JP2017054764A - 蛍光光源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】励起光を出射する複数の励起光源と、励起光を受けて蛍光を放射する蛍光板と、複数の励起光源の各々からの励起光を蛍光板の蛍光出射面に照射する光学系とを備えてなり、光学系は、複数の励起光源の各々から出射される励起光の進行方向を同一の方向に各々転換する複数の励起光反射平面を有するミラー部材を備えており、ミラー部材の複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つの励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされている。
【選択図】図1A
Description
このような問題を解決するため、蛍光板として反射型のものを用いると共に、光学系として、励起光を集光する機能と蛍光を平行光化する機能とを併有する光学系を用いる手段が考えられる。
蛍光板を構成する蛍光体物質は、励起光を受けたときにその光エネルギーの一部を熱エネルギーに変換するものである。そのため、光学系によって励起光が蛍光板に過度に集光して照射されると、蛍光板が局所的に高い温度に発熱する。これにより、蛍光板において温度消光が生じる結果、高い効率で蛍光を出射することが困難となる。また、励起光が蛍光板に過度に集光して照射されると、蛍光板が早期に劣化するため、使用寿命が短くなる。
また、本発明は、プロジェクター装置に利用したときに、蛍光について高い光の利用率が得られる蛍光光源装置を提供することを目的とする。
前記励起光を受けて蛍光を放射する蛍光板と、
前記複数の励起光源の各々からの励起光を前記蛍光板の蛍光出射面に照射する光学系とを備えてなる蛍光光源装置であって、
前記光学系は、前記複数の励起光源の各々から出射される励起光の進行方向を同一の方向に各々転換する複数の励起光反射平面を有するミラー部材を備えており、
前記ミラー部材の複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つの励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされていることを特徴とする。
前記複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面の、前記励起光源のファスト軸方向に延びる軸に対する傾斜状態が、他の少なくとも一つの励起光反射面の傾斜状態と異なる構成とされていることが好ましい。
前記第2のミラー部材からの励起光を前記蛍光板に照射すると共に、当該蛍光板から放射される蛍光を平行光化するレンズ系と
をさらに備えた構成とされていることが好ましい。
従って、本発明の蛍光光源装置によれば、蛍光を高い効率で出射することができると共に、蛍光板が早期に劣化することを防止することができる。
さらにまた、蛍光板から出射された蛍光は、レンズ系によって十分に平行光化されるため、プロジェクター装置の光源装置として利用したときには、蛍光について高い光の利用率が得られる。
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る蛍光光源装置の一例における構成を示す説明図である。図1Bは、図1AにおけるA方向矢視図である。
この蛍光光源装置は、2つの励起光照射機構50a,50bと、これらの励起光照射機構50a,50bの各々からの励起光を受けて蛍光を放射する反射型の蛍光板20とを備えてなる。各々の励起光照射機構50a,50bは、各々励起光を出射する複数の励起光源を有する励起光出射部10と、励起光出射部10からの励起光を蛍光板20の蛍光出射面21に照射する光学系30とを備えている。各々の励起光照射機構50a,50bは、蛍光板20の配置位置を含む、蛍光出射面21に垂直な平面を対称面Fとして、互いに対称の位置に配置されている。
各LDバンク11の裏面には、放熱フィンを有する共通のヒートシンク15が配置されている。このヒートシンク15の背後には、冷却ファン16が設けられている。
蛍光板20は、例えば緑色および赤色の蛍光を発する蛍光体結晶が含有されて構成されている。蛍光板20を構成する蛍光体結晶としては、Ce:LuAG(Lu3 Al5 O12 )、Pr:YAGなどの緑色蛍光体結晶、Eu:CASN(CaAlSiN)、Eu:S−CASN(SrCaAlSiN)、YAG:Sm、YAG:Prなどの赤色蛍光体結晶、Ce:YAG(Y3 Al5 O12 )などの黄色蛍光体結晶を用いることができる。これらの蛍光体結晶は、単独でまたは組み合わせて用いることができる。
この例においては、第1の励起光照射機構50aにおける第1のミラー部材321は、それぞれx方向に延びる長尺な板状の複数のミラー素子32aを有する。これらのミラー素子32aは、励起光出射部10におけるy方向に並ぶレーザダイオード13の列(以下、「LD列」という。)に対応して階段状に並ぶよう配置されている。また、励起光反射平面32cが対応するLD列におけるレーザダイオード13の光軸に対して傾斜した状態とされている。この例では、LD列は、2列(1個のLDバンク11におけるLD列の数)×3(LDバンク11の数)=6列であるから、ミラー素子32aの数は6個である。また、第2の励起光照射機構50bにおける第1のミラー部材322についても同様であって、第1のミラー部材322は6つのミラー素子32bを有する。従って、第1の励起光照射機構50aにおける第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aおよび第2の励起光照射機構50bにおける第1のミラー部材322を構成する複数のミラー素子32bは、いずれも、複数のレーザダイオード13の各々からz方向に出射される励起光の進行方向をxy平面内においてy方向に沿った方向に各々転換する。
第2のミラー部材33は、その励起光反射面が対称面Fに対して傾斜した状態、具体的には、励起光反射面がy方向およびz方向に対して45°に傾斜した状態で配置されている。
図3は、第2のミラー部材の一例における構成を示す説明図であって、(a)は平面図、(b)は厚み方向に切断した断面図である。この第2のミラー部材33は、偏光特性を利用する場合に用いられるものである。
図3に示す第2のミラー部材33は、例えばガラスよりなる板状の透光性基板33aを有する。この透光性基板33aの表面における励起光入射領域には、誘電体多層膜33bがストライプ状に形成されている。この誘電体多層膜33bによってダイクロイックミラーが構成されている。また、透光性基板33aの表面における誘電体多層膜33bが形成されていない領域には、多層反射防止膜33cが形成されている。
また、第2のミラー部材33において偏光特性を利用しない場合には、第2のミラー部材33としては、透光性基板の表面全面に誘電体多層膜が形成されてなるものを用いることができる。
この例においては、各凸レンズ36,37,38の光軸は、x方向およびz方向に延びる平面である対称面F上において同軸上に位置されている。このレンズ系35は、第2のミラー部材33からの励起光を集光して蛍光板20に照射する機能を有すると共に、蛍光板20から放射される蛍光を平行光化する機能を併有するものである。具体的には、レンズ系35は、その焦点位置が蛍光板20の蛍光出射面21上に位置するよう配置されている。これにより、レンズ系35における第2のミラー部材33側から入射される光については、これらの凸レンズ36,37,38が集光レンズ系として機能し、一方、蛍光板20側から入射される光については、これらの凸レンズ36,37,38がコリメートレンズ系として機能する。
この例においては、図4(a)、(b)にも示すように、第1の励起光照射機構50aに係る複数のミラー素子32aは、z方向に延びる軸に対して互いに同一の傾斜状態で配置されている。具体的には、第1の励起光照射機構50aに係る各々のミラー素子32aは、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに同一の回転角度で同一方向に回転された状態とされている。ここに、基準傾斜状態は、レーザダイオード13からの励起光の進行方向(z方向)をy方向に転換する傾斜状態をいう。具体的には、各々のミラー素子32aの励起光反射平面32cが励起光出射部10から出射された励起光の光軸に対して例えば45°に傾斜(z方向およびy方向に対して45°に傾斜)してx方向に延びる状態をいうものとする。
一方、第2の励起光照射機構50bに係る複数のミラー素子32bの各々は、y方向において蛍光板20に対して互いに対向する第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aと互いに異なる方向に同一の回転角度で基準傾斜状態から回転された状態とされている。
このように、第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aの励起光反射平面32cの、レーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸に対する傾斜状態が、第2の励起光照射機構50bに係る各々のミラー素子32bの励起光反射平面32cの傾斜状態と異なっている。
しかも、第1の励起光照射機構50aにおける各ミラー素子32aによって反射された励起光は、蛍光板20の蛍光出射面21におけるレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)の互いに異なる位置に入射される。第2の励起光照射機構50bにおける各ミラー素子32aによって反射された励起光についても同様である。このため、蛍光出射面21における励起光照射により蛍光が出射される領域の大きさをより小さくした状態とすることができる。その結果、蛍光板20から出射される蛍光のエテンデュを小さくすることができて取り込み効率が低下することを回避することができる。
従って、上記の蛍光光源装置によれば、蛍光を高い効率で出射することができると共に、蛍光板20が早期に劣化することを防止することができる。
さらにまた、蛍光板20から出射された蛍光は、レンズ系35によって十分に平行光化されるため、プロジェクター装置の光源装置として利用したときには、蛍光について高い光の利用率が得られる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る蛍光光源装置の一例における構成を示す説明図である。
この蛍光光源装置は、一の励起光照射機構を備えた構成であって、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの配置状態が第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aの配置状態と異なることの他は、上記第1の実施形態に係る蛍光光源装置と同様の構成を有する。図7においては、図1Aおよび図1Bに示すものと同一の構成部材については、同一の符号が付してあり、説明を省略することとする。
第2の実施形態に係る蛍光光源装置においては、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの励起光反射平面のうちの少なくとも一つのミラー素子の励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つのミラー素子の励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされている。この例においては、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの励起光反射平面32cの各々が、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに異なる回転角度で回転された状態で配置されている。具体的には、蛍光板20に対してy方向遠位側に位置される3つのミラー素子32aが基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに同一の方向に異なる回転角度で回転された状態とされている。また、蛍光板20に対してy方向近位側に位置される3つのミラー素子32aが遠位側に位置される3つのミラー素子32aとは互いに異なる方向に異なる回転角度で回転された状態とされている。また、遠位側に位置される3つのミラー素子32aは、蛍光板20に対してy方向外方側に位置されるものほど回転角度が大きい状態とされている。近位側に位置される3つのミラー素子32aは、蛍光板20に対してy方向内方側に位置されるものほど回転角度が大きい状態とされている。
従って、上記の蛍光光源装置によれば、蛍光を高い効率で出射することができると共に、蛍光板20が早期に劣化することを防止することができる。
さらにまた、蛍光板20から出射された蛍光は、レンズ系35によって十分に平行光化されるため、プロジェクター装置の光源装置として利用したときには、蛍光について高い光の利用率が得られる。
例えば、第1の実施形態に係る蛍光光源装置においては、第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aの各々は、それぞれの励起光反射平面32cによって反射される励起光の進行方向が互いに角度的に微小変位する傾斜状態で配置された構成とすることができる。具体的には、図8(a)および図8(b)に示すように、第1の励起光照射機構における第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aの各々は、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに異なる回転角度で回転された状態とすることができる。この例における複数のミラー素子32aの各々の傾斜状態は、図7に示す構成のものと同様である。
このような構成であることにより、蛍光板20の蛍光出射面21において、励起光によるエネルギーを蛍光出射面21の面方向に分散させることができる。このため、蛍光板20において局所的に温度が上昇することを更に抑制することができる。
具体的には、第1の実施形態に係る蛍光光源装置においては、図9(a)および図9(b)に示すように、第1の励起光照射機構50aに係る複数のミラー素子32aの各々が、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(x方向)に延びる軸を中心に互いに同一の回転角度で同一方向に回転された状態で配置される。一方、第2の励起光照射機構50bに係る複数のミラー素子32bの各々が、y方向において蛍光板20に対して互いに対向する第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aと互いに異なる方向に同一の回転角度で基準傾斜状態から回転された状態で配置される。
また、第2の実施形態に係る蛍光光源装置についても同様であって、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの各々は、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(x方向)に延びる軸を中心に互いに異なる回転角度で回転された状態とされていてもよい。
また、第2の実施形態に係る蛍光光源装置についても同様であって、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの各々は、例えば、基準傾斜状態におけるミラー素子32aの励起光反射平面32cに沿った方向に延びる軸Lを中心に互いに異なる回転角度で回転された状態とされていてもよい。
図1Aおよび図1Bに示す構成に従い、下記の仕様の蛍光光源装置を製作した。
[励起光出射部(10)]
LDバンクは、図2に示すように、2列のLD列を有し、各LD列は4つのレーザダイオードがx方向に並ぶよう配置されて構成されている。各LD列におけるレーザダイオードのピッチは、11mmである。
各レーザダイオードは、発光ピーク波長が450nmの青色光を発振するものであり、出力はそれぞれ3.5Wである。
LDバンクの数は、一の励起光照射機構についてそれぞれ3つ(合計で6つ)である。
第1のミラー部材:
第1のミラー部材は、それぞれ寸法が4.5mm×45mmの励起光反射平面を有する6つのミラー素子を有する。
第1の励起光照射機構における第1のミラー部材は、ミラー素子の各々の励起光反射面が、z方向に対して例えば45°に傾斜した基準傾斜状態からレーザダイオードのファスト軸に沿った軸を中心に0.6°(時計方向に)回転させた傾斜状態で、階段状に並ぶよう配置されて構成されている。
第2の励起光照射機構における第2のミラー部材は、ミラー素子の各々の励起光反射面が、z方向に対して例えば45°に傾斜した基準傾斜状態からレーザダイオードのファスト軸に沿った軸を中心に−0.6°(反時計方向に)回転させた傾斜状態で、階段状に並ぶよう配置されて構成されている。
第2のミラー部材:
第2のミラー部材は、寸法が30mm×70mm×0.9mmの板状のガラスよりなる透光性基板と、透光性基板の表面における励起光入射領域にストライプ状に形成された誘電体多層膜と、透光性基板の表面における誘電体多層膜の形成領域以外の領域に形成された多層反射防止膜とにより構成されている。
レンズ系は、3つの凸レンズにより構成されている。
蛍光板は、蛍光体結晶としてCe:LuAG(Lu3 Al5 O12 )およびEu:S−CASN(SrCaAlSiN)が含有された、緑色(ピーク波長が530nm)および赤色(ピーク波長が625nm)の蛍光を放射するものである。蛍光板の寸法は、2.15mm×2.15mm×0.1mmである。
第1の励起光照射機構における第1のミラー部材および第2の励起光照射機構における第1のミラー部材として、ミラー素子の各々の励起光反射面が、z方向に対して例えば45°に傾斜した基準傾斜状態で、階段状に並ぶよう配置されて構成されたものを用いこと以外は、実施例1と同様の仕様の蛍光光源装置を製作した。
この結果から明らかなように、実施例1に係る蛍光光源装置においては、比較例1に係る蛍光光源装置に比較して、蛍光板に対して励起光が低いエネルギー密度で照射されることが確認された。従って、実施例1に係る蛍光光源装置によれば、蛍光板において局所的に温度が上昇することが抑制され、その結果、蛍光板に温度消光が生じることが防止または抑制されることが理解される。
11 LDバンク
12 基板
13 レーザダイオード
15 ヒートシンク
16 冷却ファン
20 蛍光板
21 蛍光出射面
25 支持部材
30 光学系
31 ミラー系
32,321,322 第1のミラー部材
32a,32b ミラー素子
32c 励起光反射平面
33 第2のミラー部材
33a 透光性基板
33b 誘電体多層膜
33c 多層反射防止膜
35 レンズ系
36,37,38 凸レンズ
50a,50b 励起光照射機構
F 対称面
Claims (3)
- 励起光を出射する複数の励起光源と、
前記励起光を受けて蛍光を放射する蛍光板と、
前記複数の励起光源の各々からの励起光を前記蛍光板の蛍光出射面に照射する光学系とを備えてなる蛍光光源装置であって、
前記光学系は、前記複数の励起光源の各々から出射される励起光の進行方向を同一の方向に各々転換する複数の励起光反射平面を有するミラー部材を備えており、
前記ミラー部材の複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つの励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされていることを特徴とする蛍光光源装置。 - 前記複数の励起光源の各々はレーザダイオードよりなり、
前記複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面の、前記励起光源のファスト軸方向に延びる軸に対する傾斜状態が、他の少なくとも一つの励起光反射面の傾斜状態と異なることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。 - 前記光学系は、前記ミラー部材を第1のミラー部材とし、当該第1のミラー部材からの励起光を前記蛍光板に向かって反射すると共に、当該蛍光板からの蛍光を透過する第2のミラー部材を有するミラー系と、
前記第2のミラー部材からの励起光を前記蛍光板に照射すると共に、当該蛍光板から放射される蛍光を平行光化するレンズ系と
をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蛍光光源装置。
Priority Applications (1)
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JP2015179454A JP2017054764A (ja) | 2015-09-11 | 2015-09-11 | 蛍光光源装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Citations (2)
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JP2011013317A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Casio Computer Co Ltd | 光源ユニット、光源装置及びプロジェクタ |
JP2012118302A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Seiko Epson Corp | 光源装置及びプロジェクター |
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2015
- 2015-09-11 JP JP2015179454A patent/JP2017054764A/ja active Pending
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