JP2010088822A - 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法 - Google Patents

吸収性物品及び吸収性物品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010088822A
JP2010088822A JP2008264544A JP2008264544A JP2010088822A JP 2010088822 A JP2010088822 A JP 2010088822A JP 2008264544 A JP2008264544 A JP 2008264544A JP 2008264544 A JP2008264544 A JP 2008264544A JP 2010088822 A JP2010088822 A JP 2010088822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuous body
absorbent article
sheet
flap
back sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008264544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5371361B2 (ja
Inventor
Kenichiro Kuroda
賢一郎 黒田
Yuki Noda
祐樹 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP2008264544A priority Critical patent/JP5371361B2/ja
Publication of JP2010088822A publication Critical patent/JP2010088822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5371361B2 publication Critical patent/JP5371361B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

【課題】フラップ部の剛性を高めながら、フラップ部における柔軟性及び通気性を高める。
【解決手段】本発明に係る吸収性物品100は、液透過性の表面シート1と、液不透過性の裏面シート4と、表面シート1と裏面シート4との間に配置される吸収体3とを具備し、両側縁部Xから側方に延出して形成されるフラップ部9を具備し、フラップ部9において、不織布90及び不織布よりも平滑なシート5からなる第2領域13が、不織布90のみからなる第1領域12に対して、吸収性物品100の幅方向の外側に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、該表面シートと該裏面シートとの間に配置される吸収体と、両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部とを具備する吸収性物品及び吸収性物品の製造方法に関する。
従来、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、当該表面シートと当該裏面シートとの間に配置される吸収体と、両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部とを具備する吸収性物品が知られている。
ここで、フラップ部が不織布によって構成されている場合のように、フラップ部の剛性が低い場合には、かかるフラップ部によれが発生してしまい、使用者が、かかる吸収性物品を下着に装着し難くなってしまうという問題点があった。
かかる問題点を解決するために、特許文献1において、フラップ部(ウィング部)のよれを防止するために、かかるフラップ部の剛性が表面シートや裏面シートの剛性よりも高められている吸収性物品が開示されている。
特開2007-14650号公報
しかしながら、特許文献1に記載の吸収性物品では、フラップ部全体の剛性が高められているため、使用者は、吸収性物品を下着に装着する際に、かかるフラップ部を折り返し難いという問題点があった。
また、特許文献1に記載の吸収性物品では、フラップ部を形成する表面シートと裏面シートとの間に、所定部材(ウィング係合部8)が設けられることによって、フラップ部全体の剛性が高められているため、フラップ部における通気性が悪くなってしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、フラップ部の剛性を高めながら、フラップ部における柔軟性及び通気性を高めることができる吸収性物品及び吸収性物品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、該表面シートと該裏面シートとの間に配置される吸収体とを具備する吸収性物品であって、両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部を具備し、前記フラップ部において、不織布及び該不織布よりも平滑なシートとからなる第2領域が、該不織布のみからなる第1領域に対して、前記吸収性物品の幅方向の外側に設けられていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、該表面シートと該裏面シートとの間に配置される吸収体と、両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部とを具備する吸収性物品の製造方法であって、連続搬送されている2つの前記フラップ部の連続体の間に、連続搬送されている前記表面シートの連続体が配置されるように、該表面シートの連続体と該2つのフラップ部の連続体を接合することによって、第1連続体を形成する工程と、連続搬送されている前記第1連続体上に、前記吸収体を配置する工程と、前記第1連続体における前記表面シートの連続体に対して、前記吸収体を覆うように、連続搬送されている前記裏面シートの連続体を接合すると共に、該第1連続体における前記2つのフラップ部の連続体の各々に対して、該裏面シートの連続体と離間して連続搬送されているフラップ部用裏面シートの連続体を接合することによって、前記吸収性物品の連続体を形成する工程と、連続搬送されている前記吸収性物品の連続体を、前記吸収性物品の形状となるように切断する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、該表面シートと該裏面シートとの間に配置される吸収体と、両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部とを具備する吸収性物品の製造方法であって、連続搬送されている2つの前記フラップ部の連続体の間に、連続搬送されている前記表面シートの連続体が配置されるように、該表面シートの連続体と該2つのフラップ部の連続体を接合することによって、第1連続体を形成する工程と、連続搬送されている前記第1連続体上に、前記吸収体を配置する工程と、連続搬送されているフラップ部用裏面シートの連続体を、前記フラップ部用裏面シートの形状となるように切断する工程と、前記第1連続体における前記表面シートの連続体に対して、前記吸収体を覆うように、連続搬送されている前記裏面シートの連続体を接合すると共に、該第1連続体における前記2つのフラップ部の連続体の各々に対して、該裏面シートの連続体と離間して前記フラップ部用裏面シートを接合することによって、前記吸収性物品の連続体を形成する工程と、連続搬送されている前記吸収性物品の連続体を、前記吸収性物品の形状となるように切断する工程とを有することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、フラップ部の剛性を高めながら、フラップ部における柔軟性及び通気性を高めることができる吸収性物品及び吸収性物品の製造方法を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の構成)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る吸収性物品100を、表面シート1側(使用者の肌当接面側)から見た平面図であり、図2は、本実施形態に係る吸収性物品100を、裏面シート4側(使用者の非肌当接面側)から見た平面図であり、図3は、本実施形態に係る吸収性物品100のA-A’断面図である。
なお、本実施形態では、本発明に係る吸収性物品1の代表として、生理用ナプキンについて説明しているが、本発明は、これに限定されることなく、失禁パッドやオムツやパンティーライナー等にも適用できるものとする。
本実施形態に係る吸収性物品100は、図1乃至図3に示すように、液透過性の表面シート1と、液不透過性の裏面シート4と、表面シート1と裏面シート4との間に配置される吸収体3と、両側縁部Xから側方に延出して形成されるフラップ部9とを具備する。
さらに、図1乃至図3に示すように、本実施形態に係る吸収性物品100には、フラップ部9の裏面側(すなわち、非肌当接面側又は衣服当接面側)にフラップ部用裏面シート5が設けられている。
また、図1乃至図3に示すように、本実施形態に係る吸収性物品100には、表面シート1と吸収体3との間にセカンドシート2が設けられていてもよい。
例えば、吸収性物品100の長手方向Lの長さは、100mm〜500mmであることが好ましく、150mm〜360mmであることがより好ましい。一方、フラップ9を含む吸収性物品100の幅方向(短手方向)Wの長さは、30mm〜200mmであることが好ましく、40mm〜180mmであることがより好ましい。
表面シート1は、シート状の任意の液体透過性材料によって構成されている。例えば、表面シート1は、織布によって構成されていてもよいし、不織布によって構成されていてもよい。
また、織布及び不織布は、天然繊維によって構成されていてもよいし、化学繊維によって構成されていてもよい。ここで、天然繊維の例としては、粉砕パルプやコットン等のセルロースが挙げられる。また、化学繊維の例としては、レーヨン、フィブリルレーヨン等の再生セルロース、アセテート、トリアセテート等の半合成セルロース、熱可塑性疎水性化学繊維、若しくは、親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維が挙げられる。
また、熱可塑性疎水性化学繊維の例としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の単繊維、PEとPPとをグラフト重合してなる繊維、芯鞘構造等の複合繊維が挙げられる。
セカンドシート2は、シート状の任意の液透過性材料によって構成されている。かかるセカンドシート2の材料や製法に関しては、表面シート1の材料や製法と同一であってもよい。
なお、表面シート1からの体液を吸収しやすいように、セカンドシート2の密度は、表面シート1の密度よりも高くなるように構成されていてもよい。
また、吸収後の体液を隠蔽するために、セカンドシート2に、表面シート1よりも多くの付加要素(上述)が含有されるように構成されていてもよい。
吸収体3は、液体(経血)の吸収を保持することができるように構成されており、嵩高で、型崩れし難く、化学的刺激が少ないものであることが好ましい。
例えば、粉砕パルプ、コットン等のセルロース、レーヨン、フィブリルレーヨン等の再生セルロース、アセテート、トリアセテート等の半合成セルロース、粒子状ポリマー、繊維状ポリマー、熱可塑性疎水性化学繊維、若しくは親水化処理を施した熱可塑性疎水性化学繊維、ケミカルボンド処理されたエアレイドパルプ等を、単独又は混合することによって、吸収体3を形成してもよい。
裏面シート4は、PEやPP等を主体としたフィルムや、通気性を有する樹脂フィルムや、スパンボンド又はスパンレース等の不織布に通気性を有する樹脂フィルムが接合されたものや、SMSを複数の層状にしたもの等によって構成されていてもよい。
裏面シート4は、着用感を損なわない柔軟性を考慮すると、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)樹脂を主体とした目付15〜30g/mの範囲から得られるフィルムによって構成されていてもよい。
図3に示すように、吸収性物品1と下着とを固定するために、裏面シート4の非肌当接面側(衣服当接面側)に、本体用接着剤6が塗布されている。常温時に、吸収性物品1と下着とが固定されることが好ましいため、かかる本体用接着剤6として、感圧型接着剤等のホットメルト型接着剤が用いられてもよい。
かかる本体用接着剤6は、主成分として、具体的には、SEBSを15〜25%、可塑剤を15〜35%、粘着付与剤を40〜70%で溶融混合したものによって構成されている。また、本体用接着剤6は、アクリル系の接着剤によって構成されていてもよい。
ここで、本体用接着剤6は、10〜200g/mの目付けで、コーター塗工やビード塗工等によって、均一やスジ状やドット状のパターンで塗布されてもよい。
フラップ部(サイドシート)9は、PP単一の繊維によって構成されていてもよいし、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状ポリエチレン、PET-高密度PEの複合タイプ、ポリエチレンテレフタレート、変性ポリプロピレン、変性ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂によって構成してもよいし、各樹脂を単独若しくは複合した繊維によって構成されていてもよい。
また、フラップ部9を構成する材料として、2.2dtexの繊維径を有する繊維を使用してもよいし、使用者の肌に触れる部分においては、0.1〜5.6dtexの範囲の繊維径を有する繊維を使用してもよい。
ここで、フラップ部9を構成する繊維において、繊維径が0.1dtex以下であると、繊維間の密度が高くなりすぎてしまい体液を保持し易くなるので好ましくなく、繊維径が5.6dtex以上であると繊維が固くなってしまい肌触りが悪いために好ましくない。なお、フラップ部9を構成する繊維の繊維径が、1.1〜4.4dtexであることがより好ましい。
なお、フラップ部9の肌当接面側に使用される繊維としては、熱融着によって繊維の毛羽立ちを防ぎながら、ふんわりとした嵩を維持するために、芯PET/鞘PEの芯鞘構造を有する繊維が用いられることが好ましい。
フラップ部9は、スパンボンド法により作成されたシート状の材料によって構成されていてもよいし、スルーエアー法、エアレイド法、スパンボンド法による積層構造の材料によって構成されていてもよいし、スパンレース法、ポイントボンド、ニードルパンチ等でシート化された材料によって構成されていてもよい。
肌触りや柔軟性の観点から、フラップ部9は、スルーエアー法によって形成された材料によって構成されていることが好ましい。
また、フラップ部9は、不織布の下層部に熱収縮繊維を用いて当該不織布の上層側に凹凸をつけたようなものや、ウェブ形成時にエアーを当てることで不織布に目付けムラを設けたような凹凸不織布によって構成されていてもよい。
フラップ部9は、下着を覆うものであるから、フラップ部9を体液が透過してしまうと漏れにつながってしまうために、フラップ部9に対して、撥水材をコーティングしてもよいし、フラップ部9として、PEやPPのような疎水性を有するものを用いてもよいし、SMSのようなメルブロー層にて体液の透過性を阻害するようなものを用いてもよい。
なお、かかるフラップ部9を構成する材料の目付けは、単体で5〜60g/mが好ましく、20〜30g/mの範囲であることがより好ましい。
なお、フラップ部9を構成する材料の目付けが、5g/m以下であると、フラップ部9の強度が低くなり過ぎてしまい、下着から吸収性物品100を剥がす際にフラップ部9が破損されて下着に残ってしまう危険性がある。
一方、フラップ部9を構成する材料の目付けが、60g/m以上であると、折り癖が付きやすくなり、また、フラップ部9の剛性が高くなり過ぎるために、使用者が、吸収性物品100を手にした場合に、フラップ部9が垂れ下がるような状態を実現することが難しくなってしまう。
また、本実施形態に係る吸収性物品100では、フラップ部9において、第2領域13が、第1領域12に対して、吸収性物品100の幅方向Wの外側に設けられている。
具体的には、第1領域12は、図3に示すように、フラップ部9において、吸収性物品100を下着に装着する際に折り畳まれる箇所に設けられており、不織布90のみからなる。例えば、第1領域12は、18g/mのスパンボンド1枚によって形成されていてもよい。
ここで、第2領域13は、図3に示すように、不織布90、及び、不織布90よりも平滑なフラップ部用裏面シート(例えば、フィルム状のシート)5にいよって構成されている。なお、フラップ部用裏面シート5の非肌当接面側に、フラップ部用接着剤7が配置されている。
具体的には、かかるフラップ部用裏面シート5のSMD値(表面粗さを示す値)は、一般的な不織布のSMD値よりも小さい。
例えば、フラップ部用裏面シート5のSMD値は、資材単体を測定した際に、1.8以下であることが好ましく、さらに好ましくは、1.5以下である。ここで、SMD値が1.8以上であると、表面の凹凸形状が大きすぎてしまい、凹凸により不織布と90とフラップ部用裏面シート5のとの間に空気が入りこみ、ショーツに止着するための接着剤7が塗工時に部分的に剥がれ、使用後、フラップ部9をショーツから取り外す場合に接着剤7がショーツに残ってしまう。
フラップ部用裏面シート5は、平滑であっても、不織布のように繊維の集合体ではなく、フィルムのように単一の材によって連続成形されたものや、不織布の表面をシリコン等で表面コーティングしたものが好ましい。
なお、SMD値は、一般的に、カトーテック株式会社製の「KES-FB4 AUTO-A」といった自動化表面試験機にて測定できる。
また、フラップ部9の折曲がり角度は、240°〜300°であることが好ましく、240°〜270°の範囲であることがより好ましい。フラップ部9の折曲がり角度が、240°以下であると、フラップ部9が上側に向いてしまうために、フラップ部9を下着に折り畳み難くなり、フラップ部9の折曲がり角度が、300°以下であると、フラップ部9が広げることなく下着に止着してしまう危険がある。
例えば、「フラップ部の折曲がり角度」として、吸収性物品100の幅と同程度の幅を有する台の上に、かかる吸収性物品100を置いた際に、台の端部及びフラップ部9の先端を結ぶ直線と台の水平面との間の角度を測定してもよい。
ここで、台上で、吸収性物品100を水平な状態に保った後に、自然と形成される台の端部及びフラップ部9の先端を結ぶ直線と台の水平面との間の角度を、「フラップ部の折曲がり角度」としてもよい。
また、本実施形態において、5〜60g/mの目付けのフラップ部9において、第2領域13における目付けを90g/m前後とすることによって、フラップ部9が垂れ下がるように構成してもよい。
なお、第2領域13と第1領域12との目付けの差は、30g/m以上であることが好ましい。かかる目付けの差が、30g/m以下であると、第2領域13と第1領域12との間の重量差が十分ではなく、フラップ部9が垂れ下がらない。
また、本実施形態において、第2領域13の面積は、7cm以上が好ましく、9cm以上であることがより好ましい。ここで、第2領域13の面積が、7cm以下であると、フラップ部9が垂れ下がるのに必要な第2領域13と第1領域12との間の重量差を実現することができない。
第2領域13の面積が小さくても、第2領域13と第1領域12との間の目付けの差を更に増やすことで、フラップ部9を下方向に垂れ下がらせることは可能かもしれないが、第2領域13の目付けが過剰になるため、吸収性物品100を装着している間の違和感につながるために好ましくない。
また、フラップ部9に設けられている第2領域13の周縁部の少なくとも一部において、周辺部よりも高い剛性を有する部分(例えば、接合エンボス11)が設けられている。
例えば、本実施形態では、フラップ部9の第2領域13の周縁部において、接合エンボス11によって、フラップ部用接着剤7を包囲するように、フラップ部9からフラップ部用裏面シート5までを一体化している。
かかる接合エンボス11は、フラップ部9が垂れ下がった際に、第2領域13が縒れてフラップ部用接着剤7により止着されてしまうという事態を防止するために設けられている。
すなわち、フラップ部用接着剤7を囲うように、第2領域13の周縁部を接合エンボス11によって高密度化することで、第2領域13の周縁部の剛性を高め、第2領域13が縒れることなく平面の状態を維持し続けることを可能とし、第2領域13のフラップ部用接着剤7による止着という事態を防止することができる。
本実施形態では、フラップ部用接着剤7を囲うように、接合エンボス11を配置しているが、本発明は、かかる構成に限定されるものではなく、かかる接合エンボス11が、第2領域13の周縁部の一部に配置されるように構成されていてもよい。
さらに、フラップ部用裏面シート5を裏面シート4より目付けや剛性の大きい素材を用いると、より第2領域の重量を大きくすることができるとともに、第2領域の剛性を高めることができ、装着しやすくなる。例えば、裏面シート5を裏面シート4より厚い素材を使用したり、裏面シートを複数枚重ねたりすることで達成できる。
また、本実施形態では、第1領域12は、不織布のみによって形成されているため、第1領域12内に含まれる空隙によって、第1領域12ではフラップ部9の柔軟性を保つことができる。
また、不織布(例えば、エアスルー不織布やスパンボンド不織布)等のようにシートを形成する融着部が、点(スルーエアーの場合、繊維の交絡点、スパンボンドの場合、エンボス部等)で形成されているものに関しては、フィルム等のように、かかる融着部が面で形成されているものに比べて、折り癖が付きにくく、柔軟性に富むことができる。
なお、図3に示すように、フラップ部9を構成する不織布90は、吸収体3と重なる部分で非肌当接面側に折り畳まれており、不織布90の折り畳まれた部分Aは、両側縁部Xよりも吸収性物品100の幅方向Wの外側に延出している。
また、フラップ部9の根元の部分は、ショーツへの装着時や取り外す場合に、引っ張られる等、特に力がかかりやすいため、資材の強度が弱いと破けやすくなるが、不織布90の折り畳まれた部分が、幅方向外側に延出することで、フラップ部9の根元の部分に、不織布が複数枚積層されることにより、強度が大きくなり破れにくくなる。
(本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の製造方法)
以下、図4乃至図6を参照して、本実施形態に係る吸収性物品100の製造方法について、簡単に説明する。
図4を参照して、本実施形態に係る吸収性物品100の製造方法の例1について説明し、図5を参照して、本実施形態に係る吸収性物品100の製造方法の例2について説明し、図6を参照して、本実施形態に係る吸収性物品100の製造方法の例3について説明する。
図4に示すように、第1に、連続搬送されている2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の間に、連続搬送されている表面シート1の連続体1Aが配置されるように、表面シート1の連続体1Aと2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2を接合することによって、第1連続体を形成する。
第2に、連続搬送されている第1連続体上に、吸収体3を配置する。
第3に、第1連続体における表面シート1の連続体1Aに対して、吸収体3を覆うように、連続搬送されている裏面シート4の連続体4Aを接合すると共に、第1連続体における2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の各々に対して、裏面シート4の連続体4Aと離間して連続搬送されているフラップ部用裏面シート5の連続体5A1、5A2をそれぞれ接合することによって、吸収性物品100の連続体を形成する。
ここで、表面シート1の連続体1Aと裏面シート4の連続体4Aとは、裏面シート4の連続体4Aに塗布された接着剤41によって接合され、フラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の各々とフラップ部用裏面シート5の連続体5A1、5A2とは、フラップ部用裏面シート5の連続体5A1、5A2の各々に塗布された接着剤51、52によって接合される。
第4に、連続搬送されている吸収性物品の連続体を、製品カッター40によって、吸収性物品100の形状となるように切断する。
このように製造することで、簡便に吸収性物品100を製造することができ、例えば、フラップ部用裏面シート5と裏面シート4の素材や止着材を変えることも可能である。
図5に示すように、第1に、連続搬送されている2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の間に、連続搬送されている表面シート1の連続体1Aが配置されるように、表面シート1の連続体1Aと2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2を接合することによって、第1連続体を形成する。
第2に、連続搬送されている第1連続体上に、吸収体3を配置する。
第3に、連続搬送されているフラップ部用裏面シート5の連続体5A1、5A2を、カッター50によって、フラップ部用裏面シート5の形状となるように切断する。
第4に、第1連続体における2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の各々に対して、切断されたフラップ部用裏面シート5を接合する。
第5に、第1連続体における表面シート1の連続体1Aに対して、吸収体3を覆うように、連続搬送されている裏面シート4の連続体4Aを接合することによって、吸収性物品100の連続体を形成する。
第6に、連続搬送されている吸収性物品の連続体を、製品カッター40(図示せず)によって、吸収性物品の形状となるように切断する。
なお、フラップ部用裏面シート5の搬送速度は、第1連続体における2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の搬送速度より遅く設定され、フラップ部90に対応する位置に切断されたフラップ部用裏面シート5が配置されるようになっており、フラップ部用裏面シート5の資材を無駄なく効率よく使用することができる。
図6に示すように、第1に、連続搬送されているフラップ部用裏面シート5の連続体5Aを、カッター50によって、形状5Bとなるように切断して、連続搬送されているフラップ部(不織布)90の連続体9Aの搬送方向における中心線付近の領域に配置する。
ここで、形状5Bとフラップ部(不織布)90の連続体9Aとは、フラップ部用裏面シート5の連続体5Aに塗布された接着剤51によって接合される。
第2に、カッター95によって、形状5Bが配置されたフラップ部(不織布)90の連続体9Aを、搬送方向の中心線に沿って2分割することによって、フラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2を形成する。
第3に、フラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の搬送位置を入れ替えた後、2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2の間に、連続搬送されている表面シート1の連続体1Aが配置されるように、表面シート1の連続体1Aと2つのフラップ部(不織布)90の連続体9A1、9A2を接合することによって、第1連続体を形成する。
第4に、連続搬送されている第1連続体上に、吸収体3を配置する。
第5に、第1連続体における表面シート1の連続体1Aに対して、吸収体3を覆うように、連続搬送されている裏面シート4の連続体4Aを接合することによって、吸収性物品100の連続体を形成する。
第6に、連続搬送されている吸収性物品100の連続体を、製品カッター40(図示せず)によって、吸収性物品100の形状となるように切断する。
予め形状5Bが配置されたフラップ部(不織布)90の連続体9Aを、途中で搬送方向の中心線に沿って2分割することにより、別々にシートを搬送するよりも、フラップ部用裏面シート5とフラップ部(不織布)90の位置ずれがしにくく、また、フラップ部用裏面シート5の資材を無駄なく効率よく使用することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品1によれば、フラップ部9において、第2領域13が第1領域12よりも、吸収性物品100の幅方向Wの外側に設けられているため、フラップ部9を下着に止着する際に、下着側へと自然に垂れ下がるために、容易にフラップ部9を折り畳むことができ、フラップ部9を折り畳み止着するまでの時間や手間を軽減することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品1によれば、フラップ部9の折り畳む領域(第1領域)が不織布のみによって形成されているため、かかる第1領域における通気性を向上させることができ、吸収性物品100の装着中の蒸れを軽減することができ、快適性が増すという効果を奏することができる。
本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品1によれば、第2領域13の周縁部が周辺部よりも剛性が高いため、フラップ部9を下着に止着する際に、第2領域13の縒れの発生を防ぐことができるため、吸収性物品100の装着時の修正時間を低減することができると共に、フラップ部用接着剤7同士が接合したままで下着に止着してしまうことに起因する接着力不足による製品剥がれといった装着ミスを減らすことができ、簡便性を増すことができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品1によれば、裏面シート4を構成する材料を通気性の高い材料として、フラップ部用裏面シート5を非通気性にして、全体に通気性の高い材料を使用するよりも、大きくコストダウンを行うことができる。
(第2の実施形態)
図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る吸収性物品100について説明する。以下、本発明の第2の実施形態に係る吸収性物品100について、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品100との相違点に着目して説明する。
図7に示すように、第2領域13の周縁部において、接合エンボス11Aが、断続的に設けられていてもよい。
また、フラップ部9と裏面シート4とを一体化する接合エンボス10Aも、断続的に設けられていてもよい。
このように構成することによって、第2領域13の剛性を、過度に高めることなく、吸収性物品100の装着の簡便性を実現することができる。
(第3の実施形態)
図8及び図9を参照して、本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品100について説明する。以下、本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品100について、本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品100との相違点に着目して説明する。
本実施形態に係る吸収性物品100は、昼用の生理用ナプキンに提供されることが想定されている上述の第1乃至第3の実施形態に係る吸収性物品100と異なり、夜用の生理用ナプキンに適用されることを想定しているため、図8及び図9に示すように、後ろ側の漏れを軽減するために、後方部分にも、フラップ部17を具備している。
前方部分に設けられているフラップ部9は、下着の衣服当接面側に折り畳まれるのに対して、後方部分に設けられるフラップ部17は、下着の肌当接面側に試着される。
本実施形態では、第1領域12を、前方部分のフラップ部9及び後方部分のフラップ部17の根元部分に設けている。
そのため、前方部分のフラップ部9は、第1乃至第3の実施形態の場合と同様に、垂れ下がって下着へと簡便に装着できることが望ましいが、後方部分のフラップ部17は、垂れ下がらずに平面であることが望ましい。
したがって、後方部分のフラップ部17には、第1領域12を跨ぐように第2領域13と吸収性物品100本体とを結ぶ剛性付与エンボス18が設けられている。
このように、剛性付与エンボス18を、後方部分のフラップ部17の前方領域及び後方領域付近に設けることで、後方部分のフラップ部17が、第1領域12において垂れ下がるのを防ぎ、装着性を向上させている。
なお、本実施形態において、更に多くの剛性付与エンボスを設けてもよいし、1本で太い剛性付与エンボス(後方部分のフラップ部17に対面する第1領域12を全て覆うようなもの)を設けてもよいし、後方部分にのみ別の部材を貼り付けて第1領域12の目付けを増やすように構成してもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の表面シート側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の裏面シート側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品のA-A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る吸収性物品の製造方法の一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る吸収性物品の表面シート側から見た平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品の表面シート側から見た平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る吸収性物品の表面シート側から見た平面図である。
符号の説明
100…吸収性物品
1…表面シート
2…セカンドシート
3…吸収体
4…裏面シート
5…フラップ部用裏面シート
6…本体用接着剤
7…フラップ部用接着剤
9…フラップ部
10、11…接合エンボス
12…第1領域
13…第2領域

Claims (5)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、該表面シートと該裏面シートとの間に配置される吸収体とを具備する吸収性物品であって、
    両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部を具備し、
    前記フラップ部において、不織布及び該不織布よりも平滑なシートからなる第2領域が、該不織布のみからなる第1領域に対して、前記吸収性物品の幅方向の外側に設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記第2領域の周縁部の少なくとも一部において、周辺部よりも高い剛性を有する部分が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記フラップ部を構成する前記不織布は、前記吸収体と重なる部分で非肌当接面側に折り畳まれており、
    前記不織布の折り畳まれた部分は、前記両側縁部よりも前記吸収性物品の幅方向の外側に延出していることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  4. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、該表面シートと該裏面シートとの間に配置される吸収体と、両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部とを具備する吸収性物品の製造方法であって、
    連続搬送されている2つの前記フラップ部の連続体の間に、連続搬送されている前記表面シートの連続体が配置されるように、該表面シートの連続体と該2つのフラップ部の連続体を接合することによって、第1連続体を形成する工程と、
    連続搬送されている前記第1連続体上に、前記吸収体を配置する工程と、
    前記第1連続体における前記表面シートの連続体に対して、前記吸収体を覆うように、連続搬送されている前記裏面シートの連続体を接合すると共に、該第1連続体における前記2つのフラップ部の連続体の各々に対して、該裏面シートの連続体と離間して連続搬送されているフラップ部用裏面シートの連続体を接合することによって、前記吸収性物品の連続体を形成する工程と、
    連続搬送されている前記吸収性物品の連続体を、前記吸収性物品の形状となるように切断する工程とを有することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  5. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、該表面シートと該裏面シートとの間に配置される吸収体と、両側縁部から側方に延出して形成されるフラップ部とを具備する吸収性物品の製造方法であって、
    連続搬送されている2つの前記フラップ部の連続体の間に、連続搬送されている前記表面シートの連続体が配置されるように、該表面シートの連続体と該2つのフラップ部の連続体を接合することによって、第1連続体を形成する工程と、
    連続搬送されている前記第1連続体上に、前記吸収体を配置する工程と、
    連続搬送されているフラップ部用裏面シートの連続体を、前記フラップ部用裏面シートの形状となるように切断する工程と、
    前記第1連続体における前記表面シートの連続体に対して、前記吸収体を覆うように、連続搬送されている前記裏面シートの連続体を接合すると共に、該第1連続体における前記2つのフラップ部の連続体の各々に対して、該裏面シートの連続体と離間して前記フラップ部用裏面シートを接合することによって、前記吸収性物品の連続体を形成する工程と、
    連続搬送されている前記吸収性物品の連続体を、前記吸収性物品の形状となるように切断する工程とを有することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
JP2008264544A 2008-10-10 2008-10-10 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法 Expired - Fee Related JP5371361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008264544A JP5371361B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008264544A JP5371361B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010088822A true JP2010088822A (ja) 2010-04-22
JP5371361B2 JP5371361B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=42252137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008264544A Expired - Fee Related JP5371361B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5371361B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047886A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Unicharm Corporation Absorbent Article
JP2013075099A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Unicharm Corp 吸収性物品
JP2013078559A (ja) * 2012-04-27 2013-05-02 Unicharm Corp 吸収性物品
US9233185B2 (en) 2012-03-30 2016-01-12 Unicharm Corporation Absorbent article
US9301885B2 (en) 2011-04-28 2016-04-05 Unicharm Corporation Absorbent article
US9314383B2 (en) 2012-03-30 2016-04-19 Unicharm Corporation Absorptive article
US9339423B2 (en) 2012-04-02 2016-05-17 Unicharm Corporation Absorbent article
US9351887B2 (en) 2012-04-02 2016-05-31 Unicharm Corporation Absorbent article
US9375356B2 (en) 2012-04-02 2016-06-28 Unicharm Corporation Absorbent article
US9375365B2 (en) 2012-02-29 2016-06-28 Unicharm Corporation Absorbent article
US9381268B2 (en) 2012-04-02 2016-07-05 Unicharm Corporation Absorbent article
US9387135B2 (en) 2012-02-29 2016-07-12 Unicharm Corporation Absorbent article
US9498387B2 (en) 2012-02-29 2016-11-22 Unicharm Corporation Absorbent article having bent sections
US9775751B2 (en) 2012-02-29 2017-10-03 Unicharm Corporation Absorbent article
JP6263585B1 (ja) * 2016-08-25 2018-01-17 大王製紙株式会社 吸収性物品
US10278873B2 (en) 2011-12-28 2019-05-07 Unicharm Corporation Absorbent article having a domed section and method of manufacturing same
US10322037B2 (en) 2012-02-29 2019-06-18 Unicharm Corporation Absorbent article
US10543132B2 (en) 2011-03-31 2020-01-28 Unicharm Corporation Absorbent article with blood modifying agent

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0565319U (ja) * 1992-02-18 1993-08-31 ユニ・チャーム株式会社 生理用ナプキン
JP2000500685A (ja) * 1996-06-11 2000-01-25 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー ひだのある下着カバー部品を有する吸収体
JP2001061884A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Uni Charm Corp ウィング部材を有する吸収性物品及びその製造方法
JP2002272786A (ja) * 2001-03-15 2002-09-24 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2004154351A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Kao Corp 吸収性物品
JP2004202146A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Kao Corp 吸収性物品、その製造方法及び粘着剤の塗工装置
JP2007105402A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Kao Corp 吸収性物品の製造方法
JP2008125727A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Kao Corp 吸収性物品及びその製造方法
JP2008136611A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Kao Corp 吸収性物品
JP2008188181A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Uni Charm Corp 吸収性物品

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0565319U (ja) * 1992-02-18 1993-08-31 ユニ・チャーム株式会社 生理用ナプキン
JP2000500685A (ja) * 1996-06-11 2000-01-25 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー ひだのある下着カバー部品を有する吸収体
JP2001061884A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Uni Charm Corp ウィング部材を有する吸収性物品及びその製造方法
JP2002272786A (ja) * 2001-03-15 2002-09-24 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2004154351A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Kao Corp 吸収性物品
JP2004202146A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Kao Corp 吸収性物品、その製造方法及び粘着剤の塗工装置
JP2007105402A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Kao Corp 吸収性物品の製造方法
JP2008125727A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Kao Corp 吸収性物品及びその製造方法
JP2008136611A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Kao Corp 吸収性物品
JP2008188181A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Uni Charm Corp 吸収性物品

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10543132B2 (en) 2011-03-31 2020-01-28 Unicharm Corporation Absorbent article with blood modifying agent
US9301885B2 (en) 2011-04-28 2016-04-05 Unicharm Corporation Absorbent article
WO2013047886A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Unicharm Corporation Absorbent Article
JP2013075099A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Unicharm Corp 吸収性物品
CN103841938A (zh) * 2011-09-30 2014-06-04 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品
US9770526B2 (en) 2011-09-30 2017-09-26 Unicharm Corporation Absorbent article
US10278873B2 (en) 2011-12-28 2019-05-07 Unicharm Corporation Absorbent article having a domed section and method of manufacturing same
US9375365B2 (en) 2012-02-29 2016-06-28 Unicharm Corporation Absorbent article
US9775751B2 (en) 2012-02-29 2017-10-03 Unicharm Corporation Absorbent article
US10772770B2 (en) 2012-02-29 2020-09-15 Unicharm Corporation Absorbent article
US10322037B2 (en) 2012-02-29 2019-06-18 Unicharm Corporation Absorbent article
US9387135B2 (en) 2012-02-29 2016-07-12 Unicharm Corporation Absorbent article
US9498387B2 (en) 2012-02-29 2016-11-22 Unicharm Corporation Absorbent article having bent sections
US9233185B2 (en) 2012-03-30 2016-01-12 Unicharm Corporation Absorbent article
US9314383B2 (en) 2012-03-30 2016-04-19 Unicharm Corporation Absorptive article
US9381268B2 (en) 2012-04-02 2016-07-05 Unicharm Corporation Absorbent article
US9351887B2 (en) 2012-04-02 2016-05-31 Unicharm Corporation Absorbent article
US9339423B2 (en) 2012-04-02 2016-05-17 Unicharm Corporation Absorbent article
US9375356B2 (en) 2012-04-02 2016-06-28 Unicharm Corporation Absorbent article
JP2013078559A (ja) * 2012-04-27 2013-05-02 Unicharm Corp 吸収性物品
JP6263585B1 (ja) * 2016-08-25 2018-01-17 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP2018029842A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 大王製紙株式会社 吸収性物品
WO2018037784A1 (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 大王製紙株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP5371361B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5371361B2 (ja) 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法
JP5164390B2 (ja) 吸収性物品
JP5123583B2 (ja) 吸収性物品
TW200932199A (en) Absorbent article
JP4732497B2 (ja) 吸収性物品
JP2009006065A (ja) 吸収性物品
JP6169413B2 (ja) 吸収性物品
JP6596706B2 (ja) 吸収性物品
JP5693267B2 (ja) 吸収性物品
WO2015002331A2 (ja) 吸収性物品
JP2015065980A (ja) 吸収性物品
JP5036279B2 (ja) 生理用ナプキン
JP2006239256A (ja) 陰唇間パッド
JP5475353B2 (ja) 被包装吸収性物品
WO2010143620A1 (ja) 吸収性物品
JP2016013194A (ja) 吸収性物品
JP2018015463A (ja) 吸収性物品
JP2009136600A (ja) 吸収性物品
JP3210014U (ja) 吸収性物品
JP2009000352A (ja) 吸収性物品
JP4953735B2 (ja) 吸収性物品及びその製造方法
JP2015188737A (ja) 体液吸収シート
JP5186331B2 (ja) 吸収性物品
JP4953734B2 (ja) 吸収性物品及びその製造方法
JP5887059B2 (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5371361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees