JP2011036502A - テープ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】おむつが食い込み状態になり難いため、排泄物の漏れが生じ難く、また、着用感が良好であるテープ型使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】前身頃2、股下部4、後身頃6の各部から形成され、吸収体22a、トップシート18、バックシート20、後身頃6の左右の各側縁から延出するように付設され、前身頃2と後身頃6を固定可能な複数の止着テープ10a,10b、を備え、複数の止着テープ10a,10bは、後身頃6の左右の各側縁部の、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子50よりも腰側の領域(第一の領域24)、及び、大腿骨大転子50よりも膝側の領域(第二の領域25)のそれぞれに少なくとも一対付設されるテープ型使い捨ておむつ1a。
【選択図】図2

Description

本発明は、テープ型使い捨ておむつに関し、更に詳しくは、股下部分からの漏れが生じ難く、着用感が良好であるテープ型使い捨ておむつに関する。
従来、高齢者・障害者用のおむつとして、例えば、図10に示すテープ型使い捨ておむつ100のような、前身頃2、股下部4、後身頃6の各部から構成され、吸収体22aと、この吸収体22aの表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシート18と、吸収体22aの裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシート20と、後身頃6側に配置された、前身頃2と後身頃6とを固定する止着テープ110aと、備えたテープ型使い捨ておむつが広く使用されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなテープ型使い捨ておむつ100によれば、着用者の排泄物はトップシート18の液透過性の部分を透過して吸収体22aに吸収され、液不透過性の材料で構成されるバックシート20によって外部への漏洩が防止される。このようにして排泄物をおむつ内部に保持することができる。
また、図11は、テープ型使い捨ておむつ100の着用状態を模式的に示しており、図11に示すように、それぞれの止着テープ110aを、着用者200の脇を経由して、おむつの前身頃2(図10参照)に配設された被止着部材11に止め付けることによって、テープ型使い捨ておむつ100を容易に着用することができる。
ここで、一般的に、大人用のテープ型使い捨ておむつは、図10に示すテープ型使い捨ておむつ100のように、サイドフラップ部分が広いので両方の側縁にそれぞれ2つずつ止着テープを付設することが多い。そして、座位、立位、仰臥位等の様々な状態を考慮して、即ち、脚周りの動き易さを考慮して、股下部から祖頚部に沿って開口部が形成され、脚の付け根の部分(大腿骨大転子に相当する部分(体表面))が露出するようになっている。なお、図11中、符号50は、着用者の大腿骨大転子の位置を示している。
特開2009−56001号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたテープ型使い捨ておむつは、脚周りの自由度が高く、様々な姿勢をとり易くなっているが、座位、仰臥位、立位、歩行等の動きに伴って脚の付け根を曲げ伸ばしすることによって、脚周りのライン(脚周り開口部)がずれ上がり、おむつが食い込む状態(いわゆるハイレグ状態)になることがあった。特に車椅子等に座ることによって長時間座位の姿勢をとっていると、腰が曲がり筋力の弱まった高齢者においては、徐々に座位が浅くなってくることが多くみられる。このとき、おむつが着用者の股下に食い込んだ状態になることがあった。そのため、おむつと体との間(特に股下部)に隙間ができてしまい、この隙間から排泄物が漏れてしまうことがあった。また、止着テープの付設位置によって、止着テープの下側(膝側)の縁が大腿に当ったり、この縁が大腿と擦れたりすることに起因して痛みを感じるため、着用感が悪く、非常に不快になることがあった。
本発明は、このような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、おむつが食い込む状態になり難いため、排泄物の漏れが生じ難く、また、着用感が良好であるテープ型使い捨ておむつを提供するものである。
本発明によれば、以下に示すテープ型使い捨ておむつが提供される。
[1]前身頃、股下部、後身頃の各部から形成され、吸収体、前記吸収体の表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシート、及び、前記吸収体の裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシートを有するおむつ本体と、前記後身頃の左右の各側縁から延出するように付設され、前記前身頃と前記後身頃を固定可能な複数の止着テープと、を備え、前記複数の止着テープは、前記後身頃の左右の各側縁部の、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも腰側の領域、及び、大腿骨大転子よりも膝側の領域のそれぞれに少なくとも一対付設されるテープ型使い捨ておむつ。
[2]前記前身頃の左右の各側縁部と前記後身頃の左右の各側縁部との一部にサイドフラップ部を有し、前記前身頃のサイドフラップ部と前記後身頃のサイドフラップ部とは、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域を有するとともに、前記複数の止着テープが、前記後身頃のサイドフラップ部に付設されている前記[1]に記載のテープ型使い捨ておむつ。
[3]前記止着テープは、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子に相当する部分を被覆しないように付設されている前記[2]に記載のテープ型使い捨ておむつ。
[4]前記前身頃には、前記複数の止着テープを止着可能な被止着部材が付設されている前記[1]〜[3]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
[5]前記被止着部材は、複数のものから構成されており、前記前身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域に付設される第一の被止着部材と、前記第一の被止着部材よりも前記前身頃の端縁側に付設される第二の被止着部材と、を有する前記[4]に記載のテープ型使い捨ておむつ。
[6]前記後身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域には、おむつの幅方向に沿って伸縮部材が付設されている前記[2]〜[5]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
[7]前記後身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域には、おむつの長手方向に沿って伸縮部材が付設されている前記[2]〜[6]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
[8]前記おむつ本体の一方の端部側の領域を被覆し、前記前身頃の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部を有する第一外装シートと、前記おむつ本体の他方の端部側の領域を被覆し、前記後身頃の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部を有する第二外装シートと、を更に備え、前記前身頃及び前記後身頃の各サイドフラップ部は、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域を有するとともに、前記複数の止着テープが、前記後身頃のサイドフラップ部に付設され、かつ、前記後身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域には、おむつの幅方向に沿って伸縮部材が付設されている前記[1]に記載のテープ型使い捨ておむつ。
[9]前記吸収体の左右の各側縁部には、前記吸収体の長手方向の中間部に、前記吸収体の長手方向に沿って細長状の溝部が形成されている前記[1]〜[8]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
[10]前記吸収体は、その長手方向の中間部が、前記中間部以外の部分に比べて幅広である前記[1]〜[9]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
[11]前記吸収体の左右の各側縁部には、切欠部が2つ以上形成されている前記[1]〜[10]のいずれかに記載のテープ型使い捨ておむつ。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、おむつが食い込み難くなるため、排泄物の漏れが生じ難く、また、着用感が良好であるという効果を奏するものである。
本発明のテープ型使い捨ておむつの一の実施形態を示す一部切り欠き平面図であり、テープ型使い捨ておむつをトップシート側から見た状態を模式的に示す図である。 図1に示すテープ型使い捨ておむつの着用状態を模式的に示す正面図である。 図2に示す着用者の骨盤を模式的に示す平面図である。 本発明のテープ型使い捨ておむつの別の実施形態を示す一部切り欠き平面図であり、テープ型使い捨ておむつをトップシート側から見た状態を模式的に示す図である。 本発明のテープ型使い捨ておむつの別の実施形態に備える吸収体を模式的に示す平面図である。 本発明のテープ型使い捨ておむつの別の実施形態に備える吸収体を模式的に示す平面図である。 本発明のテープ型使い捨ておむつの別の実施形態に備える吸収体を模式的に示す平面図である。 本発明のテープ型使い捨ておむつの別の実施形態に備える吸収体を模式的に示す平面図である。 図4に示すテープ型使い捨ておむつの製造工程を説明する平面図である。 図4に示すテープ型使い捨ておむつの製造工程を説明する平面図である。 従来のテープ型使い捨ておむつを示す一部切り欠き平面図であり、テープ型使い捨ておむつをトップシート側から見た状態を模式的に示す図である。 図10に示すテープ型使い捨ておむつの着用状態を模式的に示す正面図である。 従来のテープ型使い捨ておむつの着用状態を模式的に示す正面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。即ち、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施の形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に属することが理解されるべきである。
なお、本明細書において、「前身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の腹側(身体前方)を覆う部分、「股下部」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の股下を覆う部分、「後身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の背側(身体後方)を覆う部分を意味するものとする。
[1]テープ型使い捨ておむつ:
本発明のテープ型使い捨ておむつの一実施形態は、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aのように、前身頃2、股下部4、後身頃6の各部から形成され、吸収体22a、この吸収体22aの表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシート18、及び、吸収体22aの裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシート20を有するおむつ本体30と、後身頃6の左右の各側縁から延出するように付設され、前身頃2と後身頃6を固定可能な複数の止着テープ10(10a,10b)と、を備えている。そして、複数の止着テープ10(10a,10b)は、図2に示すように、後身頃6の左右の各側縁部の、おむつ着用時における着用者200の大腿骨大転子50(図3参照)よりも腰側の領域(第一の領域24)、及び、大腿骨大転子50よりも膝側の領域(第二の領域25)のそれぞれに少なくとも一対付設されるものである。このような構成であると、第二の領域25に付設された止着テープ10aが、脚の付根(大腿骨大転子50)よりも膝側に位置することとなり、おむつのずり上がりが防止されるため、おむつが食い込む状態(いわゆるハイレグ状態)になり難くなる。そのため、排泄物の漏れが生じ難いという利点がある。また、止着テープ10を上記のように付設しているため、着用者が脚を曲げた際でも、止着テープ10(特に止着テープ10a)の縁が着用者の大腿に当ったり、上記縁が大腿と擦れたりすることがないため、着用感が良好になる。
なお、図1は、本発明のテープ型使い捨ておむつの一の実施形態を示す一部切り欠き平面図であり、テープ型使い捨ておむつ1aをトップシート18側から見た状態を模式的に示している。図2は、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aの着用状態を模式的に示す正面図である。図3は、図2に示す着用者200の骨盤を模式的に示す正面図であり、符号50は大腿骨大転子、符号52は腸骨、符号53は上前腸骨棘、符号54は大腿骨を示している。図1〜12において、同一の構成要素には同一の符号を付している。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、前身頃の左右の各側縁部と後身頃の左右の各側縁部との一部にサイドフラップ部を有し、前身頃のサイドフラップ部と後身頃のサイドフラップ部とは、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域を有するとともに、複数の止着テープが、後身頃のサイドフラップ部に付設されていることが好ましい。このような構成であると、サイドフラップ部によって、着用者の大腿の一部が覆われることとなり、太腿周りで止着することができるので、おむつが食い込む状態になることを効果的に防止することができ、また、大腿が、不織布などからなるサイドフラップ部によって覆われるため、着用感が更に良好になる。
図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、前身頃2の左右の各側縁部と後身頃6の左右の各側縁部との一部にサイドフラップ部5を有しており、前身頃2のサイドフラップ部5と後身頃6のサイドフラップ部5とは、おむつ着用時における着用者200の大腿骨大転子50よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域15を有し、複数(合計4つ)の止着テープ10が、後身頃6のサイドフラップ部5に付設されている例を示している。なお、なお、図1中、符号50は、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子の位置を示している。
サイドフラップ部は、上述した条件を満たすものである限り特に制限はないが、後身頃のサイドフラップ部は、具体的には、下記式(1)を満たすものであることが好ましい。
式(1):0.35<(B/A)<0.6
(但し、式(1)中、Aは、テープ型使い捨ておむつの長手方向の全長(図1中、「A」と示す)であり、Bは、後身頃側の端縁から、後身頃と股下部との境界までの距離(図1中、「B」と示す)である。なお、股下部とは、テープ型使い捨ておむつの長手方向の中間に位置し、後身頃及び前身頃のいずれよりも幅狭の領域である(図1参照)。)
股下部は、上述したように、テープ型使い捨ておむつの長手方向の中間に位置し、後身頃及び前身頃のいずれよりも幅狭の領域であるが、具体的には、下記式(2)を満たすものであることが好ましい。式(2)を満たすものであると、おむつを着用した際に、大腿が良好に被覆されるため、おむつが、いわゆるハイレグ状態になることを更に効果的に防止することができ、着用感が特に良好になる。
式(2):0.25<(E/F)<0.4
(但し、式(2)中、Fは、テープ型使い捨ておむつの幅方向の全長(図1中、「F」と示す)であり、Eは、テープ型使い捨ておむつの幅方向の全長と股下部における最も幅狭の部分の長さとの差に相当する長さ(図1中、「E」と示す)である。)
前身頃には、複数の止着テープを止着可能な被止着部材が付設されていることが好ましい。このように被止着部材を付設すると、止着テープを、前身頃に対してより強固に止め付けることができるため、不用意に止着テープが外れてしまうことを防止することができ、排泄物の漏れを防止することができる。
更に、被止着部材は、複数のものから構成されており、前身頃のサイドフラップ部の大腿周り被覆領域に付設される第一の被止着部材と、第一の被止着部材よりも前身頃の端縁側に付設される第二の被止着部材と、を有するものであることが好ましい。このような構成によると、おむつの着用時に、着用者の膝側に付設されている止着テープを上記第二の被止着部材に止め付けることができるため、太腿周りを覆うように着用できる。そのため、脚周りに隙間が形成され難くなるので漏れが生じ難い。また、上記止着テープの一辺が着用者の大腿に食い込んだり、擦れたりして、痛みや不快感を覚えることを効果的に防止することができる。更に、脚の曲げ伸ばしが行い易くなるという利点がある。
被止着部材は、止着テープを止着可能なものであり、止着テープとの組み合わせによって適宜選択することができるが、例えば、後述するループ状の繊維が配置された凹部材などを用いることができる。
図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、その前身頃2に、メカニカルファスナーのループ材からなる複数の被止着部材11が付設されており、この被止着部材11は、前身頃2のサイドフラップ部5の大腿周り被覆領域15に付設された第一の被止着部材11aと、第一の被止着部材11aよりも前身頃2の端縁7側に付設された第二の被止着部材11bと、を有している例である。
[1−1]止着テープ:
止着テープは、後身頃の左右の各側縁から延出するように付設され、前身頃と後身頃を固定することができ、後身頃の左右の各側縁部の、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも腰側の領域(腰側領域)、及び、大腿骨大転子よりも膝側の領域(膝側領域)のそれぞれに少なくとも一対付設されるものである。
このように止着テープを配置することによって、止着テープ(おむつ)が大腿の一部を包むようになるため、体に対するおむつの追随性が高くなり、排泄物の漏れ(特に、股下部から排泄物の漏れ)を有効に防ぐことができる。また、車椅子等に長時間座ることによって姿勢が浅くなった場合であっても、おむつがずれ上がり難い。そのため、おむつと着用者の体の間に隙間が生じ難いため、漏れを防止することができる。更に、従来のテープ型使い捨ておむつは、例えば、座ったり階段を登ったりして脚を曲げた際に、止着テープの一辺が着用者の大腿に食い込んだり、擦れたりして、痛みや不快感を覚えることがあったが、本発明のテープ型使い捨ておむつによれば、上記のように止着テープを付設しているため、上述した痛みや不快感を覚えることを防止することができる。
止着テープは、上述した領域に付設される限り特に制限はないが、腰側領域に付設される止着テープ(腰側止着テープ)は、下記式(3)を満たすように付設されることが好ましい。
式(3):0.05<(C/A)<0.25
(但し、式(3)中、Aは、テープ型使い捨ておむつの長手方向の全長(図1中、「A」と示す)であり、Cは、後身頃側の端縁から、腰側止着テープの付設領域のうち上記後身頃側の端縁から最も遠い位置までの距離(図1中、「C」と示す)である。)
また、膝側領域に付設される止着テープ(膝側止着テープ)は、下記式(4)を満たすように付設されることが好ましい。
式(4):0.25<(D/A)<0.5
(但し、式(4)中、Aは、テープ型使い捨ておむつの長手方向の全長(図1中、「A」と示す)であり、Dは、後身頃側の端縁から、膝側止着テープの付設領域のうち上記後身頃側の端縁に最も近い位置までの距離(図1中、「D」と示す)である。)
また、止着テープは、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子に相当する部分を被覆しないように付設されることが好ましい。このような構成であると、着用者は、脚の曲げ伸ばしを容易に行うことができる。ここで、おむつを着用した状態で、脚を曲げ伸ばしする場合、着用者の体は、大腿骨大転子を中心として大きく動くため、動きの大きな領域に止着テープを付設すると、脚を曲げ伸ばしすることが困難になるおそれがある。特に、仰臥位で脚を伸ばした状態でおむつを着用した際に、止着テープが大腿骨大転子に相当する部分を被覆していると、脚の付け根が固定されてしまうことになり、脚の曲げ伸ばし(特に曲げること)が困難になり、座位や歩行が困難になる。更に、脚の曲げ伸ばしを無理に行うと、止着テープが外れて、漏れの原因になるおそれがある。
図12は、従来のテープ型使い捨ておむつの着用状態を模式的に示しており、図12に示すテープ型使い捨ておむつ101は、2山連結タイプの止着テープ110bを備えている。このようなテープ型使い捨ておむつ101は、止着テープ110bが、着用者200の大腿骨大転子50を被覆するように付設されることが多い。そのため、上述したような不具合が生じる場合があった。一方、本発明のテープ型使い捨ておむつによれば、上記構成とすることによって、止着テープにより脚の付け根が固定されてしまうことを防止することができるため、上記のような不具合が生じ難く、脚の曲げ伸ばしを容易に行うことができる。なお、図1及び図2中の符号16は、おむつ着用時における着用者200の大腿骨大転子50に相当する部分(体表面)を被覆する領域を示しており、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、止着テープ10が上記領域16には付設されていない例である。
止着テープの形状その他の構成について特に制限はない。例えば、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、おむつの後身頃6の左右の各側縁6a,6bに、帯状の止着テープ10a,10bを2つずつ付設した例である。
止着テープは、おむつの前身頃に形成される被止着部材に止着可能なファスナー部が形成されている。即ち、被止着部材に固定され得るファスナーが付設されている。被止着部材に止着可能である限り、ファスナーの形態について特に制限はないが、通常は、(1)粘着剤の粘着力により固定を行う粘着ファスナーや、(2)凸部材(フック)と凹部材(ループ)の機械的結合により固定を行うメカニカルファスナー(面状ファスナーとも称される)等を好適に用いることができる。メカニカルファスナーは、例えば、表面に多数の突起(鉤状、きのこ状、錨状等)が形成された凸部材(フック)と、表面にループ状の繊維が配置された凹部材(ループ)とを組み合わせたもの等が用いられることが多い。このファスナーは、ループの表面にフックを重ね合わせ、フックの多数の突起をループの表面に係合させることにより、両部材を剥離可能な状態に、かつ、強固に固着させることができるものである。
例えば、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aの止着テープ10は、おむつの前身頃2に形成される被止着部材11に止着可能なファスナー部13としてメカニカルファスナーが形成されている例である。
[1−2]おむつ本体:
おむつ本体は、上述したように、吸収体、前記吸収体の表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシート、及び、前記吸収体の裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシートを有するものである。以下、各構成部材について説明する。
[1−2−1]吸収体:
吸収体は、着用者の尿を吸収し、保持するための部材である。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持する必要から、吸収性材料によって構成される。
吸収体を構成する吸収性材料としては、使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に通常使用される従来公知の吸収性材料、例えば、フラッフパルプ、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;以下、「SAP」と記す)、親水性シート等を挙げることができる。フラッフパルプとしては木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものを、SAPとしてはポリアクリル酸ナトリウムを、親水性シートとしてはティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布を用いることが好ましい。また、吸収体の型崩れを防止するために、熱融着繊維等の合成繊維を含有させることも好ましい形態の一つである。
これらの吸収性材料は、通常、単層ないしは複層のマット状として用いられる。この際、前記の吸収性材料のうち1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。中でも、フラッフパルプ100質量部に対して、10〜500質量部程度のSAPを併用したものが好ましい。この際、SAPはフラッフパルプの各マット中に均一に混合されていてもよいし、複層のフラッフパルプの層間に層状に配置されていてもよい。
吸収体は、トップシートとバックシートの間の少なくとも一部に介装されることが好ましい。通常、吸収体は、トップシートとバックシートの間に挟み込まれ、その周縁部が封着されることによって、トップシートとバックシートとの間に介装される。従って、吸収体の周縁部にはトップシートとバックシートの間に吸収体が介装されていないフラップ部が形成されることになる。吸収体は、トップシートとバックシートの間の少なくとも一部に介装される。より具体的には、吸収体は少なくとも股下部に介装され、この吸収体が前身頃や後見頃に亘って配置されていてもよい。
吸収体は、その全体が親水性シートによって包み込まれていることが好ましい。このような構成は、吸収体からSAPが漏洩することを防止し、吸収体に形状安定性を付与することができるという利点がある。
吸収体の形状については特に制限はないが、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品において使用される形状、例えば、矩形状、砂時計型、ひょうたん型、T字型等を挙げることができる。図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、吸収体22aとして、砂時計型の吸収体を用いた例である。
吸収体の左右の各側縁部には、吸収体の長手方向の中間部に、吸収体の長手方向に沿って細長状の溝部が形成されていることが好ましい。このように溝部を形成することによって、股下部において、大腿に沿って折れ曲がり易くなるため、フィット性が向上するという利点がある。
溝部は、吸収体の長手方向に沿って形成されている限りその形状には特に制限はないが、例えば、吸収体の長手方向に平行な直線状、円弧状や波形状などの曲線状などとすることができる。
例えば、図5は、その長手方向(図5に示すXの方向)に沿って、一対の細長状の溝部28aが、円弧状に形成された吸収体22aを示す例である。図6は、その長手方向(図6に示すXの方向)に沿って、一対の細長状の溝部28bが、直線状に形成された吸収体22bを示す例である。
溝部は、例えば、エンボス加工によって形成してもよいし、溝部となる部分のパルプの厚さを薄くすることによって形成してもよい。
また、吸収体は、その長手方向の中間部が、中間部以外の部分に比べて幅広であることが好ましい。このような構成であると、おむつ着用時に中間部が着用者の脚に沿って折れ曲がるため、おむつのフィット性が向上するという利点がある。例えば、図6は、その長手方向(図6に示すXの方向)の中間部32が、この中間部32以外の部分に比べて幅広である吸収体22bを示す例である。
吸収体の左右の各側縁部には、切欠部が2つ以上形成されていることが好ましい。このような構成であると、吸収体が着用者の脚に沿って折れ曲がり易くなるため、おむつのフィット性が向上するという利点がある。切欠部の形状は、特に制限はなく、円弧状、U字状などとすることができる。例えば、図7は、その左右の各側縁部に、円弧状の切欠部34aが2つ形成された吸収体22cを示す例である。また、図8は、その左右の各側縁部に、U字状の切欠部34bが2つ形成された吸収体22dを示す例である。なお、図7に示す吸収体22cは、その長手方向に沿って、一対の細長状の溝部28aが、円弧状に形成された例であり、図8に示す吸収体22dは、その長手方向に沿って、一対の細長状の溝部28bが、直線状に形成された例である。
なお、吸収体には、その上面側に(例えば、吸収体とトップシートとの間に)、尿や体液等の液体を拡散させるためのシート(セカンドシート)を付帯的に配置してもよい。このセカンドシートを付設すると、着用者の姿勢等に起因して、トップシート下面側の空間が十分に形成されないような場合でも、尿や体液等の吸収速度が低下し難く、吸収速度の低下による尿や体液等の漏れを防止することが可能となる。
セカンドシートを構成する材料としては、親水性で液透過性の材料、例えば、織布、不織布、多孔性プラスチック、フラッフパルプ等を挙げることができる。これらの構成素材としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、レーヨン、パルプ、或いはこれらの複合繊維等を挙げることができる。パルプとしては、カーリーセルロースファイバー等のけん縮繊維を好適に用いることができる。
[1−2−2]トップシート:
トップシートは、吸収体の裏面を被覆するように配置される少なくとも一部が液透過性材料からなるものであり、テープ型使い捨ておむつの使用時において着用者の肌側に位置するシートである。
トップシートは、そのバックシート側に配置された吸収体に、着用者の尿を吸収させるために、その少なくとも一部(全部ないし一部)が液透過性材料により構成される。通常、少なくとも吸収体の表面近傍については、着用者の尿や体液を透過させ得る液透過性の材料によって構成される。少なくとも一部が液透過性材料により構成されている限り、必ずしもトップシート全体が液透過性材料で構成されている必要はない。
トップシートを構成する液透過性材料としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等を挙げることができる。これらの中でも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン(登録商標)等の熱可塑性樹脂からなる不織布に親水化処理を施したものを用いることが好ましい。不織布の種類についても特に制限はなく、エアースルー(カード熱風)、カードエンボス、スパンボンド等の各種製法によって製造された従来公知の不織布を好適に用いることができる。
トップシートは、単一のシート材によって構成されていてもよいが、複数のシート材によって構成されていてもよい。例えば、複数の吸収体の上面側に配置されるトップシートと、おむつのサイドフラップの部分に配置されるトップシートとを異なるシートによって構成する形態もよく利用される。図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、おむつの中央部には液透過性材料からなるトップシート18(センターシート18a)を配置し、おむつのサイドフラップ部5の部分には液体の透過に対して抵抗性を示す通気撥水性材料からなるトップシート18(サイドシート18b)を配置した例である。
[1−2−3]バックシート:
バックシートは、吸収体の裏面を被覆するように配置される液不透過性材料からなるものであり、テープ型使い捨ておむつの使用時において着用者の着衣側に位置するシートである。
バックシートは、着用者の尿がテープ型使い捨ておむつの外部に漏洩してしまうことを防止するため、液不透過性材料によって構成されている。その配置方法については特に制限はなく、例えば、トップシートと一致するように、バックシートを配置する構成を採用することができる。なお、吸収体で吸収された尿の漏れを防止するという観点から、少なくとも吸収体の存在する部分に液不透過性材料からなるバックシートを配置することが好ましい。
バックシートを構成する液不透過性材料としては、例えば、ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルム等を挙げることができる。これらの中でも、微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。この微多孔性ポリエチレンフィルムは、0.1〜数μmの微細な孔が多数形成されており、液不透過性ではあるが透湿性を有するため、テープ型使い捨ておむつ内部の蒸れを防止することができるという利点がある。
なお、バックシートは、おむつの外形と一致するように構成されたものを用いることができる。また、バックシートの外表面側にシート材(カバーシート)を貼り合わせてもよい。このカバーシートは、バックシートを補強し、手触り(触感)を良好なものとするために用いられるものである。
カバーシートを構成する材料としては、例えば、織布、不織布等を挙げることができる。これらの中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂からなる乾式不織布、湿式不織布を用いることが好ましい。
なお、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aにおいては、おむつの外形と一致する形状のバックシート20を配置した例を示している。また、バックシートは少なくとも吸収体を覆う範囲で配置されていればよい。
[1−2−4]立体ギャザー:
おむつ本体(テープ型使い捨ておむつ)には、吸収体、トップシート、及び、バックシート以外に、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するため、立体ギャザーを備えていてもよい。立体ギャザーは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するための部材であり、立体的に起立可能なように構成された防漏壁である。このような立体ギャザーを形成することにより、立体ギャザーが防波堤となり、おむつの脚周り開口部等からの漏れ(いわゆる「横漏れ」)を有効に防止することができる。
立体ギャザーの構成は、従来のテープ型使い捨ておむつに使用されている構成を採用することができる。例えば、撥水性のシート材の一部に伸縮材を配置(例えば、図1に示すように、立体ギャザー伸縮材36(36a,36b)を配置)し、その立体ギャザー伸縮材によってシート材にギャザー(襞)を形成したもの等を好適に用いることができる。
なお、立体ギャザーは、トップシートやバックシートとは全く別個のシート材により形成してもよいが、センターシートやサイドシート等のトップシートを折り返すことにより形成してもよい。
この立体ギャザーは、股下部からの漏れを防止するため、少なくとも股下部に形成されていればよいが、前身頃や後身頃に形成されていてもよい。例えば、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、おむつの長手方向に沿って、股下部4から前身頃2と後身頃6の双方にかけて連続的に、一対の立体ギャザー26(26a,26b)が形成されている例を示している。なお、立体ギャザーは、少なくとも一対形成する必要があるが、二対以上形成してもよい。
立体ギャザーは、おむつの内側に向かって傾倒する内倒しギャザーであってもよいし、おむつの外側に向かって傾倒する外倒しギャザーであってもよい。また、高さ方向の一部に、曲げ部や折り返し部を形成した立体ギャザー(C折りギャザーやZ折りギャザー等)とすることもできる。
[1−2−5]各種伸縮材:
おむつ本体(テープ型使い捨ておむつ)には、後身頃のサイドフラップ部の大腿周り被覆領域には、おむつの長手方向に沿って伸縮部材(第一大腿周り伸縮材)が付設されていることが好ましい。このように伸縮部材を配置することによって、テープ型使い捨ておむつが、脚の曲げ伸ばしに追随し易くなるので、おむつの裾部分が捲れ上がったりして、排泄物の漏れが発生することを防止することができる。なお、第一大腿周り伸縮材は、上述したような効果が得られるため、おむつの長手方向に沿って付設することが好ましいが、長手方向に沿って付設することに代えて、おむつの幅方向に沿って付設してもよい。おむつの幅方向に沿って付設した場合であっても、太腿周りを締め付けることが可能であるため、脚の曲げ伸ばしなどの動きに追随可能なテープ型使い捨ておむつを得ることができる。また、上記伸縮材は、おむつの長手方向に沿って付設することに加えて、幅方向に沿って付設してもよい。
図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、後身頃6のサイドフラップ部5の大腿周り被覆領域15に、おむつの長手方向に沿って第一大腿周り伸縮材38が付設されている例を示している。
また、おむつ本体には、上述した第一大腿周り伸縮材以外に、脚周り伸縮材及びウエスト周り伸縮材を更に配置することが好ましい。
脚周り伸縮材は、脚周り開口部に沿って配置される伸縮材である。この脚周り伸縮材を配置することによって、脚周り開口部に伸縮性に富むギャザー(レグギャザー)を形成することができる。従って、脚周りに隙間が形成され難くなり、脚周り開口部からの尿漏れを効果的に防止することができる。また、脚周り伸縮材を配置すると、おむつを交換する際に吸収体の両側で脚周り伸縮材が収縮するため、股下部近傍が椀状に変形し、凹部が形成される。このため、尿や体液がその凹部に溜まり、尿や体液をこぼすことなく、容易におむつの交換を行うことができる。
例えば、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、おむつの長手方向に沿って、直線的に2本の脚周り伸縮材40を配置してレグギャザーを形成した例である。この脚周り伸縮材40は、糸ゴムによって構成されている。なお、脚周り伸縮材は、必ずしも直線的に配置する必要はなく、例えば、おむつの脚周り開口部のカーブに沿って曲線的に配置してもよい。
また、脚周り伸縮材は、例えば、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aのように、立体ギャザー26の起立線46より外側の部分に、脚周り伸縮材40が形成されていることが好ましい。このような構成とすると、立体ギャザーの十分な防漏効果を確保しつつ、股下部の装用感・装着感を向上させることができる。
なお、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、脚周り伸縮材40の形状、配置位置、配置数等を左右対称とした例を示したが、本発明のテープ型使い捨ておむつは、左右の脚周り伸縮材40が非対称となるように配置してもよい。そして、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aでは、脚周り伸縮材40を片側につき2本配置した例を示しているが、片側につき一本だけ配置してもよいし、片側につき三本以上配置してもよい。また、複数の脚周り伸縮材を用いる場合、その太さや伸張率等も目的に応じて適宜設定することができる。
次に、ウエスト周り伸縮材は、ウエスト周り開口部に沿って配置される伸縮材である。ウエスト周り伸縮材を配置することによって、ウエスト開口部に伸縮性に富むギャザー(ウエストギャザー)を形成することができる。このウエストギャザーにより、ウエスト周りに隙間が形成され難くなり、ウエスト周りからの尿漏れを防止することができる。また、着用者へのおむつのフィット性が良好となり、おむつのずり下がりを防止することができる。
図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、その後身頃6の端縁に沿って帯状のウエスト周り伸縮材42を配置した例である。この帯状のウエスト周り伸縮材42は、ウレタンフォーム等の伸縮性フォームによって構成することができる。なお、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aは、後身頃(背側)のみにウエスト周り伸縮材42を配置しているが、前身頃(腹側)にウエスト周り伸縮材を配置してもよい。
これらの伸縮材については、ギャザーの収縮の程度等を勘案した上で、構成材料、その材料の伸長率、固定時の伸長状態等を決定することができる。
上記伸縮材(第一大腿周り伸縮材、脚周り伸縮材、ウエスト周り伸縮材)としては、従来のテープ型使い捨ておむつに使用されている伸縮材を用いることができる。具体的には、天然ゴムや合成ゴム(ウレタンゴム等)の弾性材からなる糸ゴム、平ゴム、伸縮性ネット、伸縮性フィルム、伸縮性フォーム(ウレタンフォーム等)等を挙げることができる。
また、上記伸縮材は、十分な伸縮力を作用させるため、伸長状態で固定することが好ましい。例えば、伸縮材が天然ゴムや合成ゴムである場合には、120〜400%の伸長状態で固定することが好ましく、200〜300%の伸長状態で固定することがより好ましい。このような範囲の伸長状態で固定することにより、十分な伸縮力を作用させることが可能となる。
更に、上記伸縮材は、おむつの他の構成部材に対して、接着剤その他の手段により固定することができる。固定方法としては、例えば、ホットメルト接着剤、その他の流動性の高い接着剤を用いた接着方法や、ヒートシールをはじめとする熱や超音波等による溶着による方法などを挙げることができる。
[1−2−6]外装シート:
本発明のテープ型使い捨ておむつは、おむつ本体の一方の端部側の領域を被覆し、前身頃の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部を有する第一外装シートと、おむつ本体の他方の端部側の領域を被覆し、後身頃の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部を有する第二外装シートと、を更に備えるものであってもよい。そして、前身頃及び後身頃の各サイドフラップ部は、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域を有するとともに、複数の止着テープが、後身頃のサイドフラップ部に付設され、かつ、後身頃のサイドフラップ部の大腿周り被覆領域には、おむつの幅方向に沿って伸縮部材(第二大腿周り伸縮材)が付設されていることができる。
上記外装シート(第一外装シートと第二外装シート)を用いると、おむつが、いわゆるハイレグ状態になり難いため、排泄物の漏れが生じ難く、着用感が良好であることに加え、高速連続生産性に優れるという利点がある。また、おむつの幅方向に沿って伸縮部材(第二大腿周り伸縮材)を付設することによって、脚の曲げ伸ばしなどの動きに効果的に追随可能なテープ型使い捨ておむつを得ることができるので、おむつの裾部分が捲れ上がったりして、排泄物の漏れが発生することを防止することができる。
第一外装シートと第二外装シートとしては、いずれもバックシートと同様のシートを材料として用いることができる。更に、第一外装シートと第二外装シートは、いずれもその外表面側にカバーシートを貼り合わせたものであってもよい。このカバーシートは、外装シート(第一外装シートと第二外装シート)の手触り(触感)を良好なものとするという利点がある。また、カバーシートは、既に上述したカバーシートと同様の材料により構成することができる。第二大腿周り伸縮材は、第一大腿周り伸縮材と同様のものを同様に用いることができる。
第二大腿周り伸縮材は、上述したような効果が得られるため、おむつの幅方向に沿って付設することが好ましいが、おむつの幅方向に沿って付設することに代えて、おむつの長手方向に沿って付設してもよいし、おむつの幅方向に沿って付設することに加えて、おむつの長手方向に沿って付設してもよい。おむつの長手方向に沿って付設した場合には、脚の曲げ伸ばしなどの動きに良好に追随可能なテープ型使い捨ておむつを得ることができる。
図4に示すテープ型使い捨ておむつ1bは、おむつ本体47と、このおむつ本体47の一方の端部8a側の領域を被覆し、前身頃2の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部5を有する第一外装シート48と、おむつ本体47の他方の端部8b側の領域を被覆し、後身頃6の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部5を有する第二外装シート49と、を備え、前身頃2及び後身頃6の各サイドフラップ部5は、おむつ着用時における着用者200の大腿骨大転子50(図3参照)よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域15を有するとともに、複数(合計4つ)の止着テープ10a,10bが、後身頃6のサイドフラップ部5に付設され、かつ、後身頃6のサイドフラップ部5の大腿周り被覆領域15には、おむつの幅方向(図4中のYの方向)に沿って第二大腿周り伸縮材39が付設されている例である。なお、図4中、符号50は、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子の位置を示している。
更に、図4に示すテープ型使い捨ておむつ1bは、第一外装シート48のサイドフラップ部5の大腿周り被覆領域15に付設された第一の被止着部材11aと、第一の被止着部材11aよりも前身頃2の端縁7側に付設された第二の被止着部材11bと、を有している。また、複数(合計4つ)の止着テープ10a,10bは、第二外装シート49(後身頃6)のサイドフラップ部5の大腿周り被覆領域15に、一対の止着テープ10a,10aが付設され、サイドフラップ部5の、大腿周り被覆領域15以外の領域に、一対の止着テープ10b,10bが付設されている。なお、一対の止着テープ10a,10a及び一対の止着テープ10b,10bには、それぞれ、ファスナー部13が付設されている。そして、止着テープ10a,10bは、おむつ着用時における着用者200の大腿骨大転子50に相当する部分(体表面)を被覆する領域16には付設されていないものである。
[2]テープ型使い捨ておむつの製造方法:
本発明のテープ型使い捨ておむつの製造方法を、図1に示すテープ型使い捨ておむつ1aを製造する場合の例で説明する。
まず、バックシート20の材料となる長尺のシート材(バックシート材)の上面に、親水性シートに包まれた吸収体22及び脚周り伸縮材40を載置する。一方、トップシート18の材料となる長尺のシート材(トップシート材)に、予め止着テープ10を、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも腰側の領域、及び、大腿骨大転子よりも膝側の領域のそれぞれに少なくとも一対配置されるように付設しておく。
次に、バックシート材と吸収体22の積層体の上面に、上記トップシート材を載置することにより、おむつの中間体となる積層体を得る。この際、トップシート材は、センターシート18aに相当するトップシート材と、サイドシート18bに相当するトップシート材の2種類が使用される。サイドシート18bに相当するシート材には折り返し部分を設けることによって、立体ギャザー26が形成されている。
その後、得られた積層体は、おむつの脚周り開口部に相当する部分を円弧状に切り抜いて切除し(Rカット)、脚周り開口部を形成することにより、テープ型使い捨ておむつ1aを製造することができる。
なお、上記のような一連の工程は、機械的な手段によって連続的に行うことが可能である。例えば、長尺のシート材をローラーから連続的に送出する等の方法・装置を採用することにより、テープ型使い捨ておむつの連続製造が可能となり、生産性の向上に資する。
[3]テープ型使い捨ておむつの製造方法:
次に、図4に示すテープ型使い捨ておむつ1bを製造する場合について説明する。
まず、バックシート20の材料となる長尺のシート材(バックシート材)の上面に、親水性シートに包まれた吸収体22aを載置する。その後、更に、トップシート18の材料となる長尺のシート材(トップシート材)を載置して、バックシート材とトップシート材とを互いに固定することによって、図9Aに示す吸収性本体中間体62を得る。得られた吸収性本体中間体62を所定の位置で切断して、吸収性本体47を得る。その後、得られた吸収性本体47を、図9Aに示すように、その搬送方向に対して90°回転させる。なお、図示していないが、吸収性本体中間体62には、予め作製した立体ギャザーを付設する。
次に、図9Bに示すように、予め被止着部材11(第一の被止着部材11a,第二の被止着部材11b)が所定の位置に付設された長尺第一外装シート64と、予め止着テープ10が所定の位置に付設された長尺第二外装シート66とを並行して供給しておき、これらの長尺第一外装シート64と長尺第二外装シート66とに跨るように、90°回転させた吸収性本体47を載置して、おむつ連続体68を得る。なお、長尺第一外装シート64と長尺第二外装シート66には、吸収性本体47を載置する位置に予め接着剤などを塗布しておく。その後、得られたおむつ連続体68を、所定の位置で切断してテープ型使い捨ておむつ1bを製造することができる。このような製造方法であると、高速連続生産が可能である。
本発明のテープ型使い捨ておむつは、介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用のおむつとして好適に使用することができる。
1a,1b,100,101:テープ型使い捨ておむつ、2:前身頃、4:股下部、5:サイドフラップ部、6:後身頃、6a,6b:側縁、7:前身頃の端縁、8a:一方の端部、8b:他方の端部、10,10a,10b,110a,110b:止着テープ、11:被止着部材、11a:第一の被止着部材、11b:第二の被止着部材、13:ファスナー部、15:大腿周り被覆領域、16:大腿骨大転子に相当する部分を被覆する領域、18:トップシート、18a:センターシート、18b:サイドシート、20:バックシート、22a,22b:吸収体、24:第一の領域、25:第二の領域、26,26a,26b:立体ギャザー、28a,28b:溝部、32:中間部、34a,34b:切欠部、36,36a,36b:立体ギャザー伸縮材、38:第一大腿周り伸縮材、39:第二大腿周り伸縮材、40:脚周り伸縮材、42:ウエスト周り伸縮材、46:起立線、47:吸収性本体、48:第一外装シート、49:第二外装シート、50:大腿骨大転子、52:腸骨、53:上前腸骨棘、54:大腿骨、62:吸収性本体中間体、64:長尺第一外装シート、66:長尺第二外装シート、68:おむつ連続体、200:着用者、X:長手方向、Y:幅方向。

Claims (11)

  1. 前身頃、股下部、後身頃の各部から形成され、
    吸収体、前記吸収体の表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシート、及び、前記吸収体の裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシートを有するおむつ本体と、前記後身頃の左右の各側縁から延出するように付設され、前記前身頃と前記後身頃を固定可能な複数の止着テープと、を備え、
    前記複数の止着テープは、前記後身頃の左右の各側縁部の、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも腰側の領域、及び、大腿骨大転子よりも膝側の領域のそれぞれに少なくとも一対付設されるテープ型使い捨ておむつ。
  2. 前記前身頃の左右の各側縁部と前記後身頃の左右の各側縁部との一部にサイドフラップ部を有し、
    前記前身頃のサイドフラップ部と前記後身頃のサイドフラップ部とは、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域を有するとともに、前記複数の止着テープが、前記後身頃のサイドフラップ部に付設されている請求項1に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  3. 前記止着テープは、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子に相当する部分を被覆しないように付設されている請求項2に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  4. 前記前身頃には、前記複数の止着テープを止着可能な被止着部材が付設されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  5. 前記被止着部材は、複数のものから構成されており、前記前身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域に付設される第一の被止着部材と、前記第一の被止着部材よりも前記前身頃の端縁側に付設される第二の被止着部材と、を有する請求項4に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  6. 前記後身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域には、おむつの幅方向に沿って伸縮部材が付設されている請求項2〜5のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  7. 前記後身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域には、おむつの長手方向に沿って伸縮部材が付設されている請求項2〜6のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  8. 前記おむつ本体の一方の端部側の領域を被覆し、前記前身頃の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部を有する第一外装シートと、前記おむつ本体の他方の端部側の領域を被覆し、前記後身頃の左右の各側縁部を構成するサイドフラップ部を有する第二外装シートと、を更に備え、
    前記前身頃及び前記後身頃の各サイドフラップ部は、おむつ着用時における着用者の大腿骨大転子よりも膝側を被覆する大腿周り被覆領域を有するとともに、前記複数の止着テープが、前記後身頃のサイドフラップ部に付設され、かつ、前記後身頃のサイドフラップ部の前記大腿周り被覆領域には、おむつの幅方向に沿って伸縮部材が付設されている請求項1に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  9. 前記吸収体の左右の各側縁部には、前記吸収体の長手方向の中間部に、前記吸収体の長手方向に沿って細長状の溝部が形成されている請求項1〜8のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  10. 前記吸収体は、その長手方向の中間部が、前記中間部以外の部分に比べて幅広である請求項1〜9のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
  11. 前記吸収体の左右の各側縁部には、切欠部が2つ以上形成されている請求項1〜10のいずれか一項に記載のテープ型使い捨ておむつ。
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