JP2012116016A5 - - Google Patents
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本発明は、液体を吐出するためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子を備えた基体と、前記複数のエネルギー発生素子を被覆する絶縁性材料からなる絶縁層と、前記絶縁層を被覆するように設けられた金属材料からなる保護層と、前記複数のエネルギー発生素子の其々に対応して設けれ、液体を吐出するための複数の吐出口と、を備えた液体吐出ヘッドの制御方法であって、前記吐出口が液体を吐出しない不吐出状態の吐出口か否かを検知する吐出検知工程と、前記吐出検知工程において前記吐出口が吐出不良状態であることが検知されたときに、前記複数の吐出口から液体を吐出するために、前記エネルギー発生素子に供給するエネルギー量を新たに決定する決定工程と、前記保護層の酸化に関わる判断として、前記決定工程において決定されたエネルギー量が前記決定工程以前に前記複数のエネルギー発生素子を駆動するために用いられていたエネルギー量よりも所定の量以上増加しているか否かを判定する判断工程と、を有することを特徴とする。
Claims (14)
- 液体を吐出するためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子を備えた基体と、前記複数のエネルギー発生素子を被覆する絶縁性材料からなる絶縁層と、前記絶縁層を被覆するように設けられた金属材料からなる保護層と、前記複数のエネルギー発生素子の其々に対応して設けれ、液体を吐出するための複数の吐出口と、を備えた液体吐出ヘッドの制御方法であって、
前記吐出口が液体を吐出しない不吐出状態の吐出口か否かを検知する吐出検知工程と、
前記吐出検知工程において前記吐出口が不吐出状態であることが検知されたときに、前記複数の吐出口から液体を吐出するために、前記エネルギー発生素子に供給するエネルギー量を新たに決定する決定工程と、
前記保護層の酸化に関わる判断として、前記決定工程において決定されたエネルギー量が前記決定工程以前に前記複数のエネルギー発生素子を駆動するために用いられていたエネルギー量よりも所定の量以上増加しているか否かを判断する判断工程と、
を有することを特徴とする液体吐出ヘッドの制御方法。 - 前記判断工程において、前記決定工程において決定されたエネルギー量が、前記決定工程以前に前記複数のエネルギー発生素子を駆動するために用いられていたエネルギー量よりも、前記所定の量以上増加している場合には、前記保護層で陽極酸化が生じたと判断することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 前記吐出検知工程において、共通の前記保護層で被覆された複数の前記エネルギー発生素子に対応する複数の吐出口が前記不吐出状態であると検知されたときに、前記決定工程を行なうことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 前記決定工程において、前記エネルギー発生素子に印加される電圧のパルス幅を決定することによって前記エネルギー量を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 前記決定工程において、前記エネルギー発生素子に印加される電圧のパルス幅を変化させて、各パルス幅を印化した場合において前記吐出口から液体が吐出されているか否かを検知することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 前記保護層はタンタルを主成分とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 前記複数のエネルギー発生素子は、液体を供給するために前記基体を貫通して設けられた供給口の長手方向に並んでいることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 前記所定の量は10%であることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 前記決定工程において決定されたエネルギー量が、前記決定工程以前に前記複数のエネルギー発生素子を駆動するために用いられていたエネルギー量よりも、所定の量以上増加している場合には、決定工程以降において液体吐出ヘッドの使用を制限することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの制御方法。
- 液体を吐出するためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子を備えた基体と、前記複数のエネルギー発生素子を被覆する絶縁性材料からなる絶縁層と、前記絶縁層を覆うように設けられた金属材料からなる保護層と、前記複数のエネルギー発生素子の其々に対応して設けれ、液体を吐出するための複数の吐出口と、を備えた液体吐出ヘッドを搭載可能な液体吐出装置であって、
前記吐出口が液体を吐出しない不吐出状態の吐出口か否かを検知する吐出検知手段と、
前記吐出検知手段が前記吐出口が不吐出状態であることが検知されたときに、前記複数の吐出口から液体を吐出するために、前記エネルギー発生素子に供給するエネルギー量を新たに決定する決定手段と、
前記保護層の酸化に関わる判断として、前記決定手段によって新たに決定されたエネルギー量が、前記決定手段による当該新たな決定以前に前記複数のエネルギー発生素子を駆動するために用いられていたエネルギー量よりも所定の量以上増加しているか否かを判断する判断手段と、
を有することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記判断手段は、前記決定手段によって新たに決定されたエネルギー量が、前記決定手段による当該新たな決定以前に前記複数のエネルギー発生素子を駆動するために用いられていたエネルギー量よりも所定の量以上増加している場合には、前記保護層で陽極酸化が生じたと判断することを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。
- 前記吐出検知手段が、共通の前記保護層で被覆された複数の前記エネルギー発生素子と対応する複数の吐出口が前記不吐出状態であると検知したときに、前記決定手段は、前記エネルギー発生素子に供給するエネルギー量を新たに決定することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の液体吐出装置。
- 前記所定の量は10%であることを特徴とする請求項11または12に記載の液体吐出装置。
- 前記決定手段において決定されたエネルギー量が、前記決定手段によって新たに決定されたエネルギー量が、前記決定手段による当該新たな決定以前に前記複数のエネルギー発生素子を駆動するために用いられていたエネルギー量よりも所定の量以上増加している場合には、以降の液体吐出ヘッドの使用の制限に関わる制御を行うことを特徴とする請求項10乃至請求項13のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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JP2010265743A JP5729987B2 (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | 液体吐出ヘッドの制御方法及び、この制御方法を行う液体吐出装置 |
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