JP3871706B2 - フラップ及び伸長性の異なるゾーンを有する吸収物品 - Google Patents
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Description
本発明は、衛生ナプキン、パンティライナ、成人失禁者用装置等の吸収物品に関する。更に詳細には、本発明は、フラップ、及びフラップを着用者の下着の下に折り返すときにフラップに生じる応力を除去するための伸長性の異なるゾーン(zones of differential extensibility)を持つ吸収物品に関する。
発明の背景
月経、尿、及び糞便等の身体の流体を吸収するための全ての方法、及びこれらを吸収するように形成された種々の吸収物品は、勿論、周知である。ウィング即ちフラップを持つ吸収物品、特に衛生ナプキンが文献に記載されており、市販されている。
フラップは、一般的には、中央吸収手段から横方向に延び、着用者のパンティの股領域の縁部に巻き付けられるようになっている。かくして、フラップは、着用者のパンティの股領域の縁部と着用者の大腿との間に配置される。一般的には、フラップには、フラップを着用者のパンティの下側に取り付けるための取り付け手段が設けられている。
フラップは、少なくとも二つの目的で役立つ。第1の目的は、フラップが設けられていない場合には着用者のパンティの縁部を汚してしまう滲出物でパンティの縁部が汚れないようにすることである。第2の目的は、特にフラップをパンティの下側に取り付けたとき、ナプキンがずれないように安定させることである。
種々のフラップを持つ衛生ナプキンが、1987年8月18日にヴァン・チルバーグに付与された「フラップを使い捨て付形衛生ナプキン」という標題の米国特許第4,687,478号、1986年8月26日にマッティングリーに付与された「衛生ナプキン取り付け手段」という標題の米国特許第4,608,047号、1986年5月20日にヴァン・チルバーグに付与された「衛生ナプキン」という標題の米国特許第4,589,876号、1981年8月25日にマックネールに付与された「衛生ナプキン」という標題の米国特許第4,285,343号、1968年8月20日にリッカードに付与された「下着用使い捨て衛生シールド」という標題の米国特許第3,397,697号、及び1957年4月2日にクラークに付与された「衛生ナプキン」という標題の米国特許第2,787,271号に開示されている。
フラップを持つ衛生ナプキンは、一般的に、汚れに対し、フラップを持たない衛生ナプキンよりも良好な保護を提供するものと考えられているが、フラップ付きナプキンには、一般的には、これらのフラップを最適に効果的であるようにする上で問題がある。こうした問題点は、一般的には衛生ナプキンの着用時にこれらのフラップに及ぼされる応力による。
フラップを着用者のパンティの縁部に沿って下方に折畳んだとき、フラップに応力が生じる。こうした応力は、フラップがパンティの身体側からパンティの下側に曲げられる、着用者のパンティの縁部にある折り目線に沿って特に大きい。このような応力は、フラップをパンティの股の湾曲した輪郭の周りに装着することによって生じる。これらの応力は、着用者が座ったり屈んだりするときに大きくなる。これは、パンティの縁部がフラップに対して外方に引っ張られ、かくしてこの折り目線に作用する応力が大きくなるためである。応力が大き過ぎる場合には、フラップはパンティから外れ、フラップの上述の利点の幾分かが失われる。更に、応力は、フラップを外すには不十分であっても、フラップを長手方向内方に丸めるには十分である。これは、フラップの大きさ及びフラップがカバーできる着用者の下着の面積を効果的に減少する。かくして、フラップが着用者のパンティから外れないようにし且つパンティの所与の面積をカバーする性能が失われないようにするため、折畳んだときに生じる応力をなくすか或いは少なくとも減少する方法に対する商業的必要がある。
上述のフラップに対し、種々の問題点を解決しようとする試みにおいて多くの変更がなされた。1990年2月13日にマッコイに付与された米国特許第4,900,320号には、ナプキンの長手方向縁部から内方の所定の箇所に取り付けられたフラップを持つ衛生ナプキンが開示されている。1990年3月27日にマビンカーブに付与された米国特許第4,911,701号には、中央吸収体の身体に面する部分に大きな凸状形状を提供し、ナプキンのフラップを接着剤なしで配置できるようにするための弾性手段を有する衛生ナプキンが開示されている。1990年7月10日にサレルノに付与された米国特許第4,940,462号には、チルバーグに付与された米国特許第4,589,876号の第5図に示された概念である、長手方向に拡張自在のフラップを持つ衛生ナプキンが開示されている。ノッチ又はスリットの形体の応力除去手段が衛生ナプキンの特定の位置に設けられたフラップを持つ衛生ナプキンが1990年4月17日にオズボーン三世に付与された米国特許第4,917,697号に記載されている。この後者の衛生ナプキンは、極めて優れているけれども、改良フラップを持つ衛生ナプキンについての探究が続けられている。
上文中に説明した応力は、一般的に、大きなフラップ(即ち、長手方向寸法が比較的大きいフラップ)を持つ製品において大きくなるため、吸収物品で使用されるフラップの大きさが不当に制限される。かくして、フラップに生じる応力を除去するための、使用できるフラップの大きさを制限しない改良応力除去手段に対する必要が存在する。
従って、本発明の目的は、フラップ、及びフラップを着用者の下着の股の縁部に沿って下方に折畳み、下着の下側に取り付けたときにフラップに生じる応力を除去するための伸長性の異なるゾーンを持つ衛生ナプキンのような吸収物品を提供することである。
本発明の別の目的は、フラップ、及び従来の製品のフラップよりも大きなフラップを吸収物品で使用できるようにする伸長性の異なるゾーンを持つ吸収物品を提供することである。
本発明のこれらの目的及び他の目的は、以下の説明を添付図面と関連して読めば、更に容易に明らかになるであろう。
発明の概要
本発明によれば、フラップ、及びフラップを着用者のパンティの股の縁部に沿って下方に折畳んだときにフラップに生じる応力を除去するための伸長性の異なるゾーンを持つ衛生ナプキンのような吸収物品が提供される。
即ち、本発明は、主長手方向中心線及び主横方向中心線を持つ吸収物品であって、液体透過性のトップシート、このトップシートに接合された液体不透過性のバックシート、及び前記トップシートと前記バックシートとの間に位置決めされた吸収コアを有する、一対の長手方向縁部を持つ主本体部分と、前記主本体部分に各々接合され、前記主本体部分の長手方向縁部を越えて横方向外方に延びており、基端縁部及び先端縁部を有する一対のフラップであって、フラップ横方向中心線を持つフラップと、を備えた吸収物品において、前記フラップには、前記フラップの前記先端縁部の少なくとも一部にまで外方に延びる複数の折り目線によって形成された波形区分が設けられており、前記複数の折り目線は前記フラップ横方向中心線上の単一の点から放射状に外方に延びていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、参考例の好ましい実施例の衛生ナプキンの平面図である。
第1A図は、衛生ナプキンの一方のフラップの隅部領域を通る、第1図の1A−1A線に沿った横断面図である。
第1B図は、一方のフラップの中央領域を通る、第1図の1B−1B線に沿った横断面図である。
第2図は、女性用パンティの股部分の斜視図である。
第3図は、第1図の実施例の衛生ナプキンが使用のために配置された、第2図に示すのと同じ女性用パンティの斜視図である。
第4図は、リングロール、又は「予め波形を付ける」ことによって伸長性の異なるゾーンが設けられたフラップを持つ、参考例の一実施例の衛生ナプキンの平面図である。
第4A図は、衛生ナプキンの一方のフラップの隅部領域を通る、第4図の4A−4A線に沿った横断面図である。
第5図は、参考例を示し、角度をなしてリングロールを施した伸長性の異なるゾーンを持つ、衛生ナプキンの概略平面図である。
第6図は、本発明の実施例を示し、リングロールを施した伸長性の異なるゾーンが放射状パターンをなして配置された、衛生ナプキンのフラップの概略平面図である。
第7図は、参考例を示し、追加の伸長性ゾーンをフラップ横方向中心線の領域に有する、衛生ナプキンのフ参考例を示し、ラップの概略平面図である。
第8図及び第9図は、参考例を示し、多くの方向に伸長性であるようにする、パターンをなした伸長性の異なるゾーンが設けられた衛生ナプキンのフラップの概略平面図である。
第10図は、リングロールを施した隅部領域を持つ構成要素からの衛生ナプキンの組み立てを示す分解斜視図である。
第11図は、参考例を示し、フラップのノッチをカバーする二種類の伸長性の異なるゾーンを持つ、衛生ナプキンのフラップの概略平面図である。
第12A図及び第12B図は、参考例を示し、折畳み区分を持つ衛生ナプキンのフラップの概略平面図であり、第12A図は、折畳み区分を折畳み形体で示し、第12B図は、折畳み区分を拡げた形体で示す。
第13図は、参考例を示し、各フラップに種類が異なる折畳み区分が設けられた衛生ナプキンの概略平面図である。
第14図は、参考例を示し、内部プリーツを持つフラップを備えた衛生ナプキンの概略平面図である。
第15図は、第14図の15−15線に沿った概略断面図である。
第16図は、第14図の16−16線に沿った概略断面図である。
第17図は、第15図に示す衛生ナプキンと同じ部分の、フラップを隅部領域で引き出して延ばした状態の断面図である。
第18図は、参考例を示し、湾曲した基端縁部を備えたフラップの平面図である。
第19図は、第18図に示すフラップを衛生ナプキンの主本体部分に取り付けるため、基端縁部を延ばした状態を示す平面図である。
第20図は、フラップの包旋形部分を示す、第19図に示すフラップを取り付けた衛生ナプキンの主本体部分一部の概略側面図である。
好ましい実施例の詳細な説明
本発明は、サイドフラップを持つ衛生ナプキン、成人失禁者用装置、パンティライナ等の吸収物品に関する。更に詳細には、本発明は、フラップ、及びフラップを着用者の下着の股の縁部及びその下に巻き付けたときにフラップに発生する応力を除去するための伸長性の異なるゾーンを持つ吸収物品に関する。
「吸収物品」という用語は、本明細書中で使用されているように、身体の滲出物を吸収して収容する物品に関する。更に詳細には、この用語は、身体から排出された種々の滲出物を吸収して収容するため、着用者の身体に当てて又は着用者の身体の近くに配置される物品に関する。「吸収物品」という用語は、衛生ナプキン、パンティライナ、及び失禁者用パッド(及び衣料の股領域で着用する他の物品)を含むことを意図したものである。「使い捨て」という用語は、一回使用した後に廃棄されるようになっており、好ましくは、堆肥化又は他の環境に適合した方法で処分されるようになった物品に関する。(即ち、これらは、洗濯又は他の方法で再生されたり吸収物品として再使用されるようになっていない。)例示の好ましい実施例では、吸収物品は参照番号20を附した衛生ナプキンである。
「衛生ナプキン」という用語は、本明細書中で使用されているように、女性が外陰部領域と隣接して着用する、身体から排出された種々の滲出物(例えば血液、月経、及び尿)を吸収し収容するようになった物品に関する。しかしながら、本発明は、添付図面に示す特定の種類又は形態の吸収物品に限定されない。
参考例として、フラップ及び伸長性の異なるゾーンを持つ衛生ナプキン20の例示の実施例を第1図に示す。第1図に示すように、衛生ナプキン20は、基本的には、中央吸収パッド(即ち「主本体部分」)22によって代表される吸収手段及び二つのフラップ24を有する。(以下の議論において、特別の記載がない限り、本明細書中に説明した衛生ナプキンはフラップを二つ備えている。衛生ナプキンは必ずしもフラップを二つ備えていなくてもよいが、フラップを二つ備えている方がフラップを一つ備えているよりも好ましい。更に、フラップは必ずしも互いに鏡像対称でなくてもよいが、好ましくは鏡像対称である。かくして、一方のフラップについての説明が他方のフラップについての説明となり、明瞭化を図るため、第2フラップについての説明は省略する。)
衛生ナプキン20は、主長手方向中心線l及び主横方向中心線tの二つの中心線を有する。「長手方向」という用語は、本明細書中で使用されているように、衛生ナプキン20の着用時に直立している着用者を左側身体半部及び右側身体半部に二分する垂直方向平面とほぼ整合した(例えばほぼ平行な)、衛生ナプキン20の平面内の線、軸線、又は方向に関する。本明細書中で使用した「横方向」という用語は、長手方向に対して略垂直な、衛生ナプキン20の平面内の線、軸線、又は方向に関する。
衛生ナプキン20は、トップシート40、バックシート42、及び吸収コア44からなる。トップシート40、バックシート42、及び吸収コア44の少なくとも一部が主本体部分22を構成する。衛生ナプキン20の主本体部分22の基本的構成要素及びこれらの構成要素のアッセンブリは、当該技術分野で周知の構成要素からつくることができる。幾つかの特に好ましい衛生ナプキンが、オズボーンに付与された米国特許第4,917,697号、オズボーンに付与された米国特許第5,009,653号、及びトンプソン等に付与された米国特許第5,281,208号に詳細に記載されている。
主本体部分22は、吸収コア44のような吸収手段を含む衛生ナプキン20の部分である。主本体部分22は、液体透過性の身体接触面(第1A図にトップシート40で示す)及び反対側の液体透過性の表面(第1A図にバックシート42で示す)を有する。図示の実施例は、一つの可能な実施例に過ぎないけれども、好ましい実施例である。他の可能な実施例には、吸収コア44が、バックシートに配置される前に、本質的に、トップシートで包まれた実施例が含まれる。更に、主本体部分22は、それ自体で立つのに十分な一体性を持つ吸収コアを有する。この吸収コアは、一方の表面が液体透過性であり、他方の表面が液体不透過性であるように処理が施してある。
主本体部分22は、比較的厚型であってもよいし、薄型であってもよい。更に、主本体部分22は比較的狭幅であるのがよい。狭幅の主本体部分22が効果的であり、これは、衛生ナプキン20の全体としての形体及びその使用により、主本体部分22が身体の直ぐ近くに維持されるためである。主本体部分22をこのように近くに配置することによって、主本体部分は、配置しなければならない場所、即ち膣開口部のところで身体の直ぐ近くに正確に配置される。この場合には、主本体部分22は、大量の月経流体を、主本体部分22の側部に沿って流れる前に吸収できる。更に、薄型主本体部分が望ましく、これは、着用者にとって快適であるためである。
第1図及び第1A図に示すフラップ24は、主本体部分22に取り付けられた別々の材料部品からなる。オズボーンに付与された米国特許第4,917,697号に示されている変形例では、フラップ24は、主本体部分22と一体である。このような場合には、トップシート40が、フラップ24及び主本体部分22の両方の一方の表面を形成し、バックシート42が、フラップ24及び主本体部分22の他方の表面を形成する。更に、米国特許第4,917,697号に詳細に説明されているように、衛生ナプキン20の吸収材料がフラップ24内に延びてフラップ吸収コアを形成してもよい。
フラップ24の各々は、主本体部分22と接合部に沿って関連している。接合部は、代表的には、接合線30のような長手方向に配向された(即ち「長手方向」)接合部である。本明細書中で使用されているように「接合部」(又は「接合線」)という用語は、フラップ24が主本体部分22から延びる領域、即ちフラップは主本体部分に接合された領域に関する。これらの領域は、任意の種々の曲線又は直線をなすのがよいが、線に限定されない。かくして、これらの領域は、フランジ、ストリップ、断続的な線、等からなるのがよい。第1図に示す実施例では、接合線30は比較的直線状の線である。
フランジ24は必ずしも主本体部分22の長手方向縁部22aから延びて(即ち長手方向縁部22aに沿って接合されて)いなくてもよい。フラップ24は、長手方向縁部22aから長手方向中心線に向かって内方に接合できる。かくして、フラップ24の各々は、主長手方向中心線lに沿って、又は主本体部分22の長手方向縁部22aに沿って、又は主長手方向中心線lと主本体部分22の長手方向縁部22aとの間の任意の場所で主本体部分22に接合できる。勿論、フラップ24は、一般的には、主長手方向中心線lの両側に設けられる。
フラップ24の基端縁部32は、接合線と隣接している。先端縁部(又は「自由端」)34は接合線から離れている。衛生ナプキン20のフラップ24の所望の性質は、1986年5月20日にヴァン・チルバーグに付与された「衛生ナプキン」という標題の米国特許第4,589,876号、1987年8月18日にヴァン・チルバーグに付与された「フラップを持つ付形衛生ナプキン」という標題の米国特許第4,687,478号、及びフラップ及び伸長性の異なるゾーンを持つ以下に論じる吸収物品に関する従来出願された特許出願に詳細に説明されている。第1図に示すように、各フラップ24は、フラップ横方向中心線t1で前半部26及び後半部28に分けられる。フラップ横方向中心線t1は、衛生ナプキンの主横方向中心線tと一致しているのがよいが、これは絶対に一致しなければならないというものではない。フラップ横方向中心線t1は、主長手方向中心線lと交わり、衛生ナプキンを四つの四半部A、B、C、及びDに分ける。
四半部A、B、C、及びDは、主長手方向中心線l及びフラップ横方向中心線t1の少なくとも一部と隣接した第1部分即ちゾーン(A1、B1、C1、及びD1)を各々有する。第2部分即ちゾーン(A2、B2、C2、及びD2)は、第1部分の外側にあり且つ第1部分と相補的である。(「外側」という用語は、本明細書中で使用されているように、中心線から遠ざかる方向に間隔が隔てられているということを意味する。「相補的」という用語は、本明細書中で使用されているように、第1部分及び第2部分が四半部全体を形成するということを意味する。)
衛生ナプキン20は、伸長性の異なるゾーン(又は「伸長性ゾーン」又は簡単に「ゾーン」)50を少なくとも一つ有する。好ましくは、第1図に示すように、衛生ナプキン20は、その各四半部に一つづつ、少なくとも四つの伸長性の異なるゾーン50を有する。伸長性の異なるゾーン50は、フラップをパンティの股に巻き付けるときにフラップ24に生じる応力を除去する。伸長性の異なるゾーン50がフラップの応力を除去するため、本明細書中、これらのゾーンを一種の「応力除去手段」と呼ぶ。
「伸長性の異なるゾーン」という用語は、本明細書中で使用されているように、衛生ナプキン20の周囲部分と異なる程度に(好ましくは大きく)伸長できる衛生ナプキン20の部分に関する。衛生ナプキンのこれらの「周囲部分」は、四半部の第1部分を形成する。かくして、伸長性の異なるゾーン50は、各四半部の第2部分を形成する。
伸長性の異なるゾーン50は、更に、少なくとも衛生ナプキン20の隅部領域52に配置されていると説明できる。(かくして、好ましくは、四半部の第2部分A2、B2、C2、及びD2が衛生ナプキン20の隅部領域52を構成する。)衛生ナプキン20は、好ましくは、四つの隅部領域52を有する(各フラップ毎に二つづつ、各四半部毎に一つづつ)。「隅部領域」52という用語は、本明細書中で使用されているように、各フラップ24の長手方向接合部に沿って、又はこれと隣接して配置された、衛生ナプキン20の部分に関する。各フラップ24の隅部領域52は、各接合部30の端部30aおよび30bの領域の二つの場所に配置されている。一方の隅部領域52は、フラップ24の前半部26で長手方向接合部30と隣接して配置されている。他方の隅部領域52は、フラップ24の後半部28で長手方向接合部30と隣接している。隅部領域52は、好ましくは、少なくとも一部がフラップ横方向中心線t1から各方向に長手方向に遠ざかるように配置されている。(かくして、隅部領域52は、フラップ横方向中心線t1又はフラップの中央部分27から長手方向「遠方」にあると説明できる。)。
最も好ましい場合には、伸長性の異なるゾーン50は、フラップ24が着用者のパンティの股に巻き付けられる折り目線の一部に沿って配置されている。折り目線は、代表的には、各フラップ24の長手方向接合部30に沿って、又はこれと隣接して配置される。「部分」、「ゾーン」、及び「領域」という用語が、本明細書中、大まかな場所に関して使用されているため、伸長性の異なるゾーン50及び隅部領域52は、正確に接合線30上の点に限定されない。代表的には、これらの用語には、接合線30上にある点並びに衛生ナプキン20を取り囲む領域(これには上述の折り目線が含まれる)の両方が含まれる。かくして、長手方向接合部は、代表的には、伸長性の異なるゾーン50の位置を大まかに示すのに役立つ。
隅部領域52は、代表的には、衛生ナプキン20の周囲23に沿って形成された「隅部」を含むため、そのように表示される。「隅部」は、衛生ナプキン20を平面図で見たとき、フラップ24の縁部35が主本体部分22の長手方向側縁部22aと交差した場所に形成される。しかながら、必ずしも、これらの縁部又はこれらの縁部を示す表示線の交差部に鋭い角度が形成されていなくてもよい。(隅部領域52を説明するための別の方法は、オズボーン三世等に付与された米国特許第4,917,697号に記載されている。ここに説明された隅部領域52は、代表的には、少なくとも、オズボーン等の特許にスリット又はノッチを持つものとして示されている領域からなる。(簡単にするため、これらの領域を、本明細書中、「ノッチ領域」と呼ぶ。)しかしながら、隅部領域52の面積は、好ましくは、オズボーン等の特許に示されているスリット又はノッチよりも大きい。)衛生ナプキン20の隅部領域52のフラップ24の部分は、「フラップの隅部領域」又は「フラップ隅部領域」と呼ぶことができる。これらが隅部領域52自体を構成するものと考えられるが、これらには別に参照番号52′が附してある。
伸長性の異なるゾーン50は、好ましくは、主に略横方向外方に大きく伸長できる。これは、概ね第1図に示す矢印の方向である。本明細書中で使用されているように「略横方向」という表現は、伸長性が横方向成分を有するということを意味する。しかしながら、全ての伸長が、衛生ナプキンの主横方向中心線と正確に平行である必要はない。伸長性は、好ましくは、長手方向よりも横方向に大きく配向されている。更に、任意の他の方向又は一つ以上の方向に伸長性成分を有する、本明細書中に説明したのとは別の種類の伸長性の異なるゾーンを設けることができる。
伸長性の異なるゾーン50は、好ましくは、衛生ナプキンの周囲部分よりも大きく略横方向に伸長できる構造を有する。しかしながら、本明細書中で言及した異なる伸長性は、弾性体なしで達成しなくてはならない。即ち、別の弾性部品、ストランド、又は衛生ナプキンの一つ又はそれ以上の部分を収縮させる材料を使用しないで達成しなくてはならない。更に、伸長性の異なるゾーンは、着用者の下着を覆う衛生ナプキンの部分のスリットやノッチをカバーされていないままに残すことなく、達成しなくてはならない。これには、滲出物がスリットやノッチを通って移動し、着用者の下着を汚すことがないという利点がある。
伸長性の異なるゾーン50についての適当な構造には、機械的に変形を加えた、波形を付けた、「リングロールを施した」、折畳んだ、プリーツを付けた、又は湾曲した接合部に沿って接合された材料ゾーンが含まれるが、これらに限定されない。これらの構造(場合によってはフラップ24の単なる部分として示してある)は、主本体部分22の部分、フラップ24の部分、又はこれらの部分の両方からなる。これらは、衛生ナプキンのこれらの構成要素の一体の部品であってもよいし、衛生ナプキンに接合された材料部品のような別の要素であってもよい。多くの種類の伸長性の異なるゾーンが設けられた吸収物品は、フラップ及び伸長性の異なるゾーンを持つ吸収物品に関する従来出願された特許出願、1993年6月4日にラバッシュ等の名で出願された「フラップ及び伸長性の異なるゾーンを持つ吸収物品」という標題の許可された米国特許出願第08/073,256号、1993年4月5日にニイハラ等の名で出願された「フラップ及び伸長性の異なるゾーンを持つ吸収物品の製造方法」という標題の許可された米国特許出願第08/042,840号、及び1993年8月18日にニイハラ等の名で出願された「内方に折畳んだプリーツ状フラップ」という標題の許可された米国特許出願第08/109,017号に記載されている。(これらの特許出願は、全て、1993年4月15日に公開されたPCT公開第WO93/06805号で組み合わされている。)(譲渡時に、特許番号が出願番号に対して挿入される。)本出願は、このような吸収物品の幾つかの変形例に関する。
第1図及び第1A図には、更に、衛生ナプキン20を下着の股領域に固定するようになった、接着剤取り付け手段、即ち中央パッド接着剤54及びフラップ接着剤56のようなファスナが示してある。中央パッド接着剤54は、主本体部分22をパンティの股部分に固定するための接着剤取り付け手段を提供する。フラップの先端縁部34と隣接した、フラップ24の外面は、好ましくは、フラップ接着剤56でコーティングされている。フラップ接着剤56は、以下に説明するように、パンティの股部分の縁部にフラップを巻き付けた後、フラップ24を所定位置に維持するのを助けるのに使用される。フラップ24は、フラップ24を下着又は反対側のフラップに取り付けることによって、所定位置に維持できる。適当な接着剤ファスナは、米国特許第4,917,697号に詳細に記載されている。
ファスナは、接着剤取り付け手段に限定されない。当該技術分野で使用されている任意の種類のファスナをこの目的で使用できる。例えば、衛生ナプキン20は、機械的ファスナによって、及び1990年8月7日にバットレルに付与された「感圧接着剤ファスナ及びその製造方法」という標題の米国特許第4,946,527号に記載されたファスナのような種類の異なるファスナによって、着用者の下着に取り付けることができる。しかしながら、簡単にするため、ファスナを接着剤取り付け手段に関して説明する。
接着剤取り付け手段は、取り外し自在の剥離ライナ即ち中央パッド剥離ライナ及びフラップ剥離ライナによって夫々覆われている。これらのライナには、両方とも、参照番号58が附してある。感圧接着剤は、使用前に他の面にくっつかないようにするため、剥離ライナ58で覆われていなければならない。適当な剥離ライナは、米国特許第4,917,697号に記載されている。特に好ましい実施例では、中央パッド接着剤54は、スワンソンに付与された米国特許第4,556,146号に記載されているような取り外し自在のラッパーによって覆われているのがよい。これは、衛生ナプキンの個々のパッケージとしても役立つ。
参考例の衛生ナプキンを、着用者の下着におけるその機能に関して以下に詳細に説明する。第2図には、多くの女性が一般的に着用している種類の、パンティとして周知の下着11の股部分14が示してある。パンティ11は、前区分10、後区分12、及び前区分と後区分とを接合する股部分14からなる。股部分14は、二つの側縁部16及び中央股部分18を有する。
参考例の衛生ナプキン20は、剥離ライナ58を取り外し、衛生ナプキン20を第3図に示すようにパンティ11に配置することによって使用される。主本体部分22の中央は、主本体部分22の一端がパンティの前区分10に向かって延び、他端が後区分12に向かって延びた状態でパンティの股部分14に配置される。バックシート42は、パンティの中央股部分18の内面と接触した状態に配置される。中央パッド接着剤54は、主本体部分22を所定位置に維持する。フラップ24の先端部分は、パンティの側縁部16に巻き付けられる。フラップ接着剤は、好ましくは、フラップ24をパンティの下側に固定する。
フラップ24をパンティの股部分14の縁部を中心として下方に折畳むとき、フラップの特に隅部領域52′に応力が発生する。これらの応力は、フラップをパンティの下に折畳み、パンティの下側に取り付けるときに大きくなる。応力は、パンティを所定位置まで引上げ、パンティ縁部16の弾性体がフラップの折畳んだ部分を着用者の股及び大腿の最も上側の部分に押し付ける場合に更に大きくなる。
応力は、フラップ24がパンティの身体側に配置されている状態からパンティの下側に配置された状態に変化する折り目線19に沿って最も高度に集中する。換言すると、パンティ11の股部分14の縁部16のところに集中する。フラップ24の応力は、全体として、股部分14の縁部16が形成する円弧に沿って生じる。しかしながら、衛生ナプキンの設計によっては、応力が集中する円弧は、フラップ24と主本体部分22との間の接合線30と正確には一致しない。こうした応力により、フラップ24の隅部領域52′が長手方向内方に隆起を形成する。これによって、フラップが着用者の下着をカバーできる領域が小さくなる。応力が十分に大きい場合には、フラップ24はパンティから外れ、フラップ24の効果が最適でなくなる。
これらの応力をなくすため、又は少なくとも減少するため、衛生ナプキン20には伸長性の異なるゾーン50が設けられている。伸長性の異なるゾーン50は、好ましくは、折り目線19に沿った応力を、フラップ24がパンティの下側に取り付けられたままにし、着用者の下着の所与の領域をカバーする能力を失わない程度にまで減少させる。
第1図及び第1A図は、一つの代表的な種類の伸長性の異なるゾーン50を持つ衛生ナプキンを示す。第1図及び第1A図に示す伸長性の異なるゾーンの種類を、本明細書中に説明した種々の伸長性の異なるゾーンの「代表」として、以下に説明する。これは、この実施例が、例示の目的で使用できる概念の比較的簡単な態様であるためである。第1図及び第1A図に示す種類の伸長性の異なるゾーン50(並びに幾つかの他の種類の伸長性の異なるゾーン)の特徴が、上掲の許可された米国特許出願第08/042,840号、米国特許出願第08/073,256号、及び米国特許出願第08/109,017号に詳細に記載されている。
第1図及び第1A図に示す実施例では、伸長性の異なるゾーン50は、衛生ナプキン20の弛みを備えた部分を構成する。衛生ナプキン20のこれらの部分は、少なくとも、フラップ隅部領域52′を有する。第1図及び第1A図の実施例では、弛みは、フラップ隅部領域52′を予め延伸する(又は「予め変形を加える」)ことによって形成される。これは、フラップの隅部領域を加熱し、次いで略横方向に延伸することによって行われる。加熱及び延伸により、フラップ隅部領域52′を大きくする。かくして、第1図及び第1A図に示すように、フラップ24を延ばして衛生ナプキンを拡げたとき、フラップ隅部領域52′に余分な材料がある。この余分の材料により、隅部領域52に応力を生ぜしめることなく、フラップ24を着用者のパンティの股に巻き付けることができる。予延伸に加え、伸長性の異なるゾーンを形成するための多くの種々の方法を、残りの図面に示す実施例と関連して以下に詳細に説明する。
第4図及び第4A図は、別の種類の伸長性の異なるゾーンを持つ衛生ナプキンを示す。第4図及び第4A図に示す衛生ナプキン20のフラップの隅部領域52には、リングロールを施す(即ち「予め波形を付けること」)によって異なる伸長性が与えられている。材料にリングロールを施すための種々のプロセスが、1978年8月15日にシソンに付与された米国特許第4,107,364号、1989年5月30日にサビーに付与された米国特許第4,834,741号、1992年9月1日にジェラルドM.ウェーバー等に付与された米国特許第5,143,679号、1992年10月20日にケネスB.ブエル等に付与された米国特許第5,156,793号、及び1992年12月1日にジェラルドM.ウェーバー等に付与された米国特許第5,167,897号に記載されている。
第4図及び第4A図は、波形の折り目線60が略長手方向に配向されるよにリングロール(即ち予め波形を付ける)を施すことができるということを示す。「略長手方向に」という表現(及びこれと同様の表現)は、本明細書中で使用されているように、横方向というよりは長手方向に配向されているということを意味する。かくして、折り目線60は、主長手方向中心線1から角度をなして遠ざかっていてもよい。更に、これによって所望の横方向伸長性が提供される。更に、他の実施例では、波形の折り目線60の幾つかが略横方向にも配向される(即ち、これらの波形が長手方向というよりは横方向に配向される)ように、リングロールを適用することができる。
参考例の変形例(第4図及び第4A図に示す実施例のような)では、提供される伸長性の量を、伸長性の異なるゾーン50の異なる部分に亘って変化させることができる。例えば、リングロールによって形成された波形の数及び大きさを、これらの性質のいずれか又は両方がフラップ横方向中心線t1から更に大きく離れているように変化させることができる。これによって、パンティの股に巻き付けるのに必要な形体を最も正確にとる種々の伸長性を衛生ナプキンに提供できる。第5図は、主長手方向中心線1から遠ざかる方向に角度を付けた折り目線60を持つ波形がリングロールにより付けられたフラップを持つ衛生ナプキンの一例を示す。折り目線60は、主長手方向中心線に関し、0°以上90°以下の任意の角度を形成できる。折り目線60は、好ましくは、主長手方向中心線1から約40°乃至45°の角度を形成する。折り目線60が完全に長手方向に延びている場合には、フラップ24は薄っぺらでぐにゃぐにゃした感じになり易い。これは、これらが長手方向に配向された軸線を中心として折り曲がり易いためである。フラップに所定角度でリングロールを施すことによって、主本体部分22と平行な曲げ線がなくなり、フラップ24の薄っぺらな感じが少なくなる。このようなフラップは、実際には、構造を強化する作用をなし、構造の剛性を段ボールの波形と同様に高め、更に、パンティに容易に巻き付けられる程の可撓性を備えている。更に、第5図に示すフラップは、実質的に横方向であるがパンティの弾性体に対してほぼ垂直な所定方向に伸長できるようにするのに使用できる。これは、パンティの湾曲に合せるのに必要な、全体としての伸長性が小さい、更に効率のよい構造を形成できる。
第6図は、本発明の実施例としてのフラップ24を示し、このフラップ24は、第5図に示した衛生ナプキンに適用される。第6図に示す実施例は、半径方向折り目線60からなるリングロールパターンを有する。折り目線60の配向は、フラップ横方向中心線t1の各側の折り目線60が単一の点から外方に放射状に延びているという点で異なっている。これには、伸長性が最も必要とされるフラップの先端縁部34での伸長性を大きくするという利点がある。
第7図は、フラップに追加の伸長性ゾーンが設けられた実施例を示す。追加のゾーンは、フラップ横方向中心線t1の領域にあるように示してある。この実施例は、フラップ横方向中心線t1に沿って追加の伸長性(これは長手方向成分を有する)を提供する。第7図に示す伸長性ゾーンは、変形例では、フラップの先端縁部に沿った任意の場所に配置されている。更に別の実施例では、フラップに多数の追加の伸長性ゾーンを設けることができる。
第8図及び第9図は、衛生ナプキンのフラップに、多方向に伸長できる伸長性の異なるゾーンが設けられた二つの可能な実施例を示す。第8図は、一方向以上の方向に延びる折り目線60を持つ、波形が設けられたリングロールパターンの一例である。第9図は、杉綾パターンをなして配置された波形押縁からなる伸長性の異なるゾーンが設けられたフラップを持つ衛星ナプキンフラップの一例である。
第4図乃至第9図に示すフラップは、全て、互いに噛み合う歯を持つ一組のロールにフラップ材料を通すことによって、又は互いに噛み合う歯を持つプレートを使用することによって製作できる。いずれの場合でも、歯は、好ましくは、完全に整合した噛み合い配置から僅かにずれており、伸長性の異なるゾーン内に伸長性が高い領域及び伸長性が低い領域を備えた、外観が優れた製品を提供する。更に、伸長性の異なるゾーンは、1993年9月17日にミシェルA.マンスフィールド等が出願した「弾性体様挙動を示す伸長性ウェブ材料でできたパンティカバー要素を持つ吸収物品」という標題の米国特許出願第08/124,180号、及び1994年2月24日にドナルドC.ルー等が出願した「多ゾーン構造弾性体様フィルムウェブでできた弾性胴部装置を持つ吸収物品」という標題の米国特許出願第08/203,456号に記載された「SELF」プロセスを吸収物品の部分に対して実行し、吸収物品に別の弾性材料を取り付ける必要なしにこれらの部分に弾性体様特性を提供することによって形成できる。
第4図乃至第9図に示す実施例は、幾つかの異なる方法で製造できる。伸長性の異なるゾーンは、衛生ナプキンを完全に組み立てた後、フラップ24が主本体部分22に予め取り付けられた場所で、衛生ナプキン20に形成できる。変形例では、フラップ24を構成する一つ又はそれ以上の別体の構成要素に伸長性の異なるゾーンを付け、その後、この構成要素を主本体部分22に取り付け、衛生ナプキン20の形成を完了することができる。
第10図は、例えば、衛生ナプキンの一つ又はそれ以上の構成要素(トップシート40及びバックシート42等)を、これらの構成要素を組み立てて衛生ナプキン20の主本体部分22を形成する前に、リングロールを施す(又は他の種類の伸長性の異なるゾーンを提供する)ことができる変形例を示す。第10図に示す実施例では、トップシート40及びバックシート42は、一体のフラップ構造24の一部を各々有する。トップシート40及びバックシート42の、フラップ24の隅部領域を構成する領域に、主長手方向中心線に対して角度をなした所定のリングロールパターンでリングロールを施す。次いで、吸収コア44をトップシート40とバックシート42との間に配置し、衛生ナプキンのこれらの構成要素を任意の周知の方法で互いに固定する。好ましくは、この実施例のアッセンブリでは、トップシート40及びバックシート42は、伸長性の異なるゾーンで互いに固定されているが、吸収コア44には伸長性の異なるゾーンで固定されていない。
衛生ナプキンをこのような方法で組み立てることの利点は、フラップ24が衛生ナプキンの主本体部分22と一体である場合に存在する制限の一つをなくすことである。一体のフラップ構造(特にリングロールを施したフラップ)の欠点の一つは、広範な大きさ及び形状のパンティに装着するため、及び十分な伸長性を与えるため、伸長性の異なるゾーンが、吸収コアの長手方向側縁部の所望の部分の内側(及び下側)で始まるのが好ましいということである。第10図に示す実施例では、これは、トップシート及び/又はバックシートのリングロールを施した区分を吸収コアに固定されていないままにし、伸長性の異なるゾーンのこれらの領域での伸長性能を損なわないようにすることによって行われる。
第11図は、別の変形例の衛生ナプキンの実施例を示し、この実施例では、フラップ24の隅部領域にノッチ74が設けられている。ノッチ74は、フラップ24に異なる伸長性を与える材料76で橋渡しされている。ノッチをカバーする材料は、伸長性材料であるか或いは幾らかの弛みを持つ非伸長性材料であるのがよく、ノッチを橋渡しするように取り付けられる。このような実施例の利点は、ノッチを通して液体が漏れることに伴う問題点なしに異なる伸長性を提供するということである。
第12A図及び第12B図は、衛生ナプキンの更に別の変形例のフラップ24を示す。着用者のパンティに巻き付けるための余分の材料を提供するため、このフラップには折り目線が設けられている。第12A図は、フラップ24を折畳んだ形体で示し、第12B図は、フラップ24を拡げた形体で示す。フラップ24の折畳み部分を形成する折り目線は、米国特許出願第08/042,840号、米国特許出願第08/073,526号、及び米国特許出願第08/109,017号に記載されているように、略長手方向に配向されているのがよい。変形例では、折り目線の幾つかを、第12A図及び第12B図に示すように、略横方向に配向でき、又は(第13図に示すように)長手方向と横方向との間の所定の角度で配向できる。第12A図及び第12B図に示すフラップ24は、フラップにスリット又はノッチを付け、折畳んだ材料部品をこれに取り付けることによって、又はフラップを構成する材料を一つ又はそれ以上のテンプレートに巻き付け、次いでフラップ材料を衛生ナプキン20の主本体部分22に取り付けることによって製作できる。第12A図及び第12B図に示す実施例には、フラップ接着剤ファスナ56のようなファスナを設けることができ、このファスナは、フラップの折畳み区分間に配置される。フラップの折畳み区分は、フラップ接着剤及び相補的剥離面のいずれかを有し、又は、更に好ましくは、第12A図及び第12B図に示すように、剥離可能な凝集性接着剤が折畳み区分の各々に設けられている。
第13図は、折畳み区分を備えたフラップを持つ変形例の衛生ナプキンを示す。第13図は、フラップに一つ以上の折畳み区分(即ち多数の折畳み区分)を設けることができるということを示す。好ましくは、第13図に示すように、これらの多数の折畳み区分のうちの一つ又はそれ以上がフラップ横方向中心線t1の両側に配置されている。更に、第13図は、折畳み区分の折り目線が主長手方向中心線lに関して種々の角度をなすことができるということを示す。これらの角度は、種々の可能な実施例において、(衛生ナプキンの最も近い端部に対して)90°以下、約90°、又は90°以上であるのがよい。
第14図乃至第17図は、内部プリーツが設けられた(内部が拘束された)構造を持つ、変形例の衛生ナプキンを示す。この実施例では、第15図及び第16図の断面に示すように、フラップにプリーツが設けられているのでなく、トップシート40及びバックシート42の各々を衛生ナプキンの外面から遠ざかる方向に内方に折畳んだ長手方向側辺縁部を有する。フラップ24の基端縁部32は、トップシート40、バックシート42、又はこれらの両方の長手方向側辺縁部の折畳み部分に取り付けられている。フラップは、その接合箇所80の位置が、フラップ横方向中心線から長手方向に間隔が隔てられた箇所における位置よりもフラップ24の中央部分27における位置の方が主本体部分22の長手方向側縁部22aに近くなるように接合されている。そのため、トップシート及びバックシートの折畳み区分は、第17図に示すように、引き出して略横方向に延ばすことができる。
第18図、第19図、及び第20図は、フラップ24の基端縁部32が湾曲(好ましくは凹状に)した変形例を示す。第19図では、このフラップ24の先端縁部34は、好ましくは、少なくとも部分的に、好ましくは完全に真っ直ぐになるまで延ばしてある。これは、弾性ストランドを吸収物品に付けるための従来のプロセスを使用して行うことができる。次いで、先端縁部34を衛生ナプキンの主本体部分に固定する。この延伸により、フラップ24の隅部領域に伸長性の異なるゾーン50を形成し、第20図に示すように、フラップ24を側縁部から見たとき、一つ又はそれ以上の包旋形部分90がフラップに形成される。
種々の変形例を見たとき、本明細書中に記載された吸収物品に設けられた特徴は、添付図面に示した特定の実施例に限定されないということは理解されるべきである。これらの特徴は、任意の所望の方法で組み合わせることができ又は変更できる。同様に、種々の実施例の組み立てに関して説明した技術は、本明細書の他の変形例のうちの幾つかをつくるのにも使用できる。
本発明を衛生ナプキンに関して説明したが、本明細書中に説明したフラップ及び伸長性の異なるゾーンは、上述のように、パンティライナ及び失禁者用製品のような種々の異なる吸収物品に設けることができる。パンティライナの形体の適当な吸収物品は、1988年4月19日にオズボーンに付与された「パンティライナ」という標題の米国特許第4,738,676号に記載されている。適当な吸収物品、これらの吸収物品のうちの少なくとも幾つかが成人失禁者用製品である、は、バリーR.フェイスト等に付与された米国特許第5,300,054号、及びジョンR.ノエル等に付与された米国特許第5,304,151号に記載されている。本明細書中に記載した吸収物品には、オズボーン等に付与された「タック付きフラップを持つ吸収物品」という標題の米国特許第5,281,209号に記載されたタック付きフラップ等の他の特徴を備えることもできる。
本明細書中の記載で言及した全ての特許、特許出願(及びこれらの特許出願に基づいて付与された特許、並びに任意の対応する公開された外国特許出願)、及び公開文献に開示されている内容は、こうした文献について触れたことにより本明細書中に組み入れたものとする。しかしながら、本明細書中に組み込んだいずれの文献にも本発明は教示も開示もされていないということは明らかである。
本発明の特定の実施例を図示し且つ説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の他の変形及び変更を行うことができるということは当業者に明らかである。
Claims (1)
- 主長手方向中心線及び主横方向中心線を持つ吸収物品であって、
液体透過性のトップシート、このトップシートに接合された液体不透過性のバックシート、及び前記トップシートと前記バックシートとの間に位置決めされた吸収コアを有する、一対の長手方向縁部を持つ主本体部分と、
前記主本体部分に各々接合され、前記主本体部分の長手方向縁部を越えて横方向外方に延びており、基端縁部及び先端縁部を有する一対のフラップであって、フラップ横方向中心線を持つフラップと、を備えた吸収物品において、前記フラップには、前記フラップの前記先端縁部の少なくとも一部にまで外方に延びる複数の折り目線によって形成された波形区分が設けられており、前記複数の折り目線は前記フラップ横方向中心線上の単一の点から放射状に外方に延びていることを特徴とする吸収物品。
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