JP2012120979A - 銅触媒の製造方法および銅触媒前駆体の熟成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)水溶性銅塩を含有する酸性水溶液Aと、沈殿剤を含有する水溶液Bとを混合することにより;金属水酸化物換算のスラリー濃度が5〜10質量%であり、炭酸イオンを含むスラリーを得る工程、および(2)前記スラリーを45〜100℃で熟成する工程を有する、銅触媒の製造方法。
【選択図】なし
Description
すなわち本発明の銅触媒の製造方法は、(1)水溶性銅塩を含有する酸性水溶液Aと、沈殿剤を含有する水溶液Bとを混合することにより;金属水酸化物換算のスラリー濃度が5〜10質量%であり、炭酸イオンを含むスラリーを得る工程、および(2)前記スラリーを45〜100℃で熟成する工程を有する。
酸性水溶液Aに含まれる水溶性金属塩は、金属硝酸塩であることが好ましい。
本発明の銅触媒の製造方法は、(3)熟成後のスラリーから得られた触媒前駆体を250〜690℃で焼成する工程を更に有することが好ましい。
銅触媒(例:メタノール合成用触媒)は、一般的に、水溶性銅塩を含有する酸性水溶液a(以下「a液」ともいう。)と、沈殿剤を含有する水溶液b(以下「b液」ともいう。)とを混合して、触媒前駆体となる沈殿物を含むスラリーを形成し、スラリーを熟成し、沈殿剤を除去するために洗浄を行い、洗浄後の固形物を適宜乾燥した後、焼成処理して焼成物となすことにより製造される。
1つは、スラリー濃度が高いため、1回の沈殿操作における触媒生成量を増大させることができることである。すなわち、生産性の高い条件で触媒製造を行うことができる。
初めに、生成した沈殿物が、焼成後に高分散を維持した複合酸化物となる前駆体構造を有する極微細なサイズからなる結晶構造に変化する。この変化が完了すると、次にこの構造が少しずつ集まってきれいに配列することにより、より大きな結晶構造を形成していく。これらは、原子が移動しながら、結合の組換えや新たな結合の形成を伴って進行する。
本発明の銅触媒は、酸化銅を必須成分として含む。銅触媒は、酸化亜鉛を更に含むことが好ましく、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムおよび酸化ケイ素から選択される少なくとも一種の金属酸化物を更に含むことがより好ましい。このように銅触媒は、前記金属酸化物で構成された触媒であることが好ましく、複合金属酸化物で構成された触媒であることがより好ましい。
・酸化銅が通常20〜80%、好ましくは30〜60%であり;
・酸化亜鉛が好ましくは10〜50%、より好ましくは20〜40%であり;
・酸化アルミニウムが好ましくは2〜50%、より好ましくは4〜45%であり;
・酸化ジルコニウムが好ましくは0〜40%、より好ましくは0〜30%であり;
・酸化ケイ素が好ましくは0〜2%、より好ましくは0〜0.9%である。
本発明の銅触媒の製造方法は、(1)水溶性銅塩を含有する酸性水溶液Aと、沈殿剤を含有する水溶液Bとを混合することにより;金属水酸化物換算のスラリー濃度が5〜10質量%であり、炭酸イオンを含むスラリーを得る工程(以下「沈殿工程」ともいう。)、および(2)前記スラリーを45〜100℃で熟成する工程(以下「熟成工程」ともいう。)を有する。本発明の銅触媒の製造方法は、(3)熟成後のスラリーから得られた触媒前駆体を250〜690℃で焼成する工程(以下「焼成工程」ともいう。)を更に有することが好ましい。
沈殿工程では、酸性水溶液Aと水溶液Bとを混合する。ここでの沈殿生成は中和反応により、通常は、酸性水溶液Aと水溶液Bとが接触したとたん、溶解度を超える金属水酸化物等が沈殿物を形成する。
酸性水溶液A(以下「A液」ともいう。)は、金属の水溶性塩(水溶性金属塩)を含有する水溶液であり、例えば水溶性金属塩を水に添加して得られる。水溶性金属塩としては、当該金属塩を水に溶かしたときの水溶液が酸性になるものが好ましい。
水溶性塩としては、例えば、硝酸塩、亜硝酸塩、硫酸塩、カルボン酸塩(例:シュウ酸塩)、塩化物が挙げられる。これらの中でも、取り扱いやすさや価格、およびこれらが触媒中に残留した場合の活性への影響の観点から、硝酸塩、亜硝酸塩が好ましく、硝酸塩がより好ましい。
A液の水溶性金属塩の濃度は、A液を均一な酸性水溶液にできれば特に限定されない。
水溶液B(以下「B液」ともいう。)は、沈殿剤を含有する水溶液(通常は塩基性水溶液)であり、例えば沈殿剤を水に添加して得られる。沈殿剤としては、例えば塩基性化合物が挙げられる。
B液の沈殿剤の濃度は、A液との混合によりスラリー濃度が特定範囲になれば特に限定されない。例えば、A液中の水溶性金属塩由来の金属イオン(例:Cu2+、Zn2+、Al3+)を炭酸イオンが含まれる金属水酸化物の形態で充分に沈殿できればよい。
銅触媒に酸化アルミニウムを含有させる場合は、水酸化アルミニウム粉体、酸化アルミニウム粉体を用いてもよい。銅触媒に酸化ジルコニウムを含有させる場合は、酸化ジルコニウム粉体を用いてもよい。これらの粉体は、A液やB液、スラリーに添加することができる。
A液およびB液の混合方法としては、例えば、(1)沈殿槽に敷き水を入れて、A液およびB液を沈殿槽に供給して混合する方法;(2)A液またはB液の何れかの液を沈殿槽に入れて、他方の液を沈殿槽に供給して混合する方法が挙げられる。本発明では混合時のpHを一定に保つ必要が特にないため、敷き水を必要とせず、スラリー濃度を高くすることによる生産量アップの観点から、前記(2)の方法を採用することが好ましい。
沈殿工程での混合温度は特に制限されず、通常4〜80℃、好ましくは4〜60℃である。混合温度とは、沈殿工程におけるスラリーの液温を指し、具体的には沈殿工程におけるA液およびB液を混合する沈殿槽内の液温を指す。混合温度が前記範囲を上回ると、部分的に水酸化物にとまらず金属酸化物が生成してしまい、金属成分の高分散性を妨げてしまうことがある。混合温度が前記範囲を下回ると、冷却等に費用がかかり、経済性が低くなることがある。
A液およびB液の混合が完了して得られたスラリーのスラリー濃度は、金属水酸化物濃度に換算して5〜10質量%、好ましくは5〜8質量%となるように設定する。「スラリー濃度」とは、スラリー中に存在するアルカリ金属を除く金属が全て水酸化物を形成したと仮定したときの金属水酸化物の質量濃度を意味する。例えば、スラリーがCu,Zn,Al,Zr,Siを含む場合、(Cu(OH)2+Zn(OH)2+Al(OH)3+Zr(OH)4+Si(OH)4)/(A液の質量+B液の質量+敷き水の質量)×100(%)のように計算される。なお、AlやZr、Siを酸化物の形態で添加した場合であっても、これらも水酸化物に換算してスラリー濃度を計算する。
A液およびB液の混合を完了して得られたスラリーのpHは、触媒前駆体の組成に影響することがある。したがって、A液およびB液の混合完了直後のスラリーのpHは、5〜9の範囲が好ましく、6〜8の範囲がより好ましい。
触媒の高活性化の観点から、沈殿物生成時には、沈殿槽内の液中に炭酸イオンが存在することが好ましい。したがって、本発明では、得られるスラリーが炭酸イオンを含むように沈殿工程を行う。
通常は上記(a)を行うことが好ましい。沈殿剤として炭酸イオンを含まない水酸化物等を用いる場合は、上記(b)を行うことにより、炭酸ガスが液中に溶解することによって炭酸イオンが生成し、沈殿物生成時に液中に炭酸イオンが存在することになり、上記(a)を行う場合と同様の効果が得られる。上記(b)において、A液、B液、沈殿槽内の敷き水および沈殿槽内の液から選択される少なくとも一種に炭酸ガスを吹き込みながら、A液およびB液の混合を行うことが好ましい。
熟成工程では、触媒前駆体である沈殿物を高活性触媒とするため、通常は沈殿槽内でスラリーを熟成する。熟成工程では、沈殿物の結晶構造を最適な構造に制御することが、高活性触媒を得るために重要である。
熟成時間は、通常0.1時間以上、好ましくは0.5〜72時間、より好ましくは0.5〜25時間である。上述のように、本発明では、熟成温度を上げて触媒前駆体の結晶変化を充分に(ただし結晶構造を制御できる程度に)速くしているものの、結晶成長は緩やかであり、上記スラリー濃度や熟成温度の範囲内であれば高活性触媒をもたらす結晶構造は充分に持続すると推定される。したがって、所望の結晶構造を有する時点で熟成を停止することにより、高活性触媒を得ることができる。熟成中の結晶構造の変化については、例えばXRD解析(機器名:株式会社リガク製 X線回折装置MultiFlex)で確認することが可能である。
通常は、熟成を終えた沈殿物に対して、沈殿剤を除去するために水による洗浄を行う。ここでの洗浄は、沈殿剤としてアルカリ金属塩を用いた場合、特にアルカリ金属を除去するために行われる。洗浄が不充分で、アルカリ金属が多く残留すると触媒反応時に活性が著しく低下することが知られている。例えば、メタノール合成反応で銅触媒を用いるときには、銅触媒中のアルカリ金属の含有量は0.1質量%以下にすることが好ましい。
触媒前駆体は通常250〜690℃、好ましくは300〜680℃で焼成処理して焼成物となす。焼成時間は、通常0.1〜24時間、好ましくは0.5〜10時間である。焼成は酸素雰囲気下(通常は空気中)で行い、これにより上述の金属成分は酸化物の形態となる。焼成以前に適宜乾燥を行ってもよい。乾燥、焼成を行う装置は特に限定されず、一般的な乾燥器が用いられる。
本発明の銅触媒前駆体の熟成方法は、下記スラリーを、45〜100℃で熟成する工程を有する。これにより、スラリー中に含まれる沈殿物、すなわち銅触媒前駆体の熟成が進み、例えば焼成等を行うことで高活性触媒を効率よく製造することができる。
本発明の銅触媒は、その目的に応じた反応に用いられ、例えば、メタノール合成反応またはその逆反応、メタノール改質反応、シフト反応またはその逆反応に用いることができる。特に前記銅触媒は、水素と炭素酸化物とからメタノールを合成する反応またはその逆反応のための触媒として有用である。
[参考例1]
硝酸銅三水和物(関東化学(株)製、特級)14.28g、硝酸亜鉛六水和物(関東化学(株)製、特級)10.13g、硝酸アルミニウム九水和物(関東化学(株)製、特級)3.40g、硝酸ジルコニル二水和物(関東化学(株)製、特級)5.01gおよびコロイダルシリカ(日産化学工業(株)製「スノーテックスST−O」無水ケイ酸(SiO2)含有量が20〜21質量%)0.278gを蒸留水123gに溶解させて、水溶液A1を調製した。無水炭酸ナトリウム(関東化学(株)製、1級)14.5gを蒸留水120gに溶解させて、水溶液B1を調製した。
参考例1において、スラリーを30分かけて表1に記載の熟成温度に昇温し、当該熟成温度で表1に記載の熟成時間でスラリーを熟成したこと以外は参考例1と同様に行った。
水溶液A1の調製時に使用する蒸留水を30g、水溶液B1の調製時に使用する蒸留水を90gとし、室温(25℃)下、沈殿槽内で激しく撹拌中の水溶液B1に水溶液A1を30分かけて滴下したこと以外は参考例1と同様にして、スラリーを得た。得られたスラリーのスラリー濃度は金属水酸化物濃度に換算して8質量%であった。スラリーを、30分かけて80℃に昇温し、攪拌しながら80℃で50分間(0.83時間)熟成した。
実施例1において、スラリーを30分かけて表1に記載の熟成温度に昇温し、当該熟成温度で表1に記載の熟成時間でスラリーを熟成したこと以外は実施例1と同様に行った。
水溶液A1の調製時に使用する蒸留水を55g、水溶液B1の調製時に使用する蒸留水を160gとしたこと以外は実施例1と同様にして、スラリーを得た。得られたスラリーのスラリー濃度は金属水酸化物濃度に換算して5質量%であった。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
水溶液A1の調製時に使用する蒸留水を18g、水溶液B1の調製時に使用する蒸留水を45gとしたこと以外は実施例1と同様にして、スラリーを得た。得られたスラリーのスラリー濃度は金属水酸化物濃度に換算して11質量%であった。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
水溶液B1に水溶液A1を11分かけて滴下したこと以外は実施例1と同様にして、スラリーを得た。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
水溶液B1に水溶液A1を182分かけて滴下したこと以外は実施例1と同様にして、スラリーを得た。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
沈殿槽内の液温を60℃に保温しながら水溶液B1に水溶液A1を滴下したこと以外は実施例1と同様にして、スラリーを得た。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
沈殿槽内の液温を5℃に保温しながら水溶液B1に水溶液A1を滴下したこと以外は実施例1と同様にして、スラリーを得た。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
沈殿槽内の液のpHが7.2に保たれるように、実施例1の水溶液A1と、水酸化ナトリウム(関東化学(株)製、特級)11.6gを蒸留水60gに溶解させて得られた水溶液B1とを91分かけて同時に滴下した。得られたスラリーのスラリー濃度は金属水酸化物濃度に換算して6質量%であった。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
室温(25℃)下、沈殿槽内で激しく撹拌中の蒸留水85gに二酸化炭素ガスを100mL/分で吹き込みながら、沈殿槽内の液のpHが7.2に保たれるように、実施例1の水溶液A1と、水酸化ナトリウム11.6gを蒸留水60gに溶解させて得られた水溶液B1とを86分かけて同時に滴下した。得られたスラリーのスラリー濃度は金属水酸化物濃度に換算して6質量%であった。以降の工程は、このスラリーを用い、熟成時間を80℃で2時間に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
Claims (8)
- (1)水溶性銅塩を含有する酸性水溶液Aと、沈殿剤を含有する水溶液Bとを混合することにより;金属水酸化物換算のスラリー濃度が5〜10質量%であり、炭酸イオンを含むスラリーを得る工程、および
(2)前記スラリーを45〜100℃で熟成する工程
を有する、銅触媒の製造方法。 - 酸性水溶液Aが、水溶性亜鉛塩を更に含み、
得られる銅触媒が、酸化銅の他、酸化亜鉛を更に含む、
請求項1に記載の銅触媒の製造方法。 - 酸性水溶液Aに含まれる水溶性金属塩が、金属硝酸塩である、請求項1または2に記載の銅触媒の製造方法。
- 沈殿剤が、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属の炭酸水素塩、アルカリ金属の水酸化物、アンモニア、アルカノールアミン、アミン、炭酸アンモニウムおよび炭酸水素アンモニウムから選択される少なくとも一種の塩基性化合物である、請求項1〜3の何れか一項に記載の銅触媒の製造方法。
- (a)沈殿剤として、炭酸塩および炭酸水素塩から選択される少なくとも一種を用いること、ならびに(b)炭酸ガスを、酸性水溶液A、水溶液B、沈殿槽内の敷き水および酸性水溶液Aと水溶液Bとの混合途中における沈殿槽内の液から選択される少なくとも一種に吹き込むこと、から選ばれる少なくとも一の要件を満たすよう工程(1)を行う、請求項1〜4の何れか一項に記載の銅触媒の製造方法。
- 製造される銅触媒中のアルカリ金属の含有量が、銅触媒100質量%に対して0.1質量%以下である、請求項1〜5の何れか一項に記載の銅触媒の製造方法。
- (3)熟成後のスラリーから得られた触媒前駆体を250〜690℃で焼成する工程
を更に有する、請求項1〜6の何れか一項に記載の銅触媒の製造方法。 - 水溶性銅塩を含有する酸性水溶液Aと沈殿剤を含有する水溶液Bとを混合することにより得られた、金属水酸化物換算のスラリー濃度が5〜10質量%であり、炭酸イオンを含むスラリーを、45〜100℃で熟成する工程を有する、銅触媒前駆体の熟成方法。
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