JP2000513644A - 強化耳パネルを有する使い捨て吸収体 - Google Patents

強化耳パネルを有する使い捨て吸収体

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Abstract

(57)【要約】 長手方向中心線と側面方向中心線を有する吸収体が開示されており、この吸収対は、(a)後部ウエスト部と股部と前部ウエスト部と一対の長手方向縁部と体側表面とその反対側にある衣服側表面とを有する封じ込め集成体を備えており、封じ込め集成体は、トップシートと、これに接合されたバックシートと、トップシートとバックシートとの間に位置する吸収性コアと、一対のバリヤーレッグカフスとを有しており、バリヤーレッグカフスは、近位縁部と遠位縁部を有するとともに、封じ込め集成体の長手方向縁部に隣接した位置にあり、吸収対は、さらに、(b)後部ウエスト部においてバリヤーレッグカフスの近位縁部から側面方向に外側に延びている一対の後部耳パネルと、(c)前部ウエスト部においてバリヤーレッグカフスの近位縁部から側面方向に外側に延びている一対の前部耳パネルと、(d)後部耳パネルまたは前部耳パネルのうちの少なくとも一つに接合されている強化不織布とを備えており、この強化不織布は実質的に封じ込め集成体と重なり合っていない。

Description

【発明の詳細な説明】 強化耳パネルを有する使い捨て吸収体 分野 本発明は、使い捨て吸収体に関する。より詳しくは、強化耳パネルを有する使 い捨て吸収体に関する。 背景 乳幼児及びその他の失禁者は、尿及びその他の体の排泄物を受入れて封じ込め るために、おむつ等の吸収体を装着する。吸収体は、排出された物質を封じ込め る機能と、これらの物質を装着者の体及び装着者の衣服及び寝具から隔離する機 能の両方を果たす。おむつの後部を装着者の両側でおむつの前部に接着するテー プタイプのおむつや、装着者が吸収体をパンツのように穿いて装着できる、テー プタイプ設計の留め工程をまったく必要としない「穿く」タイプのおむつを含め、 多くの様々な基本的設計を有する使い捨て吸収体がこの技術で知られている。 同様に使い捨ておむつの外側は、吸収されたあらゆる液体がおむつを通過して 、隣接する物、例えば衣類、寝具等を汚すのを防ぐために、柔軟性のある液体及 び蒸気不透過性シートで覆われうることも知られている。これらの外側カバーは 一般にバックシートと呼ばれており、液体不透過性フィルム、例えばポリエチレ ンから構成されていることが多い。このようなバックシートは、液体がおむつを 通過するのを防ぐが、これらはまた、おむつを暑苦しいと感じさせ、装着するの が不快であると感じさせることがある。これは、特にこの製品の後部ウエスト部 及びサイド耳部においてこれらが空気及び/又は湿分不浸透性であるためである 。 この衣類の外側に布の外見及び布様の感触を与えるために、バックシートフィ ルムにラミネートあるいは接着された不織布材料を備えている使い捨ておむつも あり、従って装着者及び介護者は衣服の様な感触を得る。しかしながらこのよう な衣類は、硬くて嵩ばっているか、表面がざらざらしていることがある。このよ うな不織布材料の使用はまた、吸収体の製造に関連した原料費を増加させること もある。特に例えば失禁があるか又は寝たきりの大人が使用する、比較的大きい サイズの衣類の場合である。 従って強度を犠牲にすることなく、製造の費用効果が良いのに、特にサイド耳 区域において使い捨て吸収体に通気性及び柔らかさを備えさせたいという要望が 依然として存在する。本発明の利点及び利益のすべてを提供するものは、現存す る技術には存在しない。 概要 本発明は、長手方向中心線と側面方向中心線を有する吸収体に関連しており、 この吸収対は、(a)後部ウエスト部と股部と前部ウエスト部と一対の長手方向縁 部と体側表面とその反対側にある衣服側表面とを有する封じ込め集成体を備えて おり、封じ込め集成体は、トップシートと、これに接合されたバックシートと、 トップシートとバックシートとの間に位置する吸収性コアと、一対のバリヤーレ ッグカフスとを有しており、バリヤーレッグカフスは、近位縁部と遠位縁部を有 するとともに、封じ込め集成体の長手方向縁部に隣接した位置にあり、吸収対は 、さらに、(b)後部ウエスト部においてバリヤーレッグカフスの近位縁部から側 面方向に外側に延びている一対の後部耳パネルと、(c)前部ウエスト部において バリヤーレッグカフスの近位縁部から側面方向に外側に延びている一対の前部耳 パネルと、(d)後部耳パネルまたは前部耳パネルのうちの少なくとも一つに接合 されている強化不織布とを備えており、この強化不織布は実質的に封じ込め集成 体と重なり合っていない。 本発明のこれら及び他の特徴や側面や利点は、本開示を読むことで、当業者に は明らかであろう。 図面の簡単な説明 明細書は、本発明を特に指摘して明確に請求する請求の範囲で結んでいるが、 本発明は添付図面を参照して行う下記の実施形態の記述から、より良く理解され るであろう。 図1は、下部構造を見せるためにいくつかの部分が切り取られている本発明の 好ましい実施形態の平面図であり、この製品の内側(体側)表面が見る人の方を向 いている。 図2aは、図1の断面線2-2に沿う簡略横断面図である。 図2bは、図1の断面線2-2に沿う本発明のもう一つの実施形態の簡略横断面図で ある。 図3は、図1に示されている実施形態の斜視図である。 図4は、図3の一部分の拡大図である。 図5は、図1に示されている実施形態の平面図であり、この製品の外側(衣服側) 表面が見る人の方に向けられている。 詳細な説明 本発明は使い捨て吸収体に関する。ここで用いられている用語「吸収体」は、体 の排泄物を吸収して封じ込める装置のことを言い、より特定すれば、体内から排 出される様々な排泄物を吸収して封じ込めるために装着者の体に、又は体の近く に配置される装置のことを言う。用語「使い捨て」は、ここでは、洗濯されたり、 あるいは吸収体として復元又は再使用されるためのものではない吸収体について 記載するために用いられている(すなわちこれらはただ一回の使用後に捨てられ 、好ましくはリサイクルされるか、堆肥にされるか、あるいはまた環境に優しい 方法で処分されるものである)。「一体型」吸収体とは、統合されて調和した物体 を形成するための別々の部品から形成され、従って別々のホルダーとライナーの ように別々に操作される部品を必要としない吸収体のことを言う。 本発明の吸収体の好ましい実施形態は、図1に示されている一体型使い捨て吸 収体、すなわちおむつ20である。ここで用いられている用語「おむつ」は、一般に 乳幼児及び失禁者が装着する吸収体であって、装着者の胴体下部の周りに装着さ れる吸収体のことを言う。しかしながら本発明はまた、その他の吸収体、例えば 失禁用ショーツ、失禁用下着、おむつホルダー及びライナー、女性用衛生衣類、 トレーニングパンツ等にも適用しうると理解すべきである。 図1は、平らに広げられた非収縮状態にある(すなわち弾性誘発された収縮が引 張って広げられている)おむつ20の平面図であり、この構造のいくつかの部分は 、 おむつ20の構成をより明確に示すために切り取られており、装着者の方に向いて いるおむつ20の部分、すなわち内側表面(すなわち体側表面)40が、見る人の方に 向けられている。図1に示されているように、おむつ20は好ましくは、液体透過 性トップシート24と、このトップシートに接合された液体不透過性バックシート 26と、トップシート24とバックシート26との間に位置する吸収性コア28とを備 えている。この吸収性コア28は、一対の向かい合った長手方向縁部60を有してい る封じ込め集成体を備えている。バックシート26は、吸収性コア28に吸収されて 封じ込められた排泄物が、おむつ20と接触する物、例えばベッドシーツ及び下着 を濡らすのを防ぐ。このおむつは、好ましくはさらに前部耳パネル31と、後部耳 パネル30と、バリヤーレッグカフス32と、留め具装置36とを備えており、留め具 装置36は好ましくは少なくとも一対の固定部材37とランディング部材38とを備え ている。さらにウエスト弾性部(図示されていない)を備えていてもよい。 おむつ20は、内側表面40(図1においては見る人の方に向けられている)と、こ の内側表面40の反対側にある外側表面(すなわち衣服側表面)42と、後部ウエスト 部44と、この後部ウエスト部44の反対側にある前部ウエスト部46と、後部ウエス ト部44と前部ウエスト部46の間に位置する股部48と、おむつ20の外側外辺部又は 縁部によって画定される、サイド縁部が50で末端縁部が52で示される周辺部とを 有している。後部ウエスト部44と前部ウエスト部46は、周辺部の末端縁部52から 股部48まで延びている。 おむつ20の内側表面40は、使用中に装着者の体に隣接した位置にあるおむつ20 の部分を備えている(すなわち内側表面40は、一般にトップシート24の少なく とも一部分と、このトップシート24に接合された他の要素によって形成されてい る)。外側表面42は、装着者の体から離れた位置にあるおむつ20の部分を備えてい る(すなわち外側表面42は、一般にバックシート26の少なくとも一部分と、このバ ックシート26に接合された他の要素とから形成されている)。ここで用いられて いる用語「接合された」は、要素をもう一方の要素に直接付着させることによって 一つの要素がもう一方の要素に直接固定されている形態、及び要素をこれ自体が もう一方の要素に付着されている一つ又は複数の中間部材に付着させることによ って、要素がもう一方の要素に間接的に固定されている形態を包含する。 おむつ20はまた、二つの中心線、すなわち長手方向中心線100と横断方向中心 線110とを有している。ここで用いられている用語「長手方向」は、おむつ20が装着 されている時に立っている装着者を左半身と右半身とに二分する垂直平面と一般 に一直線になる(例えばほぼ平行になる)おむつ20の平面内にある線や軸や方向の ことを言う。ここで用いられている用語「横断方向」は、長手方向に一般に直行す るおむつの平面内にある線や軸や方向のことを言う(これは装着者を前半身と後 半身とに分けるものである)。 トップシート24及びバックシート26は、吸収性コア28のものよりも一般に大き い長さ及び幅のサイズを有する。トップシート24及びバックシート26は、吸収性 コア28の縁部を越えて延びており、これによっておむつ20の周辺部が形成される 。トップシート24とバックシート26と吸収性コア28は、よく知られた多様な形状 に組立てることができるが、封じ込め集成体形状の例は、1975年1月14日にKenne th B.Buellに発行された「使い捨ておむつ用の収縮性サイド部分(Contractible Side Portions for Disposable Diaper)」と題する米国特許第3,860,003号や199 2年9月29日にKenneth B.Bue1lらに発行された「予め配置された弾性柔軟性ヒン ジを有する動的弾性ウエスト部材を有する吸収体(Absorbent Article With Dyna mic Elastic Waist Feature Having A Predisposed Resilient Flexural Hinge)」 と題する米国特許第5,151,092号に記載されている。 弾性的収縮性ガスケットカフス63は、おむつ20の周辺部に隣接して配置され、 好ましくは各サイド縁部50に沿って各バリヤーレッグカフス32に隣接して配置さ れ、従ってガスケットカフス63は、おむつ20を装着者の足に対して引き寄せて保 持する傾向がある。あるいはまたガスケットカフス63は、末端縁部52のどちらか 又は両方に隣接して配置されて、ウエストカフスを生じうる。ガスケットカフス は、おむつ技術においてよく知られているあらゆる手段を備えていてもよい。例 えばBuellの米国特許第3,860,003号及びKievetらの米国特許第4,515,595号を参 照のこと。図1に示されているような好ましい実施形態において、ガスケットカ フス63は、バックシート26の延長部と、少なくとも股部48において吸収性コア28 の長手方向縁部60からこれに沿って外側に延びているバリヤーレッグカフス32の 一部分とから形成されている。 フラップ弾性部材65は、弾性的収縮性条件においてガスケットカフス63と操作 によって(operatively)組み合わされ、従って正常な非抑制形状において、フラ ップ弾性部材はガスケットカフスを効果的に収縮させるか又はギャザーを寄せる 。フラップ弾性部材65の長さは、一般におむつの設計によって決定され、この技 術で知られているあらゆる手段によっておむつに付着されてもよい。 吸収性コア28は、圧縮性があり、形に沿いやすく、装着者の皮膚に刺激を与え ず、液体、例えば尿及びその他のいくつかの体の排泄物を吸収及び保持しうるあ らゆる吸収性部材であってもよい。吸収性コア28は、非常に多様なサイズ及び形 状(例えば長方形、砂時計形、「T」形、非対称等)において、使い捨ておむつ及び その他の吸収体に通常用いられている非常に多様な液体吸収性材料から製造する ことができる。例えば一般にエアフェルトと呼ばれている微粉砕木材パルプであ る。その他の適切な吸収性材料の例には、クレープセルロースワッディング;コ フォームを含むメルトブロウンポリマー;化学的剛化、変性、又は架橋セルロー ス繊維;ティシューラップ及びティシューラミネートを含むティシュー;吸収性 フォーム;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;吸収性ゲル化材料;あるいはあ らゆる同等の材料又は材料の組合わせが含まれる。 吸収性コア28の形状及び構成は、様々であってもよい(例えば吸収性コアは、 様々なキャリパーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、又は比較的低い平均密度 及び比較的低い平均坪量の受入れゾーンを有していてもよく;あるいは一つ又は それ以上の層又は構造を備えていてもよい)。さらには吸収性コア28のサイズ及 び吸収能力もまた、乳幼児から大人までの様々な装着者に合わせるために様々な ものであってもよい。しかしながら吸収性コア28の総吸収能力は、おむつ20の設 計負荷及び意図された用途に適合するものであるべきである。 おむつ20の実施形態の一つは、前部ウエスト部に耳部を有するが、後部ウエス ト部には一般に長方形形状を有する非対称修正T形吸収性コア28を有する。本発 明の吸収性コア28として用いるための吸収構造の他の例は、1986年9月9日にWeis manらに発行された「高密度吸収構造(High-Density Absorbent Structures)」と題 する米国特許第4,610,678号;1987年6月16日にWeismanらに発行された「二重層 コアを有する吸収体(Absorbent Articles With Dual-Layered Cores)」と題する 米国特許第4,673,402号;1989年12月19日にAngstadtに発行された「ダスチング層 を有する吸収性コア(Absorbent Core Having A Dusting Layer)」と題する米国特 許第4,888,231号;及び1989年5月30日にAlemanyらに発行された「比較的低い密度 及び比較的低い坪量の受入れゾーンを有する高密度吸収性部材(High Density Ab sorbent Members Having Lower Density and Lower Basis Weight Acqulsition Zones)」と題する米国特許第4,834,735号に記載されている。 この吸収性コア28はあるいはまた、1993年8月10日にAlemanyらに発行された「 弾性ウエスト部材及び向上した吸収性を有する吸収体(Absorbent Article With Elastic Waist Feature and Enhanced Absorbency)」と題する米国特許第5,234,4 23号や1992年9月15日にYoungとLavonとTaylorに発行された「失禁管理のための高 効率吸収体(High Efficiency Absorbent Artic1es For IncontinenceManagement )」と題する米国特許第5,147,345号に詳細に記載されているような吸収性貯蔵コ アの上に配置された、化学的剛化繊維の受入れ/分配コアを含む二重コア装置を 備えていてもよい。 トップシート24は、好ましくは接着手段(図示されていない)、例えばこの技術 でよく知られている手段によって、吸収性コア28及びバックシート26に接合され ている。本発明の好ましい実施形態において、トップシート24及びバックシート 26は、おむつ周辺部において互いに直接接合され、当業者に知られているあらゆ る適切な接着手段によって吸収性コア28にこれらを直接接合することによって間 接的に接合されている。 トップシート24は、好ましくは柔軟で感触が柔らかく、装着者の皮膚に刺激を 与えない。さらにはトップシート24は、好ましくは液体透過性であり、液体(例 えば尿)がその厚みを容易に透過するようにさせている。適切なトップシート24 は広い範囲の材料から製造することができる。例えば織布及び不織布材料;ポリ マー材料、例えば開口成形熱可塑性フィルム、開口プラスチックフィルム、及び 油圧成形熱可塑性フィルム;多孔質フォーム;網状化フォーム;網状化熱可塑性 フィルム;及び熱可塑性スクリムである。適切な織布及び不織布材料は、天然繊 維(例えば木材繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えばポリマー繊維、例えばポリエ ステル、ポリプロピレン、又はポリエチレン繊維)から構成されていてもよく、 あるいは天然繊維と合成繊維との組合わせから構成されていてもよい。 トップシート24は、トップシート24を通過して吸収性コア28に含じ込められた 液体から装着者の皮膚を隔離するため(すなわち再湿潤を防ぐため)に、好ましく は疎水性材料からできている。トップシート24が疎水性材料からできている場合 、トップシート24の少なくとも上部表面は、液体がより素早くトップシートを通 って移動するように親水性になるように処理されている。これによって、体の排 泄物がトップシート24を通って引き込まれて、吸収性コア28によって吸収される のではなく、トップシート24から流れ落ちる可能性が減る。 トップシート24は、これを界面活性剤で処理することによって親水性にされて もよい。トップシート24を界面活性剤で処理するのに適した方法には、トップシ ート24の材料に界面活性剤をスプレーすること、及びこの材料を界面活性剤中に 浸潰することが含まれる。このような処理及び親水性についてのより詳細な説明 は、1991年1月29日にReisingに発行された「多数層吸収層を有する吸収体(Absorb ent Articles with Multiple Layer Absorbent Layers)」と題する米国特許第4,9 88,344号や1991年1月29日にReisingに発行された「急速受入れ吸収性コアを有す る吸収体(Absorbent Articles with Rapid Acquiring Absorbent Cores)」と題す る米国特許第4,988,345号に含まれている。 もう一つの好ましいトップシート24は、開口成形フィルムを備えている。開口 成形フィルムがトップシート24には有用であるが、その理由は、これらが体の排 泄物に対して透過性があるのに非吸収性であり、液体が逆流して装着者の皮膚を 再び濡らす傾向が少なくなるからである。従って体と接触している成形フィルム の表面は乾いたままであり、これによって体が汚れることが少なくなり、装着者 にとってより快適な感触が生じる。適切な成形フィルムは、1975年12月30日にTh ompsonに発行された「先細り毛管を有する吸収構造(Absorptive Structures Havi ng Tapered Capillaries)」と題する米国特許第3,929,135号や1982年4月13日にMu llaneらに発行された「汚れ抵抗性トップシートを有する使い捨て吸収体(Disposa ble Absorbent Article Having A Stain Resistant Topsheet)」と題する米国特 許第4,324,246号や1982年8月3日にRadelらに発行された「繊維様特性を示す弾性 プラスチックウエブ(Resilient Plastic Web Exhibiting Fiber-Like Propertie s)」と 題する米国特許第4,342,314号や1984年7月31日にAhrらに発行された「光沢のない 可視表面及び布様触感を示す巨視的膨張三次元プラスチックウエブ(Macroscopic ally Expanded Three-Dimensional Plastic Web Exhibiting Non-Glossy Visibl e Surface and Cloth-Like Tactile Impresslon)」と題する米国特許第4,463,045 号や1991年4月9日にBairdに発行された、「多層ポリマーフィルム(Multi1ayer Po lymeric Film)」と題する米国特許第5,006,394号に記載されている。 おむつ20は好ましくはさらに、封じ込め集成体の長手方向縁部25に隣接した位 置にある弾性化バリヤーレッグカフス32を備えている。このバリヤーレッグカフ ス32は、液体及びその他の体の排泄物の改良された封じ込めを与える。各バリヤ ーレッグカフス32は、脚部において体の排泄物の漏れを減じるためのいくつかの 様々な実施形態のどれを備えていてもよい。(バリヤーレッグカフス32はまた、 レッグバンド、サイドフラップ、弾性化レッグカフス、又は弾性カフスと呼ばれ ることもある。)ここでのバリヤーレッグカフスの実施形態の非限定的な例は、 次の米国特許に記載されている。米国特許第3,860,003号は、サイドフラップと 一つ又はそれ以上の弾性部材とを有する収縮性脚部開口部を備えて、弾性化レッ グカフス(ガスケットカフス)を生じる使い捨ておむつについて記載している。19 90年3月20日にAzizらに発行された「弾性化フラップを有する使い捨て吸収体(Dis posable Absorbent Article Having Elasticized F1aps)」と題する米国特許第4, 909,803号は、脚部の封じ込めを改良するために、「立ち上った」弾性化フラップ( バリヤーカフス)を有する使い捨ておむつについて記載している。1987年9月22日 にLawsonに発行された「二重カフスを有する吸収体(Absorbent ArticleHaving Du al Cuffs)」と題する米国特許第4,695,278号は、ガスケットカフスとバリヤーカ フスとを含む二重カフスを有する使い捨ておむつについて記載している。1989年 1月3日にDragooに発行された「漏れ抵抗性二重カフスを有する吸収体(Absorbent Artic1e Having Leakage-Resistant Dual Cuffs)」と題する米国特許第4,795,454 号は、漏れ抵抗性カフスについて記載している。1987年11月3日にBuellに発行さ れた「使い捨て排泄物封じ込め衣類(Disposab1e Waste Containment Garment)」と 題する米国特許第4,704,115号は、遊離液体を衣類内部に封じ込めるような形状 のサイド縁部漏れガード溝部を有する使い捨ておむつ 又は失禁用衣類を開示している。 各バリヤーレッグカフス32は、封じ込め集成体22に接合された近位縁部33、遠 位縁部35、及び間隔あけ手段77、すなわち例えば遠位縁部35を封じ込め集成体22 の液体受入れ表面(トップシート24)から離しておくための間隔あけ弾性部材77を 有する。バリヤーレッグカフス32の近位縁部33は、好ましくはガスケットカフス 63の内側にあり、好ましくはコア28の長手方向縁部60とフラップ弾性部材65との 間にあるが、このことは次のようにしてなされる。すなわち、シール手段(別に 示されてはいない)、例えば接着剤ビーズによってバリヤーレッグカフスの一つ のセグメントをバックシート26に付加して、近位縁部33に沿って漏れ抵抗性シー ルを形成し、トップシート24を通る液体の吸上げに対してバリヤーを作り、液体 がバリヤーカフス32の下でおむつ20の縁部まで吸上げられるのを防ぐことによっ てなされる。 本発明のバックシート26は、好ましくは図2に示されているように、外側表面7 0aと体側表面70bとを有するプラスチックフィルム27を備えている。このプラス チックフィルム27は、好ましくは液体(例えば尿)に対して不透過性であり、好ま しくは薄いプラスチックフィルムから製造される。しかしながらプラスチックフ ィルム27は、好ましくは蒸気をおむつ20から逃がす。好ましい実施形態において 、プラスチックフィルムには微孔質ポリエチレンフィルムが用いられる。適切な 微孔質ポリエチレンフィルムは、日本国名古屋の三井東圧化学(Mitsui Toatsu C hemicals,Inc.)によって製造され、エスポワール(Espoir)という商品として販 売されているものである。 プラスチックフィルムに適した材料は、約0.012mm(O.5ミル)〜約0.051mm(2.0 ミル)の厚さを有する熱可塑性フィルムであり、好ましくはポリエチレン又はポ リプロピレンを備えている。好ましくはこのプラスチックフィルムは、約5g/m2 〜約35g/m2の坪量を有する。しかしながらその他の柔軟性液体不透過性材料も用 いることができることに注目すべきである。ここで用いられている用語「柔軟性」 は、柔軟性があり、かつ装着者の体の一般的形状及び輪郭に沿いやすい材料のこ とを言う。 通常のおむつ(図示されていない)において、バックシート22は、一般的にはプ ラスチックフィルム27とこのプラスチックフィルム27の外側表面70aに接合され た不織布ウエブとを備えており、ラミネートを形成している。不織布ウエブは、 一般的にはプラスチックフィルム27の外側表面70aの全部又は実質的に全部を覆 っており、前部ウエスト部46、後部ウエスト部44、及び股部48において、封じ込 め集成体区域22の全部の上に広がっている。換言すれば、この通常のバックシー トラミネートの不織布ウエブ部分は、おむつ20の外側表面42の全体を覆っている 。この通常の形状は、ある程度の布様の感触及び衣服様の外見を与えるが、これ は不織布ラミネート材料それ自体のコストによって、並びにラミネーションプロ セスの製造及び/又は供給費用、特に大人用の製品の場合は、これらの製品のサ イズのために高価になることがある。これについては、装着者特に大人の装着者 の中には硬くて不快であると感じる人もいる。 本発明の好ましい実施形態において、おむつの外側表面42の実質的に全体を覆 っている、プラスチックポリマーフィルムと不織布ウエブとから構成される通常 のバックシートラミネートは排除される。その代り、封じ込め集成体22を実質的 に覆っていない強化不織布90が与えられる。図3〜図5を参照すると、本発明の好 ましい実施形態において、バックシートは封じ込め集成体区域22に存在するプラ スチックフィルム27を備えている。プラスチックフィルム27は、前部及び後部耳 パネル区域30及び31には備えられていない。その理由は、このプラスチックフィ ルム27は、排泄物、特に尿を吸収するためのコア材料28が無いところには必要と されないからである。バックシートはさらに、不織布ウエブを備えている。前述 したように、この不織布90は封じ込め集成体22と実質的に重なり合っていない。 しかしながら不織布材料の通常の層を取り除くということは、一般的には耳部 においておむつの全体的強度における低下という欠点を有するものである。従っ て本発明の好ましい実施形態において、後部耳パネル部30又は前部耳パネル部31 のうちの少なくとも一つに強化不織布材料90が備えられている。従って強化不織 布90と耳パネル30及び/又は31の不織布材料との組合わせは、強くて柔らかい耳 部を生じる。さらには封じ込め部22における嵩張りは、このような好ましい実施 形態においては取り除かれる傾向がある。その理由は、ここにはより少ない 材料が備えられているからである。封じ込め部22においてこのような嵩張りを取 り除くことは、大人の装着者用の吸収体において特に望ましい。その理由は、こ のような製品は、赤ちゃん又は子供用に必要とされるよりも分厚いコアを必要と する傾向があるからである。 本発明の好ましい実施形態において、強化不織布90は、後部耳パネル部30又は 前部耳パネル部31のどちらかに備えられていてもよい。さらにより好ましい実施 形態において、強化不織布90は、後部耳パネル部30又は前部耳パネル部31の両方 に備えられていてもよい。 図3〜図5を参照して、耳パネル30及び31の好ましい形状を記載するものとする 。後部耳パネル30の各々は、後部ウエスト部44においてバリヤーレッグカフス32 の近位縁部33から側面方向に外側に延びている。各後部耳パネル30は、好ましく はバリヤーレッグカフス32の延長部を備えている。好ましくは後部耳パネル30と バリヤーレッグカフス32は、連続した一体型材料片から形成されている。あるい はまた多数材料片が備えられていてもよく、これらは同じ材料又は異なる材料か らできていてもよい。 同様に前部耳パネル31の各々は、前部ウエスト部46においてバリヤーレッグカ フス32の近位縁部33から側面方向に外側に延びている。各前部耳パネル31は好ま しくはまた、バリヤーレッグカフス32の延長部を備えている。好ましくは前部耳 パネル31とバリヤーレッグカフス32は、連続した一体型材料片から形成されてい る。あるいはまた多数材料片が備えられていてもよく、これらは同じ材料又は異 なる材料からできていてもよい。 非常に好ましいのは、後部耳パネル30、前部耳パネル31、及びバリヤーレッグ カフス32のすべてが、連続した一体型材料片、好ましくは不織布材料から形成さ れているような形状である。 強化不織布90は、好ましくは後部耳パネル30又は前部耳パネル31の少なくとも どちらか一つに接合されている。好ましくは強化不織布90は、強化不織布90がお むつ20の外側表面42の一部であり、後部耳パネル30がおむつの内側表面40の一部 であるように、バリヤーレッグカフス32に対して配置されている。強化不織布90 の近位縁部95は、好ましくはバックシートプラスチックフィルム27とバ リヤーレッグカフス32との間に固定されている。この好ましい配列は図3に示さ れており、図4において拡大部分としてよりはっきりと見られる。 好ましくは耳パネル30及び/又は31は、並置区域全体において連続ビーズグル ーによってその耳部に位置する強化不織布90に固定されている。二つの不織布層 のこの固定手段は、硬さを生じることなく、良好な強度と一体性とを与えると考 えられる。あるいはまた、当業者に知られているその他のあらゆる接着手段を、 耳パネルと強化不織布とを備える二つの不織布を固定するために用いることもで きる。 強化不織布90は、封じ込め集成体22と実質的に重なり合わないように備えられ ている。例えば吸収体の外側(衣服側)表面の図面である図5に最も明確に見られ るように、封じ込め集成体部22には強化不織布90の材料は実質的に備えられてい ない。 後部耳パネル30に強化不織布90aが備えられ、前部耳パネル31にも強化不織布9 0bが備えられているような好ましい実施形態において、この強化不織布90がさら に、股部において長手方向に延びている不織布材料ストリップ94を備えるのが好 ましい。強化不織布に好ましいこの形状は、図5に明確に示されている。より好 ましくは強化不織布90及びストリップ94は、単一材料片から切り取られ、図5に 示されているように連続不織布材料片が形成される。 しかしながら強化不織布90はあるいはまた、おむつの前部、股部、及び後部の どれか、又は全部に備えられていてもよい。これは一体型不織布材料片として備 えられていてもよく、このことは前述したように好ましいが、あるいはまた別々 のセグメントとして備えられていてもよい。別々のセグメントとして備えられて いる場合、各セグメントは、同じか又は異なる材料組成のものであってもよい。 好ましい実施形態において、股部48に位置する強化不織布90のストリップ部94 は、バリヤーレッグカフス32の近位縁部33よりも長手方向中心線100から外側に より遠位に延びている遠位縁部97を有する。従ってストリップ94の遠位縁部97は 、おむつの周辺部のサイド縁部50の一部を形成する。この構成は、次のように装 着者へのより大きい快適性を与える。バックシートのプラスチックフィルム27の 一部は、漏れを防ぐためにバリヤーレッグカフス32にラミネートされて いる。このプラスチック27は、おむつの外側表面42の一部であり、これは装着者 の股部の脚部区域において装着者の体と接触する傾向がある。一般的にはこれは 硬く、装着者にとって「蒸れる」感触を生じるか、あるいはその他の不快感を生じ ることがある。しかしながらストリップ94の遠位縁部97を、バリヤーレッグカフ ス32の近位縁部33を越えて延ばし、従って図1と図3と図5に示されているように 、ストリップ94がおむつのサイド縁部50(すなわち周辺部)の一部にされることに よって、バックシートの比較的硬いプラスチック材料27ではなく、ストリップ94 の比較的柔らかい不織布材料が、装着者の皮膚と接触することになる。 図4に最も明確に示されているように、好ましい実施形態において、強化不織 布90は、プラスチックフィルム27とバリヤーレッグカフス32との間において封じ 込め集成体22に固定されている。図3に示されているように、強化不織布90は、 シャシービーズグルー84及びサイドシールグルー80によって封じ込め集成体22に 固定されていてもよい。このようなグルーは一般的には使い捨て吸収体の要素を 固定するために用いられる。(例証を容易にするために、シャシービーズグルー8 4は、おむつの片側のみに示されている。) サイドシールグルー80を有する吸収体の典型的な構成において、サイドシール グルー80は、製造プロセス中に股部48において完全に切り抜かれるのが普通であ る。このプロセスでは、股部48に形成された脚部開口部は、おむつ20が備える様 々な要素が組合わされた後で切り抜かれる。従ってこの典型的な構成が本発明の 好ましい実施形態と関連して用いられるとすれば、強化不織布90のストリップ94 は、股部48において完全に放置される(be left)か、大部分がこの製品の残りの ものと接着されないであろう。このことは望ましくない。その理由は、漏れのリ スクが増加するからだけでなく、このような接着されていないストリップは容易 に引き裂けうるからである。さらには一般的に魅力的でない外見、及び介護中の 装着における不便さ、及び装着中の不快感が、結果として生じるであろう。 本発明の好ましい実施形態において、この問題は、レッグ弾性部65とサイド縁 部50との間に塗布されるシャシービーズグルー84も同様にこのストリップ94を封 じ込め集成体22に固定するのに十分なほどの幅を、股部48においてストリップ94 に与えることによって解決される。 従って前記のような本発明の好ましい実施形態において、ストリップ94は、封 じ込め集成体に、その全長及び幅にわたってしっかりと接着される。さらにはシ ャシービーズグルー84によるストリップ94の固定が好ましい。シャシービーズグ ルーの使用は、接着の一体性及び強度を与えつつも、ビーズ間の柔軟性のあるオ ープン区域によって装着者に柔らかくて快適な感触を与える。あるいはまた、当 業者に知られている封じ込め集成体22にストリップ94を固定させるためにその他 の手段を用いてもよい。 通常の製品においてのように、図3において陰影が付けられている部位として 示されているように、前部ウエスト部44及び後部ウエスト部46において、末端シ ールグルー82も備えられている。この末端シールグルー82は、前部ウエスト部44 及び後部ウエスト部46からの漏れを防ぐのに役立つ。その理由はこのコア28が、 一般的にはこの製品の周辺部の末端縁部52までずっと延びているわけではないか らである。 さらにはここに記載されている好ましい方法において、強化不織布90とストリ ップ94とを接着させることによって、装着者への皮膚の刺激を避けることができ る。これは、装着者の皮膚と接触するシームが作られないからである。 あるいはまた強化不織布90の近位縁部95は、外側表面プラスチックフィルム27 に固定されてもよい。しかしながらこのような実施形態においては、ストリップ 94の封じ込め集成体22への接着は、さらに難しくなる傾向がある。 好ましくはバリヤーレッグカフス32に用いられる不織布材料と、強化不織布に 用いられる不織布材料は、実質的に同じ弾性係数を有する。従ってこれら二つの 材料は、ストレッチ中及びストレッチ後に大体同じ回復力を有する。このことは 、装着者へのより良いフィット及びより良い快適性、及びより良い装着の容易さ を得るのに役立つ。 図2bに示されているもう一つの実施形態において、トップシート24は、バリヤ ーレッグカフス32及び後部耳パネル30(及び/又は前部耳パネル31)と隣接して並 置されるように広がっていてもよい。この実施形態において、トップシート24の 延長部24aは、本質的には強化不織布と同じ機能を果たす。トップシートの延長 部24aは、後部耳パネル、前部耳パネル、又は股部のどれか又は全部に備えら れていてもよい。しかしながらこの実施形態と関連して漏れのリスクが増加する こともある。これは、トップシート材料の少なくともいくつかの部分の親水性が 、液体の吸上げに寄与することがあるからである。例えばこのような実施形態に おける漏れのリスクを緩和するために、トップシート24は、コア区域において親 水性にされ、延長区域24aにおいて疎水性になるように処理されてもよいであろ う。しかしながらトップシートのこのような処理に関連したコストは増加する傾 向がある。 耳パネル、バリヤーレッグカフス、及び強化不織布に用いうる不織布ウエブ材 料は、好ましくは空気透過性である。不織布ウエブは、天然繊維(例えば綿繊維 又は木材繊維)を備えていてもよく、あるいはポリエチレン、ポリプロピレン、 ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、あるいはこのような繊維のあらゆ る組合わせの繊維を備えていてもよい。さらには不織布ウエブは、カード、スパ ンメルト、メルトブロウン、又は通風接着されていてもよく、あるいはその他の あらゆる特性を有していてもよく、あるいはこの技術で知られているあらゆる方 法で製造されてもよい。好ましくは不織布ウエブは、おむつの他の要素へのこの 材料の熱接着を可能にするのに十分な熱可塑性材料から構成されている。 ここで用いるのに適した不織布ウエブは、好ましくは二成分繊維から製造され ているスパンボンド不織布ウエブである。好ましくはこの二成分繊維は、ポリエ チレンとポリプロピレンとを含んでいる。より好ましくはこの二成分繊維は、ポ リプロピレンのコアとポリエチレンのシースとを有する。この二成分繊維は、好 ましくはポリエチレン約55〜約95重量%を有する。最も好ましくはこの二成分繊 維は、ポリエチレン約70〜約90重量%を有する。 スパンボンド不織布ウエブは望ましくは、スパンボンド二成分プラスチック繊 維の繊維方向が使い捨て吸収体の長手方向と一直線になるように使い捨て吸収体 に配置される。好ましくはスパンボンド不織布ウエブは、使い捨て吸収体の横断 方向に少なくとも80gf/cm、より好ましくは少なくとも180gf/cmの引張り強さを 有する。 もう一つの適切な不織布ウエブは、好ましくは二成分繊維からできているカー ド不織布ウエブである。好ましくはこの二成分繊維は、ポリエチレンとポリエチ レンテレフタレートとを含んでいる。好ましくはこの二成分繊維は、ポリエチレ ンテレフタレートのコアとポリエチレンのシースとを有する。好ましい実施形態 において、この二成分繊維は、ポリエチレン約50〜約95重量%を有する。最も好 ましくはこの二成分繊維は、ポリエチレン約55〜約95重量%を有する。 さらにもう一つの実施形態において、二成分繊維は、異なる種類のポリプロピ レンを含んでいてもよい。より好ましくはこの二成分繊維は、比較的高い融点を 有するポリプロピレンのコアと、比較的低い融点を有するポリエチレンのシース とを有する。 好ましい実施形態において、この不織布ウエブは、日本国岐阜のハビックス株 式会社(Havix Co.,Ltd.)からE-2341として入手しうるカード不織布ウエブである 。この不織布ウエブは、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET) との二成分繊維からできている。PE/PET比は約60/40である。PE/PET二成分繊維 は、大きさが2d×51mmである。 もう一つの好ましい実施形態において、不織布ウエブは、日本国東京の三井石 油化学工業(Mitsui Petrochemical Industries Ltd.)から入手しうるスパンボン ド不織布ウエブである。この不織布ウエブは、ポリエチレン(PE)とポリプロピレ ン(PP)との二成分繊維からできている。PE/PP比は約80/20である。PE/PP二成分 繊維は、厚さが約2.3dである。 バックシート26は、好ましくは吸収性コア28の外側表面に隣接して配置されて おり、好ましくはこの技術で知られているあらゆる適切な接着手段でこれに接合 されている。例えばバックシート26は、均一連続接着剤層、パターン接着剤層、 又は一列の別々の接着剤の線や螺旋やスポットによって吸収性コア28に固定され てもよい。満足すべきことが分っている接着剤は、ミネソタ州セントポール(St .Paul,Minnesota)のエイチ・ビー・フラー社(H.B.Fu1ler Company)によって 、HL-1258として製造されているものである。接着剤フィラメントのオープンパ ターンネットワークを備えている適切な接着手段の例は、1986年3月4日にMineto laらに発行された「使い捨て排泄物封じ込め衣類(Disposable Waste-Containment Garment)」と題する米国特許第4,573,986号に開示されている。渦巻き状に螺旋 パターンにされたいくつかの接着剤フィラメント線を備えている他の適切な接着 手段は、1975年10月7日にSprague Jr.に発行された米国特許第3,911,173号や197 8年11月22日にZiekerらに発行された米国特許第4,785,996号や1989年6月27日にW ereniczに発行された米国特許第4,842,666号に示されている装置及び方法によっ て例証されている。あるいはまた接着手段は、熱接着、圧力接着、超音波接着、 動的機械的接着、あるいはこの技術で知られているその他のあらゆる適切な手段 又はこれらの接着手段の組合わせを備えていてもよい。 前部ウエスト部46及び後部ウエスト部44においてより大きい延伸性を与えるた めに、吸収性コアがバックシート26及び/又はトップシート24に接合されていな いような、本発明の実施形態も考えられる。追加部材、例えば一つ又は複数の液 体不透過性バリヤー材料(図示されていない)が、吸収性コア28の外側表面とバッ クシート26との間に配置されている別の実施形態も考えられる。このようなバリ ヤー部材のどれも、吸収性コア28に接合されていてもよく、接合されていなくて もよい。さらにはバックシート26は、バックシート26と吸収性コア28との間に配 置されている一つ又は複数のあらゆるバリヤー材料に接合されていてもよく、接 合されていなくてもよい。 ここに開示されている実施形態は多くの利点を有している。例えばこれらは、 これらの部位において製品の強度を犠牲にすることなく、吸収体の耳部において より良い通気性と柔らかさを与えることができ、さらには費用の節約をも生じう る。これは、一つの製品あたり必要とされる不織布材料の量が少なくなるからで ある。装着者の快適さもまた、ここに開示されている本発明の実施形態の場合増 していると考えられる。 すべての引例はその全体が参照してここに組込まれる。あらゆる参考文献の引 用は、請求されている発明に対する先行技術としての有効性についての決定に関 して認められているのではない。 ここに記載されている実例や実施形態は例証を目的とするだけであり、これら に鑑みて様々な修正や変更が、本発明の範囲から逸脱することなく当業者に示唆 されるものと理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 杉田 昌隆 大阪府吹田市五月が丘南6―1―608

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 長手方向中心線と側面方向中心線を有する吸収体であり、 (a)後部ウエスト部と股部と前部ウエスト部と一対の長手方向縁部と体側表面 とその反対側にある衣服側表面とを有する封じ込め集成体であって、封じ込め集 成体は、トップシートと、これに接合されたバックシートと、トップシートとバ ックシートとの間に位置する吸収性コアと、一対のバリヤーレッグカフスとを有 しており、一対のバリヤーレッグカフスは、近位縁部と遠位縁部を有するととも に、封じ込め集成体の長手方向縁部に隣接した位置にある、封じ込め集成体と、 (b)後部ウエスト部においてバリヤーレッグカフスの近位縁部から側面方向に 外側に延びている一対の後部耳パネルと、 (c)前部ウエスト部においてバリヤーレッグカフスの近位縁部から側面方向に 外側に延びている一対の前部耳パネルと、 (d)後部耳パネルまたは前部耳パネルのうちの少なくとも一つに接合されてい る強化不織布であって、この強化不織布が実質的には封じ込め集成体と重なり合 っていない強化不織布と備えている吸収体。 2. 強化不織布が、吸収体の衣服側表面の一部である、請求項1に記載の吸収体 。 3. 後部耳パネルが、後部ウエスト部においてバリヤーレッグカフスの延長部を 備えている、請求項2に記載の吸収体。 4. 前部耳パネルが前部ウエスト部においてバリヤーレッグカフスの延長部を備 えている、請求項3に記載の吸収体。 5. 強化不織布が、後部耳パネルと前部耳パネルとの両方に接合されている、請 求項4に記載の吸収体。 6. 強化不織布が、股部において封じ込め集成体の長手方向縁部に接合されたス トリップを更に備えている、請求項5に記載の吸収体。 7. 強化不織布とストリップが連続材料片である、請求項6に記載の吸収体。 8. 強化不織布が近位縁部を有しており、強化不織布の近位縁部が、バックシー トとバリヤーレッグカフスの間においてバリヤーレッグカフスに接合されている 、請求項7に記載の吸収体。 9. ストリップが、バリヤーレッグカフスの近位縁部よりも長手方向中心線から 外側により遠位に延びている遠位縁部を有している、請求項8に記載の吸収体。 10. バリヤーレッグカフスと強化不織布の両方が、疎水性不織布材料を備えて いる、請求項9に記載の吸収体。
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