JP6690259B2 - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
プロジェクター用の光源装置として、レーザー光を射出する固体光源を用いたものが提案されている。端面発光型のレーザー素子を用いれば固体光源の高出力化が容易であると考えられる。
通常、レーザー素子等の固体光源は、ベース基板上に設けられたサブマウントの一面に搭載されている(例えば、特許文献1)。サブマウントは、例えば緩衝材としても用いられる。サブマウント上に設けられた固体光源からは、サブマウントの一面と平行な方向にレーザー光が射出される。特許文献2には、プリズムによって、射出方向と垂直な方向にレーザー光の光路を折り曲げることが開示されている。
特開2004−319915号公報 米国特許出願公開第2003/0043582号明細書
プリズムは、プリズムの端部とベース基板とが互いに干渉しないように、ベース基板から所定の間隔をおいて配置しなければならない。また、固体光源から射出されたレーザー光は発散光である。そのため、レーザー光のベース基板と垂直な方向の発散角によっては、レーザー光のうち一部の成分はプリズムに入射できず、後段の光学系で利用できない、という課題がある。
また、レーザー光のうちベース基板に近づくように進む成分の一部は、プリズムの反射面で反射した後、プリズムの入射面の裏面で反射されるため、後段の光学系で利用することができない、という課題がある。そのような成分は、例えば後段のコリメータレンズによって平行化できない。
そこで、充分に厚いサブマウントを用いることで、レーザー光の発光点を高くすることが考えられる。しかし、サブマウントは主に窒化アルミやアルミナ等のセラミックが主材料であるため、他の一般的な金属材料より高価であり、サブマウントの厚さが増すほどコストが高くなる。また、サブマウントの厚さが増すと熱抵抗が大きくなり、固体光源に対する冷却効率が低下する。そのため、厚いサブマウントを用いることは好ましくない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、サブマウントの厚みの増加が低減され、かつ、固体光源からの光の利用効率が高い光源装置及び該光源装置を備えたプロジェクターを提供することを目的の一つとしている。
本発明の一態様における光源装置は、第1の面を有するベース部と、前記第1の面の上に設けられ、前記ベース部とは反対側に第2の面を有する少なくとも一つのマウント部と、を含むベース基板と、前記少なくとも一つのマウント部のうち一のマウント部の上に設けられ、前記マウント部とは反対側に第3の面を有するサブマウントと、前記第3の面に設けられ、前記第3の面に対して略平行に光を射出する固体光源と、前記光の光路上に設けられ、前記光が入射する光入射面と、前記光入射面に対して傾斜した光反射面とを有するプリズムと、を備え、前記マウント部の熱伝導率は、前記サブマウントの熱伝導率よりも高く、前記第1の面を含む平面を基準面としたとき、前記光反射面は、前記光入射面を通過した前記光を前記基準面から遠ざける方向へ反射させるように設けられており、前記プリズムの前記基準面側の端部と前記基準面との距離は、前記第2の面と前記基準面との距離以下であり、前記プリズムは、前記光入射面の前記ベース部とは反対側の端部に連続する傾斜面を有し、前記傾斜面は、前記光入射面に対して前記光反射面とは反対側へ傾斜している
この構成によれば、プリズムの端部が第2の面よりも基準面側に近いため、プリズムに対して固体光源が嵩上げされた状態になる。これにより、固体光源からの光のうち、光反射面で反射した後、光入射面の裏面で反射する成分の割合を低減することができる。よって、光の利用効率を向上させることができる。さらに、サブマウントの厚みの増加を低減することができる。
また、本発明の一態様の光源装置において、前記サブマウントは、前記プリズムの前記光入射面に対向する端面を有し、前記マウント部は、前記光入射面側に位置する第1の側面を有し、前記端面と前記第1の側面とは互いに面一とされている構成としてもよい。
この構成によれば、ベース基板に対するサブマウント部のアライメントが容易である。
また、本発明の一態様の光源装置において、前記少なくとも一つのマウント部は、互いに隣り合う第1のマウント部と第2のマウント部とを含み、前記プリズムの前記端部は、前記第1のマウント部と前記第2のマウント部との間に配置されており、前記第1のマウント部は、前記プリズムの前記光入射面側に位置する第1の側面を有し、前記第2のマウント部は、前記プリズムの前記光反射面側に位置する第2の側面を有し、前記第1のマウント部の前記第1の側面と、前記第2のマウント部の前記第2の側面との間の間隔、前記プリズムの前記光入射面と前記光反射面との間の最大幅よりも小さい構成としてもよい。
この構成によれば、プリズムとべース基板との間に形成される無駄な空間が小さくなり、ベース基板の冷却効率が高くなる。
また、本発明の一態様の光源装置において、前記第2の側面は、前記光反射面と略平行である構成としてもよい。
この構成によれば、プリズムとベース基板との間に形成される無駄な空間が小さくなり、ベース基板の冷却効率が高くなる。
また、本発明の一態様の光源装置において、前記ベース基板の熱伝導率は前記サブマウントの熱伝導率よりも高い構成としてもよい。
この構成によれば、サブマウント上に搭載された固体光源に対する冷却性能を高めることができる。
また、本発明の一態様の光源装置において、前記ベース部と前記マウント部とは、互いに別体で構成されていてもよい。
この構成によれば、ベース部とマウント部とのうち少なくとも一方の形成材料の選択の自由度が高いため、固体光源に対する冷却性能を高めることが容易である。
本発明の一態様におけるプロジェクターは、上記の光源装置と、前記光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えている。
この構成によれば、光の利用効率が高い光源装置を備えているため、明るい画像を投写できるプロジェクターを提供することができる。
また、本発明の一態様のプロジェクターにおいて、前記光源装置は、前記固体光源から射出された光を蛍光光に変換する波長変換素子をさらに備える構成としてもよい。
この構成によれば、プロジェクターが波長変換素子を備えているため、所望の明るさや色調を実現することができる。
第1実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す図。 第1実施形態における回転蛍光板を説明するために示す図、(a)は回転蛍光板の正面図、(b)は(a)のA1−A1断面図。 アレイ光源の概略構成を示す斜視図。 図3のA2−A2断面斜視図。 アレイ光源の要部構成を示す、図3のA2−A2の断面図。 アレイ光源における1つの固体光源周辺の構成を拡大して示す断面図。 溝部の変形例を示す断面図。 第2実施形態に係るプロジェクターの光源装置が備えるアレイ光源の要部を示す図。 第3実施形態におけるプロジェクターの光学系を示す図。 第4実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す図。 第4実施形態における回転蛍光板を説明するために示す図であって、(a)は回転蛍光板の正面図、(b)は、(a)のA3−A3断面図。 ベース基板の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す図である。
図2は、第1実施形態における回転蛍光板を説明するために示す図である。図2(a)は回転蛍光板の正面図であり、図2(b)は(a)のA1−A1断面図である。
まず、第1実施形態に係る光源装置550及びプロジェクター1000の構成を説明する。
「プロジェクター」
第1実施形態に係るプロジェクター1000は、図1に示すように、照明装置100、色分離導光光学系200、液晶光変調装置(光変調装置)400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投写光学系600を備える。
照明装置100は、光源装置550、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150を備える。光源装置550は、アレイ光源10、集光光学系20、回転蛍光板(波長変換素子)30、モーター50及びコリメート光学系60を備えている。
アレイ光源10は、励起光として青色光(発光強度のピーク:約445nm)を射出する一つ以上のレーザー光源からなる。445nm以外の波長(例えば、460nm)の青色光を射出するレーザー光源を用いることもできる。
集光光学系20は、第1レンズ22を備える。集光光学系20は、アレイ光源10から回転蛍光板30までの光路中に配置され、青色光を略集光した状態で蛍光体層42に入射させる。第1レンズ22は、凸レンズからなる。
回転蛍光板30は図1及び図2に示すように、モーター50により回転可能な円板40上に、蛍光体層42が円板40の周方向に沿って設けられてなる。回転蛍光板30は、青色光が入射する側とは反対の側に向けて赤色光及び緑色光からなる蛍光光を射出する。
円板40は、青色光を透過する材料からなる。円板40の材料としては、例えば、石英ガラス、水晶、サファイア、光学ガラス、透明樹脂等を用いることができる。
アレイ光源10からの青色光は、円板40側から蛍光体層42に入射する。 蛍光体層42と円板40との間には、青色光を透過し蛍光光を反射するダイクロイック膜44が設けられている。
蛍光体層42は、波長が約445nmの青色光によって励起される。蛍光体層42は、アレイ光源10からの青色光の一部を蛍光光に変換し、かつ、青色光の残りの一部を変換せずに通過させる。蛍光体層42は、例えば、YAG系蛍光体である(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceを含有する層からなる。
コリメート光学系60は、図1に示すように、第1レンズ62と第2レンズ64とを備え、回転蛍光板30からの光を略平行化する。第1レンズ62及び第2レンズ64は、凸レンズからなる。
第1レンズアレイ120は、コリメート光学系60からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ122を有する。複数の第1小レンズ122は、照明光軸100axと直交する面内にマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120の複数の第1小レンズ122に対応する複数の第2小レンズ132を有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1小レンズ122の像を各液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bの画像形成領域の近傍に結像させる。複数の第2小レンズ132は照明光軸100axに直交する面内にマトリクス状に配列されている。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束を、直線偏光に変換する。
偏光変換素子140は、回転蛍光板30からの光に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分をそのまま透過させるとともに、他方の直線偏光成分を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板とを有している。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して各液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bの画像形成領域の近傍に重畳させる。第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130及び重畳レンズ150は、画像形成領域において、回転蛍光板30からの光の面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,ダイクロイックミラー220、反射ミラー230,反射ミラー240,反射ミラー250及びリレーレンズ260,リレーレンズ270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの光を赤色光、緑色光及び青色光に分離し、赤色光、緑色光及び青色光をそれぞれが対応する液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bに導光する。
色分離導光光学系200と、各液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとの間にはそれぞれ、集光レンズ300R,集光レンズ300G,集光レンズ300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を通過させ、緑色光成分及び青色光成分を反射するダイクロイックミラーである。
ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を通過させるダイクロイックミラーである。
ダイクロイックミラー210を通過した赤色光は、反射ミラー230で反射され、集光レンズ300Rを通過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー210で反射された緑色光は、ダイクロイックミラー220でさらに反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー220を通過した青色光は、リレーレンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250、集光レンズ300Bを経て青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成する。なお、図示を省略したが、各集光レンズ300R,集光レンズ300G,集光レンズ300Bと各液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が配置され、各液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が配置されている。
クロスダイクロイックプリズム500は、液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400B各々から射出された各画像光を合成してカラー画像を形成する。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
(アレイ光源)
次に、第1実施形態におけるアレイ光源について詳しく説明する。
図3は、アレイ光源の概略構成を示す斜視図である。
図4は、図3のA2−A2断面斜視図である。
図5は、アレイ光源の要部構成を示す、図3のA2−A2の断面図である。
図6は、光源装置における1つの固体光源周辺の構成を拡大して示す断面図である。
図3に示したXYZ直交座標系に基づいて部材の位置関係を説明する。このXYZ直交座標系において、ベース基板100Aの厚み方向をZ方向、ベース基板100Aの面方向において互いに直交する2方向をX方向及びY方向とする。複数の固体光源110は、アレイ状に配置されており、X方向、Y方向がそれぞれ固体光源110の配列方向である。
図3に示すように、本実施形態では、X方向に5つの固体光源110が配列されており、Y方向に5つの固体光源110が配列されている。固体光源110の数は合計25個である。なお、固体光源110の端面から光が射出され、射出された光の進行方向は概略−X方向になっている。
図3から図6に示すように、アレイ光源10は、ベース基板100Aと、複数のサブマウント103と、複数の固体光源110と、プリズムユニット108と、枠部材107と、複数の電極部109A,電極部109Bと、不図示のコリメートレンズアレイと、を備えている。
ベース基板100Aは、ベース部101Aと複数のマウント部101Bとを含む。ベース基板100Aは、一枚の基材からなり、ベース部101Aと複数のマウント部101Bとは一体に形成されている。
本実施形態では、ベース部101Aとマウント部101Bとが一体成形されているが、図12に示したように、ベース部101Aとマウント部101Bとが別体で構成されていてもよい。ベース部101Aは第1の面101aを有し、マウント部101Bは第1の面101aに支持されている。第1の面101aは、特許請求の範囲に記載の第1の面に相当する。一方で、本実施形態のようにベース部101Aとマウント部101Bとが一体成形されている場合、互いに隣り合っている2つのマウント部101Bの間に形成されている溝部106の底面、および当該底面を含む平面を第1の面101aとみなす。
マウント部101Bは、図4に示すように、ベース部101Aとは反対側に第2の面101bを有している。本実施形態においては、ベース基板100Aは5つの溝部106(溝部106a〜106e)を備えている。以下の説明において、溝部106a〜106eを区別しないときは、単に溝部106と称する。各溝部106は、Y方向に延在するとともにX方向に互いに所定の間隔をおいて設けられている。また、複数のマウント部101Bのうち互いに隣り合っている2つのマウント部101Bをそれぞれ、第1のマウント部101Bおよび第2のマウント部101Bと称する。
第1のマウント部101Bおよび第2のマウント部101Bとの間に位置する溝部106は、図6に示すように、第1のマウント部101Bの第1の側面11aと、ベース部101Aの第1の面101aと、第2のマウント部101Bの第2の側面11bと、を有している。
第1の面101aを基準面Nとしたとき、後述するプリズム113は基準面N側に頂部g(端部)を有している。頂部gは、第1のマウント部101Bの第1の側面11aと第2のマウント部101Bの第2の側面11bとの間に位置している。つまり、頂部gは、第1のマウント部101Bと第2のマウント部101Bとの間に位置している。第1のマウント部101Bの第1の側面11aとともに溝部106を構成する第2のマウント部101Bの第2の側面11bが、プリズム113の光反射面113bに対向するとともに光反射面113bと略平行に形成されている。マウント部101Bの第1の側面11aは、特許請求の範囲に記載の第1の側面に相当する。第2のマウント部101Bの第2の側面11bは、特許請求の範囲に記載の第2の側面に相当する。
溝部106は、Y方向と垂直な断面形状が楔形状をなす。プリズム113のY方向と垂直な断面形状も楔形状をなす。つまり、溝部106の断面形状は、プリズム113の断面形状に倣った形に形成されている。そのため、ベース基板100Aとプリズム113とが互いに干渉しない程度に、プリズム113とベース基板100Aとの間に形成される無駄な空間を小さくすることができる。言い換えれば、ベース基板100Aのうち比較的薄い領域の割合が小さくなり、その結果、全体の体積が大きくなる。よって、ベース基板100Aの冷却性能の向上を図ることができる。従って、溝部106の断面形状はプリズム113の断面形状に倣っていることが望ましい。
なお、溝部106の形状は上述した形状に限られず、例えば図7に示すように、断面視矩形状とされていてもよい。
図6に示すように、X方向(プリズム113の延在方向と直交する方向)におけるプリズム113の光入射面113aと光反射面113bとの間隔の最大値をプリズム113の最大幅W1と称する。X方向で隣り合う一方の第1のマウント部101Bの第1の側面11aと、第2のマウント部101Bの第2の側面11bとの間隔の最大値を溝部106の最大幅W2と称する。本実施形態では、最大幅W2は最大幅W1よりも小さい。この構成によれば、ベース基板100Aの冷却性能をさらに高めることができる。
なお、プリズム113の最大幅W1は、頂部gとは反対側のプリズム113の端部の幅である。
ベース基板100Aは、例えばシリコンからなる半導体基板を母材にしている。マウント部101Bを含むベース基板100Aの熱伝導率は、後述するサブマウント103の熱伝導率よりも高い。これにより、サブマウント103上に搭載される固体光源110で発生する熱を、ベース基板100Aを通して効率的に排出することができる。
第1のマウント部101Bの第1の側面11aは、プリズム113の光入射面113aに対向し、第2のマウント部101Bの第2の側面11bはプリズム113の光反射面113bに対向する。
図3に示すように、各マウント部101Bの第2の面101bの上に複数のサブマウント103が設けられている。サブマウント103は、主に窒化アルミやアルミナ等のセラミックスで形成されている。
サブマウント103は、図6に示すように、プリズム113の光入射面113aに対向する端面103bを有している。第1のマウント部101Bに設けられたサブマウント103は、端面103bが第1のマウント部101Bの第1の側面11aと互いに面一となるように位置決めされている。サブマウント103は第1のマウント部101Bとは反対側に第3の面103aを有している。第3の面103aには、固体光源110が設けられている。
固体光源110は、プリズム113の光入射面113aに対向する光射出面110aを有している。固体光源110は、サブマウント103の端面103bと面一になるように実装されている。この構成により、サブマウント103上に実装された固体光源110をプリズム113により近づけることができる。固体光源110をプリズム113に接近させることで、固体光源110からの射出光を効率よくプリズム113に入射させることができるため、後段の光学系で利用できる成分の割合を高めることができる。
複数の固体光源110は、図3及び図4に示すように複数のサブマウント103上にそれぞれ実装されている。ベース基板100A上に仮想的に設定された5つの領域R1〜R5のそれぞれに5個の固体光源110が設けられている。複数の固体光源110は、マウント部101BYの延在方向(Y方向)に沿って互いに所定の間隔、例えば5mmの間隔をおいて配置されている。本実施形態では、領域R1〜R5に対応する固体光源列M1〜M5が構成されている。以下の説明において、固体光源列M1〜M5を区別しないときは、単に固体光源列Mと称する。1つの固体光源列Mは、対応するマウント部101Bに設けられた5つの固体光源110によって構成される。
固体光源110は、−X方向に、かつ第3の面103aに対して略平行に光を射出する。固体光源110から射出された光は、プリズム113の光入射面113aに入射することになる。
ベース基板100A上には、枠部材107を介してプリズムユニット108が配置されている。
枠部材107は、図3に示すようにベース基板100Aの面法線方向から見た形状が矩形状を呈している。枠部材107は、5つの溝部106a〜106eと5つの固体光源列M1〜M5とを取り囲む大きさを有する。枠部材107は、X方向に延在する側壁107Cを有している。側壁107Cには、一対の電極部109A及び電極部109Bが、固体光源列M1〜M5ごとに設けられている。電極部109Aが固体光源110の陽極に電気的に接続され、電極部109Bが固体光源110の陰極に電気的に接続されている。
プリズムユニット108は、カバー部材112と、カバー部材112の一面側に設けられた複数のプリズム113とを有する。複数のプリズム113はカバー部材112と一体に形成されている。
プリズム113は、ベース基板100A上に設けられた固体光源列M1〜M5ごとに設けられ、対応する固体光源列Mを構成する複数の固体光源110から射出された光の光路上に位置する。プリズム113は、固体光源列Mに沿ってY方向に延在し、当該延在方向に交差する断面形状が略三角形状を呈する。
プリズム113は、固体光源110からの射出光が入射する光入射面113aと、光入射面113aから入射した光を反射させる光反射面113bと、光入射面113aのカバー部材112側に位置する傾斜面113cとを有している。光入射面113aと光反射面113bとは略45°の角をなしている。プリズム113は、固体光源110から射出された光がプリズム113の光入射面113aに対して垂直に入射するように配置されている。
光反射面113bは、光入射面113aを通過した光を基準面Nから遠ざける方向へ反射させるように傾斜している。傾斜面113cは、光入射面113aに連続するとともに光入射面113aに対して光反射面113bとは反対側へ傾斜している。
なお、プリズム113は、少なくとも光入射面113aおよび光反射面113bを有していれば、傾斜面113cを有しない形状でもよく、断面形状が直角三角形状であってもよい。
本実施形態では、図5及び図6に示すように、複数のプリズム113のそれぞれの頂部gが対応する溝部106内に入り込んだ状態となっている。具体的に、図6に示すように、プリズム113の頂部gと基準面Nとの距離L1は、マウント部101Bの第2の面101bと基準面Nとの距離L2よりも短い(L1<L2)。
なお、このような構成に限られず、距離L1は距離L2と等しくてもよい。つまり、基準面Nを高さの基準としたとき、プリズム113の頂部gの高さが第2の面101bの高さと一致していてもよい。この構成によっても、従来と比較して、固体光源110から射出された光のうち多くの成分をプリズム113に入射させることができる。よって、光の利用効率が向上する。
プリズムユニット108と枠部材107とベース基板100Aとによって囲まれた、密閉された空間K(図5)が形成されている。本実施形態の場合、空間Kの内部には、不活性ガスが充填されている。不活性ガスは、特に限定されず、例えば、窒素が挙げられる。空間K内を真空にしてもよい。
以上述べた本実施形態のプロジェクター1000では、アレイ光源10のベース基板100Aに設けられた溝部106に、プリズム113の頂部gを収容させることができる。これにより、従来技術と比較して、プリズム113に対して固体光源110が嵩上げされた状態になり、プリズム113に対して固体光源110の発光点を高くしたのと同じ状態になる。そのため、サブマウント103を厚くする必要がなくなるとともに、固体光源110からの光のうち、光反射面113bで反射した後、光入射面113aの裏面で反射する成分の割合が低減される。よって、光の利用効率が向上する。
さらに、距離L2を大きくし、かつ、距離L1を小さくすれば、サブマウント103を薄くすることができるため、固体光源110に対する冷却効率の向上と照明装置100のコスト削減とを図ることができる。
さらに、プリズム113は傾斜面113cを備えているため、光反射面113bによって反射された光のうち光入射面113aの裏面で反射される成分の割合を低減することができる。したがって、後段の光学系で利用できる成分の割合を高めることができる。あるいは、サブマウント103を薄くすることができる。
また、固体光源110から射出された光を蛍光に変換する回転蛍光板30を備えるため、所望の明るさや色調を実現できる。
なお、本実施形態では、ベース基板100Aを構成するベース部101Aとマウント部101Bとが一体成形されているが、これに限られず、前述したようにベース部101Aとマウント部101Bとが別体で構成されていてもよい。この場合、ベース部101Aとマウント部101Bとを互いに熱伝導率の異なる材料で形成することが可能である。例えば、サブマウント103やマウント部101Bよりも熱伝導率の高い材料からなるベース部101Aとすることで、固体光源110に対する冷却性能をさらに高めることができる。
[第2実施形態]
以下に示す第2実施形態に係るプロジェクターの光源装置の基本構成は、上記第1実施形態と略同様であるが、ベース基板に対するサブマウント及び固体光源の配置位置が異なる。よって、以下の説明では異なる点について詳しく説明し、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範疇に属するものと了解される。
図8は、第2実施形態に係るプロジェクターの光源装置が備えるアレイ光源の要部を示す図である。
本実施形態のアレイ光源10bにおいては、サブマウント103及び固体光源110は、図8に示すように、マウント部101Bの第2の面101b上において溝部106側の縁106bよりもマウント部101Bの少し内側に配置されている。上述した第1実施形態では、サブマウント103の端面103b及び固体光源110の光射出面110aが溝部106の第1の側面11aと面一になるように配置されていたが、本実施形態ではこれらが面一になっていない。
但し、光射出面110aがあまり縁106bから離れた内側に配置されてしまうと射出光の一部がたとえばマウント部101Bによって遮光されてしまうおそれがある。そのため、固体光源110は、固体光源110から所定の放射角度で射出される射出光がサブマウント103やマウント部101Bによって遮られない位置に配置する。
本実施形態によっても、サブマウント103を厚くする必要がなくなるとともに、固体光源110からの光のうち、光反射面113bで反射した後、光入射面113aの裏面で反射する成分の割合が低減される。よって、光の利用効率が向上する。
[第3実施形態]
以下に示す第3実施形態に係るプロジェクターの投写光学系周辺の構造は、上記第1実施形態と略同様であるが、照明装置の構造が異なる。よって、以下の説明では先の実施形態とは異なる点について詳しく説明し、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範疇に属するものと了解される。
図9は、第3実施形態におけるプロジェクターの光学系を示す図である。
本実施形態におけるプロジェクター1002は、図9に示すように、プロジェクター1000におけるRGBを含む光を射出する照明装置100の代わりに、照明装置102と第2照明装置700とを備える。
照明装置102は照明光として赤色光(R)及び緑色光(G)を含む光を射出し、第2照明装置700は青色光(B)を射出する。
照明装置102は、光源装置551、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150を備える。光源装置551は、アレイ光源10、集光光学系20、回転蛍光板(波長変換素子)32、モーター50及びコリメート光学系60を備えている。
回転蛍光板32が備える蛍光体層46は、アレイ光源10からの青色光を赤色光及び緑色光を含む光に変換する。具体的には、蛍光体層46は第1実施形態における蛍光体層42よりも厚く、蛍光体層46に入射した青色光は蛍光体層46を通過することなく赤色光及び緑色光を含む光に変換される。
第2照明装置700は、第2光源装置710、集光光学系720、散乱板730、偏光変換インテグレーターロッド740及び集光レンズ750を備える。第2光源装置710は、アレイ光源10と同様の構成をなす。
第2光源装置710は、青色光(発光強度のピーク:約445nm)を射出するレーザー光源である。
集光光学系720は、第1レンズ722を備える。集光光学系720は、青色光を略集光した状態で散乱板730に入射させる。第1レンズ722は、凸レンズからなる。
散乱板730は、第2光源装置710からの青色光を散乱し、回転蛍光板32から射出された蛍光光に似た配光分布を有する青色光とする。散乱板730としては、例えば、マイクロレンズアレイを用いることができる。
偏光変換インテグレーターロッド740は、第2光源装置710からの青色光の面内光強度分布を均一にし、かつ、当該青色光を直線偏光光に変換する。偏光変換インテグレーターロッド740は、インテグレーターロッドと、当該インテグレーターロッドの入射面側に配置され、青色光が入射する小孔を有する反射板と、射出面側に配置される反射型偏光板とを有する。なお、偏光変換インテグレーターロッドの代わりに、レンズインテグレーター光学系及び偏光変換素子を用いることもできる。
集光レンズ750は、偏光変換インテグレーターロッド740からの光を集光して液晶光変調装置400Bの画像形成領域近傍に入射させる。
色分離導光光学系202は、ダイクロイックミラー210、反射ミラー222,反射ミラー230,反射ミラー250を備える。色分離導光光学系202は、照明装置102からの光を赤色光及び緑色光に分離し、赤色光及び緑色光をそれぞれが対応する液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400Gに導光する。さらに、色分離導光光学系202は、第2照明装置700からの青色光を液晶光変調装置400Bに導光する。プロジェクター1002も、アレイ光源10を含む光源装置551を備えているため、明るい表示が可能である。
[第4実施形態]
図10は、第4実施形態に係るプロジェクター1004の光学系を示す図である。
図11は、第4実施形態における回転蛍光板34を説明するために示す図であって、図11(a)は回転蛍光板34の正面図であり、図11(b)は、図11(a)のA3−A3断面図である。
第3実施形態に係るプロジェクター1002と共通する部材には同じ符号を付し、説明を省略する。図10に示すように、本実施形態のプロジェクター1004は、プロジェクター1002(図9)における照明装置102の代わりに照明装置104を備える。
照明装置104は照明光として赤色光及び緑色光を含む蛍光光を射出する。
照明装置104は、光源装置552、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150を備える。光源装置552は、アレイ光源10、コリメート光学系70、回転蛍光板(波長変換素子)34、モーター50、ダイクロイックミラー80及びコリメート集光光学系90を備えている。
アレイ光源10からの青色光は、蛍光体層46側から回転蛍光板34に入射する。図11(a),(b)に示すように、蛍光体層46と円板40との間には可視光を反射する反射膜45が設けられている。そのため、青色光が入射する側に向けて蛍光光が射出される。なお、励起光を透過する材料からなる円板を用いる必要はなく、金属のように不透明な材料からなる円板を用いてもよい。
アレイ光源10は、光軸が照明光軸104axと直交するように配置されている。
コリメート光学系70は、第1レンズ72を備え、アレイ光源10からの光を略平行化する。第1レンズ72は、凸レンズからなる。
ダイクロイックミラー80は、コリメート光学系70からコリメート集光光学系90までの光路中に、アレイ光源10の光軸及び照明光軸104axのそれぞれに対して45°の角度で交わるように配置されている。ダイクロイックミラー80は、青色光を反射し、赤色光及び緑色光を通過させる。
コリメート集光光学系90は、ダイクロイックミラー80からの青色光を略集光した状態で蛍光体層46に入射させる機能と、回転蛍光板から射出された蛍光光を略平行化する機能とを有する。コリメート集光光学系90は、それぞれが凸レンズからなる第1レンズ92及び第2レンズ94を備える。プロジェクター1004も、アレイ光源10を含む光源装置552を備えているため、明るい表示が可能である。
上記各実施形態においては回転蛍光板を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。固定された基材の上に蛍光体層を設けてもよい。
上記各実施形態においては、光変調装置として液晶光変調装置を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。光変調装置としてデジタルマイクロミラーデバイスを用いてもよい。
本発明の照明装置を自動車のヘッドランプ、照明機器等に適用することもできる。
11a…第1の側面、11b…第2の側面、30,32,34…回転蛍光板(波長変換素子)、100…照明装置(光源装置)、100A…ベース基板、101A…ベース部、101a…第1の面、101B…マウント部、101b…第2の面、103…サブマウント、103a…第3の面、103b…端面、110…固体光源、113…プリズム、113a…光入射面、113b…光反射面、600…投写光学系、1000,1002,1004…プロジェクター、L1…プリズムの端部と基準面との距離、L2…マウント部の第2の面と基準面との距離、N…基準面、g…頂部(端部)、W1…最大幅

Claims (8)

  1. 第1の面を有するベース部と、前記第1の面の上に設けられ、前記ベース部とは反対側に第2の面を有する少なくとも一つのマウント部と、を含むベース基板と、
    前記少なくとも一つのマウント部のうち一のマウント部の上に設けられ、前記マウント部とは反対側に第3の面を有するサブマウントと、
    前記第3の面に設けられ、前記第3の面に対して略平行に光を射出する固体光源と、
    前記光の光路上に設けられ、前記光が入射する光入射面と、前記光入射面に対して傾斜した光反射面とを有するプリズムと、を備え、
    前記マウント部の熱伝導率は、前記サブマウントの熱伝導率よりも高く、
    前記第1の面を含む平面を基準面としたとき、
    前記光反射面は、前記光入射面を通過した前記光を前記基準面から遠ざける方向へ反射させるように設けられており、前記プリズムの前記基準面側の端部と前記基準面との距離は、前記第2の面と前記基準面との距離以下であり、
    前記プリズムは、前記光入射面の前記ベース部とは反対側の端部に連続する傾斜面を有し、前記傾斜面は、前記光入射面に対して前記光反射面とは反対側へ傾斜している、光源装置。
  2. 前記サブマウントは、前記プリズムの前記光入射面に対向する端面を有し、
    前記マウント部は、前記光入射面側に位置する第1の側面を有し、
    前記端面と前記第1の側面とは互いに面一とされている、請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記少なくとも一つのマウント部は、互いに隣り合う第1のマウント部と第2のマウント部とを含み、
    前記プリズムの前記端部は、前記第1のマウント部と前記第2のマウント部との間に配置されており、
    前記第1のマウント部は、前記プリズムの前記光入射面側に位置する第1の側面を有し、
    前記第2のマウント部は、前記プリズムの前記光反射面側に位置する第2の側面を有し、
    前記第1のマウント部の前記第1の側面と、前記第2のマウント部の前記第2の側面との間の間隔は、前記プリズムの前記光入射面と前記光反射面との間の最大幅よりも小さい、請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記第2の側面は、前記光反射面と略平行である、請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記ベース基板の熱伝導率は、前記サブマウントの熱伝導率よりも高い、請求項1から4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記ベース部と前記マウント部とは、互いに別体で構成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えたプロジェクター。
  8. 前記光源装置は、前記固体光源から射出された光を蛍光光に変換する波長変換素子をさらに備える請求項7に記載のプロジェクター。
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