JP2007511298A - 弾性化したバリアカフを有する吸収性物品 - Google Patents

弾性化したバリアカフを有する吸収性物品 Download PDF

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Abstract

吸収性構造体と、一対のバリアカフとを含む吸収性物品が開示される。吸収性構造体は、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に位置する吸収性コアとを含む。バリアカフは吸収性構造体上に配置され、物品の長手方向に延在する。各バリアカフは、吸収性構造体に取り付けられた固定縁部と、固定縁部に対向する自由縁部と、バリアカフをその長手方向両端部にて横方向外側に折り畳むことによって固定縁部及び自由縁部の間に形成された第1折り畳み部分と、バリアカフをその長手方向両端部にて横方向に外側に折り畳むことによって形成され、バリアカフの各長手方向端部にて第1折り畳み部分及び自由縁部よりも横方向内側に位置する第2折り畳み部分とを有する。各バリアカフは少なくとも2つの弾性部材を備え、少なくとも1つの弾性部材は自由縁部に沿って位置し、少なくとも1つの弾性部材は第1折り畳み部分に沿って位置する。

Description

本発明は、失禁症状のある乳児、幼児又は成人用に使用される吸収性物品に関する。より詳細には、本発明は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、使い捨ておむつと共に使用される補助的なインナーパッドなどの、一対の弾性化したバリアカフを含む吸収性物品に関する。
失禁症状のある人の身体排泄物の収集を助けるために装着される吸収性物品は、当該技術分野において周知である。このような従来技術としては、使い捨ておむつ、トレーニングパンツ、成人失禁用衣類、生理用ナプキン、使い捨ておむつと共に使用される補助的なインナーパッドなどが挙げられる。従来の吸収性物品は、典型的には、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に位置する吸収性コアを含む。排泄物の漏れを吸収し、低減する吸収性物品の能力を向上させるために、このような物品上に弾性ウェストバンド及び脚部弾性体を包含させることは一般的になりつつある。また、従来の吸収性物品の中には、脚区域に弾性化したバリアカフを包含させて更に漏れを低減するものもある。
バリアカフを包含する従来の吸収性物品は、完全に満足いくものではなかった。このような物品における従来のバリアカフとしては、典型的には、物品の各側部に位置する単一のカフが挙げられる。単一のバリアカフの例は、日本特許公開公報番号235501/1988、280951/1991及び184622/1993に開示されている。このような単一バリアカフは、吸収性物品に取り付けられた近位縁と、この近位縁に対向する弾性化した末端縁とを有する。単一バリアカフは、カフの末端縁が概ね直立した位置に維持され、着用者の身体と接触するように物品に取り付けられるので、身体排泄物の流動を防ぐことを意図した封止を提供する。しかしながら、単一バリアカフは、カフの末端縁と着用者の身体との間に十分な封止を提供できないことが多い。十分に封止されないと、排出物、特に流れ易い糞便物質の漏れが生じる。更に、単一バリアカフは、特段、身体排泄物が強制的且つ反復的に排出されることを阻止するほど十分に効果的ではない。バリアカフを通って排出物が漏れると、衣類、寝具、及び人を汚す。
従って、排泄物の漏れを防止するバリアカフの能力を向上させる更なる試みがなされてきた。このような試みの1つとしては、例えば、日本特許公開公報番号218159/1992、277091/1998、19121/1999、123207/1999及び206810/1999に開示された二重バリアカフ構造が挙げられる。これらの特許公報は、一対の横に対向する外側カフと、一対の横に対向する内側カフとを含む吸収性物品を開示している。物品の各側部での1つの内側カフと1つの外側カフとの組み合わせが、二重バリアカフとして機能する。このような二重カフ構造は身体排泄物の流動を防止する二重封止を提供するので、排泄物の漏れを防止する能力は、単一バリアカフと比較して向上される。しかしながら、このような二重バリアカフは、物品の使用中、着用者の身体との接触を継続するべく各カフの末端縁が着用者の身体の動きにほとんど追従しないという欠点を有する。着用者の身体からバリアカフの末端縁が離れると排泄物が漏れる可能性がある。
上述のように、脚部開口の周りにバリアカフを有する従来の吸収性物品は完全に満足いくものではなかった。従って、物品の使用中も身体排泄物の流動を効果的に防ぐ二重封止を提供し得るバリアカフを含む吸収性物品に対する必要性がいまだ存在する。
本発明による吸収性物品は、吸収性構造体と、一対のバリアカフとを含む。吸収性構造体は、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に位置する吸収性コアを含む。バリアカフは吸収性構造体上に配置され、物品の長手方向に延在する。各バリアカフは、吸収性構造体に取り付けられた固定縁部と、固定縁部に対向する自由縁部と、バリアカフをその長手方向両端部にて横方向外側に折り畳むことによって固定縁部及び自由縁部の間に形成された第1折り畳み部分と、バリアカフの各長手方向端部で第1折り畳み部分及び自由縁部よりも横方向内側に位置するように、バリアカフをその長手方向両端部にて横方向外側に折り畳むことによって形成される第2折り畳み部分とを有する。各バリアカフは少なくとも2つの弾性部材を備え、少なくとも1つの弾性部材は自由縁部に沿って位置し、少なくとも1つの弾性部材は第1折り畳み部分に沿って位置する。
引用されるすべての文献は、その関連部分において本明細書に参考として組み込まれる。いずれの文献の引用もそれが本発明に関連する先行技術であることの容認として解釈されるべきではない。
本発明を具体的に説明し、明確に発明を請求する請求項によって本発明書は完結するが、本発明は、添付図面と合わせて以下に説明される好ましい実施形態によって更に理解が深まるものと考えられ、図面中で同様の参照番号は、同一の要素であるとする。
最初に、読者の本発明に対する理解を助けるため、いくつかの用語の定義を行う。
本明細書で使用する時、用語「吸収性物品」とは、身体排出物を吸収し収容する用具を指し、更に具体的には、着用者の身体に押し付けて又は近接して配置されて、身体から排出される種々の排出物を吸収して収容する用具を指す。このような用具としては、使い捨ておむつ、トレーニングパンツ、成人失禁用衣類、生理用ナプキン、使い捨ておむつと共に使用される補助的なインナーパッドなどが挙げられる。
本明細書で使用する時、用語「含む」及びその派生語の意味は、記載された特徴、要素、構成成分、基、整数、及び/又は工程の存在を特定するが、他の記載されない特徴、要素、構成成分、基、整数、及び/又は工程の存在を除外しない、幅広い解釈のできる用語を意図する。この定義は、また、同様の意味をもつ言葉、例えば、用語「有する」及び「挙げる」並びにこれらの派生語にも適用される。
本明細書で使用する時、用語「弾性(elastic)」及び「エラストマー」並びにこれらの派生語は、物質を変形させる力を取り除いた後に、物質がその元の大きさ及び形状を回復する傾向にある物質の特性を指す。
本明細書で使用する時、用語「排泄物」又は「身体排泄物」は互換性があり、人体の排泄開口部から排出された糞便物質、尿、経血など全ての排泄物を含む。本明細書で使用する時、用語「排泄開口部」は、排泄が起こる時、排泄物が通過して、人体からの排泄物を排出する開口部を指す。そのような排泄開口部には、尿道、膣開口部、肛門などが挙げられる。
用語「内側」又は「内側に」は、本明細書で使用する時、吸収性物品の長手方向中心線又は横方向中心線に対してより近くにある位置を指すよう意図される。例えば、用語「横方向内側」は、吸収性物品の長手方向中心線に対してより近くにある位置を指すよう意図される。同様に、用語「長手方向内側」は、吸収性物品の横方向中心線に対してより近くにある位置を指すよう意図される。
本明細書に使用する時、用語「接合した」又は「接合する」は、ある要素を他の要素に直接固着することによって、要素を他の要素に直接固定する構成;ある要素を中間部材に固着し、次にその中間部材を他の要素に固着することによって、ある要素を他の要素に間接的に固定する構成;及びある要素が他の要素と一体化する構成、すなわち、ある要素が本質的に他の要素の一部分である構成を包含する。この定義も、同様の意味を有する言葉、例えば、用語「取り付けた」、「結合した」、「固定した」及びこれらの派生語にも適用される。
本明細書で使用する時、用語「不織布」は、織った布地、編んだ布地、フェルト加工布地などではなく、相互連結又は結合によって合わせて保持された繊維で作製される布地を指す。本明細書で使用する時、用語「布地」は、不織布ウェブ、織布材料、又は他の種類の布地を指すこともある。
本明細書で使用する時、用語「外側」又は「外側に」は、吸収性物品の長手方向中心線又は横方向中心線からより離れたところの位置を指すよう意図される。例えば、用語「横方向外側」は、吸収性物品の長手方向中心線からより離れたところの位置を指すよう意図される。同様に、用語「長手方向外側」は、吸収性物品の横方向中心線からより離れたところの位置を指すよう意図される。
図1、図2、及び図4〜図7は、本発明による吸収性物品の一実施形態を例証している。図面に例証された吸収性物品100は、例えば従来の使い捨ておむつと共に使用される補助的なインナーパッドである。このような補助的なインナーパッドは、典型的には、インナーパッドの使用中、使い捨ておむつと着用者の身体との間にインナーパッドを挿入することによって利用される。図1は、広げた非収縮状態(すなわち、弾性により誘発された収縮が引き伸ばされている状態)での本発明による吸収性物品100の平面図を例証しており、下部機構を示すべく構造体の一部を切りとってある。図1に例証されるように、吸収物品100は、長手方向中心線L及び横方向中心線Tを有する。本明細書で使用する時、用語「長手方向」は、吸収性物品が装着されたとき、立っている着用者を体の右半分及び左半分に二分する垂直な平面とほぼそろう(例えば、ほぼ平行な)吸収性物品100の平面における線、軸線、又は方向を指す。本明細書で使用する時、用語「横方向」又は「横」とは、互換可能であり、長手方向とほぼ垂直に交わる吸収性物品100の平面における線、軸線、又は方向を指す。吸収性物品100は2つの表面を有し、1つは着用者に面する表面110であり、もう1つは反対側の表面120である。着用者に面する表面110とは、物品が装着されたときにほぼ着用者の方を向く物品100の表面である。着用者に面する表面110は、典型的には物品100の使用中、少なくとも部分的に着用者の皮膚と接触する。反対側の表面120は、物品100が装着されたときに着用者からほぼ離れた向きであり、また衣類が着用される場合に少なくとも部分的に衣類の方を向く物品100の表面である。図1において、吸収性物品100の着用者に面する表面110は読者の方を向いている。吸収性物品100は、更に、前側区域130と、横方向中心線Tに対して前側区域130に対向する後側区域140と、前側区域を後側区域に相互接続する股区域150とを有する。吸収性物品100の使用中、前側区域130は着用者の下部前側胴体に接し、後側区域140は着用者の下部後側胴体に接し、股区域150は着用者の股部を介して前側区域130から後側区域140まで延在する。また、吸収性物品100は、側縁部160及び終縁部170によって画定される周辺部Pを有する。前側区域130及び後側区域140は、終縁部170から股区域150に向かって延在する。本発明の吸収性物品100は、吸収性構造体200と、一対の弾性化したバリアカフ300とを含む。
吸収性構造体200は、身体排泄物を獲得し、貯蔵するために、典型的には液体透過性トップシート210、液体不透過性バックシート220、及びトップシート210とバックシート220との間に位置する吸収性コア230とを含む。トップシート210は、好ましくは吸収性コア230の着用者に面する表面に隣接するように位置し、また好ましくは、当該技術分野において周知のものなどの手段(図示せず)で、同表面及びバックシート220に接合している。このような手段については、吸収性コア230にバックシート220を接合することに関して以下で述べる。トップシート210及びバックシート220は、互いに直接接合してもよい。あるいは、トップシート210及びバックシート220は、いかなる好適な手段によっても、吸収性コア230、弾性化したバリアカフ300など、他の要素にそれらのシートを直接接合することによって互いに間接的に接合されてもよい。バックシート220は、好ましくは吸収性コア230の反対側の表面に隣接するように位置し、また好ましくは、当該技術分野で既知のいかなる好適な手段によっても同表面に接合される。例えば、バックシート220を、接着剤の均一な連続層、接着剤の模様付き層、又は接着剤の別個の線、螺旋、若しくは点の配列により、吸収性コア230に固定してもよい。満足いくものであることが見出された接着剤は、例えば、ミネソタ州セントポール(St.Paul,Minnesota)のエイチ・ビー・フラー社(H.B.Fuller Company)によって製造され、HL−1258として市販されている。当該技術分野において既知であるような熱ボンド、圧力接着、超音波結合、動的機械的結合若しくはその他好適な手段又はこれらの組み合わせを使用してもよい。吸収性構造体200を形成するために、トップシート210、バックシート220及び吸収性コア230は、周知の様々な構成で組み合わせられてもよいものの、代表的な構造体の構成は、米国特許第5,074,854号;米国特許第4,710,187号;及びPCT国際公開特許WO90/04375に概ね記載されている。このような吸収性構造体は、複合的な吸収性構造体構造を形成するために加えられる他の特徴を更に含んでもよい。例えば、図3に例証されるように、吸収性構造体200は、最上層としての追加の孔あきシート240、及び孔あきシート240とトップシート210との間に位置し、吸収性構造体200に液体身体排泄物をより効果的に獲得及び分配させる獲得不織布層250を更に含んでもよい。孔あきトップシート240と獲得不織布層250とのこのような組み合わせは、吸収性構造体200の吸収性コア230内に迅速に導入され得る液体身体排泄物の進行を遅らせ、拡散させるのに役立つ。また、孔あきトップシート240と獲得不織布層250との組み合わせを含む構造は、液体身体排泄物を吸収性コア230内に排出する前に、液体身体排泄物を迅速に獲得し、一時的に保持するように構成されてもよい。
トップシート210は、着用者の皮膚に接触するように適合される。トップシート210は、吸収性物品100が装着されている間は着用者の方を向き、吸収性コア230内に保持された身体排泄物から着用者の皮膚を離しておくのに役立つべく好適に使用される。故に、トップシート210は、好ましくは、柔軟で、柔らかい感触で、また着用者の皮膚に刺激がない。更に、トップシート210は、吸収性コア230よりも親水性ではなく、故に比較的乾燥した表面を着用者に呈し得る。また、トップシート210は液体透過性であり、液体排泄物(例えば、尿)にその厚さを容易に貫通させる。好適なトップシートは、織布材料及び不織布材料;孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルムなど高分子材料;多孔質発泡体;網状発泡体;網状熱可塑性フィルム;及び熱可塑性スクリムなど、広範囲の材料から製造されてもよい。好適な織布材料及び不織布材料は、天然繊維(例えば、木材繊維若しくは綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリオレフィン繊維、若しくはポリエチレン繊維などの高分子繊維)、又は天然繊維と合成繊維との組み合わせから成り得る。例えば、トップシート210は、ポリオレフィン繊維のメルトブロー又はスパンボンドウェブから成ってもよい。トップシート210はまた、天然及び/又は合成繊維から成る結合カードウェブであってもよい。更に、トップシート210は実質的に疎水性である物質から成ってもよく、疎水性物質は界面活性剤で処理されるか、ないしは別の方法で加工され、所望のレベルの湿潤性及び親水性を付与し得る。このような界面活性剤は、噴霧、印刷、ブラシコーティングなどのいかなる従来の手段で塗布されてもよい。界面活性剤は、トップシート210全体に塗布されてもよく、又は吸収性物品の長手方向中心線に沿った中央部分などのトップシート210の特定区域に選択的に塗布されて、このような区域により大きい湿潤性を付与してもよい。更に、トップシート210は、着用者の皮膚に移動されて、着用者の皮膚の健康を向上させるように構成される、このトップシートに塗布されるべき組成物を包含してもよい。
バックシート220は、吸収性コア230に吸収され、閉じ込められた身体排泄物が、ベッドシーツ及び下着など、吸収性物品100に接触する他の物品を濡らすのを防ぐためである。故に、バックシート220は、好ましくは液体(例えば尿)に対して不透過性であり、また好ましくは、薄いプラスチックフィルムから製造されるが、他の可撓性のある液体不透過性材料も使用されてもよい。本明細書で使用する時、用語「可撓性」とは、順応性があって、人体の一般的な形や輪郭に容易に従う材料を指す。バックシート220として好適な材料は、約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有し、好ましくはポリエチレン又はポリプロピレンを含む熱可塑性フィルムである。バックシート220がより布のような感触を呈することが望ましい場合、バックシート220は、ポリオレフィン繊維のスパンボンドウェブのような、その外側表面に積層された不織布ウェブを有するポリオレフィンフィルムを含んでもよい。更に、バックシート220は、吸収性コア230に隣接又は近接する選択領域に対して所望レベルの液体不透過性を付与するように全体又は一部を構成又は処理された織布又は不織布繊維ウェブ層で形成されてもよい。更にまた、バックシート220は、任意に、吸収性物品100から蒸気は逃がすが、液体排泄物がバックシート220を通過することを防ぐミクロ孔質の「通気性」物質から成ってもよい。例えば、バックシート220は、ミクロ孔質フィルムに積層された蒸気透過性の不織布に面する層を包含してもよい。また、バックシート220は、伸縮熱積層体(「STL(stretch-thermal laminate)」)、首結合積層体(「NBL(neck-bonded laminate)」)又は伸縮結合積層体(「SBL(stretch-bonded laminate)」)材料のようなエラストマー材であってもよい。バックシート220は、エンボス加工ないしは別の方法でマット仕上げを施して、審美的により満足のいく外観を付与することもできる。
吸収性コア230は、一般に圧縮性で、適合性があり、着用者の皮膚に刺激がないと共に、尿及び他の特定の身体排泄物などの液体を吸収して保持できる、いかなる吸収性部材であってもよい。吸収性コア230は、多種多様な寸法と形状(例えば、長方形、砂時計形、「T」字形、非対称形状など)で製造されてもよく、並びに、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプなどの、使い捨てのおむつ及び他の吸収性物品に通常使用される多種多様な液体吸収性材料から製造されてもよい。他の好適な吸収性材料の例としては、縮みセルロース詰め物、コフォームを含むメルトブローポリマー、化学的に剛化、変性若しくは架橋されたセルロース系繊維、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、吸収性発泡体、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル材料、又はあらゆる同等の材料若しくは材料の組み合わせが挙げられる。好ましくは、吸収性コア230は、超吸収性粒子、及び超吸収性粒子のための支持手段を含む。このような超吸収性粒子は、典型的には吸収性ゲル材料から製造される。好ましくは支持手段は、粉砕木材パルプから形成されてもよい。このような粉砕木材パルプの代わりに、合成繊維、ポリマー繊維、メルトブロー繊維、又はメルトブロー繊維と天然繊維との組み合わせを使用してもよい。吸収性コア230の形体及び構成は多様であってもよい(例えば、吸収性コアは、多様なキャリパーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、若しくは低い平均密度及び低い平均坪量獲得区域を有してもよいか、又は1つ以上の層若しくは構造を含んでもよい)。更に、吸収性コア230の寸法及び吸収能力も、乳幼児から成人にわたる着用者に適応するために多様であってもよい。しかし、吸収性コア230の全吸収能力は、吸収性物品100の意図される用途に適合性があるべきである。吸収性コア230は、化学的に剛化された繊維から成る獲得/分配層と、この獲得/分配層の下に位置する流体貯蔵層とを更に含んでもよい。
弾性化したバリアカフ300は、各バリアカフ300が吸収性物品100の長手方向に延在するように、吸収性構造体200の着用者に面する表面上に典型的に配置される。このようなバリアカフは、液体及び他の身体排泄物の閉じ込め性を向上させる。各バリアカフ300は、吸収性構造体200に取り付けられた固定縁部330と、この固定縁部330に対向する自由縁部340とを有する。バリアカフ300と吸収性構造体200との間の封止を維持するために、固定縁部330は、当該技術分野において周知のものなどの手段(図示せず)によって、トップシート210、バックシート220、吸収性コア230などの下部構成要素に接合される。例えば、図2及び図7に代表的に例証されるように、各バリアカフ300の固定縁部330は、少なくとも股区域150において、好ましくはバリアカフ300の全長に沿ってトップシート210に接合されてもよい。別の好ましい実施形態では、固定縁部330は、吸収性構造体200の着用者に面する表面に直接結合されてもよい。故に、バリアカフ300は、少なくとも股区域150において吸収性構造体200から片持ちされる。各バリアカフ300の自由縁部340の少なくとも一部は吸収性構造体200に取り付けられていないので、バリアカフ300は、排泄物の横の流動を遮断する。例えば、各バリアカフ300の自由縁部340は、前側区域130及び後側区域140の少なくとも一部では吸収性構造体200に接合され、股区域150の少なくとも一部では吸収性構造体200に接合されていないままであってもよい。このような構成では、各バリアカフ300の自由縁部340は、少なくとも股区域150において、吸収性構造体200から離れて、概ね直立しほぼ垂直な形体をなす離間した関係でそれ自身が位置するように構成される。本発明によるバリアカフ300は、第1折り畳み部分350と、第2折り畳み部分360とを有する。第1折り畳み部分350は、バリアカフ300をその長手方向両端部301、302で横方向外側に1回折り畳むことによって、固定縁部330と自由縁部340との間に形成される。第2折り畳み部分360は、バリアカフ300をその長手方向両端部301、302でもう1回横方向外側に折り畳むことによって形成される。結果として、第2折り畳み部分360は、バリアカフ300の各長手方向端部301、302では、第1折り畳み部分350及び自由端部340よりも横方向内側に位置する。
各バリアカフ300は、好ましくはバリアシート310と、バリアカフ300を弾性化させる少なくとも1つの弾性部材320とを含む。弾性部材320は、好ましくはバリアシート310に包囲されており、故に弾性部材320はバリアカフ300の選択された位置に固定される。弾性部材320は、吸収性物品100の少なくとも股区域150において吸収性構造体200からバリアカフ300を直立させる。このような実質的に直立な構成を達成するために、各バリアカフ300は、バリアカフ300の自由縁部340の少なくとも一部に沿って、好ましくはバリアカフ300の自由縁部340全体に沿って少なくとも1つの弾性部材320を包含する。弾性部材320は、弾性的に収縮可能な状態でバリアシート310に固定される。例えば、バリアカフ300が未収縮状態である間は、弾性部材320は伸長され、バリアシート310に固定されてもよい。結果として、各バリアカフ300の自由縁部340は、収縮又はギャザリングし(gather)、吸収性構造体200から、特にトップシート210から離れ、概ね直立でほぼ垂直な形体をなす離間した関係でそれ自身が位置するように構成される。各バリアカフ300は、所望の離間した形体を提供するあらゆる数の個々の弾性部材320を包含してもよい。好ましい実施形態では、各バリアカフ300は、少なくとも2つの弾性部材321、322を備え、少なくとも1つの弾性部材321は自由縁部340に沿って位置し、少なくとも1つの弾性部材322は第1折り畳み部分350に沿って位置する。また、バリアカフ300は複数の弾性部材を備えてもよく、2つ以上の弾性部材は自由縁部340及び第1折り畳み部分350のそれぞれに沿って配置される。好ましくは、弾性部材320は、自由縁部340及び/又は第1折り畳み部分350に平行に構成され、自由縁部340又は第1折り畳み部分350から約0.5cm以内に配置されてもよい。
バリアシート310は、広範な材料から製造してもよい。例えば、バリアシート310に適する材料としては、スパンボンド、メルトブロー、スパンレース又はカードポリマー材料などの不織布材料;ポリオレフィン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、レーヨン、又はナイロンフィルムなどのフィルム材料;発泡材料;又はこれらの組み合わせが挙げられる。また、バリアシート310を、トップシート210又はバックシート220に適するものとして上述された材料から製造してもよい。好ましい実施形態では、バリアシート310を、スパンボンド若しくはメルトブローン、ポリエチレン若しくはポリプロピレン材料などの不織布材から製造してもよい。また、バリアシート310用の材料としては、ポリオレフィン類のような熱可塑性ポリマーなどの不織布材;結合カードウェブ;エチレンビニルアセテート及びエチルメタクリレートフィルムなどのフィルム材料;ポリオレフィン発泡体などの発泡材料;織布ポリプロピレン、ポリエチレン又はポリエステル布地などの織布材料;並びに上述の不織布、フィルム、発泡体、及び織布材料の複合体及び積層体が挙げられる。また、好ましいバリアシートは、当該シートを液体不透過性とする仕上げ材又は界面活性剤を含有しないポリプロピレン材料を含んでもよい。
弾性部材320(321、322)は、好ましくは、少なくとも約50%、望ましくは約350%伸長可能であり、弾性部材を伸長する力を除いた後に弾性的に収縮可能なあらゆるエラストマー材を含む。例えば、弾性部材320は、例えば、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(E.I.Dupont de Nemours and Co.)から市販されている470デシテックス・ライクラ(470-decitex Lycra)スレッドなどのスパンデックスエラストマーストランドを含み得る。あるいは、弾性部材320は、ジェイ・ピー・エス・エラストメリックス・コーポレーション(J.P.S.Elastomerics Corp.)から市販されている熱可塑性エラストマー又は天然若しくは合成ゴムからなり得る。また、弾性部材320は、アトケム・インコーポレーテッド(Atochem,Inc.)から市販されているPEBAXなどの熱活性化可能な弾性材料からなり得、弾性部材がバリアカフに固定された後に熱処理で活性化可能である。弾性部材320は、熱接着、接着剤結合、超音波結合などの当該技術分野において既知のあらゆる手段でバリアカフ300に取り付け可能である。
図2及び図4〜図6を参照すると、第1折り畳み部分350及び第2折畳み部分360を形成する工程が例証されている。図4に例証されるように、各バリアカフ300は、その長手方向両端部301、302にて横方向外側に折り畳まれている。結果として、第1折り畳み部分350は、図5に例証されるように、固定縁部330と自由縁部340との間に形成される。図6に例証されるように、各バリアカフ300は、その長手方向両端部301、302にて横方向外側に更に折り畳まれている。換言すれば、各バリアカフ300は、その長手方向両端部301、302にて合計2回横方向外側に折り畳まれる。結果として、第2折り畳み部分360は、図2に例証されるように、バリアカフ300の長手方向端部301、302のそれぞれで、第1折り畳み部分350及び自由縁部340よりも横方向内側に位置するように形成される。バリアカフ300の各長手方向端部301、302にて図2に示すその折り畳み構成を維持するために、各バリアカフ300は、次いで、熱接着、接着剤結合、超音波結合などの当該技術分野において既知のあらゆる手段でバリアカフ300の各長手方向端部301、302にて吸収性構造体200に接合される。
バリアカフ300をその各長手方向端部301、302で横方向外側に合計2回折り畳むこと、並びに、自由端部340及び第1折り畳み部分350のそれぞれに沿って弾性部材321及び322をバリアカフ300に設けることにより、バリアカフ300は、図7に例証されるように、吸収性物品100の股区域150において吸収性構造体200から離れて直立することができる。弾性部材321及び322は自由端部340及び第1折り畳み部分350のそれぞれを弾性化させるので、バリアカフ300は、弾性化した自由端部340及び弾性化した第1折り畳み部分350が「外側封止」及び「内側封止」としてそれぞれ機能する二重封止構造を形成する。また、このような二重封止構造は、自由端部340及び第1折り畳み部分350の間にバリアシート310によって形成されたポケット領域370を付与する。排泄物が第1折り畳み部分350上を通過する場合でさえ、このような排泄物は最終的に捕捉され、ポケット領域370内に保持される。故に、本発明によるバリアカフ300は、吸収性物品100の使用中、排泄物の横漏れを効果的に防止する。更に、本発明によるバリアカフ300は吸収性構造体200から直立しており、自由端部340と第1折り畳み部分350との間のバリアシート310は緩んでいるので、弾性部材321によって弾性化された自由端部340は、吸収性物品100を装着している間、着用者の皮膚の動きに対して効果的に適合する。例えば、歩く、這う、走る、座るなどの着用者の動きにより、着用者の皮膚がバリアカフ300の自由端部340から不意に離れてしまうときも、自由端部340はやはり着用者の皮膚に追従する傾向にあり、故に自由端部340は着用者の皮膚に接触し続ける。使用中、自由端部340と着用者の皮膚とのこのような動的接触は、吸収性物品100からの排泄物の漏れの量又はレベルを有利に低減する。
好ましい実施形態では、バリアカフ300は、バリアカフ300の長手方向端部301、302にて横方向外側に合計2回折り畳まれてもよく、これにより、第1折り畳み部分350はバリアカフ300の各長手方向端部301、302にて自由端部340と整合する。このような構成により、自由端部340は股区域150において第1折り畳み部分350よりも適度に高く直立する。別の好ましい実施形態では、バリアカフ300は、第1折り畳み部分350がバリアカフ300の各長手方向端部301、302にて自由端部340から横方向外側に配置されるように、その長手方向端部301、302にて横方向外側に合計2回折り畳まれてもよい。このような構成は、股区域150において第1折り畳み部分350によって形成された内側封止を向上させるために、股区域150における第1折り畳み部分350の高さをより高くする必要があることが想定されるときに典型的に用いられる。更に別の好ましい実施形態では、バリアカフ300は、第1折り畳み部分350がバリアカフ300の各長手方向端部301、302にて自由端部340よりも横方向内側に配置されるように、その長手方向端部301、302にて横方向外側に合計2回折り畳まれてもよい。このような構成は、股区域150において自由端部340によって形成された外側封止を向上させるために、股区域150における自由端部340の高さをより高くする必要があることが想定されるときに典型的に用いられる。
また、本発明のバリアカフ300の弾性化した自由端部340及び弾性化した第1折り畳み部分350は、弾性化した長さを画定してもよい。用語「弾性化した長さ」は、本明細書に記載されるとき、バリアカフ300内の弾性部材320による張力下にあり得る自由端部340又は第1折り畳み部分350に沿った全長を意味する。自由端部340の弾性化した長さは、第1折り畳み部分350のそれと実質的に等しいこともある。好ましい実施形態では、自由端部340及び第1折り畳み部分350はそれぞれ吸収性物品100の長手方向全長の約100%の弾性化した長さを有することもある。別の好ましい実施形態では、自由端部340及び第1折り畳み部分350はそれぞれ吸収性物品100の長手方向全長の約40%〜約100%の弾性化した長さを有することもある。更に別の好ましい実施形態では、自由端部340及び第1折り畳み部分350はそれぞれ吸収性物品100の長手方向全長の約60%〜約90%の弾性化した長さを有することもある。
また、自由端部340及び第1折り畳み部分350は異なる弾性化した長さを有するように構成されてもよい。好ましくは、自由端部340は、第1折り畳み部分350よりも長い弾性化した長さを有してもよい。このような構成は、適合及び閉じ込め性の利点を有利に向上させる。特定的には、自由縁部340の弾性化した長さがより長いと、自由縁部340は使用中、着用者の足の輪郭により良好に追従することができ、一方、第1折り畳み部分350の弾性化した長さがより短いと、内側封止が吸収性物品100の股区域150における排泄物の横の流動を最初に阻止する。好ましくは、自由端部340は、吸収性物品100の長手方向全長の約40%〜約100%の弾性化した長さを画定し、一方、第1折り畳み部分350は、吸収性物品100の長手方向全長の約20%〜約80%の、自由端部340の長さ未満である弾性化した長さを画定する。好ましくは、自由縁部340は、吸収性物品100の長手方向全長の約65%〜約80%の弾性化した長さを画定し、一方、第1折り畳み部分350は、吸収性物品100の長手方向全長の約40%〜約60%の弾性化した長さを画定する。より有利な実施形態では、自由縁部340は、吸収性物品100の長手方向全長の約75%の弾性化した長さを画定し、一方、第1折り畳み部分350は、吸収性物品100の長手方向全長の約50%の弾性化した長さを画定する。
あるいは、第1折り畳み部分350は、自由縁部340よりも長い弾性化した長さを有してもよい。第1折り畳み部分350の弾性化した長さがより長いと、弾性化した第1折り畳み部分359によって形成された内側封止が向上されるので、自由縁部340及び第1折り畳み部分350間のバリアシート310が排泄物によって汚れる可能性が低減する。このような構成は、排泄物の漏れが防止されているという確かな感覚をユーザー及び/又は着用者に有利に与える。好ましくは、第1折り畳み部分350は、吸収性物品100の長手方向全長の約40%〜約100%の弾性化した長さを画定し、一方、自由端部340は、吸収性物品100の長手方向全長の約30%〜約95%の、第1折り畳み部分350の長さ未満である弾性化した長さを画定する。より好ましくは、第1折り畳み部分350は、吸収性物品100の長手方向全長の約80%〜約95%の弾性化した長さを画定し、一方、自由縁部340は、吸収性物品100の長手方向全長の約50%〜約75%の弾性化した長さを画定する。有利な実施形態では、第1折り畳み部分350は、吸収性物品100の長手方向全長の約80%の弾性化した長さを画定し、一方、自由縁部340は、吸収性物品100の長手方向全長の約75%の弾性化した長さを画定する。
自由縁部340及び第1折り畳み部分350の弾性化した長さは、当業者に理解されるように、あらゆる手段によって提供されてもよい。例えば、弾性部材320は、その特定部分のみの上に自由縁部340(又は第1折り畳み部分350)に沿って設けられることもある。あるいは、弾性部材320は、その全長にわたって自由縁部340(又は第1折り畳み部分350)に沿って実質的に連続して配置されることもあるが、弾性部材320はその幾つかの部分においては弛緩した状態にあるように構成される。特定的には、弾性部材320は、自由縁部340(又は第1折り畳み部分350)の一部ではバリアシート310に活性的に取り付けられなくてもよい。このように、弾性部材320は、弾性部材320が取り付けられていない部分においては張力を呈さない。
吸収性物品100の長手方向中心線Lに対して対向配置されている2つの第2折り畳み部分360の一方及び他方の間の距離D1は、バリアカフ300が取り付けられる吸収性物品100の種類及び寸法に応じて様々であり得る。排泄物を捕捉するのに十分な空隙を得るためにより大きな面積又は容量が必要であることが想定されるとき、より大きい2つの第2折り畳み部分360間の距離D1が典型的に用いられる。図1に例証されるように、距離D1は、吸収性物品100の横方向に沿ってバリアカフ300の長手方向端部301(又は302)で測定される。吸収性物品100が成人の着用者のために設計される場合、距離D1は、約40mm〜約250mm、好ましくは約80mm〜約150mmであってもよい。更に、吸収性物品100が乳幼児の着用者のために設計される場合、距離D1は、約40mm〜約160mm、好ましくは約45mm〜約130mmであってもよい。2つの第2折り畳み部分360間の他の距離も本発明の範囲内であることが想定される。
バリアカフ300の自由縁部340(又は第1折り畳み部分350)及び物品100の側縁160間の距離D2は、バリアカフ300が(物品100の形状によっては)物品100の側縁160に平行でないこともあるので、吸収性物品100の長手方向に沿って変化することもある。典型的には、吸収性物品が使い捨ておむつである場合、各バリアカフの自由縁部(又は第1折り畳み部分)は、当該物品の側縁に最も近い可能性がある。図1に例証されるように、距離D2は、吸収性物品100の横方向に沿って測定される。吸収性物品100が成人の着用者のために設計される場合、距離D2は、約0mm〜約140mm、好ましくは約10mm〜約90mmであってもよい。更に、吸収性物品100が乳幼児の着用者のために設計される場合、距離D2は、約0mm〜約80mm、好ましくは約10mm〜約60mmであってもよい。更に、バリアカフ300の自由縁部340(又は第1折り畳み部分350)は、好ましくは、長手方向に沿った任意点にて、物品100の側縁160から5mm以上離れていてもよい。これにより製造遊びができるので、吸収性物品100が製造プロセスでトリミングされるときもバリアカフ300は損傷されない。バリアカフ300の自由縁部340(又は第1折り畳み部分350)と物品100の側縁160との間の他の距離も本発明の範囲内であることが理解される。
自由縁部340及び第1折り畳み部分350間の距離D3は、バリアカフ300が取り付けられる吸収性物品100の種類及び寸法に応じて様々であり得る。排泄物の横漏れを防止するのに十分な空隙を得るためにより大きいポケット領域370の容量が必要であると想定されるとき、より大きい自由縁部340及び第1折り畳み部分350間の距離D3が典型的に用いられる。図5に例証されるように、距離D3は、バリアカフ300がその長手方向両縁部301、302にて横方向外側に1回折り畳まれるときに、吸収性物品100の横方向に沿ってバリアカフ300の長手方向端部301(又は302)で測定される。吸収性物品100が成人の着用者のために設計される場合、距離D3は、約20mm〜約120mm、好ましくは約30mm〜約80mmであってもよい。更に、吸収性物品100が乳幼児の着用者のために設計される場合、距離D3は、約20mm〜約80mm、好ましくは約30mm〜約60mmであってもよい。自由縁部340及び第1折り畳み部分350間の他の距離も本発明の範囲内であることが理解される。
固定縁部330及び第1折り畳み部分350間の距離D4は、バリアカフ300が取り付けられる吸収性物品100の種類及び寸法に応じて様々であり得る。排泄物の横漏れを防止するのに十分な、第1折り畳み部分350によって形成されるバリア高さを提供するために、少なくとも股区域150において第1折り畳み部分350のより効果的な高さが必要であると想定されるとき、固定縁部330及び第1折り畳み部分350間のより大きい距離D4が典型的に用いられる。更に、排泄物の横漏れを防止するのに、少なくとも股区域150においてバリアカフ300のより効果的な高さが必要であると想定されるとき、D3及びD4のより大きい総距離が典型的に用いられる。図5に例証されるように、距離D4は、バリアカフ300がその長手方向両縁部301、302にて横方向外側に1回折り畳まれるとき、吸収性物品100の横方向に沿ってバリアカフ300の長手方向端部301(又は302)で測定される。吸収性物品100が成人の着用者のために設計される場合、距離D4は、約10mm〜約120mm、好ましくは約20mm〜約90mmであってもよい。更に、吸収性物品100が乳幼児の着用者のために設計される場合、距離D4は、約10mm〜約80mm、好ましくは約20mm〜約50mmであってもよい。固定縁部330及び第1折り畳み部分350間の他の距離も本発明の範囲内であることが理解される。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本発明の吸収性物品の一実施形態の平面図。 図1の線II−IIに沿った横断面図。 図1に例証される吸収性物品が追加の孔あきシートと、獲得層とを更に含む場合の、図1の線II−IIに沿った横断面図。 バリアカフをその長手方向端部にて横方向外側に折り畳むプロセスを例証する第1概略横断面図。 バリアカフをその長手方向端部にて横方向外側に折り畳むプロセスを例証する第2の概略横断面図。 バリアカフをその長手方向端部にて横方向外側に折り畳むプロセスを例証する第3の概略横断面図。 図1の線VII−VIIに沿った横断面図。

Claims (10)

  1. 長手方向中心線及び横方向中心線を有する吸収性物品であって、
    液体透過性トップシートと、液体不透過性バックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に位置する吸収性コアとを含む吸収性構造体、及び
    前記吸収性構造体上に配置され、長手方向に延在する一対のバリアカフを含み、各バリアカフが、
    前記吸収性構造体に取り付けられた固定縁部と、
    前記固定縁部に対向する自由縁部と、
    前記バリアカフをその長手方向両端部にて横方向外側に折り畳むことによって前記固定縁部及び前記自由縁部の間に形成された第1折り畳み部分と、
    前記バリアカフの各長手方向端部で前記第1折り畳み部分及び前記自由縁部よりも横方向内側に位置するように、前記バリアカフをその長手方向両端部にて横方向外側に折り畳むことによって形成される第2折り畳み部分とを有し、
    各バリアカフが少なくとも2つの弾性部材を備え、少なくとも1つの弾性部材が前記自由縁部に沿って位置し、少なくとも1つの弾性部材が前記第1折り畳み部分に沿って位置する吸収性物品。
  2. 前記バリアカフは、その長手方向端部にて横方向外側に折り畳まれ、前記第1折り畳み部分が前記バリアカフの各長手方向端部にて前記自由端部と整合される、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記バリアカフは、その長手方向端部にて横方向外側に折り畳まれ、前記第1折り畳み部分が前記バリアカフの各長手方向端部にて前記自由端部から横方向外側に配置される、請求項1に記載の吸収性物品。
  4. 前記バリアカフは、その長手方向端部にて横方向外側に折り畳まれ、前記第1折り畳み部分が前記バリアカフの各長手方向端部にて前記自由端部よりも横方向内側に配置される、請求項1に記載の吸収性物品。
  5. 前記自由縁部は、前記第1折り畳み部分よりも長い弾性化した長さを有する、請求項1に記載の吸収性物品。
  6. 前記自由縁部は、前記吸収性物品の長手方向全長の約65%〜約80%の弾性化した長さを画定し、一方、前記第1折り畳み部分は、前記吸収性物品の長手方向全長の約40%〜約60%の弾性化した長さを画定する、請求項5に記載の吸収性物品。
  7. 前記第1折り畳み部分は、前記自由縁部よりも長い弾性化した長さを有する、請求項1に記載の吸収性物品。
  8. 前記第1折り畳み部分は、前記吸収性物品の長手方向全長の約80%〜約95%の弾性化した長さを画定し、一方、前記自由縁部340は、前記吸収性物品の長手方向全長の約50%〜約75%の弾性化した長さを画定する、請求項7に記載の吸収性物品。
  9. 長手方向中心線及び横方向中心線を有する吸収性物品であって、
    液体透過性トップシートと、液体不透過性バックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に位置する吸収性コアとを含む吸収性構造体、及び
    前記吸収性構造体上に配置され、長手方向に延在する一対のバリアカフであって、各バリアカフが前記吸収性構造体に取り付けられた固定縁部と、前記固定縁部に対向する自由縁部とを有する一対のバリアカフを含み、
    各バリアカフはその長手方向両端部にて横方向外側に折り畳まれ、前記固定縁部及び前記自由縁部の間に第1折り畳み部分を形成し、
    各バリアカフはその長手方向両端部にて横方向外側に更に折り畳まれ、前記バリアカフの各長手方向端部にて前記第1折り畳み部分及び前記自由縁部よりも横方向内側に位置する第2折り畳み部分を形成し、
    各バリアカフは前記自由縁部に沿って少なくとも1つの弾性部材を備える吸収性物品。
  10. 前記バリアカフは、前記第1折り畳み部分に沿って位置する少なくとも1つの弾性部材を備える、請求項9に記載の吸収性物品。
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