JP2005319265A - 介護用座布団 - Google Patents

介護用座布団 Download PDF

Info

Publication number
JP2005319265A
JP2005319265A JP2004177608A JP2004177608A JP2005319265A JP 2005319265 A JP2005319265 A JP 2005319265A JP 2004177608 A JP2004177608 A JP 2004177608A JP 2004177608 A JP2004177608 A JP 2004177608A JP 2005319265 A JP2005319265 A JP 2005319265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cushion
water
liquid
bag body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004177608A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Hanada
ヒロ子 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004177608A priority Critical patent/JP2005319265A/ja
Publication of JP2005319265A publication Critical patent/JP2005319265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 尿失禁のおそれがある人でも安心できる介護用座布団を提供する。
【解決手段】 不透液性シート13の上に透液性シート14を重ね、両シートの間に吸水性パッド15を挟持させた吸水シート部12と、該吸水シート部12の下面に設けられたクッションシート部11とを重ねて袋体17内に収容する。外観上は通常の座布団と同じであるが、座った人が尿を漏らしても、漏れた尿は透液性シート14を通過して吸水性パッド15に吸い込まれ、吸水性パッド15の下には不透液性シート13があるので、椅子やソファーなどを汚す心配がない。
【選択図】 図2

Description

本発明は介護用に使用される座布団に関する。
従来、泌尿器疾患の患者などで、尿失禁のおそれがある人は、大人用の使い捨ておむつをするしかなかった。しかし、尿失禁の可能性の低い人にとっては、常時おむつをする必要性が低く、むしろ、おむつはかさばり、装着に違和感を感じることから、使うのを嫌がる。
ところで、椅子やソファーに座っているとき、尿を漏らすと、着衣や座っていた周辺を汚してしまうことになる。着衣の方は洗濯すればよいが、椅子やソファーに吸水性の素材が使用されていると、簡単に汚れを取ることができず、椅子やソファーを廃棄せざるを得なくなることもある。また、車のシートに尿を漏らすと、さらに面倒なことになる。
そのため、常時おむつをする必要がない人でも、外出するときなどは、尿を漏らしはしないかと心配し、漏らしたときのことを考えると、非常に不安になる。かといって、おむつはしたくない。
このような人のために、特許文献1(特開2002−65742号)では、装着時の違和感を軽減した使い捨て吸収性物品を提案している。また、特許文献2(特開2003−190168号)では、センサーによって、膀胱内の蓄尿量を定期的に自動計測し、失禁の可能性がある場合には、本人や周囲の人に知らせる尿失禁予防機器を提案している。
しかし、特許文献1に記載のものは、装着感は軽減されても全く無くなるわけではないので、常時はおむつをしなくてよい人には適さない。次の、特許文献2は、電子的な装置なので、かなり高価なものとなる。また、失禁の可能性のあるとき、近くにトイレがないと意味がないので、外出の際には不十分なものとなる。
特開2002−65742号 特開2003−190168号
本発明は、このような事実から考えられたもので、尿失禁のおそれがある人でも安心できる介護用座布団を提供することを目的としている。
前記の目的を達成するために本発明の請求項1の介護用座布団は、不透液性のシートの上に透液性シートを重ね、両シートの間に吸水性のパッドを挟持させた吸水シート部と、該吸水シート部の下面に設けられたクッションシート部と、前記吸水シート部とクッションシート部とを重ねた状態で収容する袋体と、を有し、該袋体の少なくとも前記吸水シートと接する部分が透液性であることを特徴としている。
本発明の請求項2の介護用座布団は、前記袋体が、前記吸水シート部を挿入・取出する開口を有することを特徴としている。
本発明の請求項3の介護用座布団は、前記袋体が前記吸水シート部の透液性シートを兼ね、前記吸水シート部の不透液性シートが前記袋体内のクッションシートの一方側にあって、該クッションシートのほぼ全面を覆う大きさであることを特徴としている。
本発明の請求項1記載の介護用座布団は、不透液性シートの上に透液性シートを重ね、両シートの間に吸水性パッドを挟持させた吸水シート部と、該吸水シート部の下面に設けられたクッションシート部とを重ねて透液性の袋体内に収容する構成なので、外観上は通常の座布団と同じである。尿失禁の可能性のある人は、この座布団に座れば、運悪く失禁しても、尿は透液性の袋体内とシートを通過して吸水性パッドに吸収され、椅子やソファーなどを汚すことがない。不透液性シートがあるので、尿はクッションシート部には達することがなく、座布団の下の椅子やソファーを汚すことを防止できる。これによって、万一の場合の安全策ができたので、尿失禁の可能性のある人でも、心配することなく生活し、外出もできるという優れた効果を奏し得る。
請求項2の発明によれば、吸水シート部が袋体内に出し入れ自由になっているので、吸水シート部だけを交換することで、クッションシート部は繰り返し使用できるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、通常の座布団の袋体の一端に開口を形成し、この開口から座布団の中に不透液性シートを入れ、この不透液性シートの上で、かつ、袋体の内側に吸水性のパッドを載せる構成なので、より簡単に作ることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の1実施例で、介護用座布団の外側の布製の袋体を取り除いた状態を模式的に示す斜視図である。図2は、介護用座布団を図1のA−A線で切断して模式的に示す断面図である。
これらの図に示すように、本発明の介護用座布団10は、クッションシート部11の上に、吸水シート部12を重ねた構造となっている。
クッションシート部11は、通常の座布団の綿を使用することができるが、それ以外のものでも、適当な弾性のあるものであれば使用することができる。たとえば、軟質発泡ポリウレタンのシートや、エアークッションなどである。
吸水シート部12は、不透液性シート13の上に透液性シート14を重ね、両シートの間に吸水パッド15を挟持させたものである。吸水シート部12の大きさは、クッションシート部11と同じか、若干小さめである。
不透液性シート13としては、尿などの液体が貫通しないものであればよく、たとえば、ポリエチレン、塩化ビニール又はナイロンなどの柔軟性のあるフィルムを使用する。厚さは、人が座っても破れる心配のない厚さである。
透液性シート14としては、天然繊維や合成繊維の織布や不織布を使用している。また、透液性シート14と不透液性シート13とは同じ大きさで、3辺を接着剤などで接着して袋状にし、吸水パッド15を挿入して入口の辺を接着して封止する。
吸水パッド15としては、使い捨ておむつに使用される吸水パッドを使用している。これには、綿状パルプ等と吸水性ポリマーとの混合体が使用されている。この混合体を、たとえば、上下にある透液性シート14や不透液性シート13より一回り小さい長方形または正方形に成形して使用する。吸水パッドの大きさは任意であり、特定の大きさに限定されるものではない。
吸水シート部12とクッションシート部11とは、係止部としての両面テープ16で剥離可能な状態で張り付ける。こうすることによって、吸水シート部12はクッションシート部11にワンタッチで着脱できるようになり、吸水シート部12は使い捨てにし、クッションシート部11は同じものを繰り返し使用することができる。
係止部として両面テープ16を例示したが、係止構造はこの構成に限定されるものではない。たとえば、紐で縛る構成にしたり、フックにするなど、多様な構成にすることができる。こうして吸水シート部12とクッションシート部11とを重ねたら、これらを透液性(たとえば布製)の袋体17に入れる。袋体17は、通常の座布団の綿を覆う布地であり、1辺に開口を設け、ここにファスナー18を取り付けて開閉自在にしておくとよい。ファスナー18を開いて開口から吸水シート部12を出し入れすることができるようになる。
次に、上記した介護用座布団の使用方法を説明する。
尿失禁の心配がある者は、椅子やソファーなどに座る場合は、図示の介護用座布団10を敷いて座る。運悪く尿を漏らした場合、尿は透液性の袋体17とシート14を通過して吸水パッド15に吸収されるが、下に不透液性シート13があるので、尿がクッションシート部11に達する心配はない。当然、椅子やソファーを濡らすこともない。
尚、ズボンなどの着衣が濡れることになるが、着替えを用意しておけばよく、濡れた衣服は洗濯すればよい。
図3は、本発明の第2実施例の介護用座布団を示す断面図である。この介護用座布団20は、クッションシート11を布などの透液性の袋体27内に収容し、クッションシート11の上に吸水パッド15を載せる構成では、実施例1と同じである。しかし、実施例1とは異なり、透液性のシート14を省略し、袋体27の上側部分に兼ねさせている。また、クッションシート11と吸水パッド15との間に、クッションシート11と同じ大きさの不透液性シート13を敷いている。そして、袋体27の一端27aは開放したままとした。一端27aは、この介護用座布団20に座ったとき、座った人の背中側にくるようにし、介護用座布団20の下側に仮想線に示すように折り込んで使用すると、周囲の人には見えないので、気づかれない。また、一端27aをこのように開放しておくことによって、濡れたとき、ここから直ちに吸水パッド15を取り出すことができる。
不透液性シート13は、クッションシート11と同じ大きさであれば、クッションシート11が濡れるのを確実に防止できるが、吸水パッド15の吸水能力などにより、クッションシート11より小さくてもよい。また、不透液性シート13は、その一部を袋体27に縫いつけて固定しておくと、ずれないので都合がよい。吸水パッド15は、この不透液性シート13の上に載せておけばよいが、両面テープ等で固定してもよい。
本発明の1実施例で、介護用座布団の外側の布製の袋体を取り除いた状態を模式的に示す斜視図である。 本発明の介護用座布団を図1のA−A線で切断して模式的に示す断面図である。 本発明の第2実施例の介護用座布団を示す断面図である。
符号の説明
10,20 介護用座布団
11 クッションシート部
12 吸水シート部
13,23 不透液性シート
14 透液性シート
15 吸水性パッド
17,27 袋体
27a 一端

Claims (3)

  1. 不透液性のシートの上に透液性シートを重ね、両シートの間に吸水性のパッドを挟持させた吸水シート部と、該吸水シート部の下面に設けられたクッションシート部と、前記吸水シート部とクッションシート部とを重ねた状態で収容する袋体と、を有し、該袋体の少なくとも前記吸水シートと接する部分が透液性であることを特徴とする介護用座布団。
  2. 前記袋体が、前記吸水シート部を挿入・取出する開口を有することを特徴とする請求項1記載の介護用座布団。
  3. 前記袋体が前記吸水シート部の透液性シートを兼ね、前記吸水シート部の不透液性シートが前記袋体内のクッションシートの一方側にあって、該クッションシートのほぼ全面を覆う大きさであることを特徴とする請求項1記載の介護用座布団。
JP2004177608A 2004-04-07 2004-05-20 介護用座布団 Pending JP2005319265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177608A JP2005319265A (ja) 2004-04-07 2004-05-20 介護用座布団

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002579 2004-04-07
JP2004177608A JP2005319265A (ja) 2004-04-07 2004-05-20 介護用座布団

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005319265A true JP2005319265A (ja) 2005-11-17

Family

ID=35466972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004177608A Pending JP2005319265A (ja) 2004-04-07 2004-05-20 介護用座布団

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005319265A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022114214A (ja) * 2021-01-26 2022-08-05 コイト電工株式会社 座席用カバー

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361272U (ja) * 1989-10-18 1991-06-17
JPH0387245U (ja) * 1989-12-20 1991-09-04
JPH09108072A (ja) * 1995-10-20 1997-04-28 Toshio Akiyama 吸濕具を備えた座布団

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361272U (ja) * 1989-10-18 1991-06-17
JPH0387245U (ja) * 1989-12-20 1991-09-04
JPH09108072A (ja) * 1995-10-20 1997-04-28 Toshio Akiyama 吸濕具を備えた座布団

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022114214A (ja) * 2021-01-26 2022-08-05 コイト電工株式会社 座席用カバー
JP7221315B2 (ja) 2021-01-26 2023-02-13 コイト電工株式会社 座席用カバー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI233795B (en) Absorbent products having removable absorbent unit
JP4729314B2 (ja) 吸収性物品
US6028241A (en) Patient underpad
JP2010507440A (ja) 使い捨て吸収性物品を水泳用パンツとして使用する方法
US6487727B1 (en) Nightwear for children or incontinent persons
JP3146049U (ja) 男性用尿パッド及び男性用尿パッドの取付構造
JP4159434B2 (ja) 紙おむつカバー及び吸収性物品
JP6372716B2 (ja) 尿吸収パッドを有する衣類
JP3208270U (ja) 男性用尿パッド及び男性用尿パッドの取付構造
JP3507427B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4516734B2 (ja) 使い捨て衛生用品
JP2005319265A (ja) 介護用座布団
JP4940487B2 (ja) 男性用尿漏れ防止具
JP5021518B2 (ja) 吸収性物品
JP2002238935A (ja) 褥瘡予防用のおむつカバー
JP2005087538A (ja) おむつ用パッド
JP3073695U (ja) おむつカバー
JP2010029485A (ja) 尿失禁対策用パンツ
JP3118448B2 (ja) 失禁用パンツ
JPS625150Y2 (ja)
JP3219365U (ja) 生理用筒状布ナプキン
JP5427420B2 (ja) 使い捨て吸収性物品
KR20100026678A (ko) 남성용 요 유출 방지구
JP4721321B2 (ja) 吸収性物品
JPH0621460Y2 (ja) 尿・便分別型おむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20061228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02