JP7019367B2 - ガスタービンエンジン内の火炎伝播管アセンブリを分離するための工具および方法 - Google Patents

ガスタービンエンジン内の火炎伝播管アセンブリを分離するための工具および方法 Download PDF

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Description

本開示は、概してガスタービンエンジンに関する。より詳細には、本開示は、ガスタービンエンジン内の火炎伝播管アセンブリを分離するための工具および方法に関する。
ガスタービンエンジンは、一般に、圧縮機セクション、燃焼セクション、およびタービンセクションを含む。圧縮機セクションは、ガスタービンエンジンに入る空気の圧力を徐々に増加させ、この圧縮空気を燃焼セクションに供給する。圧縮空気および燃料(例えば、天然ガス)は、1つまたは複数の燃焼室で燃焼する前に燃焼セクション内で混合して、高圧かつ高温の燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは、燃焼セクションからタービンセクションに流れ、そこで膨張して機械的回転エネルギーを発生する。例えば、タービン部における燃焼ガスの膨張は、例えば発電機に接続されたロータシャフトを回転させて、電気を発生させることができる。
燃焼セクションは、通常、複数の環状に配置された燃焼器を含み、燃焼器の各々は、圧縮機セクションから圧縮空気を受け取る。各燃焼器は、一般に、外側ケーシング、ライナ、および流れスリーブを含む。外側ケーシングは、燃焼器を囲み、圧縮機セクションから受け取った圧縮空気を内部に収容する。ライナは、ケーシング内に位置決めされ、燃焼室の少なくとも一部を画定する。流れスリーブは、ライナの少なくとも一部を円周方向に囲んでそれらの間に環状プレナムを形成し、圧縮空気はそれを通じて流れた後、燃焼室に入ることができる。1つまたは複数の燃料ノズルが、その中の圧縮空気と混合するために、各燃焼器に燃料を供給する。この燃料空気混合気は、スパークプラグまたは他の点火デバイスが燃焼を開始できる燃焼室内に流入する。
燃焼セクションに複数の燃焼器を有する特定の構成では、燃焼器の一部のみがスパークプラグまたは他の点火デバイスを含むことができる。この点で、1つまたは複数の火炎伝播管アセンブリは、異なる燃焼室間で燃焼を伝播することができる。より具体的には、各火炎伝播管アセンブリは、1つの燃焼器内の燃焼室を隣接する燃焼器内の燃焼室と流体結合する。したがって、1つの燃焼室内の燃焼は、火炎伝播管アセンブリを通って進行して、隣接する燃焼室内で燃料空気混合気を点火することができる。
前述の流体連通を容易にするために、火炎伝播管アセンブリは、燃焼室を画定するライナに接続されなければならない。ある種の燃焼器メンテナンス活動(例えば、ライナの交換)は、火炎伝播管アセンブリがライナから分離されることを必要とし得る。それにもかかわらず、従来の工具および方法は、分離中に火炎伝播管アセンブリまたはその一部の望ましくない回転を引き起こす可能性がある。
米国特許出願公開第2015/0052910号明細書
本技術の態様および利点は、その一部を以下の説明に記載しており、またはその説明から明らかになり、または本技術の実施により学ぶことができる。
一態様では、本開示は、ガスタービンエンジンの第1の燃焼器の第1のライナから伸縮管を分離するための工具に関する。工具は、非円形の断面を有する第1の部分とねじを切られている第2の部分とを有するロッドを含む。ロッドは、ロッドの第2の部分が、第2の燃焼器によって少なくとも部分的に画定される第2の燃焼室内に位置決めされ、ロッドの第1の部分が、少なくとも部分的に第2の燃焼室内にあるように、伸縮管によって画定される伸縮管通路内で部分的に位置決めされるように構成される。プラグがロッドに結合する。プラグは、伸縮管の第1の管セグメントの第1の側面に係合するように構成される。基部が、そこを通じて延在する基部通路を画定する。基部通路は、非円形の断面を有する第1の部分を含む。ロッドの第1の部分は、基部通路の第1の部分内に少なくとも部分的に位置決めされる。ハンドルがロッドに螺合している。ハンドルを第1の方向に回転させることにより、ハンドルがロッドに沿って第1の燃焼器に向かって動いて、伸縮管を第1のライナから分離する。
本開示の別の態様は、ガスタービンエンジンの第1のライナから伸縮管を分離するためのシステムに関する。このシステムは、第1の燃焼室を少なくとも部分的に画定する第1のライナを有する第1の燃焼器を含む。第2の燃焼器は、第1の燃焼器に隣接して位置決めされる。第2の燃焼器は、第2の燃焼室を少なくとも部分的に画定する第2のライナを含む。伸縮管は、第1のライナに結合された第1の管セグメントと、第1の管セグメントから外方に付勢され、第2のライナに結合された第2の管セグメントとを含む。伸縮管は、それを通じて延在する伸縮管通路を画定する。ロッドは、伸縮管通路内に部分的に位置決めされる。ロッドは、第2の燃焼室内に少なくとも部分的に位置決めされた第1の部分と、第2の燃焼室内に位置決めされたねじを切られている第2の部分とを含む。ロッドの第1の部分は、非円形の断面を含む。プラグがロッドに結合し、第1の管セグメントの第1の側面に係合する。基部が、第2の燃焼室内に位置決めされる。基部は、それを通じて延在する基部通路を画定する。基部通路は、非円形の断面を有する第1の部分を含む。ロッドの第1の部分は、基部通路の第1の部分内に少なくとも部分的に位置決めされる。ハンドルがロッドに螺合している。ハンドルを第1の方向に回転させることにより、ハンドルがロッドに沿って第1の燃焼器に向かって動いて、伸縮管を第1のライナから分離する。
本開示のさらなる態様は、ガスタービンエンジンの第1の燃焼器の第1のライナから伸縮管を分離するための方法に関する。この方法は、第1のライナによって少なくとも部分的に画定された第1の燃焼室にロッドを挿入するステップを含む。ロッドは、第1の部分とねじを切られている第2の部分とを含む。第1の部分は、非円形の断面を含む。ロッドは、伸縮管によって画定された伸縮管通路内に位置決めされる。伸縮管は、第1のライナに結合された第1の管セグメントと、第1の管セグメントから外方に付勢される、第2の燃焼器の第2のライナに結合された第2の管セグメントとを含む。ロッドの第2の部分は、第2のライナによって少なくとも部分的に画定される第2の燃焼室内に位置決めされ、ロッドの第1の部分は、少なくとも部分的に第2の燃焼室内に位置決めされる。ロッドに結合されているプラグが、第1の管セグメントの第1の側面に係合する。基部が、第2の燃焼室に挿入される。基部は、それを通じて延在する基部通路を画定する。基部通路は、非円形の断面を有する第1の部分を含む。基部はロッド上にスライドされる。基部は第2のライナと接触し、ロッドの第1の部分は、基部通路の第1の部分内に少なくとも部分的に位置決めされる。ハンドルがロッドに結合される。ハンドルは第1の方向に回転されて、ハンドルがロッドに沿って第1の燃焼器に向かって動いて、伸縮管を第1のライナから分離する。
本技術のこれらおよび他の特徴、態様および利点は、以下の説明および添付の特許請求の範囲を参照して、よりよく理解されよう。添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成するものであるが、本技術の実施形態を例示し、また説明とともに本技術の原理を説明する働きをする。
本技術の完全かつ可能な開示は、その最良の形態を含み、当業者に向けられて、本明細書に記載されており、それは以下の添付の図面を参照している。
本開示の様々な実施形態を組み込むことができる、例示的なガスタービンの機能ブロック図である。 本開示の様々な実施形態を組み込むことができる、例示的な燃焼器の簡略側断面図である。 第1の燃焼器と第2の燃焼器との間に延伸する例示的な火炎伝播管アセンブリの側断面図である。 本明細書に開示された実施形態による火炎伝播管アセンブリを分離するための工具の一部であり得るロッドおよびプラグの斜視図である。 本明細書に開示された実施形態による火炎伝播管アセンブリを分離するための工具の一部であり得る基部の斜視図である。 それを通じて延在する基部通路を示す、概ね図5の線6-6について得られた基部の断面図である。 本明細書に開示された実施形態による火炎伝播管アセンブリを分離するための工具の一部であり得るハンドルの斜視図である。 本明細書に開示された実施形態による火炎伝播管アセンブリを分離するための工具を使用するための方法を示す流れ図である。 ロッドの位置決めを示す、火炎伝播管アセンブリの断面図である。 火炎伝播管アセンブリに対するプラグの位置決めを示す、火炎伝播管アセンブリの第1の端部の拡大断面図である。 基部およびロッドに結合されたハンドルを示す、第1の燃焼器、火炎伝播管アセンブリ、および第2の燃焼器の断面図である。 内部に位置決めされた基部およびハンドルを示す、第2の燃焼器の拡大断面図である。 第1のライナから分離されている火炎伝播管アセンブリを示す、第1の燃焼器、火炎伝播管アセンブリ、および第2の燃焼器の断面図である。
本明細書および図面における符号の反復使用は、本技術の同じまたは類似の特徴もしくは要素を表すことを意図している。
本技術の実施形態を示すために、ここで詳細に参照を行うが、それの1つまたは複数の実施例を添付の図面に示す。詳細な説明は、図面の特徴を参照するために、数字および文字の符号を用いる。図面および説明の同様のまたは類似の符号は、本技術の同様のまたは類似の部材を指すために用いている。本明細書において、「第1の」、「第2の」、および「第3の」という用語は、1つの構成要素と別の構成要素とを区別するために交換可能に用いることができ、個々の構成要素の位置または重要性を示すことを意図しない。用語「上流側」および「下流側」は、流体経路における流体の流れに対する相対的な方向を指す。例えば、「上流側」は流体が流れてくる方向を指し、「下流側」は流体が流れていく方向を指す。
各実施例は本技術の説明のために提供するものであって、本技術を限定するものではない。実際、本技術の範囲または趣旨を逸脱せずに、修正および変更が本発明において可能であることは、当業者にとって明らかであろう。例えば、一実施形態の一部として図示または記載する特徴は、さらに別の実施形態を与えるために、別の実施形態で用いることができる。したがって、本技術は、添付の請求の範囲およびそれらの等価物の範囲に入るこのような修正および変更を包括することが意図されている。産業用または陸上用のガスタービンが本明細書に示され説明されているが、本明細書に示され説明される本技術は、特許請求の範囲に特に明記されない限り、陸上および/または産業用ガスタービンに限定されない。例えば、本明細書に記載の技術は、航空ガスタービン(例えば、ターボファンなど)、蒸気タービン、および海洋ガスタービンを含むが、これらに限定されない任意のタイプのタービンに使用することができる。
ここで、図面を参照すると、全ての図面を通して、同一の番号は同じ要素を示しており、図1は、例示的なガスタービンエンジン10を概略的に示している。図示のように、ガスタービンエンジン10は、入口セクション12と、圧縮機14と、1つまたは複数の燃焼器16と、タービン18と、排気セクション20とを含む。圧縮機14およびタービン18は、単一のシャフトまたは互いに結合された複数のシャフトセグメントであってもよいシャフト22によって結合され得る。
動作時に、ガスタービンエンジン10は、機械的な回転エネルギーを生成し、これを、例えば発電に使用することができる。より具体的には、空気24が、ガスタービンエンジン10の入口セクション12に入る。いくつかの実施形態では、入口セクション12は、空気24を浄化し、他の様態で調整するための様々なフィルタ、冷却コイル、水分分離器、および/または他のデバイスを含んでもよい。空気24は、入口セクション12から圧縮機14へと流入し、圧縮機14において、各々の燃焼器16に圧縮空気26をもたらすために、徐々に圧縮される。圧縮空気26は、各々の燃焼器16において、燃料28と混合される。得られた燃料空気混合気が、各々の燃焼器16において燃焼し、高温かつ高圧の燃焼ガス30を生む。燃焼ガス30は、燃焼器16からタービン18を通って流れ、タービン18において、燃焼ガス30から運動および/または熱エネルギーが抽出される。このエネルギー抽出は、シャフト22を回転させ、それにより圧縮機14に電力を供給する、および/または電気を生成するための機械的回転エネルギーを生成する。燃焼ガス30は、排気セクション20を通ってガスタービンエンジン10から出る。いくつかの実施形態では、排気セクション20は、例えば、環境中に放出される前に余剰熱を燃焼ガス30から浄化して抽出するための排熱回収ボイラ(図示せず)を含んでもよい。
ガスタービンエンジン10のいくつかの実施形態は、複数の燃焼器16を含む。そのような実施形態では、燃焼器16は、環状に配置された缶型燃焼器であってもよい。
図2は、燃焼器16のうちの1つの例示的な実施形態を示す。図示の実施形態では、燃焼器16は缶型燃焼器である。より具体的には、燃焼器16は、その少なくとも一部を円周方向に包囲する外側ケーシング32を含む。これに関連して、外側ケーシング32は、圧縮機14から燃焼器16に入る圧縮空気26を収容する。燃焼器16はまた、外側ケーシング32に結合するエンドカバー34を含む。図2に示すように、外側ケーシング32およびエンドカバー34はまとめて、燃焼器16内の先端ボリューム36を画定する。先端ボリューム36の下流に位置する燃焼室40に燃料28、希釈剤および/または他の添加剤を供給するために、1つまたは複数の燃料ノズル38を先端ボリューム36内に配置することができる。可能性のある燃料28は、例えば高炉ガス、コークス炉ガス、天然ガス、メタン、気化した液化天然ガス(LNG)、水素、合成ガス、ブタン、プロパン、オレフィン、ディーゼル、石油蒸留物、およびそれらの組み合わせを含んでもよい。先端ボリューム36の下流に位置決めされたライナ42は、燃料空気混合気が燃焼される燃焼室40を画定する。ライナ42の下流に位置決めされたトランジションピース44は、燃焼器16をタービン18に結合する。このように、ライナ42およびトランジションピース44は、燃焼ガス30をタービン18に送るための、燃焼器16を通る高温ガス経路46を部分的に画定する。しかし、燃焼器16は、他の実施形態では異なる構成を有してもよい。
図2に示す燃焼器16の実施形態は、環状プレナム48を含む。より詳細には、流れスリーブ50が、ライナ42の少なくとも一部を円周方向に囲むことができる。同様に、それを通じて延在する1つまたは複数の流れ開口54を画定するインピンジメントスリーブ52が、トランジションピース44の少なくとも一部を円周方向に囲むことができる。これに関して、ライナ42、トランジションピース44、流れスリーブ50、およびインピンジメントスリーブ52は、まとめて環状プレナム48を画定する。動作中、圧縮機14からの圧縮空気26は、インピンジメントスリーブ52内の1つまたは複数の流れ開口54を通って環状プレナム48に入ることができる。圧縮空気26が環状プレナム48を通って先端ボリューム36へと流れるとき、圧縮空気26はトランジションピース44およびライナ42を対流によって冷却する。先端ボリューム36に達すると、圧縮空気26は方向を逆転させ、燃料ノズル38を通って燃焼室40内に流れる。
図2に示すように、ガスタービンエンジン10は、圧縮機吐出ケーシング58の内部に位置決めされた1つまたは複数の火炎伝播管アセンブリ56を含む。火炎伝播管アセンブリ56の各々は、隣接する燃焼器16の対を流体結合して、燃焼がそれらの間を伝播することを可能にする。図3に示す実施形態では、例えば、火炎伝播管アセンブリ56の1つは、第1の燃焼器16Aと隣接する第2の燃焼器16Bとを流体結合する。この点において、例えば第1の燃焼器16Aにおける燃焼は、火炎伝播管アセンブリ56を通って第2の燃焼器16Bに進行することができる。それにもかかわらず、燃焼は第2の燃焼器16Bから火炎伝播管アセンブリ56を通って第1の燃焼器16Aにも進行することができる。このように、ガスタービンエンジン10内の燃焼器16の各々は、スパークプラグまたは他の点火デバイスを有する必要はない。ガスタービンエンジン10は、必要または所望の数の火炎伝播管アセンブリ56を含むことができる。
図3に示すように、火炎伝播管アセンブリ56は、一般に、可変長または伸縮管60を含む。より具体的には、伸縮管60は、第1の管セグメント62Aと、第1の管セグメント62Aと摺動係合する第2の管セグメント62Bとを含む。第1の管セグメント62Aは、その第1の端部66Aにある第1の側面64Aと、その第2の端部70Aにある第2の側面68Aとを含む。同様に、第2の管セグメント62Bは、その第1の端部66Bにある第1の側面64Bと、その第2の端部70Bにある第2の側面68Bとを含む。第1の管セグメント62Aは第1のライナ42Aに結合し、第2の管セグメント62Bは第2のライナ42Bに結合する。伸縮管60は、最も狭い内径84および外径86を有する。図3に示すように、外径86は、第1の管セグメント62Aの第1の端部66Aおよび/または第2の管セグメント62Bの第1の端部66Bにおいて測定される。全体的に円筒形の管として図示されているが、伸縮管60は、任意の適切な幾何学的断面を有してもよい。
第1の燃焼器16Aと第2の燃焼器16Bとの間で燃焼を伝播させるために、伸縮管60は伸縮管通路76を画定する。特に、伸縮管通路76は、第1の燃焼器16Aの第1の燃焼室40Aおよび第2の燃焼器16Bの第2の燃焼室40Bと流体連通している。したがって、第1の管セグメント62Aは、第1の燃焼器16Aの第1の外側ケーシング32A、第1の流れスリーブ50A、および第1のライナ42Aを通じて延伸する。したがって、第2の管セグメント62Bは、第2の燃焼器16Bの第2の外側ケーシング32B、第2の流れスリーブ50B、および第2のライナ42Bを通じて延伸する。
様々なフランジ、ボスまたは他の戻り止めが、伸縮管60を第1の燃焼器16Aおよび第2の燃焼器16Bに対して定置する。図3に示す実施形態では、例えば、第1の管セグメント62Aおよび第2の管セグメント62Bは、第1のフランジ72Aおよび第2のフランジ72Bをそれぞれ含む。図示されているように、第1のフランジ72Aおよび第2のフランジ72Bは、それぞれ、第1の流れスリーブ50Aおよび第2の流れスリーブ50Bに対して第1の管セグメント62Aおよび第2の管セグメント62Bを定置する。いくつかの実施形態では、第1のライナ42Aおよび第2のライナ42Bはそれぞれ、第1のボス74Aおよび第2のボス74Bを含むことができる。第1の管セグメント62Aおよび第2の管セグメント62Bの第1の端部66A、66Bは、それぞれ第1のボス74Aおよび第2のボス74Bの内側または外側に摺動して、伸縮管60と第1の燃焼室40Aおよび第2の燃焼室40Bとの間の前述した流体連通をもたらす。第1のボス74Aおよび第2のボス74Bはまた、圧縮空気26が伸縮管60内に漏れること、および/または、燃焼ガス30が伸縮管60から漏れ出ることを低減または防止する。さらに、第1のボス74Aおよび第2のボス74Bは、それぞれ、第1のライナ42Aおよび第2のライナ42B上の所望の位置に、第1の管セグメント62Aの第1の端部66Aおよび第2の管セグメント62Bの第1の端部66Bを定置する。第1のフランジ72Aおよび第2のフランジ72Bは、第1の管セグメント62Aおよび第2の管セグメント62Bと一体的に形成されていてもよく、溶接されていてもよく、または他の様態で固定して結合されていてもよい。同様に、第1のボス74Aおよび第2のボス74Bは、第1のライナ42Aおよび第2のライナ42Bと一体的に形成されていてもよく、溶接されていてもよく、または他の様態で固定して結合されていてもよい。
図3に示す実施形態では、火炎伝播管アセンブリ56は、第1の管セグメント62Aおよび第2の管セグメント62Bを外方に付勢するバイアス78を含む。この点において、バイアス78は、第1のフランジ72Aおよび第2のフランジ72Bをそれぞれ第1の流れスリーブ50Aおよび第2の流れスリーブ50Bに対して確実に着座させる。さらに、バイアス78は、伸縮管60を第1のライナ42Aおよび第2のライナ42Bに結合する。この点で、バイアス78は、伸縮管60の長さ80を調整して、第1の燃焼器16Aと第2の燃焼器16Bとの間の様々な距離および/または振動に対応する。図3に示すように、バイアス78は、第2の管セグメント62Bの少なくとも一部を円周方向に囲み、第1の管セグメント62Aの第2の側面68Aと接触する圧縮ばねである。それにもかかわらず、バイアス78は、他の実施形態では、第1の管セグメント62Aの少なくとも一部を円周方向に囲み、第2の管セグメント62Bの第2の側面68Bと接触してもよい。さらに、バイアス78は、代替の実施形態では、引張ばね、ねじりばね、クラッチ、または他の適切な付勢デバイスであってもよい。
図3に示す実施形態では、火炎伝播管アセンブリ56は、伸縮管60の少なくとも一部を円周方向に囲むベローズ82を含むことができる。ベローズ82は、第1の外側ケーシング32Aおよび第2の外側ケーシング32Bに溶接または他の方法で接続されてもよく、それによって、第1の燃焼器16Aと第2の燃焼器16Bとの間に拡張可能な障壁を提供する。火炎伝播管アセンブリ56のいくつかの実施形態は、ベローズ82を含まなくてもよい。
図4~図7は、火炎伝播管アセンブリ56の伸縮管60を第1のライナ42Aから分離するための工具100の様々な構成要素を示す。特に図4を参照すると、工具100は、長手方向軸186を有するロッド102を含む。後述するように、伸縮管60を第1のライナ42Aから分離する前に、ロッド102を伸縮管通路76に挿入することができる。ロッド102は、第1の端部104と、第1の端部104から離間した第2の端部106とを含む。さらに、ロッド102は、第1の端部104と第2の端部106との間に位置決めされる非円形の断面を有する第1の部分108を含む。第1の部分108の非円形断面は、三角形、長方形、五角形、楕円形、D字形、または任意の他の適切な非円形形状であってもよい。ロッド102はまた、その第2の端部106に位置決めされた第2の部分110を含む。第2の部分110は、円形の断面を有し、ねじを切られている。図4に示す実施形態では、ロッド102はまた、その第1の端部104に位置決めされた第3の部分112を含む。この点において、第1の部分108は、第2の部分110と第3の部分112との間に位置決めされる。第3の部分112は、円形の断面を有してもよく、第2の部分110のようにねじを切られていてもよい。それにもかかわらず、第3の部分112は、ねじを切られていなくてもよく、かつ/または他の断面(例えば、非円形断面)を有してもよい。さらに、いくつかの実施形態は、第3の部分112を含まなくてもよい。そのような実施形態では、第1の部分108が、ロッド102の第1の端部104まで延在する。
工具100は、ロッド102の第1の端部104に結合するプラグ114を含む。図4に示す実施形態では、プラグ114はロッド102に螺合している。他の実施形態では、プラグ114は、ロッド102の第1の端部104に溶接、圧入、または一体的に結合されてもよい。
図4に示す実施形態では、プラグ114は本体部分116とフランジ部分118とを含む。本体部分116は、外面120および本体部分直径122を含む。フランジ部分118は、内面124と、側面126と、外面128と、フランジ部分直径130とを含む。図4に示すように、本体部分直径122は、フランジ部分直径130よりも小さい。さらに、本体部分直径122は、伸縮管60の最も狭い内径84よりも小さくなるべきであり、それによって、本体部分116が伸縮管60の通路76内に嵌合することを可能にする。逆に、フランジ部分直径130は、伸縮管60の最も狭い内径84よりも大きく、伸縮管60の外径86よりも小さくなるべきである。この点で、フランジ部分118は伸縮管通路76内に嵌合しないが、以下に詳細に説明するように、火炎伝播管アセンブリ56の燃焼器16からの分離を妨げない。図4に示す実施形態では、本体部分116およびフランジ部分118は、概して円形断面を有する。この点において、プラグ114は、一般にキノコ状の形状を有する。それにもかかわらず、プラグ114は、任意の適切な断面および/または構成を有してもよい。代替の実施形態では、プラグ114は、フランジ部分118のみを含み、本体部分116を含まなくてもよい。
ここで図5および図6を参照すると、工具100は基部132をも含む。より具体的には、基部132は、第1の端部136と、第1の端部136から離間した第2の端部138とを有するスリーブ134を含む。環状断面を有するものとして示されているが、スリーブ134は、任意の適切な中空幾何断面を有してもよい。基部132はまた、第1の面142と、第1の面142から離間した第2の面144とを有するプレート140をも含む。図6に最もよく示されているように、第1の面142は、第1のライナ42Aおよび/または第2のライナ42Bに一致するように弓形にして、ライナに点荷重がかからないようにすることができる。スリーブ134の第1の端部136は、溶接、圧入、ねじ留め具、または任意の他の適切な接続方法によってプレート140の第2の面144に結合する。
図6に最もよく示されているように、基部132は、それを通じて延在する基部通路146を画定し、基部通路は、火炎伝播管アセンブリ56の分離中にロッド102を受け入れる。特に、基部通路146は、長手方向軸148を画定し、プレート140の第1の面142からスリーブ134の第2の端部138まで延在している。
図6に示すように、基部通路146は、ロッド102の第1の部分108を少なくとも部分的に受け入れる第1の部分150を含む。この点で、基部通路146の第1の部分150は、一般に、非円形の断面を有する。具体的には、基部通路146の第1の部分150の非円形断面は、ロッド102の第1の部分108の非円形断面と一致する。例えば、ロッド102の第1の部分108が六角形である場合、基部通路146の第1の部分150も六角形であるべきである。このように、ロッド102の非円形の第1の部分108と基部通路146の非円形の第1の部分150との嵌合は、ロッド102が基部132に対して回転することを防止する。図6に示す実施形態では、基部通路146の第1の部分150は、プレート140によって全体的に画定される。すなわち、基部通路146の第1の部分150は、その一部のみを占有する。他の実施形態では、基部通路146の第1の部分150は、スリーブ134によって全体的に画定されてもよく、または、スリーブ134によって部分的に、および、プレート140によって部分的に画定されてもよい。図11および図12に示されるようなさらなる実施形態では、基部通路146の第1の部分150は、基部通路146の全体を占めることができる。
基部通路146の第1の部分150がその一部分のみを占める実施形態(例えば、図6に示される実施形態)では、基部通路146は、第2の部分152を含むことができる。基部通路146の第2の部分152は、好ましくは、円形の断面を有する。しかしながら、基部通路146の第2の部分152は、第1の部分150の断面とは異なる任意の適切な非円形の断面を有してもよい。基部通路146の第2の部分152は、プレート140によって全体的に画定されてもよく(すなわち、スリーブ134が第1の部分150の全体を画定する場合)、スリーブ134によって全体的に画定されてもよく(すなわち、プレート140が第1の部分150の全体を画定する場合)、またはプレート140およびスリーブ134によって部分的に画定されてもよい。基部通路146の第2の部分152の直径は、基部通路146の第1の部分150の直径よりも狭くてもよく(図6に示すように)、同じであってもよく、またはそれよりも広くてもよい。
図5および図6に示すようないくつかの実施形態では、基部132は、プレート140の第2の面144に結合するエラストマーパッド154を含むことができる。エラストマーパッド154は、第1の面156と、第1の面156から離間した第2の面158とを含む。第1の面156は、工具100の使用中にプレート140が燃焼器16またはその上の任意のコーティングに傷を付けないように、第1のライナ42Aおよび/または第2のライナ42Bに接する。この点において、エラストマーパッド154の第1の面156は、図6に示すように、第1のライナ42Aおよび/または第2のライナ42Bの湾曲に一致するように弓形であってもよい。エラストマーパッド154の第2の面158は、プレート140の第1の面142に結合する。このように、図6に示すように、プレート140の第1の面142が弓形である場合、エラストマーパッド154の第2の面158は弓形であってもよい。図5および図6に示す実施形態では、一対のねじ留め具160がエラストマーパッド154をプレート140に結合する。しかしながら、エラストマーパッド154は、接着剤(図示せず)または任意の他の適切な取り付け方法を使用してプレート140に結合することができる。さらに、エラストマーパッド154は、基部通路146のエラストマーパッド部分162を画定する。すなわち、基部通路146はエラストマーパッド154を通じて延在する。エラストマーパッド154は、ゴムまたは任意の他の適切な材料から形成することができる。基部132のいくつかの実施形態は、エラストマーパッド154を含まなくてもよい。
図5および図6に示す実施形態では、基部132は、スリーブ134の第2の端部138に結合されたキャッププレート164をさらに含むことができる。キャッププレート164は、一般に、基部通路146の長手方向軸線148に対して垂直に向けられている。さらに、キャッププレート164は、基部通路146のキャッププレート部分166を画定する。すなわち、基部通路146はキャッププレート164を通じて延在する。キャッププレート部分166は、以下でより詳細に説明するように、ロッド102の第1の部分108のためのポジティブストップとして作用するように、基部通路146の残りの部分よりも狭い。図5および図6に示すように、キャッププレート164は、スリーブ134の第2の端部138に溶接されたワッシャまたは任意の適切なプレート状構造であってもよい。それにもかかわらず、キャッププレート164は、機械的締結具、圧入、または任意の他の適切な接続方法によって、スリーブ134に結合してもよい。基部132のいくつかの実施形態は、キャッププレート164を含まなくてもよい。
ここで図7を参照すると、工具100は、ロッド102に螺合してロッド102を基部132に対して摺動させるハンドル168を含む。ハンドル168は、第1の面172と、第1の面172から離間した第2の面174と、内面176と、外側面178とを有する環状本体170を含む。内面176は、環状本体170を通じて延在するハンドル通路184を画定し、ロッド102の第2の部分110に螺合するようにねじを切られている。1つまたは複数のアーム180は、ハンドル168の把持を改善するために、環状本体170の外側面178から外向きに延伸することができる。図7に示す実施形態では、2つのアーム180が、外側面178から外向きに延伸している。しかしながら、他の実施形態では、0個,1個,3個,4個またはそれ以上のアーム180が、環状本体170から外向きに延伸してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、球形ノブ182が、任意選択的に、各アーム180の端部に結合されてもよい。ハンドル168は、一体的に形成されてもよく、または、溶接されているかもしくは他の様態でともに結合されている別個の部品から形成されてもよい。代替的な実施形態では、ハンドル168は、任意の適切な構成を有してもよい。例えば、ハンドル168は、ロッド102の第2の部分110に螺合するナットまたは他の適切な締結具であってもよい。
図8は、本明細書に開示された実施形態による伸縮管60を第1のライナ42Aから分離するために工具100を使用する例示的な方法200を示す流れ図である。図9~図13は、方法200の様々なステップを示す。ベローズ82は、図9~図13において分かりやすくするために省略されている。ステップ202において、ロッド102が、第1の燃焼器16A内の第1のライナ42Aによって画定される第1の燃焼室40Aに挿入される。
ステップ204において、ロッド102が、伸縮管通路76内に位置決めされる。図9は、ステップ204の完了時の伸縮管通路76内のロッド102の位置付けを示す。図示されているように、ロッド102は伸縮管通路76を通じて第2の燃焼室40B内に延伸している。すなわち、ステップ204が完了した後、ロッド102の一部が第2の燃焼室40B内に位置決めされる。特に、ロッド102の第2の部分110が、第2の燃焼室40B内に全体的に位置決めされ、一方で、ロッド102の第1の部分108は、少なくとも部分的に第2の燃焼室40B内に位置決めされているだけでよい。図9に示す実施形態では、ロッド102の第1の部分108は、第2の燃焼室40B内に部分的に位置決めされ、伸縮管通路76内に部分的に位置決めされる。それにもかかわらず、ロッド102の第1の部分108は、他の実施形態では、第2の燃焼室40B内に全体的に位置決めされてもよい。
図10は、ステップ204を完了した後のプラグ114と伸縮管60との相対的な位置付けを示す。上述したように、プラグ114の本体部分直径122は、伸縮管60の最も狭い内径84より小さい。この点で、プラグ114の本体部分116は伸縮管通路76内に位置決めされる。逆に、フランジ部分直径130は、伸縮管60の最も狭い内径84よりも大きく、伸縮管60の外径86よりも小さい。そのため、フランジ部分118は大きすぎて伸縮管通路76に嵌合せず、狭すぎて第1のライナ42Aと接触しない。この点で、フランジ部分118の内面124は、第1の管セグメント62Aの第1の側面64Aと接触する。
次に、基部132およびハンドル168が設置される。より具体的には、第2の燃焼器16Bの第2のライナ42Bによって画定される第2の燃焼室40Bに基部132が挿入される。ステップ208において、基部132が、ロッド102の第2の端部106上を摺動する。ステップ210において、ハンドル168が、ロッド102の第2の端部106に結合する。特に、ハンドル168の環状本体170のねじを切られている内面176が、ロッド102のねじを切られている第2の部分110と係合し、それによって、ハンドル168とロッド102とが螺合する。
図11および図12は、ステップ210が完了した後のロッド102、基部132およびハンドル168の相対的な位置付けを示す。図示のように、基部132は、第2のライナ42Bと接触している。図11に示す実施形態では、基部132はエラストマーパッド154を含む。したがって、エラストマーパッド154の第1の面156は、第2のライナ42Bと接触する。ただし、基部132がエラストマーパッド154を含まない実施形態では、プレート140の第2の面144が第2のライナ42Bと接触する。
図12に最もよく示されているように、第2の燃焼室40A内に位置決めされたロッド102の部分は、基部132によって画定された基部通路146を通じて延伸している。より具体的には、ロッド102の第1の部分108は、基部通路146の第1の部分150内に少なくとも部分的に位置決めされる。このように、ロッド102の第1の部分108および基部通路146の第1の部分150の非円形断面は、ロッド102がその長手方向軸186を中心として、基部132に対して回転することを防止する。上述し、図11および図12に示しているように、ロッド102の第1の部分108はまた、いくつかの実施形態では、伸縮管通路76内に部分的に位置決めされてもよい。ロッド102の第2の部分110は、基部通路146を出て、火炎伝播管アセンブリ56から外方に延伸している。すなわち、ロッド102の第2の部分110は、基部通路146内に部分的に位置決めされ、基部132の外側に部分的に位置決めされる。ロッド102の第2の部分110の、基部通路146内に位置決めされたセクションは、基部通路146の第1の部分150、基部通路146の第2の部分152(図6)、またはそのいくつかの組み合わせにおいて位置決めされてもよい。
ステップ212において、ハンドル168が回転されて、プラグ114が第2の燃焼器16Bに向かって動かされる。より具体的には、ハンドル168を第1の方向(例えば、時計回り方向)に回転させると、ハンドルはロッド102のねじを切られている第2の部分110に沿って、火炎伝播管アセンブリ56および第1の燃焼器16Aに向かって動く。図11および図12は、ハンドル168がロッド102の第2の部分110に沿って、基部132のキャッププレート164に接触するのに十分な距離を動いた後のハンドル168の位置を示す。基部132がキャッププレート164を含まない場合、ハンドル168はスリーブ134に接触する。ハンドル168と基部132との間の接触は、ハンドル168が第1の燃焼器16Aに向かって動き続けることを防止する。これが行われると、ハンドル168が第1の方向に回転して、ロッド102およびプラグ114を第2の燃焼器16Bに向かって動かす。ロッド102の非円形の第1の部分108と基部通路146の第1の部分150との嵌合は、ロッド102が基部132に対して回転することを防止する。このように、ハンドル168の回転は、その長手方向軸186に沿ってロッドを動かす。
上述したように、プラグ114のフランジ部分118は、第1の管セグメント62Aの第1の側面64Aに接触しているが、第1のライナ42Aには接触していない。したがって、プラグ114が第2の燃焼器16Bに向かって動くと、第1の管セグメント62Aが第2の燃焼器16Bに向かって動く。すなわち、プラグ114の動きは、バイアス78によって第1の管セグメント62Aに及ぼされている力を克服し、それによって第1の管セグメント62Aを第1のライナ42Aから分離する。キャッププレート164が存在する場合、キャッププレート164は、ロッド102およびプラグ114が動くことができる、第1の燃焼器16Aから外方の最大距離を制限するポジティブストップを提供する。図13は、本明細書で開示される方法および実施形態を使用して、第1のライナ42Aから分離されている火炎伝播管アセンブリ56を示す。伸縮管60は、以下に詳細に説明するように、ハンドル168が第2の方向(例えば、反時計回り)に回転するまで、第1のライナ42Aから分離されたままである。
上述したように、ガスタービンエンジン10のいくつかの実施形態は、第1のライナ42Aに結合された追加の火炎伝播管アセンブリ56を含むことができる。このような実施形態では、方法200に従って、追加の工具100を使用して、追加の火炎伝播管アセンブリ56を第1のライナ42Aから分離することができる。
火炎伝播管アセンブリ56が第1の燃焼器16Aから分離されると、様々なメンテナンス作業をこれに行うことができる。例えば、第1のライナ42Aを、図13に示す第3のライナ42Cに交換することができる。より具体的には、ステップ214において、第1のライナ42Aを第1の燃焼器16Aから取り外すことができる。ステップ216において、第1のライナ42Aの交換品である第3のライナ42Aが第1の燃焼器16Aに挿入される。火炎伝播管アセンブリ56が第1のライナ42Aから分離された後に、第1の燃焼器16Aに対して他のメンテナンス動作を実行することができる。
ステップ218において、ハンドル168が回転されて、プラグ114が第1の燃焼室40Aに向かって動かされる。より具体的には、ハンドル168を第2の方向(すなわち、ステップ212における第1の方向とは反対の方向)に回転させると、プラグ114が第1の燃焼室40Aに向かって動く。プラグ114が第1の燃焼室40Aに向かって動くと、バイアス78は、第1の管セグメント62Aを第1のライナ42Aに向かって押す。すなわち、バイアス78は、フランジ部分118の内面124と、第1の管セグメント62Aの第1の側面64Aとの間の接触を維持する。ハンドル168が十分な回数回転すると、プラグ114は第1の燃焼室40Aに位置決めされ、第1の管セグメント62Aは第3のライナ42Cに結合する。
ステップ218が完了した後、工具100をガスタービンエンジン10から取り外すことができる。より詳細には、ハンドル168は、ロッド102の第2の部分110を分離するまで、第2の方向に(すなわち、ステップ218と同じ方向に)回転することができる。ハンドル168が取り外されると、基部132はその後、ロッド102の第2の端部106から滑り落ち得る。ロッド102は、伸縮管通路76から取り外すことができる。
本明細書で開示される工具100は、火炎伝播管アセンブリ56の伸縮管60を第1の燃焼器16Aの第1のライナ42Aから分離する。より詳細に上述したように、ロッド102の非円形の第1の部分108と基部通路146の非円形の第1の部分150との嵌合は、ロッド102が基部132に対して回転することを防止する。これに関して、従来の工具とは異なり、この回転防止機構は、伸縮管60または火炎伝播管アセンブリ56の任意の他の部分が、分離中に回転することを防止する。
この明細書は、本技術を開示するために実施例を用いており、最良の形態を含んでいる。また、いかなる当業者も本技術を実施することができるように実施例を用いており、任意のデバイスまたはシステムを製作し使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含んでいる。本技術の特許され得る範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、それらが本特許請求の範囲の文言と異ならない構成要件を含む場合、または本特許請求の範囲の文言と実質的な差異を有さない等価の構成要件を含む場合に、本特許請求の範囲にあると意図される。
10 ガスタービンエンジン
12 入口セクション部
14 圧縮機
16 燃焼器
16A 第1の燃焼器
16B 第2の燃焼器
18 タービン
20 排気セクション部
22 シャフト
24 空気
26 圧縮空気
28 燃料
30 燃焼ガス
32 外側ケーシング
32A 第1の外側ケーシング
32B 第2の外側ケーシング
34 エンドカバー
36 先端ボリューム
38 燃料ノズル
40 燃焼室
40A 第1の燃焼室
40B 第2の燃焼室
42 ライナ
42A 第1のライナ
42B 第2のライナ
44 トランジションピース
46 高温ガス経路
48 環状プレナム
50 流れスリーブ
50A 第1の流れスリーブ
50B 第2の流れスリーブ
52 インピンジメントスリーブ
54 流れ開口
56 火炎伝播管アセンブリ
58 圧縮機吐出ケーシング
60 伸縮管
62 管セグメント
62A 第1の管セグメント
62B 第2の管セグメント
64A 第1の側面
64B 第1の側面
66A 管セグメントの第1の端部
66B 管セグメントの第1の端部
68A 第2の側面
68B 第2の側面
70A 管セグメントの第2の端部
70B 管セグメントの第2の端部
72A 第1のフランジ
72B 第2のフランジ
74A 第1のボス
74B 第2のボス
76 伸縮管通路
78 バイアス
80 長さ
82 ベローズ
84 伸縮管の最も狭い内径
86 伸縮管の外径
100 工具
102 ロッド
104 ロッドの第1の端部
106 ロッドの第2の端部
108 ロッドの第1の部分
110 ロッドの第2の部分
112 ロッドの第3の部分
114 プラグ
116 本体部分
118 フランジ部分
120 本体部分の外面
122 本体部分直径
124 フランジ部分の内面
126 フランジ部分の側面
128 フランジ部分の外面
130 フランジ部分直径
132 基部
134 スリーブ
136 スリーブの第1の端部
138 スリーブの第2の端部
140 プレート
142 プレートの第1の面
144 プレートの第2の面
146 基部通路
148 基部通路の長手方向軸
150 基部通路の第1の部分
152 基部通路の第2の部分
154 エラストマーパッド
156 エラストマーパッドの第1の面
158 エラストマーパッドの第2の面
160 ねじ留め具
162 基部通路のエラストマーパッド部分
164 キャッププレート
166 基部通路のキャッププレート部分
168 ハンドル
170 環状本体
172 環状本体の第1の面
174 環状本体の第2の面
176 環状本体の内面
178 環状本体の外側面
180 アーム
182 球形ノブ
184 ハンドル通路
186 ロッドの長手方向軸
200 方法
202 ロッドを挿入するステップ
204 ロッドを位置決めするステップ
206 基部を挿入するステップ
208 基部を摺動させるステップ
210 ハンドルを結合するステップ
212 ハンドルを回転させるステップ
214 取り外すステップ
216 第3のライナを挿入するステップ
218 ハンドルを動かすステップ

Claims (13)

  1. 第1の構成要素(16A)の第1の室(40A)内に配置された第1のライナ(42A)から伸縮管(60)を分離するための工具(100)であって、当該工具(100)
    非円形の断面を有する第1の部分(108)とねじ切りされた第2の部分(110)とを有するロッド(102)であって、該ロッド(102)の2の部分(110)第2の燃焼室(40B)内に配置され、かつ該ロッド(102)の1の部分(108)少なくとも部分的に2の燃焼室(40B)内にあるように、該ロッド(102)が、前記伸縮管(60)によって画定される伸縮管通路(76)内部分的に配置されるように構成されている、ロッド(102)と、
    前記ロッド(102)に結合されるプラグ(114)であって、前記伸縮管(60)の第1の管セグメント(62A)の第1の側面(64)に係合するように構成されているプラグ(114)と、
    基部(132)を貫通する基部通路(146)を画定する基部(132)であって、前記基部通路(146)非円形の断面を有する第1の部分(150)を備えており、前記ロッド(102)の1の部分(108)、前記基部通路(146)の1の部分(150)内に少なくとも部分的に配置される、基部(132)と、
    前記ロッド(102)に螺合されるハンドル(168)であってハンドル(168)を第1の方向に回転させることにより、ハンドル(168)が前記ロッド(102)に沿って動いて、前記伸縮管(60)を1のライナ(42A)から分離する、ハンドル(168)と
    を備える、工具(100)。
  2. 前記基部(132)、スリーブ(134)と、スリーブ(134)に結合されたプレート(140)とを備える、請求項1に記載の工具(100)。
  3. 前記プラグ(114)、本体部分(116)及びフランジ部分(118)を備える、請求項1に記載の工具(100)。
  4. 前記基部(132)、前記プレート(140)に結合されたエラストマーパッド(154)を備えておりエラストマーパッド(154)2の構成要素(16B)の第2のライナ(42B)と接触するように構成されている、請求項に記載の工具(100)。
  5. ガスタービンエンジン(10)の第1のライナ(42A)から伸縮管(60)を分離するためのシステム(100)であって、当該システム(100)
    第1の燃焼室(40A)を少なくとも部分的に画定する第1のライナ(42A)を備える第1の燃焼器(16A)と、
    1の燃焼器(16A)に隣接して配置される第2の燃焼器(16B)であって、第2の燃焼室(40B)を少なくとも部分的に画定する第2のライナ(42B)を備える第2の燃焼器(16B)と、
    1の管セグメント(62A)及び第1の管セグメント(62A)から外方に付勢された第2の管セグメント(62B)を備える伸縮管(60)であって第1の管セグメント(62A)が第1のライナ(42A)に結合され、第2の管セグメント(62B)が第2のライナ(42B)に結合され、該伸縮管(60)が、該伸縮管(60)を貫通するする伸縮管通路(76)を画定する、伸縮管(60)と、
    前記伸縮管通路(76)内に部分的に配置されるロッド(102)であってロッド(102)2の燃焼室(40B)内に少なくとも部分的に配置され第1の部分(108)、及び第2の燃焼室(40B)内に配置されるねじ切りされた第2の部分(110)を備えておりロッド(102)の1の部分(108)非円形の断面を有する、ロッド(102)と、
    前記ロッド(102)に結合されるプラグ(114)であって、前記伸縮管(60)の第1の管セグメント(62A)の第1の側面(64)に係合する、プラグ(114)と、
    2の燃焼室(40B)内に配置される基部(132)であって基部(132)基部(132)を貫通する基部通路(146)を画定し、前記基部通路(146)、非円形の断面を有する第1の部分(150)を備えており、前記ロッド(102)の1の部分(108)、前記基部通路(146)の1の部分(150)内に少なくとも部分的に配置される、基部(132)と、
    前記ロッド(102)に螺合されるハンドル(168)であってハンドル(168)を第1の方向に回転させることにより、ハンドル(168)が前記ロッド(102)に沿って1の燃焼器(16A)に向かって動いて、前記伸縮管(60)を1のライナ(42A)から分離する、ハンドル(168)と
    を備える、システム(100)。
  6. 前記基部(132)、スリーブ(134)と、スリーブ(134)に結合されたプレート(140)とを備える、請求項5に記載のシステム(100)。
  7. 前記基部通路(146)の1の部分150、前記プレート(140)によって全体的に画定される、請求項6に記載のシステム(100)。
  8. 前記プラグ(114)、本体部分(116)及びフランジ部分(118)を備えており、前記本体部分(116)本体部分直径(122)を有し、前記フランジ部分(118)フランジ部分直径(130)を有する、請求項5に記載のシステム(100)。
  9. 前記伸縮管(60)最も狭い内径(84)を有しており、前記本体部分直径(122)前記伸縮管(60)の前記最も狭い内径(84)よりも小さい、請求項8に記載のシステム(100)。
  10. 前記伸縮管(60)外径(86)を有しており、前記フランジ部分直径(130)、前記伸縮管(60)の前記最も狭い内径(84)よりも大きく、前記伸縮管(60)の前記外径(86)よりも小さい、請求項9に記載のシステム(100)。
  11. 前記基部(132)、前記プレート(140)結合されたエラストマーパッド(154)を備える、請求項6又は請求項7に記載のシステム(100)。
  12. 前記エラストマーパッド(154)第1の面(156)及び第2の面(158)を備え、前記エラストマーパッド(154)の1の面(156)弓形である、請求項11に記載のシステム(100)。
  13. 前記基部(132)がキャッププレート(164)を備える、請求項5に記載のシステム(100)。
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