割導体の結線図である。 図6に示された1つの相の相巻線を構成するセグメント導体のスロット内での配置位置を示す説明図である。 U相の相巻線の接続状態を示す巻線仕様図であって、(a)は第1分割相巻線の巻線仕様図であり、(b)は第2分割相巻線の巻線仕様図である。 比較例1において電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに配置された第1及び第2分割相巻線のそれぞれの分割導体の配置位置を示す模式図である。 比較例1において図12に示された2つのスロットA、Bに配置される第1及び第2分割相巻線の分割導体の結線図である。 比較例1において電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに配置されているセグメント導体の誘起電圧を示すグラフである。 変形例1において電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに配置された第1及び第2分割相巻線のそれぞれの分割導体の配置位置を示す模式図である。 変形例1において図15に示された2つのスロットA、Bに配置される第1及び第2分割相巻線の分割導体の結線図である。 変形例2の説明図であって、(a)は固定子巻線が巻装された固定子コアの平面図であり、(b)は電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに配置された第1及び第2分割相巻線のそれぞれの分割導体の配置位置を示す模式図である。 変形例2の説明図であって、(a)は1つの相の2並列に接続された1周分の相巻線の全体斜視図であり、(b)は(a)の一部を拡大した部分斜視図である。 AC銅損の低減効果を確認するために行ったFEM解析の説明図であって、(A)は相巻線が直列の比較例2を示し、(B)は相巻線が2並列の実施例1を示し、(C)は相巻線が4並列の実施例2を示す。 FEM解析における回転電機の回転数と全銅損との関係を示すグラフである。 回転電機の運転領域における回転電機の回転数とトルクとの関係を示すグラフである。 図11に示す市街地領域の符号A、B、D、E、Fにおける実施例1(2並列)と実施例2(4並列)の全銅損を比較するグラフである。 従来の固定子巻線を示す図であって、(a)はスロットに配置された分割導体の配置状態を示す模式図であり、(b)は1つの相巻線を構成するセグメント導体の結線図である。 従来の固定子巻線においてセグメント導体に渦電流が発生する様子を示す模式図である。
以下、本発明の回転電機の固定子を具体化した実施形態について図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、実施形態に係る回転電機の構成を模式的に示す軸方向断面図である。図2は、実施形態に係る固定子のセグメント導体挿入側から見た斜視図である。図3は、実施形態に係る固定子のセグメント導体溶接側から見た斜視図である。図4は、実施形態に係る固定子コアの要部を示す部分平面図である。
本実施形態の回転電機1は、略有底筒状の一対のハウジング部材10a,10bが開口部同士で接合されてなるハウジング10と、ハウジング10に軸受け11,12を介して回転自在に支承される回転軸13に固定された回転子14と、ハウジング10の内部で回転子14を包囲する位置でハウジング10に固定された固定子20と、を備えている。
回転子14は、固定子20の内周側と向き合う外周側に、永久磁石により磁性が周方向に交互に異なる磁極を複数形成している。回転子14の磁極の数は、回転電機により異なるため限定されるものではない。本実施形態においては、12極(N極:6、S極:6)の回転子が用いられている。
固定子20は、図2及び図3に示すように、周方向に配列された複数のスロット31を有する円環状の固定子コア30と、スロット31に挿入配置された複数のセグメント導体41が所定の状態に接続されてなる複数本(本実施形態では3本)の相巻線を有して固定子コア30に巻装された三相の固定子巻線40と、を備えている。
固定子コア30は、図4に示すように、外周側に位置する円環状のバックコア部32と、バックコア部32から径方向内方へ突出し周方向に所定距離を隔てて配列された複数のティース33とからなる。隣り合うティース33の間、即ち、隣り合うティース33の周方向に対向する側面同士の間には、固定子コア30の内周側に開口したスロット31が形成されている。各ティース33の先端部には、側面から周方向両側へそれぞれ突出する鍔部が形成されている。そして、周方向に対向するティース33の側面同士は、鍔部を除いて、互いに平行な平行面となっている。よって、スロット31は、一定の周方向幅で径方向に延在している。
本実施形態では、固定子巻線40が2倍スロットの分布巻きであるため、スロット31は、回転子14の磁極数(12)に対して、固定子巻線40の一相あたり2個の割合で形成されている。即ち、12×3×2=72個のスロット31が形成されている。なお、ティース33もスロット31と同数の72個設けられている。また、各スロット31には、固定子コア30の各スロット31を区画形成する周壁面に沿って、絶縁紙(図示せず)が挿入配置されている。
固定子巻線40は、スロット31に挿入配置された複数のセグメント導体41が直列に接続されてなる3本の相巻線(U相巻線、V相巻線、W相巻線)43により構成されている。本実施形態では、セグメント導体41が2個に分割されており、各相巻線43は、図6に示すように、分割された2個の分割導体42a、42bが並列になるようにして複数の分割導体42a、42bが直列に接続され、互いに並列に接続された2本の第1及び第2分割相巻線43a、43bにより構成されている。なお、セグメント導体41は、セグメント導体41の延伸方向に沿って切断されようにして、同一形状の分割導体42a、42bが2個形成されるように分割されている。
分割導体42a、42bは、略V字形状の頭部と、該頭部の両端から直線的に延びる一対の脚部とからなり、全体形状が略U字形状を呈している。この分割導体42a、42bは、断面が矩形状の導体部と、導体部の表面を被覆する絶縁皮膜とからなる平角導体が採用されている。この分割導体42a、42bは、一対の脚部を、所定のスロットピッチ(本実施形態では、3相×2個=6スロットピッチ)だけ離間したスロット31に軸方向一方側から挿入し、軸方向他方側に突出した脚部の先端部を所定の組み合わせで溶接することにより接続されている。なお、分割導体42a、42bは、溶接部分(脚部の先端部)を除く全体の表面が絶縁皮膜により被覆されており、導体部が露出している溶接部分(脚部の先端部)は、溶接された後に、粉体樹脂等で絶縁処理が施される。
このようにして所定の分割導体42a、42bが接続されることにより、図5に示すような略円筒形状の固定子巻線40が形成される。固定子コア30に巻装された固定子巻線40は、固定子コア30の軸方向一端側に突出した分割導体42a、42bの脚部の突出端部により全体としてリング状の第一のコイルエンド45(図3参照)を形成し、固定子コア30の軸方向他端側に突出した分割導体42a、42bの頭部により全体としてリング状の第二のコイルエンド46(図2参照)を形成している。
この固定子巻線40を構成する各相巻線43は、2スロットピッチで固定子コア30のスロット31に配置され、1スロット当たり4ターンとされていることから、各スロット31内には、分割導体42a、42bの8本の脚部が固定子コア30の径方向に1列に整列した状態に配置されている(図4参照)。これにより、セグメント導体41は、スロット31内に発生する漏れ磁束の方向と直角な方向に分割導体42a、42bの個数が増加するように分割されていることから、2個に分割された分割導体42a、42bは、図7に示すように、スロット31内において、スロット31内に発生する漏れ磁束の方向と直角な方向(固定子コア30の径方向)に並んだ状態に配置されている。これにより、スロット31内の漏れ磁束により発生する渦電流を低減するようにされている。
そして、図8及び図9に示すように、同じ相の相巻線43が配置されるスロット31のうち電圧位相が異なる2つのスロットA、Bには、2本の分割相巻線43a、43bのそれぞれの分割導体42a、42bが混在するようにされている。本実施形態の場合、スロットAには、第1分割相巻線43aの4本の分割導体42aが内径側の第1〜4層に配置され、第2分割相巻線43bの4本の分割導体42bが外径側の第5〜8層に配置されている。又、スロットBには、第1分割相巻線43aの4本の分割導体42aが外径側の第5〜8層に配置され、第2分割相巻線43bの4本の分割導体42bが内径側の第1〜4層に配置されている。
これにより、各スロットA、Bにおいて発生する8本の分割導体42a、42bの合計誘起電圧が同じになるようにされている。即ち、電圧位相が異なる2つのスロットA、Bにおいて、それぞれのスロットA、Bに配置された8本の分割導体42a、42bの合計誘起電圧に差が生じないようにすることにより、互いに並列に接続された2本の第1及び第2分割相巻線43a、43bよりなる各相巻線43において、短絡電流(循環電流)が流れないようにされている。
本実施形態における、1つの相の相巻線43を構成する分割導体42a、42bのスロット31内での配置位置を示す説明図が図10に示され、U相の相巻線43の接続状態を示す巻線仕様図が図11(a)(b)に示されている。図11(a)は第1分割相巻線43aの巻線仕様図であり、図11(b)は第2分割相巻線43bの巻線仕様図である。なお、V相とW相の相巻線43は、U相の相巻線43に対して電気角πで120°ずつ前後にずれた状態でU相の相巻線43と同じパターンになる。
以上のように構成された本実施形態の回転電機の固定子20によれば、セグメント導体41が2個に分割されるとともに、各相巻線43は、分割された2個の分割導体42a、42bが並列になるようにして複数の分割導体42a、42bが直列に接続され互いに並列に接続された2本の第1及び第2分割相巻線43a、43bにより構成されている。そのため、スロット31内の漏れ磁束により発生する渦電流を低減することができるので、渦電流により発生するAC銅損を確実に低減することができる。これにより、分割導体42a、42b(セグメント導体41の発熱抑制やモータ(回転電機)の小型化が可能となる。また、固定子巻線40の工法として、従来の分割されないセグメント導体を用いた固定子巻線の工法を利用できるため、大きなライン変更をする必要がなく、コストの大幅な増大を回避することができる。
特に、本実施形態では、セグメント導体41が2個に分割され、相巻線43が互いに並列に接続された2本の分割相巻線43a、43bにより構成されているため、渦電流により発生するAC銅損の低減効果と、セグメント導体41の分割数(分割導体42a、42bの個数)の増加に伴う分割相巻線43a、43b(固定子巻線40)の結線構造の複雑化防止をバランス良く調整することができる。また、回転電機の高速回転時と低速回転時において発生する銅損をバランス良く低減することができる。
また、本実施形態では、セグメント導体41は、スロット31内に発生する漏れ磁束の方向と直角な方向に分割導体42a、42bの個数が増加するように分割されているので、漏れ磁束により発生する渦電流をより確実に低減することができる。
さらに、本実施形態では、分割導体42a、42bは、表面に電気的に絶縁する絶縁被膜を有することから、スロット31に配置される各分割導体42a、42bが絶縁被膜で互いに電気的に絶縁されていることによって、スロット31内の漏れ磁束により発生する渦電流をより確実に低減することができる。
また、本実施形態の固定子20によれば、同じ相の相巻線43が配置されるスロット31のうち電圧位相が異なる複数のスロット31には、各スロット31において発生する8本の分割導体42a、42bの合計誘起電圧が同じになるように、2本の分割相巻線43a、43bのそれぞれの分割導体42a、42bが混在するようにされている。即ち、電圧位相が異なるスロット31において、それぞれのスロット31に配置された複数の分割導体42a、42bの合計誘起電圧に差が生じないようにされている。これにより、互いに並列に接続された2本の分割相巻線43a、43bにより構成された相巻線43において、短絡電流(循環電流)が流れるのを防止することができる。
なお、固定子コア30に設けられた複数のスロット31のうち、同じ相の相巻線43が配置されるスロット31であっても電圧位相が異なる場合には、図14に示すように、それぞれのスロット31において発生する複数の分割導体42a、42bの合計誘起電圧は、それらスロット31間の電圧位相(電気角π)に応じて電位差が存在する。そのため、図12及び図13に示す比較例1のように、同じ相の相巻線43が配置されるスロット31のうち電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに、2本の分割相巻線43a、43bのそれぞれの分割導体42a、42bが別々に配置されている場合には、互いに並列に接続された2本の分割相巻線43a、43b間に電位差が発生することによって、短絡電流(循環電流)が流れてしまうこととなる。
〔変形例1〕
図15は、変形例1において電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに配置された第1及び第2分割相巻線のそれぞれの分割導体の配置位置を示す模式図である。図16は、図15に示された2つのスロットA、Bに配置される第1及び第2分割相巻線の分割導体の結線図である。
上記実施形態では、同じ相の相巻線43が配置されるスロット31のうち電圧位相が異なる2つのスロットA、Bにおいて、スロットAには、第1分割相巻線43aの4本の分割導体42aが内径側の第1〜4層に配置され、スロットBには、第2分割相巻線43bの4本の分割導体42bが外径側の第5〜8層に配置されていたのに対して、変形例1では、第1及び第2分割相巻線43a、43bの分割導体42a、42bが、図15及び図16に示すように配置される。即ち、2つのスロットA、Bには、第1分割相巻線43aの4本の分割導体42aと第2分割相巻線43bの4本の分割導体42bが、第1〜8層に1本おきに交互に配置されている。この場合、スロットAの第1層には第1分割相巻線43aの分割導体42aが配置され、スロットBの第1層には第2分割相巻線43bの分割導体42bが配置されている。
第1及び第2分割相巻線43a、43bの分割導体42a、42bを上記のように配置する変形例1の場合にも、それぞれのスロットA、Bにおいて発生する8本の分割導体42a、42bの合計誘起電圧が同じになるようにすることができるので、短絡電流(循環電流)の発生を防止することができる。
〔変形例2〕
図17(a)は、固定子巻線が巻装された固定子コアの平面図であり、図17(b)は、電圧位相が異なる2つのスロットA、Bに配置された第1及び第2分割相巻線のそれぞれの分割導体の配置位置を示す模式図である。図18(a)は、1つの相の2並列に接続された1周分の相巻線の全体斜視図であり、図18(b)は、図18(a)の一部を拡大した部分斜視図である。
変形例2の場合には、図18(a)(b)に示すように、1スロットピッチずらせて2並列に接続された第1分割相巻線43aと1スロットピッチずらせて2並列に接続された第2分割相巻線43bが、6スロットピッチずれた状態に配置されている。即ち、変形例2は、2並列と波巻・クロス結線とが組合されたものである。
これにより、図17(b)に示すように、隣接する2つのスロットA1、B1には、第1分割相巻線43aの4本の分割導体42aと第2分割相巻線43bの4本の分割導体42bが、第1〜8層に1本おきに交互に配置されている。この場合、両スロットA1、B1の第1層には第1分割相巻線43aの分割導体42aが配置されている。また、スロットA1、B1から6スロットピッチずつ離れた2つのスロットA2、B2には、第1分割相巻線43aの4本の分割導体42aと第2分割相巻線43bの4本の分割導体42bが、第1〜8層に1本おきに交互に配置されている。この場合、両スロットA2、B2の第1層には第2分割相巻線43bの分割導体42bが配置されている。
第1及び第2分割相巻線43a、43bの分割導体42a、42bを上記のように配置する変形例2の場合にも、それぞれのスロットA1、B1、A2、B2において発生する8本の分割導体42a、42bの合計誘起電圧が同じになるようにすることができるので、短絡電流(循環電流)の発生を防止することができる。
〔他の実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
例えば、上記の実施形態では、各スロット31内に、8本の分割導体42a、42bが軸方向に挿入されて径方向に1列に並んだ状態に配置されているが、スロット31内に挿入配置される分割導体42a、42bの本数は、固定子巻線40の相数や回転子14の磁極数などに応じて適宜変更してもよい。
また、上記の実施形態の固定子巻線40は、固定子コア30に対して波巻きにより巻装されているが、分割導体42a、42bの突出端部の先端部(接合部)の接続組み合わせを変更することにより、例えば重ね巻き等の他の巻き方を採用してもよい。
〔FEM解析〕
本発明のAC銅損の低減効果を確認及び比較するため、FEM解析を行った。このFEM解析では、実施例1として、セグメント導体41を2分割し、2本の分割相巻線を並列に接続してなる相巻線(図19(B))を準備し、実施例2として、セグメント導体41を4分割し、4本の分割相巻線を並列に接続してなる相巻線(図19(C))を準備した。また、比較例1として、分割しないセグメント導体41を直列に接続してなる相巻線(図19(A))を準備した。この場合の設定条件は、1スロット当たり4ターン、1相当たり8ターンとし、セグメント導体41の絶縁皮膜の厚さは100μmで一定とした。
上記のように設定した実施例1、2及び比較例2について、最初に、スロット内での巻線占積率と相抵抗とを調べたところ、図19に示す結果が得られた。即ち、図19に示す結果から、相巻線の並列数が増加するに従って、巻線占積率は低下し、相抵抗は増加することが解った。
次に、実施例1、2及び比較例1について、回転電機の回転子14の回転数と全銅損(AC銅損を含む)との関係を調べたところ、図20に示す結果が得られた。図20から明らかなように、相巻線の並列数が増加する程、高速回転時の銅損を低減することができ、低速回転時の銅損が増加することが解った。
そして、回転電機の性能要求を考慮すると、回転電機の運転領域における回転電機の回転数とトルクとの関係は、図21に示すようになる。ここでの性能要求点として、図21に記載された符号A〜Gのポイントがあり、運転領域を分類すると、符号Cは急坂路領域となり、符号A、B、D、E、Fは市街地領域となり、符号Gは高速巡航領域となる。この場合、性能要求から、市街地領域での燃費向上を重視し、実施例1、2について、符号A、B、D、E、Fの各要求点における銅損を比較したところ、図22に示す結果が得られた。図22から明らかなように、市街地領域では、2並列とした実施例1の方が少ない銅損で運転できることが解った。
以上の解析結果から、回転電機の高速回転時と低速回転時における銅損低減のバランスを考慮すると、実施例1の2並列が最適となることが解った。
1…回転電機、 14…回転子、 20…固定子、 30…固定子コア、 31…スロット、 32…バックコア部、 33…ティース、 40…固定子巻線、 41…セグメント導体、 42…分割導体、 43…分割相巻線、 43a…第1分割相巻線、 43b…第2分割相巻線、 45…第一のコイルエンド、 46…第二のコイルエンド。

Claims (5)

  1. 周方向に配列された複数のスロットを有する円環状の固定子コアと、前記スロットに挿入配置された複数のセグメント導体が直列に接続されてなる複数の相巻線を有する固定子巻線と、を備えた回転電機の固定子において、
    前記セグメント導体は、N個(Nは2以上の自然数)に分割されるとともに、前記相巻線は、分割されたN個の分割導体が並列になるようにして複数の前記分割導体が直列に接続され互いに並列に接続されたN本の分割相巻線により構成されていることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 同じ相の前記相巻線が配置される前記スロットのうち電圧位相が異なる複数の前記スロットには、各該スロットにおいて発生する複数の前記分割導体の合計誘起電圧が同じになるように、N本の前記分割相巻線のそれぞれの前記分割導体が混在していることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記分割導体は、表面に電気的に絶縁する絶縁被膜を有することを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記セグメント導体は、前記スロット内に発生する漏れ磁束の方向と直角な方向に前記分割導体の個数が増加するように分割されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記セグメント導体は、2個に分割されるとともに、前記相巻線は、分割された2個の前記分割導体が並列になるようにして複数の前記分割導体が直列に接続され互いに並列に接続された2本の分割相巻線により構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の回転電機の固定子。
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