JPH10501715A - 折り曲げられた障壁レグカフを有する吸収材製品を製造する製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ２つの長手方向に伸びる障壁レグカフ（６２）がシャシに取り付けられ、障壁レグカフ（６２）が吸収材の第１のウエスト領域（２２）の長手方向に伸びる中心線に向かって内側を向き、製品の第２のウエスト領域（２４）に長手方向に伸びる中心線から外側に離れるように向かうように製品に取り付けられている着用可能な吸収材製品を製造する方法が示されている。１つの実施例において、カフ（６２）が第１のウエスト領域（２２）に取り付けられ、次に第２のウエスト領域（２４）に取り付けられ、他の実施例において、製品の第２のウエスト領域（２４）に次に第１のウエスト領域（２２）に取り付けられる。障壁レグカフ（６２）が製品の第１及び第２のウエスト領域（２４）の双方の長手方向に伸びる中心線の外側の製品に取り付けられ、障壁レグカフ（６２）がクロッチ領域（２６）において製品に一部結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 折り曲げられた障壁レグカフを有する 吸収材製品を製造する製造方法 発明の分野 本発明は、使い捨ておむつのような吸収材製品を製造する製造方法に係り、特 に、収容特性及び吸収材製品の適合を改良する障壁カフを有する吸収材製品を製 造する製造方法に関する。 発明の背景 使い捨ておむつ及び失禁用ブリーフまたは下着のような吸収材製品の主な機能 は、身体からの排泄物を吸収し、それを排泄することである。このような製品は 、身体からの排泄物が衣服またはベッドのような他の製品を汚し、濡らしまたは 汚染することを防止するようになっている。このような製品が汚れる最も通常の 態様は、身体からの排泄物が吸収材と着用者の足または腰の間で衣服に隣接した 空隙から漏れ出すときに生じる。なぜならば、それらは吸収材内部では直ぐには 吸収されず、吸収材製品のシャシから排泄物が漏れ出すことができる空隙が形成 されるように着用者に良好な適合を保持することができないからである。例えば 、尿は、トップシートにたまり、衣服または他の製品と接触するシャシ内の空隙 に染みだし、これらの製品によって吸収される。さらに、吸収材製品によっては 容易に吸収されない緩い便は液体受容面で“浮き”、着用者の足または腰に製品 の空隙を越えて流れる。 一時的な使い捨ておむつは、トップシートと、バックシートと、吸収コアと、 吸収コアの縁部を越えて伸びている連続したバックシート及びトップシートに包 囲されている弾性部材から形成される弾性レグカフとを有する。これらの弾性レ グカフは、弾性レグフラップがおむつの縁部と接触する衣服との間に液体不透過 性の障壁を呈しておむつの縁部に接触する衣服に液体がおむつから染みだし、逆 流を防止するために十分であることが証明されている。さらに、着用者の足の周 りに密封を維持し、空隙を最小限にするように着用者の足の周りでガスケット動 作を行う。しかしながら、おむつの周囲に沿った漏れは生じる。おむつが長期間 にわたって着用されたときに、最初の適合感を低減するように力がおむつに作用 する傾向があるからである。足と腰においておむつの大きな空隙及び下がりは適 合の低下によって形成される。このように、液体がトップシートにたまると、液 体のある部分は、トップシートを介してすぐには吸収されず、おむつの縁部に向 かって移動し、その縁部でおむつの空隙を通ってまたはそれを越えて漏れ、下着 または衣服に接触し、この下着によって吸収されるか下着に染み込む。 使い捨ておむつは、着用者の衣服が緩い便または尿または液体の噴出を禁止す る障壁カフを備えている。障壁カフは、便の自由な流れを拘束し、便がおむつの トップシートで自由に浮くか、流れ、それがおむつ内に収容されるようにおむつ 内に便を保持する構造を提供する。このような便を収容する際に、構造の有効性 にかかわらず、液体が障壁カフを越えて着用者の衣服を汚すことが分かっている 。なぜならば、おむつの構造は、着用者へのおむつの適合性を維持しないからで ある。さらに、障壁カフは、着用者に適当には適用されず、その結果、良好な初 期の適合が達成されず、保持された適合が悪化する。 発明の概要 本発明は折り曲げられた障壁レグカフを有する使い捨て吸収材製品を製造する 方法に関する。この下着は、トップシートと、バックシートと、トップシートと バックシートとの間に吸収コアとを有するシャシから成る。さらに製品は、第１ のウエスト領域と、第１と第２のウエスト領域の間に配置されたクロッチ領域と を有する。この方法において、障壁レグカフは、長手方向の中心線の各側に１つ づつ製品のトップシートに取り付けられる。障壁レグカフから妨げを受けないよ うに足用のノッチを切断することができるように、製品の長手方向の中心線に向 かって内側に折り曲げられる。足用のノッチが切断され除去された後、障壁レグ カフは、長手方向の中心線から外側に向いて折り曲げられ第２のウエスト領域に 取り付けられる。次に障壁レグカフは、長手方向の中心線に向かって内側に折り 曲げられ、製品の第１のウエスト領域でシャシに接続される。最後に製品は折り 曲げられ、包装のために分離される。この方法全体は１つの機械方向で実行され 、従って、機械方向を変化するか、または製品を組み立てラインに再び送る必要 性を無くす。 本発明の第２の実施例において、まず、障壁レグカフは長手方向の中心線の各 側でトップシートに取り付けられる。つぎに障壁レグカフは、それらが長手方向 中心線に向かって内側に向かうように製品の第１のウエスト領域の各側でトップ シートに取り付けられる。次にシャシが形成され、足用ノッチが切断されて第１ 及び第２のウエスト領域にイヤパネルを形成する。次に第２のウエスト領域のイ ヤパネルが長手方向の中心線に向かって内側に、イヤパネルが結合される障壁レ グカフ上に内側に折り曲げられる。最後に、それを搬送する準備をするために切 断される。 本発明の第３の実施例において、障壁レグカフは長手方向の中心線の各側でト ップシートに取り付けられる。つぎに障壁レグカフは、それらが長手方向中心線 に向かって外側に折り曲げられるように製品の第２のウエスト領域の各側でトッ プシートに取り付けられる。次にシャシが従来の方法で形成される。シャシが形 成された後、足用ノッチが切断される。製品の第１の第１のウエスト領域に障壁 レグカフの遠位部分の内側に結合材が適用される。この製品は折り曲げられ、別 の製品に分離される。 本発明の第４の実施例において、障壁レグカフがまずトップシートに取り付け られる。つぎに障壁レグカフは、それらが中心線に向かって外側または長手方向 の中心線に向かって内側のいずれかに向かうように第１と第２のウエスト領域に 取り付けられる。障壁レグカフが第１及び第２のウエスト領域に固定された後、 その領域で障壁を直立するためにクロッチ領域で一部を固定する。次に製品が折 り曲げられ搬送の準備がなされる。 図面の簡単な説明 本明細書は本発明を特に指摘し主題を明確に権利請求する請求の範囲で終結し ているが、本発明は添付図面に関連して説明される次の説明からさらによく説明 できるであろう。図面では、同一の部品を指定するために同一の参照符号が使用 される。 第１図は、本発明の方法によって製造されたおむつの平面図である。 第２図は、本発明の方法の１つの実施例の図面である。 第２図Ａは、第２図で表された方向を示す図面である。 第３図は、本発明の方法の第２の実施例を示す図面である。 第４図は、本発明の方法の第３の実施例を示す図面である。 第５図は、本発明の方法の第４の実施例を示す図面である。 第６図は、本発明の基礎的な方法を示す図面である。 発明の詳細な説明 製品 ここに使用するような用語の“吸収材製品”は、本体から排泄された種々の排 泄物を吸収しそれを収容するために着用者の身体に対してまたその近傍に配置さ れる製品を言う。吸収材製品は、通常、それらが再使用可能か、または使い捨て 可能かによって差がつけられる。使い捨て吸収材は、一回使用した後に廃棄され るようになっている製品である（すなわち、それらは、洗濯されるか、復元され るかまたは再使用することを意図していない）。本発明の吸収材製品は、使い捨 て吸収材製品が好ましい。さらに吸収材製品は、それらが、別の部品を必要とし ない“一体”であるかどうか、または分離ホルダ及びライナのようなおむつ装置 の部品を有するかどうかによって定義される。本発明の吸収材製品は、一体的で あることが好ましい。本発明の吸収材製品の一体的な使い捨て吸収材製品、おむ つ２０の好ましい実施例が第１図に示されている。ここに使用するような用語の “おむつ”は、着用者の下胴の周りに幼児または失禁者によって着用される下着 を言う。しかしながら、本発明は、失禁用ブリーフ、または下着、使い捨て訓練 用パンツ、おむつホルダ、生理用ナプキン等のような他の使い捨て吸収材製品に 適用可能である。 第１図は、本発明のおむつ２０を平坦で拘束されない状態（すなわち、弾性誘 導収縮プルアウトで）で示したおむつ２０の平面図であり、この構造の部分は、 おむつ２０の収縮がさらにはっきりとするように破断しており、着用者に接触す るおむつ２０の部分が見る者に面している。 第１のウエスト領域２２と、第２のウエスト領域２４と、クロッチ領域２６と 、長手方向の縁部が参照符号３０で指定され、端縁が参照符号３２で指定される おむつ２０の外縁によって定義される周縁２８とを有するおむつ２０が第１図に 示されている。おむつ２０は、参照符号３４である側方の中心線と、参照符号３ ６である長手方向の中心線とを有する。 おむつ２０は、液体受容面がトップシート３８によって画定されており、参照 符号４０で指定されている液体透過性トップシート３８と、液体不透過性バック シート４２と、下着面４６、身体面４８、側縁５０及びウエスト縁部５２によっ て指定される縁部を有する吸収コア４４と、着用者におむつ２０を固定する一対 のテープタブ固定具のような固定装置５４と、少なくともクロッチ領域２６に吸 収コア４４の側縁５０から外側に伸びるサイドフラップ５８と、イアフラップ１ ００と、近位縁６４、遠位縁６６、第１の端部７２及び第２の端部７４と、液 体受容面４０から離れるように遠位縁６６の間隔を置くように弾性部材７７のよ うなスペース手段７６と、近位縁６４の内側の遠位縁６６の一部を固定する第１ の閉鎖手段７８と、近位縁６４の外側の遠位縁６６の一部を固定する第２の閉鎖 手段８０とを有する。 第１図は、バックシート４２が吸収コア４４より大きい長さ及び幅を有するお むつ２０の実施例を示す。バックシート４２は、おむつ２０の周囲を形成するた めに吸収コア４４の縁部を越えて伸びる。周縁２８は、外縁を画定するか、また はおむつ２０の縁部を画定する。周縁２８は、長手方向の縁部３０及び端縁３２ を有する。第１図に示すように、トップシート３８は、少なくとも端縁３２に沿 って好ましくは、長手方向の縁部３０に沿ってバックシート４２にほぼ隣接する 。 おむつ２０は、第１のウエスト領域２２と第２のウエスト領域２４とを有する 。これらの領域はおむつの周縁２８の端縁３２からおむつ２０の側方の中心線３ ４に向かっておむつ２０の長さの約１／８から約１／４までの約１／３までの距 離伸びている。ウエスト領域２２及び２４は、着用したとき、着用者のウエスト を包囲するおむつ２０の部分を有する。クロッチ領域２６は第１のウエスト領域 ２２と第２のウエスト領域２４との間に配置されたおむつ２０の部分であり、着 用したときに着用者の足の間に配置され着用者の下胴をカバーするおむつの部分 を有する。 吸収コア４４は、ほぼ圧縮可能で、柔軟で着用者の皮膚に対して刺激がないも ので液体及びある身体の排泄物を吸収しそれを保持することができる手段である 。好ましい吸収コア４４は、下着面４６及び身体面４８とを有する。 吸収コア４４は、広範な寸法及び形状（例えば、矩形、砂時計、非対称形等） で、使い捨ておむつに使用される液体吸収性材料、及びエアフェルトと称される 細かくされた木のパルプのような他の吸収材製品から製造される。他の適当な吸 収材製品の例は、クリープセルロースワッディング、吸収材フォーム、吸収材ス ポンジ、超吸収材ポリマー、吸収ゲル材料または他の等価材料または材料の組み 合わせを有する。しかしながら吸収コア４４の吸収性能は、おむつ２０の用途に おいて構成された排出付加と矛盾のないものである。吸収コア４４の寸法及び吸 収性能は、幼児から大人まで着用者に適用するために変化する。 バックシート４２は、吸収コア４４の下着面に隣接して配置され、当業者のよ うなコア取付装置（図示せず）によって固定されることが好ましい。例えば、バ ックシート４２は、接着材の一様な連続層、接着材のパターン化された層、また は接着材の分離ラインまたは点の配列によって吸収コア４４に固定される。コア 取付装置は、接着材のフィラメントのオープンパターン網を有する。 バックシート４２は、液体不透過性であり、薄いプラスティックフィルムから 製造することが好ましいが、他の可撓性液体不透過性材料も使用することができ る。バックシート４２は、ベッドシーツ及び下着のようなおむつ２０に接触する 製品を吸収材コア４４に吸収され収容された排泄物が濡れることを防止する。好 ましくは、バックシート４２は約０，０１２ｍｍ（０．５ミル）乃至約０．０５ １ｃｍ（２．０ミル）の厚さを有するポリエチレンフィルムであるが、他の液体 不透過性材料も使用することができる。ここに使用する用語の“可撓性”は柔軟 で人体の形状及び輪郭に容易に適合する材料を言う。バックシート４２はさらに 布状の外観を与えるためにエンボス加工されるか、マット仕上げをすることが好 ましい。バックシート４２は、排泄物がバックシート４２から排泄することを防 止しながら、吸収コア４４から蒸気が逃げることができるようにする。バックシ ート４２の寸法は吸収コア４４の寸法及び選択された正確なおむつの寸法に依存 する。 適当なトップシート３８は、柔軟で柔らかい感じの着用者の皮膚には刺激のな いものである。トップシート３８は、その厚さを容易に通ることができる液体透 過性である。適当なトップシートは、多孔性フォーム、有孔プラスティックフィ ルム、天然繊維（例えば、木の繊維または木綿の繊維）、合成繊維（例えば、ポ リエステルまたはポリプロピレン繊維）またはそれらの組み合わせのような材料 から製造される。好ましくは、それは、吸収コア４４の液体から着用者の皮膚を 隔離するために親水性材料から製造される。トップシート３８は、疎水性材料で 製造される場合には、トップシート３８の少なくとも上面は、液体がさらに迅速 にトップシートを転移するように親水性であるように処理される。この処理は、 トップシート３８を通って引かれ、吸収コア４４によって吸収されないで身体の 排泄物がトップシート３８から流れ出る可能性を低減する。トップシート３８は 、表面活性剤でそれを処理することによって親水性とされる。表面活性剤でトッ プシート３８を処理する適当な方法は、トップシート３８に表面活性剤を含んだ 材料をスプレーし、材料に表面活性剤に付加する工程を含む。処理及び親水性化 のようなさらに詳細な説明は、１９９１年１月２９日にライジング等に発行され た複数層の吸収材層を有する吸収材製品”と題された米国特許第４，９８８，３ ４４号、及び１９９１年１月２９日にライジングに発行された“迅速に獲得する 吸収コアを有する吸収材製品”と題された米国特許第４，９８８，３４５号に含 まれ、それらの各々は、ここに参照によって組み込まれている。 トップシート３８は、多数の技術によって製造される。例えば、トップシート ３８は、織物、不織布、スパンボンド加工、カード加工等である。好ましいトッ プシート３８は、繊維技術分野における当業者によってカード加工されるか、熱 結合される。好ましくは、トップシート３８は、１平方メートル当たり約１８乃 至２５グラムの重量と、機械方向に１センチメートル当たり少なくとも４００グ ラムの最小限の乾燥引っ張り強度と、機械横断方向に１センチメートル当たり少 なくとも１つの約５５グラムのウエット引っ張り強度を有する。 サイドフラップ５８は、吸収コア４４の周縁２８と側縁５０との間のおむつ２ ０の部分である。従って、第１図に示すような好ましい実施例において、サイ ドフラップ５８は、少なくともクロッチ領域２６のおむつ２０の吸収コア４４の 側縁から外側に伸び、側縁５０に沿って伸びているバックシート４２とトップシ ート３８の延長部から形成される。 おむつ２０は、おむつ２０の側方閉鎖体を形成する固定装置５４を備えている 。従って、おむつ２０は、着用者に適合され、好ましくは、第１のウエスト領域 ２２及び第２のウエスト領域２４は、おむつ２０を着用したとき、第１のウエス ト領域２２と第２のウエスト領域２４が、重複した形状に維持される。固定装置 ５４はベルトまたは内側の固定部材のようなこの技術分野でよく知られているよ うな多数の固定装置から成り、好ましい実施例において、固定装置５４は、好ま しくは、第２のウエスト領域２４内のおむつ２０の長手方向の縁部３０に隣接し て配置されているテープタブ５６を有する。テープタブ固定具５４は、着用者に おむつ２０を保持するために固定手段５４を提供するようにおむつ２０の第２の ウエスト領域２４に適用することが好ましいが、それらは、第１のウエスト領域 ２２に配置してもよい。テープタブ５４は、この技術分野でよく知られているテ ープタブであってもよい。 バリヤレグカフ６２は、液体受容面４０に沿って身体の排泄物の自由な流れを 拘束し、おむつ２０内にこのような排泄物を保持して収容し、着用者の周りでガ スケット動作を提供する構造を提供する。各障壁カフ６２は、近位縁６４と遠位 縁６６を有する可撓性部材である。さらに、もし、空隙装置７６が１つまたはそ れ以上の弾性部材７７を有する場合には、障壁カフ６２は、遠位縁６６が液体受 容面４０から間隔を置いて溝を形成し、着用者の尻の周りにガスケット作用を提 供するように収縮可能である。障壁カフ６２はポリプロピレン、ポリエステル、 レーヨン、ナイロン、フォーム、プラスティックフィルム、フォームフィルム、 弾性薄層及び弾性フォームのような広範な材料から製造される。障壁カフを製造 するために多数の製造技術が使用される。例えば、障壁カフ６２は、織物、不織 布、スパンボンド、カード加工等である。特に好ましい障壁カフ６２は、液体不 透過性ポリエチレンフィルムに固定された不織布ポリプロピレン材料を有する。 この材料は、この技術分野で知られているような方法によって互いに固定され層 状に形成される。 障壁カフ６２及びさらに詳細には、近位縁６４は、おむつ２０の長手方向縁部 ３０の内側に隣接するように配置される。用語の“内側”は特定の障壁カフが配 置される、おむつ２０の各縁部に平行であるおむつ２０の中心線（３４または３ ６）に向かう方向として定義される。近位縁６４は、容易に吸収されず、液体受 容面４０に沿って浮く傾向がある排泄物、特に緩い便がおむつの縁部に接触する 前に、障壁カフ６２に接触するように長手方向縁部３０の内側に配置されること が好ましい。従って、近位縁６４は、おむつ２０の長手方向縁部３０と長手方向 の中心線３６との間に配置されていることが好ましい。最も好ましいのは、近位 縁６４は、長手方向の縁部３０とおむつ２０の少なくともクロッチ領域２６の吸 収コア４４の側縁５０と間に配置されるのが好ましい。（もし、サイドフラップ ５８が、１つまたはそれ以上のフラップ弾性部材によって弾性化され、各長手方 向の縁部に隣接してガスケットカフを形成する場合には、当業者が知るように、 近位縁６４は、最内端のフラップ弾性部材と少なくともクロッチ領域２６の吸収 コア４４の側縁５０との間に配置されることが好ましい。） 近位縁６４及び遠位縁６６は、互いに間隔を置いた関係であり、障壁カフ６２ の有効幅の各々の幅を画定する。近位縁６４及び遠位縁６６は、平行、非平行、 直線または非直線の関係にある。さらに障壁カフ６２の各々は、円形、矩形また は他の適当な形状を含む種々の異なる断面積を有する。好ましくは、近位縁６４ は、平行な及び直線的な関係で遠位縁６６から間隔を置いている。障壁カフ６２ の有効幅は、おむつ２０から出る身体の排泄物を低減する際の重要な要因である 。もし障壁カフ６２の有効幅が余りにも小さすぎる場合には、着用者の脚部とお む つの縁部６６との間に空隙が形成され、液体が遠位縁６６上を通っておむつ２０ の周縁２８に流れる。有効幅は、特に大人の着用者に関して着用者の寸法が増減 する場合には、寸法が定められなければならない。 各障壁カフ６２の遠位縁６６は、カフが液体受容面４０から間隔を置くように 少なくともクロッチ領域２６でおむつ２０の下の部材に固定されないことが好ま しい。遠位縁６６は、障壁カフ６２がおむつ２０の収容性を高速するように溝を 形成するように液体受容面４０から間隔置いていることが好ましい。ここに使用 する“間隔”とは、遠位縁６６が液体受容面４０に隣接する位置をとることを含 めて液体受容面４０に関して１つまたはそれ以上の位置をとる実施例を含む。 各障壁カフ６２の遠位縁６６は排泄物の流れに対して有効な障壁を呈するよう に第１のウエスト領域２２の近位縁６４の内側に配置されることが好ましい。ま た遠位縁６６は、第１のウエスト領域２２の近位縁６４の外側に配置される。遠 位縁６６は、それらの転置を未然に防ぐように第１の閉鎖装置７８によって第１ のウエスト領域２２の近位縁６４の内側に維持される。第１の閉鎖装置７８は、 サイドフラップ５８の内側に配置された第１の閉鎖領域９２に配置され、同じ実 施例において、または他の好ましい実施例において、少なくとも第１の閉鎖装置 ７８の少なくとも一部は吸収材コア４４の少なくとも一部上に配置されている。 第１図に示すように、遠位縁６６は、第１のウエスト領域２２で互いに側方に 間隔を置いている。しかしながら、遠位縁６６の間の側方の空隙は、互い上に交 差しており、互いに当接して、第１のウエスト領域２２の近位縁の幅まで側方に 間隔を置いている。従って、第１図に示す実施例において、遠位縁６６は、約２ ５ｍｍ（１インチ）から約１５０ｍｍ（６インチ）まで側方に間隔を置いて離れ ている（重複縁部）。好ましくは、遠位縁６６は、障壁カフ６２が着用者の外側 のももに沿って乗ることよりも着用者の足の最も内側のひだに適合するように間 隔を置いている。 第１図に示すように遠位縁６６は、互いに平行に配置され、第１のウエスト領 域２２のおむつ２０の端縁３２に直角に配置されている。これは好ましい実施例 であるが、遠位縁６６は、遠位縁６６が端縁３２に非直角に配置されるように互 いに向かうか、互いから離れるように、好ましくは互いに向かうように傾斜して いる。端縁３２に関して障壁カフが傾斜していることによって、使用中障壁カフ がクロッチ領域２６の液体受容面４０から離れたままであることができるように 補助をする。 遠位縁６６は、クロッチ領域２６で互いに側方に間隔を置いて離れている。遠 位縁６６の側方の空隙は、着用者の足の領域でおしめ２０から身体の排泄物、特 に尿が漏れ出すことを防止するように維持することが重要である。もし遠位縁６ ６が互いに側方に余りにも間隔を置いている場合には、障壁カフ６２は、クロッ チ領域２６で“フリップアウト”し、尿が障壁カフを流れ出す傾向が増大する。 もし遠位縁６６が互いに余りに密接して間隔を置いている場合には、障壁カフ６ ２は、排泄物が障壁カフ６２に直接たまり、おむつ２０の縁部に流れることがで きるように排泄物がたまる小さい面積を提供する。 各障壁カフ６２の遠位縁６６は、おむつ２０の第２のウエスト領域２４の各近 位縁６４の外側に配置される。用語の“外側”は、おむつ２０の長手方向の中心 線３６から離れる方向として定義され、この方向は、おむつ２０の各縁部に平行 である。おむつ２０の各縁部に沿って障壁カフ６２が配置されている（すなわち 、用語の“内側”によって定義される方向から反対の方向）。したがって障壁カ フ６２は第２のウエスト領域２４でフリップアウトされる。障壁カフ６２のフリ ップアウト部分は、用途の変形例においてあまり関係せず、着用者の尻の周りに 適合する輪郭を提供する。遠位縁６６は、第２の閉鎖手段８０によって第２のウ エスト領域２４の近位縁の外側に維持される。当業者は、遠位縁６６が第２のウ エスト領域２４の近位縁の内側に配置される。 第１図に示すように、遠位縁６６は、第２のウエスト領域で互いに側方に間隔 を置いている。しかしながら、遠位縁６６の間の間隔は、遠位縁６６が互いに傾 斜するような範囲である。第１図に示すように遠位縁６６は互いに平行におむつ ２０の遠位縁３２に直角に示されている。遠位縁６６は互いに向かってまたは離 れるように好ましくは互いに離れるように傾斜し、その結果、遠位縁６６は端縁 ３２に非直角に配置されることが好ましい。 遠位縁６６は、第１のウエスト領域２２の近位縁６４の内側に配置され、第２ のウエスト領域の近位縁６４の外側に配置されている。遠位縁６６は、その長さ に沿って内側に屈曲する（フリップアウト）。従って、製品は着用者の身体に適 合する。この屈曲は、障壁カフ６２がしりの周りに適合することからさらによい 収容ために脚部の“動きのない”領域に適合に転移する。この結果屈曲した障壁 カフ６２は“動きのない”領域にあり、少なくとも第２のウエスト領域ににおい て着用者のしりの周りでここちよい適合がある。 屈曲したレグカフ６２は、着用者のしりのまわりでガスケット動作と身体の排 泄物の漏れ、特に緩い便を低減するきちんとした適合を行うために着用者の尻の まわりでガスケット動作と、溝（図示せず）に沿ったおむつ２２内の身体の排泄 物を拘束して収容し、保持するためにスタンドアップ障壁カフ６２とを提供する ことが分かっている。しかしながら、障壁カフ６２が障壁カフ６２の長さに沿っ て第１の領域に向かってあまり“フリップアウト”し過ぎるときには、身体の排 泄物は、障壁カフ上を流出する傾向がある。従って、屈曲した障壁カフ６２が、 使用中に着用者のしりの周りでガスケット動作を行い、おむつの長さの約５０％ 未満さらに詳細にはおむつ２０の長さの約４０％未満、最も好ましいのは第２の ウエスト領域２４できちんとした適合を有することが好ましい。（フリップアウ ト部分の百分率の長さは、障壁カフがフリップアウトするおむつの長さをおむつ 時間の全体の長さ１００％によって分割したものとして定義される）従って、使 用中に、おむつの長さの少なくとも５０％において、好ましくはおむつの長さの 少なくとも約６０％，最も好ましくは、第１のウエスト領域２２からクロッチ領 域２６を通って障壁カフの直立部分（近位縁６４の内側に配置された遠位縁６６ ）が設けられている。 障壁カフ６２のフリップアウト部分は、多数の異なる方法でおむつ２０の長さ の約５０％未満で維持しなければならない。例えば第２の閉鎖領域９４は第１の 閉鎖帯域９２よりも長いことが好ましい。別の案として、閉鎖取付装置は、フリ ップアウト部分が長さの約５０％未満に維持されるように近位縁６４の内側に遠 位縁６６を固定するおむつのクロッチ領域２６に向かってまたはクロッチ領域２ ６の障壁カフ６２に配置される。 溝（図示せず）がクロッチ領域２６及び第１のウエスト領域２２に近位縁６４ 及び障壁カフ６２の間に形成される。溝はそれらがトップシート３８にわたって 移動し浮く傾向があるので、排泄物の流れに対して障壁を形成する。また溝は、 おむつ２０を除去するまでおむつ２０内に排泄物を収容し保持する。 おむつ２０の他の実施例において、障壁レグカフ６２の遠位縁６６は、第１と 第２のウエスト領域２２及び２４の双方で近位縁６４の外側に配置される。レグ カフ６２は、クロッチ領域の近位縁６４の内側に一部が固定される。この実施例 において、レグカフ６２の下半分は、上述した方法によってトップシートに取り 付けられる。クロッチ領域２６の遠位縁６６は、弾性部材７７の作動によってト ップシートのほぼ直角な位置に移動される。この実施例は、第１及び第２のウエ スト領域２２及び２４の双方と、クロッチ領域２６の直立した障壁との双方でガ スケット動作を提供する。 他の実施例において、障壁レグカフ６２の遠位縁６６は、第１及び第２のウエ スト領域の双方２２及び２４またはウエスト領域２２及び２４の近位縁６４の外 側に配置される。レグカフ６２は、クロッチ領域２６の近位縁６４の内側に固定 される。この実施例において、レグカフ６２の下方の半分は、上述したこれらの 方法によってクロッチ領域２６のトップシートに取り付けられる。クロッチ領域 ２６の遠位縁６６は、弾性部材７７の動作によって、トップシート３８にほぼ直 角な位置に移動される。この実施例は、第１と第２のウエスト領域２２及び２４ の双方で、クロッチ領域２６で直立障壁とを有する。 好ましくは障壁カフ６２は、障壁カフを通して液体の動きの速度を減し、それ によって、さらに漏れ抵抗を形成する。障壁カフ６２は、従来よく知られた方法 でまたは、例えば、疎水性不織布のような液体不透過性材料を選択することによ って液体不透過性とされる。 障壁カフ６２は、障壁カフ６２にその内側に固定された吸収材装置を備えてい る。吸収材装置は、障壁カフに接触する排泄物を吸収し、収容する。吸収材装置 は、液体を吸収し保持することができる、寸法、形状、形状または吸収材性能を 有する装置である。吸収材装置は、障壁カフ６２の内面に沿って障壁カフ６２内 に、障壁カフ６２の内側に配置される。 液体受容面４０から離れて遠位縁６６の間隔を空ける空隙装置７６は、排泄物 の漏れに対して拘束体として作用する障壁カフ６２に沿った溝と、着心地のいい 適合を与えるために着用者のしりの周りでガスケット動作を行うために障壁カフ ６２を直立させるようにギャザーを形成し、収縮し、硬化し短くするか障壁カフ ６２に作動する他の部材である。 第１図に示すように、空隙装置７６は、遠位縁６６に隣接した障壁カフ６２の 各々と作動的に関連する弾性部材７７を有する。弾性部材７７は、弾性的に収縮 可能な状態で、障壁カフ６２に固定され、正規の拘束されない形状で、障壁カフ ６２の遠位縁６６を有効に収縮し、またはギャザーを形成する。弾性部材７７は 、ここに組み込まれた１９７４年にケネスＢ．ブエルに発行された“使い捨てお むつの収縮可能なサイド部分”と題された米国特許第３，８６０，００３号に議 論 された少なくとも２つの方法で弾性的な収縮可能な状態で障壁カフ６２に固定す ることができる。さらに、通常、弾性部材７７の長さは、おむつの設計によって 決定される。第１図に示された実施例において、弾性部材７７は、クロッチ領域 ２６障壁カフの全体長さに沿って伸びている。 おむつ２０は、好ましくは、着用者の間で着用者の背後で第２のウエスト領域 ２４を配置し、第１のウエスト領域２２が、着用者のフロントにわたって配置さ れるように、着用者の足の間でおむつの残りを引くことによって着用者に適用す ることが好ましい。テープタブ固定具５６の端部は、おむつ２０の外側に面する ように固定されることが好ましい。この方法において、障壁カフ６２の直立位置 は、クロッチ領域２６で着用者の“動きのない”領域に配置され、フリップアウ ト部分は、着用者のしりの周りでガスケット動作を行うように第２のウエスト領 域にのみ配置されるようにおむつ２０の長さの約５０％未満に配置される。 方法 製品を詳細に述べたが、本製品を製造する本発明の方法を説明する。 第１の実施例において、障壁カフ６２は完全なシャシに結合される。トップシ ート３８，吸収コア４４及びバックシート４２は、従来の方法において、シャシ に組み込まれる。トップシート３８及びバックシート４２は、従来の方法でシャ シに組み込まれる。トップシート３８及びバックシート４２は、おむつ製造技術 で公知の方法で知られるように適当な方法で一緒に組み立てられる。ここに使用 するような、用語の“協働”は、種々の形態を含み、トップシート３８は、バッ クシート４２にトップシート３８を固定することによってバックシート４２に直 接結合される形態と、トップシート３８をバックシート４２に固定される中間部 材にトップシート２８を固定することによってバックシート４２に結合される。 トップシート３８及びバックシート４２は、接着材または従来技術で知られてい る他の取付装置のようなフラップ（取付装置）によっておむつの周囲２８に互い に直接結合することができる。従って、例えば、接着材の一様な連続層、接着材 のパターン化された層、接着材の分離線またはスポット、または接着材のネット ワークを使用することができる。 シャシを形成した後、障壁カフ６２は、第２図に示すようなそれらの近位縁６ ４が完全なシャシのトップシート３８に結合される。用語の“結合”は、おむつ ２０に障壁カフ６２を固定するための装置を有し、障壁カフ６２が側方フラップ ５８に直接または間接的に固定される分離部材であるが、障壁カフ６２がサイド フラップ５８に直接または間接的に固定される実施例（すなわち、一体的な障壁 カフ）または障壁カフ６２がサイドフラップ５８の連続的で分割されない部材で あるように、おむつ２０のエレメントとして同じ材料または材料から形成される 実施例を含む。近位縁６４及びトップシート３８は、適当な方法で一緒に結合さ れる。ここに使用されるような用語“結合”は、近位縁６４が近位縁６４をサイ ドフラップ５８に固定することによってトップシート３８に直接固定する形状と 、近位縁６４をサイドフラップ５８に固定されている中間部材に近位縁６４を固 定することによってトップシート３８に間接的に固定される形態を含む。好まし い実施例において、近位縁６４及びトップシート３８は、密封装置（図示せず） によって、少なくともクロッチ領域２６で互いに直接固定する。 密封装置は、トップシート３８を通って液体が染み出す障壁を提供するために 近位縁６４に沿って密封を行う。トップシート３８または吸収材コア４４は、密 封装置を越えて伸びるが、吸収コア４４の縁部から放出される液体の漏れに対す る保護またはトップシート３８に沿った吸収は、近位縁６４をトップシートまた は吸収コアを越えないようにすることによっそれらの各遠位縁６６でトップシー ト３８に結合される。上述したような結合材は、おむつ２０の第１のウエスト領 域に設けられる。遠位縁６６が長手方向の中心線３６の内側に向かっているが、 遠位縁６６は、おむつ２０の第１のウエスト領域２２に固定される。この固定装 置は、接着材、熱／圧力密封、超音波結合または公知の他の手段または方法のよ うなこの技術分野の従来の装置である。固定装置は、長手方向の中心線３６の内 側のレグカフまたはおむつ２０の本体に適用される。 障壁レグカフ６２は、トップシート３８の第１の領域２２に結合され、トップ シート３８は、上述した方法でバックシート４２及び吸収コア４４と協働し、シ ャシを形成する。トップシート、バックシート４２及び吸収コア４４が関連した とき（図示せず）、レグのノッチが切断されて少なくとも第２のウエスト領域に 耳のパネル１００を形成する。 レグノッチが切断された後、結合部材がおむつ２０の第２のウエスト領域２４ に適用される。結合部材は、長手方向の中央線の外側で障壁レグカフ６２の側方 または障壁レグカフ６２の外側近傍でおむつのトップシート３８に結合される。 イヤパネル１００は、長手方向の中心線３６に向かって内側に向かって障壁レグ カフ６２に折り曲げられる。結合材は、第２のウエスト領域２４で障壁レグカフ ６２に遠位縁６６をイヤパネル１００に結合する。おむつ２０は、別々の製品に 分離され、包装のために準備される。 第４図に示すように、第３の実施例において、障壁カフ６２は、まずトップシ ート３８と協働する。結合材料は、第２のウエスト領域２４に設けられ、障壁レ グカフ６２は、トップシート３８に結合され、それらの遠位縁６６は、おむつ２ ０の第２のウエスト領域２４で中心線３６から外側に向いている。レグカフ６２ は、接着材、熱圧力密封、超音波結合、または公知の従来の方法によっておむつ ２０の第２のウエスト領域２４に固定される。トップシート３８は、バックシー ト４２と吸収コア４４と関連してシャシを形成する。シャシが形成された後、レ グカフが切断される。レグのノッチが切断された後、結合材料がおむつ２０の第 １のウエスト領域２２に設けけられる。この実施例において、結合材は、長手方 向の中心線３６の内側の障壁レグカフ６２の側、またはおむつ２０の本体に適用 される。 第５図に示す第４の実施例において、レグカフ６２は、トップシート３８に取 り付けられ、各レグカフ６２の遠位縁６６は、中心線３６に向かって内側に向い ている。トップシート３８と、吸収コア４４及びバックシート４２は、上述した ように従来の方法でシャシ組み込まれるおむつが組み立てられた後、レグノッチ が切断された。次に、接着材は、クロッチ領域２６の障壁レグカフ６２の内側の 近位半分に取り付けられる。おむつ２０は折り曲げられ、適当な長さに切断され る。この実施例において、おむつ２０が消費者によって空けられるとき、レグカ フ６２の一部が、クロッチ領域２６のトップシート３８に結合され、すなわち、 それらは、それらの高さほぼ半分の高さまで近位縁６４からトップシートに固定 され、第１及び第２のウエスト領域２２及び２４の双方に長手方向の中心線３６ の外側を向いてそれらの遠位縁６６が接続されている。他の実施例において開放 するとき、レグカフ６２は、第１及び第２の領域２２及び２４の双方のウエスト 領域において、長手方向の中心線に向かって内側を向いている。 本発明の方法を詳細に説明したが、第６図に概略が示されている。第６図は、 本発明の概略的な図面を示している。当業者は、ある段階が各実施例に含まれる か、または含まれないように、わずかな変更が種々の実施例で生じることを理解 しなければならない。ウエブ２００は、方法の添付図面第３図乃至第５図または バックシート４２に示すようにトップシート３８が組み立てられている。レグカ フ６２のウエブ２１２は、ウエブ２００に取り付けられている。レグカフ６２は 、レグカフの各々をつくるように２つの別なウエブに分割される１つのウエブか らいずれかに取り付けられ、レグカフ６２は、別の材料のウエブから取り付けら れる。これらのレグカフ６２は、弾性化されるか、弾性化されていないが、弾性 化されていることが好ましい。レグカフを完成したシャシまたはトップシート３ ８に取り付けらるが、当業者はレグカフ６２をバックシート４２に取り付けるこ と ができることは理解できよう。この点において、障壁レグカフ６２は、それらの 近位縁６４によってトップシート３８に結合される。それらは、接着材、熱圧力 密封、超音波結合、または当業者に知られるような他の手段または方法のような 従来の装置によって取り付けることができる。 レグカフ６２は、トップシート３８に取り付けられ、結合材がステーション２ ２０で適用される。結合材は、第３図に示すように第１の領域２２に適用される 。第２図及び第４図に示すように、結合材は、おむつの第２のウエスト領域２４ のステーション２２０に適用される。第５図で述べた実施例において、結合材は 、ステーション２２０で第１のウエスト領域２２及び第２のウエスト領域２４の 双方に適用される。前述したように、この結合材は、接着テープ、寝結合、圧力 密封、超音波結合または点接触、好ましくは点接着、を含むが、それには制限さ れない通常当業者が使用する結合材で結合される。 結合材がおむつ２０に適用されると、ステーション２３０でレグカフ６２は、 トップシート３８に取り付けられ、第２図及び第４図に説明するように、第２の ウエスト領域２４で長手方向中心線３６から外側に向くか、第３図に示したよう に、第１のウエスト領域２２の長手方向中心線３６の内側を向いている。第５図 に示した実施例において、レグカフ６２は、トップシート３８に取り付けられ、 遠位縁６４は、第１のウエスト領域２２及び第２のウエスト領域２４の双方に長 手方向の中心線を向いているか、双方のレグカフ６２の遠位縁６４が第１のウエ スト領域２２及び第２のウエスト領域２４の双方の長手方向の中心線３６の外側 に向いている。もし、結合材が、熱密封、圧力密封、超音波結合または同様な方 法である場合には、ステーション２２０及び２３０は、一方のステーションに組 み込まれ、方法においてそれらの順で切り替えられることができる。 ウエブ２００は、シャシではなく、トップシート３８またはバックシート４２ のいずれかである場合には、ステーション２４０で形成される。この点において 、 上述したようにトップシート３８は吸収コア４４及びバックシート４２に関連す る。一旦関連すると、トップシート３８，バックシート４２及び吸収コア４４は 、完全なシャシを形成する。これらのエレメント、トップシート３８と、バック シート４２及び吸収コア４４は、各々のウエブの別の組み合わせからまたは３つ の組み合わせからステーションで組み合わせられる。 一旦シャシが組み立てられると、レグノッチがステーション２５０で切断され る。 レグノッチが切断されると、結合材がステーション２２０、２６０で結合材が 適用される領域と反対のおむつ２０のウエスト領域に適用される。第２図及び第 ４図に説明した実施例において、結合材がおむつ２０の第１のウエスト領域に適 合される。第３図に示す実施例において、結合材は、おむつ２０の第１のウエス ト領域２２に適用できる。第３図に示す好ましい実施例において、結合材はおむ つの第２の領域に適用される。第５図に示された実施例において、結合材は、ク ロッチ領域２６の障壁カフ６２の内側のほぼ近位半分に設けられている。結合材 は、クロッチ領域２６の障壁レグカフ６２の内側の近位半分に設けられている。 再びこの結合材は、接着テープ、熱密封、圧力密封、超音波結合または点接着を 含み、好ましくは点接着材を含むが、それには制限されない。 結合材がステーション２６０に適用された後、おむつは、ステーション２７０ で折り曲げられ、その結果、ステーション２６０に適用される結合材は、レグカ フを適当な位置のトップシート３８に結合する。おむつは、ステーション２７０ で、Ｃ形状に折り曲げられるか、Ｚ形状に折り曲げられるが、Ｚ形状が好ましい 。第２図及び第４図に示す方法において、おむつが折り曲げられるとき、結合材 がおむつ２０の第１のウエスト領域２２に接触し、それを長手方向の中央線３６ に向かって内側を向いているトップシート３８に固定する。第３図に示すように 、おむつは、レグカフ６２がおむつ２０の第２のウエスト領域２４の長手方向の 中 心線３６の外側を向いたトップシート３８に結合されるように折り曲げられる。 第５図に示す実施例において、おむつ２０は、レグカフ６２が、クロッチ領域２ ６におむつ２０に固定され、クロッチ領域２６の部分的な直立障壁を形成する。 結合材料が熱密封、圧力密封、超音波密封、超音波結合、または同様な方法であ る場合には、ステーション２６０及び２７０は、１つのステーションに組み合わ され、それらの方法でそれらの順に切り替えられる。 機械横断方向の複雑性を避けるために、消費者は、おむつ２０の製造を技術的 に終了する。購買後におむつ２０の使用を準備するとき、消費者は、障壁レグカ フ６２がおむつ２０の第１のウエスト領域２２に取り付けられそれらの遠位縁６ ６が長手方向の中心線３６に向かって内側を向いており、遠位縁６６が第２図乃 至第４図に示す実施例において第２のウエスト領域の長手方向の中心線の外側に 向いている位置に向かっておむつを開く。第５図に示す実施例において、消費者 は、障壁レグカフ６２が双方のウエスト領域２２及び２４の長手方向の中心線３ ６に向かって内側か、双方のウエスト領域２２及び２４の長手方向の中心線３６ に向かって外側か、おむつ２０の一部がクロッチ領域２６で直立障壁を有する位 置まで製品を開く。 最終段階において、ウエブ２００は個々のおむつに切断される。 本発明の特定の実施例を図示し説明したが、当業者は本発明の製品及び範囲か ら逸脱せずに変形及び変更が行われることは明らかである。従って、本発明の範 囲内にあるこのような変更及び変形は添付請求の範囲をカバーすることは明らか である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ，Ｃ Ｚ，ＥＥ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＧ，ＫＰ ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＧ，Ｓ Ｉ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ミッドキフ，マーク ドーソン アメリカ合衆国オハイオ州、フェアーフィ ールド、モニカ、ドライブ、5562

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． （ａ）トップシートと、バックシートと、シャシを形成するトップシー トとバックシートとの間の中央に配置された吸収コアとを有し、前記シャシが第 １と第２のウエスト領域を有する、不定の長さの吸収材ウエブを準備する工程と 、 （ｂ）各障壁レグカフが前記トップシートに固定された近位部分及び製品の一 部に少なくとも固定されない遠位部分を有し、各障壁レグカフの遠位部分が製品 の長手方向の中心線に向かって内側に向くように一対の長手方向に伸びる障壁レ グカフを取付ける工程と、 （ｃ）シャシのクロッチ領域にレグノッチを切断する工程と、 （ｄ）製品のクロッチ領域にレグカフを切断する工程と、 （ｅ）前記製品の第２の領域に障壁レグカフを取付け、レグカフの遠位縁を第 ２のウスト領域の長手方向の中心線から外側に取り付ける工程と、 （ｆ）製品の第１のウエスト領域に結合材を形成する工程と、 （ｇ）前記バリヤカフが前記製品の第１のウエスト領域のトップシートに結合 され、前記遠位縁部分が前記第１のウエスト領域において長手方向の中心線に向 かって内側に伸びるように前記製品を折り曲げる工程と、 （ｈ）前記ウエブを個々の製品に切断する工程と、を有する長手方向の中心線 を有する着用可能な吸収材製品の製造方法。 ２． （ａ）第１のウエスト領域及び第２のウエスト領域及び第１及び第２の ウエスト領域の間に配置されたクロッチ領域を有する吸収材製品の不定な長さの トップシートを準備する工程と、 （ｂ）各障壁レグカフが前記トップシートに固定された近位部分及び製品の一 部に少なくとも固定されない遠位部分を有し、各障壁レグカフの遠位部分が製品 の長手方向の中心線に向かって内側に向くように一対の長手方向に伸びる障壁レ グカフを取付ける工程と、 （ｃ）前記製品の第１のウエスト領域に結合材を準備する工程と、 （ｄ）前記製品の第１の領域に障壁レグカフを取付け、レグカフの遠位縁を第 １のウスト領域の長手方向の中心線に向かって内側に取り付ける工程と、 （ｅ）バックシートと中央に配置された吸収コアを関連させてシャシを形成す る工程と、 （ｆ）前記シャシのクロッチ領域にレグノッチを切断して少なくとも第２のウ エスト領域にイヤパネルを形成する工程と、 （ｇ）前記製品の第２のウエスト領域に結合材料を準備する工程と、 （ｈ）前記レグカフの遠位部分が前記第２のウエスト領域のイヤパネルに取り 付けられるように長手方向の中心線に向かって内側に向いた第２のウエスト領域 にイヤパネルを折り曲げる工程と、 （ｉ）前記シャシを個々の製品に横方向に切断する工程とを有する長手方向の 中心線を有する着用可能な吸収材製品を製造する方法。 ３． （ａ）第１のウエスト領域、第２のウエスト領域を有する吸収材製品の 不定の長さのトップシートを準備する工程と、 （ｂ）各々がトップシートに固定された近位部分を有し、遠位縁が製品の少な くとも一部に固定されない、前記トップシートに長手方向に伸びる一対の障壁レ グカフをトップシートに取り付ける工程と、 （ｃ）前記製品の第２のウエスト領域に結合材を準備する工程と、 （ｄ）前記製品の第２の領域に障壁レグカフを取付け、レグカフの遠位部分を 長手方向の中心線から外側に向けて取り付ける工程と、 （ｅ）バックシートと中央に配置された吸収コアを関連させてシャシを形成す る工程と、 （ｆ）前記シャシのクロッチ領域にレグノッチを切断して少なくとも第２のウ エスト領域にイヤパネルを形成する工程と、 （ｇ）前記製品の第１のウエスト領域に結合材料を準備する工程と、 （ｈ）前記レグカフの遠位部分が長手方向の中心線に向かって内側に向いて取 り付けられた第１のウエスト領域の製品に結合されるように製品を折り曲げる工 程と、 （ｉ）前記シャシを個々の製品に横方向に切断する工程とを有する長手方向の 中心線を有する着用可能な吸収材製品を製造する方法。 ４． （ａ）第１のウエスト領域、第２のウエスト領域を有する吸収材製品の 不定の長さのトップシートを準備する工程と、 （ｂ）各々がトップシートに固定された近位部分を有し、遠位縁が製品の少な くとも一部に固定されない、第１のウエスト及び第２のウエスト領域の長手方向 の中心線の外側の製品に固定されている前記トップシートに長手方向に伸びる一 対の障壁レグカフをトップシートに取り付ける工程と、 （ｃ）バックシートと中央に配置された吸収コアを関連させてシャシを形成す る工程と、 （ｄ）前記シャシのクロッチ領域にレグノッチを切断する工程と、 （ｅ）前記製品のクロッチ領域に障壁レグカフのほぼ半分に結合材を準備する 工程と、 （ｆ）各障壁レグカフの底部の半分未満がクロッチ領域のトップシートに結合 されるようにシャシを折り曲げる工程と、 （ｇ）個々の製品に横断するようにシャシを切断する工程とを有する長手方向 の中心線を有する着用可能な吸収材製品を製造する方法。 ５． 前記障壁レグカフは、製品の第１及び第２のウエスト領域の長手方向の 中心線に向けて内側に吸収材に固定された各遠位部分を有するトップシートに取 り付けられていることを特徴とする請求項４に記載の方法。 ６． 前記結合材は、接着テープ、加熱シール、圧力密封、超音波結合及び点 接着材のグループから選択されることを特徴とする請求項１，２，３または４に 記載の方法。 ７． 前記結合材は製品の第２のウエスト領域のレグカフの長手方向の中心線 から最も離れた側部に設けられていることを特徴とする請求項１，２または３に 記載の方法。 ８． 前記結合材は、前記製品の第１のウエスト領域にレグカフの長手方向の 中心線に最も接近した側部に設けられていることを特徴とする請求項１，２，ま たは３に記載の方法。 ９． 請求項１乃至８の方法によって作られた長手方向の中心線を有する着用 可能な吸収材製品。