JP2000509639A - 通気性バックシートを有している吸収体 - Google Patents

通気性バックシートを有している吸収体

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Abstract

(57)【要約】 通気性ラミネートバックシート(26)を有している使い捨て吸収体(20)。この吸収体(20)は、前腰領域(46),後腰領域(44),前腰領域(46)と後腰領域(44)との間に位置されている股領域(48),一対の反対側縁(50),第一端縁(52),そして第二端縁(52)を有している。この吸収体(20)は、一対の反対の長手方向縁(50),衣服対面側(70),そして体対面側(72)を有している吸収核(28)と、この吸収核(28)の衣服対面側(70)に隣接して配置されている通気性ラミネートバックシート(26)と、を含んでいる。通気性ラミネートバックシート(26)は、互いに接合されている内側層(90)及び外側層(92)を有する。内側層(90)は、吸収核(28)と外側層(92)との間に位置されている。外側層(92)は相対的に蒸気透過性である。内側層(90)は、実質的に液体不浸透性であり、実質的に蒸気透過性である。内側層(90)は、吸収体(20)と長手方向に一致しており、前腰領域(46),後腰領域(44),そして股領域(48)よりも横断方向幅が小さくて、吸収体(20)と長手方向に一致しており側縁の各々に隣接している通気性区域(82)を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】 通気性バックシートを有している吸収体 発明の分野 本発明は、一般に使い捨ておむつのような使い捨て吸収体に関係しており、 より詳細には、通気性ラミネートバックシートを有している使い捨て吸収体に関 係している。 発明の背景 乳幼児及び他の失禁者は、尿及び他の体排泄物を受け入れて封じ込めるため に、おむつのような使い捨て吸収体を着用している。吸収体は、排泄された物質 を封じ込めることと、これらの物質を着用者の体及び着用者の衣服及び寝具から 隔離することの両方に機能する。多くの異なった基本設計を有している使い捨て 吸収体が、この技術に知られている。使い捨ておむつの外部を柔軟性のある液体 及び蒸気不透過性シートで覆い、吸収されたいかなる液体がおむつを通過し隣接 する物、例えば衣類や寝具等を汚すのを防ぐことが出来ることがまた知られてい る。これらの外側カバー、一般にバックシートとして引用されている、は、しば しば例えばポリエチレンのような液体不透過性フィルムから構成されている。こ のようなバックシートは液体がおむつを通過することを防ぐとはいうものの、こ れらはまた、空気及び/又は蒸気に対するこれらの不透過性によって、おむつを 着用者に対し暑く不快に感じさせることが出来る。 蒸気に対して透過性であるバックシートは一般に通気性バックシートとして 知られており、この技術において記載されている。一般には、これらのバックシ ートは、液体の通過を阻止しながらこれらを介しての蒸気の通過を許容すること を意図している。例えば、1964年11月10日にクロー・ジュニア(Cro we,Jr.)に対し発行された米国特許第3,156,242号は、通気性バ ックシートとしての微孔質フィルムの使用を教示している。1975年5月6日 にハートウエル(Hartwell)に対し発行された米国特許第3,881, 489号は、2つの層を組み合わせて備えている通気性バックシートを教示して おり、第一層は低空隙率穿孔熱可塑性フィルム(low void volum e perforated thermoplastic film)であり、 第二層は多孔質高空隙率疎水性薄片(porous high void vo lume hydrophobic tissue)である。1976年11月 2日にシムソン(Sisson)に対し発行された米国特許第3,989,86 7号は、蒸気がそれを介して容易に通過することを許容している間に液体の通過 は妨げる先細り中空突起が備えられている通気性バックシートを教示している。 これらのバックシートは従来技術の不透過性バックシートを越える改良を提 供しているが、快適性,乾燥性,及び蒸気交換(通気性)が重要な設計考慮事項 として残っている。従って、より効率的な蒸気の通過を提供しながらも、液体の より良い保持及び吸収を提供している装置が求められている。 従って、本発明の目的は、着用者に対して快適性を保証する通気性バックシ ートを有している使い捨て吸収体を提供することである。 この発明のさらにもう1つの目的は、通気区域を備えているバックシートを 有している使い捨て吸収体を提供することであり、ここにおいてこのバックシー トはさらに、バックシートの衣服対面表面に布様感触を与える蒸気透過性及び/ 又は液体透過性不織ウエブを備えている。 本発明のさらにもう1つの目的は、経済的であるとともに高速度で製造する ことが容易である、良好な封じ込め及び通気特性を有している使い捨て吸収体を 提供することである。 発明の概要 横断方向幅を有している前腰領域,横断方向幅を有している後腰領域、前腰 領域と後腰領域との間に位置されている横断方向幅を有している股領域,一対の 反対側縁,前腰領域中に位置されている第一端縁,そして後腰領域中に位置され ている第二端縁を有している使い捨て吸収体。この吸収体は、一対の反対側長手 方向縁,衣服対面側,及び体対面側を有している吸収核と、上記吸収核の上記衣 服対面側に隣接して配置されている通気性ラミネートと、を備えている。この通 気性ラミネートは、互いに接合された内側層及び外側層を備えている。内側層は 、吸収核と外側層との間に位置されている。外側層は比較的に蒸気透過性であり 、内側層は実質的に液体不透過性であるとともに実質的に蒸気透過性である。内 側層は上記吸収体と長手方向に一致しているとともに上記前腰領域,上記後腰領 域,そして上記股領域の横断方向幅よりも横断方向幅が小さくて、上記吸収体と 長手方向に一致しているとともに上記側縁の各々に隣接している通気性区域を形 成する。 図面の簡単な説明 明細書は、本発明を形成していると見做されている主題を特に指摘し、そし て明確に請求している請求の範囲で結論付けられているが、本発明は添付の図面 と共に考慮される以下の記載からよりよく理解されると信じる。添付の図面にお いて同様な記号は実質的に同じ構成要素を指摘するために使用されていて、そし てここにおいて: 図1は、下に横たわっている構造を見せるために切り取られている幾つかの 部分を有している本発明の使い捨ておむつの実施例の平面図であって、このおむ つの内側表面が見る人の方に向けられており; 図2は、本発明のおむつ中に使用されるのに適したラミネートバックシート の平面図であって、バックシートの体対面側が見る人の方に向けられており; 図3は、図2のラミネートバックシートの拡大された横断面図であり;そし て、 図4は、図2〜3中に示されているバックシートを備えている使い捨て吸収 体の1つの実施例の拡大された横断面図である。 発明の詳細な説明 ここで使用された時、用語「吸収体」は、体排泄物を吸収し封じ込める装置 を引用し、そしてより特定すれば、体内から排出された様々な排泄物を吸収し封 じ込めるために着用者の体に対して又は着用者の体の近傍に配置された装置を引 用している。用語「使い捨て」はここでは、洗濯されるか、または他に吸収体と して復元又は再使用されることを意図されていない吸収体を記載するために使用 されている(即ち、これらは1回の使用後に捨てられるか、そして好ましくはリ サイクルされるか、堆肥にされるか、あるいは他に環境に優しい方法で処分され ることを意図されている)。「一体型」吸収体は、組み合わされて調和された全 体を形成するように相互に合体された別々の部材で形成されていて、その結果と してこれらは別の支持体(holder)や敷部材(liner)のような別の 操作部品を必要としない、吸収体を引用している。本発明の吸収体の好ましい実 施例は、図1中に示されている、一体型使い捨て吸収体、おむつ20、である。 ここで使用された時、用語「おむつ」は、一般に乳幼児及び失禁者によって着用 され、着用者の胴体下部の周りに着用される吸収体を引用している。しかしなが ら、本発明は、失禁用ブリーフ,失禁用下着,おむつ支持体及び敷き部材,女性 用衛生衣類,トレーニングパンツ,そしてこれらと同様な物のような他の吸収体 にも適用可能であることを理解すべきである。 図1は、平らに広げられ非収縮状態にある(即ち、弾性的に誘発されている 収縮が引き伸ばされている)本発明のおむつ20の平面図であり、この構造の幾 つかの部分はおむつ20の構成をより明確に示すために切り取られているととも に着用者と対面するおむつ20の部分、内側表面40、が見る人の方に向けられ ている。図1中に示されている如く、おむつ20は好ましくは、液体透過性トッ プシート24;トップシートに接合されているラミネートバックシート26;そ してトップシート24とラミネートバックシート26との間に配置されている吸 収核28を備えている封じ込め組立体22を備えている。吸収核28は、一対の 反対側長手方向縁60,体対面側62,そして衣服対面側64を有する。このお むつは好ましくはさらに、側パネル30;弾性化脚カフス32;弾性化腰帯34 ;そして、好ましくは一対の固定部材37及び着地部材38を備えている固定シ ステム36を備えている。 おむつ20は、図1中に、内側表面40(図1中では見る人の方に向けられ ている),内側表面40とは反対側の外側表面42,後腰領域44,後腰領域4 4とは反対側の前腰領域46、後腰領域44と前腰領域46との間に位置されて いる股領域48、そしておむつ20の外輪郭または外縁によって規定されている 周辺を有するように示されており、ここにおいて側縁又は長手方向縁は50とし て指摘されており、端縁は52として指摘されている。おむつ20の内側表面4 0は、使用中に着用者の体に隣接して位置されるおむつ20の部分を備えている (即ち、内側表面40は一般に、トップシート24の少なくとも一部と、トップ シート24に接合されている他の構成要素とにより形成されている)。外側表面 42は、着用者の体から離れて位置されるおむつ20の部分を備えている(即ち 、外側表面42は一般に、ラミネートバックシート26の少なくとも一部と、ラ ミネートバックシート26に接合されている他の構成要素とにより形成されてい る)。ここで使用された時、用語「接合された」は、1つの構成要素を他の構成 要素に直接付着させることによって1つの構成要素が他の構成要素に直接固定さ れる形態、そして1つの構成要素を他の構成要素に付着されている中間部材(1 つ又は複数)に付着させることによって1つの構成要素が他の構成要素に間接的 に固定される形態を包含する。後腰領域44及び前腰領域46は周辺の端縁52 から股領域48へと延びている。 おむつ20はまた2つの中心線、長手方向中心線100及び横断方向中心線 110、を有する。用語「長手方向」は、ここで使用された時、おむつ20が装 着された時、立っている着用者を左半身と右半身とに二分する垂直面と略一直線 上にある(例えば、ほぼ平行になる)おむつ20の平面における線,軸,又は方 向を引用している。用語「横断方向」及び「側面方向」は、ここで使用された時 、相互交換可能であり、一般に長手方向に対して直角であるおむつの平面内に横 たわっている線,軸,又は方向を引用している(これは着用者を前半身と後半身 とに分ける)。 おむつ20の封じ込め組立体22は、図1において、おむつ20の本体(シ ャシー)を備えているものとして示されている。封じ込め組立体22は好ましく は、トップシート24,ラミネートバックシート26,そして吸収核28を備え ており、吸収核28は一対の反対側長手方向縁60,体対面側62,そして衣服 対面側64を有している。体対面側62は一般に着用者の体の方に向けられてお り、衣服対面側64は一般に着用者の体から離れた方に向けられている。吸収体 が別の保持体及び敷き部材を備えている場合、封じ込め組立体22は一般に保持 体及び敷き部材を備えている(即ち、封じ込め組立体22は、この保持体を規定 する1つ又はそれ以上の材料層を備えており、敷き部材はトップシート,ラミネ ートバックシート,そして吸収核のような吸収性複合体を備えている)。一体型 吸収体の為に、封じ込め組立体22は好ましくは、トップシート24,バックシ ート26,そしておむつの吸収核28を備えており、他の部材が複合おむつ構造 を形成する為に加えられている。 図1は封じ込め組立体22の好ましい実施例を示しており、ここにおいてト ップシート24及びラミネートバックシート26は吸収核28のものよりも一般 に大きな長さと幅の寸法を有する。トップシート24及びラミネートバックシー ト26は吸収核28の縁を越えて延びており、これによっておむつ20の周辺を 形成している。トップシート24,ラミネートバックシート26,そして吸収性 コア28は多様なよく知られている形態に組み立てられることが出来、例示的な 封じ込め組立体の形態は一般的に、1975年1月14日にケニース・ビー・ブ エル(Kenneth B.Buell)に対し発行され「使い捨ておむつの為 の収縮性側部(Contractib1e Side Portions fo r Disposable Diaper)」と題されている米国特許第3,8 60,003号;及び1992年9月29日にケニース・ビー・ブエルその他( Kenneth B.Buell et al.)に対し発行され「予め配置さ れた弾性柔軟性ヒンジを有している動的弾性ウエスト部材を伴った吸収体(Ab sorbent Article With Dynamic E1astic Waist Feature Having A Predisposed Resilient Flexural Hinge)」と題されている米国特 許第5,151,092号中に記載されている。これらの特許の各々の記載はこ れらの特許の各々がここに引用されることにより本願の明細書中の記載に組み込 まれる。 吸収核28は、一般に圧縮性があり、体に沿いやすく、着用者の皮膚に対し て刺激を与えず、そして尿及び他のいくつかの体排泄物のような液体を吸収及び 保持しうる、いかなる吸収性部材であることが出来る。図1中に示されているよ うに、吸収核28は、衣服対面側64,体対面側62,一対の側縁60,そして 一対の腰縁を有する。吸収核28は、多様な寸法及び形状(例えば、長方形,砂 時計ガラス形,「T」形,非対称形,その他)に、例えば一般にエアフェルト( airfelt)と引用されている微粉砕木材パルプのような使い捨ておむつ及 び他の吸収体において通常使用されている様々な液体吸収性材料から製造される ことが出来る。他の適切な吸収性材料の例は、皺寄せされているセルロースワッ ディング(creped cellulose wadding);コフォーム を含んでいるメルトブローンポリマー(meltblown polymers including coform);化学的に剛化され、変性又は架橋され ているセルロース繊維(chemically stiffened, mod ified or cross−linked cellulosic fib ers);薄片ラップ及び薄片ラミネートを含んでいる薄片(tissue i ncluding tissue wraps and tissue lam inates;吸収性フォーム(absorbent foams);吸収性ス ポンジ;超吸収性ポリマー;吸収性ゲル化材料;又はあらゆる同等の材料又はこ れらの材料の組み合わせを含む。 吸収核28の形状及び構成も様々で良い(例えば、吸収核は、様々な高さ区 域,親水性勾配,超吸収性勾配,又は比較的低い平均密度及び比較的低い平均基 本重量の受入れ区域を有していることが出来;あるいは、1つ又はそれ以上の層 又は構造を備えていることが出来る)。さらに、吸収核28の寸法及び吸収能力 は、乳幼児から大人までの範囲の着用者に合わせて変化されることが出来る。し かしながら、吸収核28の総吸収能力はおむつ20の設計負荷及び意図された用 途に適合したものでなければならない。 おむつ20の1つの実施例は、前腰領域に耳を有しているが後腰領域は一般 に長方形である非対称な修正されたT形状の吸収核28を有する。広い受け入れ と商業的な成功を達成している、本発明の吸収核28として使用するための例示 的な吸収構造は、1986年9月9日にワイスマンその他(Weisman e t al.)に対し発行され「高密度吸収構造(High−Density A bsorbent Structures)」と題された米国特許第4,610 ,678号;1987年6月16日にワイスマンその他(Weisman et al.)に対し発行され「二重層核を伴った吸収体(Absorbent A rticles With Dual−Layered Cores)」と題さ れた米国特許第4,673,402号;1989年12月19日にアングスタッ ト(Angstadt)に対し発行され「清浄層を有している吸収核(Abso rbent Core Having A Dusting Layer)」と 題されている米国特許第4,888,231号;そして1989年5月30日に アレメニーその他(Alemany et al.)に対し発行され「比較的低 い密度及び比較的低い基本重量の受け入れ区域を有している高密度吸収性部材( High Density Absorbent Members Havin g Lower Density and Lower Basis Weig ht Acquisition Zones)」と題された米国特許第4,83 4,735号中に記載されている。吸収核はさらに、1993年8月10日にア レメニーその他(Alemany et al.)に対し発行され「弾性腰部材 及び向上された吸収性を伴っている吸収体(Absorbent Articl e With Elastic Waist Feature and Enh anced Absorbency)」と題されている米国特許第5,234, 423号;そして1992年9月15日にヤング,レボン,そしてテイラー(Y oung,LaVon,そしてTaylor)に対し発行され「失禁管理のため の高効率吸収体(High Efficiency Absorbent Ar ticles For Incontinence Management)」 と題されている米国特許第5,147,345号中に記載されている如き、吸収 性貯蔵コアの上に位置されている化学的に剛化されている繊維の受け入れ/分配 核を格納している二重核システムを備えていることが出来る。これらの特許の全 ての記載は、これらの特許がここに引用されることにより本願の明細書の記載中 に組み込まれる。 トップシート24は好ましくは吸収核28の体対面側62に隣接して位置さ れるとともに好ましくは、この技術において良く知られているもののような取り 付け手段(図示されていない)によりそれ及びラミネートバックシート26に対 し接合されている。適切な取り付け手段は、ラミネートバックシート26を吸収 核28に対して接合することに関して記載される。本発明の好ましい実施例にお いては、トップシート24及びラミネートバックシート26はおむつの周辺にお いて互いに直接接合されているとともに、あらゆる適切な取り付け手段によって これらを吸収核28に対し直接接合することによって間接的に互いに接合されて いる。 トップシート24は好ましくは、柔軟で、感触が柔らかく、着用者の皮膚に 対して刺激を与えない。さらに、トップシート24は好ましくは、液体(例えば 尿)がその厚さを介して容易に透過することを許容している液体透過性である。 適切なトップシート24は、織られている及び織られていない材料;開口されて いる成形熱可塑性フィルム,開口されているプラスチックフィルム,そして油圧 成形された熱可塑性フィルムのようなポリマー材料;多孔質フォーム(poro us foams);網状化フォーム(reticulated foams) ;網状化されている熱可塑性フィルム;そして熱可塑性スクリムのような広い範 囲の材料から製造することができる。適切な織られている及び織られていない材 料は、天然繊維(例えば木材又は綿繊維),合成繊維(例えば、ポリエステル, ポリプロピレン,又はポリエチレン繊維のようなポリマー繊維),あるいは天然 繊維と合成繊維との組み合わせから構成されていることが出来る。トップシート 24は好ましくは、トップシート24を通過して吸収核28中に封じ込められた 液体から着用者の皮膚を隔離するため(即ち、再湿潤を防ぐため)に、疎水性材 料により形成されている。トップシート24が疎水性材料により形成されている のであれば、トップシート24の少なくとも上表面は親水性になるように処理さ れて液体がより素早くトップシートを通って移動するようにされる。これは、体 の排泄物がトップシート24を通って引き込まれ吸収核28によって吸収される よりもトップシート24から流れ落ちようとする傾向を減らす。トップシート2 4は、これを界面活性剤で処理することによって親水性にすることができる。ト ップシート24を界面活性剤で処理する為に適した方法は、トップシート24の 材料を界面活性剤で噴霧すること及びこの材料を界面活性剤中に浸漬することを 含む。このような処理及び親水性についてのより詳細な考察は、1991年1月 29日にライシングその他(Reising,et al.)に対し発行され 「多層吸収層を伴った吸収体(Absorbent Articles wit h Multiple Layer Absorbent Layers)」と 題されている米国特許第4,988,344号、及び1991年1月29日にラ イシング(Reising)に発行され「急速受け入れ吸収核を伴った吸収体( Absorbent Articles with Rapid Acquir ing Absorbent Cores)」と題されている米国特許第4,9 88,345号中に含まれている。これらの特許の各々の記載内容は、これらの 特許の各々がここに引用されることにより本願の明細書の記載中に組み込まれる 。 別の好ましいトップシートは、開口されている成形フィルムを備えている。 開口されている成形フィルムはトップシートの為に好ましいが、それはこれらが 体の排泄物に対して透過性であるが依然として非吸収性であって液体が逆流して 着用者の皮膚を再び濡らすことを許容する傾向を減少させるからである。従って 、体と接触している成形フィルムの表面は乾いたままであり、これによって体が 汚れることを少なくし、そして着用者の為により快適な感触を創出させる。適切 な成形フィルムは、1975年12月30日にトンプソン(Thompson) に対し発行され「先細り毛細管を有している吸収構造(Absorptive Structures Having Tapered Capillarie s)」と題されている米国特許第3,929,135号;1982年4月13日 にムラーノその他(Mullane, et al.)に対し発行され「汚れ抵 抗性トップシートを有している使い捨て吸収体(Disposab1e Abs orbent Article Having A Stain Resist ant Topsheet)」と題されている米国特許第4,324,246号 ;1982年8月3日にラデルその他(Radel,et al.)に対し発行 され「繊維様特性を示している弾性プラスチックウエブ(Resilient Plastic Web Exhibiting Fiber−Like Pr operties)」と題されている米国特許第4,342,314号;198 4年7月31日にアーその他(Ahr et al.)に対し発行され「光沢の ない可視表面及び布様触感を示している巨視的に膨張されている三次元プラス チックウエブ(Macroscopically Expanded Thre e−Dimensional Plastic Web Exhibiting Non−Glossy Visible Surface and Clot h−Like Tactile Impression)」と題されている米国 特許第4,463,045号;そして1991年4月9日にベアード(Bair d)に対し発行された「多層ポリマーフィルム(Multilayer Pol ymeric Film)」という米国特許第5,006,394号中に記載さ れている。これらの特許の各々の記載内容は、これらの特許の各々がここに引用 されることにより本願の明細書の記載中に組み込まれる。 本発明のラミネートバックシート26は、一般に着用者の皮膚から離れて位 置されているとともに、吸収核28中に吸収され封じ込められている排泄物がベ ッドシーツ及び下着のようなおむつ20と接触する物を濡らすのを防ぐおむつ2 0の部分である。 ラミネートバックシート26は好ましくは、吸収核28の衣服対面側64に 隣接して位置されており、そして好ましくはこの技術で知られているあらゆる適 切な取り付け手段によってこれに接合されている。例えば、ラミネートバックシ ート26は、接着剤の均一な連続層,接着剤のパターン化されている層,あるい は接着剤の分離した線,螺旋,または点の配列によって吸収核28に固定されて いることが出来る。満足されることが分っている接着剤は、ミネソタ州セントポ ール(St.Paul)のエイチ.ビー・フラー社(H.B.Fuller C ompany)によって製造されHL−1258として販売されている。接着剤 のフィラメントのオープンパターンネットワークを備えている適切な取り付け手 段の一例は、1986年3月4日にミネトーラその他(Minetola、et al.)に対し発行され「使い捨て排泄物封じ込め衣類(Disposabl e Waste−Containment Garment)」と題されている 米国特許第4,573,986号中に開示されている。螺旋模様へと渦巻かれて いる接着剤フィラメントのいくつかの線を備えているもう1つの適切な取り付け 手段は、1975年10月7日にスプラーグ・ジュニア(Sprague Jr .)に対し発行された米国特許第3,911,173号;1978年11月2 2日にジッカーその他(Ziecker,et al.)に対し発行された米国 特許第4,785,996号;そして1989年6月27日にウエレニッツ(W erenicz)に対し発行された米国特許第4,842,666号中に示され ている装置及び方法により図示されている。これらの特許の各々の記載内容は、 これらの特許の各々がここに引用されることにより本願の明細書中に組み込まれ る。あるいは、取り付け手段は、熱接着,圧力接着,超音波接着,動的機械的接 着,あるいはこの技術で知られている他のあらゆる適切な取り付け手段又はこれ らの取り付け手段の組み合わせを備えていてもよい。 特に前腰領域46及び後腰領域44においてより大きい延び可能性を提供す る為に、吸収核28がラミネートバックシート26及び/又はトップシート24 に接合されていないような本発明の実施例もまた考えられる。 本発明のラミネートバックシート26は、図2〜3中に示されているように 、互いに接合された内側層90及び外側層92を備えている。内側層90と外側 層92とを互いに接合している手段は、接着剤,熱,圧力,熱及び圧力,押出し (extrusion),そして超音波接着のようなこの技術中で知られている あらゆる手段を含む。ラミネートバックシート26は、体対面側72,衣服対面 側70,中央領域74及び2つの外側領域76を有する。さらに、ラミネートバ ックシート26は、少なくとも3つの異なる区域、第一通気性区域82及び2つ の反対側の第二通気性区域80、を備えている。第一通気性区域82は好ましく は、ラミネートバックシート26の中央領域74を備えているとともに吸収核2 8の衣服対面側64の少なくとも一部と並置されている。第一通気性区域82は 、封じ込め組立体22中へと入った液体を閉じ込める実質的に液体不透過性構造 を提供する。好ましい実施例において、第一通気性区域82は、吸収核28の衣 服対面側64全体を覆っている。(ここで使用された時、用語「覆っている」は 、1つの部材が一般に、直接的あるいは間接的のいずれにせよ、もう1つの部材 と向かい合わせの関係にあることを意味している。)特に好ましい実施例におい て、第一通気性区域82は吸収核28の衣服対面側64を覆っているばかりでな く、障壁カフス(barrier cuffs)32の基端縁33のような、少 なくともどのようなバリヤーカフス(以下に記載される)もおむつ20に対し接 合することが出来るようなあらゆる位置へと側面方向に外側にも延びている。( ここで使用された時、用語「側面方向に外側に」は、長手方向中心線100から 離れる方向を引用している。)これは、吸収核28によって吸収されたか、ある いは他におむつ20の封じ込め組立体22中へと付着したあらゆる液体が、ラミ ネートバックシート26の第二通気性区域80を通ってしみ出ないことを確実に している。 外側層92は好ましくは不織ウエブを備えている。しかしながら、外側層9 2が、おむつに布様の外見及び/又は感触を与え、かつ最小限の空気透過性であ るような、織られているウエブ,フォーム(foam),スクリム,フィルム, あるいはこの技術において知られている他のあらゆる材料又は材料の組み合わせ のような材料を備えているような実施例も考えられる。外側層92はラミネート バックシート26全体を覆っており、これによっておむつ20の周辺を形成して いる。さらには、外側層92の不織ウエブはおむつに布様の外見及び感触を提供 している。さらに外側層92は、フック及びループ型留め具と係合可能な安価な 着地区域をおむつに提供することもできる。このような着地区域は、第一固定シ ステムの一部として、又は汚されたおむつの処分の為の手段として使用されるこ とが出来る。 外側層92の不織ウエブは液体及び空気透過性であり、第二通気性区域80 における自由な蒸気通過を許容している。不織ウエブは、天然繊維(例えば、綿 又は木材繊維)を備えていても良く、あるいはポリエチレン,ポリプロピレン, ポリエステルを備えていても良く、あるいはこのような繊維のあらゆる組み合わ せを備えていても良い。さらに不織ウエブは、梳かれていても(carded) 、スパンメルトされていても(spun melt)、メルトブローンされてい ても(meltblown)、又は通風接着されていても(air−throu gh bonded)良く、あるいは他のあらゆる特性を有していても良く、あ るいはこの技術において知られているあらゆる方法で製造されても良い。好まし くは、不織ウエブは、おむつの他の構成要素に対する不織ウエブの熱接着を許容 するのに十分な熱可塑性材料から構成されている。特に好ましい不織ウエブは、 サウス・カロライナ州シンプソンビル(Simpsonville)のファイバ ーウエブ・ノース・アメリカ社(FiberWeb North Americ a)によって製造されたFPN290のような100%ポリプロピレン繊維によ り形成されている梳かれている不織ウエブである。しかしながら、第二通気性区 域80の或る領域における(蒸気又は液体のいずれかの)透過性を変更するよう 働く外側層92を提供することが望まれるであろう。これは、第二通気性区域8 0が下に横たわっているか、あるいは他に液体を吸収しうる吸収体のいずれかの 部分と接触しているような使い捨て吸収体の設計の場合である。このような場合 においては、吸収体からの液体のいかなる漏れをも防ぐのを助けるように疎水性 不織ウエブを使用するのが望ましいであろう。 吸収核28と外側層92の間に介在されているのは内側層90である。内側 層90は、吸収核28によって閉じ込められていた液体がおむつ20を通ってし み込んで隣接している衣服を汚すのを防ぐ。従って、内側層90は少なくとも実 質的に液体不透過性であり、好ましくは完全に液体不透過性でなければならない 。適切な材料はこの技術においてよく知られており、液体撥水性になるように処 理されている織られている及び織られていない織物を含んでいる。通気性又は蒸 気透過性の液体抵抗性材料、そして1975年5月6日にハートウエル(Har twell)に対し発行された米国特許第3,881,489号中及び1976 年11月2日にシソン(Sisson)に対し発行された米国特許第3,989 ,867号中に記載されている材料もまた使用されることが出来る。これらの特 許の記載内容は、これらの特許がここに引用されることにより本願の明細書中の 記載に組み込まれる。 内側層90の寸法は、第一通気性区域82と第二通気性区域80とを形成す ることにおいて重要な要因である。内側層90の寸法及び形状は一般に、第一通 気性区域82と第二通気性区域80の寸法,形状,及び位置を決定する。内側層 90はおむつ20と長手方向において一致している(すなわちこれと同じ長さで ある)が、内側層90は前腰領域46,後腰領域44,そして股領域48におけ るおむつ20の横断方向幅よりも小さな横断方向幅を有していて、それによりお むつ20と長手方向において一致する第二通気性区域80がおむつ20中に形成 される。従って、内側層90は一般に、おむつ20と長手方向において一致して いる2つの反対側の第二通気性区域80をラミネートバックシート26が有する ことを許容するよう上記記載に合致したあらゆる形状及び寸法であることが出来 る。 内側層90は外側層92と長手方向において一致しているが、内側層90は 、おむつのすべての領域、即ち、前腰領域46,後腰領域44,そして股領域4 8、において外側層92よりも小さな横断方向幅を有しており、その結果として 第二通気性区域80がバックシート26と長手方向において一致しているバック シート26中に形成される。 内側層90の好ましい形状が図2中に示されている。内側層90は均一の横 断方向幅を有する。さらに内側層は、おむつ20の股領域48の最も狭い部分よ りも小さな均一な横断方向幅を有する。この形態によれば、おむつ20と長手方 向において一致している2つの反対側の第二通気性区域80が形成される。 使い捨て吸収体の為には、そして特に、ここに開示されているもののような 体にぴったり合ったおむつのような衣類の為には、バックシートにより示されて いる通気性は、特に暑く蒸した条件における吸収体の性能にとって厳しいことが 分かっている。吸収体が着用者の上に位置されている時、皮膚は吸収体を形成し ている材料によって閉塞される。皮膚のこのような閉塞は、特に暑く蒸した条件 では、閉塞区域の蒸発とその結果としての冷却を妨げる。結果としての発汗は吸 収体の内側の空気の相対湿度が上昇させ、その結果として着用者の為の快適性が 減少し介護者によって負の利益が受けられる。さらには、吸収体が体により生じ させられた水蒸気を吸収体の外に移動させるのに十分な能力を有していないなら ば、あせも及び他の不快な皮膚のふやけの発生が増大されることが出来る。 従来のおむつは、おむつ内の湿度を減少させるために通気性材料を使用する ことを試みていた。しかしながら、これらの材料は、暑く蒸した条件にさらされ た時に着用者に快適性を提供する程度まで製品の内部の湿度を減少させるのに十 分な蒸気透過度を提供しなかった。 バックシート26の反対側の第二通気性区域80の蒸気透過度は、バックシ ートの残りの部分の全体的な蒸気透過度と共に、高い熱及び湿度条件に関連して いるあせも及び他の皮膚の問題の発生を減少させる上で重要であることが分かっ ている。吸収体内に創出された湿度及び熱を減少させる為には、バックシート2 6の第二通気性区域80が少なくとも約2500g/m2/24時間、より好ま しくは少なくとも約3000g/m2/24時間、の大量湿度透過度(mass vapor transmission rate)を有すべきであることが 分かっている。 第一通気性区域82を備えている中央領域74は、吸収核28により吸収さ れた液体を封じ込める為に、実質的に液体不透過性である。第一通気性区域82 を備えている中央領域74は吸収性核により吸収された液体を封じ込めなければ ならないので、これは一般的には吸収された液体のいずれをも封じ込めることを 期待されていない第二通気性区域80よりも低い大量蒸気透過度を有する。従っ て、第一通気性区域82は、吸収体全体に高い平均大量蒸気透過度を提供するこ とにおいて主な制限要因であることが分かっている。しかしながら、第一通気性 区域82は少なくとも約1500g/m2/24時間、より好ましくは少なくと も約2000g/m2/24時間の大量蒸気透過度、を有すべきであることが分か っている。第一通気性区域82及び従ってその材料によって与えられた吸収体全 体は、一般に少なくとも約1500g/m2/24時間から約8000g/m2/ 24時間までの、より好ましくは約2000g/m2/24時間から約7000 g/m2/24時間までの範囲中の大量蒸気透過度を有するであろう。従って、 バックシート26の各区域は少なくとも約1500g/m2/24時間の大量蒸 気透過度を有すべきことが好ましい。明らかに、第一通気性区域82は内側層9 0及び外側層92の両方を備えているので、これは外側層92のみを備えている 第二通気性区域80のものよりも小さい効果的な大量蒸気透過度を有する。これ は、ラミネートバックシート26の第二通気性区域80が使い捨ておむつ20中 への液体の封じ込めを助ける必要がない一方で、第一通気性区域82は吸収核2 8によって吸収された液体がラミネートバックシート26を通過しないように閉 じ込める責任があると予想されている。 蒸気透過度は以下に明らかにされた方法によって測定されている。CaCl2 の既知量がフランジ付きカップに入れられる。サンプルがこのカップの上に置 かれ、そして保持リング及びガスケットによって確実に保持される。この組立体 は次に重量が測られ、当初重量として記録される。この組立体をは一定温度(4 0℃)と一定湿度(75%RH)の室中に5時間載置される。この組立体は次に この室から取り出され、そして秤りが置かれている部屋の温度で少なくとも30 分間平衡されることが許容される。この組立体は次に重さが測られ、最終重量と して記録される。大量蒸気透過度(MVTR)が計算され、以下の式を用いてg /m2/24時間で表わされる: MVTR=(最終重量−当初重量)×24.0/メートルによるサンプルの面 積×5.0(室内での時間) 脚カフス32を備えている本発明の実施例においては、以下に記載されてい るように、第二通気性区域80は、脚カフス32の側面方向の内側又は外側に配 置されることが出来る。さらには、第二通気性区域80は脚カフス32の一部を 形成することが出来る。しかしながら、好ましい実施例において、第二通気性区 域80は脚カフス32の基端縁33から側面方向の外側に延びている。本発明の もう1つの好ましい実施例においては、第二通気性区域80が、脚カフス32の 基端縁33の側面方向の外側であるとともにガスケットカフス63の側面方向の 内側である位置から側面方向の外側に延びている。このような形態は、おむつ2 0に着用者の脚の周りの液体不透過性ガスケットシールを提供し、これによって 液体がおむつ20の封じ込め組立体22を逃れるのを防ぐ。さらにもう1つの実 施例においては、第二通気性区域80がガスケットカフス63の側面方向の外側 の位置から側面方向の外側に延びている。 本発明の使い捨て吸収体に側パネル30のすべて又は一部における延び可能 性又は弾性を提供することも望まれるであろう。(ここで使用された時、用語「 延び可能な(extensible)」は、不当な破断を伴なうことなく少なく とも1つの方向においてある程度まで延びることが出来る材料を引用している。 用語「弾性(elasticity)」及び「弾性的に延び可能な(elast ically extensible)」は、材料を延びさせていた力が除去さ れた後にほぼその元の寸法に戻る能力を有する延び可能材料を引用している。こ こで使用された時、「延び可能な」として記載されているあらゆる材料又は構成 要素もまた他の記載がなければ弾性的に延び可能であるとすることが出来る。) 延び可能な側パネル30は、着用者に対しておむつを当初から形に合うように適 合させるとともに、側パネルがおむつの側を膨脹及び収縮させることを許容する のでおむつに排泄物が負荷された時に着用の間中この適合を持続させることによ って、より快適で輪郭に合った適合を提供する。おむつを着用させる人が着用さ せる間に1つの側パネル30を他の側パネルよりも多く(非対称に)引っ張った 場合でさえ、おむつ20が着用中に「自己調節する」ので、伸び可能側パネル3 0はおむつ20のさらに効率的な適用を提供する。延び可能側なパネル30は幾 つかの形態に構成されることが出来るが、延び可能な側パネルを伴ったおむつの 例は、1989年8月15日にウッドその他(Wood,et al.)に対し 発行され「皺付けされている耳部を有している使い捨ておむつ(Dispose d Diaper Having Shirred Ears)」と題されてい る米国特許第4,857,067号;1983年5月3日にシャラファその他( Sciaraffa,et al.)に対し発行された米国特許第4,381, 781号;1990年7月3日にファン・ゴンペルその他(Van Gompe l,et al.)に対し発行された米国特許第4,938,753号;及び1 992年9月29日にブエルその他(Buell et al.)に対し発行さ れた米国特許第5,151,092号中に記載されている。これらの特許の各々 の記載内容は、これらの特許の各々がここに引用されることにより本願の明細書 の記載中に組み込まれる。 延び可能側パネル30、あるいは腰帯34のような伸び可能、あるいは弾性 的であることが望まれているおむつ20の他の構成要素、は、以下に記載されて いるように、「予備歪されている」又は「機械的に予備歪されている」(即ち、 材料を永久的に伸ばすように或る程度の局部化されたパターン機械的引っ張りに さらされている)材料、あるいは構造的な弾性様ウエブ(SELF)を備えてい ることが出来る。これらの材料は、この技術において知られているような深いエ ンボス技術を使用して予備歪されていることが出来る。あるいはまた、これらの 材料は、1994年7月19日にブエルその他(Buell et al.)に 対し発行され「機械的に予備歪されている部分を有している弾性部材を伴った吸 収体(Absorbent Article With Elastic Fe ature Having A Portion Mechanically Prestrained)」と題されている米国特許第5,330,458号中 に記載されているような暫時機械的引っ張りシステム(incremental mechanical stretching system)に材料を通す ることにより予備歪されることが出来る。これらの材料は次に、その実質的に非 引っ張りの状態へと戻ることが許容され、従って少なくとも初期引っ張りの点ま では延び可能である零歪引っ張り材料を形成する。零歪材料の例は、1937年 3月30日にガリガン(Galligan)に対し発行された米国特許第2,0 75,189号;1962年3月13日にハーウッド(Harwood)に対し 発行された米国特許第3,025,199号;1978年8月15日及び198 0年6月24日に夫々シソン(Sisson)に対し発行された米国特許第4, 107,364号及び第4,209,563号;1989年5月30日にサビー (Sabee)に対し発行された米国特許第4,834,741号;及び199 2年9月29日にブエルその他(Buell et al.)に対し発行された 米国特許第5,151,092号中に記載されている。上に引用された特許の全 ての記載内容は、上に引用された特許の全てがここに引用されたことにより本願 の明細書の記載中に組み込まれる。 あるいはまた、延び可能な側パネル30又は側パネル30のあらゆる部分又 は側パネル中に含まれている材料又は延び可能であることが望ましいおむつ20 の他のあらゆる構成要素は、構造的な弾性様フィルム(SELF)ウエブを備え ていることが出来る。構造的な弾性様フィルムウエブは、追加された弾性材料の 使用なしで伸びの方向において弾性様挙動を示す延び可能な材料である。SEL Fウエブは、少なくとも2つの隣接している異なった非相似の領域を有している 歪可能な網状構造(network)を含んでいる。これらの領域の1つは、他 方の領域の実質的な部分が負荷された伸びに対して充分な抵抗力を発生させる前 に予め決められている軸線に対し平行な方向に負荷された軸線方向の伸びに対応 して抵抗力を示すように形作られている。これらの領域の少なくとも1つは、材 料が非引っ張り状態にある間に、予め決められている軸線に対し実質的に平行に 測定された時に、他の領域のものよりも大きな表面経路長さ(surface− pathlength)を有する。長い方の表面経路長さを示している領域は、 他の領域の平面を越えて延びている1つ又はそれ以上の変形を含んでいる。SE LFウエブは、予め決められた軸線に対し平行な方向において負荷された伸びに さらされた時、少なくとも1つの予め決められている軸線に沿う伸びに対する制 御された抵抗力について少なくとも2つの充分に異なった段階を示す。このSE LFウエブは、長い方の表面経路長さを有している領域の実質的な部分を負荷さ れた伸びの平面に入るようにさせる為にウエブの伸びが十分になるまで、負荷さ れた伸びに対し第一抵抗力を示し、その後SELFウエブはさらなる伸びに対し て第二抵抗力を示す。伸びに対する総抵抗力は、第一領域によって提供された伸 びに対する第一抵抗力よりも高い。本発明の為に適したSELFウエブ及びこの ようなウエブを作る為の方法は、1996年5月21日にチャペルその他(Ch appell, et al.)に対し発行され「弾性様挙動を示しているウエ ブ材料(Web Materials Exhibiting Elastic −Like Behevior)」と題されている、本願と共に譲渡された米国 特許第5,518,801号中に記載されている。この特許の記載内容は、この 特許がここに引用されることにより本願の明細書の記載中に組み込まれる。 おむつ20は好ましくはさらに、液体及び他の体の排泄物の改良された封じ 込めを提供する為に弾性化された脚カフス32を備えている。各弾性化された脚 カフス32は、脚領域における体の排泄物の漏れを減少させるための幾つかの異 なった実施例を備えていることが出来る。(脚カフスは、脚帯,側フラップ,障 壁カフス,又は弾性カフスであることが出来、そしてしばしばそのように呼ばれ ることが出来る。)米国特許第3,860,003号は、弾性化されている脚カ フス(ガスケットカフス)を提供するよう側フラップ及び1つ又はそれ以上の弾 性部材を有している収縮可能な脚口部を提供する使い捨ておむつを記載している 。1990年3月20日にアジズその他(Aziz et al.)に対し発行 され「弾性化されているフラップを有している使い捨て吸収体(Disposa ble Absorbent Article Having E1astic ized Flaps)」と題されている米国特許第4,909,803号は、 脚領域の封じ込めを改良するために「立ち上った(stand−up)」弾性化 されているフラップ(障壁カフス)を有している使い捨ておむつを記載している 。1987年9月22日にローソン(Lawson)に対し発行された「二重カ フスを有している吸収体(Absorbent Article Having Dual Cuffs)」と題された米国特許第4,695,278号;及び 1989年1月3日にドラゴー(Dragoo)に対し発行され「漏れ抵抗性二 重カフスを有している吸収体(Absorbent Article Havi ng Leakage−Resistant Dual Cuffs)」と題さ れている米国特許第4,795,454号は、ガスケットカフス及び障壁カフス を含んでいる二重カフスを有している使い捨ておむつを記載している。1987 年11月3日にブエル(Buell)に対し発行された「使い捨て腰封じ込め衣 類(Disposable Waist Containment Garme nt)」と題された米国特許第4,704,115号は、自由な液体を衣類内部 に封じ込めるよう形作られた側縁漏れ防止溝を有している使い捨ておむつ又は失 禁用衣類を開示している。(これらの特許の各々の記載内容は、これらの特許の 各々がここに引用されることにより本願の明細書の記載中に組み込まれる。) 各弾性化された脚カフス32は、上に記載されている脚帯,側フラップ,障 壁カフス,又は弾性カフスのどれかに似ているよう形作られることが出来るが、 各弾性化された脚カフス32は、上に引用された米国特許第4,909,803 号中に記載されているような障壁フラップ及び間隔あけ構成要素を備えている少 なくとも1つの内側障壁カフスを備えるのが好ましい。好ましい実施例において は、弾性化されている脚カフス32はさらに、上に引用された米国特許第4,6 95,278号中に記載されているような障壁カフスの外側に配置されている、 1つ又はそれ以上の弾性ストランド65を伴った弾性ガスケットカフス63を備 えている。さらに、図4中に示されているように、この弾性化されている脚カフ ス32は好ましくは基端縁33及び末端縁35を有している。弾性化されている 脚カフス32の末端縁35は、おむつ20が着用された時におむつのシャシー( chasis)22から間隔があけられている弾性化されている脚カフス32の 部分である。基端縁33は、おむつ20のシャシー22に接合されている弾性化 されている脚カフス32の部分である。基端縁33は一般におむつ20の周辺の 側面方向の内側に配置されている。弾性化されている脚カフス32の一部は、し かしながら、基端縁33から側面方向の外側に延びて、この材料がバックシート 26の外側領域76の少なくとも一部を覆う(図示されていない)ようにされる ことが出来る。バックシート26の外側領域76の大部分又は全部の上に側面方 向の外側に延びている部分を有している弾性化されているカフス32の例は、ド ラゴー(Dragoo)に対し発行された上に引用されている米国特許第4,7 95,454号中に記載されている。この特許の記載内容は、この特許がここに 引用されることにより本願の明細書中に組み込まれる。 おむつ20は好ましくはさらに、改良された適合及び封じ込めを提供する弾 性化されている腰帯34を備えている。弾性化されている腰帯34は、着用者の 腰に動的に適合するよう弾性的に伸縮するよう意図されているおむつ20の部分 又は区域である。弾性化されている腰帯34は好ましくは、吸収核28の腰縁の 少なくとも1つから長手方向の外側に延びており、一般にはおむつ20の端縁の 少なくとも一部を形成する。使い捨ておむつは一般に2つの弾性化されている腰 帯を有するように構成されており、2つの腰帯の1つは後腰領域中に位置されて いて、2つの腰帯の1つは前腰領域中に位置されているが、単一の弾性化された 腰帯によりおむつが構成されることもできる。さらには、弾性化されている腰帯 34又はその構成要素のいずれかがおむつ20に対し付着されている別の構成要 素を備えていることが出来る一方で、弾性化されている腰帯34は、バックシー ト26又はトップシート24、好ましくはバックシート26とトップシート24 の両方のようなおむつの他の延長部として構成されていることが出来る。弾性化 されている腰帯34は、1985年5月7日にキエビトその他(Kievit et al.)に対し発行され「弾性的に収縮しうる腰帯を伴った使い捨ておむ つ(Disposable Diapers with Elasticall y Contractible Waistbands)」と題されている米国 特許第4,515,595号及びブエル(Buell)に対し発行された上に引 用されている米国特許第5,151,092号中に記載されているものも含んで いる多数の種々の形態に構成することが出来る。これらの引例の各々の記載内容 は、これらの引例の各々がここに引用されることにより本願の明細書中に組み込 まれる。 おむつ20はまた、おむつを着用者上に維持する為におむつの周辺の回りに 側方引っ張りが維持されるよう、後腰領域44と前腰領域46とを重なった形態 に維持する側閉鎖を形成する締結システム36を備えている。例示的な締結シス テムは、1974年11月19日にブエル(Buell)に対し発行された米国 特許第3,848,594号;1987年5月5日にヒロツ(Hirotsu) 及びロバートソン(Robertson)に対し発行された米国特許第4,66 2,875号;1989年9月26日にスクリップス(Scripps)に対し 発行された米国特許第4,869,724号;1989年7月11日にスクリッ プス(Scripps)に対し発行された米国特許第4,846,815号;1 990年1月16日にネステガード(Nestegard)に対し発行された米 国特許第4,894,060号;1990年8月7日にバトレル(Battre 11)に対し発行された米国特許第4,946,527号;そして1994年7 月5日にデビット ジェイ・ケイ・ゴウレイト(David J.K.Goul ait)に対し発行され「再締結可能な締結装置の為の織られていない雌構成要 素及びこれを作成する方法(Nonwoven Female Compone nt For Refastenable Fastening Device And Method of Making the Same)」と題され た米国特許第5,326,612号中に記載されている。これらの特許の各々の 記載内容は、これらの特許の各々がここに引用されることにより本願の明細書中 に組み込まれる。 本発明の特定の実施例が図示され記載されてはいるが、様々な他の変更及び 修正を本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行うことが出来ることはこの 技術において習熟している人々には明白であろう。従って、この発明の範囲内に あるこのような変更及び修正のすべてを添付の請求の範囲において覆うことを意 図している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW 【要約の続き】 小さくて、吸収体(20)と長手方向に一致しており側 縁の各々に隣接している通気性区域(82)を形成して いる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.横断方向幅を有している前腰領域,横断方向幅を有している後腰領域, 前腰領域と後腰領域との間に位置されている横断方向幅を有している股領域,一 対の反対側縁、上記前腰領域中に位置されている第一端縁,そして上記後腰領域 中に位置されている第二端縁を有している使い捨て吸収体であって、上記吸収体 は、一対の反対側長手方向縁,衣服対面側,そして体対面側を有している吸収核 を備えており、上記吸収体は: 上記吸収核の上記衣服対面側に隣接して配置されている通気性ラミネー トにより特徴付けられていて、上記通気性ラミネートは、互いに接合されている 内側層及び外側層を備えており、上記内側層が上記吸収核と上記外側層との間に 配置されており、上記外側層が相対的に蒸気透過性であり、上記内側層が実質的 に液体不浸透性であるとともに実質的に蒸気透過性であり、上記内側層が上記吸 収体と長手方向に一致しているとともに上記前腰領域,上記後腰領域,そして上 記股領域の横断方向幅よりも小さい横断方向幅を有していて、上記吸収体と長手 方向に一致しているとともに上記側縁の各々に隣接している通気性区域を形成す る。 2.前腰領域,後腰領域,前腰領域と後腰領域との間に位置されている股領 域,一対の反対側縁,上記前腰領域中に位置されている第一端縁,そして上記後 腰領域中に位置されている第二端縁を有している使い捨て吸収体であって、上記 吸収体は、一対の反対側長手方向縁,衣服対面側,そして体対面側を有している 吸収核を備えており、上記吸収体は: 上記吸収核の上記衣服対面側に隣接して配置されている通気性ラミネー トにより特徴付けられていて、上記通気性ラミネートは、互いに接合されている 内側層及び外側層を備えており、上記内側層は上記吸収核と上記外側層との間に 配置されており、上記外側層は相対的に蒸気透過性の不織ウエブを備えており、 上記内側層が通気性液体抵抗ポリマー材料を備えており、上記通気性ラミネート が、衣服対面側,体対面側,中央領域,そして2つの外側領域を有しており、上 記中央領域が上記吸収核の上記衣服対面側に並置されており、上記外側領域が上 記吸収核の上記長手方向縁を越えて上記中央領域から連続的に側面方向の外側に 延びているとともに上記前端領域中に位置されている上記端縁から連続的に長手 方向に上記股領域を通って上記後腰領域中に位置されている上記第二端縁へと延 びており、上記中央領域は上記内側層及び上記外側層を備えており、上記外側領 域は上記外側層を備えており、上記中央領域は第一大量蒸気透過度を有しており 、上記外側領域が上記中央領域のものよりも大きな第二大量蒸気透過度を有して いる。 3.前記外側層は不織エブである、請求項1又は請求項2の使い捨て吸収体 。 4.前記不織ウエブは液体透過性である、請求項3の使い捨て吸収体。 5.前記内側層は均一な横断方向幅を有する、先行請求項のいずれか1項の 使い捨て吸収体。 6.前記吸収体はさらに、前記吸収核の前記体対面側に隣接して配置されて いる液体透過性トップシートを備えている、先行請求項のいずれか1項の使い捨 て吸収体。 7.前記外側領域は、少なくとも2500g/m2/24時間の大量蒸気透過 度を有する、先行請求項のいずれか1項の吸収体。
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