JP3219365U - 生理用筒状布ナプキン - Google Patents

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Abstract

【課題】経血をはじめとした排泄物などの漏れや、生理用ナプキンによる肌のトラブルを予防し、生活ゴミの削減・地球温暖化防止といった、自然環境問題に寄与する生理用布ナプキンを提供する。
【解決手段】使用者の肌に接する使用面を有する長方形の下地生地1と、使用面と反対側に配置され、下地生地1と同サイズの中間生地2と、中間生地2の下地生地1側とは反対方向に配置され、下地生地1の短手方向に延出した、第一延出部4、第二延出部5を有する羽生地3で構成され、下地生地1と中間生地2とで長手方向の両端が開口可能な筒状体が形成され、中間生地2と羽生地3は、短手方向かつ長手方向の中央に筒状体の内側に連通した切れ目が形成され、第一延出部4、第二延出部5は、同延出部を使用面とは反対の方向に折り曲げて第一延出部4、第二延出部5どうしを固定することで、ショーツに装着可能となっている。
【選択図】図1

Description

本考案は生理時に漏れやむれがなく、また自然環境に寄与した生理用布ナプキン、おりものシート、失禁パットに関するものである。
従来から生理用布ナプキンはハンカチ・タオル型の一層構造の布ナプキンが多く、肌触りの良いネルやとコットンを素材として作られ、固定用ボタンなどの固定具を付設してショーツに装着して用いられている。また従来の生理用紙ナプキンは透水性のポリエチレンシートやサラッとした着用感を付与するため不識布や開口プラスチックフィルムが使われている。また吸収性を増すため高吸水性ポリマーなどが用いられて、肌当接面側の中央部(股下部)が他の部分よりも厚く、または多層に形成された紙ナプキンが知られている。また不溶性本体に取り外し可能な水溶性シートを組み合わせ、水溶性シート部分を適宜交換する構造となっている紙ナプキンが知られている。一方就寝時や激しい運動時、ナプキンが身体からずれ経血が漏れないよう粘着部を具備させた生理用紙ナプキンが知られている。
例えば特許文献1では 肌当接部の経血吸収体が、一枚の吸収体を折り畳んだ主吸収体と補助吸収体からなり厚みを持たせ、吸水性や防漏性を保持している。前記吸収体はパルプ繊維などからなる集合体と吸水性ポリマーを使用している。
また特許文献2では腹当部位及び尻当部位、両側の内股当部位に粘着テープを備え、紙ナプキンが密着して経血の漏れを防いでいる。
特開平2006−181185 特開平9−117473
従来の生理用布ナプキンは、布による吸収性や通気性から経血の漏れへの不安感やむれに伴う肌トラブルへの不快感があった。そのため頻回の交換や、汚染した布ナプキンの洗浄といった時間的制約の負担があった。その為生理用布ナプキンの需要は拡大せずに紙ナプキンが一般的に多く使われてきた。特許文献1、及び2や,防漏性のある吸収性物品の工夫はされてきているが、従来の生理用紙ナプキンは高分子ポリマー吸収材や特許文献1,2、などのように不溶性シートといった吸収材を使用しているため、廃棄物として焼却した場合、ダイオキシンや二酸化炭素を発生する。現在問題視されている地球温暖化をはじめ自然環境破壊を助長している。
本考案は上記問題を解決せんとするものであり、公知ナプキンの経血漏れやむれによる肌トラブル予防などの機能を維持したまま、使用後の紙ナプキンやその包装といった生活ゴミの削減に繋がり、自然環境保護を可及的に可能にするとともに、使用者の生活時、環境の変化に沿って使用者の身近にあるものを補助吸収体に対処でき、資源活用を可能にした生理用布ナプキンを提供することにある。
本考案の生理用布ナプキンは、
使用者の肌に接する使用面を有する長方形の下地生地と、前記使用面と反対側に配置され、前記下地生地と同サイズで短手方向に二分割した中間生地二枚と、前記中間生地の前記下地生地側とは反対方向に配置され、前記下地生地の短手方向に延出した、第一延出部、第二延出部を有する羽生地で構成され、
前記下地生地と前記中間生地とで長手方向の両端が開口可能な筒状体が形成され、前記中間生地と前記羽生地は、短手方向かつ長手方向の中央に前記筒状体の内側に連通した切れ目が形成され、
前記第一延出部、第二延出部は、同延出部を前記使用面とは反対の方向に折り曲げて第一延出部、第二延出部どうしを固定することで、ショーツに装着可能となっていることを特徴とする。
又下地生地と中間生地とで形成された筒状体の長手方向の両端に備えた二つの開口部と、前記中間生地と前記羽生地は短手方向かつ長手方向の中央に前記筒状体の内側に連通した切れ目である開口部から、下地生地と中間生地の間に補助吸収材などの充填物が出し入れ可能な状態で挿入される充填構造を備えることを特徴とする。
この際布ナプキン本体は羽生地本体でショーツに装着される。装着の方法は羽生地に具備されたマジックテープやボタン、スナップであったりする。
上述のように布ナプキン本体は使用面となる下地生地と中間生地と羽生地で三層構造で、この三層構造部分に備えられた筒状体に補助吸収材挿入することで経血を吸収する容積が増え、筒状体や3つの開口部によって経血の触れる空気量が増えたこと、また通気が得られたことにより経血の漏れや経血による肌のむれを防ぐ。更に、三層構造部分の筒状体に経血の増加の時、ナプキンを長時間交換困難な時、トイレットペーパーや布と言った経血吸収材をその筒状部に入れ経血の吸収増加に対処するなど生活の様々な場面に対処でき役立つ。漏れを防ぎ、肌トラブルやむれが減ることで、布ナプキンへの不安感や時間的制約が軽減する。それに伴い布ナプキンの需要が拡大することで、使用後の紙ナプキンやその包装といった、生活ゴミの削減につながり自然環境保護に役立つ。
本考案に係る一実施形態としての生理用布ナプキンの肌当接面を斜め上から見た状態を示す斜視図である。 本考案に係る羽生地面側から見た平面図である。 図1のX−X線断面を模式的に示す拡大横図である。 本考案の筒状体部に補助吸収体を充填した時の図1のX−X線断面を模式的に示す拡大横図である。
本考案にかかる生理用布ナプキンは、肌当接面となる生理用布ナプキン本体部分に厚みを持たせた三層構造となっている。そして三層構造部分が筒状となるよう、本体腹部側、臀部側、本体を下着に装着する羽生地面の中央部に、開口部を1ケ所ずつ、計3ケ所備え通気を得るものである。この筒状部にはトイレットペーパーや布など身近にある経血吸収材を補助吸収体として充填すことのできる生理用布ナプキンである
以下その実施例を図によって説明する。図1は本考案に係る生理用布ナプキンの肌当接面下地生地1を斜め上方から見たものである。1枚布で本考案に係る生理用布ナプキンを作った場合、肌当接面を谷折り、山折り、山折り、谷折りとして縫製することで、三層構造の肌当接面下地生地1とされる。Aは本体をショーツに固定する固定具でボタンやスナップ、マジックテープであったりする。羽生地第一延出部4、羽生地第二延出部5はAを付設する羽生地である。前記延出部4、5でショーツを包むように渡し本考案に係る生理用布ナプキンがショーツや人体から擦れないよう、ボタンで固定する。
図2は図1に於ける背面図で、6は羽生地面中央部に備える開口部で、7腹部側開口部8臀部側開口部と共に、筒状体の通気を保つ。また経血増量時や布ナプキンを長時間交換が困難な時これらの開口部よりトイレットペーパーや布又は生理用紙ナプキンなど9補助吸収材を入れそれに対処できる。
図3は、図1のX−X線断面図で、肌当接面である下地生地1、中間生地2、本体をショーツに装着する羽生地3の三層構造となっている。
図4は、本考案に係る生理用布ナプキン本体の充層構造部分にトイレットペーパーや水溶性シート、布、生理用紙ナプキンなどの9補助吸収体を充填した場合の図1のX−X線断面図である。図1の6,7,8の開口部より9補助吸収体を充填する。経血など排泄物吸収後は前記開口部6,7,8から9補助吸収体を取り出し、トイレットペーパーなどの水溶性シートであれば、トイレで下水処理でき焼却ゴミの減量ができる。
本実施形態の布ナプキンは市販の公知紙ナプキン肌当接面による肌トラブルや、高分子ポリマーシートなど不溶性吸収材や、非透水性シートによる肌トラブルがある時、筒状体に公知紙ナプキンを充填し使用することで、前記公知紙ナプキンが直接肌に触れず使用できる。
本考案の一実施例は上述のごとき構成からなるものであるから、従来の布ナプキンとして用いることは勿論であるが、筒状体の充填部分に布やトイレットペーパー等補助吸収材を入れることで経血増加時の漏れ防止や蒸れ予防、尿漏れシートなどの吸収性物品としても使われる。
1 肌当接下地生地
2 中間生地
3 羽生地
4 第一延出部羽生地
5 第二延出部羽生地
6 中央開口部
7 腹部側開口部
8 臀部側開口部
9 補助吸収体
A 固定具

Claims (2)

  1. 生理用布ナプキンであって、
    使用者の肌に接する使用面を有する長方形の下地生地と、前記使用面と反対側に配置され、前記下地生地と同サイズの中間生地と、前記中間生地の前記下地生地側とは反対方向に配置され、前記下地生地の短手方向に延出した、第一延出部、第二延出部を有する羽生地で構成され、
    前記下地生地と前記中間生地とで長手方向の両端が開口可能な筒状体が形成され、前記中間生地と前記羽生地は、短手方向かつ長手方向の中央に前記筒状体の内側に連通した切れ目が形成され、
    前記第一延出部、第二延出部は、同延出部を前記使用面とは反対の方向に折り曲げて第一延出部、第二延出部どうしを固定することで、ショーツに装着可能となっていることを特徴とする生理用布ナプキン。
  2. 請求項1記載の下地生地と中間生地とで形成された筒状体は、長手方向の両端に備えた二つの開口部と、前記中間生地と前記羽生地は短手方向かつ長手方向の中央に前記筒状体の内側に連通する切れ目である開口部から、下地生地と中間生地の間に補助吸収材などの充填物が出し入れ可能な状態で挿入される充填構造を備えていることを特徴とする、生理用布ナプキン。
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