JP2012121440A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートスペースなどの車両スペースを好適に確保しつつ、カバー部材を使用することにある。
【解決手段】カバー部材60一側を、シート構成部材の配設部位6Xとは異なる第一部位に取付けるとともに、カバー部材60他側を、シート構成部材の配設部位6Xとは異なる第二部位に着脱可能に取付け可能であり、第一表皮部61を着座側に向けてシート構成部材の着座側一面を被覆し、カバー部材60他側を取外したのち、カバー部材60一側を基端としてカバー部材60を裏返しつつ、第二表皮部62を着座側に向けてシート構成部材の着座側他面を被覆する構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、リバーシブルのカバー部材(第一表皮部と第二表皮部のいずれか一方を選択して着座側に使用可能な部材)を有する車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、特許文献1に開示の車両用シートが公知である。この車両用シートは、シート外形をなすクッション材と、クッション材を被覆可能な表皮材と、表皮材に取付け可能なカバー部材を有する。
カバー部材は、第一表皮部と第二表皮部を重層状態で有し、シート着座側(例えばシートクッションとシートバックの中央部分)を被覆可能な帯状部材である。第一表皮部は、典型的に布帛製の面材であり、第二表皮部は防水性の面材である。
公知技術では、クッション材を表皮材で被覆したのち、カバー部材を内折状としつつ(第一表皮部を表側に向けて)シートバック後面の表皮材に取付ける。そしてファスナ部材等によって、カバー部材の両側をシートバック後面に着脱可能に係着するとともに、カバー部材の自由端(表側の自由端のみ)をシートバック上端に着脱可能に係着する。
そして雨天時等においては、カバー部材両側の係着を解除しつつ、カバー部材を展開する。つぎにカバー部材を、その上側(係着状態の自由端)を基端として裏返しつつ(第二表皮部を露出させつつ)、シートバック裏面から着座側に移動させる。そして露出した第二表皮部(防水性の面材)で、雨などで濡れないようシート着座側を被覆する。
特開平7−257283号公報
ところで上述のシート構成では、車両スペース確保の観点などから、シートバックの後面にモニタやポケット等の構造体を配設したいとの要請がある。
しかし公知技術の構成では、シートバック後面全体がカバー部材にて被覆される(構造体の配設スペースがカバー部材で覆われる)ため、シートスペースの有効利用の観点などから、すんなり採用できる構成ではなかった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートスペースなどの車両スペースを好適に確保しつつ、カバー部材を使用することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションとシートバック等のシート構成部材を有する。そしてシート構成部材が、シート外形をなすクッション材と、クッション材を被覆可能な表皮材と、表皮材に取付け可能なカバー部材とを有する。
そして上述のカバー部材が、第一表皮部と第二表皮部を重層状態で有する。さらに第一表皮部と第二表皮部が異なる面材(例えば柄や色彩の異なる面材)で構成されて、そのいずれか一方を選択してシートの着座側に向けるとともに、一方とは異なる他方をクッション材側に向けた状態で表皮材に取付け可能である。
そして本発明では、着座側面(着座部を構成する面部位やサイドサポート部を構成する面部位等)とは異なるシートバック後側面が、モニタやポケット等の構造体を配設可能な配設部位(構造体のためのシートスペース)を有する。この種のシート構成では、構造体のためのシートスペースなどを好適に確保しつつ、カバー部材を使用できることが好ましい。
そこで本発明では、カバー部材一側を、配設部位とは異なるシート構成部材の第一部位に取付けるとともに、カバー部材他側を、配設部位とは異なるシート構成部材の第二部位に着脱可能に取付ける。そして上述の第一表皮部を着座側に向けてシート構成部材の着座側一面を被覆する。つぎにカバー部材他側を取外したのち、カバー部材一側を基端としてカバー部材を裏返しつつ、第二表皮部を着座側に向けてシート構成部材の着座側他面を被覆する構成とした。
本発明によれば、配設部位とは異なる部位(着座側一面又は着座側他面)にカバー部材を配設するため、配設部位を好適に確保することができる。
第2発明の車両用シートは、第1発明の車両用シートにおいて、上述の第一部位に、カバー部材一側を一体的に取付ける(着脱不能に取付ける)こととした。本発明では、カバー部材を取外す必要がないことから、余計なスペース(例えばカバー部材の保管スペース)を車両から省略することができる。
第3発明の車両用シートは、第1発明又は第2発明の車両用シートにおいて、上述の第二部位が、カバー部材他側を挿入係止可能な挿入部を有する(シンプルな構成である)。
本発明に係る第1発明によれば、シートスペースなどの車両スペースを好適に確保しつつ、カバー部材を使用することができる。また第2発明によれば、車両スペースを好適に確保しつつ、カバー部材を使用することができる。そして第3発明によれば、よりシンプルな構成によって、カバー部材を使用することができる。
車両用シートの斜視図である。 (a)は、図1のIIa−IIa線縦断面図であり、(b)は、図1のIIb−IIb線縦断面図である。 図1のIII−III線縦断面図である。 車両用シートの斜視図であり、(a)は、シートバックにカバー部材を取付けたときの図であり、(b)は、カバー部材取付け途中の図であり、(c)は、シートクッションにカバー部材を取付けたときの図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図4を参照して説明する。各図には、適宜、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを付す。
図1の車両用シート2は、シート構成部材(シートクッション4、シートバック6、ヘッドレスト8)と、カバー部材60を有する。これらシート構成部材は、各々、クッション材(4P,6P,8P)と、表皮材(4S,6S,8S)を有する。
[シートバック]
シートバック6は、シートクッション4に起立可能に連結する部材であり、クッション材6Pと、表皮材6Sと、配設部位6Xと、後述の第一挿入部11(係止部20a)を有する(図1及び図2(a)を参照)。
ここで配設部位6Xは、シートバック6後面中央の部位(シートバック後側面の一例)であり、モニタやポケット等の構造体を配設できる。なお本実施例では、配設部位6Xに、構造体を予め形成してもよく、形成しなくともよい(構造体を形成できるスペースがあればよい)。
そして本実施例では、クッション材6Pを表皮材6Sで被覆したのち、表皮材6Sにカバー部材60を取付ける。この種のシート構成では、上述の配設部位6X(構造体のためのシートスペース)を好適に確保しつつ、カバー部材60を使用できることが好ましい。
そこで本実施例では、後述の構成によって、シートスペース等を好適に確保しつつ、カバー部材60を使用することとした。以下、各構成について詳述する。
(クッション材)
クッション材6Pは、シート外形をなす部材であり、着座部6aと、サイドサポート部6bを有する(図2を参照)。着座部6aは、乗員(図示省略)の着座部となる凹み部位であり、シート中央に形成できる。またサイドサポート部6bは、着座部6a両側の凸状部位であり、乗員の側部を支持できる。
クッション材6Pの材質は特に限定しないが、典型的にはポリウレタンフォームなどの樹脂である。
(表皮材)
表皮材6Sは、クッション材6P全体(着座部6aやサイドサポート部6b等)を被覆可能な袋状の面材である(図2を参照)。
表皮材6S(面材)の種類は特に限定しないが、布帛(織物,編物,不織布)、皮革(天然皮革,合成皮革)、ネット体(繊維を網目状に織製した部材)、これらの複合材を例示できる。そして表皮材6Sは、典型的に複数の表皮ピースを縫合するなどして形成される。
そして表皮材6Sにて、着座部6aとサイドサポート部6b(シートバック6の後側面とは異なる部位の一例)を被覆したのち、表皮材6Sの端部を、図示しないフレーム部材(シート骨格をなす部材)に係止する。なお本実施例では、表皮材6Sの端部を、表皮材6Sの別の端部と係着することもできる(端部同士を係着することもできる)。
このとき本実施例では、サイドサポート部6bの表皮材6S部分を第一面材で形成するとともに、着座部6aの表皮材6S部分を第二面材で形成する。第二面材は、第一面材とは異なる面材(例えば柄や色彩の異なる面材)である。
[シートクッション]
本実施例のシートクッション4は、シートバック6とほぼ同一の基本構成を備えるため、共通の構造は対応する符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施例のシートクッション4は、クッション材4P(着座部4a,サイドサポート部4b)と、表皮材4Sと、後述の第二挿入部12(係止部20a)を有する(図1及び図2(b)を参照)。
そして表皮材4Sによって、着座部4aやサイドサポート部4bを被覆したのち、表皮材4Sの端部を、図示しないフレーム部材に係止する(又は端部同士を係着する)。このとき本実施例では、サイドサポート部4bの表皮材4S部分を第一面材で形成するとともに、着座部4aの表皮材4S部分を第三面材で形成する。第三面材は、第一面材及び第二面材とは異なる面材(例えば柄や色彩の異なる面材)である。
[カバー部材]
カバー部材60は、表皮材6S(4S)に取付け可能な面材であり、第一表皮部61と、第二表皮部62と、後述の被係止部20bを有する(図1〜図3を参照)。
本実施例のカバー部材60は、略長方形状(正面視)の面材であり、短尺な一対の辺(第一辺部60a,第二辺部60b)と、長尺な一対の辺(第三辺部60c、第四辺部60d)を有する。そして後述するようにカバー部材60により、シート中央(着座部6a又は着座部4aのいずれか一方)を被覆する。このときカバー部材60は、両表皮部のいずれか一方を選択してシートの着座側に向けるとともに、一方とは異なる他方をクッション材6P(4P)側に向けて表皮材6S(4S)に取付けることができる。
(第一表皮部・第二表皮部)
第一表皮部61と第二表皮部62は、重層状態で表皮材6Sに取付け可能な面材である(図2〜図4を参照)。各表皮部(面材)の種類は限定しないが、布帛、皮革、ネット体、これらの複合材を例示できる。
本実施例では、第一表皮部61を第三面材で構成するとともに、第二表皮部62を第二面材で構成する(両表皮部を異なる面材で形成する)。そして後述するように、シートバック6をカバー部材60で被覆する際には、第一表皮部61(第三面材)を着座側に向けて配置する(図4(a)を参照)。またシートクッション4をカバー部材60で被覆する際には、第二表皮部62(第二面材)を着座側に向けて配置する(図4(b)を参照)。
[カバー部材の取付け構造]
第一辺部60a(カバー部材一側)は、表皮材6Sに一体的に取付けることができる(図2(a)を参照)。
例えば本実施例では、シートバック6下端位置(シート構成部材の第一部位)の表皮材6Sに第一辺部60aを縫着して一体的に取付ける。こうすることでカバー部材60をシートから取外す必要がないため、カバー部材60の保管スペース(余計なスペース)を車両から省略することができる。
(挿入部)
つぎに第二辺部60b(カバー部材他側)を、複数の挿入部(第一挿入部11,第二挿入部12)に着脱可能に取付ける(図1及び図2を参照)。各挿入部11,12は、例えば各表皮材6S,4Sの形成過程(表皮ピースの縫合過程)時に一緒に取付けることができる。
第一挿入部11と第二挿入部12は、それぞれシート幅方向に長尺な帯体であり、後述の係止部20aを有する。
本実施例では、第一挿入部11をシート幅方向に向けつつ、シートバック6上面(シート構成部材の第二部位の一例)に配置する。つぎに第一挿入部11の後端及び両端を上面に縫着して、第一挿入部11の前方を開口させることにより、カバー部材60を挿入可能とする。
また第二挿入部12をシート幅方向に向けつつ、シートクッション4前面(第二部位の他例)に配置する。つぎに第二挿入部12の下端及び両端を前面に縫着して、第二挿入部12の上方を開口させることにより、カバー部材60を挿入可能とする。
(係止部・被係止部)
係止部20aと被係止部20bは、カバー部材60を各挿入部11,12に係止する構造(面ファスナ構造)である(図2を参照)。例えば係止部20aと被係止部20bのいずれか一方が、表面に多数の微細なフックを備える雄型である。また一方とは異なる他方が、表面に多数の微細なループを備える雌型である。
本実施例では、第二表皮部62の他端(第二辺部60b寄り)に被係止部20bを設けるとともに、第一挿入部11内(シートバック6上面)に係止部20aを配設する。こうすることでカバー部材60の挿入時に、係止部20aと被係止部20bが対面して係止可能となる(図2(a)を参照)。
さらに第二挿入部12内(第二挿入部12の内面)に係止部20aを配設することで、カバー部材60の挿入時に、係止部20aと被係止部20bが対面して係止可能となる(図2(b)を参照)。
さらに本実施例では、第三辺部60c及び第四辺部60dを、係合部材30によりシート構成部材に着脱可能に取付けることができる(図3を参照)。係合部材30は、スライドファスナ構造を備え、一対のファスナ片32,34を有する。
そこで一方のファスナ片32を、第一表皮部61と第二表皮部62の両端に取付ける。このとき第一表皮部61の端部(内折り状)と、第二表皮部62の端部(内折り状)を対面させつつ、両端部の間に、一方のファスナ片32を挟み込み状態で縫着する。
また他方のファスナ片34を、一方のファスナ片32を臨む向きでシートクッション4(表皮材4S)に取付ける。このとき本実施例では、着座部4aとサイドサポート部4bの堺目に他方のファスナ片34を取付けるとともに、表皮材4S(係合部材30の直上)に被覆片13を設けることができる。こうすることで係合部材30(一対のファスナ片32,34)を隠蔽することができる。
そして同様に他方のファスナ片34を、一方のファスナ片32を臨む向きでシートバック6(表皮材6S)に取付ける(図示は省略)。このとき着座部6aとサイドサポート部6bの堺目に他方のファスナ片34を取付けるとともに、表皮材6S(係合部材30の直上)に被覆片13を設けることができる。
[カバー部材の被覆作業]
図4を参照して、シートバック6(表皮材6S)にカバー部材60を取付ける。このとき第一辺部60aを、シートバック6の下端に取付けるとともに、第二辺部60bを第一挿入部11に挿入して、係止部20aと被係止部20bを係止する。また係合部材30によって、カバー部材60の両側(第三辺部60c、第四辺部60d)を表皮材6Sに係合する。こうすることで第一表皮部61を着座側に向けて、着座部6a(シート構成部材の着座側一面)を被覆することができる。
本実施例では、第一表皮部61(第三面材)でシートバック6を覆うことにより、シートクッション4(第三面材で形成される着座部4a)との一体感が生じる(意匠性に優れる構成である)。
つぎにシートクッション4(表皮材4S)にカバー部材60を取付ける。このとき第一挿入部11からカバー部材60を取外したのち、第一辺部60a(カバー部材一側)を基端としてカバー部材60を裏返す。そして第二辺部60bを第二挿入部12に挿入して、係止部20aと被係止部20bを係止する。また係合部材30によって、カバー部材60の両側(第三辺部60c、第四辺部60d)を表皮材4Sに係合する。こうすることで第二表皮部62を着座側に向けて、着座部4a(シート構成部材の着座側他面)を被覆することができる。
本実施例では、第二表皮部62(第二面材)でシートクッション4を覆うことにより、シートバック6(第二面材で形成される着座部6a)との一体感が生じる(意匠性に優れる構成である)。
以上説明したとおり本実施例によれば、配設部位6Xとは異なる部位にカバー部材60を配設可能であるため、配設部位6X(構造体のためのシートスペース)を好適に確保することができる。
また本実施例によれば、カバー部材60を取外す必要がないことから、カバー部材60の保管場所等を別途車両に設ける必要がない。このため車両スペースの有効利用を可能としつつ、カバー部材60を使用することができる。
そして本実施例によれば、カバー部材60他側を挿入係止可能な挿入部11,12を有するため、よりシンプルな構成によって、カバー部材60を使用することができる。
このため本実施例によれば、シートスペースなどの車両スペースを好適に確保しつつ、カバー部材60を使用することができる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、カバー部材60の一側(第一辺部60a)を表皮材6Sに一体的に取付ける例を説明したが、第一辺部60aの取付け構成を限定する趣旨ではない。
例えば第一辺部60aを表皮材6Sに着脱可能に取付けることができる。なお第一辺部60aは、面ファスナ、ボタン、ホグリング部材(リング部材と、リング部材に挿入可能な線材)などの各種部材によって表皮材6Sに取付けることができる。
(2)また本実施例では、シートバック6の下端にカバー部材60(第一辺部60a)を取付ける例を説明したが、カバー部材60の取付け位置を限定する趣旨ではない。例えばカバー部材は、シートクッションの後端などの各位置(配設部位を除く位置)に取付けることができる。
(3)また本実施形態では、スライドファスナ構造の係合部材30を例示したが、係合部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば係合部材として、面ファスナ、ボタンなどの各種部材を使用することができる。なお第三辺部と第四辺部を、表皮材に非係合状態とすることもできる(係合部材を省略する構成とすることができる)。
(4)また本実施形態では、シートクッション4とシートバック6の双方を被覆するカバー部材60を例示した。本実施例のカバー部材60は、隣り合うシート構成部材の双方を被覆可能である。隣り合うシート構成部材として、例えばヘッドレストとシートバック、アームレストとシートクッションを例示することができる。
(5)また本実施例では、シート構成部材単体をカバー部材60で被覆することもできる。このとき着座側一面と着座側他面は、単一のシート構成部材の異なる面部位である。
(6)また本実施形態では、専ら車両用シート2の構成について説明した。本実施例の構成は、家庭用の座席などの各種座席に適用可能である。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
6X 配設部位
11 第一挿入部
12 第二挿入部
13 被覆片
20a 係止部
20b 被係止部
30 係合部材
32 一方のファスナ片
34 他方のファスナ片
60 カバー部材
60a 第一辺部
60b 第二辺部
60c 第三辺部
60d 第四辺部
61 第一表皮部
62 第二表皮部
4S,6S 表皮材
4P,6P クッション材
4a,6a 着座部
4b,6b サイドサポート部

Claims (3)

  1. シートクッションとシートバック等のシート構成部材を有するとともに、前記シート構成部材が、シート外形をなすクッション材と、前記クッション材を被覆可能な表皮材と、前記表皮材に取付け可能なカバー部材とを有し、
    前記カバー部材が、第一表皮部と第二表皮部を重層状態で有するとともに、前記第一表皮部と前記第二表皮部が異なる面材で構成されて、そのいずれか一方を選択してシートの着座側に向けるとともに、前記一方とは異なる他方を前記クッション材側に向けた状態で前記表皮材に取付け可能である車両用シートにおいて、
    着座側面とは異なるシートバック後側面が、モニタやポケット等の構造体を配設可能な配設部位を有し、
    前記カバー部材一側を、前記配設部位とは異なる前記シート構成部材の第一部位に取付けるとともに、前記カバー部材他側を、前記配設部位とは異なる前記シート構成部材の第二部位に着脱可能に取付けて、
    前記第一表皮部を着座側に向けて前記シート構成部材の着座側一面を被覆し、前記カバー部材他側を取外したのち、前記カバー部材一側を基端として前記カバー部材を裏返しつつ、前記第二表皮部を着座側に向けて前記シート構成部材の着座側他面を被覆する構成とした車両用シート。
  2. 前記第一部位に、前記カバー部材一側を一体的に取付けた請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記第二部位が、前記カバー部材他側を挿入係止可能な挿入部を有する請求項1又は2に記載の車両用シート。
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