JP2012128961A - 密閉型電池および車両および機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 密閉性を確保するとともにシール部材の耐久性の向上を図った密閉型電池および車両および機器を提供すること。
【解決手段】 正極内部端子50は,かしめ構造を有している。つまり,台座52と頂部54との間に,シール部材121と,絶縁部材131と,蓋部材112と,絶縁部材141と,連結部材172とが配置されている。蓋部材112と極柱53との間には,絶縁部材141が配置されている。蓋部材112と台座52との間には,シール部材121が配置されている。絶縁部材141の下面141cと外周面141bとの間の角部には,丸面取り形状141dが形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は,密閉型電池および車両および機器に関する。さらに詳細には,密閉部材の耐久性の向上を図った密閉型電池および車両および機器に関するものである。
電池は,携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器,ハイブリッド車両や電気自動車等の車両など,多岐にわたる分野で利用されている。このような電池は,正極板と負極板と電解質とを備えている。また,正極板と負極板とを絶縁するために,これらの間にセパレータを設けることが一般的である。
密閉型電池では,密閉性を確保することが必要である。密閉性が低いと,電解液が電池容器の内部から外部へ漏れ出るおそれがあるからである。電解液が外部へ漏れ出ると,その電解液が電池の周辺機器に悪影響を及ぼすおそれがある。また,電解液の漏れ出た電池では,その電池性能は低い。
そのため,密閉性の高い密閉型電池が開発されてきている。例えば,特許文献1には,キャップと極柱と絶縁部材との間に囲まれる空間にシール部材を配置する技術が開示されている。それによれば,キャップに押圧用突起を設けるとともに,その押圧用突起でシール部材の平面の一部を押圧することにより,電池の密閉性を高いものとすることができるとしている(特許文献1の段落[0026]―[0029])。
特開2009−110687号公報
ところで,上記のようなシール部材として,主にゴムが用いられる。密閉型電池では,このようなシール部材として,1)電解液に対する耐久性のあるものであること,2)密閉性の高いものであること,3)密閉性を長期間保持できるように耐久性を備えたものであること,の条件を満たすものであることが好ましい。しかし,特許文献1では,シール長(シール部材とキャップとの接触長さ)が短い。そのため,密閉性が十分ではない。また,押圧用突起がシール部材の一部を押圧しているため,応力が集中しやすい。つまり,シール部材に亀裂が生じて破損しやすい。
また,一般に,密閉性を確保するためには,シール部材を強く押圧することが必要である。シール部材を押圧すると,シール部材の内部で応力が発生する。シール部材において応力の集中している箇所があると,その応力集中箇所では亀裂が生じやすい。そのため,密閉性を高いものとするためには,このような押圧を強いものとすることが必要である。しかし,押圧を強くしすぎると,応力集中箇所で亀裂を生じるおそれがある。つまり,密閉性の確保と,シール部材の耐久性とは,トレードオフの関係にある。
本発明は,前述した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,密閉性を確保するとともにシール部材の耐久性の向上を図った密閉型電池および車両および機器を提供することである。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の一態様における密閉型電池は,正極板と負極板とをこれらの間にセパレータを介在させて交互に配置した電極体と,電極体を内部に配置する電池容器本体と,電池容器本体に接合されているとともに貫通孔の形成されている蓋体と,電極体に電気的に接続されている電極内部端子と,蓋体の貫通孔の内側面と電極内部端子との間に少なくとも一部が配置されている絶縁部材と,電極内部端子と蓋体との間の隙間を塞ぐシール部材とを有するものである。また,電極内部端子は,電極体に接合されている電極集電部と,シール部材を挟んで蓋体に対面する台座と,台座におけるシール部材との接触面に設けられているとともに,蓋体の貫通孔に非接触で挿通されている極柱とを備えている。そして,蓋体と絶縁部材との少なくとも一方には,シール部材との接触面の端部に面取り形状が形成されている。かかる密閉型電池は,密閉性に優れている。また,シール部材における応力集中を緩和することができる。したがって,シール部材の耐久性もよい。
上記に記載の密閉型電池において,面取り形状は,蓋体に形成されており,面取り形状が形成されている位置は,シール部材との接触面と蓋体の貫通孔の内側面との間の角部であるとよい。シール部材における角部周辺に応力が集中することを抑制することができるからである。
上記に記載の密閉型電池において,面取り形状は,絶縁部材に形成されており,面取り形状が形成されている位置は,シール部材との接触面と蓋体の貫通孔の内側面に対面する絶縁部材の外側面との間の角部であってもよい。シール部材における角部周辺に応力が集中することを抑制することができるからである。
上記に記載の密閉型電池において,面取り形状は,半径0.05〜0.2mmまでの範囲内の丸面取り形状であるとよい。シール部材における応力集中を緩和することができるからである。
上記に記載の密閉型電池において,面取り形状は,0.05〜0.2mmまでの範囲内の角面取り形状であってもよい。シール部材における応力集中を緩和することができることに変わりないからである。
また,本発明の別の態様における車両は,上記に記載の密閉型電池を備えるものである。かかる車両では,搭載されている密閉型電池は密閉性に優れている。また,シール部材の耐久性もよい。
そして,本発明のさらに別の態様における機器は,上記に記載の密閉型電池を備えるものである。かかる機器では,搭載されている密閉型電池は密閉性に優れている。また,シール部材の耐久性もよい。
本発明によれば,密閉性を確保するとともにシール部材の耐久性の向上を図った密閉型電池および車両および機器が提供されている。
本形態に係るバッテリの概略構成を示す断面図である。 本形態に係るバッテリの捲回電極体を示す斜視図である。 本形態に係るバッテリの捲回電極体の捲回構造を説明するための展開図である。 本形態に係るバッテリの正極板(負極板)の断面構造を示す斜視断面図である。 本形態に係るバッテリの電極端子の周辺を示す断面図である。 本形態に係るバッテリの密閉構造を説明するための分解斜視図である。 本形態に係るバッテリの密閉構造を説明するための断面図である。 本形態に係るバッテリを備える車両を説明するための斜視投影図である。 本発明に係るバッテリを備えるハンマードリルを説明するための斜視投影図である。 本形態に係る別のバッテリの密閉構造を説明するための断面図(その1)である。 本形態に係る別のバッテリの密閉構造を説明するための断面図(その2)である。 比較例に係るバッテリの密閉構造を説明するための断面図(その1)である。 比較例に係るバッテリの密閉構造を説明するための断面図(その2)である。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,密閉型のリチウムイオン二次電池および車両および機器について,本発明を具体化したものである。
1.バッテリの基本構造
本形態のバッテリ100の概略構成を図1の断面図に示す。バッテリ100は,捲回電極体10を備える電池セルである。捲回電極体10は,扁平形状をしている捲回体である。その内部構造については,後述する。
バッテリ100は,電池容器110の内部に捲回電極体10を有するものである。電池容器110は,電池容器本体111と,蓋体112とを備えるものである。電池容器本体111の内部には,捲回電極体10が配置されている。また,電池容器本体111の内部には,電解液が注入されている。蓋体112は,電池容器本体111に接合されている。図1中左側には,捲回電極体10から突出している正極端部30が表れている。この突出している部材は,後述するように,正極板の正極芯材である。図1中右側には,捲回電極体10から突出している負極端部40が表れている。この突出している部材は,後述するように,負極板の負極芯材である。
正極端部30には,正極内部端子50が溶接されている。正極内部端子50は,正極集電部51と,台座52と,極柱53とを有する電極内部端子である。正極集電部51は,正極端部30から集電するための電極集電部である。そのため,正極集電部51は,正極端部30に溶接により接合されている。すなわち,正極集電部51は,正極端部30に電気的に接続されている。極柱53は,その頂部54と台座52とで連結部材172等の各部材を挟み込むためのものである。正極集電部51は,正極端部30に溶接されている箇所である。台座52は,正極集電部51の一方の端部に設けられている。極柱53は,台座52の一方の面から突出している。
極柱53は,連結部材172に固定されている。連結部材172は,ボルト171に固定されている。そのため,連結部材172およびボルト171は,正極内部端子50と導通している。つまり,連結部材172およびボルト171は,電池容器110の外部に位置する正極外部端子170である。正極内部端子50は,頂部54を除いて,電池容器110の外部には表れていない。
負極端部40には,負極内部端子60が溶接されている。負極内部端子60は,負極集電部61と,台座62と,極柱63とを有する電極内部端子である。負極集電部61は,負極端部40から集電するための電極集電部である。そのため,負極集電部61は,負極端部40に溶接により接合されている。すなわち,負極集電部61は,負極端部40に電気的に接続されている。極柱63は,その頂部64と台座62とで連結部材182等の各部材を挟み込むためのものである。負極集電部61は,正極端部40に溶接されている箇所である。台座62は,負極集電部61の一方の端部に設けられている。極柱63は,台座62の一方の面から突出している。
極柱63は,連結部材182に固定されている。連結部材182は,ボルト181に固定されている。そのため,連結部材182およびボルト181は,負極内部端子60と導通している。つまり,連結部材182およびボルト181は,電池容器110の外部に位置する負極外部端子180である。負極内部端子60は,頂部64を除いて,電池容器110の外部には表れていない。
電池容器110の内部に注入された電解液は,有機溶媒に電解質を溶解させたものである。有機溶媒として例えば,プロピレンカーボネート(PC)やエチレンカーボネート(EC),ジメチルカーボネート(DMC),エチルメチルカーボネート(EMC)等のエステル系溶媒や,エステル系溶媒にγ−ブチロラクトン(γ−BL),ジエトキシエタン(DEE)等のエーテル系溶媒等を配合した有機溶媒が挙げられる。また,電解質である塩として,過塩素酸リチウム(LiClO)やホウフッ化リチウム(LiBF),六フッ化リン酸リチウム(LiPF)などのリチウム塩を用いることができる。
図2は,捲回電極体10を示す斜視図である。図2に示すように,捲回電極体10は扁平形状をしている。捲回電極体10の一方の端部には,正極端部30が突出している。正極端部30は,後述するように,正極板の正極芯材が突出している箇所である。捲回電極体10の他方の端部には,負極端部40が突出している。負極端部40は,後述するように,負極板の負極芯材が突出している箇所である。
図3は,捲回電極体10の捲回構造を示す展開図である。捲回電極体10は,図3に示すように,内側から正極板P,セパレータS,負極板N,セパレータTの順に積み重ねた状態で捲回されたものである。すなわち,捲回電極体10は,正極板Pと負極板Nとをこれらの間にセパレータS,Tを介在させて交互に配置したものである。
正極板Pは,正極芯材であるアルミ箔にリチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極活物質を含む合材を塗布したものである。正極活物質として,ニッケル酸リチウム(LiNiO),マンガン酸リチウム(LiMnO),コバルト酸リチウム(LiCoO)等のリチウム複合酸化物などが用いられる。負極板Nは,負極芯材である銅箔にリチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極活物質を含む合材を塗布したものである。負極活物質として,非晶質炭素,難黒鉛化炭素,易黒鉛化炭素,黒鉛等の炭素系物質が用いられる。
図3に示すように正極板Pには,正極塗工部P1と,正極非塗工部P2とがある。正極塗工部P1は,正極芯材に正極活物質等を含む正極合材層を形成した箇所である。正極非塗工部P2は,正極芯材に正極合材層を形成していない箇所である。負極板Nには,負極塗工部N1と,負極非塗工部N2とがある。負極塗工部N1は,負極芯材に負極活物質等を含む負極合材層を形成した箇所である。負極非塗工部N2は,負極芯材に負極合材層を形成していない箇所である。
図3中の矢印Aは,正極板P,負極板N,セパレータS,Tの幅方向(図2でいえば横方向)を示している。図3中の矢印Bは,正極板P,負極板N,セパレータS,Tの長手方向(図2の捲回電極体10の周方向)を示している。
セパレータS,Tは,ポリエチレンやポリプロピレン等の多孔性フィルムである。セパレータS,Tの厚みは,10〜50μm程度である。ここで,セパレータSとセパレータTとは同じ材質のものである。上記の捲回順の理解のために符号をS,Tとして区別しただけである。
図4は,正極板P(もしくは負極板N)の斜視断面図である。図4中の括弧外の各符号は,正極の場合の各部を,括弧内の各符号は,負極の場合の各部を示している。図4中の矢印Aが示す方向は,図3中の矢印Aが示す方向と同じである。すなわち,正極板P(もしくは負極板N)の幅方向である。図4中の矢印Bが示す方向は,図3中の矢印Bが示す方向と同じである。すなわち,正極板P(もしくは負極板N)の長手方向である。
図4に示すように,正極板Pは,帯状の正極芯材PBの両面の一部に正極合材層PAが形成されたものである。図4中左側には,正極板Pの正極非塗工部P2が幅方向に突出している。正極非塗工部P2は,帯状に形成されている。正極非塗工部P2は,正極芯材PBの両面ともに正極活物質が塗布されていない領域である。したがって正極非塗工部P2では,正極芯材PBがむき出したままの状態にある。一方,図4中右側には,正極非塗工部P2に対応するような突出部はない。正極塗工部P1では,正極芯材PBの両面に一様の厚みで正極合材層PAが形成されている。
図4の括弧内の符号で示すように,負極板Nは,帯状の負極芯材NBの両面の一部に負極合材層NAが形成されたものである。図4中左側には,負極板Nの負極非塗工部N2が幅方向に突出している。負極非塗工部N2は,帯状に形成されている。負極非塗工部N2は,負極芯材NBの両面ともに負極活物質が塗布されていない領域である。したがって負極非塗工部N2では,負極芯材NBがむき出したままの状態にある。一方,図4中右側には,負極非塗工部N2に対応するような突出部はない。負極塗工部N1では,負極芯材NBの両面に一様の厚みで負極合材層NAが形成されている。ただし,図3に示したように,捲回時には,正極非塗工部P2と負極非塗工部N2とは,反対側に突出した状態で捲回されることとなる。
2.バッテリの密閉構造
バッテリ100の密閉構造について説明する。図5は,バッテリ100における正極外部端子170の周辺を拡大した部分拡大断面図である。図5に示すように,正極内部端子50は,かしめ構造を有している。正極内部端子50の台座52と頂部54との間には,シール部材121と,絶縁部材131と,蓋体112と,絶縁部材141と,連結部材172とが配置されている。図5に示すように,台座52は,シール部材121を挟んで蓋体112に対面している。
極柱53は,台座52におけるシール部材121との接触する側の面に設けられている。極柱53は,シール部材121と,絶縁部材141と,連結部材172の貫通孔に挿通されている。そして,蓋体112の貫通孔112aに非接触で挿通されている。シール部材121は,正極内部端子50の台座52と蓋体112との間の隙間を密閉するための密閉部材である。また,シール部材121は,正極内部端子50と蓋体112との導通を防止するためのものでもある。シール部材121の材質は,ゴム等である。ただし,電解液に耐性のあるものである必要がある。
絶縁部材131および絶縁部材141は,正極内部端子50と蓋体112との導通を防止するためのものである。絶縁部材141の一部分は,蓋体112の貫通孔112aの内側面と正極内部端子50との間に配置されている。そして絶縁部材141には,ボルト171を嵌め込むための凹部が設けられている。
連結部材172は,正極内部端子50とボルト171とを連結するための部材である。連結部材172の材質は,例えば,アルミニウムである。正極外部端子170としての役割を担うためである。正極内部端子50は,前述のとおり,連結部材172およびボルト171と導通している。なお,連結部材182の材質は,例えば,銅である。
続いて,正極端子(50,170)の接合方法について説明する。図6は,バッテリ100における正極外部端子170の周辺の構造を示す分解斜視図である。図6に示すように,正極内部端子50の台座52の上に各部材が積み重ねられている。その際に,正極内部端子50の極柱53に,各部材の貫通孔が入るようになっている。ここで,台座52に各部材を積み重ねる順番は,シール部材121,絶縁部材131,蓋体112,絶縁部材141,連結部材172の順である。なお,連結部材172と絶縁部材141との間には,ボルト171が配置されている。
3.面取り形状
バッテリ100の密閉構造の拡大図を図7に示す。図7に示すように,極柱53のすぐ外側の位置には,シール部材121と,絶縁部材141と,連結部材172とが配置されている。すなわち,極柱53は,貫通孔121a,141a,172aの内側に配置されている。
図7に示すように,蓋体112と正極内部端子50との間には,シール部材121と,絶縁部材131と,絶縁部材141とが配置されている。正極内部端子50と蓋体112との間の導通を防止するためである。そのため,蓋体112の下面112cの一部は,シール部材121と絶縁部材131とに接触している。蓋体112に形成されている貫通孔112aの内側には,絶縁部材141の外周面141bが配置されている。蓋体112の上面は,絶縁部材141に接触している。
シール部材121は,バッテリ100を密閉するための部材である。また,絶縁部材でもある。シール部材121は,図7に示すように,台座52から矢印F1の向きに力を受ける。また,蓋体112から矢印F2の向きに力を受ける。そして,絶縁部材172から矢印F3の向きに力を受ける。すなわち,シール部材121は,圧縮応力を受ける。シール部材121は,この応力を受けて弾性変形するとともに,蓋体112と正極内部端子50との隙間を埋める。このように,シール部材121は,蓋体112と正極内部端子50との間を絶縁するとともに,蓋体112と正極内部端子50との間から電解液が漏れないようにするのである。
そして,絶縁部材141の下面141cと外周面141bとの間の角部に,面取り形状141dが形成されている。外周面141bは,絶縁部材141における,蓋体112の貫通孔112aの内側面に対面する外側面である。下面141cは,シール部材121との接触面である。面取り形状141dは,半径0.05〜0.2mmまでの範囲内の丸面取り形状である。
ここで,絶縁部材141の外周面141bは,蓋体112の貫通孔112aの内側面と対面している。そして,蓋体112の貫通孔112aの内側面と,絶縁部材141の外周面141bとの間には,わずかに隙間がある。この隙間をGとする。図7中の矢印F2で示す応力と,矢印F3で示す応力とは,必ずしも一致しない。したがって,隙間Gと対面するシール部材121の箇所Hに,応力が集中するおそれがある。
しかし,本形態では,この隙間Gと面取り形状141dとがあるため,シール部材121は,これらの隙間を埋めるように弾性変形することができる。そのため,隙間Gと対面するシール部材121の箇所Hに,応力がそれほど集中しない。そのため,シール部材121は,上面および下面から受ける応力を逃がすことができる。したがって,シール部材121には亀裂が入りにくい。また,図7に示すように,シール長Iも十分な長さである。したがって,密閉状態も保持することができる。
以上,正極側について説明したが,負極側も同様である。
4.車両及び機器
4−1.車両
本形態のバッテリ100は,例えば,図8に示すように,車両400に搭載して使用することができる。この車両400は,エンジン440,モータ420を併用して駆動するハイブリッド自動車である。この車両400は,車体490,エンジン440,これに取り付けられたモータ420,ケーブル450,インバータ430及び複数のバッテリ100を自身の内部に有する組電池401を有している。
なお,車両としては,その動力源の全部あるいは一部に電池による電気エネルギーを使用している車両であれば良く,例えば,電気自動車,ハイブリッド自動車,プラグインハイブリッド自動車,ハイブリッド鉄道車両,フォークリフト,電気車椅子,電動アシスト自転車,電動スクータ等が挙げられる。
4−2.電池搭載機器
バッテリ100は,あるいは,図9に示すように,電池搭載機器に使用することもできる。この図に示すのは,本形態のバッテリ100を搭載したハンマードリル500である。このハンマードリル500は,バッテリ100,本体520を有する電池搭載機器である。なお,バッテリ100は,ハンマードリル500の本体520のうち底部521に着脱可能に収容されている。バッテリ100の電力供給により,動作部522は駆動する。
なお,電池搭載機器としては,電池を搭載しこれをエネルギー源の少なくとも1つとして利用する機器であれば良く,例えば,パーソナルコンピュータ,携帯電話,電池駆動の電動工具,無停電電源装置など,電池で駆動される各種の家電製品,オフィス機器,産業機器が挙げられる。また,バッテリ100以外にも,組電池状態としていない単電池で使用できる機器をも含む。
5.変形例
5−1.面取り形状の位置
本形態では,絶縁部材141に面取り形状141dを設けることとした。しかし,その代わりに,蓋体112に面取り形状を設けることとしてもよい。その場合には,図10に示すように,蓋体112の貫通孔112aの内側面と下面112cとの間の角部に面取り形状112dを設けることとすればよい。下面112cは,シール部材121との接触面である。このように,シール部材121との接触面との端部に面取り形状を形成すればよい。蓋体112と正極内部端子50との間の密閉性を確保することができることに変わりないからである。また,シール部材121に亀裂が入りにくいことにも変わりない。
5−2.面取り形状を2箇所に形成
前述のとおり,面取り形状を蓋体もしくは絶縁部材のいずれに設けることとしてもよい。そのため,図11に示すように,蓋体112および絶縁部材141の双方に面取り形状112d,141dを形成することもできる。このようにしても,隙間Gに対面するシール部材121の箇所Hに,応力がそれほど集中しないことに変わりないからである。
5−3.角面取り
本形態では,絶縁部材141に丸面取り形状141dを設けることとした。しかし,形成する面取り形状を角面取り形状としてもよい。角面取り形状であっても,もちろん同様に効果を奏するからである。ただし,0.05〜0.2mm程度であることが好ましい。また,上記の変形例5−1.5−2.においても,角面取り形状とすることができる。
6.まとめ
以上,詳細に説明したように,本実施の形態に係る密閉型電池は,蓋体と内部端子との間にシール部材を有するものである。シール部材は,電解液に耐性のあるゴムである。蓋体と電極端子との間に位置する絶縁部材であってシール部材に接触する面に丸面取り形状を設けることとした。これにより,シール部材が損傷しにくい密閉型電池が実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,扁平形状の電極体を有する電池に限らない。円筒形状の電極体を有する円筒型電池にも適用することができる。また,捲回しないで正極板と負極板とを平積みした電極体を用いる電池にも適用することができる。また,リチウムイオン二次電池に限らない。ニッケル水素電池やその他の二次電池にも適用することができる。また,電池であれば,二次電池に限らず,一次電池にも適用することができる。
1.評価方法
ここで,本発明に係る密閉型電池の密閉性を評価する実験について説明する。まず,製造したバッテリを次に示す耐久条件下においた。バッテリを高温槽内で75℃に6時間保持した後,低温槽内で−40℃に6時間保持する。この高温槽内での保持と低温槽内での保持を1サイクルとする。そして,各々のバッテリに対して,このサイクルを100サイクル繰り返す。
上記のサイクルを100サイクル繰り返したバッテリについて,以下の項目を調べた。
1.バッテリから漏れ出たガスの体積(ガス透過量)
2.シール部材の亀裂の発生の有無
2.実験結果
表1に,実験結果を示す。各バッテリにおける隙間Gの値は,実施例1,2,比較例1,2において共通である。
2−1.実施例1
実施例1のバッテリは,図7に示したように,絶縁部材141に丸面取り形状141dを設けたものである。その際の面取りの半径は0.1mmである。耐久条件下(100サイクル経過後)においた後にバッテリから漏れ出たガスの体積(ガス透過量)は,それほど多くはない。つまり,実施例1のバッテリの密閉性はよい。したがって,実施例1において,耐久条件下においた後にバッテリから漏れ出たガスの体積を「1」とする。
耐久条件(100サイクル経過後)においた後に,シール部材の亀裂の有無を調べた。8個のバッテリについて調べたところ,シール部材に亀裂の生じている数は0個であった。すなわち,実施例1のバッテリのシール部材の耐久性はよい。
2−2.実施例2
実施例2のバッテリは,図10に示したように,蓋体112に丸面取り形状112dを設けたものである。その際の面取りの半径は0.1mmである。耐久条件下(100サイクル経過後)においた後にバッテリから漏れ出たガスの体積(ガス透過量)は,1であった。すなわち,実施例1のバッテリとほぼ同じであった。つまり,実施例2のバッテリの密閉性はよい。
耐久条件(100サイクル経過後)においた後に,シール部材の亀裂の有無を調べた。8個のバッテリについて調べたところ,シール部材に亀裂の生じている数は0個であった。すなわち,実施例2のバッテリのシール部材の耐久性はよい。
2−3.比較例1
比較例1のバッテリは,図12に示したように,丸面取り形状を設けていないものである。耐久条件下(100サイクル経過後)においた後にバッテリから漏れ出たガスの体積(ガス透過量)は,1であった。すなわち,実施例1のバッテリとほぼ同じであった。つまり,比較例1のバッテリの密閉性はよい。
耐久条件(100サイクル経過後)においた後に,シール部材の亀裂の有無を調べた。8個のバッテリについて調べたところ,シール部材に亀裂の生じている数は2個であった。したがって,比較例1のバッテリのシール部材の耐久性は十分ではない。これは,隙間Gに対面するシール部材121の箇所Hに,応力が集中しているからと考えられる。
2−4.比較例2
比較例2のバッテリは,図13に示したように,蓋体におけるシール部材との接触面を十分に減らした形状のものである。耐久条件下(100サイクル経過後)においた後にバッテリから漏れ出たガスの体積(ガス透過量)は,5.1であった。すなわち,実施例1のバッテリにおけるガスの透過量の5.1倍であった。つまり,比較例2のバッテリの密閉性は十分ではない。蓋体とシール部材との接触面積が小さいため,バッテリ内部の圧力が高いと,ガスが漏れやすいためであると考えられる。
耐久条件(100サイクル経過後)においた後に,シール部材の亀裂の有無を調べた。8個のバッテリについて調べたところ,シール部材に亀裂の生じている数は0個であった。すなわち,比較例2のバッテリのシール部材の耐久性はよい。
Figure 2012128961
以上の実施例1,2で示したように,半径0.1mmの丸面取り形状を絶縁部材もしくは蓋体に形成したバッテリでは,ガスが漏れにくい。また,シール部材に亀裂も発生しにくい。
10…捲回電極体
50…正極内部端子
52…台座
53…極柱
54…頂部
60…負極内部端子
62…台座
63…極柱
64…頂部
100…バッテリ
110…電池容器
111…電池容器本体
112…蓋体
121,122…シール部材
131,132,141,142…絶縁部材
170…正極外部端子
171…ボルト
172…連結部材
180…負極外部端子
181…ボルト
182…連結部材
400…車両
500…ハンマードリル
P…正極板
PA…正極合材層
PB…正極芯材
P1…正極塗工部
P2…正極非塗工部
N…負極板
NA…負極合材層
NB…負極芯材
N1…負極塗工部
N2…負極非塗工部
S,T…セパレータ

Claims (7)

  1. 正極板と負極板とをこれらの間にセパレータを介在させて交互に配置した電極体と,
    前記電極体を内部に配置する電池容器本体と,
    前記電池容器本体に接合されているとともに貫通孔の形成されている蓋体と,
    前記電極体に電気的に接続されている電極内部端子と,
    前記蓋体の貫通孔の内側面と前記電極内部端子との間に少なくとも一部が配置されている絶縁部材と,
    前記電極内部端子と前記蓋体との間の隙間を塞ぐシール部材とを有する密閉型電池であって,
    前記電極内部端子は,
    前記電極体に接合されている電極集電部と,
    前記シール部材を挟んで前記蓋体に対面する台座と,
    前記台座における前記シール部材との接触面に設けられているとともに,前記蓋体の貫通孔に非接触で挿通されている極柱とを備えるものであり,
    前記蓋体と前記絶縁部材との少なくとも一方には,
    前記シール部材との接触面の端部に面取り形状が形成されていることを特徴とする密閉型電池。
  2. 請求項1に記載の密閉型電池であって,
    前記面取り形状は,前記蓋体に形成されており,
    前記面取り形状が形成されている位置は,
    前記シール部材との接触面と前記蓋体の貫通孔の内側面との間の角部であることを特徴とする密閉型電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載の密閉型電池であって,
    前記面取り形状は,前記絶縁部材に形成されており,
    前記面取り形状が形成されている位置は,
    前記シール部材との接触面と前記蓋体の貫通孔の内側面に対面する前記絶縁部材の外側面との間の角部であることを特徴とする密閉型電池。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の密閉型電池であって,
    前記面取り形状は,
    半径0.05〜0.2mmまでの範囲内の丸面取り形状であることを特徴とする密閉型電池。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の密閉型電池であって,
    前記面取り形状は,
    0.05〜0.2mmまでの範囲内の角面取り形状であることを特徴とする密閉型電池。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の密閉型電池を備える車両。
  7. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の密閉型電池を備える機器。
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