JP2012119095A - 電極板製造装置および電池の製造方法 - Google Patents
電極板製造装置および電池の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012119095A JP2012119095A JP2010265585A JP2010265585A JP2012119095A JP 2012119095 A JP2012119095 A JP 2012119095A JP 2010265585 A JP2010265585 A JP 2010265585A JP 2010265585 A JP2010265585 A JP 2010265585A JP 2012119095 A JP2012119095 A JP 2012119095A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- electrode plate
- core material
- negative electrode
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
【解決手段】 電極板製造装置1000は,巻き出し部1100と,塗工部1200と,乾燥炉1300と,巻取り部1400とを有している。塗工部1200は,グラビア塗工装置1210と,ダイ塗工装置1250とを有している。グラビア塗工装置1210は,電極芯材の搬送経路におけるダイ塗工装置1250の配置箇所より上流の位置に配置されている。グラビア塗工装置1210は,グラビアロール1211を有している。グラビアロール1211の表面には,多数の非貫通孔1211aが形成されている。この非貫通孔1211aは,電解エッチングにより形成されたものである。
【選択図】図6
Description
1.電池
本実施の形態に係るバッテリは,円筒型のリチウムイオン二次電池である。図1に,本形態のバッテリ10の断面図を示す。バッテリ10は,図1に示すように,電池容器11および蓋12からなる電池ケースにより密閉された電池セルである。バッテリ10には,捲回電極体100と,正極集電板110と,負極集電板120とが内蔵されている。また,電池容器11の内部には電解液が注入されている。
図4は,正極板P(もしくは負極板N)の斜視断面図である。図4中の括弧外の各符号は,正極の場合の各部を,括弧内の各符号は,負極の場合の各部を示している。図4中の矢印Aが示す方向は,図3中の矢印Aが示す方向と同じである。すなわち,正極板Pの幅方向である。図4中の矢印Bが示す方向は,図3中の矢印Bが示す方向と同じである。すなわち,正極板Pの長手方向である。
本形態の電極板製造装置について説明する。本形態の電極板製造装置は,図5に示す正極板PXや負極板NXを製造するためのものである。図5に示す正極板PXや負極板NXを図5中の線Lに沿ってスリットすることにより,図4に示した正極板Pや負極板Nを作成することができる。
巻き出し部1100は,巻き出しリール1101を有している。巻き出しリール1101は,未塗工の箔,すなわち負極芯材NBを巻き出すためのものである。
塗工部1200は,図6に示すように,グラビア塗工装置1210と,ダイ塗工装置1250とを有している。グラビア塗工装置1210は,負極芯材NBの搬送方向におけるダイ塗工装置1250より上流の位置に配置されている。グラビア塗工装置1210は,負極芯材NBに結着材溶液を塗工するための第1の塗工装置である。ダイ塗工装置1250は,負極芯材NBの結着材溶液からなるペースト層の上に負極用塗工液を塗工するための第2の塗工装置である。
乾燥炉1300は,結着材溶液層NA1および負極用塗工液層NA2を塗工された負極芯材NBをその内部に搬送するとともに,これらの結着材溶液層NA1および負極用塗工液層NA2を乾燥させるためのものである。乾燥炉1300は,図6に示すように,エアノズル1301と,ローラ1302とを有している。エアノズル1301は,未乾燥の負極用塗工液層NA2に熱風を吹き付けるためのノズルである。未乾燥の結着材溶液層NA1および負極用塗工液層NA2は,エアノズル1301から吹き付けられる熱風により乾燥される。ローラ1302は,負極芯材NBを搬送するためのフリーローラである。
巻取り部1400は,巻き取り用リール1401を有している。巻き取り用リール1401は,負極合材層NAを形成された負極芯材NBを巻き取るためのものである。なお,後述するように,結着材溶液層NA1および負極用塗工液層NA2は,乾燥後には単一層の負極合材層NAとなる。
4−1.グラビアロールの非貫通孔
ここで,本形態のグラビアロール1211について説明する。グラビアロール1211は,もちろん円筒形状をしている。その円筒外径は,40〜50mm程度である。グラビアロール1211は中実ローラである。もしくは,中空ローラであってもよい。グラビアロール1211の材質はアルミニウムである。
グラビアロール1211に多数の非貫通孔1211aを形成するために,電解エッチングを用いる。その際の電解液として,塩酸等,アルミニウムを電解エッチングする際に通常用いられるものを用いればよい。その際の条件として,アノダイジングレシオの値を1.3nm/Vとするとよい。高精度で加工することができるからである。この電解エッチングにより,多数の非貫通孔1211aを形成されたグラビアロール1211を製造することができる。
正極板Pの作成工程と負極板Nの作成工程とは,ほぼ同様である。芯材や塗工液等,原材料が異なっているだけである。したがって,これらを代表して負極板Nの作成工程について説明する。
5−1−1.第1塗工工程
まず,負極板NXを,図6に示した電極板製造装置1000を用いて作成する。巻き出し部1100の巻き出しリール1101から負極芯材NBを巻き出す。ここで搬送速度は,10m/分以上である。この搬送速度は,電極板製造装置1000において負極芯材NBが巻き出されてから塗工・乾燥後に巻き取られるまで一定の値である。
続いて,結着材溶液層NA1を塗工された負極芯材NBは,ダイ塗工装置1250の箇所に搬送される。ダイ塗工装置1250は,図7に示すように,負極芯材NBの第1面に負極用塗工液(第2の塗工液)を塗工する。このとき,結着材溶液層NA1はもちろん乾いていない。このため,負極芯材NBの結着材溶液層NA1の上に負極用塗工液層NA2が形成される。負極用塗工液層NA2は,第2のペースト層である。この負極用塗工液層NA2の厚みは,10〜100μmである。
続いて,塗工された負極芯材NBは,図6中の矢印Eの向きに,乾燥炉1300の内部に搬送される。そして,これらのペースト層NA1,NA2は,エアノズル1301から噴出す熱風により乾燥される。この乾燥による温度上昇により,ペースト層NA1,NA2の膜厚内部では対流が生じる。そのため,ペースト層NA1,NA2の内部における溶液の混合は,より促進される。
続いて,本形態の電池の製造方法について説明する。本形態に係る電池の製造方法では,前述のとおり,正極板PX,負極板NXの製造に電極板製造装置1000を用いることに特徴がある。すなわち,電極芯材(正極芯材PBおよび負極芯材NB)に塗工液を塗工して電極板(正極板PX,負極板NX)を作成する電極板作成工程に特徴がある。
6−1−1.正極用塗工液混練工程
まず,正極合材層PAを形成するための正極用塗工液を作成する混練工程について説明する。ここで用いる正極活物質,導電材,増粘材,溶媒として,上記のものを用いればよい。そして,混練機内で溶媒中に正極活物質,導電材,増粘材を混入するとともに,混練羽根で攪拌する。これにより,正極用塗工液が作成される。
そして,負極合材層NAを形成するための負極用塗工液を作成する混練工程について説明する。ここで用いる負極活物質,増粘材,溶媒として,上記のものを用いればよい。そして,混練機内で溶媒中に負極活物質,増粘材を混入するとともに,混練羽根で攪拌する。これにより,負極用塗工液が作成される。
さらに,結着材溶液を作成する。結着材溶液は,結着材と溶媒とを混合してできた溶液である。また,結着材溶液は,正極用と負極用とで共通のものを作成する。溶媒は,正極用塗工液や負極用塗工液に用いたものと同じである。また,結着材も,正極用塗工液や負極用塗工液に用いたものと同じものを用いるとよい。結着材溶液の上に正極用塗工液または負極用塗工液を塗工した後に,正極用塗工液または負極用塗工液と結着材溶液とがよく混じり合うからである。
前述したように,本形態の電極板製造装置1000を用いて負極板NXを作成する。続いて,負極板NXを図5の線Lに沿って切断する。これにより,図4に示した負極板Nを作成することができる。また,正極板Pについても同様に作成することができる。
続いて,図9に示す捲回装置3000を用いて,正極板Pおよび負極板Nに,セパレータS,Tを介在させて積層しつつ捲回する。捲回装置3000は,正極板供給部3001と,負極板供給部3002と,セパレータ供給部3003,3004と,捲回軸3005とを有している。ここで,図3に示したように,内側から正極板P,セパレータS,負極板N,セパレータTの順番に積層されるように積み重ねて捲回する。捲回軸3005が図9の矢印Fの向きに回転することにより,捲回電極体100が作成される。
続いて,電池容器11の内部に捲回電極体100を配置する。そして電池容器11の内部に電解液を注入する。そして蓋12をして封止する。もしくは,蓋12を電池容器11に装着した後に注液口を封止することとしてもよい。これにより,本形態のバッテリ10が組み立てられる。この後,コンディショニングやエージングなどの処理や,各種の検査工程を行うとよい。以上の工程を経ることにより,本形態のバッテリ10が製造される。
7−1.グラビアロールの二重構造
本形態のグラビアロール1211は,中実ローラもしくは中空ローラであるとした。しかし,図10に示すように,二重構造のグラビアロール1230を用いることとしてもよい。グラビアロール1230は,外周部1231と,内軸部1232とを有するものである。
本形態では,グラビアロール1211の全表面に電解エッチングを施した。すなわち,グラビアロール1211をそのまま電解液に浸漬した。しかし,グラビアロールの一部のみを電解液に浸漬することとしてもよい。ただし,少なくとも塗工に用いられる領域には電解エッチングを施す必要がある。非貫通孔1231aを形成するためである。
本形態では,負極板Nのみならず正極板Pにも結着材溶液を塗工することとした。しかし,負極板Nを作成する場合にのみ,結着材溶液を塗工することとしてもよい。つまり,正極板Pを作成する場合には,正極芯材PBに結着材溶液を塗工することなく,正極用塗工液のみを塗工することとしてもよい。
本形態の電極板製造装置1000は,図6に示したような片面塗工方式のものである。しかし,本発明は,両面塗工方式の電極板製造装置にも当然に適用することができる。その場合には,電極芯材の搬送方向における乾燥炉1300より下流の位置に,電極芯材の第2面を塗工するグラビア塗工装置1210およびダイ塗工装置1250をこの順で配置すればよい。また,そのさらに下流には,第2面を乾燥させるための乾燥炉を設ける必要がある。
本形態では,図6に示すように,塗工用ダイ1251は,バックアップローラ1252の横側で,横向きに配置されていることとした。しかし,バックアップローラの下側から塗工するように塗工用ダイ1251を配置することとしてもよい。電極芯材に塗工液を塗工できることに変わりないからである。
本形態では,グラビア塗工装置1210により電極芯材に結着材溶液を塗工し,ダイ塗工装置1250により電極芯材に正極用塗工液もしくは負極用塗工液を塗工することとした。しかし,グラビア塗工装置を2つ設けることとしてもよい。その場合,下流に配置されているグラビア塗工装置が正極用塗工液もしくは負極用塗工液を塗工することとなる。
本形態では,図6に示すように,乾燥炉1300内での電極芯材の搬送にローラ1302を用いることとした。しかし,乾燥炉1300の内部における電極芯材の搬送を,ローラ1302を用いたローラ搬送でなく,エアフローティング方式により行うこととしてもよい。
本形態では,エアノズル1301から負極芯材NBのペースト層NA1,NA2に向かって熱風を吹き付けることにより,ペースト層NA1,NA2を乾燥させることとした。しかし,ペースト層NA1,NA2を乾燥させる加熱方法であれば,その他の加熱方法を用いることとしてもよい。例えば,赤外線加熱(IR)や誘導加熱(IH)を用いることができる。
本形態の乾燥炉1300は,一段の乾燥炉である。しかし,この乾燥炉の炉数は任意に変えてよい。炉数を増やしたほうが好適な乾燥プロファイルでペースト層NA1,NA2を乾燥させることができる。ただし,炉数を増やすほど,電極板製造装置のコストは増大する。
以上,詳細に説明したように,本実施の形態に係る電極板製造装置1000は,グラビア塗工装置1210と,ダイ塗工装置1250とを有するものである。また,電極板製造装置1000は,微細な非貫通孔1211aの形成されたグラビアロール1211を有するものである。非貫通孔1211aが微細であるため,塗工厚の薄い結着材溶液のペースト層を塗工することができる。これにより,十分な剥離強度を備える正極板PXおよび負極板NXを作成することができる電極板製造装置1000が実現されている。
第2の実施形態について説明する。本形態に係る電極板製造装置の構成は,第1の実施形態で説明した電極板製造装置の構成とほぼ同様である。異なる点は,グラビア塗工装置の代わりに,ロッド塗工装置を有している点である。したがって,その異なる点を中心に説明する。また,第1の実施形態と同様に,負極板PXを製造する場合を例に挙げて説明する。
本形態の電極板製造装置2000の概略構成を図11に示す。電極板製造装置2000は,前述のとおり第1の実施形態に係る電極板製造装置1000(図6参照)とほぼ同じ構成である。異なる点は,塗工部2200である。塗工部2200は,図11に示すように,ロッド塗工装置2210と,ダイ塗工装置1250とを有している。
ここで,本形態のロッド2211について説明する。ロッド2211は,円柱形状をしている。その円柱の外径は,5〜20mm程度である。ロッド2211の材質は,例えばアルミニウムである。また,その他の材質であってもよい。
電極板製造装置2000のその他の構成は,第1の実施形態のものと同様である。また,電池の製造方法もほぼ同様である。つまり,第1の実施形態の電極板製造装置1000を用いる代わりに,本形態の電極板製造装置2000を用いるだけである。
本形態では,第1の実施形態のところで説明したすべての変形例を適用することができる。その奏する効果に変わりはない。
以上,詳細に説明したように,本実施の形態に係る電極板製造装置2000は,ロッド塗工装置2210と,ダイ塗工装置1250とを有するものである。また,電極板製造装置2000は,微細な非貫通孔の形成されたロッド2211を有するものである。非貫通孔が微細であるため,塗工厚の薄い結着材溶液のペースト層を塗工することができる。これにより,十分な剥離強度を備える正極板PXおよび負極板NXを作成することができる電極板製造装置2000が実現されている。
11…電池容器
12…蓋
100…捲回電極体
110…正極集電板
120…負極集電板
1000,2000…電極板製造装置
1100…巻き出し部
1101…巻き出しリール
1200,2200…塗工部
1210…グラビア塗工装置
1211…グラビアロール
1211a…非貫通孔
1212…液槽
1213…ドクターブレード
1214,1215…ガイドローラ
1230…グラビアロール
1231…外周部
1231a…非貫通孔
1232…内軸部
1250…ダイ塗工装置
1251…塗工用ダイ
1252…バックアップローラ
1300…乾燥炉
1301…エアノズル
1302…ローラ
1400…巻取り部
1401…巻取りリール
2210…ロッド塗工装置
2211…ロッド
2212…支持部材
3000…捲回装置
3001…正極板供給部
3002…負極板供給部
3003,3004…セパレータ供給部
3005…捲回軸
P,PX…正極板
PA…正極合材層
PB…正極芯材
P1…正極塗工部
P2…正極非塗工部
N,NX…負極板
NA…負極合材層
NB…負極芯材
N1…負極塗工部
N2…負極非塗工部
NA1…結着材溶液層
NA2…負極用塗工液層
S,T…セパレータ
Claims (8)
- 電極芯材を巻き出す巻き出し部と,
電極芯材の一方の面に第1の塗工液を塗工して第1のペースト層とする第1の塗工装置と,
電極芯材の第1のペースト層の上に第2の塗工液を塗工して第2のペースト層とする第2の塗工装置と,
電極芯材を搬送しつつ電極芯材の第1のペースト層および第2のペースト層を乾燥させる乾燥炉と,
第1のペースト層および第2のペースト層を乾燥させた電極芯材を巻き取る巻取り部とを有する電極板製造装置であって,
前記第1の塗工装置は,
電解エッチングにより表面に多数の非貫通孔が形成されている塗工用ローラを有することを特徴とする電極板製造装置。 - 請求項1に記載の電極板製造装置であって,
前記塗工用ローラに形成されている非貫通孔の平均径は0.3〜2.0μmであり,
前記塗工用ローラに形成されている非貫通孔の平均深さは1〜15μmであることを特徴とする電極板製造装置。 - 請求項1または請求項2に記載の電極板製造装置であって,
前記第1の塗工装置は,
前記塗工用ローラとしてグラビアロールを用い,
電極芯材の搬送方向にならう向きの反対向きに前記グラビアロールを回転させるものであることを特徴とする電極板製造装置。 - 請求項1または請求項2に記載の電極板製造装置であって,
前記第1の塗工装置は,
前記塗工用ローラとしてロッドを用い,
電極芯材の搬送方向にならう向きに前記ロッドを回転させるものであることを特徴とする電極板製造装置。 - 電極芯材に塗工液を塗工してペースト層とするとともに乾燥炉内を搬送しつつそのペースト層を乾燥させて正極板または負極板とする電極板作成工程と,
正極板と負極板とをこれらの間にセパレータを介在させた電極体とする電極体作成工程と,
電極体を電池容器の内部に配置するとともに前記電池容器の内部に電解液を注入して封止する電池組立工程とを有する電池の製造方法であって,
前記電極板作成工程では,
電極芯材に第1の塗工液を塗工して第1のペースト層とする第1の塗工工程と,
電極芯材の第1のペースト層の上に第2の塗工液を塗工して第2のペースト層とする第2の塗工工程とを有し,
前記第1の塗工工程では,
電解エッチングにより表面に多数の非貫通孔が形成されている塗工用ローラを用いて塗工することを特徴とする電池の製造方法。 - 請求項5に記載の電池の製造方法であって,
前記塗工用ローラとして,
前記塗工用ローラに形成されている非貫通孔の平均径は0.3〜2.0μmであり,
前記塗工用ローラに形成されている非貫通孔の平均深さは1〜15μmであるものを用いることを特徴とする電池の製造方法。 - 請求項5または請求項6に記載の電池の製造方法であって,
前記第1の塗工工程では,
前記塗工用ローラを電極芯材の搬送方向にならう向きの反対向きに回転させるものであることを特徴とする電池の製造方法。 - 請求項5または請求項6に記載の電池の製造方法であって,
前記第1の塗工工程では,
前記塗工用ローラを電極芯材の搬送方向にならう向きに回転させるものであることを特徴とする電池の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010265585A JP5510291B2 (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | 電極板製造装置および電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010265585A JP5510291B2 (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | 電極板製造装置および電池の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012119095A true JP2012119095A (ja) | 2012-06-21 |
JP5510291B2 JP5510291B2 (ja) | 2014-06-04 |
Family
ID=46501717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010265585A Expired - Fee Related JP5510291B2 (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | 電極板製造装置および電池の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5510291B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014107237A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Meiko Electronics Co Ltd | 電極シート乾燥装置及び電極シート乾燥方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04219168A (ja) * | 1990-10-17 | 1992-08-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 凹凸表面を有するフィルムの製造装置 |
JPH08118561A (ja) * | 1994-09-26 | 1996-05-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 弗素樹脂被覆物及びその製造方法 |
JPH1066912A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-03-10 | Sony Corp | グラビア塗布装置及びその製造方法 |
JP2004311073A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 過電流保護機能付きエネルギーデバイス及びその製造方法 |
JP2004319449A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エネルギーデバイス及びその製造方法 |
JP2005087878A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Nippon Shokubai Co Ltd | マイクロカプセル担持シートの製造方法 |
JP2005279343A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | グラビア塗工装置及び光学フィルム |
JP2008108741A (ja) * | 2007-12-07 | 2008-05-08 | Ube Ind Ltd | 非水二次電池 |
JP2009238720A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 非水電解質二次電池及びその製造方法 |
-
2010
- 2010-11-29 JP JP2010265585A patent/JP5510291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04219168A (ja) * | 1990-10-17 | 1992-08-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 凹凸表面を有するフィルムの製造装置 |
JPH08118561A (ja) * | 1994-09-26 | 1996-05-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 弗素樹脂被覆物及びその製造方法 |
JPH1066912A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-03-10 | Sony Corp | グラビア塗布装置及びその製造方法 |
JP2004311073A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 過電流保護機能付きエネルギーデバイス及びその製造方法 |
JP2004319449A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エネルギーデバイス及びその製造方法 |
JP2005087878A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Nippon Shokubai Co Ltd | マイクロカプセル担持シートの製造方法 |
JP2005279343A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | グラビア塗工装置及び光学フィルム |
JP2008108741A (ja) * | 2007-12-07 | 2008-05-08 | Ube Ind Ltd | 非水二次電池 |
JP2009238720A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 非水電解質二次電池及びその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014107237A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Meiko Electronics Co Ltd | 電極シート乾燥装置及び電極シート乾燥方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5510291B2 (ja) | 2014-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103250281B (zh) | 锂离子二次电池的制造方法 | |
JP6038813B2 (ja) | 電極の製造方法及び非水電解質電池の製造方法 | |
KR20060012598A (ko) | 리튬이온 2차전지의 제조법 | |
JP5780226B2 (ja) | 二次電池用電極の製造方法および電極製造装置 | |
JP2012151064A (ja) | 電極捲回装置および電池の製造方法 | |
JP2012022813A (ja) | 電極捲回装置および捲回電極体電池の製造方法 | |
JP7281944B2 (ja) | リチウムイオン二次電池用の正極電極、リチウムイオン二次電池用の正極電極シート、その製造方法 | |
JP2012097917A (ja) | 乾燥装置と該装置を用いる二次電池用電極の製造方法 | |
JP5585532B2 (ja) | 電池とその製造方法および電極板補修装置 | |
JP5534370B2 (ja) | 電池用電極の製造方法 | |
JP2009283270A (ja) | 非水系二次電池用電極板およびその製造方法、並びにそれを用いた非水系二次電池 | |
JP2012129123A (ja) | リチウムイオン二次電池の製造方法 | |
JP5510291B2 (ja) | 電極板製造装置および電池の製造方法 | |
WO2019111616A1 (ja) | 集電体電極シート、その製造方法、電池、およびその製造方法 | |
JP5672925B2 (ja) | 電極板製造装置および電池の製造方法 | |
JP3697324B2 (ja) | シート状極板の製造方法および非水電解質電池 | |
WO2018139106A1 (ja) | 積層型電池の製造方法 | |
WO2013098969A1 (ja) | 電極の製造方法及び非水電解質電池の製造方法 | |
JP2010186780A (ja) | リチウムイオンキャパシタの製造方法 | |
US20200266418A1 (en) | Gap section multilayer electrode profile | |
JPWO2012131972A1 (ja) | 非水電解質電池 | |
JP5397158B2 (ja) | 電池の製造方法 | |
JP5453989B2 (ja) | リチウムイオンキャパシタの製造方法および製造装置 | |
JP5295745B2 (ja) | 積層体およびリチウムイオンキャパシタ | |
JP2020091944A (ja) | 集電体電極シートの製造方法および集電体電極シート、ならびに、電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140310 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5510291 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |