JP2012125391A - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボーナス役入賞時の引込図柄数が、その後の連チャン発生率とどのような相関関係を有するのかを客観的に分析することが可能な遊技情報表示装置を提供する。
【解決手段】遊技情報表示装置は、遊技者によりゲームが進行されると、ボーナス役が入賞したゲームにおいて実行された引込制御による引込図柄数を記憶しておき、そのボーナス状態の終了後に連チャンが発生したか否かを判定する。続いて、引込図柄数と連チャンの発生回数との相関関係を示す遊技データ例えば引込図柄数別の連チャンの発生回数を算出し、引込図柄数別連チャン回数表示部M9に算出した遊技データを表示する。
【選択図】図7

Description

本発明は、図柄を予め規定された範囲内で引き込んで停止表示させるスロットマシンに付設される遊技情報表示装置に関する。
一般的なスロットマシンは、ストップボタン(停止操作手段)が操作された時点から最大で190msecまでリール(図柄変動表示手段)の停止を遅延させることが可能であり、その190msecでは通常は4図柄まで引き込んで停止表示させることができる(このような制御は一般に引込制御と呼ばれている)。従って、ストップボタンを操作した時点で内部当選役の図柄が有効ライン上に存在しなくても、予め定められた範囲内(4図柄以内)に存在すれば有効ライン上に図柄を停止表示させることができる。つまり、このような引込制御が実行されることにより、所謂目押しのタイミングが多少ずれたとしても入賞を獲得することができる。
特開2007−117487号公報
しかしながら、遊技者の中には特にボーナス役が入賞した時のボーナス図柄の引込図柄数(引込範囲)がその後の連チャン発生率に何らかの影響を与えていると考える者が存在し、そのような遊技者にとっては、ボーナス役入賞時の引込図柄数が無視できない重要事項となっていた。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ボーナス役入賞時の引込図柄数が、その後の連チャン発生率とどのような相関関係を有するのかを客観的に分析することが可能な遊技情報表示装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の小役及びボーナス役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、前記入賞判定手段により小役の入賞が発生したと判定されたときに、当該小役の種類に対応する数の遊技媒体を遊技者に付与する遊技媒体付与手段と、前記入賞判定手段によりボーナス役の入賞が発生したと判定されたときに、所定のボーナス終了条件が成立するまで、前記小役の内部当選確率を高めたボーナス状態を発生するボーナス状態発生手段と、前記内部抽選手段によりボーナス役が内部当選役として決定されたときに、その旨を遊技者に告知する告知手段と、を備えたスロットマシンに付設される遊技情報表示装置において、前記ボーナス状態が終了した時点から次のボーナス役が内部当選、又は入賞するまでのゲーム数を計数するボーナス間ゲーム数計数手段と、ボーナス役が入賞したゲームにおいて、前記表示制御手段が当該ボーナス役に対応する図柄を引き込んだ引込範囲を特定する引込範囲特定手段と、ボーナス状態が終了してから新たに次のボーナス役が内部当選、又は入賞するまでの期間が予め定められた連チャン期間内であるか否かに基づいて連チャンが発生したか否かを判定する連チャン判定手段と、前記引込範囲特定手段が特定した引込範囲と、前記連チャン判定手段による判定結果とに基づいて、前記引込範囲と前記連チャンとの相関関係を示す遊技データを算出する遊技データ算出手段と、前記遊技データ算出手段が算出した遊技データを表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記遊技データ算出手段は、前記引込範囲特定手段が特定した引込範囲毎に区別して前記連チャンが発生した回数を算出することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記遊技データ算出手段は、前記連チャン判定手段により連チャンと判定されなかったボーナス役の入賞ゲームにおける前記引込範囲毎に区別して前記連チャンが発生した回数を連チャン突入回数として算出することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、引込範囲と連チャンとの相関関係を示す遊技データを算出及び表示するので、ボーナス役が入賞したゲームにおける引込範囲とその後のボーナス役の連チャンとの相関関係を客観的に分析することができる。
請求項2に記載した発明によれば、引込範囲毎に区別して連チャンが発生した回数を算出するので、より詳細にボーナス役が入賞したゲームにおける引込範囲とその後のボーナス役の連チャンとの相関関係を分析することができる。
請求項3に記載した発明によれば、連チャンと判定されなかったボーナス役の入賞ゲームにおける引込範囲毎に区別して連チャンが発生した回数を連チャン突入回数として算出するので、引込範囲とボーナス役の連チャンが発生しない状態との相関関係をも分析することができる。
本発明の一実施形態による遊技情報表示装置が付設されるスロットマシンの正面図 スロットマシンの各リールの図柄配列を示す図 スロットマシンの役構成を示す図 スロットマシンの有効ラインを示す図 スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 遊技情報表示装置による通常データ画面の一例を示す図 遊技情報表示装置による引込図柄数別連チャン回数データ画面の一例を示す図
以下、本発明の一実施形態による遊技情報表示装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、スロットマシン1の正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール3(図柄変動表示手段に相当する)の図柄を視認可能となっている。各図柄は、図2に示すように、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの円周面に描かれている。これらの図柄は、各リール3a〜3cが停止した状態では、表示窓2の上段、中段及び下段に対応して表示される。即ち、スロットマシン1には、各リール3a〜3cそれぞれについて3図柄ずつ、合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
図3は、スロットマシン1に設定されている内部当選役の役構成を示している。スロットマシン1には、ボーナス役、小役、リプレイ役の3種類の役が設定されている。これらのうち、ボーナス役としてはBB役及びRB役の2種類、小役としては1枚役、8枚役、15枚役及び2枚役の4種類が設定されている。スロットマシン1では、1回のゲームにおけるメダル(遊技媒体に相当する)の投入数(BET数)は、後述する通常状態では3枚(3BET)に設定されており、ボーナス状態では2枚(2BET)に設定されている。また、後述するボーナス状態では、各小役の払出枚数が全て15枚に設定されている。
表示窓2の左方には、図1に示すように、有効化された入賞ラインを示す有効ライン表示部4が設けられている。スロットマシン1には、図4に示す合計5本(表示窓2の上段、中段、下段に対応した横方向に1本ずつの3本及び斜め方向の2本)の有効ライン1〜5が設けられている。これらの有効ライン1〜5のうち何れかの有効ライン上に内部当選役に対応する図柄が揃ったとき、即ち、有効ライン上に停止表示された図柄の組合せが内部当選役に対応する図柄の組合せと一致したときに入賞が発生する。尚、有効ラインの数は、BET数に関わらず5本である。
表示窓2の上方には、図1に示すように、各種の情報を表示する遊技情報表示装置としての液晶表示部5、及びスピーカ6が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルの投入を行うクレジットボタン7、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン8、メダルを投入するメダル投入口9が設けられており、これらの下方にはゲーム開始操作手段に相当するスタートレバー10、及び停止操作手段に相当する左ストップボタン11a、中ストップボタン11b、右ストップボタン11c、及び液晶表示部5に表示されるデータの種類を切り替えるデータ表示ボタン12が設けられている。表示窓2の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部13、メダルのクレジット枚数を表示するクレジット数表示部14、及びボーナス役の内部当選を遊技者に告知するボーナス告知ランプ15が設けられている。また、スロットマシン1の正面最下部には受皿16が設けられ、正面最上部には装飾ランプ部17が設けられている。
ここで、スロットマシン1の遊技状態について説明する。スロットマシン1には、通常状態及びボーナス状態の2つの遊技状態が設けられており、予め定められた条件の成立に応じてこれらの遊技状態が切換わるようになっている。通常状態では、遊技者が入賞させた役に応じて対応する数のメダルが遊技者に付与される。スロットマシン1は、通常状態においてボーナス役(BB役又はRB役)が入賞した場合には、入賞したボーナス役に応じたボーナス状態(BB状態又はRB状態)に移行する(ボーナス状態を発生する)。
ボーナス状態では、各小役の内部当選確率が大幅に高められると共に、上記したように全ての小役が15枚のメダルを払い出すように構成されている。そのため、ボーナス状態は、一気に大量のメダルを獲得することが可能であり、且つ、BET数が2に削減されることから、遊技者にとって有利な遊技状態であるといえる。換言すると、通常状態は、ボーナス状態に比べて遊技者にとって不利な遊技状態であるといえる。このボーナス状態は、所定のボーナス終了条件が成立するまで継続する。本実施形態の場合、ボーナス終了条件として規定数のメダルの払い出しが設定されており、ボーナス状態は、BB状態では360枚、RB状態では120枚のメダルの払い出しがあるまで継続する。スロットマシン1は、ボーナス状態が終了すると通常状態へ移行する。
次に、スロットマシン1の電気的な構成について説明する。
図5は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロックとして示している。制御部18(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、遊技媒体付与手段、ボーナス状態発生手段に相当する)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、クレジットボタン7、精算ボタン8、スタートレバー10、左ストップボタン11a、中ストップボタン11b、右ストップボタン11c、投入メダル検知部19、設定値操作部20などから各種の信号が入力される。
制御部18は、メダル投入口9から或いはクレジットボタン7の押下により投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部19から投入メダル検知信号が入力されると、その入力された信号の数に基づいて投入されたメダルの数を計数する。制御部18は、投入されたメダルの数が1ゲームに必要な規定数(通常状態では3枚)を超過した場合には、超過した分のメダルの数をクレジット数として例えばRAMなどに所定の上限値(例えば50枚)まで記憶するとともに、そのクレジット数をクレジット数表示部14に表示する。また、制御部18は、小役の入賞に伴って払い出しされたメダルもクレジット数として記憶する。このとき、クレジット数が上限未満の場合には、クレジット数に払出数を加算し、クレジット数が上限に達している場合には、図示しない払出機構を駆動して受皿16にメダルを払い出す。
制御部18には、設定値操作部20から当選確率などの各種の設定信号が入力される。スロットマシン1には例えば設定1〜6の6段階で各役の内部当選確率を設定するための設定値が設けられており、設定値操作部20は、このうちの遊技場係員により任意に選択された1つの設定値を有効化する。これにより、出玉率が理論値として設定される。設定値操作部20では、設定変更キー21を挿入して設定変更が可能な状態とした上で、例えば図示しないDIPスイッチの切り替えなどによって設定値が変更される。
また、制御部18は、液晶表示部5、払出数表示部13及びクレジット数表示部14などの各種表示部、ボーナス告知ランプ15、装飾ランプ部17、各リール3a〜3cに対応するリール用モータを駆動するリール駆動部22、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサからの検知信号に基づいて各リール3a〜3cの基準位置を検知する基準位置検出部23、スピーカ6を駆動する音声出力部24に接続している。また、メダルを払い出すメダル払出部25にも接続しており、精算ボタン8が操作されると、記憶しているクレジット数に対応するメダルを払い出すようにメダル払出部25を制御するとともに、クレジット数表示部14の表示を零にする。
また、制御部18は、図示しない乱数発生部および乱数抽出部を有している。制御部18は、メダルが投入された状態でスタートレバー10が操作されると(ゲーム開始操作が行われると)、各リール3a〜3cを始動(変動表示を開始)させる。続いて、乱数発生部が発生する乱数の中から1つの乱数を乱数抽出部で抽出することにより、内部当選役を決定する内部抽選を実行するとともに、内部当選役がある場合には当該内部当選役に対応するフラグを成立させる。このとき、制御部18は、内部抽選においてボーナス役が内部当選役として決定された場合(内部当選した場合)には、ボーナス告知ランプ15を点灯することによりボーナス役が内部当選したことを遊技者に告知する。
続いて、制御部18は、各リール3a〜3cが始動した状態で各ストップボタン11a〜11cが操作されると、対応するリール3a〜3cの回転を停止(図柄の変動表示を停止)させる。このとき、内部当選役のフラグに応じて各リール3a〜3cの停止位置を決定するための図示しない停止テーブルに基づいて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止表示させる制御)を実行する。尚、停止テーブルは、内部当選役のフラグの種類毎にそれぞれ設定されている。引込制御は、各ストップボタン11a〜11cの操作を検出した時点から予め規定された範囲内(最大で4図柄まで)にある図柄を有効ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。この場合、内部当選役フラグに対応する図柄が上記の引込範囲内に存在しないときは、その図柄を有効ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、所謂取りこぼしとなる。尚、内部抽選において小役が内部当選役として決定された場合には、その小役に対応するフラグはそのゲームの終了とともに消去される一方、内部抽選においてボーナス役が内部当選役として決定された場合には、そのボーナス役に対応するフラグは当該ボーナス役が入賞するまで次ゲーム以降に持ち越される。
次に、遊技情報表示装置としての液晶表示部5の作用について説明する。
液晶表示部5には、常には、図6に示すように、各種の遊技データを表示する通常データ画面が表示されている。この通常データ画面には、只今ゲーム数表示部M1、累計ゲーム数表示部M2、BB回数表示部M3、RB回数表示部M4、連チャン回数表示部M5、連チャン突入回数表示部M6、及び差枚数グラフ表示部M7が設けられている。各表示部には、以下のような遊技データが表示されている。
・只今ゲーム数=直近のボーナス終了時からのゲーム数。
・累計ゲーム数=当日の通常状態における累計ゲーム数。
・BB回数=BB(ビッグボーナス)状態の発生回数。
・RB回数=RB(レギュラーボーナス)状態の発生回数。
・連チャン回数=前回のボーナス状態の終了時から100ゲーム以内に再度ボーナス状態が発生した回数。即ち、本実施形態では100ゲームを連チャン期間として設定している。
・連チャン突入回数=非連チャン状態から連チャン状態(ボーナス状態が終了した時点から所定の連チャン期間が経過するまでに再度ボーナス状態が発生する状態)へ移行した回数。
・差枚数グラフ=横軸は累計ゲーム数、縦軸は差枚数(払出枚数−投入枚数)。
図6の場合、只今ゲーム数が125ゲームであり、これまでの遊技において連チャン状態へ6回突入し、連チャン状態で20回のボーナスが発生したことなどが表示されている。これらの遊技データは、遊技者によるゲームの進行に伴い例えばBB役やRB役が入賞したときや連チャンが発生したと判定したときなどに更新される。このとき、差枚数グラフ表示部M7のデータも更新される。
さて、スロットマシン1では、上記した引込制御により、変動表示されている図柄の引き込みが可能である。より具体的には、いずれかのストップボタン11〜13が操作された時点において内部当選役に対応する図柄が有効ライン上に存在していなくても、その図柄が4図柄以内に存在すれば有効ライン上に停止表示させることができる。そして、遊技者の中には、ボーナス役が入賞した時のボーナス図柄の引込図柄数がその後の連チャン発生率に何らかの影響を与えていると考える者が存在している。
そこで、遊技情報表示装置としての液晶表示部5は、引込図柄数と連チャンとの相関関係を示す遊技データを算出し、その遊技データの表示を行っている。尚、本実施形態では、各リール3a〜3cのうち、第3リール(最後に停止したリール)の引込図柄数と連チャンとの相関関係を示す遊技データを算出している。
制御部18は、ボーナス役が入賞したときには、そのボーナス役入賞ゲームの引込制御における第3リールの引込図柄数をRAMなどに記憶しておき、当該ボーナス役の入賞に応じて発生したボーナス状態が終了した後に、連チャンが発生したか否かを判定する。この場合、上記したように、ボーナス状態が終了してから100ゲーム以内に次のボーナス役が内部当選したときに連チャンが発生したと判定する。そして、引込図柄数と連チャンとの相関関係を示す遊技データ(本実施形態では、引込図柄数に対する連チャンの発生回数)を算出する。制御部18は、遊技者によるゲームの進行に伴って、ボーナス役が内部当選する毎に、引込図柄数毎に連チャンの発生回数をインクリメントする。このとき、図6に示す通常データ画面の各遊技データが更新される。
そして、制御部18は、遊技者によりデータ表示ボタン12が操作されると、図7に示す引込図柄数別連チャン回数データ画面を表示する。この引込図柄数別連チャン回数データ画面には、連チャン回数表示部M5、差枚数グラフ表示部M7、連チャン発生率表示部M8および引込図柄数別連チャン回数表示部M9が設けられている。このうち、連チャン発生率表示部M8には、連チャン発生率(=連チャン回数÷累計ゲーム数。図6、図7の例では、20/4415=1/221)が表示される。また、引込図柄数別連チャン回数表示部M9には、上記した第3リールにおける引込図柄数毎の連チャンの発生回数が表示される。図7に示す例では、連チャン回数表示部M5に示される20回の連チャンの発生回数うち、引込0(引込図柄数が0図柄)のときには8回、引込1(引込図柄数が1図柄)のときには2回、引込2(引込図柄数が2図柄)のときには0回、引込3(引込図柄数が3図柄)のときには3回、引込4(引込図柄数が4図柄)のときには7回の連チャンが発生したことが示されている。この引込制御により引き込まれた図柄数、即ち、ストップボタンが操作された時点から有効ライン上に停止表示されるまでに移動した図柄数(引込0〜引込4に対応する遊技データ)が、本発明でいう引込範囲に相当する。
これにより、遊技者は、例えば引込図柄数が0(引込0)或いは4(引込4)のときに連チャンが発生し易く、引込図柄数が2のときには連チャンが発生し難いなどの相関関係を把握することが可能となる。尚、図7の引込図柄数別連チャン回数データ画面が表示されている状態においてデータ表示ボタン12が操作されると、図6に示す通常データ画面に表示が切り替えられる。
このように、液晶表示部5には、ボーナス状態の発生回数や連チャン回数などの遊技データ、引込図柄数と連チャンの発生回数、及び、それらの遊技データに基づいて算出された引込図柄数と連チャンの発生回数との相関関係を示す遊技データとが表示される。
以上説明した本実施形態の遊技情報表示装置によれば、次のような効果を奏する。
引込図柄数と連チャンとの相関関係を示す遊技データを算出及び表示するので、ボーナス役が入賞したゲームにおける引込図柄数と、その後のボーナス役の連チャンとの相関関係を客観的に分析することができる。
引込図柄数毎に区別して連チャンが発生した回数を算出及び表示するので、より詳細に、引込図柄数とその後のボーナス役の連チャンとの相関関係を分析することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した一実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
連チャンと判定されなかったボーナス役の入賞ゲームにおける引込図柄数毎に区別して連チャンが発生した回数を連チャン突入回数として算出し、連チャン突入回数と引込図柄数との相関関係を示す遊技データ、即ち、連チャンの起因となったボーナス役の入賞時における引込図柄数を表示してもよい。例えば図6の場合、6回の連チャン突入回数が、いずれの引込図柄数において発生したかを表示してもよい。これにより、連チャンに突入し易い引込図柄数を判断することができる。また、ボーナス役の連チャンが発生しない状態との相関関係をも分析することができる。
第3リールの引込図柄数に代えて、3リール全ての引込図柄数の合計値を引込図柄数データとしてもよい。この場合、図7の表示は、引込0〜引込12のように合計の引込図柄数により表示してもよいし、各リール3a〜3cそれぞれの引込図柄数を表示するようにしてもよい。
引込図柄数別の連チャン突入回数や、引込図柄数別の連チャン終了回数を算出し、表示してもよい。その他、引込図柄数と連チャンとの相関関係が把握できる遊技データとしては種々の遊技データを採用することができる。
遊技情報表示装置(液晶表示部5)をスロットマシン1と一体的に設けたが、スロットマシン1と別体で設けるようにしてもよい。
遊技媒体として遊技球を用いるスロットマシンに適用することもできる。
前回のボーナス状態の終了時から100ゲーム以内に再度ボーナス状態が発生した状態を連チャンと判定したが、前回のボーナス状態の終了時から100ゲーム以内に再度ボーナス状態が内部当選した状態を連チャンと判定してもよい。
連チャン期間は、一実施形態で例示した100ゲームに限定されず、任意のゲーム数を設定することができる。
図面中、1はスロットマシン、3はリール(図柄変動表示手段)、5は液晶表示部(遊技情報表示装置、表示手段)、10はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、11a、11b、11cはストップボタン(停止操作手段)、15はボーナス告知ランプ(告知手段)、18は制御部(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、遊技媒体付与手段、ボーナス状態発生手段、ボーナス間ゲーム数計数手段、引込範囲特定手段、連チャン判定手段、遊技データ算出手段)を示す。

Claims (3)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の小役及びボーナス役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により小役の入賞が発生したと判定されたときに、当該小役の種類に対応する数の遊技媒体を遊技者に付与する遊技媒体付与手段と、
    前記入賞判定手段によりボーナス役の入賞が発生したと判定されたときに、所定のボーナス終了条件が成立するまで、前記小役の内部当選確率を高めたボーナス状態を発生するボーナス状態発生手段と、
    前記内部抽選手段によりボーナス役が内部当選役として決定されたときに、その旨を遊技者に告知する告知手段と、を備えたスロットマシンに付設される遊技情報表示装置において、
    前記ボーナス状態が終了した時点から次のボーナス役が内部当選、又は入賞するまでのゲーム数を計数するボーナス間ゲーム数計数手段と、
    ボーナス役が入賞したゲームにおいて、前記表示制御手段が当該ボーナス役に対応する図柄を引き込んだ引込範囲を特定する引込範囲特定手段と、
    ボーナス状態が終了してから新たに次のボーナス役が内部当選、又は入賞するまでの期間が予め定められた連チャン期間内であるか否かに基づいて連チャンが発生したか否かを判定する連チャン判定手段と、
    前記引込範囲特定手段が特定した引込範囲と、前記連チャン判定手段による判定結果とに基づいて、前記引込範囲と前記連チャンとの相関関係を示す遊技データを算出する遊技データ算出手段と、
    前記遊技データ算出手段が算出した遊技データを表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 前記遊技データ算出手段は、前記引込範囲特定手段が特定した引込範囲毎に区別して前記連チャンが発生した回数を算出することを特徴とする請求項1記載の遊技情報表示装置。
  3. 前記遊技データ算出手段は、前記連チャン判定手段により連チャンと判定されなかったボーナス役の入賞ゲームにおける前記引込範囲毎に区別して前記連チャンが発生した回数を連チャン突入回数として算出することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技情報表示装置。
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