JP2016018112A - 照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 - Google Patents

照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016018112A
JP2016018112A JP2014141480A JP2014141480A JP2016018112A JP 2016018112 A JP2016018112 A JP 2016018112A JP 2014141480 A JP2014141480 A JP 2014141480A JP 2014141480 A JP2014141480 A JP 2014141480A JP 2016018112 A JP2016018112 A JP 2016018112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
intensity
lens array
optical system
excitation light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014141480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6413409B2 (ja
Inventor
秋山 光一
Koichi Akiyama
光一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2014141480A priority Critical patent/JP6413409B2/ja
Publication of JP2016018112A publication Critical patent/JP2016018112A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6413409B2 publication Critical patent/JP6413409B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】蛍光強度の低下を抑制できる照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法を提供する。【解決手段】励起光を射出する光源装置と、励起光が入射する第1のマルチレンズアレイと、第1のマルチレンズアレイの後段に設けられた第2のマルチレンズアレイと、第2のマルチレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、集光光学系の後段に設けられた蛍光体層と、励起光の強度に応じて、第1のマルチレンズアレイと第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を調整する間隔調整装置と、を備える照明装置に関する。【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法に関するものである。
近年、プロジェクターにおいて、蛍光体を利用した光源装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この光源装置では、ホモジナイザーを用いることで蛍光体層に照射される励起光強度の均一性を高めている。
特開2012−118302号公報
しかしながら、上記従来技術においては、例えば、励起光源の劣化や故障等といった何らかの原因により励起光の強度が低下すると、蛍光強度が低下して表示画像が暗くなってしまうといった問題が生じていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、蛍光強度の低下を抑制できる照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に従えば、励起光を射出する光源装置と、前記励起光が入射する第1のマルチレンズアレイと、前記第1のマルチレンズアレイの後段に設けられた第2のマルチレンズアレイと、前記第2のマルチレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、前記集光光学系の後段に設けられた蛍光体層と、前記励起光の強度に応じて、前記第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を調整する間隔調整装置と、を備える照明装置が提供される。
第1態様に係る照明装置によれば、何らかの原因によって励起光の強度が低下した場合に、第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとのマルチレンズアレイ間の間隔を大きくすることで、蛍光体層上に形成される励起光スポットのサイズを小さくすることができる。これにより、蛍光の発光領域の面積が小さくなるため、蛍光体層で生成された蛍光が蛍光体層の後段に設けられる光学系により効率的に取り込まれるようになる。よって、蛍光の利用効率が向上することで、励起光の強度低下(出力低下)による影響を低減することができる。
以下、蛍光体層上に形成される励起光スポットの大きさのことを、励起光サイズと称すことがある。また、第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を、レンズ間距離と称すことがある。
上記第1態様において、前記蛍光体層から射出された蛍光の強度を検出する光センサーをさらに備え、前記間隔調整装置は、前記光センサーからの信号に基づいて前記間隔を調整するのが好ましい。
この構成によれば、蛍光の強度から励起光の強度を間接的に検出することができる。
上記第1態様において、前記励起光の強度を検出する光センサーをさらに備え、前記間隔調整装置は、前記光センサーからの信号に基づいて前記間隔を調整するのが好ましい。
この構成によれば、励起光の強度に基づいて間隔を精度良く調整することができる。
上記第1態様において、前記励起光の強度を、第1の強度、第2の強度、および第3の強度の間で制御することが可能な光源制御装置をさらに備えるのが好ましい。
この構成によれば、例えば、通常駆動、省エネ駆動、或いはOFFの各駆動状態の間で励起光の強度を調整することができる。省エネ駆動時には励起光の強度が低下するが、励起光サイズを調整することで蛍光の利用効率を高めることができるため、励起光の強度低下による影響を低減することができる。
本発明の第2態様に従えば、照明光を射出する照明装置と、前記照明光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備え、前記照明装置が、上記第1態様に係る照明装置であるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターによれば、上記第1態様に係る照明装置を備えるので、励起光強度の低下による表示画像の明るさの低下が低減される。そのため、本プロジェクターは画像品質に優れた表示を行うことができる。
本発明の第3態様に従えば、励起光を射出する光源装置と、前記励起光が入射する第1のマルチレンズアレイと、前記第1のマルチレンズアレイの後段に設けられた第2のマルチレンズアレイと、前記第2のマルチレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、前記集光光学系の後段に設けられた蛍光体層と、を有する照明装置を備えるプロジェクターの制御方法であって、前記蛍光体層から射出された蛍光の強度を検出するステップと、前記蛍光の強度が所定の強度よりも小さい場合、前記第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を所定の間隔よりも大きくするステップと、を含むプロジェクターの制御方法が提供される。
第3態様に係るプロジェクターの制御方法によれば、何らかの原因によって励起光の強度が低下した場合に、レンズ間距離を大きくすることで励起光サイズを小さくできる。これにより、蛍光体層で生成された蛍光が蛍光体層の後段に設けられる光学系により効率的に取り込まれるようになる。よって、蛍光の利用効率が向上することで、励起光の強度低下(出力低下)による影響を低減することができる。
本発明の第4態様に従えば、励起光を射出する光源装置と、前記励起光が入射する第1のマルチレンズアレイと、前記第1のマルチレンズアレイの後段に設けられた第2のマルチレンズアレイと、前記第2のマルチレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、前記集光光学系の後段に設けられた蛍光体層と、を有する照明装置を備えるプロジェクターの制御方法であって、前記励起光の強度を前記第1の強度から前記第2の強度へ変更するステップと、前記励起光の強度が前記第1の強度から前記第2の強度へ変更されたことに応じて、前記第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を所定の間隔よりも大きくするステップと、を含むプロジェクターの制御方法が提供される。
第4態様に係るプロジェクターの制御方法によれば、例えば、省エネ駆動モードを選択することで励起光の強度が抑えられた場合に、レンズ間距離を大きくすることで励起光サイズを小さくできる。これにより、蛍光体層で生成された蛍光が蛍光体層の後段に設けられる光学系により効率的に取り込まれるようになる。よって、蛍光の利用効率が向上することで、励起光の強度低下(出力低下)による影響を低減することができる。
第1実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す平面図。 第1実施形態に係る照明装置の概略構成を示す図。 間隔調整装置の概略構成を示す図。 センサーユニットの概略構成を示す図。 偏光変換素子に対するミラーの配置位置を示した正面図。 第1実施形態のプロジェクターの動作を示すフローチャート図。 第2実施形態のプロジェクターの動作を示すフローチャート図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第1実施形態)
まず、本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。本実施形態のプロジェクターは、スクリーン(被投射面)SCR上にカラー映像(画像)を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光、緑色光、青色光の各色光に対応した3つの光変調装置を用いている。プロジェクターは、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザー(レーザー光源)を用いている。
(プロジェクター)
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す平面図である。プロジェクター1は、図1に示すように、照明装置2と、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学系6とを備えている。
色分離光学系3は、照明光WLを赤色光LRと、緑色光LGと、青色光LBとに分離するためのものである。色分離光学系3は、第1のダイクロイックミラー7a及び第2のダイクロイックミラー7bと、第1の全反射ミラー8a、第2の全反射ミラー8b及び第3の全反射ミラー8cと、第1のリレーレンズ9a及び第2のリレーレンズ9bとを概略備えている。
第1のダイクロイックミラー7aは、照明装置2からの照明光WLを赤色光LRと、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)とに分離する機能を有する。第1のダイクロイックミラー7aは、分離された赤色光LRを透過すると共に、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)を反射する。一方、第2のダイクロイックミラー7bは、その他の光を緑色光LGと青色光LBとに分離する機能を有する。第2のダイクロイックミラー7bは、分離された緑色光LGを反射すると共に、青色光LBを透過する。
第1の全反射ミラー8aは、赤色光LRの光路中に配置されて、第1のダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。一方、第2の全反射ミラー8b及び第3の全反射ミラー8cは、青色光LBの光路中に配置されて、第2のダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに導く。緑色光LGは、第2のダイクロイックミラー7bから光変調装置4Gに向けて反射される。
第1のリレーレンズ9a及び第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路中における第2の全反射ミラー8bの光射出側に配置されている。第1のリレーレンズ9a及び第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路長が赤色光LRや緑色光LGの光路長よりも長くなることに起因した青色光LBの光損失を補償する機能を有している。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側及び射出側には、一対の偏光板(図示せず。)が配置されており、特定の方向の直線偏光光のみを通過させる構成となっている。
また、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bは、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bそれぞれに入射する赤色光LR,緑色光LG,青色光LBそれぞれを平行化するためのものである。
合成光学系5には、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bからの画像光が入射する。合成光学系5は、赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した画像光を合成し、この合成された画像光を投射光学系6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学系6は、投射レンズ群からなり、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像が表示される。
(照明装置)
続いて、本発明の一実施形態に係る照明装置2について説明する。図2は照明装置2の概略構成を示す図である。図2に示すように、照明装置2は、アレイ光源21Aと、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、ホモジナイザー光学系24と、間隔調整装置40と、偏光分離素子50Aを含む光学素子25Aと、第1のピックアップ光学系26と、蛍光発光素子27と、位相差板28と、第2のピックアップ光学系29と、拡散反射素子30と、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳光学系33とを備えている。
アレイ光源21Aと、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、ホモジナイザー光学系24と、光学素子25Aと、位相差板28と、第2のピックアップ光学系29と、拡散反射素子30とは、それぞれの光学中心を図2中に示す光軸ax1に一致させた状態で、この光軸ax1上に順次並んで配置されている。一方、蛍光発光素子27と、第1のピックアップ光学系26と、光学素子25Aと、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳光学系33とは、それぞれの光学中心を図2中に示す光軸ax2に一致させた状態で、この光軸ax2上に順次並んで配置されている。光軸ax1と光軸ax2とは、同一面内にあり、互いに直交する。
アレイ光源21Aは、特許請求の範囲における光源装置に相当する。アレイ光源21Aは、第1の光源である第1の半導体レーザー211と、第2の光源である第2の半導体レーザー212とを備えている。複数の第1の半導体レーザー211及び複数の第2の半導体レーザー212は、光軸ax1と直交する一平面内において、アレイ状に並んで配置されている。
第1の半導体レーザー211は、青色光BL’を射出する。第1の半導体レーザー211は、青色光BL’として、例えばピーク波長が460nmのレーザー光を射出する。第2の半導体レーザー212は、励起光BLを射出する励起光用のレーザー光源である。第2の半導体レーザー212は、励起光BLとして、例えばピーク波長が440nmのレーザー光を射出する。
励起光BL及び青色光BL’は、アレイ光源21Aから偏光分離素子50Aに向けて射出される。
アレイ光源21Aから射出された励起光BL及び青色光BL’は、コリメーター光学系22に入射する。コリメーター光学系22は、アレイ光源21Aから射出された励起光BL及び青色光BL’を平行光束に変換するものである。コリメーター光学系22は、例えばアレイ状に並んで配置された複数のコリメーターレンズ22aから構成されている。複数のコリメーターレンズ22aは、複数の第1の半導体レーザー211及び複数の第2の半導体レーザー212にそれぞれ対応して配置されている。
コリメーター光学系22を通過することにより平行光束に変換された各励起光BL及び青色光BL’は、アフォーカル光学系23に入射する。アフォーカル光学系23は、励起光BL及び青色光BL’の光束径を調整するものである。アフォーカル光学系23は、例えば凸レンズ23a,凹レンズ23bから構成されている。
アフォーカル光学系23を通過することにより光束径が調整された励起光BL及び青色光BL’は、ホモジナイザー光学系24に入射する。ホモジナイザー光学系24は、第1のマルチレンズアレイ24aと、第2のマルチレンズアレイ24bとから構成されている。第1のマルチレンズアレイ24aは複数の小レンズ24amを備え、第2のマルチレンズアレイ24bは、複数の小レンズ24amに対応する複数の小レンズ24bmを備えている。
ホモジナイザー光学系24を透過した励起光BL及び青色光BL’は、光学素子25Aに入射する。光学素子25Aは、例えば波長選択性を有するダイクロイックプリズムから構成されている。ダイクロイックプリズムは、光軸ax1に対して45°の角度をなす傾斜面Kを有している。傾斜面Kは、光軸ax2に対しても45°の角度をなしている。光学素子25Aは、互いに直交する光軸ax1,ax2の交点と傾斜面Kの光学中心とが一致するように配置されている。
傾斜面Kには、波長選択性を有する偏光分離素子50Aが設けられている。偏光分離素子50Aは、励起光BL及び青色光BL’を、この偏光分離素子50Aに対するS偏光成分とP偏光成分とに分離する。
また、偏光分離素子50Aは、後述する励起光BLと青色光BL’とは波長帯が異なる第2の光である蛍光光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有している。
ここで、励起光BL及び青色光BL’は、コヒーレントな直線偏光光である。また、励起光BLと青色光BL’とは、偏光分離素子50Aに入射するときの互いの偏光方向が異なっている。
具体的に、励起光BLの偏光方向は、偏光分離素子50Aで反射されるS偏光成分の偏光方向と一致している。一方、青色光BL’の偏光方向は、偏光分離素子50Aで透過されるP偏光成分の偏光方向と一致している。
したがって、偏光分離素子50Aに入射した励起光BLは、S偏光の励起光BLsとして、蛍光発光素子27に向けて反射される。一方、この偏光分離素子50Aに入射した青色光BL’は、P偏光の青色光BL’pとして、拡散反射素子30に向けて透過される。
偏光分離素子50Aから射出されたS偏光の励起光BLsは、第1のピックアップ光学系26に入射する。第1のピックアップ光学系26は、第2のマルチレンズアレイ24bから射出された複数の光束(励起光BLs)を、蛍光体層34に向けて集光させるとともに、蛍光体層34の上で互いに重畳させる。第1のピックアップ光学系26は、特許請求の範囲における集光光学系に相当する。
第1のピックアップ光学系26は、例えばピックアップレンズ26a,ピックアップレンズ26bから構成されている。第1のピックアップ光学系26から射出された励起光BLsは、蛍光発光素子27に入射する。蛍光発光素子27は、蛍光体層34と、この蛍光体層34を支持する基板35と、蛍光体層34を基板35に固定する固定部材36とを有している。
蛍光体層34は、蛍光体層34の側面と基板35との間に設けられた固定部材36により、基板35に固定されている。蛍光体層34の励起光BLsが入射する側とは反対側の面は基板35に接触している。
蛍光体層34は、波長440nmの励起光BLsを吸収して励起される蛍光体を含み、この励起光BLsにより励起された蛍光体は、第2の光として、例えば500〜700nmの波長域にピーク波長を有する蛍光光(黄色光)YLを生成する。
蛍光体層34には、耐熱性及び表面加工性に優れたものを用いることが好ましい。このような蛍光体層34としては、例えば、アルミナ等の無機バインダ中に蛍光体粒子を分散させた蛍光体層や、バインダを用いずに蛍光体粒子を焼結した蛍光体層などを好適に用いることができる。
蛍光体層34の励起光BLsが入射する側とは反対側には、第1の反射素子としての反射部37が設けられている。反射部37は、蛍光体層34で生成された蛍光光YLのうち、一部の蛍光光YLを反射する機能を有している。
基板35の蛍光体層34を支持する面とは反対側の面には、ヒートシンク38が配置されている。蛍光発光素子27では、このヒートシンク38を介して放熱できるため、蛍光体層34の熱劣化を防ぐことができる。
蛍光体層34で生成された蛍光光YLのうち、一部の蛍光光YLは、反射部37によって反射され、蛍光体層34の外部へと射出される。また、蛍光体層34で生成された蛍光光YLのうち、他の一部の蛍光光YLは、反射部37を介さずに蛍光体層34の外部へと射出される。このようにして、蛍光光YLが蛍光体層34から射出される。
蛍光体層34から射出された蛍光光YLは、偏光方向が揃っていない非偏光光である。蛍光光YLは、第1のピックアップ光学系26を通過した後、偏光分離素子50Aに入射する。そして、この蛍光光YLは、偏光分離素子50Aからインテグレータ光学系31に向けて透過される。
偏光分離素子50Aから射出されたP偏光の青色光BL’pは、位相差板28に入射する。位相差板28は、偏光分離素子50Aと拡散反射素子30との間の光路中に配置された1/4波長板(λ/4板)から構成されている。したがって、偏光分離素子50Aから射出されたP偏光の青色光BL’pは、この位相差板28に入射することによって、円偏光の青色光BL’cに変換された後、第2のピックアップ光学系29に入射する。
第2のピックアップ光学系29は、青色光BL’cを拡散反射素子30に向けて集光させるものであり、例えばピックアップレンズ29aから構成されている。
拡散反射素子30は、第2のピックアップ光学系29から射出された青色光BL’cを偏光分離素子50Aに向けて拡散反射させるものである。その中でも、拡散反射素子30としては、この拡散反射素子30に入射した青色光BL’cをランバート反射させるものを用いることが好ましい。
拡散反射素子30で拡散反射された青色光BL’cは、再び位相差板28に入射することによって、S偏光の青色光BL’sに変換された後、偏光分離素子50Aに入射する。そして、このS偏光の青色光BL’sは、偏光分離素子50Aからインテグレータ光学系31に向けて反射される。
これにより、青色光BL’sは、偏光分離素子50Aを透過した蛍光光YLと共に、照明光WLとして利用されることになる。すなわち、青色光BL’s及び蛍光光YLは、偏光分離素子50Aから互いに同一方向に向けて射出される。これにより、青色光BL’sと蛍光光(黄色光)YLとが混ざった照明光(白色光)WLが得られる。
偏光分離素子50Aから射出された照明光WLは、インテグレータ光学系31に入射する。インテグレータ光学系31は、例えば、レンズアレイ31a,レンズアレイ31bから構成されている。レンズアレイ31a,31bは、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。
インテグレータ光学系31を透過した照明光WLは、偏光変換素子32に入射する。偏光変換素子32は、偏光分離膜と位相差板とから構成されている。偏光変換素子32は、非偏光の蛍光光YLをS偏光に変換する。
偏光変換素子32によってS偏光となった照明光WLは、重畳光学系33に入射する。重畳光学系33は、偏光変換素子32から射出された照明光WLを被照明領域において重畳させるものである。重畳光学系33は、例えば、重畳レンズ33aから構成されている。これにより、被照明領域の照度分布が均一化される。
ところで、照明装置2においては、故障や経時劣化等といった何らかの原因によって、第2の半導体レーザー212から射出される励起光BLsの強度が経時的に低下すると、蛍光光YLの強度が低下し、スクリーンSCR上に投射される画像が暗くなる。
この問題に対して、本実施形態の照明装置2は、第1のマルチレンズアレイ24aと第2のマルチレンズアレイ24bとの間の間隔を調整するための間隔調整装置40を備えている。初期状態では、第1のマルチレンズアレイ24aが備える小レンズ24amの焦点位置に第2のマルチレンズアレイ24bが配置されている。この場合、第2のマルチレンズアレイ24b上に2次光源像が形成される。しかし、レンズ間距離を拡げると、2次光源像は、第2のマルチレンズアレイ24bよりも第1のマルチレンズアレイ24aに近い位置に形成される。第2のマルチレンズアレイ24bが備える複数の小レンズ24bm各々を透過した光は第1のピックアップ光学系26によって集光され、蛍光体層34の先で結像するのであるが、各々の光の結像位置は、2次光源像の形成位置の違いに対応して、初期状態よりもレンズ間距離を拡げた場合の方が蛍光体層34に近くなる。そのため、蛍光体層34に入射する各々の光のサイズは、初期状態よりもレンズ間距離を拡げた場合の方が小さくなる。このようにして、間隔調整装置40は、第1のマルチレンズアレイ24aと第2のマルチレンズアレイ24bとの間の間隔(レンズ間距離)を変更することによって、蛍光体層34上に形成される励起光BLsのスポットの大きさ(励起光サイズ)を調整する。
続いて、間隔調整装置40の具体的な構成について説明する。図3は、間隔調整装置40の概略構成を示す図である。
図3に示すように、間隔調整装置40は、ベース部51と、第1のマルチレンズアレイ24aの下部を保持する第1保持部52と、第2のマルチレンズアレイ24bの下部を保持する第2保持部53と、駆動機構54と、センサーユニット60と、センサーユニット60の検出結果に基づき駆動機構54を制御する制御装置55と、を含む。なお、第1保持部52および第2保持部53は、レンズへの入射光を遮らない位置で該レンズアレイ24a,24bを保持する。
ベース部51は、第1保持部52および第2保持部53を支持する。第1保持部52は、ベース部51の上面51aに固定されている。第2保持部53は、第1保持部52に対して所定の間隔を保持した状態でベース部51の上面51aに配置される。第2保持部53は、後述の駆動機構54によりベース部51の上面51aを移動可能とされており、第1保持部52との間の間隔を調整可能とされている。第1保持部52および第2保持部53の間には、バネ部材56が配置されている。第2保持部53には、上記間隔を拡げるようにバネ部材56によって付勢された状態となっている。
駆動機構54は、ネジ部54aと該ネジ部54aを駆動させる駆動部54bとを含む。ネジ部54aは、先端部が第2保持部53の側面に当接している。駆動部54bは、ベース部51の上面51aの取付部57に対してネジ部54aを移動させる。これにより、ネジ部54aは、先端部が図3中の左右方向に沿って移動する。
ネジ部54aの先端部が図3において右方向に移動すると、第2保持部53が右側に移動する。また、ネジ部54aの先端部が左方向に移動すると、バネ部材56の付勢力によって第2保持部53が左側に移動する。このようにして、間隔調整装置40はレンズ間距離を調整する。
本実施形態において、間隔調整装置40は励起光BLsの強度に応じてレンズ間距離を調整する。間隔調整装置40は、励起光BLsの強度の検出手段としてセンサーユニット60を備えている。センサーユニット60は、蛍光光YLの強度を検出することによって励起光BLsの出力の変化を間接的に検出する。
本実施形態においては、インテグレータ光学系31と偏光変換素子32との間の光路上に光量モニター用ミラー42が設けられている。光量モニター用ミラー42は、光軸ax2に対して45°の角度をなすように配置されている。光量モニター用ミラー42は、入射した光の一部を透過し、残りを反射する。光量モニター用ミラー42を透過した光は偏光変換素子32に入射し、光量モニター用ミラー42で反射した光はセンサーユニット60に入射する。センサーユニット60の詳細な構成については後述する。
図4はセンサーユニット60の概略構成を示す図である。図5は偏光変換素子32に対するミラーの配置位置を示した正面図である。
図4に示すように、センサーユニット60は、センサー部61と、光学フィルター62とを含む。光学フィルター62は、照明光WLのうち蛍光光YLの成分を透過させ、照明光WLのうち青色光BL’sの成分を吸収する光学特性を有する。
センサー部61は、光量モニター用ミラー42で反射された照明光WLのうち、光学フィルター62によって分離された蛍光光YLの光量を検出する。センサー部61は、制御装置55と電気的に接続されており、検出結果を送信する。制御装置55は、センサー部61の検出結果に基づき、後述のように間隔調整装置40(駆動機構54)による間隔調整動作を制御する。
図5に示すように、光量モニター用ミラー42は、偏光変換素子32の光入射領域Rを避けて配置された保持部材48によって保持されている。偏光変換素子32の光入射領域Rとは、インテグレータ光学系31から射出された複数の小光束各々が入射する領域である。
本実施形態において、光量モニター用ミラー42は、インテグレータ光学系31から射出された複数の小光束のうち一つの光束Zの光路上に設けられている。そのため、光量モニター用ミラー42によって照明光WLのうちの一部を取り出したとしても、被照明領域である光変調装置4R、4G、4B上において照度ムラが生じることはない。したがって、光量モニター用ミラー42は、必ずしも半透過反射ミラーでなくてもよい。
ここで、プロジェクター使用時の経時変化により第2の半導体レーザー212から射出される光の量が低下した場合を想定する。この場合に生じる蛍光光YLの強度低下に対する本実施形態の対応策の考え方を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
制御装置55は、センサーユニット60から送信される蛍光光YLの強度変化に基づき、間接的に励起光BLsの出力変化を検出している。蛍光光YLの強度が低下すると(ステップS1)、スクリーンSCR上の照度が低下する(ステップS2)。制御装置55が蛍光光YL(励起光BLs)の強度が所定の強度(閾値)よりも低いと判断した場合(図6のステップS1、S2)、駆動機構54による間隔調整動作を実行する。
駆動機構54は、ネジ部54aの先端部を図3において左方向に移動させる。すると、第2保持部53が左側に移動し、第1保持部52に保持された第1のマルチレンズアレイ24aと、第2保持部53に保持された第2のマルチレンズアレイ24bとの間の間隔が拡がる(図6のステップS3)。これにより、励起光BLsのサイズが縮小する(図6のステップS4)。
蛍光体層34上に照射される励起光BLsのサイズが小さくなると、蛍光体層34で生成される蛍光光YLのサイズも小さくなる。すると、蛍光体層34から射出された蛍光光YLは、第1のピックアップ光学系26、インテグレータ光学系31、重畳レンズ33a等の後段の光学系に対してより効率的に取り込まれるようになる。すなわち、後段の光学系における蛍光光YLの利用効率が向上する(ステップS5)。
したがって、本実施形態の照明装置2によれば、蛍光体層34の後段に設けられた光学系における蛍光光YLの利用効率が、制御装置55の上記制御によって向上する。そのため、励起光BLsの強度低下による影響が低減され、照明光WLの出力低下を低減することができる。
本実施形態のプロジェクター1では、制御装置55の上記制御によってスクリーンSCR上の照度が増加し(図6のステップS6)、画像品質に優れた表示を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る照明装置について説明する。第1実施形態では、間隔調整装置40がセンサーユニット60の検出結果(励起光の出力)に基づいて、レンズ間距離を調整する場合を例に挙げたが、本実施形態の照明装置はセンサーユニット60の検出結果を用いることなく、上記間隔を調整する点と、制御装置55の機能が異なる。なお、以下の説明では、第1実施形態と同様の構成および部材については同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
本実施形態において、制御装置55は、励起光BLsの強度を、第1の強度と、第2の強度と、第3の強度との間で制御する光源制御装置としても機能する。
ここで、第1の強度は通常駆動時における励起光BLsの強度に相当し、第2の強度は低消費電力駆動(以下、エコモード駆動と称す場合もある)時における励起光BLsの強度に相当し、第3の強度は照明装置2の電源OFF時における励起光BLsの強度(ゼロ)に相当する。第2の強度は、第1の強度よりも低く(例えば、20%〜50%程度)設定される。
制御装置55は、例えば、ユーザーからの指示に応じて、励起光BLsの強度を、第1の強度と、第2の強度と、第3の強度との間で制御するように、第2の半導体レーザー212の出力を制御する。
制御装置55は、ユーザーの指示に応じて通常駆動を行う場合に励起光BLsを第1の強度で駆動させ、ユーザーの指示に応じてエコモード駆動を行う場合に励起光BLsを第2の強度で駆動させ、ユーザーの指示に応じて電源をOFFする場合に励起光BLsを第3の強度(ゼロ)とする。
なお、ユーザーからの指示としては、例えば、プロジェクター1に設けられたスイッチがユーザーにより切り替えられた際に生じる電気的な信号や、ユーザーから外部装置(コンピューター)を介して制御装置55に直接送信される電気的な信号が例示できる。
ここで、エコモード駆動時における具体的なフローについて、図7のフローチャートに基づいて説明する。
制御装置55は、例えば、ユーザーの指示により、駆動モードが通常駆動からエコモード駆動に変更(設定)された場合、励起光BLsの強度を第1の強度から第2の強度に変更する(図7のステップS11)。これに伴い、励起光BLsを射出する第2の半導体レーザー212の出力が低下する(図7のステップS12)。
制御装置55は、励起光BLsの強度が第1の強度から第2の強度に変更された(励起光BLsの出力が低下した)ことに応じて、間隔調整装置40(駆動機構54)による間隔調整動作を実行する。
間隔調整装置40が、レンズ間距離を拡げ(図7のステップS13)、これにより、励起光BLsのサイズが縮小する(図7のステップS14)。
これにより、蛍光体層34から射出された蛍光光YLは、第1のピックアップ光学系26、インテグレータ光学系31、重畳レンズ33a等の後段の光学系に対してより効率的に取り込まれるようになる。したがって、本実施形態によれば、蛍光体層34の後段に設けられた光学系における蛍光光YLの利用効率が、制御装置55の上記制御によって向上する(図7のステップS15)。また、エコモード駆動時においても、蛍光光YLを効率良く発生させることができることから省エネ性能に優れたものとなる。
以上のように、本実施形態のプロジェクターは、エコモード駆動時における省エネ性能が向上(図7のステップS16)した照明装置を備えるので、省エネ性能が高く、かつ画像品質に優れたものとなる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1実施形態においては、センサーユニット60(光量モニター用ミラー42)がインテグレータ光学系31と偏光変換素子32との間の光路において蛍光光YLの強度を検出する場合を例に挙げたが、光を取り出す位置はこれに限定されない。例えば、スクリーンSCRの反射光を検出してもよい。
また、上記第1実施形態では、センサーユニット60が蛍光光YLの強度を検出することによって励起光BLsの出力変化を間接的に検出する場合を例に挙げたが、励起光BLsの強度を検出するセンサーユニットを用いて励起光BLsの強度を直接検出するようにしてもよい。励起光BLsの強度を直接検出する場合、第2の半導体レーザー212からの励起光BLsが集まっている場所に配置したハーフミラーからの反射光を検出するようにすればよい。
また、上記実施形態では、励起光用のレーザー光源にピーク波長が440nmのレーザー光を射出する第2の半導体レーザー212を用い、青色光用のレーザー光源にピーク波長が460nmのレーザー光を射出する第1の半導体レーザー211を用いる場合を例示したが、励起光BL及び青色光BL’のピーク波長については、このような例に必ずしも限定されるものではない。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置4R,4G,4Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像(画像)を表示するプロジェクターに適用することも可能である。
その他、照明装置およびプロジェクターの各種構成要素の形状、数、配置、材料等については、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では本発明による照明装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による照明装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
BL、BLs…励起光、1…プロジェクター、2…照明装置、4R,4G,4B…光変調装置、6…投写光学系、21A…アレイ光源(光源装置)、24a…第1のマルチレンズアレイ、24b…第2のマルチレンズアレイ、26…第1のピックアップ光学系(集光光学系)、34…蛍光体層、40…間隔調整装置、55…制御装置(光源制御装置)、60…センサーユニット(光センサー)。

Claims (7)

  1. 励起光を射出する光源装置と、
    前記励起光が入射する第1のマルチレンズアレイと、
    前記第1のマルチレンズアレイの後段に設けられた第2のマルチレンズアレイと、
    前記第2のマルチレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、
    前記集光光学系の後段に設けられた蛍光体層と、
    前記励起光の強度に応じて、前記第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を調整する間隔調整装置と、を備える
    照明装置。
  2. 前記蛍光体層から射出された蛍光の強度を検出する光センサーをさらに備え、
    前記間隔調整装置は、前記光センサーからの信号に基づいて前記間隔を調整する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記励起光の強度を検出する光センサーをさらに備え、
    前記間隔調整装置は、前記光センサーからの信号に基づいて前記間隔を調整する
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記励起光の強度を、第1の強度、第2の強度、および第3の強度の間で制御することが可能な光源制御装置をさらに備える
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 照明光を射出する照明装置と、
    前記照明光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備え、
    前記照明装置が、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置である
    プロジェクター。
  6. 励起光を射出する光源装置と、前記励起光が入射する第1のマルチレンズアレイと、前記第1のマルチレンズアレイの後段に設けられた第2のマルチレンズアレイと、前記第2のマルチレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、前記集光光学系の後段に設けられた蛍光体層と、を有する照明装置を備えるプロジェクターの制御方法であって、
    前記蛍光体層から射出された蛍光の強度を検出するステップと、
    前記蛍光の強度が所定の強度よりも小さい場合、前記第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を所定の間隔よりも大きくするステップと、を含む
    プロジェクターの制御方法。
  7. 励起光を射出する光源装置と、前記励起光が入射する第1のマルチレンズアレイと、前記第1のマルチレンズアレイの後段に設けられた第2のマルチレンズアレイと、前記第2のマルチレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、前記集光光学系の後段に設けられた蛍光体層と、を有する照明装置を備えるプロジェクターの制御方法であって、
    前記励起光の強度を前記第1の強度から前記第2の強度へ変更するステップと、
    前記励起光の強度が前記第1の強度から前記第2の強度へ変更されたことに応じて、前記第1のマルチレンズアレイと前記第2のマルチレンズアレイとの間の間隔を所定の間隔よりも大きくするステップと、を含む
    プロジェクターの制御方法。
JP2014141480A 2014-07-09 2014-07-09 照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 Active JP6413409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141480A JP6413409B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141480A JP6413409B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016018112A true JP2016018112A (ja) 2016-02-01
JP6413409B2 JP6413409B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=55233365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014141480A Active JP6413409B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6413409B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018054788A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 波長変換素子、光源装置及びプロジェクター
JP2019152831A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター
US10768517B2 (en) 2015-03-09 2020-09-08 Seiko Epson Corporation Light source device and projector
JPWO2021100161A1 (ja) * 2019-11-21 2021-05-27
CN113791483A (zh) * 2020-05-29 2021-12-14 精工爱普生株式会社 光学元件、光学元件的制造方法和投影仪
JP2022538893A (ja) * 2019-07-01 2022-09-06 ヴァレオ ビジョン 動力車両のための投影アセンブリ及び前記投影アセンブリを調整するための方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010225392A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
JP2011022524A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 投射型映像表示装置
JP2012008549A (ja) * 2010-05-27 2012-01-12 Panasonic Corp 光源装置およびこれを用いた照明装置ならびに画像表示装置
JP2012027106A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 投写型映像表示装置
JP2012047951A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Seiko Epson Corp プロジェクター
JP2012118302A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Seiko Epson Corp 光源装置及びプロジェクター
JP2012215633A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Casio Comput Co Ltd 光源装置、及びプロジェクタ
JP2012221820A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Seiko Epson Corp 光源装置の調整方法、光源装置及びプロジェクター
JP2013025215A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Seiko Epson Corp プロジェクター
WO2014038434A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 三菱電機株式会社 光源装置
WO2015189947A1 (ja) * 2014-06-12 2015-12-17 Necディスプレイソリューションズ株式会社 光源装置およびプロジェクタ

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010225392A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
JP2011022524A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 投射型映像表示装置
JP2012008549A (ja) * 2010-05-27 2012-01-12 Panasonic Corp 光源装置およびこれを用いた照明装置ならびに画像表示装置
JP2012027106A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 投写型映像表示装置
JP2012047951A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Seiko Epson Corp プロジェクター
JP2012118302A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Seiko Epson Corp 光源装置及びプロジェクター
JP2012215633A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Casio Comput Co Ltd 光源装置、及びプロジェクタ
JP2012221820A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Seiko Epson Corp 光源装置の調整方法、光源装置及びプロジェクター
JP2013025215A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Seiko Epson Corp プロジェクター
WO2014038434A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 三菱電機株式会社 光源装置
WO2015189947A1 (ja) * 2014-06-12 2015-12-17 Necディスプレイソリューションズ株式会社 光源装置およびプロジェクタ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10768517B2 (en) 2015-03-09 2020-09-08 Seiko Epson Corporation Light source device and projector
JP2018054788A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 波長変換素子、光源装置及びプロジェクター
JP6992247B2 (ja) 2016-09-28 2022-01-13 セイコーエプソン株式会社 波長変換素子、光源装置及びプロジェクター
JP2019152831A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター
JP7031378B2 (ja) 2018-03-06 2022-03-08 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター
JP2022538893A (ja) * 2019-07-01 2022-09-06 ヴァレオ ビジョン 動力車両のための投影アセンブリ及び前記投影アセンブリを調整するための方法
JP7419408B2 (ja) 2019-07-01 2024-01-22 ヴァレオ ビジョン 動力車両のための投影アセンブリ及び前記投影アセンブリを調整するための方法
JPWO2021100161A1 (ja) * 2019-11-21 2021-05-27
JP7246516B2 (ja) 2019-11-21 2023-03-27 三菱電機株式会社 照明装置
US11835202B2 (en) 2019-11-21 2023-12-05 Mitsubishi Electric Corporation Illumination device
CN113791483A (zh) * 2020-05-29 2021-12-14 精工爱普生株式会社 光学元件、光学元件的制造方法和投影仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP6413409B2 (ja) 2018-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6413409B2 (ja) 照明装置、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
EP3290992B1 (en) Illuminator and projector
JP6578631B2 (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP6303454B2 (ja) 照明装置およびプロジェクター
US8585208B2 (en) Light source device and projector
US9651795B2 (en) Image display device
JP6536202B2 (ja) 光源装置、照明装置およびプロジェクター
JP6582487B2 (ja) 光源装置、照明装置、およびプロジェクター
US10649321B2 (en) Light source device and projector
US10355443B2 (en) Illumination device and projector
US10295892B2 (en) Light source device and projector
JP2016186566A (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP2019061078A (ja) 照明装置およびプロジェクター
US10599025B2 (en) Light source device and projector
JP2016145936A (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP6186786B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
TWI461822B (zh) 照明單元及顯示器
JP2017015966A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP6859762B2 (ja) 照明装置およびプロジェクター
CN108604051B (zh) 投影仪
JP6565365B2 (ja) 光源装置、照明装置およびプロジェクター
JP2017009782A (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP2016184114A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP2015049442A (ja) 偏光分離素子、照明装置、及びプロジェクター
JP2016173391A (ja) 照明装置およびプロジェクター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6413409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150