JP2010088823A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収体が存在する領域と吸収体が存在しない領域との間の段差において、バックシートに発生する皺を減らす。
【解決手段】本発明に係る吸収性物品100において、バックシートは、複数のバックシート片4、5によって構成されており、バックシート片同士が接合されている接合領域は、吸収性物品の長手方向Lに沿って設けられており、吸収体2に対して吸収性物品100の幅方向Wの外側に形成されているフラップ部20は、少なくともサイドシート3とバックシート片4、5とによって構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、サイドシートと、該トップシートと該バックシートとの間に配置される吸収体とを具備する吸収性物品に関する。
一般的に、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に吸収体が配置され、フラップ部が形成されている吸収性物品では、1枚のシートからなるバックシートが、かかる吸収性物品の中央領域からフラップ部に渡る全体を覆うように構成されている。
特開2007-14650号公報
しかしながら、かかる吸収性物品では、吸収体の厚みによって、吸収体が存在する領域と吸収体が存在しない領域との間の段差が形成されているため、1枚のシートによって構成されているバックシート上で皺が発生し易いという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、吸収体が存在する領域と吸収体が存在しない領域との間の段差において、バックシートに発生する皺を減らすことができる吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、サイドシートと、該トップシートと該バックシートとの間に配置される吸収体とを具備する吸収性物品であって、前記バックシートは、複数のバックシート片によって構成されており、前記バックシート片同士が接合されている接合領域は、前記吸収性物品の長手方向に沿って設けられており、前記吸収体に対して前記吸収性物品の幅方向の外側に形成されているフラップ部は、少なくとも前記サイドシートと前記バックシート片とによって構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、吸収体が存在する領域と吸収体が存在しない領域との間の段差において、バックシートに発生する皺を減らすことができる吸収性物品を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の構成)
図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る吸収性物品100を、表面シート1側(使用者の肌当接面側)から見た平面図であり、図2は、本実施形態に係る吸収性物品100のA-A’断面図である。
なお、本実施形態では、本発明に係る吸収性物品100の代表として、生理用ナプキンについて説明しているが、本発明は、これに限定されることなく、失禁パッドやオムツやパンティーライナー等にも適用できるものとする。
本実施形態に係る吸収性物品100は、図1及び図2に示すように、液透過性のトップシート1と、液不透過性のバックシートと、トップシート1とバックシートとの間に配置される吸収体2と、吸収体2に対して吸収性物品100の幅方向Wの外側に形成されているフラップ部20とを具備する。なお、トップシート1と吸収体2との間に、液透過性シートが配置されていてもよい。
トップシート1は、シート状の任意の液体透過性材料によって構成されている。例えば、トップシート1は、織布によって構成されていてもよいし、不織布によって構成されていてもよい。
吸収体2は、液体(経血)の吸収を保持することができるように構成されており、嵩高で、型崩れし難く、化学的刺激が少ないものであることが好ましい。
例えば、吸収体3は、粉砕パルプ、コットン等のセルロース、レーヨン、フィブリルレーヨン等の再生セルロース、アセテート、トリアセテート等の半合成セルロース、粒子状ポリマー、繊維状ポリマー、熱可塑性疎水性化学繊維、若しくは親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維、ケミカルボンド処理されたエアレイドパルプ等を、単独又は混合することによって形成されていてもよい。
バックシートは、複数のバックシート片によって構成されている。本実施形態では、バックシートは、1つの第1バックシート片4及び2つの第2バックシート片5によって構成されている。第1バックシート片4は、吸収性物品100の幅方向Wの中央領域に設けられており、各第2バックシート片5は、第1バックシート片4に対して吸収性物品100の幅方向Wの外側に配置されている。
なお、第1バックシート片4及び第2バックシート片5は、同一の資材をスリットで分割することによって形成されたものであってもよいし、別の資材によって形成されたものであってもよい。
例えば、通気性を有する資材によって構成されるバックシート、例えば、炭酸カルシウム等の無機物質が混ぜ込まれている通気性バックシートでは、テンションを加えて無機物周辺に空洞を形成することで、通気性を向上させることができるが、その反面、資材としての引き裂き強度が弱くなったり、添加物によるコストがより高価になったりする。
そのため、体液が触れやすい吸収体2に対向する箇所(第1バックシート片4)においてのみ、上述の通気性バックシートを採用し、フラップ部20(第2バックシート片5)では、非通気性バックシートを採用することで、コスト上昇を抑えつつ、製品性能を向上させることができる。
なお、第1バックシート片4及び第2バックシート片5として選択できる材料に特に限定はないが、ショーツ固定用の接着剤6や接着剤8、9を塗布するために、フィルムのように平滑で、かつ、接着剤6、8、9との接着性が高いものが好ましい。
また、バックシート片同士が接合されている接合領域A、すなわち、第1バックシート片4と第2バックシート片5とが接合されている接合領域Aは、吸収性物品100の長手方向Lに沿って設けられている。
このように、複数のバックシート片を使用した方が、1枚のバックシートでフラップ部20までを形成するよりも、各バックシート片の面積が小さいため、皺ができにくく扱いやすい。
特に、取り外し時には、前から後ろへ長手方向に沿って吸収性物品100を引き剥がす場合が多いため、長手方向に沿って接合領域Aがあると、引き剥がすときにシート端部にかかる抵抗が少ないため、バックシート片同士が剥がれにくい。
また、第1バックシート片4と第2バックシート片5との接合領域Aは、フラップ部20の根元Rよりも、吸収性物品100の幅方向Wの内側に配置されている。
この結果、接合領域Aが、ショーツの股下部の幅方向内側に収まるため、フラップ部20(ウイング)をショーツに巻き込むときに、接合領域Aが邪魔になりにくく、接合領域Aにおいてバックシート片同士が剥がれにくい。
また、フラップ部20の根元Rよりも外側に接合領域Aがあると、フラップ部20において、バックシート片同士が厚み方向に重なるため、バックシートが硬くなったり、厚みが増加するため、装着時に蒸れやすくなったりするが、フラップ部20の根元Rよりも内側に接合領域Aがあることで、フラップ部20は、第2バックシート片5のみから形成され、柔軟性や通気性を確保できる。
また、第1バックシート片4の幅方向の寸法X1は、吸収体2の幅方向の寸法X2よりも長い。
このように、吸収体2を第1バックシート片4が覆うことで、接合領域Aから経血等が漏れにくくなる。
また、第1バックシート片4は、第2バックシート片5よりも、吸収性物品100の厚み方向Tにおいて肌当接面側に配置されている。
さらに、第1バックシート片4と第2バックシート片5との接合領域Aにおいて、吸収性物品の厚み方向の非肌当接面側に形成されている前記第1バックシート片又は前記第2バックシート片の端部に接着剤6が塗布されている。
この結果、非肌当接面側に形成される一方のバックシート片の端部が、他方のバックシート片に接合されるため、非肌当接面側に露出しているバックシート片の端部がぺらぺらせず剥がれにくく、接着剤6が下着への係止材を兼ねることができる。
また、フラップ部20は、少なくともサイドシート3とバックシート片4、5とによって構成されている。
(本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の製造方法)
以下、図3を参照して、本実施形態に係る吸収性物品100の製造方法について、簡単に説明する。
図3に示すように、第1に、サイドシートの連続体3A上にトップシートの連続体1Aを載置して接合し、トップシートの連続体1A上に吸収体2を載置して接合する。ここで、例えば、吸収体2の幅は、60〜70mmとされている。
第2に、スリット13によって、連続搬送されているバックシートの連続体45Aを、第1バックシート片の連続体4A及び第2バックシート片の連続体5Aに分割する。ここで、例えば、第1バックシート片の連続体4Aの幅は、85mmとされており、第2バックシート片の連続体5Aの幅は、それぞれ50mmとされている。
第3に、サイドシートの連続体3Aとトップシートの連続体1Aと吸収体2とからなる第1連続体上に、吸収体2を覆うように、第1バックシート片の連続体4Aを載置して接合する。
ここで、上述の第1連続体と第1バックシート片の連続体4Aとは、第1バックシート片の連続体4Aに塗布された接着剤8によって接合される。
図3の例では、ゴム系HMA5g/mが、接着剤8としてスパライル形状に塗布されており、上述の連続体と第1バックシート片の連続体4Aとの間の幅方向Wの引張強度が3N以上に保たれている。
この結果、かかる吸収性物品100を使用後にショーツから剥がす際にバックシート破れが発生することを防ぐことができ、製造ラインでフラップ部20を折り畳んだりする際に剥がれてしまったりすることを防ぐことができる。
また、例えば、第1バックシート片の連続体4Aの側縁部11から吸収体の側縁部21までの距離は、5mmから20mmの範囲とされている。
この結果、吸収体2の側縁部21から第1バックシート片の連続体4Aの側縁部11Aまで距離が短いので、吸収体2の厚みに起因する段差から発生しやすいバックシートの皺を、押し出しやすくなり、面を形成しやすくなる。
ここで、かかる距離が、20mm以上であると、皺が発生する部分(吸収体2の側縁部)21から第1バックシート片の連続体4Aの側縁部11Aまでの距離が長いため、製造ライン中で、かかる皺を外側に逃がしきれずに、吸収性物品100中に皺が入る可能性が高くなってしまう。
また、かかる距離が、5mm以下であると、製造中の資材の蛇行によって、第1バックシート片の連続体4Aと第2バックシート片の連続体5Aとの接合領域Aが、段差部分よりも吸収性物品100の幅方向Wの内側に配置され、第2バックシート片の連続体5Aが捲れ上がってしまい、皺が発生し易くなってしまう。
また、製造ライン上で、吸収性物品100の中心領域から側縁部方向に向けてエアーを当てることによって、皺を外に逃がすようにすると、より効率的になる。
第4に、サイドシートの連続体3Aとトップシートの連続体1Aと吸収体2と第1バックシート片の連続体4Aとからなる第2連続体上に、第2バックシート片の連続体5Aを載置して接合する。
ここで、上述の第2連続体と第2バックシート片の連続体5Aとは、第2バックシート片の連続体5Aに塗布された接着剤9によって接合される。
第5に、連続搬送されている吸収性物品100の連続体を、製品カッターによって、吸収体物品100の形状となるように切断する。
(本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法の作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法によれば、吸収性物品100全体を覆うバックシートが複数のバックシート片4、5によって構成されているため、中央領域に配置される第1バックシート片の連続体4Aに発生した皺を側縁部に逃がしながら、第2バックシート片の連続体5Aを接合することによって、バックシート全体に皺を発生させることなく、かかるバックシートを均一な平面で形成することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法によれば、吸収性物品100を構成する部材において、最も嵩が高い吸収体2層近傍にできる段差近傍に、第1バックシート片4と第2バックシート片5との接合領域Aを形成することで、段差によって生じやすいバックシートの皺が、第1バックシート片4又は第2バックシート片5の側縁部から逃げやすくなるために、バックシートを平面に保つことができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法によれば、吸収体2の側縁部からの5〜20mm離れた箇所に、第1バックシート片4と第2バックシート片5との接合領域Aを形成することで、生産スピードが高速となり、より皺が制御しにくいような状況になっても、段差と第1バックシート片4又は第2バックシート片5の側縁部までの距離が小さいため、段差近傍に発生する皺を緩衝することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法によれば、吸収体2の中心領域に対向する第1バックシート片4の幅方向の寸法X1が、吸収体2の幅方向の寸法X2よりも広いため、フラップ部20に対向する第2バックシート片5の幅方向の寸法を小さく設計することができ、厚みのあるほうから薄い方向へと皺を逃がすことができ、バックシートの皺を発生しにくくすることができる。
さらに、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法によれば、吸収体2の中心領域に対向する第1バックシート片4の幅方向の寸法X1が、吸収体2の幅方向の寸法X2よりも広いため、吸収体2とショーツとの間に、第1バックシート片4の側縁部を配さずに設計できるために、第1バックシート片4が、第2バックシート片5とトップシート1とに接着剤8、9によって接合されているため、万が一、吸収体2の近傍に隙間ができたとしても、経血の漏れを軽減することができる。
(本発明の第2の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法)
以下、図4乃至図6を参照して、本発明の第2の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法について、上述の第1の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法との相違点に着目して説明する。
図4及び図5に示すように、本実施形態に係る吸収性物品100では、第1バックシート片4は、第2バックシート片5よりも、吸収性物品100の厚み方向Tにおいて非肌当接面側に配置されている。
このように、吸収体2及び第1バックシート片4によって第2バックシート片5を厚み方向に挟むように接合すると、フラップ部20をショーツに巻き込んだり、ショーツから引き剥がすときにも、接合領域Aにおいてバックシート片同士が剥がれにくい。
また、本実施形態に係る吸収性物品100では、第1バックシート片4と第2バックシート片5との接合領域Aは、吸収性物品100の長手方向Lの全域に渡って形成されていない。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る吸収性物品の製造方法について説明する。
図6に示すように、第1に、サイドシートの連続体3A上にトップシートの連続体1Aを載置して接合し、トップシートの連続体1A上に吸収体2を載置して接合する。
第2に、連続搬送されている第2バックシート片の連続体5Aを、カッター15によって、第2バックシート片5の形状となるように間欠的に切断する。
第3に、サイドシートの連続体3Aとトップシートの連続体1Aと吸収体2とからなる第1連続体上に、間欠的に切断された第2バックシート片5を載置して接合することによって、第2連続体を形成する。
第4に、第2連続体に対して、吸収体2を覆うように、連続搬送されている第1バックシート片の連続体4を接合するすることによって、吸収性物品100の連続体を形成する。
第5に、連続搬送されている吸収性物品100の連続体を、製品カッター(図示せず)によって、吸収体物品100の形状となるように切断する。
本実施形態によれば、第2バックシート片5の吸収性物品100の長手方向の寸法が、第1バックシート片4の吸収性物品100の長手方向の寸法よりも短くて済むため、製造コストを低減することができる。
ここで、例えば、第2バックシート片5の吸収性物品100の長手方向は、40mm以上であることが好ましい。第2バックシート片5の吸収性物品100の長手方向が、40mm以上であれば、カッター15によって間欠的に切断された後、第1連続体上の正確な位置に転写することが容易になる。
(本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法)
以下、図7及び図8を参照して、本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法について、上述の第1及び第2の実施形態に係る吸収性物品及び吸収性物品の製造方法との相違点に着目して説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る吸収性物品100では、第2バックシート片5の吸収性物品100の幅方向Wの内側端部12は、トップシート1とサイドシート3との間に配置されている。
この結果、液不透過性の第2バックシート片5が、サイドシート3と吸収体2との間に配置されるため、吸収体2により一旦吸収された経血が、サイドシート3まで吸収体2内を拡散した後に体圧を受けても、サイドシート2まで液戻りしにくくなるため肌を汚しにくい。
また、図7に示すように、本実施形態に係る吸収性物品100では、第1バックシート片4は、第2バックシート片5よりも、吸収性物品100の厚み方向Tにおいて非肌当接面側に配置されている。
このように、吸収体2及び第1バックシート片4によって第2バックシート片5を厚み方向に挟むように接合すると、フラップ部20をショーツに巻き込んだり、ショーツから引き剥がすときにも、接合領域Aにおいてバックシート片同士が剥がれにくい。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る吸収性物品の製造方法について説明する。
図8に示すように、第1に、連続搬送されている第2バックシート片の連続体5Aを、カッター15によって、所定形状の第2バックシート片5となるように間欠的に切断して、連続搬送されているサイドシートの連続体3Aの搬送方向における中心線付近の領域に配置する。
ここで、第2バックシート片5とサイドシートの連続体3Aとは、サイドシートの連続体3Aに塗布された接着剤9によって接合される。
第2に、カッター16によって、第2バックシート片5が配置されたサイドシートの連続体3Aを、搬送方向の中心線に沿って2分割する。
第3に、分割された2つのサイドシートの連続体3Aの搬送位置を入れ替えた後、2つのサイドシートの連続体3Aの間に、連続搬送されているトップシートの連続体1Aが配置されるように、トップシートの連続体1Aと2つのサイドシートの連続体3Aを接合することによって、第1連続体を形成する。
第4に、連続搬送されている第1連続体上に、吸収体2を配置することによって、第2連続体を形成する。
第5に、連続搬送されている第1バックシート片の連続体4Aによって吸収体3を覆うように、第1バックシート片の連続体4Aと第2連続体とを接合することによって、吸収性物品100の連続体を形成する。
第6に、連続搬送されている吸収性物品100の連続体を、製品カッター(図示せず)によって、吸収体物品100の形状となるように切断する。
本実施形態によれば、第2バックシート片の連続体5Aについての間欠的な切断及び転写(カット転写)に係る工程が1つとなるため、製造条件の調整が容易となる。
本実施形態によれば、第2バックシート片の連続体5Aについて間欠的な切断及び転写を行うため、第2バックシート片5について間欠的な切断及び転写を行う場合と比べて、転写性能が向上するために製造ミスも起こりにくくなる。
本実施形態によれば、図7に示すように、第2バックシート片5の吸収性物品100の幅方向Wの内側端部12は、トップシート1とサイドシート3との間に配置されているため、製品を実際に使用する際には、吸収体2が側縁部付近まで体液を吸ったとしても、かかる側縁部の領域は、第1バックシート片4及び第2バックシート片5によって包囲される状態となることから、側縁部に対して跨ぐりの加重が掛かったとしても、側縁部方向に液が滲み出しにくくなる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の裏面シート側から見た平面図である。 図1のA-A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る吸収性物品の裏面シート側から見た平面図である。 図4のB−B断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る吸収性物品の製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品の図4のB−B断面図に相当する図である。 本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品の製造方法の一例を説明するための図である。
符号の説明
100…吸収性物品
1…トップシート
2…吸収体
3…サイドシート
4…第1バックシート片
5…第2バックシート片
6、7、8、9…接着剤
11…第1バックシート片の側縁部
12…第2バックシート片の側縁部
20…フラップ部

Claims (6)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、サイドシートと、該トップシートと該バックシートとの間に配置される吸収体とを具備する吸収性物品であって、
    前記バックシートは、複数のバックシート片によって構成されており、
    前記バックシート片同士が接合されている接合領域は、前記吸収性物品の長手方向に沿って設けられており、
    前記吸収体に対して前記吸収性物品の幅方向の外側に形成されているフラップ部は、少なくとも前記サイドシートと前記バックシート片とによって構成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記複数のバックシート片には、前記吸収性物品の幅方向の中央領域に設けられている第1バックシート片と、該第1バックシート片に対して該吸収性物品の幅方向の外側に配置されている第2バックシート片が含まれており、
    前記第1バックシート片の幅方向の寸法は、前記吸収体の幅方向の寸法よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記第1バックシート片と前記第2バックシート片との接合領域は、前記フラップ部の根元よりも、前記吸収性物品の幅方向の内側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記第1バックシート片は、前記第2バックシート片よりも、前記吸収性物品の厚み方向の非肌当接面側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
  5. 前記第2バックシート片の前記吸収性物品の幅方向の内側端部は、前記トップシートと前記サイドシートとの間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
  6. 前記第1バックシート片と前記第2バックシート片との接合領域において、前記吸収性物品の厚み方向の非肌当接面側に形成されている前記第1バックシート片又は前記第2バックシート片の端部に接着剤が塗布されていることを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
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