JP7221315B2 - 座席用カバー - Google Patents

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Description

本発明は、座席の着座面を覆う座席用カバーに関する。
従来より、鉄道車両等に装備された乗客用の座席では、乗客の着座後に何らかの理由で座部が湿潤していることがあり、清掃作業や座席販売にも大きな影響を及ぼしていた。すなわち、鉄道車両が終点に到着した後、折り返し運転の前に車内を短時間で清掃するが、座部が湿潤していると、その水分を拭き取る作業に時間がかかり、折り返し運転に間に合わなければ、湿潤している座席の販売は避けていた。また、予備の座部と交換することも行われていたが、その数には限りがあった。
かかる問題点を解決する方策として、座席の湿潤した座部にカバーを被せることも考えられる。しかしながら、単なる布地のカバーだけでは、カバー自体も濡れてしまって着座した乗客に不快感を与える虞があった。そこで、例えば、特許文献1に記載したように、外側に防水層、内側に吸水層を設けて構成してある自動車用カバーシートを、座席用のカバーとして利用することも考えられる。
特開平5-77647号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載の自動車用カバーシートでは、その外側となる防水層がポリエチレンフィルム等であり、その素材の肌触りが通常のシートの座部を覆う布地とは大きく異なる。そのため、自動車用カバーシートの上に着座した乗客には、前述した湿潤とはまた別の不快感を与えてしまう虞があった。
また、前記自動車用カバーシートでは、その内側の吸水層によって座部の水分を吸い取ることができるが、吸水層は防水層の裏側に貼り合わされており、互いに一体不可分であった。そのため、吸水層が乾くまで待つには時間がかかり、また、湿潤した吸水層のままで使用すると、着座による重みで吸水層の水分が外部に滲み出て周囲を汚す虞もあった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題点に着目してなされたものであり、座席において湿潤している着座面を簡単に覆うことができ、着座者に不快感を与えることがなく、快適な座り心地を確保することができる座席用カバーを提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]座席(1)の着座面(2a)を覆う座席用カバー(10)において、
座席(1)の着座面(2a)に重ね合わせた状態に装着される着脱自在なカバーシート(11)を備え、
前記カバーシート(11)の裏面に防水シート(20)が設けられ、
前記防水シート(20)の下面に座席(1)の着座面(2a)に重なる吸水シート(30)が着脱自在に設けられたことを特徴とする座席用カバー(10)。
[2]前記カバーシート(11)の表面は、座席(1)の着座面(2a)をなす表地と同一の素材により形成されたことを特徴とする前記[1]に記載の座席用カバー(10)。
[3]前記カバーシート(11)は、座席(1)の着座面(2a)を含む座部(2)の外形に合わせた形状であり、該座部(2)に対して着脱自在に装着するための取付手段を備えたことを特徴とする前記[1]または[2]に記載の座席用カバー(10)。
[4]前記取付手段は、前記カバーシート(11)の端縁に設けられ、前記座部(2)の少なくとも底面側に着脱自在な面ファスナ(14)からなることを特徴とする前記[3]に記載の座席用カバー(10)。
[5]前記カバーシート(11)は、前記吸水シート(30)を前記防水シート(20)の下面に沿って着脱自在に止着するための止着手段を備えたことを特徴とする前記[1],[2],[3]または[4]に記載の座席用カバー(10)。
[6]前記止着手段は、前記防水シート(20)の下面に沿って設けられた通水性のあるポケット(21)であり、該ポケット(21)内に前記吸水シート(30)は挿入されることで止着されることを特徴とする前記[5]に記載の座席用カバー(10)。
前記本発明は次のように作用する。
前記[1]に記載の座席用カバー(10)によれば、カバーシート(11)を座席(1)の着座面(2a)に重ね合わせた状態で着脱自在に装着する。ここで着座面(2a)が湿潤していても、カバーシート(11)の裏面には防水シート(20)があるため、カバーシート(11)の表面まで着座面(2a)側の水分が浸透して濡れることはない。よって、着座者が接するカバーシート(11)の表面は、乾燥した状態が維持されて快適な座り心地が確保される。
しかも、防水シート(20)の下面には、座席(1)の着座面(2a)に重なる吸水シート(30)があるため、着座者の重みで座席(1)の着座面(2a)側から滲み出た水分は、外部に漏れることなく吸水シート(30)でそのまま吸い取ることができる。特に吸水シート(30)は、防水シート(20)の下面に着脱自在であるため、吸水シート(30)が多くの水分を含んだり汚れたら、座席(1)の清掃時等に必要に応じて容易に交換することができる。
前記[2]に記載の座席用カバー(10)によれば、カバーシート(11)の表面を、座席(1)の着座面(2a)をなす表地と同一の素材により形成する。これにより、座席用カバー(10)を座席(1)の着座面(2a)に装着しても、着座面(2a)の見た目に違和感が生じることはなく、座席(1)全体の美観を維持することができる。
前記[3]に記載の座席用カバー(10)によれば、カバーシート(11)は、座席(1)の着座面(2a)を含む座部(2)の外形に合わせた形状であり、該座部(2)に対して着脱自在に装着するための取付手段を備える。これにより、座席用カバー(10)は、座部(2)の全体を覆うようにして簡単に装着することができる。
前記[4]に記載の座席用カバー(10)によれば、取付手段は、カバーシート(11)の端縁に設けられ、座部(2)の少なくとも底面側に着脱自在な面ファスナ(14)からなる。これにより、座席用カバー(10)を座部(2)に対して、容易に装着したり取り外すことができる。
前記[5]に記載の座席用カバー(10)によれば、カバーシート(11)は、吸水シート(30)を防水シート(20)の下面に沿って着脱自在に止着するための止着手段を備える。これにより、吸水シート(30)を、防水シート(20)の下面に沿って簡単に止着することができる。
前記[6]に記載の座席用カバー(10)によれば、止着手段は、防水シート(20)の下面に沿って設けられた通水性のあるポケット(21)であり、該ポケット(21)内に吸水シート(30)は挿入されることで止着される。これにより、吸水シート(30)を防水シート(20)の下面に合わせた状態で、位置ずれしないように確実かつ容易に止着したり取り外すことができる。
本発明に係る座席用カバーによれば、座席において湿潤した着座面を簡単に覆うことができ、着座者に不快感を与えることがなく、快適な座り心地を確保することができる。これにより、特に鉄道車両の折り返し運転時には、乗客用の座席の清掃に手間取ることがなく、座席の販売に支障を来すこともない。
本発明の実施の形態に係る座席用カバーを展開した状態を裏側から示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る座席用カバーを座席の座部に装着する状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明を代表する実施の形態を説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態を示している。
本実施の形態に係る座席用カバー10は、座席1の着座面2aを覆うように装着するものである。図2に示すように、座席1は、着座者の臀部を直接支持する座部2を有しており、該座部2はクッションを表地で被覆してなる。
座部2の後端側には、図2中では図示省略したが、通常は背凭れがリクライニング機構により傾動可能に支持されている。本実施の形態に係る座席用カバー10は、座席1のうち座部2の着座面2aを覆うものである。以下、座席1を、鉄道車両の客室内に装備される乗客用の座席に適用した場合を例に説明する。
図1および図2に示すように、座席用カバー10は、座部2の着座面2aに重ね合わせた状態に装着される着脱自在なカバーシート11を備えている。カバーシート11の裏面には、防水シート20が設けられている。また、防水シート20の下面には、座部2の着座面2aに重なる吸水シート30が着脱自在に設けられている。
カバーシート11は、本実施の形態では座部2の表地と同様に、パイル織物の布地の一種であるモケット生地により形成されている。すなわち、カバーシート11の表面は、座部2の着座面2aをなす表地と同一の素材からなる。ここでカバーシート11の表面の色彩や模様も、座部2の表地と合わせて同一に揃えると良い。なお、カバーシート11の素材は、必ずしもモケット生地に限定されるものではなく、シート状に展開でき変形可能な可撓性と所定の摩耗強度を備えたものであれば足りる。
カバーシート11は、座席1の着座面2aを含む座部2の外形に合わせた形状である。詳しく言えば、カバーシート11は、座席1の横幅と同一幅で前後方向に長い略長方形のカバー基部12と、カバー基部12の左右に連なる一対のカバー側部13,13とからなり、図示した形状に成形されている。カバー基部12の前端部12aは、座部2のクッション前部に沿って底面側へ回り込み、後端部12bは、座部2のクッション後部に沿って垂下する部位である。また、一対のカバー側部13,13は、それぞれ座部2のクッション両側部に沿って底面側へ回り込む部位である。
カバーシート11は、座部2に対して着脱自在に装着するための取付手段を備えている。かかる取付手段は、本実施の形態ではカバーシート11の端縁に、詳しくはカバー基部12の前端部12aの先端縁両端、カバー側部13,13の先端縁両端、それにカバー基部12の後端部12bの先端縁全幅に亘って、それぞれ取り付けられた面ファスナ14a,14b,14cからなる。
カバー基部12の前端部12aにある一対の面ファスナ14a,14aは、それぞれバンド状に延出している。同様に、カバー側部13,13に一対ずつある面ファスナ14b,14bも、それぞれバンド状に延出している。また、カバー基部12の後端部12bにある面ファスナ14cは、先端縁に沿って直線状に延びている。各面ファスナ14a,14b,14cが合わさる座部2の所定箇所には、それぞれが貼り付くフック面またはループ面の何れかが設けられている。以下、各面ファスナ14a,14b,14cを総称する際には面ファスナ14と表記する。
カバーシート11の裏面に設けた防水シート20は、防水性を有するシート状のものであれば何でも良い。また、防水シート20は、カバーシート11の裏面に直接的に積層させるように設けたり、あるいは別体の防水シート20を貼り合わせるようにして設けても良い。本実施の形態の防水シート20は、具体的には例えば、下面(次述する吸水シート30と接触する表側)が綿のパイル地であり、上面(カバーシート11の裏面と接触する裏側)がポリウレタン等の合成樹脂のラミネートにより構成されている。かかる素材の場合、防水シート20の下面は、上面よりも摩擦抵抗が大きくなるように構成されている。
図1に示すように、防水シート20は、前記カバーシート11のうちカバー基部12に合わせた長方形に形成されている。すなわち、防水シート20は、カバーシート11のうちカバー基部12のほぼ全域に亘って設ければ良いが、カバー基部12の前端部12aや後端部12bの端側は除く大きさとしても良く、このような具体的な形状は適宜定め得る設計事項である。また、防水シート20は、その全面をカバーシート11の裏面に対して例えば接着剤で貼り付ける必要はなく、防水シート20の周縁のみをカバーシート11に貼り付けたり縫い合わせれば足りる。
防水シート20の下面に着脱自在に設ける吸水シート30は、吸水性を有するシート状のものであれば何でも良い。ここで吸水シート30は、防水シート20より着脱自在であるため、防水シート20およびカバーシート11とは別体として構成されている。吸水シート30は、具体的には例えば、吸水性高分子材料をシート状に加工したもの使用する。吸水シート30は、前記防水シート20に合わせた長方形に形成されているが、次述する止着手段であるポケット21内に収まるように、防水シート20よりも若干小さい長方形に成形されている。
カバーシート11は、吸水シート30を防水シート20の下面に沿って着脱自在に止着するための止着手段を備えている。かかる止着手段は、吸水シート30を保持できる構成であれば何でも良いが、本実施の形態では、防水シート20の下面に沿って設けられた通水性のあるポケット21からなる。かかるポケット21内に吸水シート30は挿入されることで止着される。
詳しく言えばポケット21は、防水シート20と横幅は等しく、前後方向の長さは防水シート20より若干短い長方形であり、防水シート20の下面の途中に重なる前端縁のみ開口し、他の両側縁および後端縁は、それぞれ防水シート20の端縁に止着され閉じられている。ポケット21は、その内側に収める吸水シート30が、ポケット21を介して重なる座部2の着座面2aから水分を吸い取ることができる程度の通水性を備えている。かかるポケット21の素材としては、具体的には例えば、不織布やフィルム等をメッシュ状としたり、パンチング等により通水性を付加したり、あるいは素材自体が通水性のある薄手のポリエステル繊維(難燃)の平織り等を採用すると良い。
次に、座席用カバー10の作用を説明する。
図2に示すように、座席用カバー10を使用する場合、座部2の着座面2aにカバーシート11を重ね合わせた状態で装着する。すなわち、カバー基部12を着座面2aに載置して、前端部12aを座部2のクッション前部に沿って底面側へ回り込ませて、一対の面ファスナ14a,14aを座部2の底面側に止着する。一方、後端部12bは座部2のクッション後部に沿って垂下させて、面ファスナ14cを座部2の後端側に止着する。また、一対のカバー側部13,13は、それぞれ座部2のクッション両側部に沿って底面側へ回り込ませて、一対の面ファスナ14b,14bを座部2の底面側に止着する。
このようにカバーシート11は、座部2の外形に合わせた形状であり、特に鉄道車両における例えば三人掛けの座席のうち左側、右側、中央のどの座部2の形状にも適合するように形成されている。よって、三人掛けの座席の何れの位置にある座部2に対しても装着することができる。また、カバーシート11は、取付手段である面ファスナ14により、座部2に対して容易に装着したり取り外すことができる。さらに、カバーシート11の表面は、座部2の着座面2aをなす表地と同一の素材により形成されているため、座席用カバー10を座席1の着座面2aに装着しても、着座面2aの見た目に違和感が生じることはなく、座席1全体の美観を維持することができる。
座席用カバー10を使用する状況は様々であるが、特に鉄道車両における座席の場合、鉄道車両が終点に到着した後、折り返し運転の前に車内を短時間で清掃するが、このとき座部2が何らかの理由で湿潤していることが多々ある。かかる座部2の水分を拭き取る作業は時間がかかり、従来は折り返し運転までに清掃が間に合わなければ、湿潤している座席の販売は避けていた。また、予備の座部と交換することも行われていたが、その数には限りがあった。そこで、このように湿潤している座部2に対して、本座席用カバー10を使用すると良い。
座部2に対する座席用カバー10の装着作業は、前述したように面ファスナ14によって容易に行うことができる。そして、座部2の着座面2aが湿潤していても、カバーシート11の裏面には防水シート20があるため、カバーシート11の表面まで着座面2a側の水分が浸透して濡れることはない。これにより、着座者が接するカバーシート11の表面は、乾燥した状態が維持されて快適な座り心地が確保される。
しかも、防水シート20の下面には、座部2の着座面2aに重なる吸水シート30があるため、着座者の重みで座席1の着座面2a側から滲み出た水分は、外部に漏れることなく吸水シート30でそのまま吸い取ることができる。特に吸水シート30は、防水シート20の下面に着脱自在であるため、吸水シート30が多くの水分を含んだり汚れたら、座席1の清掃時等に必要に応じて容易に交換することができる。このように、吸水シート30のみを新しいものと交換することで、常に十分な吸水性を確保することができる。
カバーシート11は、吸水シート30を防水シート20の下面に沿って着脱自在に止着するための止着手段を備える。これにより、吸水シート30を、防水シート20の下面に沿って簡単に止着することができる。ここで止着手段は、防水シート20の下面に沿って設けられた通水性のあるポケット21であり、該ポケット21内に吸水シート30は挿入されることで止着される。これにより、吸水シート30を防水シート20の下面に合わせた状態で、位置ずれしないように確実かつ容易に止着したり取り外すことができる。
ポケット21は、前述したように通水性を備える素材からなるため、吸水シート30が着座面2aに直に接触していなくても、吸水シート30は、ポケット21を介して着座面2a側から滲み出た水分を吸い取ることができる。また、ポケット21内にて吸水シート30が接触する防水シート20の下面は綿のパイル地であり、吸水シート30の上面である合成樹脂のラミネートに比べて摩擦抵抗が大きい。従って、ポケット21内における吸水シート30の位置ずれを確実に防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述したような実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、座席用カバー10を装着する座席は、鉄道車両の座席に限定されるものではなく、他に例えば、航空機、自動車、船舶等の客室内に設置される座席でも良い。
また、前記実施の形態では、座席用カバー10を、座席1のうち座部2の着座面2aを覆うものとして説明したが、座席1のうち図示省略した背凭れの前面(着座面)の全部または一部を覆うものとして構成しても良い。さらに、前記吸水シート30の止着手段は、ポケット21として構成したが、もちろんポケット21に限定されるものではなく、他に例えば、吸水シート30の幅方向に架設したバンドや吸水シート30の一面に設けた面ファスナ等によって構成しても良い。
本発明に係る座席用カバーは、特に鉄道車両、航空機、自動車、船舶等の客室内に設置される乗物用の座席の他、様々な座席に広く利用することができる。
1…座席
2…座部
2a…着座面
10…座席用カバー
11…カバーシート
12…カバー基部
13…カバー側部
14a,14b,14c…面ファスナ(取付手段)
20…防水シート
21…ポケット(止着手段)
30…吸水シート

Claims (6)

  1. 座席の着座面を覆う座席用カバーにおいて、
    座席の着座面に重ね合わせた状態に装着される着脱自在なカバーシートを備え、
    前記カバーシートの裏面に防水シートが設けられ、
    前記防水シートの下面に座席の着座面に重なる吸水シートが着脱自在に設けられたことを特徴とする座席用カバー。
  2. 前記カバーシートの表面は、座席の着座面をなす表地と同一の素材により形成されたことを特徴とする請求項1に記載の座席用カバー。
  3. 前記カバーシートは、座席の着座面を含む座部の外形に合わせた形状であり、該座部に対して着脱自在に装着するための取付手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の座席用カバー。
  4. 前記取付手段は、前記カバーシートの端縁に設けられ、前記座部の少なくとも底面側に着脱自在な面ファスナからなることを特徴とする請求項3に記載の座席用カバー。
  5. 前記カバーシートは、前記吸水シートを前記防水シートの下面に沿って着脱自在に止着するための止着手段を備えたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の座席用カバー。
  6. 前記止着手段は、前記防水シートの下面に沿って設けられた通水性のあるポケットであり、該ポケット内に前記吸水シートは挿入されることで止着されることを特徴とする請求項5に記載の座席用カバー。
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