JP3908273B2 - ギャザー部付きフラップを有する吸収製品 - Google Patents

ギャザー部付きフラップを有する吸収製品 Download PDF

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、生理用ナプキンやパンティーライナーや大人用おむつ等のサイドフラップを有する吸収製品に関する。特に、フラップが着用者の下着のサイド端の周りに巻かれたときに、着用者の下着の良好なフィットとカバーを与えるギャザー部が設けられたサイドフラップを有している吸収製品に関する。
【0002】
発明の背景
月経や尿や糞便などの身体流体を吸収するためのあらゆる種類の吸収製品は勿論よく知られている。翼すなわちフラップを有する吸収製品、特に生理用ナプキンは、文献に開示されており、市場において入手可能である。
【0003】
一般に、フラップは中央吸収手段から横に広がっており、着用者のパンティーの股下部分の端の周りに折り返されるようになっている。従って、フラップは、着用者のパンティーの股下部の端と着用者の太腿の間に配置される。一般に、フラップには、これを着用者のパンティーの下側に貼り付けるための取付手段が設けられている。
【0004】
フラップは少なくとも二つの目的のために機能する。第一に、フラップは滲出物が着用者のパンティーの端を汚してしまうのを防ぐ。第二に、特にパンティーの下側に固定されたときに、フラップはナプキンを位置ずれから安定化するのを助ける。
【0005】
フラップを有する様々なタイプの生理用ナプキンが、1987年8月18日付けでヴァンティルバーグ氏に付与された「フラップ付き成型生理用ナプキン」と題する米国特許第4,687,478号、1986年8月26日付けでマッティングリイ付与された「生理用ナプキン取付手段」と題する米国特許第4,608,047号、1986年5月20日付けでヴァンティルバーグ氏に付与された「生理用ナプキン」と題する米国特許第4,589,876号、1981年8月25日付けでマックネイル氏に付与された「生理用ナプキン」と題する米国特許第4,285,343号、1968年8月20日付けでリカルド氏に付与された「下着用使い捨て生理用シールド」と題する米国特許第3,397,697号、1957年4月2日付けでクラーク氏に付与された「生理用ナプキン」と題する米国特許第2,787,271号に開示されている。
【0006】
フラップ付き生理用ナプキンは、フラップ無し生理用ナプキンに比べて、汚れを良く防止していると見られるが、フラップ付きナプキンは、最良の効果が発揮されないという問題を有している。問題は、たいてい生理用ナプキンを着用する際にフラップに作用する応力に起因する。
【0007】
フラップが着用者のパンティーの端に沿って折り返されるとき、特にフラップのサイズが大きいとき、フラップに応力が発生する。応力は、フラップがパンティーの身体側からパンティーの外側に折り曲げられる、着用者のパンティーの端にあたる折り曲げ線に沿う所が特に大きい。応力は、フラップをパンティーの股下の湾曲した端の周りに合わせるために生じる、応力は、着用者が座ったりしゃがんだりするときに大きくなる。これは、パンティーの端がフラップを外側に押して、折り曲げ線に対する力を増大させるからである。応力が非常に高くなると、フラップがパンティから外れるようになって、前述したフラップの利点の多くの部分が失われ兼ねない。さらに、応力がフラップを外すには十分でなくとも、フラップを縦の内側に寄せるには十分である。これは、フラップの大きさと、これが覆うことのできる着用者の下着の範囲とを実質的に減少させる。従って、フラップが着用者のパンティーから外れてパンティーの所定の範囲を覆う能力が失われるのを防ぐため、フラップが折り返されたときに、これに働く応力を除去あるいは少なくとも減少させる方法が商業的に望まれている。
【0008】
上述したフラップのタイプの多くの変形がこれらの問題を解決するために提案された。切り欠きや溝の形態の応力緩衝手段を備えたフラップ付き生理用ナプキンが、1990年4月17日付けでオズボーン三世氏等に付与された米国特許第4,917,697号に開示されている。フラップに作用する応力を和らげる差異伸縮性領域を備えたフラップ付き吸収製品が、1994年9月6日付けでニイハラ氏に付与された米国特許第5,344,416号、1994年10月11日付けでラバッシュ氏等に付与された米国特許5,354,400号に開示されている。これらの生理用ナプキンは良好に機能するものの、更に改良されたフラップを有する生理用ナプキンの模索は相変わらず続けられている。
【0009】
従って、本発明の目的は、フラップが着用者の下着の股下の端に沿って下方に折り返されて下着の下側に貼り付けられるときに、フラップに作用する応力を緩衝する更に改良された吸収製品を提供するフラップを有する生理用ナプキン等の吸収製品を提供することである。本発明の別の目的は、着用中に着用者の下着の所定の範囲を覆う能力が失われることのないフラップ付き吸収製品を提供することである。
【0010】
本発明のこれらの目的および他の目的は、添付図面を合わせて続く記述を詳細に検討することにより明らかになろう。
【0011】
本発明の概要
本発明は、フラップが着用者の下着の端の周りに下方に折り返されたときに広がってフラップに作用する応力を和らげることの出来るギャザー部を備えたフラップを有する生理用ナプキン等の吸収製品に向けられている。
【0012】
吸収製品は、間隔を置いた二本の縦端と間隔を置いた二本の横端を有する主本体部と、前記主本体部に結合された一対のフラップとを有し、フラップはその各々が横に外に主本体部の各端を越えて延びている。主本体部は、液透過性上面シートと、液不透過性背面シートと、上面シートと背面シートの間に位置する吸収コアとを有している。主本体部は、第一の端部と、第二の端部と、第一と第二の端部の間に位置する中央部とを有している。吸収製品は、主縦中心線と主横中心線を有する。フラップは、基端と、末端と、吸収製品の主縦中心線を横切るフラップ横中心線とを有する。
【0013】
吸収製品は主縦中心線とフラップの末端の間に位置するギャザー部を有している。抑制部は、主本体部の中央部の少なくとも一部に沿って延び、前記フラップ横中心線から縦に離れた位置ではギャザー部の端が開くのを許す一方で、ギャザー部の一部が開くのを抑える。特に好適な実施の形態では、生理用ナプキンは一以上の差異伸縮性の領域を有している。差異伸縮性の領域は、フラップ横中心線に沿って配置されたフラップ上の点よりも外への幅広い伸縮性を持つ材料を有している。差異伸縮性の領域は、好ましくは、ギャザー部からは縦に外に、フラップ横中心線からは縦に離れて配置される。新規な取り外し可能カバーが、使用前の生理用ナプキンを包み保護するために設けられる。
【0014】
発明の詳細な説明
本明細書は、本発明を構成していると見なされる主題をとりわけ指摘し明確に請求している請求の範囲で締め括るが、本発明は添付図面を合わせた続く説明からよりよく理解できよう。添付図面は次の図面の簡単な説明に記す通りである。
【0015】
図1〜図3は、本発明の使い捨て吸収製品の好適な一実施形態である生理用ナプキン20を示している。図1に示されるように、生理用ナプキン20は基本的に主本体部22と二つのフラップ24を有している。(続く説明では、特に断らない限り、ここで述べる生理用ナプキンは二つのフラップを備えている。ナプキンは二つのフラップを備えてる必要はないが、二つのフラップは一つのフラップよりも好ましい。また、フラップは他のフラップの鏡像である必要はないが、それらが鏡像であることは好ましい。従って、一方のフラップの説明は他方のフラップの説明ともなり、第二のフラップの説明は簡潔化のために省略する。)
生理用ナプキン20(およびその主本体部)は、着用者の身体に接して巻き付けられる液透過性身体接触面すなわち「身体面」20Aと液不透過性下着面20B二つの面を有している。生理用ナプキン20は図1に身体面20Aから見たように示されている。生理用ナプキン20は、主縦中心線Lと主横中心線Tの二本の中心線を有している。ここで使用する「縦」という用語は、生理用ナプキン20が着用されたときに、立っている着用者の身体を左半分と右半分に分ける鉛直面(に例えば殆ど平行)に一直線に並ぶ生理用ナプキン20の平面内の線や軸や方向を意味する。ここで使用する「横」または「側方」という用語は、置き換え可能であり、縦方向にほぼ直交する生理用ナプキン20の平面内に横たわる線や軸や方向を意味する。
【0016】
図1は、生理用ナプキン20の主本体部22が、フラップ24無しの生理用ナプキンの部分を有していることを示している。主本体部22は、間隔を置いて離れた二つの縦端26と、間隔を置いて離れた二つの横端すなわち末端(すなわち「端」)28とを有し、これらは生理用ナプキン20の主本体部の周囲30を構成している。主本体部22はまた二つの端部分を有しており、これらは第一の端分32と第二の端部分34で示されている。中央部分36は端部分32と34の間に位置している。端部分32と34は、主本体部の長さの約1/8〜1/3で、中央部分36の端から外側に延びている。このような中央部分36と二つの端部分32と34を有している生理用ナプキンの詳細な説明は、1987年9月1日付けでヒギンズ氏に付与された米国特許第4,690,680号に含まれており、その開示内容は参照によりここに組み込まれる。
【0017】
生理用ナプキン20の主本体部はどのような厚さであってもよく、比較的厚くても比較的薄くても非常に薄くてもよい。図面の図1〜図3に示される実施形態の生理用ナプキン20は、スネラー氏等に付与された米国特許第5,234,422号と第5,308,346号に開示されているものに似た主本体部を有する適度な厚さの生理用ナプキンの一例であり、その開示内容は参照によりここに組み込まれる。ここに示される生理用ナプキンは単に一つの好適な実施形態に過ぎず、本発明は図に示される特定の形状や型の吸収製品に限定されるものではない。例えば、生理用ナプキンの主本体部22は、スネラー氏の特許に開示されている主本体部の様に溝が浮き出されていてもよい。
【0018】
図2は、本発明の生理用ナプキン20の主本体部22の個々の部材を示している。主本体部22は一般に少なくとも三つの主部材を有している。これらは、液透過性上面シート38と、液不透過性背面シート40と、上面シート38と背面シート40の間に位置する吸収コア42を含んでいる。生理用ナプキン20のこれらの部材に適した材料は、これに参照によって組み込まれる特許文献に詳細に開示されている。上面シートと背面シートと吸収コアは、この分野において公知の様々な形状(いわゆる「サンドイッチ」製造品と「チューブ」製造品を含む)に組み立てられる。
【0019】
いくつかの好適な生理用ナプキンの形状は、1982年3月30日付けでアール氏に付与された「縁取り使い捨て吸収製品」と題する米国特許第4,321,924号、1984年1月10日付けでデマライ氏に付与された「複合生理用ナプキン」と題する米国特許第4,425,130号、それぞれ1990年8月21日および1991年4月23日付けでオズボーン氏に付与された共に「薄型可撓性生理用ナプキン」と題する米国特許第4,950,264号および第5,009,653号、スネラー氏等に付与された前述の特許出願、ラバッシュ氏等の名において1993年7月22日付けで提出された「パンティーの横を自然に包み込むパンティーカバー部材を有する吸収製品」と題する米国特許出願第08/096,121号(1994年2月3日付けで提出されたPCT出願WO94/02096号)、マンスフィールド氏等の名において1993年9月17日付けで提出された「弾性的振る舞いを示す伸縮性網状部材を備えるパンティーカバー部材を有する吸収製品」と題する米国特許出願第08/124,180号に開示されている。生理用ナプキンの主本体部22は、それらの生理用ナプキンと同様に、あるいはオズボーン氏等の名において共に1992年7月23日付けで提出された米国特許出願第07/915,133号および第07/915,284号(1993年2月4日付けで共に提出されたPCT出願WO93/01785号およびWO93/01786号)の生理用ナプキンと同様に、一つ以上の伸縮性部材を有していてもよい。前述の全ての文献の記載はこれに参照により組み込まれる。
【0020】
図2に示されるように、生理用ナプキン20はサンドイッチ構造に組み立てられ、上面シート38と背面シート40は長さと幅が吸収コアよりも大きい。上面シート38と背面シート40は吸収コア42の端を越えて延び、合わせ目に沿って一体化し、主本体部の縁30の少なくとも一部を形作っている。合わせ目は、この目的のため、粘着や巻縮加工や融解など、その分野で共通に用いられている如何なる手段によって作られてもよい。図に示した実施の形態は、好適な実施の形態であるが、可能な実施の形態の一つに過ぎないことに留意すべきである。他の好適な実施の形態には、吸収コア42が、背面シートの上に配置される前に、上面シートによってほぼ完全に包まれたものがある。主本体部22は、それ自体で自立するに十分な結合性を持ち、しかも片側が液透過性であり、その反対側が液不透過性となるように処理されている吸収コアを有していてもよい。
【0021】
本発明の生理用ナプキン20は、主本体部22に接合した一対のフラップ24を有している。フラップ24は、その基端44から横に外に向かって主本体部22の縦サイド端26を越えて末端46へと延びている。ここで用いる「接合」という用語は、部材を他の部材に直接付着することによって部材が他の部材に直接固定されている状態や、部材を中間部材に付着し今度はこれを他の部材に付着することによって部材が他の部材に間接的に固定されている状態や、部材が他の部材と一体化している状態つまり部材が他の部材の一部となっている状態を意味するものである。
【0022】
図1〜図3に示される好適な一実施の形態のフラップ24は、生理用ナプキンの主本体部22と一体化している。この場合、上面シート38が両フラップ24と主本体部22の身体面を構成し、背面シート40が下着面を構成してもよい。米国特許第4,917,697号に詳しく開示されているように、生理用ナプキン20の吸収素材をフラップ24の内部にも広げてフラップ吸収コアを構成するようにすること可能である(しかしながら、図1〜図3に示される実施の形態ではこの様な構造は採用していない)。他の実施の形態では、フラップ24は、主本体部22に取り付けられる幾つかの素材や部材の別の部品から構成されてもよい。フラップが幾つかの別の部品から成るとき、それらは、その分野の当業者に公知の技術によって主本体部22に接合される。その様な技術としては、これらに限定されるわけではないが、粘着、加熱や加圧、超音波、その他などがある。
【0023】
フラップ24は、それらが主本体部に一体化されていようがそれに取り付けられる幾つかの別の部品であろうが、連結部に沿って主本体部と連合する。これは典型的には、縦に方向付けされた(すなわち縦)連結部、例えば連結部48の線である。ここで用いる「連結部」(あるいは「連結部の線」)という用語は、フラップ24が主本体部から延びている部分あるいは主本体部に一体化されている部分を指している。連結部は、どのような曲線や直線にすることもできるが、線に限るわけではない。従って、連結部は、領域やフランジや帯や間欠的な線などとすることができる。図1に描かれた生理用ナプキン20では、連結部48の線は、比較的真っ直ぐで僅かに窪んで延びるほぼ縦に方向付けされた領域である。フラップ24が主本体部22に一体化しているとき、連結部30の線は、主本体部22とフラップ24の間の境界の線を示していてもよく、しかしながら、境界の正確な線である必要はない。従って、図1に48’で示される線(この場合、フラップ24は折り曲げられ部分60を介して主本体部に間接的に接合されている)を連結部の線として、または、線48と線48’の間に位置すると見なされる連結部の線と見なすことが可能である。
【0024】
フラップ24が主本体部22の縦サイド端26から延びている(あるいはそれに沿って接合されている)必要はない。例えば、フラップ24は、縦サイド端26から主縦中心線Lに向かって内側に適当な距離を置いて(すなわち”船内”に)主本体部22に接合されていてもよい。以上から、フラップ24の各々は、主本体部22の縦サイド端26に沿って、あるいは主縦中心線Lに沿って、あるいは主本体部22の主縦中心線Lと縦サイド端26の間のどこかで、主本体部22に接合されうることは明らかである。
【0025】
フラップ24は連結部48またはその近くに基端44を有している。末端(つまり「自由端」)46は、連結部48の線から離れている。図1に示されるように、各フラップ24は、フラップ横中心線T1によって前半部50と後半部52とに分けられる。フラップ横中心線T1は生理用ナプキンの主横中心線Tに一致していてもよいが、これは全く要求されない。他の実施の形態においては、フラップ横中心線T1は主横中心線Tに対して前側あるいは後ろ側にずれていてもよい。フラップ横中心線T1は主縦中心線Lを通って延び、生理用ナプキンを四半部AとBとCとDに分割している。
【0026】
図1〜図3は、フラップ24は、その各々が好ましくは少なくとも一つのギャザー部を有していることを示している。「ギャザー部」という用語は、内側に好適には生理用ナプキンの主縦中心線Lに向けて寄せられる生理用ナプキンの部分を指している。また、ギャザー部は、生理用ナプキンの着用時間の間、ギャザー状態が維持されるものが好ましい。ギャザー部54は、フラップ24に全部、あるいは主本体部22に全部、あるいはフラップ24と主本体部22に部分的に形成される。好適には、生理用ナプキン20は、各フラップ24に接して、二つのギャザー部54を有している。
【0027】
図1〜図3に示されるように、ギャザー部54は好ましくは主本体部22とのフラップ24の連結部を取り囲み含んでいる領域に配される。図1は、フラップ24が、ギャザー部54と同じ大きさに内側に寄せられていない部分を有していることを示している。ギャザー部から縦に離れて位置しているフラップ24の部分は、ここでは「拡張可能部」56と呼ばれる。拡張可能部56は、フラップ24が着用者のパンティーの端の周囲に折られたとき、(好ましくは一般に(図1に矢印で示されるように)横方向に)拡張可能でなければならない。
【0028】
ギャザー部54と拡張可能部56はどのような適切な手法で作られてもよい。図1〜図3に示される好適な実施の形態では、ギャザー部54はフラップ24をほぼ縦に方向付けされた折り曲げ線58でひだを付けあるいは曲げ、折り曲げられたあるいはひだの付けられた部分(すなわちひだ)60を形成することによって形成される。折り曲げ線58は、フラップと主本体部22の連結部48に沿って及び/又は内側をあるいは外側を走っていてもよい。フラップ24の折り曲げられ部分60は好ましくは折り曲げられ、並んで配置される。フラップ24の折り曲げは、両端が開口した閉じたチューブあるいはケーシングを作る。立った折り曲げ部を有することを望まない他の実施の形態では、折り曲げられ部分60は互いの上部で折り曲げられ(つまり、生理用ナプキンの平面に垂直に重ねられ)ても構わない。折り曲げられ部分60は好ましくは連結部48の箇所を延びている。折り曲げられ部分60は、主本体部22の中央部分36の端から端まで延びる折り曲げあるいはひだ抑制部66などの抑制部によって、ひだが付けられて開口から抑えられるが、端部分32と34内には延びていない。これは、一般に横方向に拡張可能な拡張端部56と(主本体部22の中央部分36に沿って)横方向に拡張可能でない中央部とを有している、生理用ナプキン20、特にフラップ24を提供する。
【0029】
このような折り曲げられた実施形態では、生理用ナプキンの折り曲げられ部分60は折り曲げ線の数は何本でもよい。例えば、折り曲げられた実施形態の最も基本的な形態では、フラップ24は、主縦中心線Lに向けて連結部48に沿った一本の線で単に折り曲げられ、主本体部22に連結部48の領域内に重ねられる。しかしながら、典型的には、図1〜図3に示されるように、生理用ナプキンは少なくとも三本の折り曲げ線58を有しており、それらは58A、58B、58Cで示されている。折り曲げ線58Aと58Cは外側折り曲げ線と称し、折り曲げ線58Bは中央折り曲げ線と称することとする。生理用ナプキンの折り曲げられ部分60は、好ましくは、中央折り曲げ線58Bが外側折り曲げ線58Aと58Cの間のほぼ中心に位置するように形成される。生理用ナプキンの折り曲げられ部分60は、好ましくは、図3に示されるように、外側折り曲げ線58Aと58Cが共に、生理用ナプキンの背面の底とほぼ同じ面内で、主本体部22のサイドに接合される。折り曲げ線58は、好ましくは、外側折り曲げ線58Aと58Cと中央折り曲げ線58Bとの間の折り曲げられ部分60が、鉛直に上方に生理用ナプキンの上面シートで定められる面を越えて、生理用ナプキンの主本体部22の縦端に沿った一対の二重壁バリア(すなわち「バリア脚カフ」)68を形成するように間隔が置かれる。抑制部66は好ましくはこれらのバリア68を形成するために主本体部の中央部36のほぼ全長にわたって延びているべきである。
【0030】
抑制部66は、折り曲げられた材料の部分を折り曲げられていない部分から保つことのできるどのような適切なタイプの部材であってもよい。適切な抑制部66は、限定されないが、粘着、超音波結合、加熱及び/又は加圧結合、テープ、その他を含んでいる。これらの異なるタイプの抑制部は、限りない数の形状が可能である。このような形状は、ストップ、線、パッチ、その他を含んでいる。抑制部66の端66Aと66Bは好ましくはフラップ横中心線T1から等しい距離だけ離れている。これは、前半部50と後半部52の両方に同じ量だけ開くことのできる拡張可能部56を持つフラップを作り出す。しかしながら、他の実施の形態では、生理用ナプキンが様々なタイプのパンティーにぴったり合うように、抑制部66が、生理用のナプキンの一端に向かって他端に比べて多くずれていてもよい。
【0031】
生理用ナプキンは、二つの抑制部66、各フラップ用に一つずつを有していてもよく、あるいは一方のフラップから他方のフラップまで広がった一つの抑制部を有していてもよい。他の実施の形態では、生理用ナプキンは各フラップに対して一以上の抑制部66を有していてもよい。図1〜図3に示される好適な実施の形態では、生理用ナプキンは各フラップに対して一つの抑制部66を有している。図1〜図3に示される抑制部66は、「内部」抑制部(すなわち、それはフラップ24の二つの折り曲げ部60の間に配置されている)である。他の実施の形態では、抑制部66は、フラップ24の折り曲げられ部分60を折り曲げられ部分60の外側(あるいは外部)から固定するタイプとすることもできる。抑制部66は連結部48の長さ以下の如何なる大きさであってもよい。これはフラップ24の拡張可能部56が適切に開くことを可能にする。これは、フラップ24の拡張可能部56が、連結部48の線の端48Aと48Bから抑制部66の端66Aと66Bへ典型的に開く場合である。
【0032】
また生理用ナプキン20は、折り曲げられ部分60の中に、二重壁バリア68を弾性的に緊縮させる付随的手段、例えば弾性ストランド67を備えることもできる。弾性ストランド67は、起立バリアが直立して着用者の身体に密着し、滲出物の洩れを防止するのを促進する。弾性起立バリアの好適な構造が、1990年3月20日付けでアジ氏に付与された米国特許第4,909,803号に開示されている。
【0033】
また生理用ナプキン20は好適には、少なくとも一つの差異伸縮性の領域(すなわち「伸縮性の領域」)70を有している。ここで使用する「伸縮性の領域」という用語は、生理用ナプキン20の周辺部分よりも異なって(好ましくは多く)拡張することのできる生理用ナプキンの部分を指す。好適には、図1に示されるように、生理用ナプキン20は四つの差異伸縮性の領域70を有し、生理用ナプキン20の各四半に一つを有している。差異伸縮性の領域70は、フラップ24が着用者のパンティーの股下の端の周りに折り曲げられたときに、そこに働く応力を更に和らげる働きをする。
【0034】
差異伸縮性の領域70は好ましくはほぼ外側に大きく横方向に拡張可能である。これは図1に示されるほぼ矢印の方向にある。ここで使用「ほぼ横方向に」という用語は、伸縮性が横成分を持っていることを意味する。しかしながら、拡張のすべてが、生理用ナプキン主横中心線Tに正確に平行である必要はない。例えば、図1に示されるように、差異伸縮性の領域70は、縦方向と横方向の間の方向に拡張可能である。しかしながら、差異伸縮性の領域70の伸縮性は、好ましくは、縦方向よりも横方向に大きく方向付けされ、ほぼ横方向となっている。しかしながら、他の実施の形態では、差異伸縮性の領域の伸縮性を、横方向よりも縦方向に大きく、あるいは完全に縦方向に方向付けすることもできる。
【0035】
差異伸縮性の領域70は、生理用ナプキンの周辺部よりも横方向に大きく拡張可能な如何なる構造をも有することができる。差異伸縮性の領域70に適した構造は、限定されないが、湾曲した連結部に沿って、機械的に歪められた、しわ寄せられてた、「リングロールされた」、折り曲げられた、(マンスフィールド氏等によって提出された米国特許出願08/124,180号に記載されているように)「自己化された(SELFed)」、ひだ付けられた、接合された部材の領域を含む。これらの構造体は(図1〜図3にフラップ24のほんの一部として示されるが)、主本体部22の部分、あるいはフラップ24の部分、あるいはその両方を有することができる。差異伸縮性の領域を備えた生理用ナプキンの例は、1994年10月11日付けでラヴァッシュ氏等に付与された前述の米国特許第5,354,400号、1995年2月14日付けでラヴァッシュ氏等に付与された米国特許第5,389,094号に詳しく説明されており、それらの記述は参照によってここに組み込まれる。
【0036】
図1〜図3に示される生理用ナプキン20は、コーナー部分62を備えたフラップを有しており、コーナー部分はこれをリングロールすることによって差異伸縮性を有している。コーナー部分は、1978年8月15日付けでシッソン氏に付与された米国特許第4,107,364号、1989年5月30日付けでサビー氏に付与された米国特許第4,834,741号、1992年9月1日付けでジェフルドMブェル氏等に付与された米国特許第5,156,679号、1992年10月20日付けでケンネスBブェル氏等に付与された米国特許第5,156、793号、1992年12月1日付けでジェラルドMウェーバー氏等に付与された米国特許5,167,897号に説明されている方法によってリングロールされる。リングロール(または予備しわ寄せ)は、しわ寄せの折り曲げ線72がほぼ縦方向に方向付けされるように行われなければならない。ここで使用する「ほぼ縦方向に」という表現(および同様の表現)は、横方向よりも縦方向に大きく方向付けされていることを意味する。従って、折り曲げ線72は主縦中心線Lに対して角度を持っていてもよい。図1〜図3に示される好適な実施の形態では、折り曲げ線72は主縦中心線Lに対して約40°〜45°の間の角度を有している。これは望ましい横方向伸縮性を与える。
【0037】
差異伸縮性の領域70は、図1〜図3に示される実施の形態の生理用のナプキンのギャザー部54と拡張可能部56のほぼ横の外に配置されている。また差異伸縮部の領域70は好ましくは生理用ナプキン20のコーナー部分62内に配置されている。生理用ナプキン20は四つのコーナー部分62を(各フラップに二つのコーナー部分を、各四半に一つを)有している。ここで使用する「コーナー部分」62という用語は、主本体部22とのフラップ24の連結部48の部分に沿ったあるいは隣接した生理用ナプキン20の部分を指す。各フラップ24のコーナー部分62は、各連結部48(または48’)の端48Aと48B(または48A’と48B’)の部分内の二つの領域に位置している。一つのコーナー部分62はフラップ24の前半部50の縦連結部48に隣接して位置している。他の一つはフラップ24の後半部52の縦連結部48に隣接して位置している。コーナー部分62は、各方向にフラップ横中心線T1から縦に少なくとも部分的に離れて配置されている。(従って、コーナー部分62はフラップ横中心線T1から縦に「離れて」いると記述されてもよい。)
(後で詳細に説明する)最も好ましい場合では、差異伸縮部の領域70は、フラップ24が着用者のパンティーの股下の周囲に折り曲げられる折り曲げ線の部分に沿って配置されている。折り曲げ線は典型的には各フラップ24の縦連結部48に沿って或いは隣接して配置されている。ここで使用する「部」と「領域」と「部分」という用語は一般的な範囲を示すものなので、差異伸縮性の領域70とコーナー部分62は連結部48の線上に位置する点に限定されない。典型的には、それらは、連結部48の線上だけでなく、(前述の折り曲げ線を含む)生理用ナプキン20のその周辺の範囲に位置する点を含んでいる。従って、縦連結部は単に差異伸縮性の領域70の配置のための近似として働く。
【0038】
他の実施の形態では、差異伸縮性の領域70は、ギャザー部54と拡張可能部56の外側に横に配置される必要はない。差異伸縮性の領域70を少なくとも拡張可能部56の内側に横に配置したり、少なくとも部分的に拡張可能部56の境界内に配置したりすることも可能である。拡張可能部56の境界内の差異伸縮部の領域70あるいはその一部の位置は、差異伸縮性の領域によって与えられる伸縮の量を更に増大させるのに利用できる。それらの配列のいずれも有益であり、異なるタイプの構造の各々の動作が他と不当に干渉することはない。
【0039】
また生理用ナプキン20は好ましくは、生理用ナプキン20を下着の股下部に固定するに適した固定体を有している。図2と図3と図4は、一つの好適なタイプの固定体、粘着取付手段、例えば中央パッド粘着体74とフラップ粘着体76を示している。しかし、本発明の生理用ナプキンに用いる固定体は粘着取付手段に限らない。この分野で使用される固定体のいずれもがこの目的に用いることができる。例えば、生理用ナプキンは、機械的固定体あるいは粘着と機械的固定体の組み合わせによって、着用者の下着に固定されてもよい。しかし、簡単のため、固定体は粘着取付手段の用語で記述し、好適には感圧性粘着固定体である。良好な感圧粘着固定体は米国特許第4,917,697号に詳しく説明されている。
【0040】
粘着固定体は如何なる適した形態に配列することもできる。図示の好適な実施の形態では、中央パッド粘着体74とフラップ粘着体76は、十字の形状をした一つの連続的な粘着パッチを形作っている。中央パッド粘着体74は、パンティーの股下部へ主本体部22を固定するための粘着取付手段を与える。粘着パターンのフラップ粘着体76部分は、フラップ24がパンティーの股下部の端の周りに巻かれた後、それらを所定位置に維持する補助のために使用される。フラップ24は、フラップ24を下着に、あるいは反対側のフラップに取り付けることにより、所定の位置に維持される。中央パッド粘着体74とフラップ粘着体との間に隙間が無いという事実は、生理用ナプキンを所定の位置により良く保持し、主本体部22が内側に寄って、フラップ24を着用者のパンティーから引き剥がすといった傾向を減少させる。
【0041】
中央パッド粘着体74とフラップ粘着体76は、粘着体が使用前に無関係な面に張り付くのを防ぐため、それぞれ別々の除去可能な取り外し裏地で覆われていてもよい。しかしながら、好適には、粘着取付手段は共に一枚の取り外し裏地(すなわち「取り外し可能カバー」)78で覆われる。更に好ましくは、取り外し裏地78は、生理用ナプキン用の個々の包装として作用する。生理用ナプキンの個々の包装としても機能する適切な取り外し裏地は、(三つ折り生理用ナプキンとカバーを開示している)スワンソン氏等に付与された米国特許第4,556,146号と、元々は1990年6月5日付けで提出された(1991年12月12日に発行されたPCT公表WO91/18574号)、1994年5月23日に提出された米国特許出願08/247,912号に開示されている。
【0042】
図3Aは、本発明の生理用ナプキン20への使用のための取り外し可能カバー78の特に好適な改作を示している。図3Aに示されるように、参照符号78で示される取り外し可能カバーは幾つかの部材を有している。これらは、主カバーシート78A、付加的取り外し部材、例えば取り外し紙や取り外しコーティング78B、一対のフラップ取り外し要素78Cを含んでいる。
【0043】
主カバーシート78Aは、この分野で取り外し可能カバー材料として適当であると認められている如何なる材料を有することが可能である。それはその上に(すなわちその内側面に)取り外しコーティングを有していてもよく、これにより中央パッド粘着体74に取り外し可能に取り付けることができる。あるいは、主カバーシート78Aは、図3Aに示されるように、その内側面に粘着された取り外し紙を有していてもよく、中央パッド粘着体74は主カバーシート78Aよりもむしろ取り外し紙に粘着される。フラップ取り外し要素78Cは、フラップ取り外し要素固定手段79等によって、主カバーシート78Aに結合されている。フラップ取り外し要素78Cは、主本体部22が主力カバーシート78Aの上に置かれたときに、フラップ粘着体の下に来るように配置されている。フラップ取り外し要素78Cは二つの分かれた要素を有しているように示されているが、フラップ取り外し要素78Cを、その各端がフラップ取り外し要素を有している二つの部分を有する一つの要素すなわち帯状の部材とすることもできる。フラップ取り外し要素78Cは好ましくは主カバーシート78Aに開閉可能に連結されている。
【0044】
この好適な取り外し可能カバー78の機能の重要さは、取り外し要素78Cを有する端部が、図4Aに示されるフラップ粘着体76を覆い、主カバーシート78に対して開閉可能である点である。開閉はフラップ24が生理用ナプキンの身体面20Aの上に折り重ねられるのを可能にする。これはフラップ24が折り重ねられるのを可能にし、図1に示されるように取り外しカバーがフラップが広がった状態で生理用ナプキンの折り重ねられるのに比べて、最終的な包装が小さくなり、使用者が持ち運ぶのにより便利になる。
【0045】
生理用ナプキン20は包装の際、図1に示されるように生理用ナプキンとそのフラップ20が取り外し可能カバー78の上に平らに置かれる。フラップ24と、フラップ粘着体76を覆っている取り外し可能に取り付けられたフラップ取り外し要素78Cとが、生理用ナプキンの身体面20Aの上に折り重ねられる。フラップ24は、この身体面対面状態(すなわち上面シート対面状態)に、多くの異なる方法で保持される。フラップ24を上面シートの上に折り重ねて維持する方法のひとつは、生理用ナプキンのフラップ24と身体面20Aの間に少量の粘着体を配することである。しかしながら、包装工程の間、フラップの上面の上に折り曲げ棒を配置することによりフラップ24を一時的に上面シート対面状態に維持し、続いて生理用ナプキンの20の主本体部22とカバー78を折り曲げられたフラップ24と共に横軸の周りに三つ折りにし、フラップ24の周囲の主本体部22の三つ折りでフラップを所定位置に保持するのが好ましい。このような形態では、取り外し可能カバー78の利点は、取り外し可能カバー78が三つ折り状態から広げられたとき、生理用ナプキン20が便利にも一回の動作で取り外し可能カバー78から離れる。使用者は、例えば、片手で取り外し可能カバー78の一端を持ち、そして反対側の手でそれに隣接している生理用ナプキン20の端をつかみ、生理用ナプキン20をカバー78から簡単に剥くことができる。
【0046】
好適な生理用ナプキンの実施の形態について説明したが、フラップを有する数多くの他の生理用ナプキンの実施の形態が可能であり、それらは文献に記載されている。それらが本発明のギャザー部を備えることが可能である。特に、フラップを有する生理用ナプキンは、オズボーン氏等の名において1994年9月13日付けで付与された「着用者の下着に取り付ける横伸縮可能手段を有する生理用ナプキン」と題する米国特許第5,346,486号、それぞれ1991年4月23日付けと1990年8月21日付けでオズボーン氏に付与された共に「薄型可撓性生理用ナプキン」と題する米国特許第5,009,653号と第4,950,264号、1990年4月17日付けでオズボーン三世氏等に付与された「フラップと応力解放手段を有する生理用ナプキン」と題する米国特許第4,917,697号、1987年8月18日付けでヴァンティルバーグ氏に付与された「フラップ付き造形生理用ナプキン」と題する米国特許第4,687,478号、1986年8月26日付けでマッティングリィ氏に付与された「生理用ナプキン取付手段」と題する米国特許第4,608,047号、1986年5月20日付けでヴァンティルバーグ氏に付与された「生理用ナプキン」と題する米国特許第4,589,876号、1981年8月25日付けでマックネイル氏に付与された「生理用ナプキン」と題する米国特許第4,285,343号、1968年8月20日付けでリカルド氏に付与された「下着のための使い捨て生理シールド」と題する米国特許第3,397,697号、1957年4月2日付けでクラーク氏に付与された「生理用ナプキン」と題する米国特許第2,787,241号に開示されている。このようなフラップを備えているパンティーライナーの形態の使い捨て吸収製品は、1988年4月19日付けでオズボーン氏に付与された「パンティーライナー」と題する米国特許第4,738,676号に開示されている。適当な吸収製品、少なくとも大人用失禁製造品のいくつかは、1994年4月5日付けでフェイスト氏に付与された米国特許第5,300,054号、1994年4月19日付けでノエル氏に付与された米国特許第5,304,161号に開示されている。
【0047】
加えて、本発明の生理用ナプキンの特に好適な改作のひとつにおいては、フラップ24がナプキンの各端に沿って二重壁バリアを備えていること可能である。これらの二重壁バリア(好適には内部バリア)のひとつは、これに説明されているように構成されており、他の二重壁バリアは、ヴァンティフバーグ氏に付与された米国特許第4,589,876号に開示されているように提供される。ギャザー部を持つことが可能ないくつかの生理用ナプキンについては説明したので、本発明の生理用ナプキンについて、着用者の下着の中でのナプキンの機能に関して詳しく説明する。
【0048】
図5は、多くの女性に共通に着用されるパンティー10としてよく知られたタイプの下着の所定位置にある本発明生理用ナプキン20を示している。図5に示される生理用ナプキン20の形状は、使用中に生理用ナプキンがとる形状というよりはむしろ、主に説明の目的のために示されている。本発明の生理用ナプキンは使用中に他の形状をとってもよい。
【0049】
パンティー10は股下部12と前面部14と背面部16を有している。股下部12は前面部14と背面部16につながっており、二つの弾性サイド端18を有している。生理用ナプキン20は、取り外し可能カバー78を取り除き、図5に示されるように生理用ナプキン20をパンティー10に配置して利用される。主本体部22は、背面シート40をパンティーの股下部12の内面に接触させ、主本体部22の一端をパンティーの前面部14に向けて、他端は背面部16に向けて延ばして、パンティー10の股下部12に配置される。中央パッド粘着体74は主本体部22を所定位置に保持する。フラップ24の端部46はパンティーの弾性サイド端18の周りに折り曲げられる。フラップ粘着部76はフラップ24をパンティーの下側に固定する。
【0050】
本発明の生理用ナプキンは従来の生理用ナプキンに無い多くの利点を有していると信じられる。従来の生理用ナプキンでは、フラップがパンティーの股下部12の湾曲端の周りに折り返されたとき、フラップに、特にその曲げ部分に応力が発生する。この応力は、フラップがパンティーの下側に取り付けられるときに、大きくなる。応力は、パンティーが所定の位置に引き上げられて、パンティ端18の弾性体がフラップの折り曲げ部を着用者の股下と腿の上部に押し付けるときに、更に大きくなる。応力は、フラップ24がパンティーの身体側からパンティーの下側へと位置が変わる折り曲げ19に非常に高く集中する。言い換えれば、応力は、パンティー10の股下部12の端18に集中する。フラップ24内の応力の一般に股下部12の端18によって作られる弧に従う。応力はフラップ24の曲がり部分を縦に内部に寄せてしまうかもしれない。これは、フラップが覆うことのできる着用者の下着の領域を減少させる。応力が十分に大きいと、フラップ24はパンティーから離れることができ、フラップ24は決して最良の効果とならない。
【0051】
応力を無くす、あるいは少なくとも減らすために、生理用ナプキン20は拡張可能部56と差異伸縮性の領域70を有している。拡張可能部56と差異伸縮性の領域70は折り曲げ19に沿った応力を、フラップ24がパンティーの下側に取り付けられたままに保持され、着用者の下着の与えられた範囲を覆う能力を失わない程度にまで良好に減少させる。
【0052】
本発明の生理用ナプキンは、リングロール領域またはひだ付け領域などの単一型の差異伸縮性の領域を有する生理用ナプキンを越える数多くの利点を与える。上述したように、生理用ナプキンの部分へのギャザー付けは、生理用ナプキンが横方向に余分に広がり、着用者のパンティーの股下部の弾性サイド端の周りにぴったり合ってフラップ24にかかる応力を更に減少させるのを可能にする。
【0053】
拡張可能部56を有する生理用ナプキンを提供することは、差異伸縮性のリングロール領域のみを使用して、更なる量の伸縮性の達成しようとしたときに起こりうる潜在的な設計の制限を克服することができる。着用者のパンティーの周りへの最適なフィット(適合)を提供するため、そのようなリングロール領域内(好ましくは差異伸縮性の領域の各々に約26mm)に比較的多量の伸縮性を組み込む必要性があることが分かる。は、パンティー股下部の最も狭い部分とフラップの末端46を横切る着用者のパンティーの弾性端18の間の領域の伸縮性は特に重要である。フラップ24は、着用者のパンティーの湾曲サイド端18の周りに滑らかにぴったり合うため、図5中の距離Dに等しい量だけ横に広がる必要がある。
【0054】
材料をリングロールすることにより材料に付加できる伸縮性の量には潜在的に固有な限界がある。その限界は、材料の特性とリングロールの工程による。生理用ナプキンに一般に使用される材料は典型的に比較的に低価格で容易に入手可能なものでなければならない。従って、材料は、使い捨て吸収製品への使用にとって費用効果がなければならない。これらの材料をリングロールするとき、そのような材料に多量の伸縮性を与えるために材料を変形させる如何なる企ては、材料を破壊したり穴を開けたりする危険がある。
【0055】
必要な量の伸縮性を得るために使用されているひとつの方法は、フラップ24を別の要素として作り、その後でフラップ24を主本体部22の縦端26の内部に縦に主本体部22に取り付けることである。この方法はリングロール領域が吸収コア42の下に始まるのを可能にする。上面シートと背面シートとコアを介して生理用ナプキンの主本体部22をリングロールすることによって所望の伸縮性を得ることは一般に難しいので、リングロールを吸収コア42の下に始めることが必要である。別の要素からフラップ24を作ることは、また、フラップに使用されうる材料の種類に柔軟性に与える(すなわち、フラップが上面シート38と背面シート40に使用される材料の種類に限定されない)。しかしながら、別のフラップ要素を主本体部に取り付けることは、生理用ナプキンの主本体部に別片の部材を作って操作して取り付ける必要性のために、生理用ナプキンを作製する工程を複雑にするという不利益を持っていた。
【0056】
しかしながら、本発明の構造はこれらの問題を解決し、一体成形フラップを有する生理用ナプキンが最適な量の伸縮性を持つように作るのを可能にする。ここに説明した構造はまた最適な量の伸縮性が前述した材料と工程の制限に遭遇することなく幅広い材料に対して達成されるのを可能にする。本発明のフラップのギャザー付けは更に、望むならば更なる伸縮性のためにリングロールされうるフラップ材料の量を効果的に倍にする。リングロールは、例えば、図1の右手下方の角に、フラップの拡張可能部56内に延びる(差異伸縮性の領域と拡張可能部が重なる)ように示されている。加えて、本発明の生理用ナプキンの構造は、フラップが大きな伸縮性を持つようにできるので、(縦方向に測って)長いフラップを効果的に作ることが可能となる。これは、フラップが着用者のパンティーの弾性の大きな部分を覆い、実質的に主本体部の全長に延びるパンティー弾性の部分を好適に覆うのを可能にする。
【0057】
さらに本発明は、フラップ横中心線T1の部分だけがひだ付けまたは抑制されたフラップを越える利点を持つフラップ構造を備えた生理用ナプキンを提供する。このような構造を越える利点のひとつは、長い距離にわたるフラップの抑制が、抑制されていない所で弛んでかさばるフラップの傾向を除去することである。従って、より効果的な使用はフラップ材料で作られる。加えて、無抑制フラップは、汚れから覆って保護することが必要な着用者のパンティー弾性に沿ってより緊密に配置されうる。
【0058】
またギャザー部は、上述したように、生理用ナプキン20の身体面20Aを横切る横方向の身体滲出物の流れに対する二重壁バリアを備えることもできる。加えて、二重壁バリア68の下側はトンネル状の構造とすることができ、これは、着用者のパンティーの端18を越えてぴったり合うことができ、着用の間の生理用ナプキン20の所定位置への保持を更に高める。これは特にフラップの端にある拡張可能部56に当てはまる。
【0059】
本発明の生理用ナプキンは、便利にも製造ラインの上で作ることができる。このような生理用ナプキンを作製する非限定的な方法のひとつは、最初に生理用ナプキン用の部材を、図1に示される生理用ナプキンに非常に似た、抑制部66が引っ張られ、フラップ24が広げられた様に見える予備成形生理用ナプキンに組み立てることである。その後、リングロールが生理用ナプキンのコーナー部分62に付加され、差異伸縮性の領域を設ける。リングロール工程に続いて、予備成形生理用ナプキンを折り曲げ板等の折り曲げ手段に通して折り曲げ部60を形成する。その後、抑制部66を設けて折り曲げられた部分を所定位置に保持し、粘着固定体を設け、そして取り外し可能カバー78を粘着固定体の上に配置する。
【0060】
この説明を通して言及したすべての特許と特許出願(とそれらに付随の如何なる特許、それに如何なる対応公開特許出願)の開示および刊行物は参照によってこれに組み込まれる。しかしながら、参照によってこれに組み込まれる文献のいずれも本発明を教示または開示していることは一切認められない。
【0061】
本発明の特定の実施の形態を図して説明したが、発明の要旨から逸脱することなく、様々な変形や変更が可能であることは当業者には分かるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好適な生理用ナプキンの上面図である。
【図2】図2は、生理用ナプキンが着用者のパンティーの端の周りに巻かれたときに広がりうるフラップの部分を通る、図1の2−2線に沿って破断した断面図である。
【図3】図3は、フラップ横中心線を通る、図1の3−3線に沿って破断した断面図である。
【図3A】図3Aは、生理用ナプキンへの取り付け前の一つの特に好適な取り外し可能カバーの斜視図である。
【図3B】図3Bは、図1〜図3に示される生理用ナプキンの端面図であり、特に好適な取り外し可能カバーの中に封止する前における、生理用ナプキンのフラップの一つを所定位置に折り曲げている様子を示している。
【図4】図4は、取り外し可能カバーが取り除かれた、図1に示される生理用ナプキンの底面図である。
【図5】図5は、図1と図2と図3と図4に示される生理用ナプキンの使用状態における斜視図である。

Claims (7)

  1. 主縦中心線と主横中心線を有する吸収製品であって、
    前記吸収製品は、
    離間された2つの縦端と離間された2つの横端を有する主本体部であって、液透過性上面シートと、上面シートに結合された液不透過性背面シートと、上面シートと背面シートの間に配置された吸収コアとを有する主本体部であるとともに、前記主本体部に連結した一対のフラップを備え、フラップの各々は、前記主本体部の各縦端から横に外に向かって延びており、
    前記フラップは、吸収製品の主縦中心線を横切るフラップ横中心線と、基端と、末端とを有し、
    前記吸収製品は、前記主縦中心線と前記フラップの一方との間であって、前記フラップ上、または前記フラップと前記主本体部との連結部上に位置するギャザー部を備え、前記横中心線を含み囲む部分に位置するギャザー抑制部であって、前記ギャザー部が前記フラップ横中心線から縦方向に離れた位置において開くの許す一方で、前記横中心線の部分では前記ギャザー部が開くのを抑える抑制部と、
    前記フラップ横中心線から縦方向に離れたフラップの少なくとも一部を有する差異伸縮性の領域であって、前記フラップ横中心線に沿うフラップの部位に比べて、外方向への伸縮性が大きい材料を有している差異伸縮性の領域とを有していることを特徴とする吸収製品。
  2. 前記ギャザー部が、ほぼ縦に方向付けされた折り曲げ線を有する前記吸収製品の少なくともひとつの折り曲げられ部を備える請求項1に記載の吸収製品。
  3. 前記折り曲げられ部が、並んで配列された折り曲げられ部分を有している請求項2に記載の吸収製品。
  4. 前記折り曲げられ部分の少なくとも一部が前記上面シートによって定められる平面に存在し、前記折り曲げられ部分が少なくともひとつの起立バリアを構成する請求項3に記載の吸収製品。
  5. 前記起立バリアが更に前記起立バリアに結合された弾性部材を有しており、前記起立バリアが前記弾性部材によって構成される請求項4に記載の吸収製品。
  6. 前記吸収製品の前記ギャザー部が前記少なくとも1つのフラップの前記連結部に位置し、前記差異伸縮性の領域が前記ギャザー部の横に外寄りに位置している請求項1に記載の吸収製品。
  7. 前記差異伸縮性の領域が、前記吸収製品の予備しわ寄せ部またはリングロール処理部を有している請求項2に記載の吸収製品。
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