JP2000500685A - ひだのある下着カバー部品を有する吸収体 - Google Patents

ひだのある下着カバー部品を有する吸収体

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Abstract

(57)【要約】 吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及び失禁パッドが開示されている。この吸収体は、サイドフラップか、あるいは下着カバー部品(又は「サイドラッピング部品」)のどちからを有している。後者は、好ましくは装着者のパンティーのサイド部を自動的に包み込むものであり、通常のサイドフラップの代替装置を提供する。フラップ又はサイドラッピング部品は、生理用ナプキンの本体部の衣服側の下で、生理用ナプキンの長手方向中心線の方へ折り畳まれている。折り畳まれた部分は、本体部の衣服側に、本体部の長手方向縁部から側面方向に内側の一点において固定されている。フラップ又はサイドラッピング部品は、長手方向中心線から外側に離れて折り返され、各フラップ又はサイドラッピング部品の少なくとも1つの部位、好ましくは2つの部位以外は、そこから外側に延びている。少なくとも1つの部位において、フラップ又はサイドラッピング部品の端部におけるいくつかの部分は、本体部の衣服側に固定されている。また、フラップ又はサイドラッピング部品は、その中に少なくとも1つの伸展性ゾーンを有している。

Description

【発明の詳細な説明】 ひだのある下着カバー部品を有する吸収体 発明の分野 本発明は、吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及び失禁パ ッドに関する。より詳しくは、本発明は、サイドフラップか、あるいは下着カバ ー部品(又は「サイドラッピング部品」)のどちからを有する生理用ナプキンに 関する。後者は、下着が引張り上げられた時に、好ましくは装着者の下着のサイ ド部を自動的に包み込み、通常のサイドフラップの代替装置としての働きをする 。 発明の背景 例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及び失禁パッド等の吸収体は、 一般に下着の股部に装着される装置である。これらの装置は、人体から生じる液 体及びその他の排出物を吸収して保持し、体と衣類が汚れるのを防ぐように設計 されている。生理用ナプキンは、パンティーの中に女性が装着する一種の吸収体 であり、これは通常、装着者の脚の間の体の会陰部に隣接して配置される。サイ ドフラップ(又はウイング)を備えた、あるいは備えていない生理用ナプキンは どちらも、文献に開示されており、市場で入手し得る。 生理用ナプキンにフラップが設けられている場合、フラップは、中央吸収手段 から側面方向に延びており、股部において装着者のパンティーの縁部の周りで折 り畳まれる。通常、フラップには、このフラップを装着者のパンティーの下側に 付着させるか、あるいは反対側のフラップに付着させるための接着手段が備えら れている。このようなフラップは、滲出物が装着者のパンティーの縁部を汚すの を防ぐのに特に効果がある。 様々な種類のフラップを有する生理用ナプキンが、次の特許に開示されている 。すなわち、1987年8月18日にVan Tilburgに発行された、発 明の名称が「フラップを備えた造形生理用ナプキン(Shaped Sanit ary Napkin With Flaps)」という米国特許第4,687 ,478号;1986年8月26日にMattinglyに発行された、発明の 名称が「生理用ナプキン接着手段(Sanitary Napkin Atta c hment Means)」という米国特許第4,608,047号;1986 年5月20日にVan Tilburgに発行された、発明の名称が「生理用ナ プキン(Sanitary Napkin)」という米国特許第4,589,8 76号、及びこれの、1993年4月27日に発行された再審査証明書である再 審査特許第B1 4,589,876号;1981年8月25日にMcNair に発行された、発明の名称が「生理用ナプキン(Sanitary Napki n)」という米国特許第4,285,343号;1968年8月20日にRic kardに発行された、発明の名称が「下着用使い捨て生理用シールド(Dis posable Sanitary Shield For Undergar ments)」という米国特許第3,397,697号;及び1957年4月2 日にClarkに発行された、発明の名称が「生理用ナプキン(Sanitar y Napkin)」という米国特許第2,787,271号である。 通常のフラップを有する生理用ナプキンのいくつかの変形例も、特許文献に開 示されている。例えば、Mavinkurveに発行された米国特許第4,91 1,701号は、中央吸収体の体側部分に、より大きな凸形状を与え、パンティ ーにウイング付きナプキンの実施態様のフラップを接着剤なしで配置することが できるようにする弾性ストランドを有する生理用ナプキンを開示している。Sa lernoに発行された米国特許第4,940,462号は、長手方向に膨張し うるフラップの付いた生理用ナプキンを開示している。フラップは、装着者のパ ンティーの外側の上に折り被さり、ついで膨張してパンティーの輪郭に合うよう に設計されている。しかしながらSalernoの特許は、フラップを装着者の パンティーの下側で定位置に保持するために、通常の接着剤留め具が必要である ように見える。 Mavinkurve及びSalernoの引例の両方に見られるフラップ構 成のもう1つの欠点は、吸収性要素の長手方向サイド部に直接、膨張し得るフラ ップを接着させることから、吸収性要素の圧縮によってフラップが横断方向に内 側に縮むという問題を生じることである。これらの引例に見られる生理用ナプキ ンの吸収性部品のこぶ形成(bunching)、例えば装着者の脚による圧縮 により引起こされたものによって、フラップは装着者のパンティーのある一定の 区域をカバーする能力を失うことになる。 次のようないくつかの生理用ナプキンが文献に開示されている。すなわち、装 着者がパンティーを引張り上げるという単純な動作によって、装着者のパンティ ーのサイド部の周りに自動的に巻き付く通常のフラップに代る装置が備えられて いるナプキンである。自動的に巻き付く種類の生理用ナプキンは、次の特許に記 載されている。すなわち、1994年2月3日にLavashらの名前で公告さ れた、発明の名称が「パンティーのサイド部を自然に包み込むパンティーカバー 部品を有する吸収体(Absorbent Articles Having panty Covering Components That Natur ally Wrap The Sides of Panties)」というP CT公告番号第WO 94/02096号、及び1995年2月2日にWein bergerらの名前で公告された、発明の名称が「伸展性ゾーンを備えた下着 カバー部品を有する吸収体(Absorbent Articles Havi ng Undergarment Covering Components With Zones of Extensibility)」というPCT公 告番号第WO 94/03025号である。 Lavashの特許、Van Tilburgの特許、及びPCT公告に記載 されている生理用ナプキンはうまく機能するが、そこに記載されている構造に対 する改良への探求は続けられている。例えば、特にこれらの生理用ナプキンのサ イドラッピング部品の末端部におけるいくつかの部分が、時として装着者のパン ティー弾性部によってその上に加えられる力に応じて、上方に裏返され、生理用 ナプキンのトップシートの上に折り被さる傾向があることがわかった。これは、 結果として装着者に不快感を与えることがあり、サイドラッピング要素を、その 意図された包み込み位置から移動させることもある。同様に、フラップ又はサイ ドラッピング部品に、伸展性ゾーンが備えられている場合、この伸展性は、フラ ップ又はサイドラッピング部品が様々に異なるサイズ及び型のパンティーに合う ように適切に調節されるように、吸収体の本体部分の下から始まるのが望ましい ことも分かった。この様々なパンティーに合わせるという役割は、フラップ又は サイドラッピング部品が、吸収体の本体部品、例えば吸収体のトップシート、バ ックシート、あるいは両方の一体的延長部である場合に特に難しいものであるこ とが分かった。 従って、フラップ又はサイドラッピング部品の末端部が上方へ裏返され、生理 用ナプキンのトップシートの上に折り被さる傾向を減らすような、サイドフラッ プ又は通常のフラップに代るものが備えられている吸収体、例えば生理用ナプキ ンが必要とされている。 そこで、本発明の目的は、このようなサイドラッピング部品の末端部が上方へ 裏返され、生理用ナプキンのトップシートの上に折り被さる傾向を減らすような 改良構造が備えられている吸収体、例えば生理用ナプキンを提供することにある 。 また、本発明の他の目的は、フラップが、吸収体の本体部から一体的に延長さ れた延長部である場合、吸収体の吸収性コアの少なくとも一部の下に位置し、そ の中に示差伸展性ゾーンを備えたフラップを有する吸収体、例えば生理用ナプキ ンを提供することにある。 更に、本発明の他の目的は、吸収体の吸収性コアが装着者の脚によって圧縮さ れた時に、フラップ又はサイドラッピング部品上の望ましくない作用を減らすた めの代替手段を有する吸収体、例えば生理用ナプキンを提供することにある。 本発明のこれらの目的及びその他の目的は、次の記載を参照して考慮される場 合、かつ添付図面と共に考えられる場合に、より容易に明らかになるであろう。 発明の概要 本発明は、吸収体、例えば生理用ナプキンを提供する。本発明の生理用ナプキ ンは、サイド汚れ(すなわちパンティー股部の縁部の汚れ)を減らすために、装 着者のパンティーにカバーを与える一対のサイドフラップか、あるいは下着カバ ー部品(又はサイドラッピング部品)のどちらかを有している。 生理用ナプキンは、本体部を有しており、この本体部は、液体浸透性トップシ ート、トップシートに接着された液体不浸透性バックシート、及びトップシート とバックシートとの間に配置された吸収性コアを備えている。フラップ又はサイ ドラッピング部品は、好ましくは、トップシートとバックシートのうちの少なく とも1つから一体的に延長された延長部を有している。フラップ又はサイドラッ ピング部品は、装着者の下着の股部縁部を超えて延びている一対の柔軟性部品を 備えている。フラップ又はサイドラッピング部品には、各々、好ましくは、少な くとも1つの伸展性ゾーン、好ましくは2つの間隔をあけて配置された伸展性ゾ ーンが備えられている。伸展性ゾーンとは、サイドラッピング部品の隣接部位よ りも大きな範囲で延伸したサイドラッピング部品の領域である。フラップ又はサ イドラッピング部品は、好ましくは、フラップ又はサイドラッピング部品の横断 方向中心線の両側に、少なくとも1つの伸展性ゾーンを備えており、フラップ又 はサイドラッピング部品の横断方向中心線に沿って、比較的剛性が有って伸展性 が少ない中間部位を備えている。フラップ又はサイドラッピング部品を形成する トップシート、バックシート、あるいは両方の延長部には、ひだが付けられ、本 体部の衣服側に接着されている。 より特定すれば、フラップ又はサイドラッピング部品は、生理用ナプキンの本 体部分の衣服側の下で、生理用ナプキンの長手方向中心線の方へ折り畳まれる。 折り畳まれた部分は、本体部分の衣服側に、本体部分の長手方向サイド縁部から 側面方向に内側の1点において固定される。フラップ又はサイドラッピング部品 は、長手方向中心線から外側に離れて側面方向に折り返され、各フラップ又はサ イドラッピング部品の少なくとも1つの部位、好ましくは2つの部位以外は、そ こから外側へ自由に延びている。少なくとも1つの部位において、フラップ又は サイドラッピング部品の末端部にあるいくつかの部分は、本体部の衣服側に固定 されている。このようにしてフラップ又はサイドラッピング部品の末端部のいく つかの部分を固定させること、及びこれを、本体部の体側の平面の下において吸 収性コアの下に折り畳んで接着させることによって、フラップ又はサイドラッピ ング部品の末端部が、上方に裏返されてトップシートに被さり、装着者に不快感 を引起こしたり、及び/又は装着者の下着のカバーができなくなるのを防ぐのに 役立つ。 図面の簡単な説明 明細書は、本発明を構成すると見做される主題を特に指摘し、明確にクレーム する特許請求の範囲で結論付けてはいるが、本発明は、添付図面と共に考慮され る次の記載から、よりよく理解されると考えられる。 図1は、サイドフラップを有する本発明の生理用ナプキンの上部平面図である 。 図2は、図1の2−2線に沿う、図1に示された生理用ナプキンの横断面図で ある。 図3は、図1に示された生理用ナプキンの底部の平面図であり、下部構造を示 すために、その中の剥離紙の一部が剥がされている。 図4は、本発明の生理用ナプキンの上部の平面図であり、サイドフラップの代 りに、装着者の下着のサイド部の周りで自動的に折り畳まれるサイドラッピング 部品が設けられている状態を示している。 図5は、本発明の生理用ナプキンの上部の平面図であり、他の形状を有する生 理用ナプキンのサイドラッピング部品が設けられている状態を示している。 発明の詳細な説明 図1〜3は、本発明の使い捨て吸収体20の1つの好ましい実施態様を示す。 本発明は、吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及び失禁パッ ドに関する。図1〜3に示すように、生理用ナプキン20は、本体部22と、装 着者のパンティーのサイド部の周りで折り畳むための一対のサイドフラップ24 とを有している。 生理用ナプキン20は、2つの表面、即ち、装着者の体と接触する液体浸透性 の表面即ち「体側表面」20Aと、液体不浸透性の衣服側表面20B(図2参照 )とを有する。図1には、生理用ナプキン20を、その体側表面20Aから見た 状態が示されている。体側表面20Aは、装着者の体の近くに装着される。生理 用ナプキン20の衣服側表面20B(図2参照)は、体側表面20Aの反対側に 位置付けられており、生理用ナプキン20を装着した時に、装着者の下着に隣接 して配置される。 生理用ナプキン20には、2つの中心線、即ち、長手方向中心線Lと横断方向 中心線Tとが規定されている。本明細書中で用いられている「長手方向」という 用語は、生理用ナプキン20が装着された時に、立っている装着者を左半身と右 半身とに二分する垂直平面と略一直線になる(例えば、略平行になる)生理用ナ プキン20の平面内の線、軸、又は方向のことを言う。また、本明細書中で用い られている「横断方向」又は「側面方向」という用語は、相互に交換可能であり 、長手方向に対して略垂直な生理用ナプキン20の平面内にある、線、軸、又は 方向のことを言う。 図1には、フラップ24を除いた生理用ナプキン20の本体部22の主要な構 成が示されている。本体部22は、互いに離れて配置された2つの長手方向縁部 26と、互いに離れて配置された2つの横断方向縁部(あるいは「横断方向端部 」)28を有する。これらの縁部は、共に、本体部の周縁部30を形成する。ま た、本体部は、第一端部領域32と第二端部領域34と呼ばれる2つの末端領域 を有している。これら第一端部領域32と第二端部領域34との間には、中央領 域36が配置されている。第一端部領域32及び第二端部領域34は、中央領域 36の縁部から外側向かって、本体部の長さの約1/8〜約1/3だけ延びてい る。中央領域36及び2つの端部領域32,34を有する生理用ナプキンの詳細 な説明は、1987年9月1日にHigginsに発行された米国特許第4,6 90,680号に含まれている。 生理用ナプキン20の本体部22は、比較的厚い、中程度に厚い、比較的薄い 、あるいは非常に薄いか、あるいは「超薄型」のものも含めて任意の厚さに構成 することができる。Osbornに発行された米国特許第4,950,264号 及び第5,009,653号に記載されている「超薄型」生理用ナプキン20は 、約3ミリメートルよりも小さい厚さを有する。図1〜図3の実施態様では、そ の一例として、中程度の厚さの本体部22を有する生理用ナプキン20が示され ている。図1〜図3に示されている生理用ナプキンは、単に好ましい実施態様の 1つにすぎず、これは、この型の吸収体にも、図面に示されている特別な形状を 有する吸収体にも限定されるわけではない。 図2には、生理用ナプキン20の本体部22を構成する個々の部品が示されて いる。生理用ナプキンの本体部22は、少なくとも3つの主要部品を備えている 。これらの部品は、液体浸透性トップシート38、液体不浸透性バックシート4 0、トップシート38とバックシート40との間に配置された吸収性コア42か ら構成されている。また、本本部22は、本発明の技術分野で知られたその他の あら ゆる任意の部品を含目手構成することができる。例えば生理用ナプキン20は、 トップシート38と吸収性コア42との間に、前記Osbornの特許に記載さ れているようなワイプ受入れシートを配置して構成してもよい。あるいはまた、 これに加えて、生理用ナプキン20は、吸収性コア42とバックシート40との 間に、任意の織物組織層を配置して構成してもよい。その他の多数の実施態様も 可能である。トップシート、バックシート、及び吸収性コアは、本発明の技術分 野で知られている様々な形状に組立てることができる(いわゆる「サンドイッチ 」製品、及び「管状」製品も含む)。 いくつかの好ましい生理用ナプキン形状は、一般に次の特許に記載されている 。即ち、1982年3月30日にAhrに発行された、「縁のある使い捨て吸収 体(Bordered Disposable Absorbent Arti cle)」という米国特許第4,321,924号;1984年1月10日にD esMaraisに発行された、「複合生理用ナプキン(Compound S anitary Napkin)」という米国特許第4,425,130号;1 990年8月21日にOsbornに発行された、「柔軟性のある薄い生理用ナ プキン(Thin,Flexible Sanitary Napkin)」と いう米国特許第4,950,264号;1994年5月3日にSnellerら に発行された、「弾性化生理用ナプキン(Elasticized Sanit ary Napkin)」という米国特許第5,308,346号;1993年 7月22日にLavashらの名前で出願された、発明の名称が「パンティーの サイド部を自然に包み込むパンティーカバー部品を有する吸収体(Absorb ent Artlcles Having Panty Covering C omponents That Naturally Wrap the Si des of Panties)」という、許可された米国特許出願番号第08 /096,121号:及び1993年9月17日にMansfieldの名前で 出願された、発明の名称が「弾性様挙動を示す伸展性ウエブ材料を備えたパンテ ィーカバー部品を有する吸収体(Absorbent Articles Ha ving Panty Covering Components Compr ising Extensible Web Materials Which Exibit Elastic−Like Behavior)」という、許可 された米国特許出願番号第08/124,180号である。生理用ナプキンの本 体部分22はまた、次の特許に記載されている生理用ナプキン等のように、1つ 又はそれ以上の伸展性部品を具備していてもよい。すなわち、どちらも1992 年7月23日にOsbornらの名前で出願された、米国特許出願番号第07/ 915,133号、及び第07/915,284号であって、後者の出願の継続 出願は、1995年7月18日に出願され、許可された米国特許出願番号第08 /503,895号として現在出願中のものである(原出願は、どちらも199 3年2月4日に公告されたPCT公告番号第WO 93/01785号及び第9 3/01786号に対応する)。 図1〜図3には、サンドイッチ構成に組立てられた生理用ナプキン20の好ま しい実施態様が示されている。この実施態様において、トップシート38及びバ ックシート40は、吸収性コア42よりも大きな長さ寸法及び幅寸法を有してい る。図1〜図3に示されている生理用ナプキンの本体部22には、エンボス加工 によって形成された一対のエンボス溝48が設けられており、これらの溝は、S nellerらに発行された米国特許第5,308,346号に記載されている ものに似ている。トップシート38及びバックシート40は、吸収性コア42の 縁部を超えて延びており、これによって周縁部30の部分が形成される。本発明 の生理用ナプキン20は、一対のサイドフラップ24を備えており、これは、本 体部22の長手方向縁部26を越えて、側面方向に外側に向かって、その近位縁 部44からその遠位縁部46まで延びている。 サイドフラップ24は、本体部22のトップシート38及びバックシート40 から一体的に延長された延長部である。しかしながら、サイドフラップ24は、 あらゆる適切な方法で本体部22に接着させることができる。本明細書中で用い られている「接着された」という用語は、ある部品を他の部品に直接付着させる ことによって、ある部品を他の部品に直接固定させる形態;それ自体が他の部品 に付着されている中間部材にある部品を付着させることによって、ある部品を間 接的に他の部品に固定される形態;ある部品が他の部品と一体化している形態、 即ち、ある部品が実質的に他の部品の一部である形態をも含めた概念である。従 って他の実施態様において、サイドフラップ24は、本体部22の衣服側に接着 されている2つの別々の部品で構成してもよい。さらに他の実施態様において、 2つの別々の部品を備える代りに、単一の部品でサイドフラップ24を構成して もよく、あるいは、各サイドフラップ24を複数の部品で構成してもよい。 サイドフラップ24は、生理用ナプキン20の本体部22から一体的に延長さ れた延長部であるため、サイドフラップ24は、生理用ナプキンの本体部22の 構成に用いられている材料のどれから作られていてもよい。図1〜図3に示され ている実施態様におけるサイドフラップ24は、好ましくは、2つの材料を重ね て形成したラミネート、立体形成フィルム、例えばポリエチレンフィルムバック シート材料のような液体不浸透性裏地を備えている。立体形成フィルムは、好ま しくは、ドリウイーブ(DRI−WEAVE)として知られている開口フィルム である。これは、オハイオ州シンシナティ(Cincinnati,Ohio) のザ・プロクター・アンド・ギャンブル社(The Procter & Ga mble Company)によって、Radelらに発行された米国特許第4 ,342,314号、及びAhrらに発行された米国特許第4,463,045 号に基づいて製造されている生理用ナプキンのトップシートとして用いられてい るものである。ポリエチレンバックシート材料は、好ましくは約0.4〜1.5 ミル、より好ましくは約1ミルの厚さを有するLLDPEを具備するフィルムで ある。好ましいポリエチレンフィルムは、#P18−1401として知られてお り、オハイオ州シンシナティのクロペイ社(Clopay Corporati on)から入手されるものである。ポリエチレンフィルムは、あらゆる適切な方 法で開口成形フィルムに接着することができる。好ましくはポリエチレンフィル ムは、接着剤の螺旋状塗布によって、開口成形フィルムに接着される。 サイドフラップ24は、フラップ横断方向中心線T1を有する。サイドフラッ プ24は、種々の形状を適用することができる。サイドフラップ24として好ま しい形状は、次の特許に記載されている。すなわち、1986年5月20日にV an Tilburgに発行された、発明の名称が「生理用ナプキン」という米 国特許第4,589,876号、及びこれの、1993年4月27日に発行され た再審査証明書である再審査特許第B1 4,589,876号;1987年8 月18日にVan Tilburgに発行された、発明の名称が「フラップを備 えた造形生理用ナプキン」という米国特許第4,687,478号;1994年 1月25日にOsbornらに発行された、発明の名称が「タックのあるフラッ プを有する吸収体(Absorbent Article Having Tu cked Flaps)」という米国特許第5,281,209号;1994年 9月6日にNiiharaに発行された、発明の名称が「内側に折り畳まれたひ だのあるフラップを有する吸収体」という米国特許第4,344,416号;及 び1995年2月14日にLavashらに発行された、発明の名称が「フラッ プ及び示差伸展性ゾーンを有する吸収体(Absorbent Article Having Flaps and Zones of Different ial Extensibility)」という米国特許第5,389,494 号である。特に好ましい実施態様において、サイドフラップ24には、Lava shらの特許に記載されている、示差伸展性ゾーンが備えられている。 図1〜図3には、フラップ24が、第一折り目(あるいは第一折り畳み線)6 8に沿って、生理用ナプキンの本体部22の衣服側22bに、生理用ナプキンの 長手方向中心線の方へ折り畳まれている状態が示されいる。図2では、本体部2 2の長手方向縁部26から側面方向に内側に位置する(好ましくは1つの線に沿 った)第一接合区域と呼ばれる部位にあるいくつかの点において、折り畳まれた 部分70が、本体部22の衣服側22bに接着されているが示されている。サイ ドフラップ24は、好ましくは、その近位縁部44間に約30〜60mm、より 好ましくは約40〜50mmの隙間を有するように折り畳まれる。折り畳まれた 第一部分70は、あらゆる適切な方法で、例えば接着剤72によって、本体部2 2の衣服側22bに接着させることができる。フラップ24は、長手方向中心線 Lから外側に離れて、第二折り目(あるいは第二折り畳み線)74に沿って側面 方向に折り返され、折り畳まれた第二部分76は、各サイドフラップ24の少な くとも1つの部位、好ましくは2つの部位以外は、そこから外側へ自由に延びて いる。 各サイドフラップ24の少なくとも1つの部位において、フラップ24の端部 80(図3参照)は、本体部22の衣服側22bへ接着されている。フラップ2 4の長手方向末端部(又は「末端」)は、フラップ横断方向中心線から長手方向 に離れて配置されており、フラップ24が延ばされる時に、本体部22の長手方 向縁部26の直下に配置される。サイドフラップ24の端部80は、あらゆる適 切な接着メカニズムによって、本体部22の衣服側に接着させることができる。 適切な接着メカニズムには、接着剤等が含まれるが、これに限定されるわけでは ない。示されている実施態様において、フラップ24の端部80は、例えば本体 部分22の末端部において周辺シール(又はクリンプシール)を生理用ナプキン の周縁部の周りに又はその一部の周りに形成する際に用いられる熱及び/又は圧 力方法によって、本体部22に接着される。フラップ24は、吸収性コア42の 下(トップシートの平面の下)から延びている。これに対して、サイドフラップ 24は、接着点と本体部の長手方向縁部26との間で、生理用ナプキン20の本 体部22の衣服側22bに接着されていない。 図1〜図3に示されている生理用ナプキン20において、サイドフラップ24 は各々、その中に少なくとも1つ、好ましくは2つの伸展性ゾーンを有している 。図1〜図3に示されているように、伸展性ゾーン56は、主として横断方向に 伸展させることが可能である(すなわち、これらは長手方向よりも横断方向によ り伸展性がある)。図4に示されている他の実施態様において、伸展性ゾーン5 6は、主として長手方向に伸展させることが可能である。その他の実施態様にお いて、伸展性ゾーン56は、長手方向と横断方向との間のあらゆる方向に、ある いは1つ以上の方向に伸展させることが可能である。サイドフラップ24のすべ ての伸展性ゾーン56の伸展性は、同じ方向にあってもよい。あるいはまた、伸 展性ゾーン56の1つ又はそれ以上は、異なる方向に伸展性があってもよい。 サイドフラップを有する実施態様における伸展性ゾーン56は、好ましくは、 パンティーに生理用ナプキンを装着することに関連した力を受けた場合、主とし て横断方向に伸展性がある実施態様では、好ましくは約40%〜約150%、よ り好ましくは約70%〜約120%、最も好ましくは約90%〜約100%延び ることが可能であり、長手方向と横断方向との間に伸展性がある実施態様では、 約50%延びることができる。好ましくは、伸展性ゾーン56は、1インチあた り約100〜200グラム重より小さい力(約40〜80gf/cm)の下で、 より好ましくは1インチあたり約50グラム重(約20gf/cm)の下で、こ のような延伸を行なうことができる。また、伸展性ゾーン56は、弾性又は伸縮 性を有すること無く、伸展可能であることのが好ましい(この場合、別々の弾性 バンドが、延伸状態において、引き伸ばされてサイドラッピング部品50に接着 される)。 サイドフラップ24には、非限定的な数の種々の方法で伸展性ゾーン56を設 けることが可能である。例えば、サイドフラップ24は、伸展性ゾーンに伸展性 部位を構成するように、実質的に非伸展性の材料を備えていてもよい。伸展性部 位は、あらゆる適切な方法で構成することができる。これらの方法には、機械的 歪、コルゲーティング、「リングローリング」、加熱及び変形、サイドフラップ 24のいくつかの部分を、合わせ(mating)プレート間で圧縮させる方法 等が含まれるが、これらに限定されるわけではない。 図1〜図3に示されている実施態様では、サイドフラップ24の2つの領域を リングローリング(あるいは予備コルゲーティング)して形成した伸展性ゾーン 56が設けられている。「リングローリング」という用語は、サイドフラップ2 4を備えている材料を、かみ合い歯を有する一対の波形ロールの間に送って得ら れた歪/活性化のことを言う。リングローリングの適切な方法は、次の特許に記 載されている。すなわち、1978年8月15日にSissonに発行された米 国特許第4,107,364号、1989年5月30日にSabeeに発行され た米国特許第4,834,741号、1992年9月1日にGerald M. Weberらに発行された米国特許第5,143,679号、1992年10月 20日にKenneth B.Buellらに発行された米国特許第5,156 ,793号、及び1992年12月1日にGerald M.Weberらに発 行された米国特許第5,167,897号である。 図1〜図3に示されている実施態様において、サイドフラップ24には、長手 方向中心線Lと略平行な折り畳み線60を有する、リングロールされた波形が設 けられている。折り畳み線60は、長手方向中心線と、0°以上〜180°以下 のあらゆる角度で形成していてもよい。例えば別の実施態様において、リングロ ーリングは、折り畳み線60が、長手方向中心線Lと、約40°〜45°の角度 を形成するように行なわれてもよい。さらに別の実施態様において、リングロー リングは、波形の中にある折り畳み線60が、主として長手方向に伸展性がある 伸展性ゾーン56を生じるように、略横断方向に向けられるように行なわれても よい。 生理用ナプキン20の衣服側表面20Bには、生理用ナプキンを装着者の下着 に接着させるための留め具を設けてもよい。図3には、生理用ナプキンの本体部 22を下着の股部に固定させるのに適した中央パッド留め具62が示されている 。止め具としては、この技術分野で知られているあらゆる種類の留め具を用いる ことができる。接着剤を備える留め具が、この目的のためには良好な働きをする ことが分かっているが、感圧接着剤が好ましい。生理用ナプキン20が使用のた めに配置される前、接着剤留め具が用いられている場合は、接着剤は一般に、除 去しうるカバーストリップ又は剥離ライナー66で覆われて、使用前に接着剤が パンティーの股部以外の表面に接着しないようにされている。適切な剥離ライナ ーは、米国特許第4,917,697号に記載されている。 図3において、生理用ナプキン20は、この生理用ナプキン20の横断方向中 心線Tに沿って位置付けられた各サイドフラップ24上に、接着性のサイドフラ ップ留め具64を有している。サイドフラップ留め具64は、このサイドフラッ プ留め具64が、使用前に無関係な表面に接着しないように、別々に除去するこ とができる剥離ライナー67で覆わうことが可能である。サイドフラップ留め具 64に用いることができる適切な剥離ライナーは、1994年5月23日に出願 された米国特許出願番号第08/247,912号に記載されている。これは、 Osbornの名前で、もとは1990年6月5日に出願された、発明の名称が 「一体型剥離ストリップを備えたフラップを有する吸収体(Absorbent Article Having Flaps With Unitary R elease Strip)」というものである(1991年12月12日に公 告されたPCT公告番号第WO 91/18574号)。その他の実施態様にお いて、フラップ24は、フラップ保持部材に接着された、一体型剥離部材を有し ていてもよい。このフラップ保持部材は、例えば1996年5月28日にLav ashらに発行された米国特許第5,520,676号に記載されているような も のであり、フラップ接着剤を覆うためのものである。その他の実施態様において 、フラップ24は、1994年1月6日にLavashらの名前で公告された、 PCT公告番号第WO 94/00093号に記載されているような、フラップ 接着剤用の一体型剥離材料を備えていてもよい。他の実施態様において、中央パ ッド留め具62は、剥離ライナー66が、生理用ナプキン用の個別包装としても 用いうる剥離ラッパーを備えているような配列によって覆われていてもよい。生 理用ナプキン用の個別包装として用いられる適切な剥離ライナーは、一般にSw ansonらに発行された米国特許第4,556,146号に記載されている( これは3つに畳まれた生理用ナプキン及びラッパーを開示している)。 図4には、本発明の生理用ナプキン20の他の実施態様が示されている。この 生理用ナプキンは、装着者の下着を引っ張り上げた時に、その下着のサイド部を 自動的に包み込むように構成された下着カバー部品(又は「サイドラッピング部 品」)50を有している。サイドラッピング部品50は、あらゆる適明なサイズ 及び形状に構成することができる。サイドラッピング部品50は、近位縁部52 と遠位縁部54とを有している。サイドラッピング部品の遠位縁部54は、好ま しくは、本体部22の長手方向縁部26を越えて外側に向かって、本体部22の 幅の約1/2又はそれ以下の距離だけ延びている。 図4に示されている生理用ナプキン20のサイドラッピング部品50には、好 ましくは、同じ種類のひだ形状が施されており、サイドフラップを有する実施態 様に関連して、上述したような伸展性ゾーン56を含むその他の部材が備えられ ている。サイドラッピング部品50は、このサイドラッピング部品50の遠位縁 部から、もう1つのサイドラッピング部品の遠位縁部までの距離が、約120m mとなるように構成される。好ましくは、サイドラッピング部品50は、その遠 位縁部54から約40mm内側に付着され、且つ、近位縁部52間に約30mm 〜60mm、より好ましくは約40mm〜50mmの隙間を有するように折り畳 まれる。 本発明の実施態様におけるサイドラッピング部品50は、次のような特許の下 着カバー部品について記載された大きさ及び特徴のどれを有していてもよい。こ れらの特許とは、Lavashら及びMansfieldらの名前で出願された 米国特許出願番号第08/096,121号、及び第08/124,180号、 及び1994年7月20日にWeinbergerらの名前で出願されている、 許可された米国特許出願番号第08/277,733号であり、これらはすべて 参照して本発明に組込まれる。 サイドラッピング部品を有する実施態様における伸展性ゾーン56は、好まし くは、生理用ナプキンをパンティーに装着することに関連した力を受けた場合、 約20%又は30%〜約80%、より好ましくは約40%〜約70%、最も好ま しくは約60%〜約70%延伸し得る。好ましくは、伸展性ゾーン56は、1イ ンチあたり約100〜200グラム重より小さい力(約40〜80gf/cm) の下で、より好ましくは1インチあたり約50グラム重(約20gf/cm)よ り小さい力の下で、このような延伸を行なうことができる。伸展性ゾーン56に おけるあらゆる固有(inherent)弾性(すなわち伸展性ゾーンを備える 材料がそのもとの大きさに戻るあらゆる傾向)は、好ましくは比較的低いか、存 在しない。 伸展性ゾーン56は、生理用ナプキン20がパンティーに配置される時、サイ ドラッピング部品50がパンティー縁部の周りで折り畳まれる前に、装着者のパ ンティー縁部がサイドラッピング部品50の遠位縁部54と交差する場所に位置 するのがよい。パンティー縁部がサイドラッピング部品50の遠位縁部54と交 差する2点間の距離は、パンティーのサイズ及び型によって様々である。これら 2点間の代表的な距離は、約85mmである。パンティー縁部がサイドラッピン グ部品50の遠位縁部54と交差する点の長手方向に内側に(すなわちサイドラ ッピング要素の横断方向中心線T1の方へ)配置されているような、伸展性ゾー ン56のいくつかの部分がある。非常に様々なパンティーサイズ及び型をフィッ トさせるためには、パンティー縁部がサイドラッピング部品50の遠位縁部54 と交差する点間にある伸展性ゾーンのいくつかの部分の各々が、約10〜15m m又はそれ以上延びることができること、及び各サイドラッピング部品のこれら の部分にある組合わされた伸展性が、約20〜30mm又はそれ以上であるのが 好ましい。サイドラッピング部品50の横断方向中心線の向かい合った側にある 伸展性ゾーン56内の点間の長手方向距離は、好ましくは約20mm〜約150 mm、より好ましくは約30〜130mm、最も好ましくは約30〜100mm である。 図4に示されているように、サイドラッピング部品50は、好ましくは、伸展 性ゾーン56間に位置する略台形の中間部即ち中間ゾーン58を有している。こ の中間部58は、好ましくは、サイドラッピング部品の遠位縁部54の一部を構 成している。この中間部58は、伸展性ゾーン56よりも剛性である(すなわち 曲げに対する抵抗性がより高い)。中間部58は、伸展性ゾーン56を有するサ イドラッピング部品の部分よりも伸展性が少なくてもよい。中間部58は、曲げ 及びしわ(crumpling)に対して大きな抵抗力を付与するようになって いるため、サイドラッピング部品は、装着者の大腿部による圧縮に付された時、 しわくちゃにならずにパンティーの弾性部の上に折り被さる。このような剛性の 高い中間部58は、装着者が、生理用ナプキンの汚れをチェックするためにパン ティーを引き下ろし、ついでパンティーを再び引き上げる時に、パンティーの弾 性を維持するのに役立つ。また、このような剛性の高い材料は、サイドラッピン グ部品が、上方に折られて本体部の上に被さらず、生理用ナプキンの本体部と同 じ平面に止まるようにするのを助ける。この場合、パンティーを引き下げること に関連した動きの間、より薄っぺらな材料なら上方に押され、パンティーが再び 引き上げられた時に上方に折られてトップシートの上に被さる傾向があるであろ う。パンティー及び生理用ナプキンを再び引張り上げた時、より薄っぺらな材料 ならば同様に、装着者の大腿部に捕らえられず、もとの場所に戻らないこともあ る。中間部58は、好ましくは、サイドラッピング部品の遠位縁部54の一部を 形成する遠位縁部を有する。遠位縁部の長さは、好ましくは少なくとも約20m mであり、より好ましくは約30mmである。 図4に示されている実施態様において、伸展性ゾーン56の形状及び位置は、 いくつかの理由で好ましい。伸展性ゾーン56が、剛性を有する中間部58によ って離れて配置され且つ分離されていることによって、曲げ及びしわに対して最 適な抵抗力が付与され、装着者のパンティーの縁部の周りでの折り畳み方が良好 に制御される。サイドラッピング部品50は、一般に、伸展性ゾーン56及び中 間部58において、パンティー縁部がサイドラッピング部品50の遠位縁部54 と交差する点間で折り畳まれるものである。これによってサイドラッピング部品 は、その全体が伸展性を有する場合、及び/又は、その全体に亘って同じ剛性を 有する材料で形成されている場合に比べて、より強くなり、且つ、より信頼でき る折り畳みが可能になる。 図4に示されている他の実施態様において、サイドラッピング部品50を形成 するトップシートの部分は、構造弾性様フィルム(又は「SELF」)構造とし て形成されている。このような構造は、1996年5月21日にChappel lに発行された、発明の名称が「弾性様挙動を示すウエブ材料(Web Mat erials Exhibiting Elastic−Like Behav ior)」という米国特許第5,518,801号により詳細に記載されている 。トップシートのこの部分にSELF構造を形成することによって、サイドラッ ピング部品50の体側表面に、改良された柔らかさを与え、従って装着者にとっ て快適である。この実施態様において、トップシートのSELF化されている部 分は、これら2つの部品間の接着剤層によって、通常の非伸展性バックシートの 延長部に接着される。比較的非伸展性のバックシート材料への接合は、SELF 化プロセスによって、トップシートに与えられている伸展性を効率的に中和する 。しかしながらこの場合、SELF化プロセスが、サイドラッピング部品50の 体側表面の柔らかさを増すためにだけ用いられているので、これは許容できる。 本発明の生理用ナプキン20は、あらゆる剥離ライナーを取り除き、その後、 中央パッド留め具62が、パンティーと接触し、使用中に生理用ナプキンをパン ティー内の定位置に維持するように、生理用ナプキン20をパンティーに配置す ることによって用いられる。サイドフラップ24を有する実施態様の場合、フラ ップ接着剤カバー67は、フラップ接着剤から取り除かれ、フラップ24が、装 着者の下着の股部の縁部の周りで折り畳まれ、股部の下側か、あるいは反対側の フラップのどちらかに接着される。サイドラッピング部品50を有する実施態様 の場合、サイドラッピング部品50は、装着者がパンティーを引張り上げるとい る単純な動作によって、装着者のパンティーのサイド部の周りで自動的に巻き付 く。 本発明のサイドフラップ又はサイドラッピング部品の折り畳まれた、あるいは ひだのある構成は、いくつかの利点を生じる。ここに記載された方法で、フラッ プ又はサイドラッビング部品の端部の部分を固定させ、これを、本体部の体側平 面の下で、吸収性コアの下に折り畳んで接着させることによって、サイドラッピ ング部品、特にサイドラッピング部品の端部が、上方に裏返ってトップシートの 上に被さり、装着者に不快感を引起こすか、及び/又は装着者の下着をカバーす る範囲がなくなるのを防ぐ。これらの実施態様、特に示差伸展性ゾーンを備えた サイドフラップを有する実施態様のひだのある構成は、示差伸展性ゾーンの少な くともいくつかの部分が、吸収性コアの下に位置するような構造を生じ、様々な 下着サイズ及び型に対して可能な限り最もよい方法で機能する伸展性ゾーンを与 えるような都合のよい手段を生じる。フラップ又はサイドラッピング部品のひだ のある構成はまた、フラップ又はサイドラッピング部品の機能を、吸収性コアの 圧縮から切り離し、吸収体の吸収性コアが、装着者の脚によって圧縮される時の 、フラップ又はサイドラッピング部品への望ましくない作用を減少させる。 本発明のこれに代る数多くの実施態様が可能である。例えば、サイドフラップ 又はサイドラッピング部品の各々は、好ましくは、互いに鏡像関係にあり、長手 方向中心線の周りで対称である。しかしながら、本明細書に記載されているサイ ドフラップ及びサイドラッピング部品の形状及び位置は、好ましい実施態様のも のであり、その他の実施態様も可能である。例えば、サイドフラップ24及びサ イドラッピング部品50は、本体部の各長手方向縁部から延びているものとして 示されているが、本体部の縁部のうちの1つから延びている1つのサイドフラッ プ又はサイドラッピング部品だけがあってもよい。更に、サイドフラップ24及 びサイドラッピング部品50は、長手方向中心線に沿って、本体部のもう一方の 縁部よりも、一方の縁部の方へより多く片寄っていてもよい。 他の実施態様において、サイドフラップ24又はサイドラッピング部品50を 形成する生理用ナプキン20の1つ部品だけにひだが付けられていてもよい。例 えば、図2に示されている生理用ナプキン20は、その横断面において、バック シート40が吸収性コア42の底部によって規定されている平面から直接外側へ 延びて、上方には延びず、図2に示されている実施態様の場合のように、吸収性 コア42の真中とほぼ同一平面の位置でトップシート38と出会うように変える こともできよう。このような実施態様においては、トップシート38だけが、生 理用ナプキン20の衣服側表面20Bの下に折り畳まれている。バックシート4 0は既に延びていて、生理用ナプキン20の衣服側表面20Bを形成し、図2に 示されている地点から始まっているトップシート38と接着される。この場合、 サイドフラップ24は、長手方向中心線Lに最も近い位置にある。 更に、サイドフラップ24又はサイドラッピング部品50は、その他の数多く の材料、ここに記載されている材料のバージョン、あるいはこのような材料の組 合わせから構成されていてもよい。例えばその他の実施態様において、外側に延 びてサイドラッピング部品50を形成するトップシートの部分は、図4に示され ているもう1つの実施態様のような「SELF」構造とは異なる形状の開口成形 フィルムであってもよい。その他の実施態様において、サイドラッピング部品5 0を成形するトップシート及びバックシートの部分は、その上に、あるいはそれ らの間に1つ又はそれ以上の追加層を配置することによって、サイドラッピング 部品50に、装着者の大腿部によるしわに対してより大きな抵抗力を付与するよ うに構成してもよい。このような実施態様の1つのバージョンにおいて、サイド ラッピング部品は、SELF化された開口成形フィルムと、ここに記載されてい るポリエチレンバックシート材料とのラミネートを備えていてもよい。これは、 SELF化された開口成形フィルムと、ポリエチレンバックシート材料との間に 配置された開口成形フィルムの追加層を有していてもよい。 図5には、サイドラッピング部品50を有する本発明の生理用ナプキン20の 他の実施態様が示されている。この生理用ナプキン20は、次の点で図4に示さ れている生理用ナプキンと同様の構成にある。すなわち、サイドラッピング部品 50が、本体部22の衣服側の下に折り畳まれ、これに接着される点である。し かしながら、図5に示されている実施態様において、サイドラッピング部品50 は、他の形状を有する。図5に示されている実施態様において、サイドラッピン グ部品50は、各々、2つの凸部90を備えている。これら凸部90は、サイド ラッピング部品の横断方向中心線T1に対して対向した側に夫々位置付けられて いる。凸部90は、伸展性ゾーン56と同じ区域に位置している。これによって 、以下の構成を有するサイドラッピング部品50を備えた生理用ナプキン20が 実 現される。即ち、サイドラッピング部品は、このサイドラッピング部品50が装 着者のパンティーの縁部と交差する位置において、装着者のパンティーの弾性化 サイド縁部を覆うための追加材料を有し、汚れからの改良された保護を生じるも のである。 「パンティーライナー」という用語は、生理用ナプキンよりも嵩張らない吸収 体のことを言い、一般に女性が月経期間と月経期間の間に装着するものである。 本明細書中に記載されたサイドフラップ又はサイドラッピング部品を備えること ができるパンティライナーの形態の適切な吸収体は、1988年4月19日にO sbornに発行された、発明の名称が「パンティライナー(Pantilin er)」という米国特許第4,738,676号に開示されている。 「失禁用製品」という用語は、大人が装着するか、その他の失禁者が装着する かには無関係に、パッド、下着(同じ種類の吊り下げ装置、例えばベルト等によ って定位置に保持されるパッド)、吸収体用インサート、吸収体用容量ブースタ ー、ショーツ、ベッドパッド等のことを言う。本明細書中に記載されているサイ ドフラップ又はサイドラッピング部品を備えることができる適切な失禁用製品は 、次の特許に開示されている。すなわち、1994年4月5日にFeistらに 発行された米国特許第5,300,054号、及び1994年4月19日にNo elらに発行された米国特許第5,304,161号である。 すべての特許、特許出願(及びこれに基づいて発行されるあらゆる特許、並び に対応するあらゆる公告外国特許出願)、及びこの特許出願全体において挙げら れている出版物は、参照してここに組込まれる。しかしながら、参照してここに 組込まれた書類のどれも、本発明を教示あるいは開示していると明確に認められ ているわけではない。同様に、ここに記載された、商品として入手しうる材料又 は製品のどれも、本発明を教示あるいは開示していると明確に認められているわ けではない。 本発明の特別な実施態様が例証され、記載されてはいるが、様々なその他の変 更及び修正が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行なわれうることは 、当業者には明白であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU 【要約の続き】 る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一対のサイド縁部を備えた股部を有する装着者の下着に装着するための吸 収体であって、前記吸収体は、長手方向中心線、長手方向に延出した所定の長手 方向寸法、横断方向に延出した所定の横断方向寸法を有しており、この吸収体は 、本体部と、一対のサイドフラップ又はサイドラッピング部品とを具備し、 本体部は、吸収性コアを備えていると共に、体側、衣服側、一対の長手方向縁 部を備えており、更に、本体部は、液体浸透性トップシート、このトップシート に接着された液体不浸透性バックシート、トップシートとバックシートとの間に 配置された吸収性コアを備え、 一対のサイドフラップは、装着者の下着のサイド縁部の周りで折り畳むように なっており、又は、サイドラッピング部品は、装着者の下着のサイド縁部を自動 的に包み込むようになっており、サイドフラップ又はサイドラッピング部品は、 横断方向中心線を有し、サイドフラップ又はサイドラッピング部品は、本体部の ヘップシート及びバックシートのうちの少なくとも1つの延長部を具備し、この 延長部は、その中に2つの折り目を有しており、これら折り目は、本体部の衣服 側において、延長部が長手方向中心線の方へ内側に折り畳まれて、第一接着領域 に接着される第一折り目と、横断方向中心線の所定部位内の延長部の部分が本体 部の長手方向縁部を越えて遠位縁部まで側面方向に延びるように、延長部が第一 接着領域から外側に離れて折り畳まれる第二折り目とを備えており、サイドフラ ップ又はサイドラッピング部品は、横断方向中心線から長手方向に離れて配置さ れた長手方向縁部を備えていると共に、本体部の長手方向縁部の直下に配置され ており、更に、サイドフラップ又はサイドラッピング部品の長手方向縁部は、本 体部の衣服側に接着されており、また、サイドフラップ又はサイドラッピング部 品のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの伸展性ゾーンと、少なくとも1 つの伸展性ゾーンよりも伸展性が小さい隣接ゾーンとを備えていることを特徴と ずる吸収体。 2.少なくとも1つの伸展性ゾーンは、主として長手方向に伸展性を有する請 求項1に記載の吸収体。 3.少なくとも1つの伸展性ゾーンは、主として横断方向に伸展性を有する請 求項1に記載の吸収体。 4.少なくとも1つの伸展性ゾーンは、長手方向と横断方向との間の方向に伸 展性を有する請求項1に記載の吸収体。 5.少なくとも1つの伸展性ゾーンは、サイドフラップ又はサイドラッピング 部品の1つの領域中に、折り畳み線を有する波形を備える請求項1〜4のいずれ か1に記載の吸収体。 6.前記吸収体が、サイドフラップを備えている場合において、サイドフラッ プの伸展性ゾーンは、1インチあたり約200グラムカより小さい力の下で、約 40%又はそれ以上の量、及び約150%又はそれ以下の量の伸展性を有し、ま た、前記吸収体が、サイドラッピング部品を備えていろ場合において、サイドラ ッピング部品の伸展性ゾーンは、1インチあたり約200グラム力より小さい力 の下で、約30%又はそれ以上の量、及び約80%又はそれ以下の量の伸展性を 有する請求項1〜5のいずれか1に記載の吸収体。 7.前記吸収体が、サイドフラップを備えている場合において、サイドフラッ プの伸展性ゾーンは、前記の力の下で、約70%〜120%の伸展性を有し、ま た、前記吸収体が、サイドラッピング部品を備えている場合において、サイドラ ッピング部品の伸展性ゾーンは、前記の力の下で、約40%〜70%の伸展性を 有する請求項6に記載の吸収体。 8.前記サイドフラップ又はサイドラッピング部品は、トップシートとバック シートの両方の延長部を備えている請求項1〜7のいずれか1に記載の吸収体。 9.前記トップシートの延長部だけが、本体部の衣服側の下で、長手方向中心 線の方へ内側に折り畳まれ、このトップシートの残りの部分が、前記第一接着領 域から外側に延びており、前記バックシートには、実質的に折り目がなく、この バックシートは、前記トップシートの残りの部分に接着されている請求項1〜8 のいずれか1に記載の吸収体。 10.少なくとも1つの伸展性ゾーンの少なくとも一部は、前記吸収性コアの 下に位置している請求項1〜9のいずれか1に記載の吸収体。
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