JP2012122542A - スプリング式一方向クラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】大きな回転トルクでも確実に伝達することができるようにしたトルク伝達の信頼性の高いスプリング式一方向クラッチを提供することである。
【解決手段】駆動軸1の外径面とその外側に設けられた出力ギヤ2の内径面間にスプリング収容空間9を設け、そのスプリング収容空間9内に、巻方向の異なる2つのコイル部10a、10bを有し、一方のコイル部10aの巻き終わり端と他方のコイル部10bの巻き始め端がU字形の反転部10cを介して互いに連設された構成のクラッチスプリング10を組込む。出力ギヤ2の内径面にはU字形反転部10cに係合する係合凸部11を設け、駆動軸1の一方向の回転時に巻方向が異なる2つのコイル部10a、10bのそれぞれを縮径させ、駆動軸1と共に回転するクラッチスプリング10の回転をU字形反転部10cと係合凸部11の係合部から出力ギヤ2に伝達する。
【選択図】図1
【解決手段】駆動軸1の外径面とその外側に設けられた出力ギヤ2の内径面間にスプリング収容空間9を設け、そのスプリング収容空間9内に、巻方向の異なる2つのコイル部10a、10bを有し、一方のコイル部10aの巻き終わり端と他方のコイル部10bの巻き始め端がU字形の反転部10cを介して互いに連設された構成のクラッチスプリング10を組込む。出力ギヤ2の内径面にはU字形反転部10cに係合する係合凸部11を設け、駆動軸1の一方向の回転時に巻方向が異なる2つのコイル部10a、10bのそれぞれを縮径させ、駆動軸1と共に回転するクラッチスプリング10の回転をU字形反転部10cと係合凸部11の係合部から出力ギヤ2に伝達する。
【選択図】図1
Description
この発明は、駆動部材の一方向の回転を被駆動部材に伝達するスプリング式一方向クラッチに関する。
プリンタや複写機、ファクシミリなどの紙送り機構等に組込まれる一方向クラッチとして、クラッチスプリングの締め付けおよび解除によって一方向の回転トルクの伝達と遮断とを行うようにしたスプリング式のものが従来から知られている。
ここで、特許文献1に記載されたスプリング式一方向クラッチにおいては、入力部材の外径面上に装着したコイルスプリングの両端部それぞれを外径方向に屈曲してフックを設け、その両フックを出力部材の内径面に設けられた溝状の凹部に嵌入し、制御アームを両フック間に介在させ、上記入力部材の左右両方向の回転時に一方のフックを上記凹部の内壁面に係合させてコイルスプリングを縮径させ、入力部材の外径面を緊縛し、その入力部材と一体に回転する上記コイルスプリングのフックと凹部内壁面との係合部から入力部材の回転を出力部材に伝達するようにしている。
また、制御アームの停止によりコイルスプリングを拡径させて、入力部材から出力部材への回転伝達を遮断するようにしている。
ところで、特許文献1に記載されたスプリング式一方向クラッチにおいては、上記のように、凹部の内壁面に係合されるコイルスプリングの両端のフックと凹部内壁面との係合部から入力部材の回転を出力部材に伝達する構成であり、しかも、そのフックはコイルスプリングの端部を外径方向に折り曲げた線状のものであるため、強度的に優れているとはいえず、回転トルクが大きくなると変形し、凹部の内壁面に対する係合力が低下して、トルク伝達することができなくなる可能性があり、トルク伝達の信頼性を高める上において改善すべき点が残されている。
この発明の課題は、大きな回転トルクでも確実に伝達することができるようにしたトルク伝達の信頼性の高いスプリング式一方向クラッチを提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、駆動軸の外径面と、その駆動軸を中心にして回転自在に支持された被駆動部材の内径面間にスプリング収容空間を設け、そのスプリング収容空間内に組み込まれたクラッチスプリングを介して前記駆動軸の一方向の回転を前記被駆動部材に伝え、他方向の回転伝達を遮断するようにしたスプリング式一方向クラッチにおいて、前記クラッチスプリングが、前記駆動軸の外形面に締め代をもって嵌め合わされる巻方向の異なる2つのコイル部を同軸上に有し、一方のコイル部の巻き終わり端と他方のコイル部の巻き始め端がU字形の反転部を介して互いに連設された構成とされ、前記被駆動部材の内径面には前記クラッチスプリングのU字形反転部に対して係合可能な係合凸部を設けた構成を採用したのである。
上記の構成からなるスプリング式一方向クラッチにおいて、クラッチスプリングを形成する2つのコイル部は巻方向が異なるため、駆動軸が一方向に回転すると、一対のコイル部のそれぞれが縮径して駆動軸を締め付けることになり、上記駆動軸が他方向に回転すると、一対のコイル部のそれぞれが拡径することになる。
このため、2つのコイル部のそれぞれが縮径する方向に駆動軸を回転させると、一対のコイル部が駆動軸の外径面を締め付け、その締め付けによってクラッチスプリングが駆動軸と共に回転する。また、クラッチスプリングのU字形反転部が係合凸部に係合し、その係合部から駆動軸の回転が被駆動部材に伝達されることになり、被駆動部材が駆動軸と同方向に回転する。
また、駆動軸を上記と逆の方向に回転すると、2つのコイル部のそれぞれが拡径し、駆動軸の回転は被駆動部材に伝達されず、駆動軸のみがフリー回転する。
上記のように、駆動軸の一方向の回転は、クラッチスプリングに形成されたU字形反転部と被駆動部材の内径面に形成された係合凸部の係合部から被駆動部材に伝達されるため、駆動軸の回転を被駆動部材に確実に伝達することができる。
ここで、2つのコイル部の巻き数を同じとしておくと、一方のコイル部からU字形反転部を介して係合凸部に伝達される回転トルクと、他方のコイル部からU字形反転部を介して係合凸部に伝達される回転トルクとを同一の大きさとすることができるため、トルク伝達の安定化を図ることができる。
また、被駆動部材の内径面に係合凸部との間にU字形反転部がはめ込み可能な間隔をおいてずれ止め突起を設けておくと、そのずれ止め突起によってU字形反転部と係合凸部とを係合状態に保持することができるため、2つのコイル部の縮径によって駆動軸からクラッチスプリングに回転トルクが伝達されるとほぼ同時にその回転トルクを係合凸部に伝えることができる。このため、駆動軸の一方向の回転を被駆動部材に直ちに伝達することができ、スプリング式一方向クラッチの応答性を高めることができる。
この発明に係る一方向クラッチにおいて、被駆動部材の一端に内向きのフランジを設け、他端の内径面にリング状の蓋体を嵌合しておくと、その蓋体とフランジとでスプリング収容空間の両端開口を閉鎖することができるため、異物の侵入を防止することができ、異物の噛み込みによる耐久性の低下を抑制することができる。
また、フランジの内径面および蓋体の内径面をラジアル軸受面としておくと、駆動軸と被駆動部材を精度よく相対回転させることができる。
さらに、駆動軸の外側に、被駆動部材の一端面から外部に一端部が臨み、その一端部に対する制動力の負荷によって停止状態に保持される筒状の制御部材を回転自在に設け、その制御部材に2つのコイル部のそれぞれ端部に設けられた径方向外方に向く折曲げ片が当接可能な停止保持部を設けておくと、駆動軸から被駆動部材への回転トルクの伝達状態で上記制御部材を制動すると、2つのコイル部のそれぞれ端部に設けられた折曲げ片が停止保持部に当接し、2つのコイル部のそれぞれが拡径して、駆動軸から被駆動部材への回転伝達を遮断することができる。
上記のように、制御部材を設けることによって、駆動軸から被駆動部材への回転の伝達と遮断とを制御することができる。
ここで、制御部材として、半円筒部の軸方向一端部に連設された円筒状のボス部を設けた構成のものを採用することができる。その制御部材の採用においては、半円筒部がクラッチスプリングと被駆動部材の内径面間に配置され、ボス部の端部が被駆動部材の一端面から外部に臨む組み込みとし、上記半円筒部の周方向両端面をコイル部の端部に設けられた折曲げ片の停止保持部とする。
この発明に係るスプリング式一方向クラッチにおいては、上記のように、駆動軸の外形面に締め代をもって嵌め合わされる巻方向の異なる2つのコイル部をU字形反転部の両端に連設し、そのU字形反転部に被駆動部材の内径面に設けられた係合凸部を係合して、その係合部から駆動軸の回転を被駆動軸に伝達するようにしたので、大きな回転トルクでも被駆動軸に確実に伝達することができ、トルク伝達の信頼性の高いスプリング式一方向クラッチを得ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3は、この発明に係るスプリング式一方向クラッチの第1の実施の形態を示す。図1および図2に示すように、駆動軸1の外側には被駆動部としての出力ギヤ2が設けられている。
なお、被駆動部材は出力ギヤ2に限定されない。例えば、ローラであってもよく、あるいは、プーリであってもよい。
出力ギヤ2は、ボス部3を有し、そのボス部3の一端部に内向きのフランジ4が設けられ、そのフランジ4の内径面はラジアル軸受面5とされて駆動軸1の外径面で回転自在に支持されている。
また、ボス部3の他端部内には蓋体6が組み込まれている。蓋体6は環状凸部7を外周に有し、その環状凸部7がボス部3の他端部内周に形成された周方向の係合溝8に係合して蓋体6は取付状態とされている。この蓋体6の内周はラジアル軸受面6aとされて駆動軸1の外径面で回転自在に支持されている。
出力ギヤ2におけるボス部3の内径面と駆動軸1の外径面間にはスプリング収容空間9が形成されている。スプリング収容空間9は、上記フランジ4および蓋体6によって両端の開口が閉鎖され、そのスプリング収容空間9内にクラッチスプリング10が組み込まれている。
図1および図3に示すように、クラッチスプリング10は、駆動軸1の外径面に締め代をもって嵌め合わされる2つのコイル部10a、10bと、そのコイル部10a、10b間に設けられたU字形の反転部10cからなり、上記2つのコイル部10a、10bは巻方向が異なり、その左巻きコイル部10aと右巻きコイル部10bの巻き数は同じとされている。
クラッチスプリング10として、ここでは、断面が角形の線材からなるものを示したが、線材は角形に限定されず、丸形の線材であってもよい。
図1および図2に示すように、出力ギヤ2におけるボス部3の内径面には、係合凸部11とずれ止め突起12が周方向に間隔をおいて設けられている。係合凸部11はクラッチスプリング10のU字形反転部10cの内周に沿う形状とされ、その係合凸部11とずれ止め突起12間にU字形反転部10cが少しの余裕をもって嵌合されて、そのU字形反転部10cの内周に嵌合凸部11が係合している。
第1の実施の形態で示すスプリング式一方向クラッチは上記の構造からなり、駆動軸1が図1の矢印で示す方向に回転すると、クラッチスプリング10の左巻きコイル部10aおよび右巻きコイル部10bのそれぞれが縮径して駆動軸1の外径面を締め付け、クラッチスプリング10が駆動軸1と共に同方向に回転する。
このとき、クラッチスプリング10のU字形反転部10cは出力ギヤ2のボス部3の内径面に形成された係合凸部11に係合しているため、そのU字形反転部10cと係合凸部11の係合部から駆動軸1の回転が出力ギヤ2に伝達され、出力ギヤ2が駆動軸1と同方向に回転する。
上記のように、駆動軸1の矢印で示す方向の回転は、クラッチスプリング10に形成されたU字形反転部10cと出力ギヤ2の内径面に形成された係合凸部11の係合部から出力ギヤ2に伝達されるため、駆動軸1の回転は出力ギヤ2に確実に伝達される。
また、左巻きコイル部10aと右巻きコイル部10bの巻き数は同じとされているため、左巻きコイル部10aからU字形反転部10cを介して係合凸部11に伝達される回転トルクと、右巻きコイル部10bからU字形反転部10cを介して係合凸部11に伝達される回転トルクは同一の大きさとなり、係合凸部11に対して安定した回転力が負荷されることになり、出力ギヤ2は精度よく回転する。
ここで、駆動軸1を図1に示す矢印と反対の方向に回転すると、一対のコイル部10a、10bのそれぞれが拡径し、駆動軸1の回転は出力ギヤ2に伝達されず、駆動軸1のみがフリー回転する。
この時、ずれ止め突起12に対するU字形反転部10cの当接によってクラッチスプリング10は周方向にずれ動くのが防止され、U字形反転部10cは係合凸部11と係合する状態に保持される。このため、駆動軸1が図1に矢印で示す方向に再度回転すると、2つのコイル部10a、10bの縮径と同時に、駆動軸1の回転力がU字形反転部10cから係合凸部11に直ちに伝達されることになり、スプリング式一方向クラッチは素早く応答する。
図4乃至図7は、この発明に係るスプリング式一方向クラッチの第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態においては、駆動軸1の外側に制御部材20を回転自在に設け、その制御部材20の制動および制動解除によって駆動軸1かた出力ギヤ2への回転の伝達と遮断とを制御できるようにしている。
ここで、制御部材20は、半円筒部21の軸方向一端部に円筒状のボス部22を設けた構成とされている。この制御部材20は、半円筒部21がクラッチスプリング10と出力ギヤ2の内径面間に配置され、ボス部22の端部が出力ギヤ2の開口端部に取付けられた蓋体6の内径面に挿通されて外部に臨む組み込みとされ、そのボス部22の外部に臨む端部に制御ギヤ23が取付けられている。また、半円筒部21の周方向両端面は、左巻きコイル部10aおよび右巻きコイル部10bの端部に設けられた外向きの折曲げ片24と周方向で対向して、その折曲げ片24の停止保持部25とされている。
他の構成は、図1乃至図3に示す実施の形態と同一とされている。このため、第1の実施の形態と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略する。なお、第2の実施の形態では、U字形反転部10cと折曲げ片24の位置関係から停止保持部25に切欠部26を形成しているが、折曲げ片24をU字形反転部10cに対して周方向一方に位置をずらして形成することにより、上記切欠部26を省略することができる。
第2の実施の形態で示すスプリング式一方向クラッチにおいて、駆動軸1を図4の矢印で示す方向に回転すると、第1の実施の形態で示すスプリング式一方向クラッチと同様に、左巻きコイル部10aおよび右巻きコイル部10bが縮径して駆動軸1の外径面を緊縛し、クラッチスプリング10が駆動軸1と同方向に回転する。
そのクラッチスプリング10の回転は、U字形反転部10cと係合凸部11の係合部から出力ギヤ2に伝達されて、出力ギヤ2が駆動軸1と同方向に回転する。
ここで、クラッチスプリング10の回転時、左巻きコイル部10aおよび右巻きコイル部10bのそれぞれ端部に形成された折曲げ片24が制御部材20に形成された停止保持部25に当接し、その当接部から制御部材20にクラッチスプリング10の回転が伝達され、制御部材20およびその制御部材20のボス部22に取付けられた制御ギヤ23が駆動軸1と同方向に回転する。
出力ギヤ2の回転状態において、制御ギヤ23に制動力を付与して停止させると、駆動軸1と共に回転するクラッチスプリング10の左巻きコイル部10aおよび右巻きコイル部10bのそれぞれ端部に設けられた折曲げ片24が停止保持部25に対する当接によって停止状態に保持されるため、左巻きコイル部10aおよび右巻きコイル部10bのそれぞれが拡径し、駆動軸1から出力ギヤ2への回転伝達が遮断され、駆動軸1がフリー回転する。
また、駆動軸1のフリー回転状態において、制御ギヤ23に対する制動力の負荷を解除すると、左巻きコイル部10aおよび右巻きコイル部10bのそれぞれが縮径して駆動軸1の外径面を緊縛し、駆動軸1の回転が出力ギヤ2に伝達される。
第2の実施の形態のように、制御部材20を設けることによって、駆動軸1から出力ギヤ2への回転の伝達と遮断とを制御することができる。
1 駆動軸
2 出力ギヤ(被駆動部材)
4 内向きフランジ
5 ラジアル軸受面
6 蓋体
6a ラジアル軸受面
9 スプリング収容空間
10 クラッチスプリング
10a 左巻きコイル部
10b 右巻きコイル部
10c U字形反転部
11 係合凸部
12 ずれ止め突起
20 制御部材
21 半円筒部
22 ボス部
23 制御ギヤ
24 折曲げ片
25 停止保持部
2 出力ギヤ(被駆動部材)
4 内向きフランジ
5 ラジアル軸受面
6 蓋体
6a ラジアル軸受面
9 スプリング収容空間
10 クラッチスプリング
10a 左巻きコイル部
10b 右巻きコイル部
10c U字形反転部
11 係合凸部
12 ずれ止め突起
20 制御部材
21 半円筒部
22 ボス部
23 制御ギヤ
24 折曲げ片
25 停止保持部
Claims (9)
- 駆動軸の外径面と、その駆動軸を中心にして回転自在に支持された被駆動部材の内径面間にスプリング収容空間を設け、そのスプリング収容空間内に組み込まれたクラッチスプリングを介して前記駆動軸の一方向の回転を前記被駆動部材に伝え、他方向の回転伝達を遮断するようにしたスプリング式一方向クラッチにおいて、
前記クラッチスプリングが、前記駆動軸の外形面に締め代をもって嵌め合わされる巻方向の異なる2つのコイル部を同軸上に有し、一方のコイル部の巻き終わり端と他方のコイル部の巻き始め端がU字形の反転部を介して互いに連設された構成とされ、前記被駆動部材の内径面には前記クラッチスプリングのU字形反転部に対して係合可能な係合凸部を設けたことを特徴とするスプリング式一方向クラッチ。 - 前記2つのコイル部は、巻き数が同じとされた請求項1に記載のスプリング式一方向クラッチ。
- 前記被駆動部材の内径面に前記係合凸部との間にU字形反転部をはめ込み可能な間隔をおいてずれ止め突起を設けた請求項1又は2に記載のスプリング式一方向クラッチ。
- 前記被駆動部材の一端に内向きのフランジを設け、他端の内径面にリング状の蓋体を嵌合し、その蓋体と前記フランジとで前記スプリング収容空間の両端開口を閉鎖した請求項1乃至3のいずれかの項に記載のスプリング式一方向クラッチ。
- 前記フランジの内径面および蓋体の内径面をラジアル軸受面とした請求項4に記載のスプリング式一方向クラッチ。
- 前記駆動軸の外側に、被駆動部材の一端面から外部に一端部が臨み、その一端部に対する制動力の負荷によって停止状態に保持される筒状の制御部材を回転自在に設け、その制御部材に前記2つのコイル部のそれぞれ端部に設けられた径方向外方に向く折曲げ片が当接可能な停止保持部を設けた請求項1乃至5のいずれかの項に記載のスプリング式一方向クラッチ。
- 前記制御部材が、半円筒部およびその半円筒部の軸方向一端部に連設された円筒状のボス部を有し、前記半円筒部がクラッチスプリングと被駆動部材の内径面間に配置されて、ボス部の端部が被駆動部材の一端面から外部に臨む組み込みとされ、前記半円筒部の周方向両端面が前記停止保持部とされた請求項6に記載のスプリング式一方向クラッチ。
- 前記ボス部の外部に臨む端部に回転制動用の制御ギヤを取付けた請求項7に記載のスプリング式一方向クラッチ。
- 前記被駆動部材が、ローラ、ギヤおよびプーリの一種からなる請求項1乃至8のいずれかの項に記載のスプリング式一方向クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010273495A JP2012122542A (ja) | 2010-12-08 | 2010-12-08 | スプリング式一方向クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010273495A JP2012122542A (ja) | 2010-12-08 | 2010-12-08 | スプリング式一方向クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012122542A true JP2012122542A (ja) | 2012-06-28 |
Family
ID=46504195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010273495A Pending JP2012122542A (ja) | 2010-12-08 | 2010-12-08 | スプリング式一方向クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012122542A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113202913A (zh) * | 2020-01-31 | 2021-08-03 | 马渊马达株式会社 | 减速器以及齿轮式马达 |
-
2010
- 2010-12-08 JP JP2010273495A patent/JP2012122542A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113202913A (zh) * | 2020-01-31 | 2021-08-03 | 马渊马达株式会社 | 减速器以及齿轮式马达 |
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