JP4159434B2 - 紙おむつカバー及び吸収性物品 - Google Patents
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これにより、中間シートをずらすことによって、内面シート、中間シート及び外面シートを連通する貫通口が形成され、且つ、止着・剥離自在な止着部材によって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になる。
これにより、内面シートをずらすことによって、内面シート、中間シート及び外面シートを連通する貫通口が構成され、且つ、止着・剥離自在な止着部材によって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になる。
これにより、前記内面シート及び前記中間シートをずらすことによって、内面シート、中間シート及び外面シートを連通する貫通口が構成され、且つ、止着・剥離自在な止着部材によって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になる。
これにより、中間シートをずらすことによって、内面シート、中間シート及び外面シートを連通する貫通口が形成され、且つ、止着・剥離自在な止着部材によって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になる。
これにより、内面シートをずらすことによって、内面シート、中間シート及び外面シートを連通する貫通口が形成され、且つ、止着・剥離自在な止着部材によって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になる。
これにより、内面シート及び中間シートをずらすことによって、内面シート、中間シート及び外面シートを連通する貫通口が構成され、且つ止着・剥離自在な止着部材によって開口部を必要に応じて開閉することが可能になる。
さらに、中間シートを内面シート或いは外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることによって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になり、排尿後も紙おむつカバーとしての機能を維持することが出来る。
さらに、内面シートを中間シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることによって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になり、排尿後も紙おむつカバーとしての機能を維持することが出来る。
さらに、中間シートを内面シート或いは外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることによって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になり、排尿後も紙おむつカバーとしての機能を維持することが出来る。
さらに、中間シートを内面シート或いは外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることによって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になり、排尿後も吸収性物品としての機能を維持することが出来る。
さらに、内面シートを中間シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることによって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になり、排尿後も吸収性物品としての機能を維持することが出来る。
さらに、中間シートを内面シート或いは外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることによって、開口部を必要に応じて開閉することが可能になり、排尿後も吸収性物品としての機能を維持することが出来る。
図1は、本発明を適用した吸収性物品の展開図であり、図2は、図1を組み立てた斜視図である。また、図3は図1のA−A´線における断面図で、図4及び図5は図3の変形例である。本実施例では、吸収性物品として、パンツタイプの使い捨て紙おむつを例に説明する。
液不透過性のシートは、例えば、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材であり、ムレ防止の観点から透湿性を有するシート材であることが好ましい。この遮水性と透湿性とを具備するシート材としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート材が好適に用いられる。
一方、外面シート4と内面シート2の間に吸収体5が介装されるようなタイプの紙おむつにおいては、内面シート2に体液を素早く吸収させて、さらにその直下の吸収体で充分に吸収させ、保持させることとなるため、液透過性である必要がある。液透過性のシートとしては、例えば、有孔または無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどにより形成されるものが挙げられる。不織布は、繊維を織ったり編んだりすることなく、「繊維どうしを化学的方法、機械的方法または、それらの組み合わせにより、結合や絡み合せを行った構造物」であり、不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。また、不織布を製造する方法としては、公知の方法を適宜用いることができ、例えば、乾式法、湿式法、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブロー法、ニードルパンチ法、或いはこれらを組み合わせた方法等によって不織布を製造することができる。
内面シート2に多数の透孔を形成した場合には、経血やおりもの等の体液がより速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
開口部11と止着部12については後述する。
紙おむつ1では、内面シート2及び外面シート4に、装着時に開裂させて開口部11を形成することが出来るミシン目を、幅方向、つまり展開時における長手方向と垂直な方向に、その中点を紙おむつ1腹側部6の中心線に合わせて、例えば10cm程度の長さを以って設けて、中間シート3を上下左右等の方向にずらして寄せることによって、内面シート2、外面シート4及び中間シート3の連通を可能にした。しかし、全てのシートを連通させることの出来る構造であればミシン目である必要はなく、例えば孔でも構わないし、スリットでも構わない。さらに例えばミシン目であっても、縦、横、斜め又は十字など、開裂し易く、使用し易い方向、形で設けて構わない。さらに、腹側部6の開口部11を設けるのに適当な領域(例えば腹側部6の上下左右の端から内側に20%を除いた領域)を、手で簡単に開裂出来るような素材で構成することによって、使用者が希望する任意の箇所に容易に開口部を設けられるような構造としても構わない。基本的に、紙や繊維には裂け易い方向(繊維が流れている方向で、順目(もしくは縦目)と呼ばれる方向)があり、この順目に沿って裂くことで、裂け目を曲げることなく真っ直ぐに入れることが可能になる。繊維や紙のこの性質を利用することで、使用者の好む任意の場所に容易に開口部を設けることが出来る構造とすることが可能になる。また、鋏などの道具を使用することによって開口部を設けることとしても構わないし、その他適宜開口部11の形成が可能な構造を採用しても良い。
メカニカルテープは、例えば、不織布からなる止着部材であり、ループとフックを引っ掛けることで止着状態を形成する。
本願発明の紙おむつ1をリハビリ用衛生用品として利用する利用者は比較的活発に活動を行うことも考えられるため、止着力の強いメカニカルテープを使用することが望ましいが、逆に非力な使用者による使用や、メカニカルテープを取付けたシートの引張りに対する耐性などを加味し、使用に適したメカニカルテープを選ぶのが好ましい。
なお、止着部材12aは開口部11の周りを取り囲むように配しても良いが、開口部11を塞ぐことの出来る位置に、止着出来る程度の大きさ、個数が配されていれば良い。
さらに、中間シート3を内面シート2或いは外面シート4に止着・剥離自在な止着部材12aが設けられていることによって、開口部11を必要に応じて開閉することが可能になり、排尿後も吸収性物品としての機能を維持することが出来る。
なお、変形例を説明するに当たり、上記実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
(変形例1)
図4(a)に示すように、紙おむつ100には、外面シート4と中間シート3に開口部11が設けられている。この場合は、内面シート2をずらして寄せることによって外面シート4と中間シート3を連通する貫通口6aを形成させることが出来る(図4(b))。
この場合、止着部材12aは中間シート3の内側面と内面シート2の外側面に設けることが望ましい(図4(a))。
この変形例1にかかる紙おむつ100においても、紙おむつ1と同様の効果を有する。
また、図5(a)に示すように、紙おむつ200には、外面シート4のみに開口部11が設けられている。この場合、開口部近傍の中間シート3は、外面シート4及び内面シート2とは接着されていない。従って、中間シート3及び内面シート2を上下左右方向にずらして寄せることによって、内面シート2、外面シート4及び中間シート3を連通させ、貫通口6aを形成することが可能になる(図5(b))。
この場合、止着部材12aは、外面シート4の内側面と中間シート3の外側面に設けるか、もしくは中間シート3の内側面と内面シート2の外側面に設ける(図5(a))ことが望ましい。
この変形例2にかかる紙おむつ200においても、紙おむつ1、100と同様の効果を有する。
100 紙おむつ(吸収性物品)
200 紙おむつ(吸収性物品)
1a 紙おむつ本体(紙おむつカバー)
2 内面シート
3 中間シート
4 外面シート
6 腹側部
6a 貫通口
11 開口部
12 止着部
12a 止着部材
Claims (6)
- 人体に接する面側に設けられた内面シートと、人体と接する面と反対側に設けられた外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に設けられた中間シートとを備え、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、前記腹側部と前記背側部との間の股下部とに区分される紙おむつカバーにおいて、
前記腹側部の前記内面シートと前記外面シートとに、装着時に男性器を取り出し可能な大きさの開口部、或いは当該開口部を形成するためのミシン目乃至は領域が設けられ、
前記中間シートをずらすことにより、前記内面シート及び前記外面シートの前記開口部が連通して前記腹側部に貫通口が形成可能に構成され、
前記中間シートにより前記内面シート及び前記外面シートの前記開口部を覆った際、当該中間シートを前記内面シート或いは前記外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることを特徴とする紙おむつカバー。 - 人体に接する面側に設けられた内面シートと、人体と接する面と反対側に設けられた外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に設けられた中間シートとを備え、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、前記腹側部と前記背側部との間の股下部とに区分される紙おむつカバーにおいて、
前記腹側部の前記中間シートと前記外面シートとに、装着時に男性器を取り出し可能な大きさの開口部、或いは当該開口部を形成するためのミシン目乃至は領域が設けられ、
前記内面シートをずらすことにより、前記中間シート及び前記外面シートの前記開口部が連通して前記腹側部に貫通口が形成可能に構成され、
前記内面シートにより前記中間シート及び前記外面シートの前記開口部を覆った際、当該内面シートを前記中間シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることを特徴とする紙おむつカバー。 - 人体に接する面側に設けられた内面シートと、人体と接する面と反対側に設けられた外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に設けられた中間シートとを備え、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、前記腹側部と前記背側部との間の股下部とに区分される紙おむつカバーにおいて、
前記腹側部の前記外面シートに、装着時に男性器を取り出し可能な大きさの開口部、或いは当該開口部を形成するためのミシン目乃至は領域が設けられ、
前記内面シート及び前記中間シートをずらすことにより、前記外面シートの前記開口部が連通して前記腹側部に貫通口が形成可能に構成され、
前記内面シート及び前記中間シートにより前記外面シートの前記開口部を覆った際、当該中間シートを前記内面シート若しくは前記外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることを特徴とする紙おむつカバー。 - 人体に接する面側に設けられた内面シートと、人体と接する面と反対側に設けられた外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に設けられた中間シートとを備え、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、前記腹側部と前記背側部との間の股下部とに区分され、前記股下部に吸収体を備える吸収性物品において、
前記腹側部の前記内面シートと前記外面シートとに、装着時に男性器を取り出し可能な大きさの開口部、或いは当該開口部を形成するためのミシン目乃至は領域が設けられ、
前記中間シートをずらすことにより、前記内面シート及び前記外面シートの前記開口部が連通して前記腹側部に貫通口が形成可能に構成され、
前記中間シートにより前記内面シート及び前記外面シートの前記開口部を覆った際、当該中間シートを前記内面シート或いは外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることを特徴とする吸収性物品。 - 人体に接する面側に設けられた内面シートと、人体と接する面と反対側に設けられた外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に設けられた中間シートとを備え、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、前記腹側部と前記背側部との間の股下部とに区分され、前記股下部に吸収体を備える吸収性物品において、
前記腹側部の前記中間シートと前記外面シートとに、装着時に男性器を取り出し可能な大きさの開口部、或いは当該開口部を形成するためのミシン目乃至は領域が設けられ、
前記内面シートをずらすことにより、前記中間シート及び前記外面シートの前記開口部が連通して前記腹側部に貫通口が形成可能に構成され、
前記内面シートにより前記中間シート及び前記外面シートの前記開口部を覆った際、当該内面シートを前記中間シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることを特徴とする吸収性物品。 - 人体に接する面側に設けられた内面シートと、人体と接する面と反対側に設けられた外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に設けられた中間シートとを備え、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、前記腹側部と前記背側部との間の股下部とに区分され、前記股下部に設けられる吸収体と、を備える吸収性物品において、
前記腹側部の前記外面シートに、装着時に男性器を取り出し可能な大きさの開口部、或いは当該開口部を形成するためのミシン目乃至は領域が設けられ、
前記内面シート及び前記中間シートをずらすことにより、前記外面シートの前記開口部が連通して前記腹側部に貫通口が形成可能に構成され、
前記内面シート及び前記中間シートにより前記外面シートの前記開口部を覆った際、当該中間シートを前記内面シート若しくは前記外面シートに止着・剥離自在な止着部材が設けられていることを特徴とする吸収性物品。
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