JP2012121730A - 容器保持搬送装置および容器保持搬送方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円周経路Rに沿って旋回移動して容器を保持搬送する容器保持部20に、左右一対の開閉軸31R,31Lに開閉自在に支持された左右のクランプアーム21R,21Lを設け、クランプアーム21R,21Lの遊端側に、容器Bの胴部を把持可能な2つの把持面25o,25iを有する把持爪25を揺動軸23を中心に開閉自在に設け、把持爪25を開動方向に付勢する開放コイルばね24と、把持爪25の閉止限となる閉止ストッパ26とを設け、左右の揺動軸23の軸心を結ぶ直線が円周経路Rより外側に位置するように揺動軸23を配置し、左右の把持爪25間から容器保持位置P側に押し込まれる容器Bが、揺動軸23の軸心を結ぶ直線を越え、クランプアーム21R,21Lの閉動力により把持爪25を閉動させて容器Bを4つの把持面25o,25iで容器Bの胴部を抱き込むように保持し容器保持位置P迄移動する。
【選択図】図1
Description
旋回テーブル(14)の外周部に周方向に一定間隔ごとに配置される容器保持部(20)に、搬入経路(L1)から供給される容器(B)を受け取り保持して円周経路(R)に沿って搬送する容器保持装置(10)であって、
容器保持部(20)に、旋回テーブル(14)の旋回軸心(O1)を中心とする半径方向で容器保持位置(OP)を通る保持軸心(Lc)に等間隔あけて配置された左右一対の開閉軸(31R,31L)と、これら各開閉軸(31R,31L)を介して開閉自在にそれぞれ設けられた左右一対のクランプアーム(21R,21L)と、これら左右のクランプアーム(21R,21L)の遊端部に前記開閉軸(31R,31L)と平行な揺動軸(23)を中心に開閉自在に支持されるとともに、容器(B)の側部を把持し得る2つの把持面(25o,25i)がそれぞれ所定の把持角(α)を有して形成された左右一対の把持爪(25)と、前記左右のクランプアーム(21R,21L)にそれぞれ設けられて把持爪(25)を開動方向に付勢する開放付勢部材(24)と、前記左右のクランプアーム(21R,21L)にそれぞれ設けられて把持爪(25)の閉止源を規制する閉止ストッパ(26)と、前記左右のクランプアーム(21R,21L)を前記開閉軸(31R,31L)を介して開閉駆動するアーム開閉機構(30)とを具備し、
且つ前記左右の揺動軸(23)の軸心同士を結ぶ直線が円周経路(R)の外側に位置するように当該左右の揺動軸(23)を配置し、
搬入経路(L1)上の容器(B)が左右の把持爪(25)間に入り、左右の把持爪(25)の4つの把持面(25o,25i)で容器(B)が把持され前記直線から円周経路(R)上の容器保持位置(P)に移動される際に、前記左右のクランプアーム(21R,21L)の閉動と、左右の揺動軸(23)を結ぶ前記直線が円周経路(R)の外側に位置されていることにより、左右の把持爪(25)がそれぞれ閉動されて、前記4つの把持面(25o,25i)のうち、旋回軸心(01)の外周側の2つの把持面(25o)を互いに接近させるように前記4つの把持面(25o,25i)で容器(B)を抱き込んで把持し旋回軸心(01)側に移動させ保持するものである。
クランプアーム(21R,21L)の閉止ストッパ(26)に、把持爪(25)の閉止限を調整可能な閉止調整具(27)を設けたものである。
アーム開閉機構(30)は、
クランプアーム(21R,21L)がそれぞれ固定された左右の前記開閉軸(31R,31L)を互いに逆方向に回転するように連動して左右のクランプアーム(21R,21L)を開閉する連動部材(32)と、旋回テーブル(14)の周方向に配置されて少なくとも容器保持位置(P)の円周経路(R)上で容器(B)を把持するクランプ位置(Pc)に対応して配置される閉動カム(35B)および円周経路(R)上で容器(B)を解放するアンクランプ位置(Pu)に対応して配置される開動カム(35A)と、前記アーム開閉機構(30)は左右一方の前記開閉軸(31R,31L)にカムレバー(34)を介して設けられて前記閉動カム(35A)および前記開動カム(35B)に当接されるカムフォロワ(33)と、クランプアーム(21R,21L)を閉動方向に付勢するとともにカムフォロワ(33)を前記閉動カム(35A)および前記開動カム(35B)にそれぞれ当接させる拘束付勢部材(36)とを有し、
前記開動カム(35A)および前記閉動カム(35B)を水平面内でそれぞれ変位させてクランプアーム(21R,21L)の開度を調整可能な開度調整機構(41,51)を、閉動カム軸(Ca)を中心に閉動カム(35A)を回動してクランプ位置(Pc)に対応する閉動カム(35A)の閉動カム面(35Af)を容器(B)の外径に対応して変位させる閉動カム調整駆動部(44)と、開動カム軸(Cb)を中心に開動カム(35B)を回動してアンクランプ位置(Pu)に対応する開動カム(35B)の開動カム面(35Bd)を容器(B)の外径に対応して変位させる開動カム調整駆動部(54)とを有する回動変位式としたものである。
容器(B)を、搬入経路(L1)から旋回テーブル(14)の外周部で円周経路(R)に沿って一定間隔ごとに配置された容器保持部(20)に供給し、
前記容器保持部(20)に具備された、旋回テーブル(14)の旋回軸心(O1)を中心とする半径方向の保持軸心(Lc)に等間隔をあけて配置された左右一対の開閉軸(31R,31L)と、当該開閉軸(31R,31L)を介して開閉自在にそれぞれ設けられた左右のクランプアーム(21R,21L)と、当該左右のクランプアーム(21R,21L)の遊端側にそれぞれ前記開閉軸(31R,31L)と平行に配置され、互いの軸心を結ぶ直線が円周経路(R)の外側に位置する揺動軸(23)と、当該左右の揺動軸(23)に開閉自在に支持されて、容器(B)の側部を把持し得る2つの把持面(25o,25i)がそれぞれ所定の把持角αを有して形成された左右一対の把持爪(25)と、前記左右のクランプアーム(21R,21L)にそれぞれ設けられて把持爪(25)を開動方向に付勢する開放付勢部材(24)と、前記左右のクランプアーム(21R,21L)にそれぞれ設けられて把持爪(25)の閉止限を規制する閉止ストッパ(26)と、を使用し、前記直線より旋回軸心(O1)側に設定された円周経路(R)上の容器保持位置(P)で、前記左右のクランプアーム(21R,21L)により把持爪(25)を介して容器(B)を保持し搬送する容器の保持搬送方法であって、
搬入経路(L1)上の容器(B)が円周経路(R)に接近して、開放状態から閉動される前記左右のクランプアーム(21R,21L)の把持爪(25)間に送り込まれ、当該把持爪(25)の4つの前記把持面(25o,25i)が容器(B)の胴部にそれぞれ当接して保持し、
容器(B)が搬入経路(L1)上を移動されるに従って容器(B)が容器保持位置(P)に向かって押し込まれ、揺動軸(23)の軸心を結ぶ前記直線を越えて移動される際に、クランプアーム(21R,21L)の閉動と、当該直線より左右の揺動軸(23)が円周経路(R)の外側に位置されていることにより、左右の把持爪(23)がそれぞれ閉動されて、前記4つの前記把持面(25o,25i)のうち、旋回軸心(O1)の外周側の2つの把持面(25o)が互いに接近するように前記4つの前記把持面(25o,25i)で容器(B)を抱き込んで把持し容器保持位置(P)まで移動させて保持するものである。
[実施の形態1]
充填設備に設けられて容器保持装置を有する供給搬送装置について、図面を参照して説明する。
図6に示すように、この充填設備は、搬送用のスクリュー軸1aを有する入口コンベヤ(容器搬入装置)1から供給される容器を、供給搬送装置2を介して充填装置(容器搬出装置)3に供給して容器内に液を充填する。ついで容器を充填装置3から第1中間搬送装置4を介して王冠キャッパー5に供給して容器Bの口部にキャップを装着する。さらに容器を、王冠キャッパー5から第2中間搬送装置6を介して増締キャッパー7に供給して容器Bのキャップを増締する。さらに容器を増締キャッパー7から排出搬送装置8を介して出口コンベヤ9に排出するものである。
供給搬送装置2を参照して容器保持装置を説明する。
図2および図3に示すように、この供給搬送装置2は、テーブル旋回装置15により回転駆動される旋回テーブル14の外周部に一定間隔ごとに配置された容器保持部20を具備し、これら容器保持部20に容器保持装置10がそれぞれ設けられている。そして入口コンベヤ1の搬入経路LIからスクリュー軸1aを介して順次搬入される少なくとも胴部が円形の容器Bを、クランプ位置Pcで容器保持装置10により容器保持部20に受け取り、円周経路Rに沿って容器Bを搬送した後、アンクランプ位置Puで容器保持装置10から充填装置3の保持装置(図示せず)に容器Bを受け渡すように構成されている。充填装置3では、容器Bを充填経路LOに沿って搬送しつつ容器Bに充填液を充填する。
容器保持部20に設けられた容器保持装置10は、スターホイールやアウターガイドなどを使用しないで、左右一対のクランプアーム21R,21Lにより、胴部外径の異なる容器Bを把持可能なものである。容器保持部20は、旋回テーブル14に旋回軸心O1を中心とする円周経路R上に沿って一定間隔ごとに配置されている。図1,図4および図5に示すように、旋回テーブル14に、旋回軸心O1を中心とする半径方向で容器保持位置Pを通る保持軸心Lcに等しい離間距離Lsをあけて左右一対の開閉軸31R,31Lが軸受スリーブ16を介して回転自在に支持され、これら開閉軸31R,31Lの上部にクランプアーム21R,21Lがそれぞれ固定されている。また開閉軸31R,31Lの下部に、開閉軸31R,31Lを互いに異なる方向に回転させてクランプアーム21R,21Lを開閉させる連動ギヤ(連動部材)32が互いに噛合するように取り付けられている。また、左(または右)の開閉軸31Lの下端部に、クランプアーム21R,21Lを開閉するカムレバー(カム受動部材)34が取り付けられ、カムレバー34の遊端部にカムフォロア(カム受動部材)33が開閉軸31R,31Lに平行な支持ピン34aを介して回転自在に設けられている。さらに、カムレバー34の支持ピン34aと旋回テーブル14の下面に突設された支持ボルトとの間に、クランプアーム21R,21Lを閉動方向に付勢する拘束付勢部材である拘束コイルばね36が連結されている。そして旋回テーブル14の下部で旋回軸心O1の周囲に、カムフォロア33を介してクランプアーム21R,21Lを開閉する開閉カムである閉動カム35Aと開動カム35Bとが配設されている。これら連動ギヤ32、カムレバー34、カムフォロア33、拘束コイルばね36、閉動カム35Aおよび開動カム35Bにより、クランプアーム21R,21Lを開閉するアーム開閉機構30が構成される。
図2に示すように、旋回軸心O1を中心とし容器保持位置Pを通る円周経路Rは、クランプ位置Pcからアンクランプ位置Puに旋回移動方向に沿って、加圧経路部Raと保持経路部Rbと減圧経路部Rcとが順次設けられ、またアンクランプ位置Puからクランプ位置Pcに旋回移動方向に沿って、開動経路部Rdと復帰経路部Reと閉動経路部Rfとが順次設けられている。
図3、図8、図9に示すように、この供給搬送装置2には、容器Bの胴部外径に対応して、閉動カム35Aおよび開動カム35Bをそれぞれ水平面内で変位させてクランプアーム21R,21Lの開度を調整する開動用開度調整機構41と閉動用開度調整機構51とが設けられている。これら開動用・閉動用開度調整機構41,51は、クランプ位置Pcおよびアンクランプ位置Puにおけるカムフォロワ33のカム面当たり位置で、クランプアーム21R,21Lの開度を、把持爪25の4つの把持面25o,25iが無加圧状態で容器Bに当接して保持できるように調整可能に構成したことに特徴を有している。これら開動用・閉動用開度調整機構41,51では、たとえば閉動カム35Aを閉動カム軸Caを中心に回動してカム面を水平面内で変位させるとともに、開動カム35Bを開動カム軸Cbを中心に回動してカム面を水平面内で変位させる回動変位式に構成されている。
閉動用開度調整機構41は、カム軸設置域(イ)に、それぞれ基台11を貫通する軸受スリーブ42を介して回転自在に立設された閉動カム軸Caと、閉動カム軸Caの上端部に取り付けられて閉動カム35Aを支持するカム取付ベース43と、閉動カム軸Caを回動させる閉動カム調整駆動部44とを具備し、この閉動カム調整駆動部44は、閉動カム軸Caの下端部に取り付けられた受動タイミングギヤ45と、減速機付き開度調整モータ(サーボモータ)46により回転駆動される駆動タイミングギヤ47と、受動タイミングギヤ45と駆動タイミングギヤ47との間に巻張されたタイミングベルト48とを有している。
クランプ位置Pcで容器Bを容器保持部20に受け取る時は、図7(a)に示すように、閉動経路部Rfでは、入口コンベヤ1のスクリュー軸1aにより搬入経路LIに沿って送り込まれる容器Bが、開放状態のクランプアーム21R,21L間に搬入されるとともに、カムフォロワ33が閉動カム35Aの開放カム面35Aeから閉動カム面35Afに転動して、クランプアーム21R,21Lが開放限から閉動される。そして、容器Bが把持爪25間に送り込まれて内把持面25iに当接すると、開放コイルばね24に抗して容器Bが把持爪25を押し込み閉動させる。
さらに加圧経路部Raでは、カムフォロワ33が加圧カム面35Aaを転動して拘束コイルばね36のばね力がクランプアーム21R,21Lに作用し把持爪25により容器Bの胴部が挟圧把持される。そして、閉止限調整部37によりカムレバー34が係止されて、拘束コイルばね36による適正な加圧力で把持爪25により容器Bの胴部が把持される。
1)クランプアーム21R,21Lの遊端部に、開放コイルばね24により開動方向に付勢された把持爪25をそれぞれ開閉自在に設けたので、クランプアーム21R,21Lを開放した時に把持爪25をクランプアーム21R,21Lより大きく開放することができ、クランプアーム21R,21Lが小さい開放角であっても、把持爪25により胴部外径の大きい容器Bを受け渡しすることができる。
O2 容器軸心
R 円周経路
B 容器
P 容器保持位置
Pc クランプ位置
Pu アンクランプ位置
(イ) カム軸設置域
(ロ) カム軸設置域
1 入口コンベヤ
2 供給搬送装置
3 充填装置
10 容器保持装置
13 旋回軸
14 旋回テーブル
15 テーブル旋回装置
20 容器保持部
21R,21L クランプアーム
22 アーム本体
23 揺動軸
24 開放コイルばね(開放付勢部材)
25 把持爪
25o 外把持面
25i 内把持面
26 閉止ストッパ
27 閉止調整具
30 アーム開閉機構
31R,31L 開閉軸
32 連動ギヤ(連動部材)
33 カムフォロワ(受動カム部材)
34 カムレバー(受動カム部材)
35A 閉動カム(開閉カム)
35B 開動カム(開閉カム)
36 拘束コイルばね(拘束付勢部材)
37 閉止限調整部
37a ストッパピン
37b 調整ボルト
38 空間部
Ca 閉動カム軸
Cb 開動カム軸
41 閉動用開度調整機構
44 閉動カム調整駆動部
51 開動用開度調整機構
54 開動カム調整駆動部
61 スライド式開度調整機構
65A 閉動カム
65B 開動カム
65C 固定カム
Claims (4)
- 旋回テーブルの外周部に周方向に一定間隔ごとに配置される容器保持部に、搬入経路から供給される容器を受け取り保持して円周経路に沿って搬送する容器保持搬送装置であって、
容器保持部に、旋回テーブルの旋回軸心を中心とする半径方向で容器保持位置を通る保持軸心に等間隔あけて配置された左右一対の開閉軸と、これら各開閉軸を介して開閉自在にそれぞれ設けられた左右一対のクランプアームと、これら左右のクランプアームの遊端部に前記開閉軸と平行な揺動軸を中心に開閉自在に支持されるとともに、容器の側部を把持し得る2つの把持面がそれぞれ所定の把持角を有して形成された左右一対の把持爪と、前記左右のクランプアームにそれぞれ設けられて把持爪を開動方向に付勢する開放付勢部材と、前記左右のクランプアームにそれぞれ設けられて把持爪の閉止限を規制する閉止ストッパと、前記左右のクランプアームを前記開閉軸を介して開閉駆動するアーム開閉機構とを具備され、
且つ前記左右の揺動軸の軸心同士を結ぶ直線が円周経路の外側に位置するように当該左右の揺動軸を配置し、
搬入経路上の容器が左右の把持爪間に入り、前記左右のクランプアームの閉動により左右の把持爪の4つの把持面で容器が把持され前記直線から円周経路上の容器保持位置に移動される際に、前記左右のクランプアームの閉動と、左右の揺動軸を結ぶ前記直線が円周経路の外側に位置されていることにより、左右の把持爪がそれぞれ閉動されて、前記4つの把持面のうち、旋回軸心の外周側の2つの把持面が互いに接近するように前記4つの把持面で容器を抱き込んで把持し旋回軸心側に移動させる
ことを特徴とする容器保持搬送装置。 - クランプアームの閉止ストッパに、把持爪の閉止限を調整可能な閉止調整具を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の容器保持搬送装置。 - アーム開閉機構は、
クランプアームがそれぞれ固定された左右の開閉軸を互いに逆方向に回転するように連動して左右のクランプアームを開閉する連動部材と、旋回テーブルの周方向に配置されて少なくとも容器保持位置の円周経路上で容器を把持するクランプ位置に対応して配置される閉動カムおよび円周経路上で容器を解放するアンクランプ位置に対応して配置される開動カムと、左右一方の前記開閉軸にカムレバーを介して設けられて前記閉動カムおよび前記開動カムに当接されるカムフォロワと、クランプアームを閉動方向に付勢して前記カムフォロワを前記開動カムおよび前記閉動カムに当接させる拘束付勢部材とを有し、
前記開動カムおよび前記閉動カムを水平面内でそれぞれ変位させてクランプアームの開度を調整可能な開度調整機構を設け、
当該開度調整機構を、閉動カム軸を中心に閉動カムを回動してクランプ位置に対応する閉動カムの閉動カム面を容器の外径に対応して変位させる閉動カム調整駆動部と、前記開動カム軸を中心に開動カムを回動してアンクランプ位置に対応する開動カムの開動カム面を容器の外径に対応して変位させる開動カム調整駆動部とを有する回動変位式とした
ことを特徴とする請求項1または2記載の容器保持搬送装置。 - 容器を、搬入経路から旋回テーブルの外周部で円周経路に沿って一定間隔ごとに配置された容器保持部に供給し、
前記容器保持部に具備された、旋回テーブルの旋回軸心を中心とする半径方向の保持軸心に等間隔をあけて配置された左右一対の開閉軸と、当該開閉軸を介して開閉自在にそれぞれ設けられた左右のクランプアームと、当該左右のクランプアームの遊端側にそれぞれ前記開閉軸と平行に配置され、互いの軸心を結ぶ直線が円周経路の外側に位置する揺動軸と、当該左右の揺動軸に開閉自在に支持されて、容器の側部を把持し得る2つの把持面がそれぞれ所定の把持角αを有して形成された左右一対の把持爪と、前記左右のクランプアームにそれぞれ設けられて把持爪を開動方向に付勢する開放付勢部材と、前記左右のクランプアームにそれぞれ設けられて把持爪の閉止限を規制する閉止ストッパと、を使用し、前記左右のクランプアームにより把持爪を介して円周経路上の容器保持位置で容器を保持し搬送する容器の保持搬送方法であって
搬入経路上の容器が円周経路に接近して、開放状態から閉動される前記左右のクランプアームの把持爪間に送り込まれ、当該把持爪の4つの前記把持面が容器の胴部にそれぞれ当接して保持し、
容器が搬入経路上を移動されるに従って容器が容器保持位置に向かって押し込まれ、揺動軸の軸心を結ぶ前記直線を越えて移動される際に、クランプアームの閉動と、当該直線より左右の揺動軸が円周経路の外側に位置されていることにより、左右の把持爪がそれぞれ閉動されて、前記4つの把持面のうち、旋回軸心の外周側の2つの把持面が互いに接近するように前記4つの把持面で容器を抱き込んで把持し容器保持位置まで移動させて保持する
ことを特徴とする容器保持搬送方法。
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