JP2012121495A - クラッチの学習制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッチに関する学習機会を適切に確保することができるクラッチの学習制御装置を提供すること。
【解決手段】エンジンと、制御可能なクラッチと、クラッチを介してエンジンと接続されたモータと、を有するハイブリッドシステムを備え、ハイブリッドシステムの起動時にエンジンの始動要求がある(S1否定)場合、エンジンを運転させてクラッチを係合させたときのクラッチよりもモータ側の回転数の増加に基づいてクラッチの係合度合いに関して学習し(S5〜S8)、起動時にエンジンの始動要求がない(S1肯定)場合、モータに動力を出力させてクラッチを係合させたときのクラッチよりもモータ側の回転数の減少に基づいてクラッチの係合度合いに関して学習する(S2〜S4、S8)。
【選択図】図1

Description

本発明は、クラッチの学習制御装置に関する。
従来、クラッチの学習を行う技術が提案されている。特許文献1には、EV走行モード時に可動子(ピストン)を締結側に移動させ、またはHEV走行モード時に可動子(ピストン)を開放側に移動させて、伝達トルク容量TCL1と相関する変数(エンジン回転数Ne等)の変化を検出することに基づきスタンバイ位置を補正する待機位置補正手段を有する車両の制御装置の技術が開示されている。
特許文献2には、第1,第2クラッチのうちの対象外のクラッチを解放状態に維持し、モータを回転駆動するとともに対象クラッチを係合させていき、対象クラッチの係合動作時に回転変動を検出したら、この時の係合指令値を学習値として記憶手段に記憶しておき、記憶した学習値を所定量だけ非係合側に減少補正した基準指令値に基づき対象クラッチの非係合時の制御を行なうハイブリッド車のクラッチ制御装置の技術が開示されている。
特開2009−006781号公報 特開2001−113971号公報
車両においてクラッチに関する学習制御を行う学習機会を十分に確保できることが望まれている。学習機会が不足すると、クラッチの制御における精度を向上させるために要する時間が増加してしまう可能性がある。
本発明の目的は、クラッチに関する学習機会を適切に確保することができるクラッチの学習制御装置を提供することである。
本発明のクラッチの学習制御装置は、エンジンと、制御可能なクラッチと、前記クラッチを介して前記エンジンと接続されたモータと、を有するハイブリッドシステムを備え、前記ハイブリッドシステムの起動時に前記エンジンの始動要求がある場合、前記エンジンを運転させて前記クラッチを係合させたときの前記クラッチよりも前記モータ側の回転数の増加に基づいて前記クラッチの係合度合いに関して学習し、前記起動時に前記エンジンの始動要求がない場合、前記モータに動力を出力させて前記クラッチを係合させたときの前記クラッチよりも前記モータ側の回転数の減少に基づいて前記クラッチの係合度合いに関して学習することを特徴とする。
上記クラッチの学習制御装置において、前記モータは、前記ハイブリッドシステムを搭載した車両における前記クラッチよりも駆動輪側に配置されており、前記モータおよび前記クラッチと前記駆動輪との動力の伝達経路を遮断した状態で前記学習を行うことが好ましい。
上記クラッチの学習制御装置において、前記クラッチは、前記エンジンの出力軸と前記車両の変速機の入力軸とを接続するものであって、前記モータは、前記変速機の入力軸に連結されており、前記変速機をニュートラルとした状態で前記学習を行うことが好ましい。
上記クラッチの学習制御装置において、前記起動時に前記エンジンの始動要求がない場合、前記モータを一定の回転数で回転させているときに前記クラッチを係合させ、前記クラッチよりも前記モータ側の回転数の減少に基づいて前記クラッチの係合度合いに関して学習することが好ましい。
上記クラッチの学習制御装置において、前記クラッチを係合させるときの前記クラッチの係合開始点を学習することが好ましい。
本発明に係るクラッチの学習制御装置は、エンジンと、制御可能なクラッチと、クラッチを介してエンジンと接続されたモータと、を有するハイブリッドシステムを備え、ハイブリッドシステムの起動時にエンジンの始動要求がある場合、エンジンを運転させてクラッチを係合させたときのクラッチよりもモータ側の回転数の増加に基づいてクラッチの係合度合いに関して学習する。一方、クラッチの学習制御装置は、ハイブリッドシステムの起動時にエンジンの始動要求がない場合、モータに動力を出力させてクラッチを係合させたときのクラッチよりもモータ側の回転数の減少に基づいてクラッチの係合度合いに関して学習する。本発明に係るクラッチの学習制御装置によれば、クラッチに関する学習機会を適切に確保することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るクラッチの学習制御装置の動作を示すフローチャートである。 図2は、実施形態のクラッチの学習制御装置が搭載されたハイブリッド車両を示す図である。 図3は、クラッチの詳細を示す図である。 図4は、エンジンの始動要求がない場合の学習制御を説明する図である。 図5は、エンジンの始動要求がある場合の学習制御を説明する図である。
以下に、本発明の実施形態に係るクラッチの学習制御装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(実施形態)
図1から図5を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、クラッチの学習制御装置に関する。図1は、実施形態に係るクラッチの学習制御装置の動作を示すフローチャート、図2は、実施形態のクラッチの学習制御装置が搭載されたハイブリッド車両を示す図である。
本実施形態のハイブリッド車両100は、モータジェネレータ3をトランスミッションの入力軸2Aに接続できる機構、および自動クラッチ機構を有している。クラッチの学習制御装置1−1は、クラッチ5の係合開始点の学習を行う。クラッチの学習制御装置1−1は、ハイブリッドシステム110の起動時にエンジン1を始動する必要がない場合には、トランスミッションの入力軸2Aにモータジェネレータ3を接続し、入力軸2Aを一定回転に保った後にクラッチ板を接近させ、入力軸回転数の低下を検出する。入力軸回転数の低下を係合開始点として学習することで、エンジン1を始動させることなく学習を完了させる。
一方、クラッチの学習制御装置1−1は、ハイブリッドシステム110の起動時にエンジンを始動する場合には、停止もしくは連れ回りにより極低回転している入力軸2Aの回転数が、クラッチ5の係合開始により増加する点を検出し、係合開始点として学習する。これにより、本実施形態のクラッチの学習制御装置1−1によれば、モータジェネレータ3またはエンジン1の都合のよい方を使用してクラッチ5に関する学習制御を行うことが可能となる。
本実施形態は、以下の構成を有する車両を前提とする。
(1)モータ(トランスミッション入力軸に接続)。
(2)トランスミッション入力軸回転を検出できる機構、もしくはモータ回転数を検出できる機構。
(3)クラッチ操作を自動的に行う機構とアクチュエータ。
図2において、符号100は、本実施形態に係るクラッチの学習制御装置1−1が搭載されたハイブリッド車両を示す。クラッチの学習制御装置1−1は、エンジン1、変速機2、モータジェネレータ3およびクラッチ5を有するハイブリッドシステム110と、ハイブリッドシステム110を制御可能なECU30とを備える。
エンジン1は、ハイブリッド車両100の動力源であり、燃料の燃焼エネルギーをクランクシャフト11の回転運動に変換して出力する。
変速機2は、自動制御式マニュアルトランスミッション(AMT;Automated Manual Transmission)である。変速機2は、アクチュエータによって変速操作(ギア段の切り替え)が自動的に行われる。変速機2は、入力軸2A、出力軸2Bおよび相互にギア比が異なる複数のギア対21,22,23,24を有する。入力軸2Aは、クラッチ5を介してエンジン1のクランクシャフト11に接続されている。各ギア対21,22,23,24の一方は入力軸2Aに配置されており、他方は出力軸2Bに配置されている。各ギア対21,22,23,24は、常時噛み合っており、シンクロメッシュ機構によって、入力軸2Aと出力軸2Bとの間で動力を伝達する動力伝達状態と、入力軸2Aと出力軸2Bとの間で動力を伝達しない非伝達状態とに切り替えられる。
変速機2のアクチュエータは、シンクロメッシュ機構を作動制御することにより、各ギア対21,22,23,24のいずれかを動力伝達状態とし、他のギア対を非伝達状態にすることができる。これにより、変速機2において動力伝達状態とされたギア対に応じた変速比で入力軸2Aから出力軸2Bに回転を伝達することができる。また、変速機2のアクチュエータは、全てのギア対21,22,23,24を非伝達状態として変速機2をニュートラル状態とすることができる。
変速機2の入力軸2Aには、モータジェネレータ(モータ)3が連結されている。モータジェネレータ3は、入力軸2Aおよびクラッチ5を介してエンジン1と接続されている。モータジェネレータ3は、ステータ3aおよびロータ3bを有する。モータジェネレータ3は、電力の供給により駆動する電動機としての機能(力行機能)と、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機としての機能(回生機能)とを兼ね備えている。モータジェネレータ3としては、例えば、交流同期型のモータジェネレータを用いることができる。ロータ3bは入力軸2Aに対して一体回転可能に連結されている。バッテリ4は、充放電が可能な蓄電装置である。バッテリ4は、モータジェネレータ3と電気的に接続されており、モータジェネレータ3と電力を授受できる。
出力軸2Bには、出力軸2Bと一体に回転するドライブピニオンギア26が設けられている。ドライブピニオンギア26は、差動機構12のリングギア13と噛み合っている。エンジン1やモータジェネレータ3から入力軸2Aを介して出力軸2Bに入力された動力は、差動機構12およびドライブシャフト14を介して駆動輪16に伝達される。
クラッチ5は、摩擦係合式のクラッチ装置であり、入力される制御量によって係合度合いを制御可能なものである。図3は、クラッチ5の詳細を示す図である。本実施形態のクラッチ5は、乾式単板の摩擦クラッチである。クラッチ5は、フライホイール51、クラッチディスク52、プレッシャプレート53、ダイヤフラムスプリング54、クラッチカバー55および制御部60を有している。
フライホイール51は、クランクシャフト11に連結されており、クランクシャフト11と一体回転する。フライホイール51には、クラッチカバー55が一体回転可能に取付けられている。クラッチディスク52は、変速機2の入力軸2Aに対してスプライン嵌合によって取付けられている。クラッチディスク52は、入力軸2Aに対して軸方向に相対移動可能で、かつ相対回転不能となっている。クラッチディスク52は、軸方向においてフライホイール51と対向している。
プレッシャプレート53は、クラッチディスク52を挟んでフライホイール51と軸方向において対向している。プレッシャプレート53は、円環形状であり、径方向の中心部に入力軸2Aが挿入されている。ダイヤフラムスプリング54は、クラッチディスク52およびプレッシャプレート53を挟んでフライホイール51と軸方向において対向している。ダイヤフラムスプリング54は、円環形状であり、半径方向の中間部においてクラッチカバー55によって支持されている。
ダイヤフラムスプリング54は、プレッシャプレート53をフライホイール51に向けて押圧することでクラッチ5を係合させることができる。ダイヤフラムスプリング54は、その外周部がプレッシャプレート53に当接してプレッシャプレート53に付勢力を作用させることができるように、クラッチカバー55によって支持されている。ダイヤフラムスプリング54の付勢力により、クラッチディスク52とプレッシャプレート53、およびフライホイール51とクラッチディスク52がそれぞれ係合して摩擦力を発生する。この摩擦力により、クランクシャフト11と入力軸2Aとの間でクラッチ5を介して動力が伝達される。
制御部60は、クラッチ5の係合度合いを制御するものである。制御部60は、レリーズベアリング61、レリーズフォーク62、アクチュエータ63を有する。レリーズベアリング61は、入力軸2Aに嵌合しており、入力軸2Aに対して軸方向に相対移動可能である。レリーズベアリング61は、ダイヤフラムスプリング54における半径方向の内側端部に当接している。
アクチュエータ63は、油室63aを有するシリンダ63cと、ピストンロッド63bとを有する。アクチュエータ63は、油室63aの油圧によってピストンロッド63bをシリンダ63cの軸方向に進退させる。レリーズフォーク62は、支点62aにおいて回動自在に支持されている。レリーズフォーク62の一端はレリーズベアリング61に連結されており、他端はピストンロッド63bに連結されている。油室63aに油圧が供給されてピストンロッド63bがシリンダ63cから突出する方向に前進すると、レリーズフォーク62はレリーズベアリング61をフライホイール51側(矢印X参照)に移動させる。これにより、レリーズベアリング61は、ダイヤフラムスプリング54の中央部を押圧する。この押圧力により、ダイヤフラムスプリング54がプレッシャプレート53を押圧する押圧力が低減する。
ダイヤフラムスプリング54がプレッシャプレート53を押圧する押圧力の大きさに応じて、クラッチ5において伝達可能な最大トルク、すなわちクラッチ5のトルク容量が変化する。以下の説明では、このクラッチ5において伝達可能な最大トルクを「クラッチトルク」と記載する。クラッチトルクは、油圧回路70からアクチュエータ63の油室63aに供給される油圧に応じて変化し、また、ピストンロッド63bの進退量、すなわちクラッチストロークに応じて変化する。制御部60は、クラッチストロークを検出するクラッチストロークセンサ64を有する。クラッチストロークセンサ64は、ピストンロッド63bの軸方向の移動量を検出する。
アクチュエータ63は、油圧回路70によって調圧されて供給される制御油圧によってクラッチストロークを調節することにより、クラッチトルクを制御することができる。制御油圧は、クラッチ5に入力される制御量である。アクチュエータ63は、制御油圧に応じてクラッチストロークを任意に制御することができる。これにより、アクチュエータ63は、クラッチ5を、完全係合状態、半係合状態、解放状態の3つの状態に制御することができる。完全係合状態とは、フライホイール51とクラッチディスク52とが係合し、かつ等しい回転数で一体に回転する状態である。半係合状態とは、フライホイール51とクラッチディスク52とが係合し、かつ互いに異なる回転数で回転する状態である。解放状態とは、フライホイール51とクラッチディスク52とが離間して動力を伝達しない状態である。また、アクチュエータ63は、クラッチ5の半係合状態における動力の伝達度合いを制御することが可能である。
クラッチストロークが最も小さい領域では、クラッチトルクは最も大きく、クラッチ5は完全係合状態となる。クラッチストロークが増加するにつれてクラッチトルクは減少し、入力されるトルクよりもクラッチトルクが小さくなるとクラッチ5は半係合状態となる。クラッチストロークが最も大きい領域では、クラッチトルクは0となり、クラッチ5が解放され、動力を伝達しない解放状態となる。
ECU30は、周知のコンピュータを有する電子制御ユニットである。ECU30は、ハイブリッド車両100の走行制御を行う走行制御装置としての機能を有している。また、本実施形態のECU30は、クラッチ5の係合度合いに関する学習制御を行う学習部としての機能を有している。ECU30には、エンジン1、変速機2、モータジェネレータ3、クラッチ5および油圧回路70が接続されており、エンジン1、変速機2、モータジェネレータ3、クラッチ5および油圧回路70は、それぞれECU30によって制御される。
また、ECU30には、クラッチストロークセンサ64、変速機2の入力軸2Aの回転数を検出する入力軸回転数センサが接続されている。クラッチストロークセンサ64によって検出されたクラッチストロークを示す信号、および入力軸回転数センサによって検出された入力軸回転数は、それぞれECU30に出力される。また、ECU30には、バッテリ4の充放電状態や電圧等を検出するセンサが接続されている。ECU30は、このセンサによる検出結果に基づいて、バッテリ4の充電状態SOCを取得することができる。
ECU30は、ハイブリッド車両100においてEV走行およびエンジン走行(EHV走行)を選択的に実行させることができる。エンジン走行とは、少なくともエンジン1の動力によってハイブリッド車両100を走行させる走行モードである。EV走行とは、エンジン1の動力によらずにモータジェネレータ3の動力によってハイブリッド車両100を走行させる走行モードである。
ECU30は、車速およびアクセル開度などの条件に基づいて、駆動輪16に伝達するべき要求トルクあるいは要求駆動力を算出し、その算出結果に基づいて、エンジン1、モータジェネレータ3、およびクラッチ5を制御する。エンジン走行においてエンジン1のトルクを駆動輪16に伝達する際には、クラッチ5が係合状態とされる。エンジン走行では、モータジェネレータ3を発電機として機能させ、発生した電力をバッテリ4に充電することができる。つまり、バッテリ4は、エンジン1の出力する動力によってモータジェネレータ3が発電した電力で充電可能となっている。また、ECU30は、ハイブリッド車両100の運動エネルギーによってモータジェネレータ3を発電させてバッテリ4を充電する回生制御を実行することができる。
エンジン走行では、さらに、モータジェネレータ3を電動機として駆動させ、その動力を駆動輪16に伝達することができる。モータジェネレータ3は、ハイブリッド車両100の加速時等にエンジン1のトルクが不足する場合に、これをアシストすることができる。この場合、エンジン1の動力およびモータジェネレータ3の動力は、入力軸2Aにおいて合成されて駆動輪16に伝達される。
また、モータジェネレータ3は、単独でもハイブリッド車両100の走行用の動力源として機能することができる。すなわち、ハイブリッド車両100は、エンジン1の動力によらずにモータジェネレータ3が出力する動力によって走行するEV走行が可能である。EV走行において、モータジェネレータ3は、バッテリ4からの電力を消費して出力する動力によってハイブリッド車両100を走行させる。ECU30は、バッテリ4の充電状態(SOC)や走行状態等に基づいて、エンジン走行あるいはEV走行のいずれの走行モードでハイブリッド車両100を走行させるかを決定する。例えば、軽負荷や低速での走行時にはEV走行が選択され、中高負荷や中高速での走行時には、エンジン走行が選択される。EV走行では、ECU30は、変速機2の入力軸2Aとエンジン1とで動力が伝達されないように、例えばクラッチ5を解放状態に制御する。
また、ECU30は、エンジン走行において、変速機2の変速制御を行うことができる。変速機2の目標ギア段は、運転者の変速操作に応じたギア段であっても、ハイブリッド車両100の走行状態に応じてECU30によって選択されたギア段であってもよい。ECU30は、目標ギア段を実現するように、クラッチ5および変速機2のアクチュエータを制御する。変速機2において変速を行う場合、ECU30は、クラッチ5を解放させ、変速機2において変速前の目標ギア段に対応するギア段を非伝達状態とし、変速後の目標ギア段に対応するギア段を動力伝達状態とする。ECU30は、目標ギア段へのギア段の切替えがなされると、クラッチ5を係合状態とする。
ここで、ECU30が変速機2のギア段の切替えを行う場合や、エンジン走行とEV走行との間で走行モードを移行させる場合など、クラッチ5を制御する場合に、クラッチ5の係合度合いと制御量との関係を精度よく把握できることが好ましい。ここで、係合度合いとは、クラッチ5の完全係合状態や半係合状態、解放状態などのフライホイール51とクラッチディスク52との係合の度合い、言い換えるとフライホイール51とクラッチディスク52とにおける動力の伝達率やクラッチ5のトルク容量等である。クラッチ5においては、経年変化やクラッチディスク52の摩耗などにより、クラッチ5の係合度合いとアクチュエータ63に供給される制御油圧との関係や、係合度合いとクラッチストロークとの関係が変化することがある。
本実施形態では、ECU30は、クラッチ5の係合度合いと制御油圧との関係や、クラッチ5の係合度合いとクラッチストロークとの関係についてハイブリッドシステム110の起動時に学習制御を行う。ハイブリッドシステム110は、例えば、車室内のパワースイッチの操作によって起動される。ECU30は、ハイブリッドシステム110が起動されると、クラッチ5の係合度合いに関する学習制御を行う。
ここで、クラッチ5の係合度合いに関する学習制御を行う場合、学習機会を多く確保できることが好ましい。例えば、限られた条件の下でしかクラッチ5の係合度合いに関する学習制御を実行することができない場合、学習制御が必要であっても実行することができずに、クラッチ5の制御を最適なものに補正するまでに多くの時間を要することがある。例えば、ハイブリッドシステム110の起動時(以下、単に「システム起動時」とも記載する。)において、クラッチ5に関する学習制御を行うためにモータジェネレータ3に動力を出力させることが必要な場合、学習制御を行うことができない場面が発生する。一例として、バッテリ4の充電状態SOCが低下している等の理由により、モータジェネレータ3が使用できない場合、システム起動時に学習制御を行うことができずに、学習頻度が低下してしまう可能性がある。
本実施形態のハイブリッド車両100では、システム起動時にエンジン1の始動要求がなされているか否かに応じて、それぞれ異なる動力源を用いてクラッチ5の学習制御を行う。具体的には、システム起動時にエンジン1の始動要求がある場合、エンジン1の動力を用いてクラッチ5に関する学習制御を実行し、システム起動時にエンジン1の始動要求がない場合、モータジェネレータ3の動力を用いてクラッチ5に関する学習制御を実行する。これにより、モータジェネレータ3が使用できない状況でエンジン1の始動要求がなされた場合であっても、クラッチ5に関する学習制御を実行することができる。よって、本実施形態のクラッチの学習制御装置1−1によれば、システム起動時に毎回クラッチ5に関する学習制御を実行することが可能となり学習制御の頻度を増加させることができる。
図1、図4および図5を参照して、本実施形態の学習制御について説明する。図4は、エンジン1の始動要求がない場合のクラッチ5に関する学習制御について説明するための図、図5は、エンジン1の始動要求がある場合のクラッチ5に関する学習制御について説明するための図である。図1に示す制御フローは、ハイブリッドシステム110のシステム起動時に実行される。なお、本制御フローの開始時には、クラッチ5は解放状態とされ、変速機2はニュートラルとされている。
まず、ステップS1では、ECU30により、エンジン始動要求が無いか否かが判定される。エンジン1の始動要求がなされる場合とは、例えば、以下のケースがある。
(1)エンジン1や排気を浄化する触媒の暖機が必要な場合。
(2)バッテリ4の充電状態SOCが低く、充電が必要な場合。
(3)ヒータ使用要求がある場合。
ステップS1の判定の結果、エンジン始動要求が無いと判定された場合(ステップS1−Y)にはステップS2に進み、そうでない場合(ステップS1−N)にはステップS5に進む。
ステップS2では、ECU30により、モータジェネレータ3によって入力軸2Aを回転させる制御がなされる。ECU30は、モータジェネレータ3に動力を出力させて入力軸2Aを回転させ(図4の符号Y1)、かつ入力軸2Aの回転数を一定に保つ。つまり、ECU30は、モータジェネレータ3を一定の回転数で回転させる。ECU30は、例えば、入力軸回転数センサによって検出された入力軸2Aの回転数に基づくフィードバック制御によりモータジェネレータ3の出力を調節することで、入力軸2Aの回転数を目標回転数に保つ。なお、エンジン1は運転されていないため、クランクシャフト11は回転を停止している。ステップS2が実行されると、ステップS3に進む。
ステップS3では、ECU30により、クラッチ板を係合方向に動かす制御がなされる。つまり、ECU30は、モータジェネレータ3に動力を出力させた状態でクラッチ5を係合させる。ECU30は、解放状態であったクラッチ5を徐々に係合させていく(図4の符号Y2)。ECU30は、油圧回路70からアクチュエータ63に供給する制御油圧を徐々に減少させ、クラッチストロークを徐々に減少させていく。クラッチストロークの減少に応じて、レリーズベアリング61がフライホイール51から離間する方向に移動する。これにより、ダイヤフラムスプリング54がプレッシャプレート53をフライホイール51に向けて押圧駆動し、フライホイール51とクラッチディスク52との間隙が詰められる。ECU30は、例えば、ステップS3が実行される毎に、一定量ずつクラッチストロークを低下させる。ステップS3が実行されると、ステップS4に進む。
ステップS4では、ECU30により、入力軸回転数が低下したか否かが判定される。ECU30は、入力軸回転数センサの検出結果に基づいてステップS4の判定を行う。ECU30は、例えば、入力軸回転数そのものや、入力軸回転数の低下率、目標回転数に対する入力軸回転数の低下量や低下率に基づいてステップS4の判定を行う。ECU30は、入力軸回転数そのものに基づいてステップS4の判定を行う場合、入力軸回転数センサから取得した回転数と、予め定められた閾値との比較を行う。取得した入力軸回転数が、例えば閾値以下である場合に、ステップS4で肯定判定を行うことができる。
また、ECU30は、入力軸回転数の低下率に基づいてステップS4の判定を行う場合、例えば、単位時間あたりの入力軸回転数の低下率を算出する。この低下率は、入力軸回転数のサンプリング間隔に基づいて算出することができる。算出された入力軸回転数の低下率が、所定以上の大きな低下を示す場合に、ステップS4において肯定判定を行うことができる。
また、ECU30は、目標回転数に対する入力軸回転数の低下量や低下率に基づいてステップS4の判定を行う場合、入力軸2Aの目標回転数と入力軸回転数センサから取得した入力軸回転数とに基づいて、低下量や低下率を算出する。目標回転数に対する入力軸回転数の低下量や低下率の大きさが所定以上の大きさである場合に、ステップS4において肯定判定を行うことができる。ステップS4の判定の結果、入力軸回転数が低下したと判定された場合(ステップS4−Y)にはステップS8に進み、そうでない場合(ステップS4−N)にはステップS3に移行する。
ステップS5では、ECU30により、エンジン1が始動される。エンジン1の始動は、例えば、モータジェネレータ3をスタータモータとして機能させて行われる。この場合、エンジン1を始動する際は、クラッチ5を係合状態とし、かつ変速機2をニュートラルとして、モータジェネレータ3に動力を出力させて入力軸2Aを回転させる。これによりエンジン1を回転させ、ファイアリングを行ってエンジン1を始動させる。なお、モータジェネレータ3によってエンジン1を回転させることに代えて、エンジン1にスタータモータを設け、このスタータモータによってエンジン1を始動させるようにしてもよい。
ステップS5においてエンジン1が始動されると、ステップS6に進む。なお、ECU30は、モータジェネレータ3によってエンジン1を始動させた場合、エンジン1の始動が完了するとクラッチ5を解放状態とする。
ステップS6では、ECU30により、クラッチ板を係合方向に動かす制御がなされる。ECU30は、ステップS3と同様にして、解放状態であったクラッチ5を徐々に係合させていく。つまり、ECU30は、エンジン1を運転させて(図5の符号Y3)クラッチ5を係合させる(図5の符号Y4)。また、このとき、変速機2はニュートラルであり、かつモータジェネレータ3は駆動も発電も行っていない状態とされているため、入力軸2Aは回転自在な状態である。ステップS6が実行されると、ステップS7に進む。
ステップS7では、ECU30により、入力軸回転数が増加したか否かが判定される。クラッチ5が係合する前は、入力軸2Aは回転を停止しているか、あるいは連れ回りにより極低回転で回転している。クラッチ5が係合を開始すると、エンジン1の動力がクラッチ5を介してクランクシャフト11から入力軸2Aに伝達され、入力軸2Aの回転数が増加する。ECU30は、入力軸回転数センサの検出結果に基づいてステップS7の判定を行う。ECU30は、例えば、入力軸回転数そのものや、入力軸回転数の増加率、目標回転数に対する入力軸回転数の増加量や増加率に基づいてステップS7の判定を行う。
ECU30は、入力軸回転数そのものに基づいてステップS7の判定を行う場合、入力軸回転数センサから取得した回転数と、予め定められた閾値との比較を行う。取得した入力軸回転数が、例えば閾値以上である場合に、ステップS7で肯定判定を行うことができる。
また、ECU30は、入力軸回転数の増加率に基づいてステップS7の判定を行う場合、例えば、単位時間あたりの入力軸回転数の増加率を算出する。この増加率は、入力軸回転数のサンプリング間隔に基づいて算出することができる。算出された入力軸回転数の増加率が、所定以上の大きな増加を示す場合に、ステップS7において肯定判定を行うことができる。
また、ECU30は、目標回転数に対する入力軸回転数の増加量や増加率に基づいてステップS7の判定を行う場合、入力軸2Aの目標回転数と入力軸回転数センサから取得した入力軸回転数とに基づいて、増加量や増加率を算出する。目標回転数に対する入力軸回転数の増加量や増加率の大きさが所定以上の大きさである場合に、ステップS7において肯定判定を行うことができる。ステップS7の判定の結果、入力軸回転数が増加したと判定された場合(ステップS7−Y)にはステップS8に進み、そうでない場合(ステップS7−N)にはステップS6に移行する。
ステップS8では、ECU30により、現在のクラッチ板の位置が係合開始点として学習される。ECU30は、ステップS4で入力軸回転数の低下が検出されたときのクラッチストローク、あるいはステップS7で入力軸回転数の増加が検出されたときのクラッチストロークを係合開始点のクラッチストロークとして学習する。なお、係合開始点とは、解放していたクラッチ5を係合させるときに、クラッチ5が係合し始めるクラッチストロークや制御油圧の値、言い換えると、クラッチ5が動力を伝達し始めるクラッチストロークや制御油圧の値である。ECU30は、学習結果に基づいて、例えばクラッチトルクとクラッチストロークとの対応関係を補正する。なお、ECU30は、クラッチディスク52等の温度やその他のクラッチ特性に関係するパラメータと関連づけて上記の対応関係を学習するようにしてもよい。ステップS8が実行されると、ステップS9に進む。
ステップS9では、ECU30が学習制御を完了する。ステップS9が実行されると、本制御フローは終了する。
以上説明したように、本実施形態のクラッチの学習制御装置1−1によれば、システム起動時にエンジン1の始動要求がある場合であっても、エンジン1の始動要求がない場合であっても、クラッチ5に関する学習制御を実行することができる。システム起動時には、エンジン1の始動要求がなされるか否かのいずれかである。従って、本実施形態によれば、システム起動時に毎回クラッチ5に関する学習制御を実行することが可能となる。
よって、本実施形態のクラッチの学習制御装置1−1によれば、クラッチ5の係合度合いに関する学習回数を十分に確保することができ、クラッチ5の制御精度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、入力軸回転数の増加や低下に基づいてクラッチ5の係合開始点が検出されたが、これに代えて、モータジェネレータ3の回転数の増加や低下に基づいて係合開始点が検出されてもよい。モータジェネレータ3の回転数は、例えば、レゾルバによって検出することが可能である。また、これに限らず、ECU30は、クラッチ5よりもモータジェネレータ3側の回転数に基づいてクラッチ5の係合度合いに関して学習してもよい。ここで、クラッチ5よりもモータジェネレータ3側とは、動力の伝達経路におけるクラッチ5を基点としたモータジェネレータ3側を示すものである。具体的には、クラッチ5のクラッチディスク52からモータジェネレータ3側の回転部材、すなわち、クラッチディスク52、入力軸2Aおよびロータ3bは、「クラッチ5よりもモータジェネレータ3側」に含まれる構成要素である。なお、入力軸回転数の変動と対応する他のパラメータに基づいてクラッチ5の係合開始点が検出されてもよい。
本実施形態では、クラッチ5の係合開始点が学習されたが、クラッチ5の係合度合いに関する学習内容はこれには限定されない。例えば、エンジン1を運転させ、かつ変速機2をニュートラルとした状態でクラッチ5を徐々に係合させるときに、クラッチ5が係合を開始した後の入力軸回転数の推移に基づいてクラッチ5の特性を学習するようにしてもよい。
なお、ハイブリッドシステム110は、図示したものには限定されず、エンジン1と、モータジェネレータ3と、エンジン1とモータジェネレータ3とを接続する制御可能なクラッチ5と、を有するものであればよい。例えば、本実施形態では、モータジェネレータ3のロータ3bが変速機2の入力軸2Aに直接連結されているが、これには限定されず、ロータ3bはギア等を介して間接的に入力軸2Aに接続されていてもよい。また、ロータ3bは、入力軸2Aに限らず、クラッチ5よりも駆動輪16側に配置され、クラッチ5よりも駆動輪16側の動力伝達経路に接続されていればよい。
また、本実施形態では、クラッチ5に関する学習制御を行う際に、変速機2をニュートラルとすることでモータジェネレータ3およびクラッチ5と駆動輪16との動力の伝達経路を遮断したが、これには限定されない。動力の伝達を遮断する他の機構によって、モータジェネレータ3およびクラッチ5と駆動輪16との動力の伝達経路が遮断されてもよい。
上記の実施形態に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
以上のように、本発明に係るクラッチの学習制御装置は、クラッチに関する学習機会を適切に確保するのに適している。
1−1 車両用学習制御装置
1 エンジン
2 変速機
2A 入力軸
2B 出力軸
3 モータジェネレータ
5 クラッチ
16 駆動輪
30 ECU
100 ハイブリッド車両
110 ハイブリッドシステム

Claims (5)

  1. エンジンと、制御可能なクラッチと、前記クラッチを介して前記エンジンと接続されたモータと、を有するハイブリッドシステムを備え、
    前記ハイブリッドシステムの起動時に前記エンジンの始動要求がある場合、前記エンジンを運転させて前記クラッチを係合させたときの前記クラッチよりも前記モータ側の回転数の増加に基づいて前記クラッチの係合度合いに関して学習し、
    前記起動時に前記エンジンの始動要求がない場合、前記モータに動力を出力させて前記クラッチを係合させたときの前記クラッチよりも前記モータ側の回転数の減少に基づいて前記クラッチの係合度合いに関して学習する
    ことを特徴とするクラッチの学習制御装置。
  2. 前記モータは、前記ハイブリッドシステムを搭載した車両における前記クラッチよりも駆動輪側に配置されており、
    前記モータおよび前記クラッチと前記駆動輪との動力の伝達経路を遮断した状態で前記学習を行う
    請求項1に記載のクラッチの学習制御装置。
  3. 前記クラッチは、前記エンジンの出力軸と前記車両の変速機の入力軸とを接続するものであって、
    前記モータは、前記変速機の入力軸に連結されており、
    前記変速機をニュートラルとした状態で前記学習を行う
    請求項2に記載のクラッチの学習制御装置。
  4. 前記起動時に前記エンジンの始動要求がない場合、前記モータを一定の回転数で回転させているときに前記クラッチを係合させ、前記クラッチよりも前記モータ側の回転数の減少に基づいて前記クラッチの係合度合いに関して学習する
    請求項1から3のいずれか1項に記載のクラッチの学習制御装置。
  5. 前記クラッチを係合させるときの前記クラッチの係合開始点を学習する
    請求項1から4のいずれか1項に記載のクラッチの学習制御装置。
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