JP2017054764A - 蛍光光源装置 - Google Patents

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Osamu Osawa
理 大澤
井上 正樹
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Abstract

【課題】蛍光を高い効率で放射することができると共に、簡単な構造で小型の装置を構成することができる蛍光光源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】励起光を出射する複数の励起光源と、励起光を受けて蛍光を放射する蛍光板と、複数の励起光源の各々からの励起光を蛍光板の蛍光出射面に照射する光学系とを備えてなり、光学系は、複数の励起光源の各々から出射される励起光の進行方向を同一の方向に各々転換する複数の励起光反射平面を有するミラー部材を備えており、ミラー部材の複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つの励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされている。
【選択図】図1A

Description

本発明は、例えばプロジェクター装置の光源として好適に用いることができる蛍光光源装置に関するものである。
従来、プロジェクター装置に搭載される光源装置としては、ショートアーク型の高圧放電ランプを備えたものが用いられている。而して、近年、プロジェクター装置用の光源装置として、レーザダイオードなどの固体発光素子よりなる励起光源と、この励起光源からの励起光を受けて蛍光を出射する蛍光板とを有する蛍光光源装置が提案されている。例えば特許文献1には、平行光化された励起光を出射する励起光出射部と、励起光出射部からの励起光を受けて蛍光を出射する透過型の蛍光板と、励起光出射部からの励起光を蛍光板に集光する集光光学系と、蛍光板からの蛍光を平行光化するコリメーター光学系とを備えてなる蛍光光源装置が開示されている。
上記の蛍光光源装置においては、励起光を集光する集光光学系の他に、蛍光を平行光化するコリメーター光学系が独立して設けられているため、構造が複雑で小型化を図ることが困難である、という問題がある。
このような問題を解決するため、蛍光板として反射型のものを用いると共に、光学系として、励起光を集光する機能と蛍光を平行光化する機能とを併有する光学系を用いる手段が考えられる。
しかしながら、このような蛍光光源装置を構成した場合には、以下のような問題があることが判明した。
蛍光板を構成する蛍光体物質は、励起光を受けたときにその光エネルギーの一部を熱エネルギーに変換するものである。そのため、光学系によって励起光が蛍光板に過度に集光して照射されると、蛍光板が局所的に高い温度に発熱する。これにより、蛍光板において温度消光が生じる結果、高い効率で蛍光を出射することが困難となる。また、励起光が蛍光板に過度に集光して照射されると、蛍光板が早期に劣化するため、使用寿命が短くなる。
一方、励起光が蛍光板に過度に集光することを防止するために、蛍光板に対して光学系の焦点位置を光軸方向にずらした場合には、当該光学系によって、蛍光板から出射される蛍光を十分に平行光化することが困難となる。このため、プロジェクター装置の光源装置として利用したときには、プロジェクター装置におけるDMD等の空間変調素子に蛍光が十分に取り込まれず、そのため、高い光の利用率を得ることが困難となる。
特許第5527058号公報
そこで、本発明は、蛍光を高い効率で放射することができると共に、簡単な構造で小型の装置を構成することができる蛍光光源装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、プロジェクター装置に利用したときに、蛍光について高い光の利用率が得られる蛍光光源装置を提供することを目的とする。
本発明の蛍光光源装置は、励起光を出射する複数の励起光源と、
前記励起光を受けて蛍光を放射する蛍光板と、
前記複数の励起光源の各々からの励起光を前記蛍光板の蛍光出射面に照射する光学系とを備えてなる蛍光光源装置であって、
前記光学系は、前記複数の励起光源の各々から出射される励起光の進行方向を同一の方向に各々転換する複数の励起光反射平面を有するミラー部材を備えており、
前記ミラー部材の複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つの励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされていることを特徴とする。
本発明の蛍光光源装置においては、前記複数の励起光源の各々はレーザダイオードよりなり、
前記複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面の、前記励起光源のファスト軸方向に延びる軸に対する傾斜状態が、他の少なくとも一つの励起光反射面の傾斜状態と異なる構成とされていることが好ましい。
さらにまた、本発明の蛍光光源装置においては、前記光学系は、前記ミラー部材を第1のミラー部材とし、当該第1のミラー部材からの励起光を前記蛍光板に向かって反射すると共に、当該蛍光板からの蛍光を透過する第2のミラー部材を有するミラー系と、
前記第2のミラー部材からの励起光を前記蛍光板に照射すると共に、当該蛍光板から放射される蛍光を平行光化するレンズ系と
をさらに備えた構成とされていることが好ましい。
本発明の蛍光光源装置によれば、励起光が蛍光板の蛍光出射面に過度に集光することがなく、励起光が高いエネルギー密度で照射されることが回避される。これにより、蛍光板において局所的に温度が上昇することが抑制され、その結果、蛍光板に温度消光が生じることが防止または抑制される。また、蛍光出射面における蛍光が出射される領域の大きさをより小さくすることができるため、蛍光板から出射される蛍光のエテンデュが小さくなり取り込み効率が低下することが回避される。
従って、本発明の蛍光光源装置によれば、蛍光を高い効率で出射することができると共に、蛍光板が早期に劣化することを防止することができる。
また、光学系が、励起光を蛍光板に照射する機能と、蛍光板から放射される蛍光を平行光化する機能とを併有するレンズ系を備えた構成とされていることにより、簡単な構造で小型の装置を構成することができる。
さらにまた、蛍光板から出射された蛍光は、レンズ系によって十分に平行光化されるため、プロジェクター装置の光源装置として利用したときには、蛍光について高い光の利用率が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る蛍光光源装置の一例における構成を示す説明図である。 図1AにおけるA方向矢視図である。 LDバンクの一例における構成を示す説明図である。 第2のミラー部材の一例における構成を示す説明図であって、(a)は平面図、(b)は厚み方向に切断した断面図である。 図1Aに示す蛍光光源装置における、第1のミラー部材を構成するミラー素子の配置状態を概略的に示す説明図である。(a)はx方向から見た平面図、(b)はy方向から見た平面図である。 第1のミラー部材を構成する複数のミラー素子のすべてのものが基準傾斜状態で配置されている場合における、蛍光板の蛍光出射面における励起光強度分布を示す図である。 図1Aおよび図1Bに示す蛍光光源装置における、蛍光板の蛍光出射面における励起光強度分布を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る蛍光光源装置の一例における構成を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る蛍光光源装置における、第1のミラー部材を構成するミラー素子の配置状態の他の例を概略的に示す説明図である。(a)はx方向から見た平面図、(b)はy方向から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る蛍光光源装置における、第1のミラー部材を構成するミラー素子の配置状態のさらに他の例を概略的に示す説明図である。(a)はx方向から見た平面図、(b)はy方向から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る蛍光光源装置における、第1のミラー部材を構成するミラー素子の配置状態のさらに他の例を概略的に示す説明図である。(a)はx方向から見た平面図、(b)はy方向から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る蛍光光源装置における、第1のミラー部材を構成するミラー素子の配置状態のさらに他の例を概略的に示す説明図である。(a)はx方向から見た平面図、(b)はy方向から見た平面図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る蛍光光源装置の一例における構成を示す説明図である。図1Bは、図1AにおけるA方向矢視図である。
この蛍光光源装置は、2つの励起光照射機構50a,50bと、これらの励起光照射機構50a,50bの各々からの励起光を受けて蛍光を放射する反射型の蛍光板20とを備えてなる。各々の励起光照射機構50a,50bは、各々励起光を出射する複数の励起光源を有する励起光出射部10と、励起光出射部10からの励起光を蛍光板20の蛍光出射面21に照射する光学系30とを備えている。各々の励起光照射機構50a,50bは、蛍光板20の配置位置を含む、蛍光出射面21に垂直な平面を対称面Fとして、互いに対称の位置に配置されている。
励起光出射部10は、複数(図示の例では3つ)のLDバンク11を有する。LDバンク11の各々は、図2に示すように、長尺な基板12を有し、この基板12に、各々レーザダイオード13よりなる複数の励起光源が、例えば2列で基板12の長手方向(図1Aにおいて紙面に垂直な方向。以下、この方向を「x方向」という。)に並ぶよう配置されている。レーザダイオード13の各々は、例えば450nm付近に発光ピークを有する青色光を発振するものである。この例においては、レーザダイオード13の各々は、光軸が互いに平行にz方向に延び、スロー軸がx方向に延びる姿勢で、配置されている。そして、LDバンク11は、x方向に垂直な方向(図1Aにおいて左右方向。以下、この方向を「y方向」という。)に並ぶよう配置されている。また、レーザダイオード13の各々には、コリメートレンズ(図示省略)が設けられている。このコリメートレンズは、レーザダイオード13からの光を、x方向およびy方向に垂直な方向(図1Aにおいて上下方向。以下、この方向を「z方向」という。)に沿って平行光として出射するものである。
各LDバンク11の裏面には、放熱フィンを有する共通のヒートシンク15が配置されている。このヒートシンク15の背後には、冷却ファン16が設けられている。
蛍光板20は、励起光出射部10の側方位置において、その蛍光出射面21が、レーザダイオード13が配置された平面と平行な平面(x方向およびy方向に延びる平面)上に位置するよう配置されている。この状態で、蛍光板20は、支持部材25に固定支持されている。
蛍光板20は、例えば緑色および赤色の蛍光を発する蛍光体結晶が含有されて構成されている。蛍光板20を構成する蛍光体結晶としては、Ce:LuAG(Lu3 Al5 12 )、Pr:YAGなどの緑色蛍光体結晶、Eu:CASN(CaAlSiN)、Eu:S−CASN(SrCaAlSiN)、YAG:Sm、YAG:Prなどの赤色蛍光体結晶、Ce:YAG(Y3 Al5 12 )などの黄色蛍光体結晶を用いることができる。これらの蛍光体結晶は、単独でまたは組み合わせて用いることができる。
各々の励起光照射機構50a,50bにおける光学系30は、ミラー系31とレンズ系35とを有しており、この例においては、レンズ系35は共通のものにより構成されている。ミラー系31は、複数の励起光反射平面を有する第1のミラー部材321,322と、第2のミラー部材33とにより構成されている。
第1のミラー部材321,322は、複数のレーザダイオード13の各々から出射される励起光の進行方向を略同一の方向に各々転換する機能を有する。
この例においては、第1の励起光照射機構50aにおける第1のミラー部材321は、それぞれx方向に延びる長尺な板状の複数のミラー素子32aを有する。これらのミラー素子32aは、励起光出射部10におけるy方向に並ぶレーザダイオード13の列(以下、「LD列」という。)に対応して階段状に並ぶよう配置されている。また、励起光反射平面32cが対応するLD列におけるレーザダイオード13の光軸に対して傾斜した状態とされている。この例では、LD列は、2列(1個のLDバンク11におけるLD列の数)×3(LDバンク11の数)=6列であるから、ミラー素子32aの数は6個である。また、第2の励起光照射機構50bにおける第1のミラー部材322についても同様であって、第1のミラー部材322は6つのミラー素子32bを有する。従って、第1の励起光照射機構50aにおける第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aおよび第2の励起光照射機構50bにおける第1のミラー部材322を構成する複数のミラー素子32bは、いずれも、複数のレーザダイオード13の各々からz方向に出射される励起光の進行方向をxy平面内においてy方向に沿った方向に各々転換する。
第2のミラー部材33は、第1のミラー部材321,322からの励起光を蛍光板20に向かって反射すると共に、蛍光板20からの蛍光を透過する機能を有する。
第2のミラー部材33は、その励起光反射面が対称面Fに対して傾斜した状態、具体的には、励起光反射面がy方向およびz方向に対して45°に傾斜した状態で配置されている。
図3は、第2のミラー部材の一例における構成を示す説明図であって、(a)は平面図、(b)は厚み方向に切断した断面図である。この第2のミラー部材33は、偏光特性を利用する場合に用いられるものである。
図3に示す第2のミラー部材33は、例えばガラスよりなる板状の透光性基板33aを有する。この透光性基板33aの表面における励起光入射領域には、誘電体多層膜33bがストライプ状に形成されている。この誘電体多層膜33bによってダイクロイックミラーが構成されている。また、透光性基板33aの表面における誘電体多層膜33bが形成されていない領域には、多層反射防止膜33cが形成されている。
また、第2のミラー部材33において偏光特性を利用しない場合には、第2のミラー部材33としては、透光性基板の表面全面に誘電体多層膜が形成されてなるものを用いることができる。
レンズ系35は、例えば、各々光軸が同軸上に配置された複数(図示の例では3つ)の凸レンズ36,37,38により構成されている。
この例においては、各凸レンズ36,37,38の光軸は、x方向およびz方向に延びる平面である対称面F上において同軸上に位置されている。このレンズ系35は、第2のミラー部材33からの励起光を集光して蛍光板20に照射する機能を有すると共に、蛍光板20から放射される蛍光を平行光化する機能を併有するものである。具体的には、レンズ系35は、その焦点位置が蛍光板20の蛍光出射面21上に位置するよう配置されている。これにより、レンズ系35における第2のミラー部材33側から入射される光については、これらの凸レンズ36,37,38が集光レンズ系として機能し、一方、蛍光板20側から入射される光については、これらの凸レンズ36,37,38がコリメートレンズ系として機能する。
而して、上記の蛍光光源装置においては、第1のミラー部材を構成する複数のミラー素子のうちの少なくとも一つのミラー素子の励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つの励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされている。
この例においては、図4(a)、(b)にも示すように、第1の励起光照射機構50aに係る複数のミラー素子32aは、z方向に延びる軸に対して互いに同一の傾斜状態で配置されている。具体的には、第1の励起光照射機構50aに係る各々のミラー素子32aは、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに同一の回転角度で同一方向に回転された状態とされている。ここに、基準傾斜状態は、レーザダイオード13からの励起光の進行方向(z方向)をy方向に転換する傾斜状態をいう。具体的には、各々のミラー素子32aの励起光反射平面32cが励起光出射部10から出射された励起光の光軸に対して例えば45°に傾斜(z方向およびy方向に対して45°に傾斜)してx方向に延びる状態をいうものとする。
一方、第2の励起光照射機構50bに係る複数のミラー素子32bの各々は、y方向において蛍光板20に対して互いに対向する第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aと互いに異なる方向に同一の回転角度で基準傾斜状態から回転された状態とされている。
このように、第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aの励起光反射平面32cの、レーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸に対する傾斜状態が、第2の励起光照射機構50bに係る各々のミラー素子32bの励起光反射平面32cの傾斜状態と異なっている。
ミラー素子32a,32bの回転角度は、1°未満であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.7°である。これにより、励起光が蛍光板20の蛍光出射面21に過度に集光することを確実に回避することができる。
上記の蛍光光源装置においては、励起光出射部10からz方向に励起光が出射される。この励起光は、第1のミラー部材321,322によって反射されることにより、第2のミラー部材33に向かってxy平面内においてy方向に沿った方向に転換される。方向転換された励起光は、第2のミラー部材33によって反射されることにより、z方向に方向転換される。z方向に方向転換された励起光は、レンズ系35を介して蛍光板20の蛍光出射面21に入射される。これにより、蛍光板20の蛍光出射面21から蛍光(緑色光および赤色光)が出射される。蛍光板20から出射された蛍光は、レンズ系35によって平行光化される。一方、蛍光板20において蛍光の放射に寄与しなかった励起光(青色光)は、当該蛍光板20によって拡散反射され、更に、レンズ系35によって平行光化される。これにより、蛍光(緑色光および赤色光)および励起光(青色光)が白色光として合成され、その後、蛍光および励起光の合成光(白色光)は、第2のミラー部材33を介して外部に出射される。
而して、この蛍光光源装置においては、第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aの励起光反射平面32cの、レーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸に対する傾斜状態が、第2の励起光照射機構50bに係る各々のミラー素子32bの励起光反射平面32cの傾斜状態と異なっている。これにより、第1の励起光照射機構50aにおける複数のミラー素子32aの各々の励起光反射平面32cによって反射される励起光の進行方向が、第2の励起光照射機構50bにおけるミラー素子32bの各々の励起光反射平面32cによる励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する状態とされている。このため、励起光が蛍光板20の蛍光出射面21に過度に集光することがなく、励起光が高いエネルギー密度で蛍光板20に照射されることが回避される。
すなわち、第1のミラー部材321,322を構成する複数のミラー素子32a,32bのすべてのものが例えば基準傾斜状態(傾斜角45°)で配置されている場合には、図5に示すように、第1の励起光照射機構50aによる励起光および第2の励起光照射機構50bによる励起光は、いずれも、蛍光板20の蛍光出射面21における所定の大きさの領域内に照射されることとなる。然るに、上記の蛍光光源装置によれば、図6に示すように、蛍光板20の蛍光出射面21における励起光照射位置を、第1の励起光照射機構50aと第2の励起光照射機構50bとでレーザダイオード13のスロー軸方向(x方向)にずらすことができる。これにより、蛍光板20において局所的に温度が上昇することが抑制され、その結果、蛍光板20に温度消光が生じることが防止または抑制される。図6において、x方向上方側に位置される励起光強度の高い領域は、第1の励起光照射機構50aによるものであり、x方向下側に位置される励起光強度の高い領域は、第2の励起光照射機構50bによるものである。
しかも、第1の励起光照射機構50aにおける各ミラー素子32aによって反射された励起光は、蛍光板20の蛍光出射面21におけるレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)の互いに異なる位置に入射される。第2の励起光照射機構50bにおける各ミラー素子32aによって反射された励起光についても同様である。このため、蛍光出射面21における励起光照射により蛍光が出射される領域の大きさをより小さくした状態とすることができる。その結果、蛍光板20から出射される蛍光のエテンデュを小さくすることができて取り込み効率が低下することを回避することができる。
従って、上記の蛍光光源装置によれば、蛍光を高い効率で出射することができると共に、蛍光板20が早期に劣化することを防止することができる。
また、レンズ系35は、励起光を蛍光板20に集光して照射する機能と、蛍光板20から放射される蛍光を平行光化する機能とを併有するため、簡単な構造で小型の装置を構成することができる。
さらにまた、蛍光板20から出射された蛍光は、レンズ系35によって十分に平行光化されるため、プロジェクター装置の光源装置として利用したときには、蛍光について高い光の利用率が得られる。
〔第2の実施形態〕
図7は、本発明の第2の実施形態に係る蛍光光源装置の一例における構成を示す説明図である。
この蛍光光源装置は、一の励起光照射機構を備えた構成であって、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの配置状態が第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aの配置状態と異なることの他は、上記第1の実施形態に係る蛍光光源装置と同様の構成を有する。図7においては、図1Aおよび図1Bに示すものと同一の構成部材については、同一の符号が付してあり、説明を省略することとする。
第2の実施形態に係る蛍光光源装置においては、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの励起光反射平面のうちの少なくとも一つのミラー素子の励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つのミラー素子の励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされている。この例においては、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの励起光反射平面32cの各々が、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに異なる回転角度で回転された状態で配置されている。具体的には、蛍光板20に対してy方向遠位側に位置される3つのミラー素子32aが基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに同一の方向に異なる回転角度で回転された状態とされている。また、蛍光板20に対してy方向近位側に位置される3つのミラー素子32aが遠位側に位置される3つのミラー素子32aとは互いに異なる方向に異なる回転角度で回転された状態とされている。また、遠位側に位置される3つのミラー素子32aは、蛍光板20に対してy方向外方側に位置されるものほど回転角度が大きい状態とされている。近位側に位置される3つのミラー素子32aは、蛍光板20に対してy方向内方側に位置されるものほど回転角度が大きい状態とされている。
ミラー素子32aの回転角度は、1°未満であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.7°である。これにより、励起光が蛍光板20の蛍光出射面21に過度に集光することを確実に回避することができる。
上記の蛍光光源装置においても、励起光出射部10からz方向に出射された励起光は、第1のミラー部材32における各々のミラー素子32aによって反射されることにより、第2のミラー部材33に向かってxy平面内において互いに角度的に微小変位した状態でy方向に沿った方向に転換される。
而して、この蛍光光源装置においては、第1のミラー部材32を構成するミラー素子32aの各々が、それぞれの励起光反射平面32cによって反射される励起光の進行方向が互いに角度的に微小変位する傾斜状態で、配置されている。このため、励起光が、蛍光板20の蛍光出射面21に過度に集光することがなく、高いエネルギー密度で照射されることが回避される。これにより、蛍光板20において局所的に温度が上昇することが抑制され、その結果、蛍光板20に温度消光が生じることが防止または抑制される。また、蛍光出射面21における蛍光が出射される領域の大きさがより小さくなるため、蛍光板20から出射される蛍光のエテンデュが小さくなって取り込み効率が低下することが回避される。
従って、上記の蛍光光源装置によれば、蛍光を高い効率で出射することができると共に、蛍光板20が早期に劣化することを防止することができる。
また、レンズ系35は、励起光を蛍光板20に集光して照射する機能と、蛍光板20から放射される蛍光を平行光化する機能とを併有するため、簡単な構造で小型の装置を構成することができる。
さらにまた、蛍光板20から出射された蛍光は、レンズ系35によって十分に平行光化されるため、プロジェクター装置の光源装置として利用したときには、蛍光について高い光の利用率が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、第1の実施形態に係る蛍光光源装置においては、第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aの各々は、それぞれの励起光反射平面32cによって反射される励起光の進行方向が互いに角度的に微小変位する傾斜状態で配置された構成とすることができる。具体的には、図8(a)および図8(b)に示すように、第1の励起光照射機構における第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aの各々は、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向)に延びる軸を中心に互いに異なる回転角度で回転された状態とすることができる。この例における複数のミラー素子32aの各々の傾斜状態は、図7に示す構成のものと同様である。
このような構成であることにより、蛍光板20の蛍光出射面21において、励起光によるエネルギーを蛍光出射面21の面方向に分散させることができる。このため、蛍光板20において局所的に温度が上昇することを更に抑制することができる。
また、各々のレーザダイオードが、光軸が互いに平行にz方向に延び、ファスト軸がx方向に延びる姿勢で、配置されている場合には、第1のミラー部材を構成する複数のミラー素子の各々は、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(x方向)に延びる軸を中心に回転された状態とすることができる。
具体的には、第1の実施形態に係る蛍光光源装置においては、図9(a)および図9(b)に示すように、第1の励起光照射機構50aに係る複数のミラー素子32aの各々が、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(x方向)に延びる軸を中心に互いに同一の回転角度で同一方向に回転された状態で配置される。一方、第2の励起光照射機構50bに係る複数のミラー素子32bの各々が、y方向において蛍光板20に対して互いに対向する第1の励起光照射機構50aに係るミラー素子32aと互いに異なる方向に同一の回転角度で基準傾斜状態から回転された状態で配置される。
上記の蛍光光源装置においては、励起光出射部10からz方向に出射された励起光は、第1のミラー部材321,322における各々のミラー素子32aによって反射されることにより、第2のミラー部材33に向かってyz平面内において互いに角度的に微小変位した状態でy方向に沿った方向に転換される。
このような構成のものにおいては、図10(a)および図10(b)に示すように、第1の励起光照射機構50aにおける第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aの各々は、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(x方向)に延びる軸を中心に互いに異なる回転角度で回転された状態とされていることが好ましい。また、第2の励起光照射機構50bについても同様である。この例では、蛍光板20に対してy方向遠位側(図10(a)において左側)に位置される3つのミラー素子32aが基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(x方向)に延びる軸を中心に互いに同一の方向に異なる回転角度で回転された状態とされている。また、蛍光板20に対してy方向近位側に位置される3つのミラー素子32aが遠位側に位置される3つのミラー素子32aとは互いに異なる方向に異なる回転角度で回転された状態とされている。そして、蛍光板20に対する励起光の入射角度が小さくなるものほど回転角度が小さい状態とされている。具体的には、遠位側に位置される3つのミラー素子32aについては、蛍光板20に対してy方向外方側に位置されるものほど回転角度が小さい状態とされている。また、近位側に位置される3つのミラー素子32aについては、蛍光板20に対してy方向内方側に位置されるものほど回転角度が小さい状態とされている。
また、第2の実施形態に係る蛍光光源装置についても同様であって、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの各々は、基準傾斜状態からレーザダイオード13のファスト軸方向(x方向)に延びる軸を中心に互いに異なる回転角度で回転された状態とされていてもよい。
さらにまた、第1の実施形態に係る蛍光光源装置においては、図11(a)および図11(b)に示すように、第1の励起光照射機構50aにおける第1のミラー部材321を構成する複数のミラー素子32aの各々は、例えば、基準傾斜状態におけるミラー素子32aの励起光反射平面32cに沿った方向に延びる軸Lを中心に回転された状態とされていてもよい。このような場合においても、一の励起光照射機構に係る複数のミラー素子の各々の傾斜状態は、互いに同一であっても異なっていてもよい。また、第2の励起光照射機構50bについても同様である。
また、第2の実施形態に係る蛍光光源装置についても同様であって、第1のミラー部材32を構成する複数のミラー素子32aの各々は、例えば、基準傾斜状態におけるミラー素子32aの励起光反射平面32cに沿った方向に延びる軸Lを中心に互いに異なる回転角度で回転された状態とされていてもよい。
さらにまた、第1の実施形態に係る蛍光光源装置において、一の励起光照射機構における第1のミラー部材321,322を構成する複数のミラー素子32aの各々が互いに同一の傾斜状態で配置される場合においては、複数のミラー素子32aを支持する共通の支持部材(図示せず)がレーザダイオード13のファスト軸方向(y方向またはx方向)に延びる軸を中心に所定の回転角度で回転された状態とされていてもよい。
さらにまた、本発明の蛍光光源装置においては、第1のミラー部材は、複数の励起光源の各々に対応する複数の励起光反射面を有するプリズムなどの光学部材により構成されていてもよい。
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〈実施例1〉
図1Aおよび図1Bに示す構成に従い、下記の仕様の蛍光光源装置を製作した。
[励起光出射部(10)]
LDバンクは、図2に示すように、2列のLD列を有し、各LD列は4つのレーザダイオードがx方向に並ぶよう配置されて構成されている。各LD列におけるレーザダイオードのピッチは、11mmである。
各レーザダイオードは、発光ピーク波長が450nmの青色光を発振するものであり、出力はそれぞれ3.5Wである。
LDバンクの数は、一の励起光照射機構についてそれぞれ3つ(合計で6つ)である。
[ミラー系(31)]
第1のミラー部材:
第1のミラー部材は、それぞれ寸法が4.5mm×45mmの励起光反射平面を有する6つのミラー素子を有する。
第1の励起光照射機構における第1のミラー部材は、ミラー素子の各々の励起光反射面が、z方向に対して例えば45°に傾斜した基準傾斜状態からレーザダイオードのファスト軸に沿った軸を中心に0.6°(時計方向に)回転させた傾斜状態で、階段状に並ぶよう配置されて構成されている。
第2の励起光照射機構における第2のミラー部材は、ミラー素子の各々の励起光反射面が、z方向に対して例えば45°に傾斜した基準傾斜状態からレーザダイオードのファスト軸に沿った軸を中心に−0.6°(反時計方向に)回転させた傾斜状態で、階段状に並ぶよう配置されて構成されている。
第2のミラー部材:
第2のミラー部材は、寸法が30mm×70mm×0.9mmの板状のガラスよりなる透光性基板と、透光性基板の表面における励起光入射領域にストライプ状に形成された誘電体多層膜と、透光性基板の表面における誘電体多層膜の形成領域以外の領域に形成された多層反射防止膜とにより構成されている。
[レンズ系]
レンズ系は、3つの凸レンズにより構成されている。
[蛍光板]
蛍光板は、蛍光体結晶としてCe:LuAG(Lu3 Al5 12 )およびEu:S−CASN(SrCaAlSiN)が含有された、緑色(ピーク波長が530nm)および赤色(ピーク波長が625nm)の蛍光を放射するものである。蛍光板の寸法は、2.15mm×2.15mm×0.1mmである。
〈比較例1〉
第1の励起光照射機構における第1のミラー部材および第2の励起光照射機構における第1のミラー部材として、ミラー素子の各々の励起光反射面が、z方向に対して例えば45°に傾斜した基準傾斜状態で、階段状に並ぶよう配置されて構成されたものを用いこと以外は、実施例1と同様の仕様の蛍光光源装置を製作した。
実施例1および比較例1に係る蛍光光源装置について、蛍光板の光出射面において、照射される励起光によるエネルギー密度を評価した。そして、比較例1に係る蛍光光源装置によるエネルギー密度の最大値を100としたときの、実施例1に係る蛍光光源装置によるエネルギー密度の最大値の各々の相対値を算出したところ、50であった。
この結果から明らかなように、実施例1に係る蛍光光源装置においては、比較例1に係る蛍光光源装置に比較して、蛍光板に対して励起光が低いエネルギー密度で照射されることが確認された。従って、実施例1に係る蛍光光源装置によれば、蛍光板において局所的に温度が上昇することが抑制され、その結果、蛍光板に温度消光が生じることが防止または抑制されることが理解される。
10 励起光出射部
11 LDバンク
12 基板
13 レーザダイオード
15 ヒートシンク
16 冷却ファン
20 蛍光板
21 蛍光出射面
25 支持部材
30 光学系
31 ミラー系
32,321,322 第1のミラー部材
32a,32b ミラー素子
32c 励起光反射平面
33 第2のミラー部材
33a 透光性基板
33b 誘電体多層膜
33c 多層反射防止膜
35 レンズ系
36,37,38 凸レンズ
50a,50b 励起光照射機構
F 対称面

Claims (3)

  1. 励起光を出射する複数の励起光源と、
    前記励起光を受けて蛍光を放射する蛍光板と、
    前記複数の励起光源の各々からの励起光を前記蛍光板の蛍光出射面に照射する光学系とを備えてなる蛍光光源装置であって、
    前記光学系は、前記複数の励起光源の各々から出射される励起光の進行方向を同一の方向に各々転換する複数の励起光反射平面を有するミラー部材を備えており、
    前記ミラー部材の複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面が、当該励起光反射平面によって反射される励起光の進行方向が他の少なくとも一つの励起光反射平面による励起光の進行方向に対して角度的に微小変位する傾斜状態とされていることを特徴とする蛍光光源装置。
  2. 前記複数の励起光源の各々はレーザダイオードよりなり、
    前記複数の励起光反射平面のうちの少なくとも一つの励起光反射平面の、前記励起光源のファスト軸方向に延びる軸に対する傾斜状態が、他の少なくとも一つの励起光反射面の傾斜状態と異なることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。
  3. 前記光学系は、前記ミラー部材を第1のミラー部材とし、当該第1のミラー部材からの励起光を前記蛍光板に向かって反射すると共に、当該蛍光板からの蛍光を透過する第2のミラー部材を有するミラー系と、
    前記第2のミラー部材からの励起光を前記蛍光板に照射すると共に、当該蛍光板から放射される蛍光を平行光化するレンズ系と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蛍光光源装置。
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