JP2012116068A - 特殊潜像模様形成体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基材上における少なくとも一部の領域に複数の凸画線を形成し、さらに、凸画線上の一方の側部に、少なくとも第一の要素及び第二の要素を配置することで、領域内に対して観察角度を変化させた際に、観察角度ごとに複数のカラー画像を視認することが可能な特殊潜像模様形成体である。
【選択図】 図1
Description
次に、凸画線(3)上に配置する二種類の印刷要素について説明する。図5は、第一の要素(9)を説明する模式図である。第一の要素(9)は、図1(b)に示した第一の画像(7)を形成する要素である。第一の要素(9)は、凸画線(3)とは異なる第一の色の色材から成る第一の模様要素部(9b)と、凸画線(3)及び第一の色とは異なる第二の色の色材から成る第一の背景要素部(9c)に区分される。
次に、凸画線(3)に付与するもう一つの印刷要素について説明する。図7は、第二の要素(10)を説明する模式図である。第二の要素(10)は、凸画線(3)上に複数配置されることで、第二の要素群(10a)となる。第二の要素群(10a)は、前述した図5に示した第一の要素群(9a)と合成されることで、図1(c)に示した第二の画像(8)を形成する。
次に、領域(Z)内に配置した第一の要素(9)及び第二の要素(10)が、視認可能となる視認原理について説明する。図8(a)は、基材(1)を第一の観察角度(E1)であるθ1から視認した際の模式図であり、図8(b)は、基材(1)を第二の観察角度(E2)であるθ2から視認した際の模式図である。第一の観察角度(E1)であるθ1は、第一の方向(X)をX軸とし、そのX軸と垂直する軸をY軸としたXY軸と定義した際に、基準軸をX軸、基準点をPとした際の、それに対する視点(E1)の方向を角度としたものを、第一の観察角度(E1)とする。以下、本発明における各観察角度は、基準軸をX軸、基準点をPとした際の、それに対する各視点の方向を角度としたものであり、以下説明を省略する。
次に、形成体(S)を、観察角度を変化させて視認した際の、視認原理について説明する。
図9(a)は、形成体(S)を、第一の観察角度(E1)から視認した際の模式図である。なお、この形成体(S)を、第一の観察角度(E1)から視認した際の観察角度と、基材(1)を、第一の観察角度(E1)から視認した際の観察角度は、同一の観察角度から視認したことであるため、以下、基材(1)は省略し、形成体(S)を第一の観察角度(E1)から視認した際という。後述する形成体(S1、S2、S3、S4、S5)及び各観察角度においても、第一の観察角度(E1)と同様であることから、以下説明を省略する。
図9(b)は、形成体(S)を、第二の観察角度(E2)から視認した際の模式図である。形成体(S)を、第二の観察角度(E2)から視認した際には、前述のとおり、第一の要素群(9a)及び第二の要素群(10a)が視認可能となる。よって、図9(b)に示す、第二の画像(8)が視認可能となる。第二の画像(8)は、複数の第一の模様要素部(9b)及び複数の第二の模様要素部(10b)で形成された第二の模様部(8a)と、複数の第一の背景要素部(9c)及び複数の第二の背景要素部(10c)で形成された第二の背景部(8b)から成る。よって第二の画像(8)は、第一の色の色材、第二の色の色材、第三の色の色材及び第四の色の色材により形成された画像のように視認される。
図10(a)は、第一変形例の形成体(S1)を示す平面図である。なお、前述した形成体(S)と重複する箇所については、説明を一部省略する。
前述した二種類の印刷要素に加え、更に付与する三種類目の印刷要素について説明する。図12は、第三の要素(14)を説明する模式図である。第三の要素(14)は、図10(d)に示した第三の画像(12)を形成する要素である。第三の要素(14)は、凸画線(3)上に複数配置されることで、第三の要素群(14a)となる。
次に、凸画線(3)上に配置した第三の要素(14)が、視認可能となる視認原理について説明する。図13(a)は、基材(1)を第三の観察角度(E3)であるθ3から視認した際の模式図である。基材(1)を、第一の観察角度(E1)及び第二の観察角度(E2)とは異なる、第三の観察角度(E3)から視認した場合、凸画線(3)における第二の側部(5)の上方は、隣り合う凸画線(3’’)の影となることなく視認可能である。一方、第二の側部(5)における下方及び第一の側部(4)は、第三の死角(G3)となり視認することができない。
第一変形例の形成体(S1)を、観察角度を変化させて視認した際の、視認原理について説明する。
図14(a)は、形成体(S1)を、第三の観察角度(E3)から視認した際の模式図である。形成体(S1)を、第三の観察角度(E3)から視認した際には、前述のとおり、第三の要素群(14a)のみ視認可能となる。よって、図14(a)に示す、第三の画像(12)のみが視認可能となる。第三の画像(12)は、複数の第三の模様要素部(14b)で形成された第三の模様部(12a)と、複数の第三の背景要素部(14c)で形成された第三の背景部(12b)から成る。第三の模様部(12a)は、第五の色の色材により形成された領域のように視認され、第三の背景部(12b)は、第六の色の色材により形成された領域のように視認される。
図14(b)は、形成体(S1)を、第四の観察角度(E4)から視認した際の模式図である。形成体(S1)を、第四の観察角度(E4)から視認した際には、前述のとおり、第一の要素群(9a)、第二の要素群(10a)及び第三の要素群(14a)が視認可能となる。よって、図14(b)に示す、合成画像(13)が視認可能となる。合成画像(13)は、複数の第一の模様要素部(9b)、複数の第二の模様要素部(10b)及び複数の第三の模様要素部(14b)により形成された、合成模様部(13a)と、複数の第一の背景要素部(9c)、複数の第二の背景要素部(10c)及び複数の第三の背景要素部(14c)で形成された、合成背景部(13b)から成る。よって、合成画像(13)は、第一の色、第二の色、第三の色、第四の色、第五の色及び第六の色の色材により形成された画像のように視認される。
図15(a)は、第二変形例の形成体(S2)の平面図である。なお、前述した形成体(S、S1)と重複する箇所については、説明を一部省略する。
前述した三種類の印刷要素に加え、更に付与する四種類目の印刷要素について説明する。図17は、第四の要素(16)を説明する模式図である。第四の要素(16)は、凸画線(3)とは異なる第四の色の色材により複数配置することで、第四の要素群(16a)となる(以下、複数の第四の要素を「第四の要素群」という。)。第四の要素群(16a)は、前述した図12に示す、第三の要素群(14a)と合成されることで、図15(e)に示す、第四の画像(15)を形成する。
次に、凸画線(3)上に配置した第四の要素(16)が、視認可能となる視認原理について説明する。図18(a)は、基材(1)を第三の観察角度(E3)であるθ3から視認した際の模式図であり、図18(b)は、基材(1)を第五の観察角度(E5)であるθ5から視認した際の模式図である。
次に形成体(S2)を、観察角度を変化させて視認した際の、視認原理について説明する。
図19(a)は、第二変形例の形成体(S2)を、第五の観察角度(E5)から視認した際の平面図である。形成体(S2)を、第五の観察角度(E5)から視認した際には、前述のとおり、第三の要素群(14a)及び第四の要素群(16a)が視認可能となる。よって、図19(a)に示す、第四の画像(15)が視認可能となる。第四の画像(15)は、複数の第三の模様要素部(14b)及び複数の第四の模様要素部(16b)で形成された第四の模様部(15a)と、複数の第三の背景要素部(14c)及び複数の第四の背景要素部(16c)で形成された第四の背景部(15b)から成る。よって、第四の画像(15)は、第五の色、第六の色、第七の色及び第八の色の色材により形成された画像のように視認される。
図19(b)は、第二変形例の形成体(S2)を、第四の観察角度(E4)から視認した際の模式図である。形成体(S2)を、第四の観察角度(E4)から視認した際には、前述のとおり、第一の側部(4)及び第二の側部(5)がすべて視認可能となることから、第一の要素群(9a)、第二の要素群(10a)、第三の要素群(14a)及び第四の要素群(16a)が視認可能となる。よって、図19(b)に示す、合成画像(13’)が、視認可能となる。合成画像(13’)は、複数の第一の模様要素部(9b)、複数の第二の模様要素部(10b)、複数の第三の模様要素部(14b)及び複数の第四の模様要素部(16b)で形成された、合成模様部(13a’)と、複数の第一の背景要素部(9c)、複数の第二の背景要素部(10c)、複数の第三の背景要素部(14c)及び複数の第四の背景要素部(16c)で形成された、合成背景部(13b’)から成る。よって、合成画像(13’)は、第一の色、第二の色、第三の色、第四の色、第五の色、第六の色、第七の色及び第八の色の色材により形成された画像のように視認される。
図20(a)は、第三変形例の形成体(S3)の平面図である。なお、前述した形成体(S)、第一変形例及び第二変形例と重複する箇所については、説明を一部省略する。
次に、第三変形例における形成体(S3)を、第二の観察角度(E2)から視認した際の、視認原理について説明する。なお、第一の観察角度(E1)から視認した際の観察原理については、前述した実施形態と同様であることから説明を省略する。
図23は、第三変形例の形成体(S3)を、第二の観察角度(E2)から視認した際の平面図である。形成体(S3)を第二の観察角度(E2)から視認した際には、前述のとおり、第一の要素群(9a)及び第二の要素群(10a)が視認可能となり、肉眼では、第二の画像(8)を視認することが可能である。また、第二の画像(8)における第一の重複部(Y1)は、第一の色及び第三の色が混色した色の色材により形成されたように視認される。
図25(a)は、第四変形例の形成体(S4)における平面図である。なお、前述した形成体(S、S1、S2、S3)と重複する箇所については、説明を一部省略する。
次に、第四変形例における形成体(S4)を、第四の観察角度(E4)から視認した際の、視認原理について説明する。なお、第一の観察角度(E1)、第二の観察角度(E2)及び第三の観察角度(E3)から視認した際の観察原理については、前述した第一実施形態及び第二の実施形態と同様であることから省略する。
図28は、第四変形例における形成体(S4)を第四の観察角度(E4)から視認した際の模式図である。形成体(S4)を第四の観察角度(E4)から視認した際には、前述のとおり、第一の要素群(9a)及び第三の要素群(14a)が視認可能となり、肉眼では、合成画像(13)を視認することが可能である。また、合成画像(13)における第二の重複部(Y2)は、第一の色及び第五の色が混色した色と、第二の色及び第六の色が混色した色により視認される。
図29(a)は、第五変形例の形成体(S5)を示す平面図である。なお、前述した形成体(S、S1、S2、S3、S4)と重複する箇所については、説明を一部省略する。
実施例1として、図1(a)に示した構成により形成体(S)を作製した。形成体(S)は、基材(1)として上質紙(日本製紙製 NPI上質紙 81.4g/m2)を用いた。基材(1)上に、スクリーン印刷機(RANAS製 MF―250)を用いて、スクリーン印刷用UV硬化型インキにより、複数の凸画線(3)を形成した。複数の凸画線(3)は、250μmの画線であり、ピッチ(d)をすべて500μmとした。
実施例2として、図29に示した第五変形例の形成体(S5)を作製した。形成体(S5)は、基材(1)としてフォーム紙(日本製紙製 NPIフォーム紙 81.4g/m2)を用いた。基材(1)上に、スクリーン印刷機(RANAS製 MF―250)を用いて、スクリーン印刷用UV硬化型インキにより、複数の凸画線(3)を形成した。複数の凸画線(3)は、200μmの画線であり、ピッチ(d)をすべて500μmとした。
2 潜像模様
3、3’、3’’ 凸画線
3a 凸状万線
4 第一の側部
5 第二の側部
6 頂上部
7 第一の画像
7a 第一の模様部
7b 第一の背景部
8 第二の画像
8a 第二の模様部
8b 第二の背景部
9 第一の要素
9a 第一の要素群
9b 第一の模様要素部
9c 第一の背景要素部
10 第二の要素
10a 第二の要素群
10b 第二の模様要素部
10c 第二の背景要素部
11 底部
12 第三の画像
12a 第三の模様部
12b 第三の背景部
13、13’ 合成画像
13a、13a’ 合成模様部
13b、13b’ 合成背景部
14 第三の要素
14a 第三の要素群
14b 第三の模様要素部
14c 第三の背景要素部
15 第四の画像
15a 第四の模様部
15b 第四の背景部
16 第四の要素
16a 第四の要素群
16b 第四の模様要素部
16c 第四の背景要素部
S、S1、S2、S3、S4、S5 形成体
X 第一の方向
d ピッチ
Z 領域
Y1 第一の重複部
Y2 第二の重複部
Y3 第三の重複部
E1 第一の観察角度
E2 第二の観察角度
E3 第三の観察角度
E4 第四の観察角度
E5 第五の観察角度
G1 第一の死角
G2 第二の死角
G3 第三の死角
G4 第四の死角
Claims (17)
- 基材上における少なくとも一部の領域に複数の凸画線が形成され、
前記凸画線は、第一の側部及び第二の側部を有し、
前記第一の側部又は前記第二の側部のどちらか一方の側部に、第一の要素及び第二の要素が配置され、
前記凸画線におけるどちらか一方の側部に配置された前記第一の要素は、前記凸画線とは異なる第一の色の色材から成る第一の模様要素部と、前記凸画線及び前記第一の色とは異なる第二の色の色材から成る第一の背景要素部に区分けされて複数配置され、
複数の前記第一の模様要素部で形成された第一の模様部及び複数の前記第一の背景要素部で形成された第一の背景部から成る第一の画像が形成され、
前記第二の要素は、前記第一の要素を配置した側部と同じ側部に前記第一の要素と平行、かつ、下方に、前記凸画線とは異なる色である第三の色の色材から成る第二の模様要素部と、前記凸画線及び前記第三の色とは異なる色である第四の色の色材から成る第二の背景要素部に区分けされて複数配置され、
複数の前記第一の模様要素部及び複数の前記第二の模様要素部で形成された第二の模様部と、複数の前記第一の背景要素部及び複数の前記第二の背景要素部で形成された第二の背景部から成る第二の画像が形成され、
前記第一の画像は、前記基材に対して第一の観察角度からのみ視認可能な画像であり、前記第二の画像は、前記基材に対して前記第一の観察角度とは異なる第二の観察角度から視認可能な画像であることを特徴とする特殊潜像模様形成体。 - 前記第一の要素及び前記第二の要素は、画線、点、画素の少なくとも一つ又はそれぞれの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載の特殊潜像模様形成体。
- 前記凸画線における前記第一の要素及び前記第二の要素を配置した側部とは異なる他方の側部に、第三の要素が配置され、
前記第三の要素は、前記凸画線とは異なる第五の色の色材から成る第三の模様要素部と、前記凸画線及び前記第五の色とは異なる第六の色の色材から成る第三の背景要素部に区分けされて複数配置され、
複数の前記第三の模様要素部で形成された第三の模様部及び複数の前記第三の背景要素部で形成された第三の背景部から成る第三の画像が形成され、
少なくとも複数の前記第一の模様要素部、複数の前記第二の模様要素部及び複数の前記第三の模様要素部で形成された合成模様部と、複数の前記第一の背景要素部、複数の前記第二の背景要素部及び複数の前記第三の背景要素部で形成された合成背景部から成る合成画像が形成され、
前記第三の画像は、前記基材に対して前記第一の観察角度及び前記第二の観察角度とは異なる第三の観察角度からのみ視認可能な画像であり、前記合成画像は、前記基材に対して前記第一の観察角度、前記第二の観察角度及び前記第三の観察角度とは異なる第四の観察角度からのみ視認可能な画像であることを特徴とする請求項1又は2記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記凸画線におけるどちらか一方の側部において、前記第一の要素及び前記第二の要素は、少なくとも一部が、重複して向かい合う区域を有して配置された第一の対応関係で配置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の特殊潜像模様形成体。
- 前記第一の対応関係は、すべて同じ位置及び同じ長さであり、前記凸画線におけるどちらか一方の側部において、前記第一の模様要素部及び前記第二の模様要素部と、前記第一の背景要素部及び前記第二の背景要素部は、各模様要素部同士及び各背景要素部同士が、第一の対応関係で配置され、
前記各模様要素部同士及び前記各背景要素部同士は、それぞれ異なる色の色材で形成され、
前記第一の画像及び前記第二の画像は、形状及び大きさが同一であり、かつ、前記領域内における同じ位置に形成されたことを特徴とする請求項4記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記凸画線におけるどちらか一方の側部に配置された、前記第一の要素又は前記第二の要素と、前記第一の要素及び前記第二の要素を配置した側部とは異なる他方の側部に配置された前記第三の要素は、少なくとも一部が、凸画線における頂上を繋げた直線を中心として向かい合う区域を有して配置された第二の対応関係で配置されたことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項記載の特殊潜像模様形成体。
- 前記凸画線におけるどちらか一方の側部に配置された、前記第一の模様要素部又は前記第二の模様要素部と、前記第一の要素及び前記第二の要素を配置した側部とは異なる他方の側部に配置された前記第三の模様要素部、及び、
前記凸画線におけるどちらか一方の側部に配置された、前記第一の背景要素部又は前記第二の背景要素部と、前記第一の要素及び前記第二の要素を配置した側部とは異なる他方の側部に配置された前記第三の背景要素部は、各模様要素部同士及び各背景要素部同士が、それぞれすべて同じ位置及び同じ長さにより第二の対応関係で配置され、
前記第一の画像又は前記第二の画像と、前記第三の画像は、形状及び大きさが同一であり、かつ、前記領域内における同じ位置に形成されたことを特徴とする請求項6記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記第一の模様要素部、前記第二の模様要素部及び前記第三の模様要素部と、前記第一の背景要素部、前記第二の背景要素部及び前記第三の背景要素部は、各模様要素部同士及び各背景要素部同士が、それぞれすべて同じ位置及び同じ長さにより第一の対応関係、かつ、第二の対応関係で配置され、
前記各模様要素部同士及び前記各背景要素部同士は、それぞれ異なる色であり、
前記第一の画像、前記第二の画像、前記第三の画像及び前記合成画像は、形状及び大きさが同一であり、かつ、前記領域内における同じ位置に形成されたことを特徴とする請求項7記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記第一の要素、前記第二の要素及び前記第三の要素は、画線、点、画素の少なくとも一つ又はそれぞれの組み合わせであることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項記載の特殊潜像模様形成体。
- 前記凸画線における前記第三の要素を配置した側部と同じ側部に、前記第三の要素と平行、かつ、下方に第四の要素が前記凸画線とは異なる第七の色の色材から成る第四の模様要素部と、前記凸画線及び前記第七の色とは異なる第八の色の色材から成る第四の背景要素部に区分けされて複数配置され、
複数の前記第三の模様要素部及び複数の前記第四の模様要素部で形成された第四の模様部と、複数の前記第三の背景要素部及び複数の前記第四の模様要素部で形成された第四の背景部から成る第四の画像が形成され、
前記合成画像は、複数の前記第一の模様要素部、複数の前記第二の模様要素部、複数の前記第三の模様要素部及び複数の前記第四の模様要素部で形成された合成模様部と、複数の前記第一の背景要素部、複数の前記第二の背景要素部、複数の前記第三の背景要素部及び複数の前記第四の模様要素部で形成された合成背景部から成り、
前記第四の画像は、前記基材に対して前記第一の観察角度、前記第二の観察角度、前記第三の観察角度及び前記第四の観察角度とは異なる第五の観察角度から視認可能な画像であることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか一項記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記凸画線におけるどちらか一方の側部又は両方の側部において、同じ側部に配置された二つの要素は、少なくとも一部が第一の対応関係で配置されたことを特徴とする請求項10記載の特殊潜像模様形成体。
- 前記凸画線におけるどちらか一方の側部又は両方の側部において、同じ側部に配置された二つの模様要素部及び二つの背景要素部は、各模様要素部同士及び各背景要素部同士がそれぞれすべて同じ位置及び同じ長さにより第一の対応関係で配置され、
前記同じ側部に配置された、二つの模様要素部及び二つの背景要素部は、それぞれ異なる色であり、
前記第一の画像及び前記第二の画像、又は、前記第三の画像及び前記第四の画像は、形状及び大きさが同一であり、かつ、前記領域内における同じ位置に形成されたことを特徴とする請求項11記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記凸画線におけるどちらか一方の側部に配置された前記第一の要素又は前記第二の要素と、前記第一の要素及び前記第二の要素を配置した側部とは異なる他方の側部に配置された前記第三の要素又は前記第四の要素は、少なくとも一部が第二の対応関係で配置されたことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項記載の特殊潜像模様形成体。
- 前記第一の模様要素部又は前記第二の模様要素部と、前記第三の模様要素部又は第四の模様要素部、及び、
前記第一の背景要素部又は前記第二の背景要素部と、前記第三の背景要素部又は前記第四の背景要素部は、各模様要素部同士及び各背景要素部同士が、それぞれすべて同じ位置及び同じ長さにより第二の対応関係で配置され、
前記第一の画像又は前記第二の画像と、前記第三の画像又は前記第四の画像は、形状及び大きさが同一であり、かつ、前記領域内における同じ位置に形成されたことを特徴とする請求項13記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記第一の模様要素部、前記第二の模様要素部、前記第三の模様要素部及び前記第四の模様要素部と、
前記第一の背景要素部、前記第二の背景要素部、前記第三の背景要素部及び前記第四の背景要素部は、各模様要素部及び各背景要素部が各々すべて同じ位置及び同じ長さにより第一の対応関係、かつ、第二の対応関係で配置され、
前記各模様要素部同士及び前記各背景要素部同士は、それぞれすべて異なる色の色材で形成され、
前記第一の画像、前記第二の画像、前記第三の画像、前記第四の画像及び前記合成画像は、形状及び大きさが同一であり、かつ、前記領域内における同じ位置に形成されたことを特徴とする請求項14記載の特殊潜像模様形成体。 - 前記第一の要素、前記第二の要素、前記第三の要素及び前記第四の要素は、画線、点、画素の少なくとも一つ又はそれぞれの組み合わせであることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか一項記載の特殊潜像模様形成体。
- 前記凸画線は、エンボス加工又はすき入れにより基材上に形成されたことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項記載の特殊潜像模様形成体。
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