JP2012125854A - スリーブ取外工具およびスリーブ取外方法 - Google Patents

スリーブ取外工具およびスリーブ取外方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スリーブを破壊することなく、タップから容易に取り外すことができるスリーブ取外工具を提供することである。
【解決手段】スリーブ取外工具4は、第1の締結部材5と、第2の締結部材6とを有する。第1の締結部材5は、第1の当接面と、内ネジ部とを有し、略円筒状に形成される。第1の当接面は、スリーブ1のフランジ12における一方の環状面と全周にわたって当接する。内ネジ部は、第1の当接面から軸方向に突出して設けられる。第2の締結部材6は、第2の当接面61と、外ネジ部62とを有し、略円筒状に形成される。第1の当接面61は、フランジ12における他方の環状面と略全周にわたって当接する。外ネジ部62は、外周面における第2の当接面61側に形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、フランジを有する円筒状のスリーブを、このスリーブに捩じ込まれたタップから取り外すためのスリーブ取外工具およびスリーブ取外方法に関する。
特許文献1には、フランジを有する円筒状のスリーブを、複数の母材に形成された貫通孔に圧入し、このスリーブにリベットを挿入して取り付けることによって、各母材を接合するファスナーが開示されている。このスリーブは、貫通孔の保護や、電気的な接続の確保などの目的で用いられる。ところで、誤った長さを有するスリーブを貫通孔に圧入してしまった場合には、スリーブを母材から取り外す必要が生じる。しかしながら、スリーブは、非常に薄く形成されているので、工具で掴むことができず取り外しは困難であるという問題がある。そこで、スリーブにタップを捩じ込んでスリーブの内周面にネジを切ることによって、スリーブと、タップとを噛み合わせた後、タップを母材から引き抜いてタップごと母材からスリーブを取り外す方法が考えられる。
特開2009−144914号公報
このような方法によると、スリーブには、タップが捩じ込まれたままであるので、タップからスリーブを取り外す必要が生じる。しかしながら、例えば、スリーブをペンチなどの工具で掴み、タップを回転させることによって、タップからスリーブを取り外そうとすると、スリーブは、非常に薄く形成されているので、スリーブを破壊してしまう場合があるという問題がある。すなわち、スリーブをタップから容易に取り外すことができないという問題がある。
本発明の目的は、スリーブを破壊することなく、タップから容易に取り外すことができるスリーブ取外工具およびスリーブ取外方法を提供することである。
かかる課題を解決すべく、第1の発明は、フランジを有する円筒状のスリーブを、このスリーブに捩じ込まれたタップから取り外すためのスリーブ取外工具を提供する。スリーブ取外工具は、略円筒状の第1の締結部材と、略円筒状の第2の締結部材とを有する。第1の締結部材は、フランジにおける一方の環状面と略全周にわたって当接する第1の当接面と、第1の当接面から軸方向に沿って突出して設けられた内ネジ部とを有する。第2の締結部材は、フランジにおける他方の環状面と略全周にわたって当接するとともに、第1の当接面と協働してフランジを狭持する第2の当接面と、内ネジ部に螺合する外ネジ部とを有する。
ここで、第1の発明において、第1の締結部材および第2の締結部材のうち少なくともいずれか一方は、外周面から内周面まで貫通するとともに、タップの外周面の径よりも大きい幅で軸方向に沿って形成された切欠部を有することが好ましい。
第2の発明は、フランジを有する円筒状のスリーブを、このスリーブに捩じ込まれたタップから取り外すためのスリーブ取外方法を提供する。スリーブ取外方法は、第1のステップと、第2のステップとを有する。第1のステップでは、フランジにおける一方の環状面と略全周にわたって当接する第1の当接面を有する第1の締結部材と、フランジにおける他方の環状面と略全周にわたって当接する第2の当接面を有する第2の締結部材とを締結して一体化することによって、第1の当接面と、第2の当接面とでフランジを狭持する。第2のステップでは、第1の締結部材および第2の締結部材に対してタップを軸周りに相対的に回転させることによって、タップからスリーブを取り外す。
本発明によれば、フランジにおける環状面を、第1の締結部材における第1の当接面と、第2の締結部材における第2の当接面とで略全周にわたって狭持することができる。したがって、第1の締結部材および第2の締結部材に対してタップを軸周りに相対的に回転させることによって、スリーブを破壊することなく、タップから取り外すことができる。
スリーブ、タップ、およびブリッジの外観斜視図 スリーブを母材から取り外す手順の説明図 ブリッジをタップに取り付けた状態における外観斜視図 スリーブ、タップ、およびスリーブ取外工具の外観斜視図 第1の締結部材の外観斜視図 第2の締結部材の外観斜視図 第1の締結部材と、第2の締結部材とを締結する手順の説明図 第1の締結部材と、第2の締結部材とを締結した状態の外観斜視図 スリーブをタップから取り外す手順の説明図
図1は、スリーブ、タップ、およびブリッジの外観斜視図である。まず、本発明のスリーブ取外工具を用いる対象となるスリーブ1と、スリーブ1に捩じ込まれたタップ2について説明する。スリーブ1は、円筒部11と、円筒部11の開口端に形成されたフランジ12とを有する。円筒部11は、母材10に形成された貫通孔10Aに圧入される。また、スリーブ1は、タップ2と、ブリッジ3とを用いることによって、母材10から取り外すことができる。タップ2は、外周面の先端側(図1の上方側)に形成された切れ刃部21と、外周面の略中央に形成されたネジ部22とを有する略円柱状のタップである。ブリッジ3は、タップ2に取り付けることによって、タップ2ごと母材10からスリーブ1を引き抜くための略円筒状の治具である。
図2は、スリーブ1を母材10から取り外す手順の説明図である。スリーブ1を母材10から取り外すには、最初に、タップ2の切れ刃部21をスリーブ1の円筒部11に押し当てた状態において、タップ2を右ネジの方向に回転させる。これによって、円筒部11に切れ刃部21を捩じ込む(図2(A))。すなわち、円筒部11の内周面にネジを切ることによって、スリーブ1と、タップ2とを噛み合わせる。なお、本実施形態では、ワンウェイベアリング(図示略)を用いてタップ2の基端部を回転させることによってタップ2を回転させる。
図3は、ブリッジ3をタップ2に取り付けた状態における外観斜視図である。ブリッジ3は、ナット部31と、ネジ部32(図2(B),(C)参照)とを有する。ナット部31は、基端部(図3の下方側の部分)の外周面に形成される。ネジ部32は、基端部の内周面に形成される。このネジ部32は、タップ2のネジ部22と螺合する。ブリッジ3をタップ2に取り付けるには、ブリッジ3の内部にタップ2を収納し、ナット部31を左ネジの方向に回転させることによって、ネジ部32をネジ部22に螺合させる(図2(B))。そして、ブリッジ3の先端と、母材10とを当接させた状態において、タップ2を右ネジの方向に更に回転させると、ブリッジ3は、母材10に対して突っ張ることになるので、タップ2は、スリーブ1ごと母材10から引き抜かれる(図2(C))。これによって、スリーブ1は、タップ2が捩じ込まれた状態で母材10から取り外される(図2(D))。
図4は、スリーブ1、タップ2、およびスリーブ取外工具の外観斜視図である。以下、本発明のスリーブ取外工具4について説明する。スリーブ取外工具4は、スリーブ1をタップ2から取り外すための工具である。このスリーブ取外工具4は、第1の締結部材5と、第2の締結部材6とを有する。
図5は、第1の締結部材5の外観斜視図である。第1の締結部材5は、第1の当接面51と、内ネジ部52と、ナット部53とを有し、略円筒状に形成される。第1の当接面51は、スリーブ1のフランジ12における一方の環状面(図4における上方側の面)と全周にわたって当接する。内ネジ部52は、第1の当接面51から軸方向に突出して設けられる。ナット部53は、外周面に形成される。
図6は、第2の締結部材6の外観斜視図である。第2の締結部材6は、第2の当接面61と、外ネジ部62と、切欠部63とを有し、略円筒状に形成される。第1の当接面61は、フランジ12における他方の環状面(図4における下方側の面)と略全周にわたって当接する。外ネジ部62は、外周面における第2の当接面61側に形成される。切欠部63は、外周面から内周面まで貫通するとともに、タップ2の外周面の径よりも大きい幅で軸方向に沿って形成される。
図7は、第1の締結部材5と、第2の締結部材6とを締結する手順の説明図である。図8は、第1の締結部材5と、第2の締結部材6とを締結した状態の外観斜視図である。以下、スリーブ取外工具4を用いることによって、スリーブ1をタップ2から取り外す手順について説明する。最初に、切欠部63を介してタップ2に第2の締結部材6を挿入し(図4の矢印A)、フランジ12における他方の環状面に第2の当接面61を当接させる(図7(A))。そして、第1の締結部材5の内部にスリーブ1の円筒部11を挿入し(図4の矢印B)、ナット部53を右ネジの方向に回転させることによって、内ネジ部52を外ネジ部62に螺合させる。これによって、フランジ12における一方の環状面に第1の当接面51を当接させる(図7(B))。すなわち、図8に示すように、第1の締結部材5と、第2の締結部材6とを締結して一体化することによって、第1の当接面51と、第2の当接面61とでフランジ12を狭持する。
図9は、スリーブ1をタップ2から取り外す手順の説明図である。第1の締結部材5と、第2の締結部材6とを締結して一体化した状態において、第1の締結部材5のナット部53を把持し、タップ2を軸周りに左ネジの方向に回転させることによって、第1の締結部材5および第2の締結部材6ごとスリーブ1をタップ2から取り外す(図9(A))。そして、第1の締結部材5と、第2の締結部材6との締結を解除することによって、スリーブ1を取り出す(図9(B))。
このように、本実施形態によれば、フランジ12における環状面を、第1の締結部材5における第1の当接面51と、第2の締結部材6における第2の当接面61とで略全周にわたって狭持することができる。したがって、第1の締結部材5および第2の締結部材6に対してタップ2を軸周りに相対的に回転させることによって、スリーブ1を破壊することなく、タップ2から取り外すことができる。また、第1の締結部材5および第2の締結部材6は、スリーブ1よりも大きい径を有するので、第1の締結部材5のナット部53を把持してタップ2を軸周りに相対的に回転させることによって、スリーブ1を把持する場合と比較して小さい力でスリーブ1をタップ2から容易に取り外すことができる。
なお、上述した実施形態では、内ネジを有する第1の締結部材5をスリーブ1のフランジ12に対して円筒部11側に、外ネジを有する第2の締結部材6をスリーブ1のフランジ12に対して円筒部11と反対側に、それぞれ当接させた。これに対して逆に、第1の締結部材5をスリーブ1のフランジ12に対して円筒部11と反対側に、第2の締結部材6をスリーブ1のフランジ12に対して円筒部11側に、それぞれ当接させてもよい。要するに、第1の締結部材5と第2の締結部材6とを締結して一体化することによって、第1の当接面51と第2の当接面61とでフランジ12を狭持すればよい。この場合、第2の締結部材6の切欠部63は、スリーブ1の円筒部11の径より大きい幅とする。
また、上述した実施形態では、第2の締結部材6は、外周面から内周面まで貫通するとともに、タップ2の外周面の径よりも大きい幅で軸方向に沿って形成された切欠部63を有していたが、切欠部63を有していなくてもよい。すなわち、第2の締結部材は円筒状に形成してもよい。この場合、当該円筒の内径をタップ2のネジ部22の外径よりも大きくし、タップ2とスリーブ1が噛み合った状態(図4)においても、タップ2の後端側(図4の下側)より挿入させることにより、第2の締結部材6をフランジ12に当接させればよい。また、第2の締結部材6に替えて第1の締結部材5が切欠部を有していてもよく、第2の締結部材6と第1の締結部材5が共に切欠部を有していてもよい。
ただし、第1の当接面51と第2の当接面61とでフランジ12をより確実に狭持するためには、フランジ12に対して円筒部11側に当接する締結部材は内ネジを有すると共に切欠部を有さず、フランジ12に対して円筒部11と反対側に当接する締結部材は外ネジと切欠部とを有するのが好ましい(図4の実施形態)。また、各々の締結部材の内径及び切欠部の幅は、可能な範囲で小さいことが好ましい。なぜなら、第1の当接面51とフランジ12との当接面積および第2の当接面61とフランジ12との当接面積はそれぞれ広いことが望ましく、特に軸中心部に向かって広いことが望ましいのであるが、フランジ12に対して円筒部11と反対側に当接させる締結部材を切欠部がない円筒状とする場合、締結部材をタップ2の後端側(図4の下側)より挿入させるためには締結部材の内径を大きくする必要があり、締結部材とフランジ12との当接面積が十分に確保できないためである。また、切欠部は内ネジの締結部材よりも外ネジの締結部材に設けるほうが、締結部材同士の締結力がより強力になるためである。
また、上述した実施形態では、第1の締結部材5のナット部53を把持し、タップ2を軸周りに左ネジの方向に回転させることによって、第1の締結部材5および第2の締結部材6ごとスリーブ1をタップ2から取り外していた。これに対して、第2の締結部材を把持し、タップを回転させることによって、第1の締結部材および第2の締結部材ごとスリーブをタップから取り外してもよい。さらに、第1の締結部材5および第2の締結部材を把持するための構造は六角ナットに限定されず、四角ナットでもよいし、締結部材の外周から軸方向に略垂直にアーム等を設けてこれを把持してもよい。
また、上述した実施形態では、第1の当接面51は、スリーブ1のフランジ12における一方の環状面と全周にわたって当接していたが、第1の当接面は、略全周に当接していればよい。例えば、第1の当接面および第2の当接面には、複数の穴や、凹凸などを形成してもよい。また、例えば、第1の当接面および第2の当接面には、ゴムなどの摩擦係数の高い部材を取り付けてもよい。要するに、第1の当接面および第2の当接面は、フランジにおける環状面と略全周にわたって当接していればよい。
また、上述した実施形態では、内ネジ部52と、外ネジ部62とを螺合させることによって、第1の締結部材5と、第2の締結部材6とを締結して一体化していたが、ネジとは異なる手段によって、第1の締結部材と、第2の締結部材とを締結して一体化してもよい。
以上のように、本発明は、フランジを有する円筒状のスリーブを、このスリーブに捩じ込まれたタップから取り外すためのスリーブ取外工具およびスリーブ取外方法に広く適用することができる。
1 スリーブ
2 タップ
3 ブリッジ
4 スリーブ取外工具
5 第1の締結部材
6 第2の締結部材
10 母材
10A 貫通孔
11 円筒部
12 フランジ
21 切れ刃部
22 ネジ部
31 ナット部
32 ネジ部
51 第1の当接面
52 内ネジ部
53 ナット部
61 第2の当接面
62 外ネジ部
63 切欠部

Claims (3)

  1. フランジを有する円筒状のスリーブを、当該スリーブに捩じ込まれたタップから取り外すためのスリーブ取外工具において、
    前記フランジにおける一方の環状面と略全周にわたって当接する第1の当接面と、前記第1の当接面から軸方向に沿って突出して設けられた内ネジ部とを有する略円筒状の第1の締結部材と、
    前記フランジにおける他方の環状面と略全周にわたって当接するとともに、前記第1の当接面と協働して前記フランジを狭持する第2の当接面と、前記内ネジ部に螺合する外ネジ部とを有する略円筒状の第2の締結部材と
    を有することを特徴とするスリーブ取外工具。
  2. 前記第1の締結部材および前記第2の締結部材のうち少なくともいずれか一方は、外周面から内周面まで貫通するとともに、前記タップの外周面の径よりも大きい幅で軸方向に沿って形成された切欠部を有することを特徴とする請求項1に記載されたスリーブ取外工具。
  3. フランジを有する円筒状のスリーブを、当該スリーブに捩じ込まれたタップから取り外すためのスリーブ取外方法において、
    前記フランジにおける一方の環状面と略全周にわたって当接する第1の当接面を有する第1の締結部材と、前記フランジにおける他方の環状面と略全周にわたって当接する第2の当接面を有する第2の締結部材とを締結して一体化することによって、前記第1の当接面と、前記第2の当接面とで前記フランジを狭持する第1のステップと、
    前記第1の締結部材および前記第2の締結部材に対して前記タップを軸周りに相対的に回転させることによって、前記タップから前記スリーブを取り外す第2のステップと
    を有することを特徴とするスリーブ取外方法。
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