JP2012118302A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の光源装置の場合よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置を提供する。
【解決手段】固体光源群、コリメーターレンズ群及び集光光学系80を備える光源装置であって、固体光源群として、所定の第1方向に沿って一次元的に配列された複数の第1固体光源26を有する第1固体光源アレイ22が複数配列された第1固体光源群20と、所定の第2方向に沿って一次元的に配列された複数の第2固体光源56を有する第2固体光源アレイ52が複数配列された第2固体光源群50とを備え、コリメーターレンズ群として、第1及び第2コリメーターレンズ群30,60を備え、第1コリメーターレンズ群30からの光を反射する第1反射部40と、同一の固体光源アレイから射出された光同士における光軸の間隔が狭くなるように光を反射する第2反射部70とをさらに備えることを特徴とする光源装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関する。
従来、複数の固体光源を有する固体光源群と、複数の固体光源からの光をそれぞれ略平行化する複数のコリメーターレンズを有するコリメーターレンズ群とを備える光源装置であって、固体光源群として、光軸方向と垂直な所定の平面上に二次元的(マトリクス状)に配列された複数の固体光源を有する固体光源アレイからなる固体光源群を備える光源装置が知られている。また、このような光源装置を備えるプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の光源装置によれば、複数の固体光源を備えるため、高輝度の光を射出することが可能となる。
特開2010−78975号公報
しかしながら、従来の光源装置においては、複数の固体光源からの光を扱うために後段の光学要素(例えば、集光光学系、インテグレーター光学系等)が大型化し、光源装置の小型化及び軽量化を図ることが困難となるという問題がある。
そこで、本発明は、上記した問題を解決するためになされたもので、高輝度の光を射出することが可能で、かつ、従来の光源装置の場合よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置を提供することを目的とする。また、このような光源装置を備え、小型化及び軽量化を図ることが可能なプロジェクターを提供することを目的とする。
[1]本発明の光源装置は、複数の固体光源を有する固体光源群と、前記複数の固体光源からの光をそれぞれ略平行化する複数のコリメーターレンズを有するコリメーターレンズ群とを備える光源装置であって、前記固体光源群として、光軸方向と垂直な所定の第1方向に沿って一次元的に配列された複数の第1固体光源を有する第1固体光源アレイが、前記所定の第1方向と垂直な方向であって、かつ、前記第1固体光源の光軸方向とも垂直な方向に沿って複数配列された第1固体光源群と、光軸方向が前記第1固体光源の光軸方向と垂直な方向であって、かつ、当該光軸方向と垂直な所定の第2方向に沿って一次元的に配列された複数の第2固体光源を有する第2固体光源アレイが、前記所定の第2方向と垂直な方向であって、かつ、前記第2固体光源の光軸方向とも垂直な方向に沿って複数配列された第2固体光源群とを備え、前記コリメーターレンズ群として、前記第1固体光源からの光をそれぞれ略平行化する第1コリメーターレンズ群と、前記第2固体光源からの光をそれぞれ略平行化する第2コリメーターレンズ群とを備え、前記第1コリメーターレンズ群からの光を、前記第2固体光源からの光の進行方向と合うように反射する第1反射部と、前記第1反射部からの光及び前記第2コリメーターレンズ群からの光を、同一の前記第1固体光源アレイ及び同一の前記第2固体光源アレイから射出された光同士における光軸の間隔が狭くなるように反射する第2反射部とをさらに備えることを特徴とする。
このため、本発明の光源装置によれば、複数の固体光源を備えるため、従来の光源装置と同様に、高輝度の光を射出することが可能となる。
また、本発明の光源装置によれば、上記のような構成を有するため、固体光源群として光軸方向と垂直な所定の平面上に二次元的(マトリクス状)に配列された複数の固体光源を有する固体光源アレイからなる固体光源群を備える場合と比較して、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を狭くすることが可能となり、その結果、後段の光学要素の大型化を抑制し、従来の光源装置よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能となる。
したがって、本発明の光源装置は、高輝度の光を射出することが可能で、かつ、従来の光源装置の場合よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置となる。
また、本発明の光源装置によれば、上記のような構成を有するため、従来の光源装置よりも光軸の間隔を狭くすることにより、光同士の隙間も狭くなり、光全体としての密度を均一に近づけることが可能となる。
なお、光源装置においては、後段の光学要素は体積的にも重量的にも大きなウエイトを占めるため、反射部等をさらに備える場合であっても、結果的に従来の光源装置よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能となる。
[2]本発明の光源装置においては、前記第1反射部からの光は、前記第2固体光源群における前記複数の第2固体光源アレイの間又は直近を通過して前記第2反射部に入射することが好ましい。
このような構成とすることにより、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を狭くすることが可能となる。
[3]本発明の光源装置においては、前記第1反射部は、ストライプ状に形成され、それぞれ前記複数の第1固体光源アレイに対応する複数の第1反射面を有し、前記第2反射部は、ストライプ状に形成され、それぞれ前記複数の第1固体光源アレイ又は第2固体光源アレイに対応する複数の第2反射面を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、ストライプ状に形成された各反射面の位置を調整することにより光路を制御し、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を狭くすることが可能となるため、光源装置の設計を容易にすることが可能となる。
[4]本発明の光源装置においては、前記第1固体光源及び前記第2固体光源は、半導体レーザーからなることが好ましい。
半導体レーザーは小型で高出力であるため、このような半導体レーザーを高密度で集積することにより、小型で高出力な光源装置とすることが可能となる。
また、半導体レーザーが射出するレーザーは可干渉性が高く、後段の光学要素に到達するまでに散逸しにくいため、光利用効率を高くすることが可能となる。
[5]本発明の光源装置においては、前記半導体レーザーは、長方形形状の発光領域を有し、かつ、前記発光領域の短辺方向に沿った拡がり角が前記発光領域の長辺方向に沿った拡がり角より大きくなるように構成され、前記第1固体光源の前記発光領域及び前記第2固体光源の前記発光領域は、それぞれ長辺と短辺との向きが互いに逆になる関係を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を一層狭くすることが可能となり、その結果、後段の光学要素の大型化を一層抑制し、従来の光源装置よりも光源装置の一層の小型化及び一層の軽量化を図ることが可能となる。
なお、「拡がり角」とは、発光領域から射出された光が広がる角度のことをいう。
また、「それぞれ長辺と短辺との向きが互いに逆になる関係」とは、第1固体光源の光軸の向きと第2固体光源の光軸の向きとを同じ方向に向け、かつ、第1固体光源群と第2固体光源群とを同じ位置に配置した場合において、第1固体光源群における第1固体光源と第2固体光源群における第2固体光源とで短辺と長辺との向きが互いに逆となる関係のことをいう。
[6]本発明の光源装置においては、前記第1固体光源は、当該第1固体光源の前記発光領域における短辺が、前記所定の第1方向に沿う方向となるように配置され、前記第2固体光源は、当該第2固体光源の前記発光領域における長辺が、前記所定の第2方向に沿う方向となるように配置されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、第2固体光源群からの光と第1固体光源群からの光とを一層接近させることが可能となるため、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔をより一層狭くすることが可能となり、その結果、後段の光学要素の大型化をより一層抑制し、従来の光源装置よりも光源装置のより一層の小型化及びより一層の軽量化を図ることが可能となる。
[7]本発明の光源装置においては、前記光源装置は、前記第2反射部からの光を所定の集光位置に集光する集光光学系と、前記第1固体光源及び前記第2固体光源からの光の一部又は全部から蛍光を生成する蛍光層とをさらに備えることが好ましい。
本発明の光源装置によれば、蛍光層を備えるため、特定の色光を生成する固体光源を用いて、所望の色光を得ることが可能となる。
また、本発明の光源装置によれば、集光光学系を備えるため、様々な用途において高い光利用効率で利用可能な光を射出することが可能となる。
[8]本発明の光源装置においては、前記蛍光層は、前記所定の集光位置の近傍であって、前記集光光学系からの光がデフォーカス状態で入射する位置に配置されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、蛍光層に過大な熱的負荷を与えることなく蛍光を得ることができるため、蛍光層の劣化や焼損を抑制して寿命を長くすることが可能な光源装置となる。
[9]本発明の光源装置においては、前記集光光学系の後段に配置され、前記集光光学系からの光を略平行化する後段コリメーター光学系と、前記後段コリメーター光学系からの光の面内光強度分布を均一化するホモジナイザーと、前記ホモジナイザーからの光を集光する後段集光光学系とをさらに備え、前記蛍光層は、前記後段集光光学系の後段に配置されていることが好ましい。
このような構成とすることによっても、蛍光層に過大な熱的負荷を与えることなく蛍光を得ることができるため、蛍光層の劣化や焼損を抑制して寿命を長くすることが可能な光源装置となる。
また、蛍光層に入射する光の面内光強度分布を均一化するため、ごく一部の領域に過剰量の光が入射することによる蛍光生成効率の低下が発生せず、光利用効率を一層高くすることが可能となる。
なお、「ホモジナイザー」とは、単独又は他の光学要素と協働して入射する光の面内光強度分布を均一化するもののことをいう。ホモジナイザーとしては、例えば、レンズアレイを用いたホモジナイザー、マイクロレンズアレイを用いたホモジナイザー及び光拡散板を用いたホモジナイザーを用いることができる。
[10]本発明のプロジェクターは、本発明の光源装置を備える照明装置と、前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系とを備えることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクターは、従来の光源装置よりも小型化及び軽量化を図ることが可能な本発明の光源装置を備えるため、小型化及び軽量化を図ることが可能なプロジェクターとなる。
実施形態1に係るプロジェクター1000の光学系を示す平面図。 実施形態1に係る光源装置10を説明するために示す図。 実施形態1における第1固体光源群20及び第2固体光源群50を説明するために示す図。 実施形態1における第1固体光源26の発光強度特性、第2固体光源56の発光強度特性及び蛍光体の発光強度特性を示すグラフ。 実施形態1に係る光源装置10における光の強度分布を説明するために示す図。 比較例1に係る光源装置10a(符号を図示せず。)を説明するために示す図。 比較例2に係る光源装置10b(符号を図示せず。)を説明するために示す図。 実施形態2に係る光源装置12(符号を図示せず。)を説明するために示す図。 実施形態3に係る光源装置14を説明するために示す図。 実施形態4に係るプロジェクター1006の光学系を示す平面図。
以下、本発明の光源装置及びプロジェクターについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るプロジェクター1000の光学系を示す平面図である。
図2は、実施形態1に係る光源装置10を説明するために示す図である。図2(a)は第1固体光源群20(図2(a)において符号を図示せず。)から集光光学系80までの上面図であり、図2(b)は第1固体光源群20から集光光学系80までをホモジナイザー光学系90の側から見た図であり、図2(c)は第1固体光源群20から集光光学系80までの斜視図である。
図3は、実施形態1における第1固体光源群20及び第2固体光源群50を説明するために示す図である。図3(a)は第1固体光源群20を第1コリメーターレンズ群30の側から見た図であり、図3(b)は第2固体光源群50を第2コリメーターレンズ群60の側から見た図である。
図4は、実施形態1における第1固体光源26の発光強度特性、第2固体光源56の発光強度特性及び蛍光体の発光強度特性を示すグラフである。図4(a)は第1固体光源26の発光強度特性を示すグラフであり、図4(b)は第2固体光源56の発光強度特性を示すグラフであり、図4(c)は蛍光層124が含有する蛍光体の発光強度特性を示すグラフである。発光強度特性とは、光源であれば電圧を印加したときに、蛍光体であれば励起光が入射したときに、どのような波長の光をどの位の強度で射出するのかという特性のことをいう。グラフの縦軸は相対発光強度を表し、発光強度が最も強い波長における発光強度を1としている。グラフの横軸は波長を表す。
図5は、実施形態1に係る光源装置10における光の強度分布を説明するために示す図である。図5(a)はホモジナイザー94に入射する光の強度分布であり、図5(b)は蛍光層124に入射する光の強度分布を示す図である。なお、図5(a)において白枠で示したのは、第1レンズアレイ96におけるレンズ分割の様子を示すものであり、後述する図8(b)も同様である。また、図5においては、白に近い色であるほど入射する光(青色光)の強度が大きい。後述する図6(c)、図6(d)、図7(b)、図7(c)、図8(b)、図8(c)及び図9(b)においても同様である。
なお、各図面においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz軸方向(図1における照明光軸100ax方向)、x軸方向(図1における紙面に平行かつz軸に垂直な方向)及びy軸方向(図1における紙面に垂直かつz軸に垂直な方向)として表示する。
また、各図面においては、Rは赤色光を表し、Gは緑色光を表し、Bは青色光を表す。
実施形態1に係るプロジェクター1000は、図1に示すように、照明装置100と、色分離導光光学系200と、光変調装置としての3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投写光学系600とを備える。
照明装置100は、実施形態1に係る光源装置10と、レンズインテグレーター光学系140とを備える。照明装置100は、照明光として赤色光、緑色光及び青色光を含む光(つまり、白色光として用いることができる光)を射出する。
光源装置10は、図1及び図2に示すように、第1固体光源群20と、第1コリメーターレンズ群30と、第1反射部40と、第2固体光源群50と、第2コリメーターレンズ群60と、第2反射部70と、集光光学系80と、ホモジナイザー光学系90と、蛍光生成部120と、第2後段コリメーター光学系130とを備える。第1固体光源群20及び第2固体光源群50は複数の固体光源を有する固体光源群であり、第1コリメーターレンズ群30及び第2コリメーターレンズ群60は複数の固体光源からの光をそれぞれ略平行化する複数のコリメーターレンズを有するコリメーターレンズ群である。
第1固体光源群20においては、図2(b)、図2(c)及び図3(a)に示すように、2個の第1固体光源アレイ22が、「所定の第1方向(z軸方向)と垂直な方向であって、かつ、第1固体光源26(後述)の光軸方向(y軸方向)とも垂直な方向」(つまり、x軸方向)に沿って配列されている。第1固体光源アレイ22は、図3(a)に示すように、複数の第1固体光源26が配列されている間隔d1の2倍よりも狭い間隔d2で配列されている。
なお、「複数の固体光源が配列されている間隔」とは、同一の固体光源アレイ(第1固体光源アレイ又は第2固体光源アレイ)において、隣接する固体光源(第1固体光源又は第2固体光源)の光軸同士の間隔のことをいう。
また、「固体光源アレイの間隔」とは、隣接する2つの固体光源アレイにおいて、対応する固体光源の光軸同士の間隔のことをいう。
第1固体光源アレイ22は、光軸方向(y軸方向)と垂直な所定の第1方向(z軸方向)に沿って一次元的に配列された複数の第1固体光源26を有する。具体的には、基板24及び5個の第1固体光源26(1つにのみ符号を図示)を有する。なお、本発明の光源装置においては、1個の第1固体光源アレイにおける第1固体光源の数は5個に限定されるものではない。また、複数の第1固体光源は離散的に配置されていてもよい。後述する第2固体光源アレイ及び第2固体光源においても同様である。
基板24は、第1固体光源26を搭載する機能を有する。詳細な説明は省略するが、基板24は、第1固体光源26に対する電力の供給を仲介する機能や、第1固体光源26で発生する熱を放熱する機能等を併せて有する。
第1固体光源26は、励起光と色光とを兼ねる青色光(発光強度のピーク:約460nm、図4(a)参照。)を生成する半導体レーザーからなる。当該半導体レーザーは、図3(a)に示すように、長方形形状の発光領域を有し、かつ、発光領域の短辺方向に沿った拡がり角が発光領域の長辺方向に沿った拡がり角より大きくなるように構成されている。
第1固体光源26は、発光領域の長辺がz軸方向に沿うように配置されている。このため、第1固体光源26の拡がり角は、x軸方向に沿って大きくなる(縦長の光となる。図5(a)参照。)。
第1コリメーターレンズ群30は、第1固体光源26からの光をそれぞれ略平行化する。第1コリメーターレンズ群30は、図2(b)及び図2(c)に示すように、2個の第1コリメーターレンズアレイ32を備える。
第1コリメーターレンズアレイ32は、5個の第1固体光源26のそれぞれに対応して設けられている5個の第1コリメーターレンズ34(1つにのみ符号を図示)を有する。5個の第1コリメーターレンズ34は、5個の第1固体光源26に対応するように、所定の第1方向(z軸方向)に沿って一次元的に配列されている。詳しい説明は省略するが、第1コリメーターレンズ34は、入射面が非球面で、かつ、射出面が平面の非球面平凸レンズからなる。
なお、本発明の光源装置においては、第1コリメーターレンズの数は第1固体光源の数に対応していればよく、5個に限定されるものではない。また、各第1コリメーターレンズは離散的に配置されていてもよい。後述する第2コリメーターレンズにおいても同様である。
第1反射部40は、第1コリメーターレンズ群30からの光を、第2固体光源56(後述)からの光の進行方向(x軸方向、後述)と合うように反射する。第1反射部40は、2個の第1反射ミラー42を備える。
第1反射ミラー42は、ストライプ状に形成され、それぞれ複数の第1固体光源アレイ22に対応する複数の第1反射面を有する。
第1反射部40からの光は、図2(b)に示すように、第2固体光源群50における複数の第2固体光源アレイ52(後述)の間を通過して第2反射部70に入射する。
第2固体光源群50においては、図2(b)、図2(c)及び図3(b)に示すように、3個の第2固体光源アレイ52が、「所定の第2方向(z軸方向)と垂直な方向であって、かつ、第2固体光源56(後述)の光軸方向(x軸方向)とも垂直な方向」(つまり、y軸方向)に沿って配列されている。第2固体光源アレイ52は、図3(b)に示すように、複数の第2固体光源56が配列されている間隔d3の2倍よりも狭い間隔d4で配列されている。
第2固体光源アレイ52は、光軸方向(x軸方向)と垂直な所定の第2方向(z軸方向)に沿って一次元的に配列された複数の第2固体光源56を有する。具体的には、基板54及び5個の第2固体光源56(1つにのみ符号を図示)を有する。なお、複数の第2固体光源56の光軸方向は、第1固体光源26の光軸方向(y軸方向)と垂直な方向である。
基板54は、第2固体光源56を搭載する機能を有する。詳細な説明は省略するが、基板54は、第2固体光源56に対する電力の供給を仲介する機能や、第2固体光源56で発生する熱を放熱する機能等を併せて有する。
第2固体光源56は、励起光と色光とを兼ねる青色光(発光強度のピーク:約460nm、図4(b)参照。)を生成する半導体レーザーからなる。当該半導体レーザーは、図3(b)に示すように、長方形形状の発光領域を有し、かつ、発光領域の短辺方向に沿った拡がり角が発光領域の長辺方向に沿った拡がり角より大きくなるように構成されている。
第2固体光源56は、発光領域の長辺がz軸方向に沿うように配置されている。このため、第2固体光源56の拡がり角は、y軸方向に沿って大きくなる(縦長の光となる。図5(a)参照。)。
なお、第1固体光源群20は10個の第1固体光源26を有し、第2固体光源群50は15個の第2固体光源56を有するため、光源装置10全体としては25個の固体光源を備えることになる。
第2コリメーターレンズ群60は、第2固体光源56からの光をそれぞれ略平行化する。第2コリメーターレンズ群60は、図2(b)及び図2(c)に示すように、3個の第2コリメーターレンズアレイ62を備える。
第2コリメーターレンズアレイ62は、5個の第2固体光源56のそれぞれに対応して設けられている5個の第2コリメーターレンズ64(1つにのみ符号を図示)を有する。5個の第2コリメーターレンズ64は、5個の第2固体光源56に対応するように、所定の第2方向(z軸方向)に沿って一次元的に配列されている。詳しい説明は省略するが、第2コリメーターレンズ64は、入射面が非球面で、かつ、射出面が平面の非球面平凸レンズからなる。
第2反射部70は、第1反射部40からの光及び第2コリメーターレンズ群60からの光を、同一の第1固体光源アレイ22及び同一の第2固体光源アレイ52から射出された光同士における光軸の間隔が狭くなるように反射する。第2反射部70は、前述の光を集光光学系80へ向けて反射する。第2反射部70は、5個の第2反射ミラー72を備える。
第2反射ミラー72は、ストライプ状に形成され、それぞれ複数の第1固体光源アレイ22又は第2固体光源アレイ52に対応する複数の第2反射面を有する。
集光光学系80は、第2反射部70を経由してきたコリメーターレンズ群からの光を所定の集光位置に集光する。詳しい説明は省略するが、集光光学系80は、入射面が非球面で、射出面が平面の非球面平凸レンズからなる。
ホモジナイザー光学系90は、図1に示すように、後段コリメーター光学系92と、ホモジナイザー94と、後段集光光学系110とを備える。
後段コリメーター光学系92は、集光光学系80の後段に配置され、集光光学系80からの光を略平行化する。後段コリメーター光学系92は、入射面が凸非球面、射出面が凹非球面のメニスカス非球面レンズからなる。
ホモジナイザー94に入射する光においては、図5(a)に示すように、従来の光源装置よりも光軸の間隔を狭くすることにより、光同士の隙間も狭くなっている。
なお、ホモジナイザー光学系90に入射する光の形状は、集光光学系80に入射する光の形状と相似形である。
ホモジナイザー94は、後段コリメーター光学系92からの光の面内光強度分布を均一化する。ホモジナイザー94は、第1レンズアレイ96及び第2レンズアレイ98を備える。
第1レンズアレイ96は、複数の第1小レンズ97を有する。複数の第1小レンズ97は、図5(a)に示すように、8行4列のマトリクス状に配置されている。第1小レンズ97は、後述する微小領域と略相似形である。第1レンズアレイ96は、後段コリメーター光学系92からの光を複数の部分光束に分割する。
第2レンズアレイ98は、複数の第2小レンズ99を有する。複数の第2小レンズ99は、複数の第1小レンズ97に対応する。
後段集光光学系110は、ホモジナイザー94からの光を集光する。具体的には、第2レンズアレイ98とともに、複数の部分光束を蛍光層124の微小領域に重畳させる(図5(b)参照。)。後段集光光学系110は、第1レンズ112及び第2レンズ114を備える。第1レンズ112及び第2レンズ114は、両凸レンズからなる。
蛍光生成部120は、ホモジナイザー光学系90からの青色光(元々は第1固体光源26及び第2固体光源56からの光)の一部から赤色光(発光強度のピーク:約610nm)及び緑色光(発光強度のピーク:約550nm)を含む蛍光を生成する(図4(c)参照。)蛍光層124を有する。また、蛍光層124を担持する透明部材122を有する。蛍光生成部120は、蛍光の生成に関わることなく蛍光層124を通過する青色光を蛍光(赤色光及び緑色光)とともに含む光(つまり、白色光として用いることが可能な光)を射出する。蛍光生成部120は、全体として正方形の板状の形状を有し、所定の位置(図1参照。)に固定されている。
透明部材122は、少なくともホモジナイザー光学系90からの光(青色光)を通過させる。透明部材122は、例えば、光学ガラスからなる。なお、透明部材上に、集光光学系からの光を通過させ、蛍光を反射する層(例えば、誘電体多層膜)が形成されていてもよい。
蛍光層124は、ホモジナイザー光学系90からの光が微小領域内に入射する位置に配置されている。
蛍光層124の微小領域内には、図5(b)に示すように、ホモジナイザー光学系90により面内光強度分布が均一化された光が入射する。
蛍光層124は、YAG系蛍光体である(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceを含有する層からなる。なお、蛍光層としては、他の蛍光体(上記以外のYAG系蛍光体、シリケート系蛍光体、TAG系蛍光体等)を含有する蛍光層を用いることもできる。また、蛍光層として、青色光を赤色光に変換する蛍光体(例えばCaAlSiN赤色蛍光体)と、青色光を緑色光に変換する蛍光体(例えばβサイアロン緑色蛍光体)とを含有する蛍光層を用いることもできる。
なお、蛍光の生成に関わることなく蛍光層124を通過する一部の青色光は、蛍光とともに射出される。このとき、青色光は蛍光層124中で散乱又は反射されるため、蛍光とほぼ同様の分布(いわゆるランバーシャン分布)特性を有する光として蛍光生成部120から射出される。
第2後段コリメーター光学系130は、蛍光生成部120からの光を略平行化する。第2後段コリメーター光学系130は、図1に示すように、第1レンズ132及び第2レンズ134を備える。第1レンズ132及び第2レンズ134は、両凸レンズからなる。
レンズインテグレーター光学系140は、第1レンズアレイ150、第2レンズアレイ160、偏光変換素子170及び重畳レンズ180を備える。
なお、レンズインテグレーター光学系の代わりにインテグレーターロッドを備えるロッドインテグレーター光学系を用いることもできる。
第1レンズアレイ150は、光源装置10からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ152を有する。第1レンズアレイ150は、光源装置10からの光を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、複数の第1小レンズ152が照明光軸100axと直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。図示による説明は省略するが、第1小レンズ152の外形形状は、液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域の外形形状に関して略相似形である。
第2レンズアレイ160は、第1レンズアレイ150における複数の第1小レンズ152に対応する複数の第2小レンズ162を有する。第2レンズアレイ150は、重畳レンズ180とともに、各第1小レンズ152の像を液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍に結像させる機能を有する。第2レンズアレイ160は、複数の第2小レンズ162が照明光軸100axに直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。
偏光変換素子170は、第1レンズアレイ150により分割された各部分光束を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光からなる光として射出する偏光変換素子である。
偏光変換素子170は、光源装置10からの光に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分をそのまま透過し、他方の直線偏光成分を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板とを有している。
重畳レンズ180は、偏光変換素子170からの各部分光束を集光して液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍に重畳させるための光学素子である。重畳レンズ180は、重畳レンズ180の光軸と照明光軸100axとが略一致するように配置されている。なお、重畳レンズは、複数のレンズを組み合わせた複合レンズで構成されていてもよい。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,220、反射ミラー230,240,250及びリレーレンズ260,270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの光を赤色光、緑色光及び青色光に分離するとともに、赤色光、緑色光及び青色光をそれぞれ照明対象となる液晶光変調装置400R,400G,400Bに導光する機能を有する。
色分離導光光学系200と、液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、集光レンズ300R,300G,300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー210,220は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して、他の波長領域の光を通過させる波長選択透過膜が形成されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を反射して、緑色光及び青色光成分を通過させる。
ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を通過させる。
ダイクロイックミラー210で反射された赤色光は、反射ミラー230でさらに反射され、集光レンズ300Rを通過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー210を青色光とともに通過した緑色光は、ダイクロイックミラー220で反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー220を通過した青色光は、リレーレンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250、集光レンズ300Bを経て青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。リレーレンズ260,270及び反射ミラー240,250は、ダイクロイックミラー220を通過した青色光成分を液晶光変調装置400Bまで導く機能を有する。
なお、青色光の光路にこのようなリレーレンズ260,270が設けられているのは、青色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光利用効率の低下を防止するためである。実施形態1に係るプロジェクター1000においては、青色光の光路の長さが長いのでこのような構成とされているが、赤色光の光路の長さを長くして、リレーレンズ及び反射ミラーを赤色光の光路に用いる構成も考えられる。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、照明装置100からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置であり、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものである。なお、図示を省略したが、集光レンズ300R,300G,300Bと液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が介在配置され、液晶光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が介在配置される。これら入射側偏光板、各液晶光変調装置及び射出側偏光板によって、入射された各色光の光変調が行われる。
各液晶光変調装置は、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入した透過型の液晶光変調装置であり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に応じて、入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された、色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
次に、実施形態1に係る光源装置10及びプロジェクター1000の効果を説明する。
実施形態1に係る光源装置10によれば、複数の固体光源(複数の第1固体光源26及び複数の第2固体光源56)を備えるため、従来の光源装置と同様に、高輝度の光を射出することが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、第1固体光源群20、第1コリメーターレンズ群30、第1反射部40、第2固体光源群50、第2コリメーターレンズ群60及び第2反射部70を備えるため、固体光源群として光軸方向と垂直な所定の平面上に二次元的(マトリクス状)に配列された複数の固体光源を有する固体光源アレイからなる固体光源群を備える場合と比較して、後段の光学要素(集光光学系80)に入射する光における光軸の間隔を狭くすることが可能となり、その結果、後段の光学要素の大型化を抑制し、従来の光源装置よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能となる。
したがって、実施形態1に係る光源装置10は、高輝度の光を射出することが可能で、かつ、従来の光源装置の場合よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、上記のような構成を有するため、従来の光源装置よりも光軸の間隔を狭くすることにより、光同士の隙間も狭くなり、光全体としての密度を均一に近づけることが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、第1反射部40からの光は、第2固体光源群50における複数の第2固体光源アレイ52の間を通過して第2反射部70に入射するため、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を狭くすることが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、第1反射部40は、ストライプ状に形成され、それぞれ複数の第1固体光源アレイ22に対応する複数の第1反射面を有し、第2反射部70は、ストライプ状に形成され、それぞれ複数の第1固体光源アレイ22又は第2固体光源アレイ52に対応する複数の第2反射面を有するため、ストライプ状に形成された各反射面の位置を調整することにより光路を制御し、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を狭くすることが可能となるため、光源装置の設計を容易にすることが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、第1固体光源26及び第2固体光源56は、半導体レーザーからなるため、小型で高出力な光源装置とすることが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、半導体レーザーが射出するレーザーは可干渉性が高く、後段の光学要素に到達するまでに散逸しにくいため、光利用効率を高くすることが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、第1固体光源26及び第2固体光源56からの光(青色光)の一部から蛍光(赤色光及び緑色光)を生成する蛍光層124を備えるため、特定の色光を生成する固体光源を用いて、所望の色光を得ることが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、第2反射部70からの光を所定の集光位置に集光する集光光学系80を備えるため、様々な用途において高い光利用効率で利用可能な光を射出することが可能となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、後段コリメーター光学系92と、ホモジナイザー94と、後段集光光学系110とをさらに備え、蛍光層124は、後段集光光学系110の後段に配置されているため、蛍光層124に過大な熱的負荷を与えることなく蛍光を得ることができ、蛍光層の劣化や焼損を抑制して寿命を長くすることが可能な光源装置となる。
また、実施形態1に係る光源装置10によれば、蛍光層124に入射する光の面内光強度分布を均一化するため、ごく一部の領域に過剰量の光が入射することによる蛍光生成効率の低下が発生せず、光利用効率を一層高くすることが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクター1000は、従来の光源装置よりも小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置10を備えるため、小型化及び軽量化を図ることが可能なプロジェクターとなる。
[比較例1]
図6は、比較例1に係る光源装置10a(符号を図示せず。)を説明するために示す図である。図6(a)は第1固体光源群20aから集光光学系80aまでの上面図であり、図6(b)は第1固体光源群20aを第1コリメーターレンズ群30aの側から見た図であり、図6(c)は「ホモジナイザー光学系があったとした場合においてホモジナイザーに入射する光」の強度分布であり、図6(d)は蛍光層124に入射する光の強度分布を示す図である。
比較例1に係る光源装置10aは、基本的には実施形態1に係る光源装置10と同様の構成を有するが、第2固体光源群、第2コリメーターレンズ群、第1反射部、第2反射部及びホモジナイザー光学系を備えない点で実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なる。また、それに伴って第1固体光源群、第1コリメーターレンズ群及び集光光学系の構成も実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なる。要するに、比較例1に係る光源装置10aは、従来の光源装置に近い構成を有するともいえる。
第1固体光源群20aは、1個の第1固体光源アレイ22aからなる。
第1固体光源アレイ22aは、図6(a)及び図6(b)に示すように、基板24a及び25個の第1固体光源26(1つにのみ符号を図示)を有する。第1固体光源アレイ22aにおいては、25個の第1固体光源26が5行5列のマトリクス状に配置されている。
基板24aについては、形状以外は実施形態1における基板24と同様の構成を有するため、説明を省略する。
第1コリメーターレンズ群30aは、1個の第1コリメーターレンズアレイからなる。
当該コリメーターレンズアレイは、図6(a)に示すように、25個の第1固体光源26のそれぞれに対応して設けられ、25個の第1固体光源26で生成された光をそれぞれ略平行化する25個の第1コリメーターレンズ34(1つにのみ符号を図示)を有する。25個の第1コリメーターレンズ34は、25個の第1固体光源26に対応するように5行5列のマトリクス状に配置されている。
集光光学系80aは、基本的に実施形態1における集光光学系80と同様の構成を有するが、実施形態1における集光光学系80の場合よりもx軸に沿う方向及びy軸に沿う方向の両方において広い間隔で光が入射するため、実施形態1における集光光学系80よりも大型の集光光学系となっている。
「ホモジナイザー光学系があったとした場合においてホモジナイザーに入射する光」は、図6(c)に示すように、光軸の間隔が広く、また、光同士の隙間も広くなっている。なお、「ホモジナイザー光学系があったとした場合においてホモジナイザーに入射する光」の形状は、集光光学系80aに入射する光の形状と相似形である。
また、上記のことに起因して、蛍光層124の微小領域内に入射する光の面内光強度分布は、十分に均一化されていない(図6(d)参照。)。
上記のように、比較例1に係る光源装置10aにおいては、第2固体光源群、第2コリメーターレンズ群、第1反射部及び第2反射部を備えないため、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を狭くすることができず、その結果、複数の固体光源からの光を扱うために後段の光学要素(集光光学系80a)が大型化し、光源装置の小型化及び軽量化を図ることが困難となる。
また、比較例1に係る光源装置10aにおいては、光軸の間隔を狭くすることができず、光同士の隙間が広いため、光全体としての密度を均一に近づけることが困難となる。
[比較例2]
図7は、比較例2に係る光源装置10b(符号を図示せず。)を説明するために示す図である。図7(a)は第1固体光源群20aから集光光学系80bまでの上面図であり、図7(b)はホモジナイザー94に入射する光の強度分布であり、図7(c)は蛍光層124に入射する光の強度分布を示す図である。
比較例2に係る光源装置10bは、基本的には実施形態1に係る光源装置10と同様の構成を有するが、第2固体光源群、第2コリメーターレンズ群及び第1反射部を備えない点で実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なる。また、それに伴って第1固体光源群、第1コリメーターレンズ群、第2反射部及び集光光学系の構成も実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なる。要するに、比較例2に係る光源装置10bは、従来の光源装置に第2反射部及びホモジナイザー光学系を加えた構成を有するともいえる。
第1固体光源群20a及び第1コリメーターレンズ群30aは、比較例1における第1固体光源群20a及び第1コリメーターレンズ群30aと同様の構成を有するため、説明を省略する。
第2反射部70bは、第1コリメーターレンズ30aからの光を、z軸に沿う方向に並ぶ第1固体光源26から射出された光同士における光軸の間隔が狭くなるように反射する。第2反射部70bは、5個の第2反射ミラー72bを備える。
第2反射ミラー72bは、実施形態1における第2反射ミラー72と基本的に同様の構成を有するが、実施形態1における第2反射ミラー72よりもy軸方向に沿う長さがやや長くなっている。
集光光学系80bは、基本的には実施形態1における集光光学系80と同様の構成を有するが、実施形態1における集光光学系80の場合よりも、y軸に沿う方向においては広い間隔で光が入射するため、比較例1における集光光学系80aほどではないにせよ、実施形態1における集光光学系80よりも大型の集光光学系となっている。
ホモジナイザー94に入射する光においては、図7(b)に示すように、x軸方向に沿っては光軸の間隔が狭く、光同士の隙間も狭くなっているなっているものの、y軸方向に沿っては光軸の間隔が広く、光同士の隙間も広くなっている。なお、ホモジナイザー94に入射する光の形状は、集光光学系80bに入射する光の形状と相似形である。
また、上記のことに起因して、蛍光層124の微小領域内に入射する光の面内光強度分布は、y軸方向に沿っては十分に均一化されていない(図7(c)参照。)。
上記のように、比較例2に係る光源装置10bにおいては、第2固体光源群、第2コリメーターレンズ群及び第1反射部を備えないため、y軸方向に沿っては後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔を狭くすることができず、その結果、複数の固体光源からの光を扱うために後段の光学要素(集光光学系80b)が大型化し、光源装置の小型化及び軽量化を図ることが困難となる。
また、比較例2に係る光源装置10bにおいては、y軸方向に沿っては光軸の間隔を狭くすることができず、光同士の隙間が広いため、光全体としての密度を均一に近づけることが困難となる。
[実施形態2]
図8は、実施形態2に係る光源装置12(符号を図示せず。)を説明するために示す図である。図8(a)は第1固体光源群21を第1コリメーターレンズ群30の側から見た図であり、図8(b)はホモジナイザー194(図示せず。)に入射する光の強度分布であり、図8(c)は蛍光層124に入射する光の強度分布を示す図である。
実施形態2に係る光源装置12は、基本的には実施形態1に係る光源装置10と同様の構成を有するが、第1固体光源群の構成が実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なる。また、それに伴ってホモジナイザーの構成も実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なる。
実施形態2に係る光源装置12の第1固体光源群21は、図8(a)に示すように、第1固体光源として、発光領域の長辺がx軸方向に沿うように配置されている第1固体光源28を有する。第1固体光源28の拡がり角は、z軸方向に沿って大きくなる(横長の光となる。図8(b)参照。)。このため、第1固体光源28の発光領域及び第2固体光源56の発光領域は、それぞれ長辺と短辺との向きが互いに逆になる関係を有する(図8(b)参照。)ことになる。上記により、光源装置12においては、第1固体光源28は、当該第1固体光源28の発光領域における短辺が所定の第1方向(z軸方向)に沿う方向となるように配置され(図8(a)参照。)、第2固体光源56は、当該第2固体光源56の発光領域における長辺が所定の第2方向(z軸方向)に沿う方向となるように配置されている(図3(b)参照。)ことになる。
実施形態2におけるホモジナイザー194(図示せず。)は、基本的には実施形態1におけるホモジナイザー94と同様の構成を有するが、第1小レンズ197(図示せず。)及び第2小レンズ199(図示せず。)の配置が実施形態1におけるホモジナイザー94とは異なる。ホモジナイザー194においては、重畳後の面内光強度分布のより一層の均一化を目的として、第1小レンズ197及び第2小レンズ199は、図8(b)において白枠で示すように配置されている。
ホモジナイザー194に入射する光においては、図8(b)に示すように、従来の光源装置よりも光軸の間隔を狭くすることにより、光同士の隙間も狭くなっている。
また、蛍光層124の微小領域内には、図8(c)に示すように、ホモジナイザー光学系90により面内光強度分布が均一化された光が入射する。
上記のように、実施形態2に係る光源装置12は、第1固体光源群の構成が実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なるが、第1固体光源群21、第1コリメーターレンズ群30、第1反射部40、第2固体光源群50、第2コリメーターレンズ群60及び第2反射部70を備えるため、実施形態1に係る光源装置10の場合と同様に、高輝度の光を射出することが可能で、かつ、従来の光源装置の場合よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置となる。
また、実施形態2に係る光源装置12によれば、半導体レーザーは、長方形形状の発光領域を有し、かつ、発光領域の短辺方向に沿った拡がり角が発光領域の長辺方向に沿った拡がり角より大きくなるように構成され、第1固体光源28の発光領域及び第2固体光源56の発光領域は、それぞれ長辺と短辺との向きが互いに逆になる関係を有するため、後段の光学要素(集光光学系80)に入射する光における光軸の間隔を一層狭くすることが可能となり、その結果、後段の光学要素の大型化を一層抑制し、従来の光源装置よりも光源装置の一層の小型化及び一層の軽量化を図ることが可能となる。
また、実施形態2に係る光源装置12によれば、第1固体光源28は、当該第1固体光源28の発光領域における短辺が、所定の第1方向に沿う方向となるように配置され、第2固体光源56は、当該第2固体光源56の発光領域における長辺が、所定の第2方向に沿う方向となるように配置されているため、第2固体光源群50からの光と第1固体光源群21からの光とを一層接近させることが可能となり、後段の光学要素に入射する光における光軸の間隔をより一層狭くすることが可能となり、その結果、後段の光学要素の大型化をより一層抑制し、従来の光源装置よりも光源装置のより一層の小型化及びより一層の軽量化を図ることが可能となる。
なお、実施形態2に係る光源装置12は、第1固体光源群の構成以外は実施形態1に係る光源装置10と同様の構成を有するため、実施形態1に係る光源装置10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[実施形態3]
図9は、実施形態3に係る光源装置14を説明するために示す図である。図9(a)は光源装置14の平面図であり、図9(b)は第1固体光源群21から集光光学系80までの斜視図であり、図9(c)は蛍光層124に入射する光の強度分布を示す図である。
実施形態3に係る光源装置14は、基本的には実施形態2に係る光源装置12と同様の構成を有するが、図9(a)及び図9(b)に示すように、ホモジナイザー光学系を備えない点で実施形態2に係る光源装置12の場合とは異なる。また、それに伴って、蛍光層124が所定の集光位置の近傍であって、集光光学系80からの光がデフォーカス状態で入射する位置に配置されている点も実施形態2に係る光源装置12の場合とは異なる。
蛍光層124の微小領域内には、図9(c)に示すように、デフォーカス状態の光が入射する。
上記のように、実施形態3に係る光源装置14は、ホモジナイザー光学系を備えない点が実施形態2に係る光源装置12の場合とは異なるが、第1固体光源群21、第1コリメーターレンズ群30、第1反射部40、第2固体光源群50、第2コリメーターレンズ群60及び第2反射部70を備えるため、実施形態2に係る光源装置12の場合と同様に、高輝度の光を射出することが可能で、かつ、従来の光源装置の場合よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置となる。
また、実施形態3に係る光源装置14は、蛍光層124は、所定の集光位置の近傍であって、集光光学系80からの光がデフォーカス状態で入射する位置に配置されているため、蛍光層124に過大な熱的負荷を与えることなく蛍光を得ることができ、蛍光層の劣化や焼損を抑制して寿命を長くすることが可能な光源装置となる。
なお、実施形態3に係る光源装置14は、ホモジナイザー光学系を備えない点以外は実施形態2に係る光源装置12と同様の構成を有するため、実施形態2に係る光源装置12が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[実施形態4]
図10は、実施形態4に係るプロジェクター1006の光学系を示す平面図である。
実施形態4に係る光源装置16は、基本的には実施形態1に係る光源装置10と同様の構成を有するが、ダイクロイックプリズム及び青色光生成部をさらに備える点で実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なる。また、それに伴って、ホモジナイザー光学系及び蛍光生成部の構成が実施形態1に係る光源装置10とは異なり、さらに、第2後段コリメーター光学系を備えない点でも実施形態1に係る光源装置10とは異なる。
ダイクロイックプリズム710は、図10に示すように、ホモジナイザー94の後段であって、ホモジナイザー764の後段である位置に配置されている。ダイクロイックプリズム710は、ホモジナイザー94からの青色光を蛍光生成部121の方へ反射し、青色光生成部720からの青色光をレンズインテグレーター光学系140の方へ反射し、かつ、蛍光生成部121で生成された蛍光(赤色光及び緑色光)を通過させる。ダイクロイックプリズム710は、2つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、青色光を反射し、赤色光及び緑色光を通過させる誘電体多層膜が形成されている。
なお、ダイクロイックプリズムの代わりにダイクロイックミラーを用いてもよい。
青色光生成部720は、第3固体光源アレイ730と、第3コリメーターレンズアレイ740と、集光光学系750と、後段コリメーター光学系762と、ホモジナイザー764とを備え、青色光を射出する。
第3固体光源アレイ730は、基板734及び第3固体光源736を備える。第3固体光源アレイ730は、比較例1における第1固体光源アレイ22aと同様の構成を有する(基盤734は基板24aと、第3固体光源736は第1固体光源26と同様の構成を有する。図6(b)参照。)ため、詳細な説明を省略する。
第3コリメーターレンズアレイ740は、比較例1における第1コリメーターレンズアレイと、集光光学系750は比較例1における集光光学系80aと、それぞれ同様の構成を有するため、説明を省略する。
後段コリメーター光学系762は後段コリメーター光学系92と、ホモジナイザー764はホモジナイザー94と、それぞれ同様の構成を有するため、説明を省略する。
ホモジナイザー光学系91は、実施形態1におけるホモジナイザー光学系90と基本的に同様の構成を有するが、後段集光光学系111がダイクロイックプリズム710の後段に配置されている点で実施形態1におけるホモジナイザー光学系90とは異なる。
後段集光光学系111は、ホモジナイザー94からの光を集光する機能に加え、蛍光生成部121からの蛍光を略平行化する機能を有する。
蛍光生成部121は、反射部材126及び蛍光層128を有する。
反射部材126は、蛍光層128を担持し、蛍光層128を通過した光(励起光や蛍光)を後段集光光学系111の方へ反射する。
蛍光層128は、基本的には実施形態1における蛍光層124と同様の構成を有するが、入射する青色光の全部を蛍光(赤色光及び緑色光)に変換する。
上記のように、実施形態4に係る光源装置16は、ダイクロイックプリズム及び青色光生成部をさらに備える点で実施形態1に係る光源装置10の場合とは異なるが、第1固体光源群20、第1コリメーターレンズ群30、第1反射部40、第2固体光源群50、第2コリメーターレンズ群60及び第2反射部70を備えるため、実施形態1に係る光源装置10の場合と同様に、高輝度の光を射出することが可能で、かつ、従来の光源装置の場合よりも光源装置の小型化及び軽量化を図ることが可能な光源装置となる。
なお、実施形態4に係る光源装置16は、ダイクロイックプリズム及び青色光生成部をさらに備える点以外は、実施形態1に係る光源装置10と同様の構成を有するため、実施形態1に係る光源装置10が有する効果をそのまま有する。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の様態において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態に示した第1コリメーター光学系、第2コリメーター光学系、集光光学系、後段コリメーター光学系、後段集光光学系及び第2後段コリメーター光学系の各光学系を構成するレンズの形状及び枚数は例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。各光学系を構成するレンズの形状及び枚数は、各光学系が各々の機能を果たせるものであればよい。
(2)上記実施形態2及び3においては、実施形態1における集光光学系80と同様の集光光学系を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態2及び3においては、集光光学系に入射する光における光軸の間隔が実施形態1におけるそれよりも狭いため、より小型の集光光学系を用いてもよい。
(3)上記実施形態4においては、第3固体光源アレイ730、第3コリメーターレンズアレイ740及び集光光学系750を備える青色光生成部720を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。上記した第3固体光源アレイ730及び第3コリメーターレンズ740の代わりに本発明の第1固体光源群、第2固体光源群、第1コリメーターレンズ群、第2コリメーターレンズ群、第1反射部及び第2反射部を備え、また、集光光学系750の代わりにより小型の集光光学系(例えば、各実施形態における集光光学系80)を備える青色光生成部を用いてもよい。
(4)上記各実施形態においては、第1固体光源及び第2固体光源並びに蛍光層として、青色光を生成する第1固体光源及び第2固体光源56と、青色光から赤色光及び緑色光を含む蛍光を生成する蛍光層とを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1固体光源及び第2固体光源並びに蛍光層として、紫色光又は紫外光を生成する第1固体光源及び第2固体光源と、紫色光又は紫外光から赤色光、緑色光及び青色光を含む色光を生成する蛍光層とを用いてもよい。
(5)上記各実施形態においては、「白色光として用いることができる光」を射出する光源装置を例にとって本発明の光源装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。「白色光として用いることができる光」以外の光(例えば、赤色光及び緑色光からなる光や、特定の色光成分を多く含む光)を射出する光源装置に本発明を適用することもできる。
(6)上記各実施形態においては、発光強度のピークが約460nmであり、比視感度が高く色再現性の良い青色光を生成する第1固体光源及び第2固体光源を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、発光強度のピークが440nm〜450nm(特に445nm近傍)であり、可視光変換効率が高い青色光を生成する第1固体光源及び第2固体光源を用いてもよい。
特に実施形態4に係る光源装置においては、蛍光層128の励起用の固体光源(第1固体光源26及び第2固体光源56)と色光用の固体光源(第3固体光源736)とを別に備えるため、以下のような構成をとることができる。すなわち、励起用の固体光源として、発光強度のピークが445nm近傍であり、可視光変換効率の高い青色光を生成する固体光源を用い、また、色光用の固体光源として、発光強度のピークが460nm近傍であり、比視感度が高く色再現性の良い青色光を生成する固体光源を用いる構成である。
(7)上記各実施形態においては、各固体光源(第1固体光源、第2固体光源及び第3固体光源)として半導体レーザーからなる固体光源を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、固体光源として発光ダイオードからなる固体光源を用いてもよい。
(8)上記各実施形態においては、透過型のプロジェクターを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、反射型のプロジェクターを用いてもよい。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶光変調装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型の液晶光変調装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクターにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクターと同様の効果を得ることができる。
(9)上記各実施形態においては、プロジェクターの光変調装置として液晶光変調装置を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。光変調装置としては、一般に、画像情報に応じて入射光を変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置等を用いてもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。
(10)上記各実施形態においては、3つの液晶光変調装置を用いたプロジェクターを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1つ、2つ又は4つ以上の液晶光変調装置を用いたプロジェクターにも適用可能である。
(11)本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクターに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクターに適用する場合にも可能である。
(12)上記各実施形態においては、本発明の光源装置をプロジェクターに適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の光源装置を他の光学機器(例えば、光ディスク装置、自動車のヘッドランプ、照明機器等。)に適用することもできる。
10,14,16…光源装置、20,21…第1固体光源群、22,22a…第1固体光源アレイ、24,24a,54,734…基板、26…第1固体光源、30,30a…第1コリメーターレンズ群、34…第1コリメーターレンズ、40…第1反射部、42…第1反射ミラー、50…第2固体光源群、52…第2固体光源アレイ、56…第2固体光源、60…第2コリメーターレンズ群、62…第2コリメーターレンズアレイ、64…第2コリメーターレンズ、70,70b…第2反射部、72,72b…第2反射ミラー、80,80a,80b,750…集光光学系、90,91…ホモジナイザー光学系、92,762…後段コリメーター光学系、94,764…ホモジナイザー、96,766…(ホモジナイザーの)第1レンズアレイ、97,767…(ホモジナイザーの)第1小レンズ、98,768…(ホモジナイザーの)第2レンズアレイ、99,769…(ホモジナイザーの)第2小レンズ、100,106…照明装置、100ax,106ax…照明光軸、110,111…後段集光光学系、112,116…(後段集光光学系の)第1レンズ、114,118…(後段集光光学系の)第2レンズ、120,121…蛍光生成部、122…透明部材、124,128…蛍光層、126…反射部材、130…第2後段コリメーター光学系、132…(第2後段コリメーター光学系の)第1レンズ、134…(第2後段コリメーター光学系の)第2レンズ、140…レンズインテグレーター光学系、150…第1レンズアレイ、152…第1小レンズ、160…第2レンズアレイ、162…第2小レンズ、170…偏光変換素子、180…重畳レンズ、200…色分離導光光学系、210,220…ダイクロイックミラー、230,240,250…反射ミラー、260,270…リレーレンズ、300R,300G,300B…集光レンズ、400R,400G,400B…液晶光変調装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写光学系、710…ダイクロイックプリズム、720…青色光生成部、730…第3固体光源アレイ、736…第3固体光源、740…第3コリメーターレンズアレイ、744…第3コリメーターレンズ、1000,1006…プロジェクター、SCR…スクリーン

Claims (10)

  1. 複数の固体光源を有する固体光源群と、
    前記複数の固体光源からの光をそれぞれ略平行化する複数のコリメーターレンズを有するコリメーターレンズ群とを備える光源装置であって、
    前記固体光源群として、
    光軸方向と垂直な所定の第1方向に沿って一次元的に配列された複数の第1固体光源を有する第1固体光源アレイが、前記所定の第1方向と垂直な方向であって、かつ、前記第1固体光源の光軸方向とも垂直な方向に沿って複数配列された第1固体光源群と、
    光軸方向が前記第1固体光源の光軸方向と垂直な方向であって、かつ、当該光軸方向と垂直な所定の第2方向に沿って一次元的に配列された複数の第2固体光源を有する第2固体光源アレイが、前記所定の第2方向と垂直な方向であって、かつ、前記第2固体光源の光軸方向とも垂直な方向に沿って複数配列された第2固体光源群とを備え、
    前記コリメーターレンズ群として、
    前記第1固体光源からの光をそれぞれ略平行化する第1コリメーターレンズ群と、
    前記第2固体光源からの光をそれぞれ略平行化する第2コリメーターレンズ群とを備え、
    前記第1コリメーターレンズ群からの光を、前記第2固体光源からの光の進行方向と合うように反射する第1反射部と、
    前記第1反射部からの光及び前記第2コリメーターレンズ群からの光を、同一の前記第1固体光源アレイ及び同一の前記第2固体光源アレイから射出された光同士における光軸の間隔が狭くなるように反射する第2反射部とをさらに備えることを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記第1反射部からの光は、前記第2固体光源群における前記複数の第2固体光源アレイの間又は直近を通過して前記第2反射部に入射することを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光源装置において、
    前記第1反射部は、ストライプ状に形成され、それぞれ前記複数の第1固体光源アレイに対応する複数の第1反射面を有し、
    前記第2反射部は、ストライプ状に形成され、それぞれ前記複数の第1固体光源アレイ又は第2固体光源アレイに対応する複数の第2反射面を有することを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置において、
    前記第1固体光源及び前記第2固体光源は、半導体レーザーからなることを特徴とする光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置において、
    前記半導体レーザーは、長方形形状の発光領域を有し、かつ、前記発光領域の短辺方向に沿った拡がり角が前記発光領域の長辺方向に沿った拡がり角より大きくなるように構成され、
    前記第1固体光源の前記発光領域及び前記第2固体光源の前記発光領域は、それぞれ長辺と短辺との向きが互いに逆になる関係を有することを特徴とする光源装置。
  6. 請求項5に記載の光源装置において、
    前記第1固体光源は、当該第1固体光源の前記発光領域における短辺が、前記所定の第1方向に沿う方向となるように配置され、
    前記第2固体光源は、当該第2固体光源の前記発光領域における長辺が、前記所定の第2方向に沿う方向となるように配置されていることを特徴とする光源装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の光源装置において、
    前記光源装置は、
    前記第2反射部からの光を所定の集光位置に集光する集光光学系と、
    前記第1固体光源及び前記第2固体光源からの光の一部又は全部から蛍光を生成する蛍光層とをさらに備えることを特徴とする光源装置。
  8. 請求項7に記載の光源装置において、
    前記蛍光層は、前記所定の集光位置の近傍であって、前記集光光学系からの光がデフォーカス状態で入射する位置に配置されていることを特徴とする光源装置。
  9. 請求項7に記載の光源装置において、
    前記集光光学系の後段に配置され、前記集光光学系からの光を略平行化する後段コリメーター光学系と、
    前記後段コリメーター光学系からの光の面内光強度分布を均一化するホモジナイザーと、
    前記ホモジナイザーからの光を集光する後段集光光学系とをさらに備え、
    前記蛍光層は、前記後段集光光学系の後段に配置されていることを特徴とする光源装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の光源装置を備える照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系とを備えることを特徴とするプロジェクター。
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