JP2007290361A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 電気エネルギーが印加されることで、液体を吐出口から吐出するために用いることができる熱エネルギーを発生する電気熱変換体と、
   前記電気エネルギーに応じて上昇する前記電気熱変換体の温度を測定するための温度検知素子を有し、該温度検知素子で測定した前記電気熱発熱体の最高温度を、基準温度と比較するための温度検出回路と、を有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
2. 前記基準温度は、前記吐出口から液体が吐出されるときに到達する第１の温度と、前記吐出口から液体が吐出されないときに到達する前記第１の温度より高い第２の温度と、の間の温度となるように設けられていることを特徴とする請求項１に記載の液体吐出ヘッド。
3. 前記温度検知素子は、温度によって抵抗値が変化する材料からなり、
   前記温度検出回路は、前記温度検知素子に一定の電流を供給する定電流回路と、前記温度検知素子にかかる電圧を検出するための電圧検出回路と、を有していることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の液体吐出ヘッド。
4. 前記温度検出回路は、前記温度検知素子にかかる最大の電圧を、前記基準温度に対応する基準電圧値と比較することで、前記最高温度と前記基準温度とを比較することを特徴とする請求項３に記載の液体吐出ヘッド。
5. 前記基準電圧の値は、前記吐出口から液体が吐出されるときに前記温度検知素子にかかる最大の電圧である第１の電圧と、前記吐出口から液体が吐出されないときに前記温度検知素子にかかる最大の電圧であり、前記第1の電圧より大きい第２の電圧と、の間の値であることを特徴とする請求項４に記載の液体吐出ヘッド。
6. 前記温度検出回路は、前記温度検知素子に流れる電流の供給を制御するためのスイッチ素子を有していることを特徴とする請求項３乃至請求項５のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
7. 前記温度検出回路は、前記温度検知素子に流れる電流の供給を制御するための第１のスイッチ素子を有しており、
   前記電気熱変換体には、前記電気エネルギーの供給を制御するための第２のスイッチ素子が接続されており、
   前記第１のスイッチ素子と、前記第２のスイッチ素子とは、共通の信号を用いて制御されていることを特徴とする請求項３乃至請求項５のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
8. 前記温度検知素子と前記電気熱変換体とは、基板の面上に設けられており、
   前記温度検知素子と前記電気熱変換体とは、前記面に垂直な方向に関して、絶縁膜を介して積層されていることを特徴とする請求項１乃至請求項７のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
9. 電気エネルギーが印加されることで、液体を吐出口から吐出するために用いることができる熱エネルギーを発生する電気熱変換体と、前記電気エネルギーに応じて上昇する前記電気熱変換体の温度を測定するための温度検知素子を有し、該温度検知素子で測定した前記電気熱発熱体の最高温度を検出する温度検出回路と、を有する液体吐出ヘッドと、
   前記電気熱変換体の駆動を制御する制御部と、
   を有する液体吐出装置であって、
   前記制御部は、前記最高温度が基準温度を超えた時に判定信号を出力することを特徴とする液体吐出装置。
10. 前記判定信号により、前記電気熱変換体への電気エネルギーの供給を停止することを特徴とする請求項９に記載の液体吐出装置。
11. 前記基準温度は、前記吐出口から液体が吐出されるときに到達する第１の温度と、前記吐出口から液体が吐出されないときに到達する前記第１の温度より高い第２の温度と、の間の温度となるように設けられていることを特徴とする請求項９又は請求項１０に記載の液体吐出装置。