JP3073695U - おむつカバー - Google Patents

おむつカバー

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JP3073695U
JP3073695U JP2000003713U JP2000003713U JP3073695U JP 3073695 U JP3073695 U JP 3073695U JP 2000003713 U JP2000003713 U JP 2000003713U JP 2000003713 U JP2000003713 U JP 2000003713U JP 3073695 U JP3073695 U JP 3073695U
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diaper
cover
diaper cover
nonwoven fabric
cover body
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JP2000003713U
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武志 長
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ケア・ルートサービス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性、通気性、保温性、耐久性に優れ、軽
量で使用者の負担も小さく、安価で使い捨て可能なおむ
つカバーを提供する。 【解決手段】 紙おむつを身体に着用した状態を保持す
るためのおむつカバーにおいて、カバー本体2を高密度
ポリエチレン製の不織布で形成し、縁部をゴム編みベル
ト3,4,5,7で縁取りし、カバー本体2に逢着した
両側のサイド部8,9をパイル生地と不織布を貼り合わ
せた素材で形成し、一方のサイド部8に他方のサイド部
9の任意の個所に付着する面ファスナー11を取り付
け、カバー本体2の下部両端部に、サイド部8,9の任
意の個所に付着する面ファスナー12を取り付けたおむ
つカバー。カバー本体2は、透湿度が1000〜120
00g/m2/24Hr、耐水圧が500mm以上、破
裂強さが3kg/cm2以上、透気度が200秒/10
0cc以下であり、撥水度が80以上であるフラッシュ
紡糸不織布で作られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使い捨ての紙おむつを身体に保持するためのおむつカバーに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来より、高齢者、病人、身体障害者などでおむつを必要とする人は、布おむ つ、紙おむつを装着してから、おむつがずれ落ちたり外れないようにおむつカバ ーを着用している。
【0003】 従来から使用されている布製のおむつカバーは、洗濯して繰り返し使用するこ とを前提とし、洗濯回数100回以上、使用期間2年以上の耐久性が要求されて いる。そのため、ポリエステルを素材とする比較的厚手の布地で縫製した製品が 主流であり、重量も210g〜250g程度である。したがって、このおむつカ バーを布おむつと併用した場合、合計重量が1000g以上となるため、体が不 自由な使用者にとって肉体的な負担が大きく、行動が制約されている。
【0004】 また、従来の布製のおむつカバーの場合、洗濯して繰り返し使用しているため 、病院や養護施設など、複数の人がおむつカバーを共用することが多い所では、 衛生面の不安があり、感染などが生じる可能性も否定できない。
【0005】 さらに、従来のおむつカバーは使用期間が長期に渡るため、洗濯をしていても 、汚れやシミなどが残ったり、変色することが多く、不潔感が生じるだけでなく 、汚れたおむつカバーを着用することは、気分的に沈みがちなおむつ使用者の精 神衛生上、好ましくない。
【0006】 そのほか、従来の布製のおむつカバーの場合、毎日の洗濯にも多大な労力を要 するため、介護者の負担が大きく、また、在宅者の場合、最近の住宅事情の下で は、洗濯および乾燥などの場所を確保することが困難になりつつある。
【0007】 一方、近年においては、使い捨て紙おむつも使用されている。使い捨て紙おむ つを使用すれば、おむつカバーは不要となり、おむつカバーに関する諸問題は全 て解消するように思われがちであるが、使い捨て紙おむつは、軽失禁または歩行 可能なおむつ使用者が対象であり、失禁の量が多いおむつ使用者あるいは寝たき りのおむつ使用者には不適当である。このため、現実には、紙おむつの使用者の 90%以上がおむつカバーを使用しており、使い捨て紙おむつを使用すればおむ つカバーは全く不要になるという状況ではない。
【0008】 この場合、紙おむつとおむつカバーとの合計重量は600g程度であるため、 布おむつとおむつカバーとを併用した場合よりも軽いとはいえ、体が不自由な使 用者にとっては大きな負担となっている。また、使い捨て紙おむつは1枚当たり の単価が高額であるため、介護者などの負担を大幅に軽減することができること は明らかであるにもかかわらず、広く普及していないのが実状である。
【0009】 このように、おむつカバーを使用せざるを得ない状況において、おむつカバー が抱えている様々な問題を解決するため、従来より、使い捨ておむつカバーが開 発され、例えば、実開昭55−111907号公報、特開昭61−124604 号公報、特公昭63−39683号公報、実開平4−77922号公報などにお いて開示されている。これらの使い捨ておむつカバーは、紙あるいはポリエステ ルなどの合成樹脂を素材とし、通気性、防水性を備えたシート材で形成されたも のである。
【0010】 ところが、従来の使い捨ておむつカバーは、使い捨て方式に求められる必須要 件であるコストに関する問題が解決されておらず、1枚当たりの単価が高額であ るため、開発されてから長期間経過しているにもかかわらず、現実には、広く普 及していない状況である。
【0011】 一方、おむつカバーは、使用中は衣服の一部をなし、微妙な感触やわずかな重 さの違いが気になりやすく、装着感が重要視されるため、単に安価という理由だ けで、粗悪な材料を素材とする使い捨ておむつカバーを製作したとしても、防水 性、通気性、保温性などが不十分であるものは、おむつ使用者に不快感を与える ことになるため、採用することができない。
【0012】 したがって、高齢者、病人、身体障害者など、おむつを必要する人の多くは、 現在でも、様々な欠点のある従来のおむつカバーを繰り返し洗濯しながら使用し ているのが実状である。
【0013】 そこで、本考案が解決しようとする課題は、防水性、通気性、保温性、耐久性 に優れ、軽量で使用者の負担も小さく、安価で使い捨て可能なおむつカバーを提 供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案は、紙おむつを身体に着用した状態を保持す るための、腹部で両側のサイド部を止め合わせて装着するおむつカバーにおいて 、カバー本体を高密度ポリエチレン製の不織布で形成し、縁部をゴム編みベルト で縁取りし、前記カバー本体に逢着した両側のサイド部をパイル生地と不織布を 貼り合わせた素材で形成し、前記両側のサイド部の一方に前記サイド部の他方の 任意の個所に付着する面ファスナーを取り付け、前記カバー本体の下部両端部に 前記サイド部の任意の個所にそれぞれ付着する面ファスナーを取り付けたことを 特徴とする。
【0015】 このおむつカバーにおいて、前記カバー本体を、透湿度が1000〜1200 0g/m2/24Hr、耐水圧が500mm以上、破裂強さが3kg/cm2以上 、透気度が200秒/100cc以下であり、撥水度が80以上であるフラッシ ュ紡糸不織布で作る。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を説明する。
【0017】 1.フラッシュ紡糸法/フラッシュ紡糸不織布 本考案に用いられる不織布はフラッシュ紡糸不織布からなる。フラッシュ紡糸 不織布とはフラッシュ紡糸法により製造される三次元網状繊維からなる不織布を 総称する。このようなシートとしては、「タイベック」(登録商標)(イー・ア イ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニーから入手できる)等が例示 できるがこれらに限定されるわけではない。フラッシュ紡糸不織布は、例えば特 公昭41−6125号に開示されている。本考案におけるフラッシュ紡糸法は特 に限定されるものではなく、その概要を説明すると、ポリオレフィン系ポリマー を高温高圧下で有機溶媒に溶解させた後、得られる溶液に減圧オリフィスを通し て急激な圧力損失を与えると、均一層であった溶液が相分離した状態の液状物と なり、この液状物を紡口から常温常圧下に吐出すると、繊維径0.1μm〜10 μmの極細繊維からなる三次元網状繊維が形成され、これをコンベアベルト上に 振り落としウエブ状にした後ロール等により部分圧着または全面圧着し、シート 状にした不織布シートを得るものである。フラッシュ紡糸法による不織布は繊維 の断面形状が微細な網状繊維から構成されその繊維の断面形状は非円形、つまり 異形であり熱接合された不織布状のものは繊維間に微細な空孔を有し、優れた透 湿性と防水性を保持している。ここでの微細な空孔サイズは0.1〜10μm程 度である。
【0018】 2.フラッシュ紡糸法に用いられる樹脂 これらフラッシュ紡糸法による不織布の構成繊維を形成する樹脂としては、ポ リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、 ポリスチレンなどがある。この中でも、特に素材は限定されるものではないが、 不織布としての軽量、引張強さなどからポリオレフィンが好ましく、特に引張強 さの大である事からポリエチレンが好ましい。
【0019】 3.透湿度 本考案のおむつカバーの透湿性は、JISL−1099A−1法により、40 ℃、90%RHの通常測定条件のもとで、測定される透湿度が、1000〜12 000g/m2・24Hrであることが必要である。透湿性はおむつカバーとし ての蒸れに関係し、透湿性が低いと蒸れが発生し、着用者に不快感を与える。透 湿度が1000g/m2・24Hr未満では実際に着用者の使用感では蒸れを感 じ、不快であるとの評価であった。透湿度が12000g/m2・24Hrを越 える分は蒸れはなく快適であると予測できるが、このような高透湿度の不織布を 得るためにはかなりの空隙を必要とし、それにより耐水度が低下するため好まし くない。
【0020】 4.耐水度 耐水度試験 JISL−1092A法(低水圧法)により測定される耐水度は 、500mm以上であることを特徴とするものである。耐水度はおむつカバーと しての排泄した尿の漏れに関係し、耐水度が500mm未満では尿漏れを起こす 可能性があり好ましくない。耐水度の上限は特にないが通常2000mmを越え るような不織布の接合を行うと透湿度が低下するため好ましくない。透湿度と耐 水度とは相反する物性であり、本考案のおむつカバーとして最適な組み合せを適 宜選択する必要がある。
【0021】 5.破裂強度 また本考案のおむつカバーに使用される不織布の破裂強度は、3kg/cm2 以上である必要がある。ここで言う破裂強さは、JISL−10966.16. 2法(ミューレン形法)によって測定される。破裂強さはおむつカバーとして使 用した場合の破れに関係し、破裂強さが3kg/cm2未満の場合、おむつカバ ーとして使用する際の破れが発生しおむつカバーが露出し、それにより尿漏れを 引き起こす可能性があり好ましくない。
【0022】 6.透気度 また本考案に用いられる不織布のJISP−8117により測定される透気度 は200秒以下であることが必要である。透気度の測定値はある一定面積を通じ て一定量の空気が通過するのに必要な時間であり、透気度の値が太きいはと空気 の通りが悪いことを意味する。透気度は一種の透湿性に関係する値であり、透気 度と透湿性との相関性は多少しかない。透気度が悪くとも透湿性のいい場合があ る。透気度が200秒以下及び透湿度が1000〜12000g/m2・24H rの範囲にあることがおむつカバーとしての快適性に相関するものであり、蒸れ なく快適に使用するために必要な物性である。
【0023】 7.撥水度 またおむつカバーとして尿の漏れを防ぐためには、本考案において用いるフラ ッシュ紡糸不織布の耐水度が500mm以上、かつそのフラッシュ紡糸不織布か らなるシート基布の撥水度が50以上は必要であり、好ましくは70以上である 。撥水度はJISL−10925.2撥水度試験により評価する。耐水度は尿の 漏れ防止、撥水度が50以上であることにより水をはじきさらっとしたさわやか な使用感を得る為に必要である。撥水度が低いと皮膚にぬめりつく感覚が生じ、 使用者の使用感を著しべ阻害するため好ましくない。
【0024】 8.目付 更に本考案に使用される不織布は軽量である為、使用者の負担も小さく、基布 内部に多くの空隙を有するため保温性をも併せ持ち、リント(糸くず)などの発 生もなくシミや汚れなどが付着しにくい特徴がある。ここでのおむつカバーの総 重量は60g以下であることが好ましく、例えば寝たきり老人などに対し、おむ つ交換作業が軽量のために非常にやり易い特徴を有する。ここで用いる不織布と しての日付は30〜70g/m2が好ましい。ここでの目付が大きいとおむつカ バーとしての重量が大きくなり重くなるため好ましくない。
【0025】 9.柔軟性 本考案のおむつカバーに用いられる不織布は、構成する極細繊維が加熱接合時 に部分熱圧着させたものであることが好ましい。極細繊維は全面熱圧着或いは部 分熱圧着させることが可能であるが、できあがった不織布を熱圧着する状態によ り柔軟性が異なり、おむつカバーとして用いる場合には柔軟な部分熱圧着タイプ が好ましい。柔軟性は例えばKESの純曲げ値で評価することも可能であり、通 常の部分熱圧着不織布は通常0.6g・cm2/cm程度である。この値を大き く超えると固くなりごわごわした感じが生じ好ましくない。
【0026】 10.プリント加工 また本考案のおむつカバーは不織布にプリント加工を施す事が出来ることを特 徴とする。高密度ポリエチレンの極細繊維を素材とする不織布は耐薬品性などに 優れ、原反に染色する事も可能であり、色落ち、変色なども発生しにくい為、自 由にプリント加工を施すことが可能であり、製造工程において絵柄、模様などを 印刷することにより、色物、柄物など多種多様のおむつカバーを形成することが 出来る。 勿論原反に染色した色無地加工の状態でおむつカバーを形成することも可能で ある。
【0027】 したがって病院や養護施設など、おむつ使用者が何人もいる場所において使用 者別、サイズ別、病状別などに区別して使用する必要がある場合、おむつカバー に付された色や模様などによって分類できるため、識別が極めて容易となり、介 護者などの負担が大幅に軽減する。
【0028】 また色物、柄物など多種多様のおむつカバーを形成することにより使用者は様 々な色彩や模様を施したおむつカバーの中から好みのものを選択することが出来 るようになるため、気分的に沈みがちなおむつ使用者の意識が向上し、自分の好 みのものを選択するという行為は自立心や生きる意欲を生み出すため、精神衛生 上好ましい結果を与える。
【0029】
【実施例】 次に本考案によるおむつカバーの実施例について図面を参照しながら説明する 。 図1は本考案の実施例を示す展開図、図2は腰に装着した状態の正面図、図3 はその背面図、図4は前部を装着した状態の正面図である。
【0030】 これらの図において、おむつカバー1は、そのカバー本体2が高密度ポリエチ レンのフラッシュ紡糸不織布、例えば「タイベツク」(登録商標)(イー・アイ ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニーから入手できる)から構成さ れている。カバー本体2の縁部には横漏れ防止用のゴム編みベルト3,4を縫い つけている。また、カバー本体2の下部には、前押さえ用ゴム編みベルト5を縫 いつけている。さらに、カバー本体2の上部は二つ折りにして後ろ漏れ防止の袋 部6を形成し、上部にベルト用ゴム編みベルト7を縫いつけている。カバー本体 2の上部両サイド部8,9は、パイル生地と不織布を張り合わせた素材で形成し 、引っ張り方向の弾力性と、通気性を与えている。一方のサイド部8には、ゴム ベルト10を縫いつけ、そこに面ファスナー11を縫いつけている。さらに、カ バー本体2の下部の両側にも、面ファスナー12を縫いつけている。
【0031】 次に、このおむつカバーの使用方法を説明する。 まず、おむつを着用した後、おむつの臀部側におむつカバー1のカバー本体2 をあてがい、両サイド部8,9を腹部側に合わせ、ゴムベルト10の先端の面フ ァスナー11を他方のサイド部9に押し付けて、サイド部9のパイル生地の任意 の位置に付着させる。その状態の前後の状態が図2及び図3である。 次いで、カバー本体2の下部を股の間から前方に回し、腹部のサイド部8,9 のパイル生地の任意の場所に押し付けると、面ファスナー12が付着して、止め ることができる。
【0032】
【考案の効果】
本考案によるおむつカバーによれば、下記の効果を奏する。 (1)おむつカバー本体を構成する基材(布)の高密度ポリエチレン不織布は極 細繊維を使用することから、生地内に多くの空気層を有しているため防水性、通 気性、保温性に優れ、排泄物が漏れたり内部が蒸れたりすることが少ない。また 前述したように軽量で装着感に優れ強靭であるため1日程度の使用に十分耐える だけの耐久性を具備するものである。
【0033】 (2)おむつカバーは、従来のおむつカバーに比較して安価であるため現実的な 意味において使い捨てが可能であり、1日程度使用した後廃棄処分することを前 提としている。従って病院や養護施設などにおいて複数の使用者で共用すること もなくなり衛生的である特徴がある。またこれによって洗濯も不要となるため介 護者の負担を大幅に低減することが出来、洗濯や乾燥のための場所を確保する必 要もなくなる。なおおむつカバー10は破損、汚損しない限り繰り返し使用する ことは自由である。
【0034】 (3)本考案によるおむつカバーは、通常の成人用サイズに試作した場合、重量 が約45gであり、従来のほぼ同じサイズである約210〜250g重量のポリ エステル製おむつカバー、80〜150g重量の同様の紙おむつカバーと比較す るとかなり軽量化され、装着時に違和感がなく、使用者の負担も少なくし、日常 の運動における制約をなくすることができるものである。特に、総重量が60g 以下であることが必要とされる寝たきりの人を対象としたおむつカバーにおいて は非常に重要なポイントなのである。
【0035】 (4)更に、本考案によるおむつカバーは、その主要構成基材であるフラッシュ 紡糸不織布シートの素材が高密度ポリエチレンであるため、使用後は焼却可能で あり、焼却により完全燃焼すれば炭酸ガスと水になり、有毒ガスの発生もないた め環境汚染などのおそれもなく、二次汚染防止の為の特殊な処理方法をとる必要 もない。このため廃棄処分が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す展開図である。
【図2】 本考案の実施例を腰に装着した状態の正面図
である。
【図3】 本考案の実施例を腰に装着した状態の背面図
である。
【図4】 本考案の実施例の前部を装着した状態の正面
図である。
【符号の説明】
1 おむつカバー、2 カバー本体、3,4,5,7
ゴム編みベルト、6 袋部、8,9 サイド部、10
ゴムベルト、11,12 面ファスナー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙おむつを身体に着用した状態を保持す
    るための、腹部で両側のサイド部を止め合わせて装着す
    るおむつカバーにおいて、 カバー本体を高密度ポリエチレン製の不織布で形成し、
    縁部をゴム編みベルトで縁取りし、前記カバー本体に逢
    着した両側のサイド部をパイル生地と不織布を貼り合わ
    せた素材で形成し、前記両側のサイド部の一方に前記サ
    イド部の他方の任意の個所に付着する面ファスナーを取
    り付け、前記カバー本体の下部両端部に前記サイド部の
    任意の個所にそれぞれ付着する面ファスナーを取り付け
    たことを特徴とするおむつカバー。
  2. 【請求項2】 前記カバー本体は、透湿度が1000〜
    12000g/m2/24Hr、耐水圧が500mm以
    上、破裂強さが3kg/cm2以上、透気度が200秒
    /100cc以下であり、撥水度が80以上であるフラ
    ッシュ紡糸不織布で作られていることを特徴とする請求
    項1記載のおむつカバー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002238935A (ja) * 2001-02-22 2002-08-27 Kazuko Nakagawa 褥瘡予防用のおむつカバー
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