JP2002095698A - おむつカバー - Google Patents

おむつカバー

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JP2002095698A
JP2002095698A JP2000288925A JP2000288925A JP2002095698A JP 2002095698 A JP2002095698 A JP 2002095698A JP 2000288925 A JP2000288925 A JP 2000288925A JP 2000288925 A JP2000288925 A JP 2000288925A JP 2002095698 A JP2002095698 A JP 2002095698A
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diaper
stretchable
fabric
waterproof
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JP2000288925A
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Yutaka Tanaka
豊 田中
Tetsuo Kimura
鉄雄 木村
Takashi Moriyama
隆 森山
Takeshi Cho
武志 長
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KEA LE-TO SERVICE KK
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
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KEA LE TO SERVICE KK
KEA LE-TO SERVICE KK
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】便や尿が漏れないための防水性、強度を保ちつ
つ、通気性に優れてむれず、軽量かつ柔軟で、かつ、良
好なフィット性を兼ね備えたおむつカバーを提供するこ
と。 【解決手段】目付が100g/m2以下であるおむつカ
バーであって、少なくともおむつが装着される部分に透
湿度が1000g/m2・24Hr以上、耐水圧が50
0mm以上の満たす通気性を有する防水性布帛が使用さ
れ、前記防水性布帛と、100%伸長時応力>=50c
N/cmの条件を満たす伸縮性・柔軟性を有する布帛が
接合されて構成されることを特徴とするおむつカバー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽く、むれず、便
や尿漏れのない、フィット性に優れたおむつカバーに関
する。さらに詳しくは、洗濯して数回使用可能なおむつ
カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】おむつカバーは、使い捨てのおむつや布
おむつ等と共に種々の場面で使用されている。おむつ及
びおむつカバーの使用者は赤ん坊、高齢者、病人、身体
障害者など多様にわたり、軽度の失禁の場合から、全面
的に介助が必要な重度な場合まで様々である。おむつの
形状も、比較的小さい部分パッドから、全面的にウエス
トから股部まで覆われたものまで、様々な提案がなされ
てきた。
【0003】この中で、おむつカバーに共通して求めら
れていることは、便や尿漏れがないこと、蒸れないこ
と、運動の妨げにならないこと、着用感がよいこと、軽
量であること等が挙げられる。また、特に軽失禁の人な
ど小さいタイプのおむつの使用者にとっては、柔軟で肌
触りがよいことがより求められている。
【0004】これらの目的を達成するために様々な提案
がなされている。たとえば、特開平10−295729
号公報では、防水性、通気性に優れた高密度ポリエチレ
ンの連続性極細繊維を素材とする不織布を使用したおむ
つカバーが開示されている。
【0005】また、特開2000−116706号公報
には、耐水性、透湿性、通気性に優れたスパンボンド不
織布と透湿性フィルムからなる複合体シートを使用した
おむつカバーが開示されている。
【0006】一方、実開平1−78108号公報では、
ポリウレタン極細繊維からなる不織布を伸縮性布帛に積
層して貼り合わせた複合体からなるおむつカバーによ
り、伸縮性があり、通気性が良好で防水性を備えたおむ
つカバーが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−295729号公報のポリエチレンの連続性極細
繊維を素材とする不織布からなるおむつカバーでは、防
水性や通気性には優れているものの、伸縮性が得られな
いため、おむつとおむつカバーと身体とのフィット性が
悪く、おむつカバーがずれやすい。すなわち、フィット
性が悪いと、寝返りをうつ、歩行する等の運動において
も、身体の動きの妨げになるうえ、おむつカバーがずれ
やすくなり、その結果、運動により、便や尿などの排泄
物が漏れる等の原因となりやすく、着用感も悪い。
【0008】また、特開2000−116706号公報
のスパンボンド不織布と透湿性フィルムからなる複合体
シートを用いたおむつカバーでは、軽量で耐水性、透湿
性、通気性には優れているものの、特開平10−295
729号公報のおむつカバーと同様、伸縮性が得られな
いため、フィット性に問題がある。
【0009】一方、実開平1−78108号公報のポリ
ウレタン極細繊維からなる不織布を伸縮性布帛に積層し
て貼り合わせたおむつカバーでは、通気性、伸縮性は良
好ではあるが、防水性、強度が十分でないため、ベッド
で寝返りをうったり、うつ伏せ状態が続いた場合など、
便や尿などの排泄物が漏れる原因となりやすい。加えて
柔軟性も十分でなく、さらに、不織布と伸縮性布帛を積
層して貼り合わせた複合体であるため、全体的な目付が
大きくなり、軽量のおむつカバーを得るのが困難であ
る。
【0010】また、特に軽失禁者用の、たとえば、部分
的におむつパッドを用いるような使用者の場合は、おむ
つカバーが肌に接する面積が多くなり、肌触りが良いも
のが求められるが、上述の提案はいずれも十分に肌触り
のよいものが開示されていない。
【0011】本発明は、上述したような問題点を解決し
て、便や尿が漏れないための防水性、強度を保ちつつ、
通気性に優れてむれず、軽量かつ柔軟で、かつ、良好な
フィット性を有するすべてを兼ね備えたおむつカバーを
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、次の構成を要する。本発明の請求項1に関
わる発明は目付が100g/m2以下であるおむつカバ
ーであって、少なくともおむつが装着される部分に透湿
度が1000g/m2・24Hr以上、耐水圧が500
mmHO以上の満たす通気性を有する防水性布帛が使
用され、前記防水性布帛と、100%伸長時応力>=5
0cN/cmの条件を満たす伸縮性・柔軟性を有する布
帛が接合されて構成されることを特徴とするおむつカバ
ーである。本発明の請求項2にかかる発明は、防水性布
帛が破裂強度3kgf/cm2以上、透気度200se
c/100cc以下、目付100g/m2以下であるこ
とを特徴とする請求項1記載のおむつカバーである。本
発明の請求項3にかかる発明は、請求項1記載の伸縮性
・柔軟性を有する布帛がポリウレタン系弾性不織布であ
って、前記ポリウレタン系弾性不織布は、平均直径30
μm以下からなる極細繊維を含み、破断強度が340c
N/cm以上、100%伸長回復率が80%以上、剛軟
度y(mm)と目付けX(g/m2)の関係が、y<
0.2X+50、通気度が500cm3/cm2/sec
以上、目付が50〜150g/m2であることを特徴と
する請求項1記載のおむつカバーである。本発明の請求
項4にかかる発明は、おむつが装着される部分がポリエ
チレン連続極細繊維からなる請求項2記載の防水性布帛
からなり、おむつが装着される部分以外が請求項3記載
の伸縮性・柔軟性を有する布帛からなることを特徴とす
る請求項1記載のおむつカバーである。本発明の請求項
5にかかる発明は、ウエスト部が請求項1記載の伸縮性
・柔軟性を有する布帛からなることを特徴とする請求項
1記載のおむつカバーである。本発明の請求項6にかか
る発明は、サイド部に請求項1記載の伸縮性・柔軟性を
有する布帛を用いたことを特徴とする請求項1記載のお
むつカバーである。本発明の請求項7にかかる発明は、
前身ごろ部のウエスト側の部分を中心に1/5以上に請
求項1記載の伸縮性・柔軟性を有する布帛を用い、前身
ごろ部の股側の部分を中心に1/5以上に請求項1記載
の防水性布帛を用い、後ろ身ごろ部の股側の部分を中心
に4/5以上に請求項1記載の防水性布帛を用いたこと
を特徴とする請求項1記載のおむつカバーである。本発
明の請求項8にかかる発明は、レッグホール部から伸び
るレッグ部が形成され、当該レッグ部に請求項1記載の
伸縮性・柔軟性を有する布帛を用いたことを特徴とする
請求項1記載のおむつカバーである。本発明の請求項9
にかかる発明は、請求項1記載のおむつカバーであっ
て、伸縮性・柔軟性を有する布帛に透湿防水性フィルム
をラミネートした複合体シートを用いたおむつカバーで
ある。本発明の請求項10にかかる発明は、請求項1記
載の防水性布帛を使用した部位に横漏れギャザーを設置
することを特徴とする請求項1記載のおむつカバーであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1の左図は本発明におけるおむつカバーの一例を示す
図であり、図1の右図は図1の左図のおむつカバーの展
開図である。図2は、図1のA−A’面においての断面
図である。本発明に用いるおむつカバーは、通気性を有
する防水性布帛と伸縮性・柔軟性を有する布帛が接合さ
れて構成される。すなわち、おむつカバーの断面図であ
る図2において、少なくとも中央部にあるおむつが装着
される部分には、防水性布帛を用いる。そして、図2の
防水性布帛の左右に、伸縮性および柔軟性を有する布帛
を配置し組み合わせて接合する。
【0013】これは、便や尿などの排泄物が漏れる可能
性が高いおむつが装着される部分を中心に防水性布帛を
使用して、この防水性布帛のまわりに、伸縮性および柔
軟性を有する布帛を配置し組み合わせて接合することに
より、防水性を維持しつつ、おむつカバーと身体とのフ
ィット性をもたせる。すなわち、伸縮性によってフィッ
ト性が優れていると、寝返りをうったり、うつ伏せにな
ったり、また、歩行したり、といった運動時に、身体の
動きにおむつカバーが追随するため、身体とおむつカバ
ーに空隙ができて便や尿などの排泄物が漏れてしまうと
いった問題を解消できる。
【0014】ここで、接合する際に防水性布帛と伸縮性
・柔軟性を有する布帛は、図2における断面図におい
て、上下の積層構造をとらず、左右に配置し組み合わせ
て接合しているため、おむつカバーは、通気性、防水
性、伸縮性、柔軟性といった各々の特徴を全く損わず
に、薄く軽量のおむつカバーが得られる。尚、図2の断
面図において積層構造をとらないということは、たとえ
ば、図1左の斜視図のように、おむつが装着されるおむ
つカバーの下部(股側)には防水性布帛、上部(ウエス
ト側)には伸縮性・柔軟性を有する布帛を用いているも
のであり、防水性布帛と伸縮性・柔軟性を有する布帛
が、見た目上には、少なくとも一部が切り替えなってい
る場合を意味する。
【0015】尚、本発明の防水性布帛と伸縮性・柔軟性
を有する布帛の接合方法は、後述する各々の布帛の特徴
が損わない方法であれば、縫製、融着、接着などいずれ
の方法でもよい。
【0016】このように、防水性が必要な箇所には防水
性布帛を必ずしも必要でない箇所には伸縮性・柔軟性を
有する布帛を接合し、機能別の布帛を効率的に配置し組
み合わせて接合して用いることにより、厚みを薄くし
て、全体の目付も押さえ、軽量化できる。
【0017】次に、本発明のおむつカバーの物性、およ
び、おむつカバーに組み合わせて用いる防水性布帛と伸
縮性・柔軟性を有する布帛の特徴について説明する。
【0018】まず、本発明のおむつカバー全体の目付は
100g/m2以下であることを特徴とする。
【0019】本発明に用いる防水性布帛は、少なくとも
おむつが装着される部分に用いられ、通気性及び防水性
を有しており、着用しても蒸れずに、便や尿などの排泄
物の漏れを防止する。
【0020】かかる防水性布帛は、透湿度が1000g
/m2・24Hr(JIS L−1099 A−1法、
40℃、90%RH、通常測定条件)以上であることが
必要である。透湿度が1000g/m2・24Hr未満
の場合は、蒸れが発生し、着用者に不快感を与える。よ
り好ましくは3000〜12000g/m2・24Hr
である。
【0021】また、かかる防水性布帛は、耐水圧が50
0mmHO(JIS L 1092A法(低水圧法))
以上であることが必要である。耐水圧はおむつカバーに
おける排泄した尿や便の排泄物の漏れに関し、耐水圧が
500mmHO未満では漏れが発生しやすい。
【0022】また、かかる防水性布帛は、破裂強度が3
kgf/cm2以上(JIS L−1096 8.1
6.1法(ミューレン法))であることが好ましい。破
裂強度が3kgf/cm2未満の場合は、寝返りをう
つ、歩行するなどの運動などによりおむつカバーに負荷
がかかると破れる可能性があり、便や尿などの排泄物の
漏れを引き起こす可能性がある。
【0023】また、かかる防水性布帛は、透気度が20
0sec/100cc以下(JISP−8117法)で
あることが好ましい。透気度が200sec/100c
cを超えると、蒸れやすくなり不快感が生じることがあ
る。しかしながら、ごく一部分に防水性布帛を用いるな
ど防水性布帛の構成比率が少ない場合は特に問題ではな
い。
【0024】また、かかる防水性布帛の撥水度が50以
上、好ましくは70以上(JISL−1092 撥水度
試験)の場合は、尿漏れを防止したりさわやかな使用感
をさらに得やすくなるため好ましい。
【0025】また、防水性布帛の目付は100g/m2
以下、特に30〜70g/m2が好ましいが、接合する
伸縮性布帛と合わせて、100g/m2以下に調整すれ
ばよい。
【0026】本発明に用いる通気性を有する防水性布帛
の素材は、上述の透湿度、耐水圧などを有しているもの
であればポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等
の合成繊維等でも構わないが、好適な布帛として、高密
度ポリエチレンの連続性極細繊維を素材とする不織布が
挙げられる。特に、直径0.1μm〜10μmの高密度
ポリエチレンの連続性極細繊維を、ランダムに組み合わ
せてシート状にして、繊維同士を部分的に熱融着させた
不織布は、強度も得やすく、好適に用いられる。
【0027】一方、本発明の伸縮性・柔軟性を有する布
帛は、100%伸長時応力が50cN/cm以上である
ことが必要である。100%伸長時応力が50cN/c
m以上の場合は、身体の動作に対しても十分に追随する
伸縮性を有するフィット性に優れたものとなり、特に、
図3(ア)に示すおむつカバーのベルト位置に位置する
ウエスト部などの胴回り部分や図3(イ)のような両サ
イド部に好適に使用される。そして、図4(エ)に示す
レッグ部に本発明の布帛を用いると、たとえば、障害者
及び高齢者で両方の大腿部の太さが異なる場合等にも好
適に使用することができる。そして、前身ごろ部及び後
ろ身ごろ部の股部に近い側に本発明の防水性布帛を設
け、ウエスト部やサイド部、前身ごろ部及び後ろ身ごろ
部のウエスト部に近い側にこのような伸縮性布帛を接合
させて用いると、運動の際にも、おむつカバーが身体に
追随するため、排泄物の漏れが生じにくいうえ、たとえ
ば、食事後の満腹時などでも身体が締め付けられること
はなく、空腹時にも伸長応力により満腹時の伸びが元に
戻り身体にフィットする。
【0028】また、本発明の伸縮性・柔軟性を有する布
帛は、柔軟性の点から剛軟度が60mm以下であること
が好ましい。そして、剛軟度(y)mmと目付(X)g
/m 2の関係は、一般式 y<0.2X+50 ・・・(I) で示される範囲が好ましく、この範囲であると不織布は
柔軟性に優れたものとなる。
【0029】すなわち、100%伸長時応力が50cN
/cm以上で剛軟度が60mm以下の場合や剛軟度が上
記の一般式(I)に示される範囲の場合には、布帛のフ
ィット性がきわめて優れるうえ、柔軟性に富むので、肌
触りがよく、直接肌に接する部分に好適に使用される。
特に、おむつが比較的小さくてすむ場合などには、かか
る布帛部分を広くとると、さらにフィット性を向上せし
め、運動がより快適となる。
【0030】また、本発明の伸縮性・柔軟性を有する布
帛は、100%伸長回復率が80%以上が好ましく、9
0%以上であるとより好ましい。
【0031】また、本発明の伸縮性・柔軟性を有する布
帛は、好ましくは、破断強度が340cN/cm以上で
あり、おむつカバーとしての強度が十分となり、運動し
ても破れにくく好ましい。
【0032】また、本発明の伸縮性・柔軟性を有する布
帛は、好ましくは、破断伸度が200%以上であり、よ
り好ましくは、300%以上である。
【0033】尚、伸長応力や柔軟さや軽量さが損われな
いのであれば、かかる伸縮性・柔軟性を有する布帛に透
湿防水性フィルムをラミネートしても構わない。
【0034】また、本発明の伸縮性・柔軟性を有する布
帛の通気度は500cm3/cm2/sec以上が好まし
く、より好ましくは1000cm3/cm2/sec以上
である。そして、かかる布帛の透気度は200sec/
100cc以下が好ましい。また、かかる布帛の目付は
150g/m2以下が好ましく、特に50〜100g/
2であることが好ましいが、防水性布帛と組み合わせ
た後のおむつカバーの全体目付が100g/m2以下で
あれば十分である。
【0035】加えて、伸縮性・柔軟性を有する布帛は、
上記の伸縮応力、剛軟度などの柔軟性を満たせばよい
が、特に好適な素材として、たとえば、ポリウレタン弾
性不織布が挙げられる。たとえば、溶融紡糸されたポリ
ウレタン弾性フィラメントが実質的に集束されず積層さ
れ、前記積層されたフィラメントの接触点が該フィラメ
ント自体により接合されてなり、かつ剛軟度(y)が一
般式y<0.2X+50(yは剛軟度(mm)、Xは目
付(g/m2)を表す)で示される範囲のポリウレタン
不織布であり、かかる不織布は柔軟性、伸縮性、通気性
に優れたものである。また、このモノフィラメントの直
径は通常平均30μm以下、好ましくは平均25μm以
下である。モノフィラメントの繊維径が大きすぎると、
不織布が粗硬になりがちである。このような不織布は特
開昭59−157362号公報、特開昭59−2233
47号公報に開示されたメルトブロー法によるポリウレ
タン弾性不織布の製造方法により容易に得ることができ
る。
【0036】次に、本発明において、防水性布帛と通気
性・柔軟性を有する布帛との接合について好適な使用例
を具体的に挙げる。図3〜図6は、本発明のおむつカバ
ーの具体的な接合の例を斜視図及び展開図などにより示
したものである。
【0037】まず、好適な布帛の素材の組み合わせとし
ては、通気性を有する防水性布帛に、直径0.1μm〜
10μmの高密度ポリエチレンの連続性極細繊維をラン
ダムに組み合わせてシート状にして、繊維同士を部分的
に熱融着させた不織布を使用して、伸縮性・柔軟性を有
する布帛に、極細繊維からなるポリウレタン弾性不織布
を使用したものが挙げられる。上記で詳述した防水性布
帛と伸縮性・柔軟性を有する布帛を接合したおむつカバ
ーは、両方の布帛とも、速乾性が優れているため、洗濯
して脱水後、乾燥等をせずともそのまま使用可能であ
り、洗濯を数回程度繰り返し使用するのには便利であ
る。
【0038】図3(ア)は本発明のおむつカバーの一例
を示し、左図は斜視図、右図はその展開図である。図3
(ア)は、胴回りのウエスト開口部にあるウエスト部e
(ベルト位置の部分)に、本発明の伸縮性・柔軟性を有
する布帛を使用し、その他に本発明の防水性布帛を使用
したパンツ型のおむつカバーの例である。すなわち、伸
縮性・柔軟性を有する布帛をウエスト部に用いることに
よりウエスト部のフィット性が向上し、ウエスト部を過
度に締め付けずに排泄物の漏れが防止できる。このよう
に、おむつカバーの防水性に優れた部分を広くとったパ
ンツ型のおむつカバーは、たとえば、軽失禁の人から半
介助が必要な人に特に有用である。
【0039】図3(イ)は本発明のおむつカバーの一例
を示し、左図は斜視図、右図はその展開図である。図3
(イ)は、おむつカバーの両サイドに、本発明の伸縮性
・柔軟性を有する布帛を使用し、その他に本発明の防水
性布帛を使用したおむつカバーの例である。このように
おむつカバーのサイド部に、伸縮性・柔軟性を有する布
帛を接合すると、胴回りや腹回りを過度に締め付けず、
おむつカバーのフィット性が高まり、寝返りや歩行等の
運動がしやすくなる。
【0040】図4(ウ)は、本発明のおむつカバーの一
例を示し、左図は前方斜視図、右図は後方斜視図、下図
はその展開図である。図4(ウ)は、前身ごろ部及び後
ろ身ごろ部のウエスト側の部分(斜視図の上部側)を中
心に伸縮性・柔軟性を有する布帛を用い、股側(斜視図
の下部側、展開図の中央周辺、図2断面図の中央部分)
の部分を中心に防水性布帛を用いて組み合わせて接合し
たおむつカバーの例である。次に、ウエスト側の部分を
中心に本発明の伸縮性・柔軟性を有する布帛を用いる際
に使用する割合の好適な例をあげると、前身ごろ部につ
いては、ウエスト側の部分を中心に1/5以上の部分に
伸縮性・柔軟性を有する布帛を用いると、快適なフィッ
ト性が顕著に発現しやすい。また、後ろ身ごろ部につい
ては、ウエスト側の部分を中心に1/5以下の部分に伸
縮性・柔軟性を有する布帛を用いることが好ましい。ま
た、股側の部分を中心に本発明の防水性布帛を用いる
際、防水性布帛の好適な使用する割合の例をあげると、
前身ごろ部については、股側の部分を中心に1/5以上
の部分に防水性布帛を用いることが好ましく、後ろ身ご
ろ部については、股側の部分を中心に4/5以上の部分
に防水性布帛を用いることが好ましい。このようにおむ
つカバーの股側を中心に防水性布帛を用い、ウエスト側
を中心に伸縮性・柔軟性を有する布帛を組み合わせて用
いると、尿等の排泄物の漏れが効率的に防止できるう
え、ウエスト側に用いる伸縮性・柔軟性を有する布帛の
優れた伸縮応力により食事後も腹部を締め付けられるこ
となく空腹時も身体の動きにあわせておむつカバーが追
随し、快適なフィット性が顕著に発現することとなる。
【0041】また、ベルト位置のウエスト部とサイド部
の両方に本発明の伸縮性・柔軟性を有する布帛を用いる
と、その優れたフィット性のため、特に運動量の大きい
着用者に有用となる。
【0042】図4(エ)は、本発明のおむつカバーの一
例を示し、左上図は前方斜視図、右上図は後方斜視図、
下図はその展開参考図およびレッグ部の説明図である。
図4(エ)は、股部分のレッグホール部dから円筒状に
伸びるレッグ部cが形成されており、かかるレッグ部c
に伸縮性・柔軟性を有する布帛を用いたおむつカバーの
一例である。レッグ部cにフィット性のよい布帛を用い
ることにより、レッグ部cが完全に身体にフィットして
排泄物の漏れを防止する。また、柔軟で肌触りがよいた
め着用感も快適である。かかるおむつカバーは、フィッ
ト性に優れ、柔軟で肌触りがよいため、たとえば、障害
者及び高齢者で、左右の大腿部の太さが異なる着用者に
とって特に有用となる。
【0043】また、図5(オ)は、本発明に係るオープ
ン型のおむつカバーの一例であり、サイド部の一部に伸
縮性・柔軟性を有する布帛を使用している。図5(オ)
では、後ろ身ごろ部の胴回り部にある耳部fの裏に起毛
部を設け、前身ごろ部及び耳部fに雄ファスナー4を設
け、使用の際、起毛部と雄ファスナー4とを接着させて
使用する。図3(イ)のおむつカバーと同様、フィット
性が高まり、寝返り歩行等がしやすくなる。図5(オ)
のように、おむつカバーの下部である股側を中心に広い
範囲で防水性布帛を用い、サイド部に本発明の伸縮性・
柔軟性を有する布帛を用いると、たとえば、半介助から
全介助が必要な着用者に特に有用である。
【0044】図5(カ)は、本発明のおむつカバーの一
例を示し、左図は斜視図、右図はその展開図である。図
5(カ)は、おむつカバーのサイド部に伸縮性・柔軟性
を有する布帛を使用したおむつカバーを使用している別
の例である。このおむつカバーは、胴回り腹回り部が円
筒状であり、円筒状の腹側部分には起毛部を設けてい
る。着用前、前身ごろ部はオープンになっており、着用
時に雄ファスナー4を起毛部に接着させて使用する。こ
のような形のおむつカバーのサイド部に、伸縮性・柔軟
性を有する布帛を接合すると、おむつカバーのフィット
性が高まり、寝返り等の運動がしやすくなるうえ、通常
のオープン形式のおむつカバーに近いにも関わらず着脱
が容易となり、たとえば、失禁を自己管理できる半介
助、全介助の人まで、幅広く使用できる。
【0045】また、図5(キ)は、おむつカバーのサイ
ド部に伸縮性・柔軟性を有する布帛を使用したオープン
型のおむつカバーを使用している別の例である。尚、左
図が斜視図であり、右図はその展開図である。図5
(キ)では、サイド部以外の前身ごろ部及び後ろ身ごろ
部に防水性布帛を用い、サイド部に雄ファスナー4を設
け、前身ごろ部の裏には起毛部を設けている。サイド部
に本発明の伸縮性・柔軟性を有する布帛を接合している
ため、図3(イ)のおむつカバーと同様で、フィット性
に優れたおむつカバーとなる。また、かかるおむつカバ
ーは、前身ごろ部分を前腹部分に上げた後に両サイド部
分を止める方法で着用するため、着用者が立位状態のま
まで後方からのおむつ交換を容易に行うでき、たとえ
ば、歩行可能なおむつ着用者から、半介助の必要な着用
者に特に有用である。
【0046】また、図6のように本発明の防水性布帛を
用いて横漏れギャザーを設けて排泄物の漏れ防止を強化
してもよい。たとえば、オープン型のおむつカバーなど
に本発明の防水性布帛からなる横漏れギャザーを設ける
と、より大量の排泄物に対しての漏れをサポートでき
る。
【0047】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
する。尚、測定方法は次の通りである。 <耐水圧>JIS L−1092 A法(低水圧法)に
よる。 <100%伸長時応力>JIS L−1096による。 <剛軟度>JIS L−1096の45°カンチレバー
法による。 <透湿度>JIS JSL−1099 A−1法によ
る。(通常測定条件、40℃、90%RH) <通気度>JIS L−1096のフラジール型試験機
を用いる。 <透気度>JIS P−8117法による。 <破断強度、破断伸度>幅2cmの試料を、JIS L
−1096に準じ、つかみ間隔5cm、引張り速度10
cm/minとして伸長し、破断時の1cm幅当りの強
度と伸度とを測定する。 <100%伸長回復率>幅2cmの試料を、つかみ間隔
5cm、引張り速度10cm/minとして100%伸
長し、直ちに同じ速度で原長まで回復させる。記録した
荷重−伸長曲線から残留伸び率L(%)を求め、次式に
より、100%伸長回復率を算出する。 100%伸長回復率(%)={(100−L)/10
0}×100 <破裂強度>JIS L−1096 8.16.1法
(ミューレン法)による。
【0048】(実施例1)以下のに示す物性を有する
ポリエチレン極細繊維不織布を防水性布帛に、に示す
物性を有するポリウレタン弾性不織布を図3(ア)のよ
うに縫製しておむつカバーを得た。得られたおむつカバ
ーの目付は60g/mであった。 得られたおむつカバーは、ベッドにおいて寝返りや歩行
によっても、便や尿などの漏れがなく、フィット性に優
れていた。また、軽量で、着用者は肌かぶれもなく、蒸
れることなく、着用感は快適であった。また、洗濯後は
脱水後すぐに使用できるほど速乾性に優れていた。
【0049】(実施例2)実施例1に用いた防水性布
帛、伸縮性・柔軟性を有する布帛を縫製して接合して図
3(イ)のようなおむつカバーとした。得られたおむつ
カバーの目付は70g/mであった。得られたおむつ
カバーは、ベッドにおいて寝返りや歩行によっても、便
や尿などの漏れがなく、フィット性に優れていた。ま
た、軽量で、着用者は肌かぶれもなく、蒸れることな
く、着用感は快適であった。さらに、着脱が容易であ
り、また、洗濯後は脱水後すぐに使用できるほど速乾性
に優れていた。
【0050】(実施例3)実施例1に用いた防水性布
帛、伸縮性・柔軟性を有する布帛を接合して図4(ウ)
のようなおむつカバーとした。尚、前身ごろ部の股側の
部分に7/10、後ろ身ごろ部の股側の部分に4/5に
防水性布帛を用い、前身ごろ部のウエスト側の部分に3
/10、後ろ身ごろ部のウエスト側の部分に1/5に伸
縮性・柔軟性を有する布帛防水性布帛を用いた。得られ
たおむつカバーの目付は80g/mであった。得られ
たおむつカバーは、ベッドにおいて寝返りや歩行によっ
ても、便や尿などの漏れがなく、フィット性に優れてい
た。また、軽量で、着用者は肌かぶれもなく、蒸れるこ
となく、おむつが装着されていない部分も肌触りがよ
く、着用感は快適であった。また、洗濯後は脱水後すぐ
に使用できるほど速乾性に優れていた。
【0051】(実施例4)実施例1に用いた防水性布
帛、伸縮性・柔軟性を有する布帛を接合して図4(エ)
のようなおむつカバーとした。得られたおむつカバーの
目付は85g/mであった。得られたおむつカバー
は、ベッドにおいて寝返りや歩行によっても、便や尿な
どの漏れがなく、フィット性に優れていた。また、軽量
で、着用者は肌かぶれもなく、蒸れることなく、おむつ
が装着されていない部分も肌触りがよく、着用感は快適
であった。また、洗濯後は脱水後すぐに使用できるほど
速乾性に優れていた。
【0052】(実施例5)実施例1に用いた防水性布帛
と、透湿防水性フィルムをラミネートした伸縮性・柔軟
性布帛を接合して図4(ウ)のようなおむつカバーとし
た。得られたおむつカバーの目付は85g/mであっ
た。透湿防水性フィルムをラミネートした伸縮性・柔軟
性布帛の物性は以下の通りである。 目付:85g/m 透湿防水性フィルムの厚さ:6μm 透湿性:1910.8g/m2/24・Hr(JISL1099,A−2法) 耐水圧:2.1kg/cm2(JIS L−1092法) 破断強度: 経 1647cN/cm 緯 1216cN/cm 100%伸長時応力: 経 470cN/cm 緯 392cN/cm 得られたおむつカバーは、ベッドにおいて寝返りや歩行
によっても、便や尿などの漏れがなく、フィット性に優
れていた。また、軽量で、着用者は肌かぶれもなく、蒸
れることなく、おむつが装着されていない部分の肌触り
がよく、着用感は快適であった。また、洗濯後は脱水後
すぐに使用できるほど速乾性に優れていた。
【0053】(比較例1)実施例1に用いた防水布帛を
全体に用いて、ウエスト部に平ゴムを用いておむつカバ
ーとした。得られたおむつカバーの目付は45g/m
であった。得られたおむつカバーは、軽量で、ベッドに
おいて寝返りや歩行によっても、便や尿などの漏れはな
かったが、軽失禁者の場合に激しい運動をした場合はフ
ィット性が十分でなく、便や尿が漏れる場合があった。
また、着用者はおむつ装着部分以外には肌触りも悪いう
え、食事後には腹部に圧迫感を感じ、フィット性に問題
があった。
【0054】(比較例2)目付57g/m2、破断伸度
290%、透湿度9000g/m2・24Hrのポリウ
レタン不織布の両面にウールメリヤスを貼り付け、3層
積層構造の複合体を用いてパンツ型のおむつカバーとし
た。得られた複合体のおむつカバーの全体の目付は15
0g/m2であった。尚、得られた複合体は、耐水圧3
60mmHO、透湿度8200g/m2・24Hr、
破断伸度250%であった。得られたおむつカバーは、
フィット性が良好で、蒸れはなかったものの、運動量が
大きいと便や尿が漏れる場合があった。また、おむつカ
バーが重く、着用者の着用感は不快であった。そして、
洗濯後は脱水後も乾燥しないと使用できなかった。
【0055】(比較例3)ウールメリヤスを用いてパン
ツ型のむつカバーとした。得られたおむつカバーの全体
の目付は500g/m2であった。得られたおむつカバ
ーは、フィット性にも劣り、蒸れを感じ、着用感は重く
不快であった。また、洗濯後は脱水後も乾燥しないと使
用できなかった。
【0056】実施例1〜5、比較例1〜3の結果を表1
に示す。
【表1】
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明のおむつカバ
ーは、通気性を有する防水性布帛と伸縮性・柔軟性を有
する布帛を積層ではなく、必要に応じて接合することに
より、便や尿などの排泄物が漏れないための防水性、強
度を保ちつつ、通気性に優れてむれず、軽量かつ柔軟
で、かつ、良好なフィット性のすべてを兼ね備えたおむ
つカバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のおむつカバーの一例を示す斜視図及び
その展開図である。
【図2】本発明のおむつカバーの一例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明のパンツ型のおむつカバーの例を示す斜
視図及び展開図である。
【図4】本発明のパンツ型のおむつカバーの例を示す斜
視図及び展開図である。
【図5】本発明のオープン型のおむつカバーの例を示す
斜視図及び展開図である。
【図6】本発明のギャザー付きおむつカバーの一例を示
す斜視図及び展開図である。
【符号の説明】
1 平ゴム 2 防水性布帛 3 伸縮性・柔軟性を有する布帛 4 雄ファスナー 5 裏起毛部 6 ギャザー 7 起毛部 a 前身ごろ部 b 後ろ身ごろ部 c レッグ部 d レッグホール部 e ウエスト部 f 耳部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 鉄雄 大阪府大阪市北区梅田一丁目2番2号 カ ネボウ合繊株式会社内 (72)発明者 森山 隆 大阪府大阪市北区梅田一丁目2番2号 カ ネボウ合繊株式会社内 (72)発明者 長 武志 福岡県大野城市中1丁目2番1号 ケア・ ルートサービス株式会社内 Fターム(参考) 3B029 CB14 CB18 CC01 4C098 AA09 CD10 CE07 DD01 DD03 DD10 DD23 DD25 4L047 AA14 AA25 AB03 AB08 CA05 CA06 CA19 CB01 CB08 CB10 CC04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目付が100g/m2以下であるおむつ
    カバーであって、少なくともおむつが装着される部分に
    (1)式の条件を満たす通気性を有する防水性布帛が使
    用され、前記防水性布帛と、(2)式の条件を満たす伸
    縮性・柔軟性を有する布帛が接合されて構成されること
    を特徴とするおむつカバー。 (1)透湿度>=1000g/m2・24Hr 耐水圧>=500mmHO (2)100%伸長時応力>=50cN/cm
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防水性布帛が破裂強度3
    kgf/cm2以上、透気度200sec/100cc
    以下、目付100g/m2以下であることを特徴とする
    請求項1記載のおむつカバー。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の伸縮性・柔軟性を有する
    布帛がポリウレタン系弾性不織布であって、前記ポリウ
    レタン系弾性不織布は、平均直径30μm以下からなる
    極細繊維を含み、破断強度が340cN/cm以上、1
    00%伸長回復率が80%以上、剛軟度y(mm)と目
    付けX(g/m2)の関係が、y<0.2X+50、通
    気度が500cm3/cm2/sec以上、目付が50〜
    150g/m2であることを特徴とする請求項1記載の
    おむつカバー。
  4. 【請求項4】 おむつが装着される部分がポリエチレン
    連続極細繊維からなる請求項2記載の防水性布帛からな
    り、装着される部分以外が請求項3記載の伸縮性・柔軟
    性を有する布帛からなることを特徴とする請求項1記載
    のおむつカバー。
  5. 【請求項5】 ウエスト部が請求項1記載の伸縮性・柔
    軟性を有する布帛からなることを特徴とする請求項1記
    載のおむつカバー。
  6. 【請求項6】 サイド部に請求項1記載の伸縮性・柔軟
    性を有する布帛を用いたことを特徴とする請求項1記載
    のおむつカバー。
  7. 【請求項7】 前身ごろ部のウエスト側の部分を中心に
    1/5以上に請求項1記載の伸縮性・柔軟性を有する布
    帛を用い、前身ごろ部の股側の部分を中心に1/5以上
    に請求項1記載の防水性布帛を用い、後ろ身ごろ部の股
    側の部分を中心に4/5以上に請求項1記載の防水性布
    帛を用いたことを特徴とする請求項1記載のおむつカバ
    ー。
  8. 【請求項8】 レッグホール部から伸びるレッグ部が形
    成され、当該レッグ部に請求項1記載の伸縮性・柔軟性
    を有する布帛を用いたことを特徴とする請求項1記載の
    おむつカバー。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のおむつカバーであって、
    伸縮性・柔軟性を有する布帛に透湿防水性フィルムをラ
    ミネートした複合体シートを用いたおむつカバー。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の防水性布帛を使用した
    横漏れギャザーを設置することを特徴とする請求項1記
    載のおむつカバー。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006081563A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Livedo Corporation 吸収性物品
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JP2010520386A (ja) * 2007-03-08 2010-06-10 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ナノ繊維から作られた疎水性処理不織布を含む耐水性で水蒸気透過性の衣類
JP2012514505A (ja) * 2009-01-15 2012-06-28 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 吸収性物品用の再利用可能な外側カバー
US8974432B2 (en) 2010-07-22 2015-03-10 The Procter & Gamble Company Outer cover for an absorbent article
US9089456B2 (en) 2009-01-15 2015-07-28 The Procter & Gamble Company Reusable outer cover for an absorbent article having zones of varying properties
JP2016193569A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 セーレン株式会社 積層シート

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