JP2012111282A - ダッシュパネル下部周辺の構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フロアトンネルの前部を構成するように横断面略コ字状に形成したトンネル前部7と、トンネル前部7から車幅方向の運転席側に延びるように形成したフロア前部8と、トンネル前部7及びフロア前部8の前端から上方に向かって延びるように形成した壁部9とを備え、フロア前部8が車両前方側斜め上方に傾斜して形成され、トンネル前部7とフロア前部8と壁部9とに跨ってフットレスト部材6が配設され、トンネル前部7からフロア前部8に連続するフットレスト部材6の部分6bが、フットレストを構成するように屈曲形成されて、ダッシュパネル下部4とフットレスト部材6とによって閉断面が形成され、フットレスト部材6が、ダッシュパネル下部4のフロア前部8及び壁部9に接合されている、ダッシュパネル下部4周辺の構造。
【選択図】図3
Description
本発明のダッシュパネル下部周辺の構造は、車両前後方向に沿ったフロアトンネルの前部を構成するように、ダッシュパネル下部の一部を横断面略コ字状に形成したトンネル前部と、ダッシュパネル下部の一部を前記トンネル前部から車幅方向の運転席側に延びるように形成したフロア前部と、前記ダッシュパネル下部の一部を、前記トンネル前部及び前記フロア前部の前側上端から上方に向かって延びるように形成した壁部とを備えているダッシュパネル下部周辺の構造であって、前記フロア前部が車両前方側斜め上方に傾斜して形成され、前記トンネル前部と前記フロア前部と前記壁部とに跨ってフットレスト部材が配設され、前記トンネル前部から前記フロア前部に連続して配置される前記フットレスト部材の部分が、フットレストを構成するように屈曲形成されて、前記フットレスト部材と前記ダッシュパネル下部とによって閉断面が形成され、前記フットレスト部材が、前記ダッシュパネル下部の壁部及びフロア前部に接合されている。
そのため、前記ダッシュパネル下部のトンネル前部、フロア前部、及び壁部に跨る範囲が前記フットレスト部材によって補強されることとなる。このような構成によって、前記壁部及び前記トンネル前部の間の部分と、前記壁部及び前記フロア前部の間の部分とを節として振動する振動モードの影響を抑制できる。よって、前記ダッシュパネルの振動を効率的に抑制できる。さらに、前記フットレスト部材が、前記ダッシュパネル下部のトンネル前部、フロア前部、及び壁部に跨って配置されており、その結果、車両前方から車体に荷重が加えられた場合に、この荷重を、前記フットレスト部材によって、前記ダッシュパネル下部周辺の広い範囲に効率的に分散できる。よって、車両前方から車体に加えられる荷重を効率的に吸収できる。
図1を参照すると、車体1の車室内下部には、ドライブシャフト等(図示せず)を通すように構成されたフロアトンネル本体2と、フロアトンネル本体2に対して車幅方向両側にそれぞれ配置されたフロアパネル本体3とが設けられている。車体1の車室内前部には、ダッシュパネル下部としてロアダッシュパネル4が設けられている。図2を参照すると、フロアパネル本体3の下面3a側には、車両前後方向に沿って、かつ車幅方向に間隔を空けて配置される一対のサイドメンバ5が設けられている。再び図1を参照すると、ロアダッシュパネル4にはフットレストを構成するフットレスト部材6が取付けられている。
図1及び図2に示すように、フロアトンネル本体2は、車幅方向に沿った断面で略ハット字形状に形成されており、車室内の車幅方向中間に配置されている。フロアトンネル本体2の車幅方向両端それぞれに、フロアパネル本体3が取付けられている。図1にて特に図示していないが、フロアトンネル本体2に対して車両進行方向右側のフロアパネル本体3に運転席が配置され、フロアトンネル本体2に対して車両進行方向左側のフロアパネル本体3に助手席が配置される構成となっている。
図3及び図4に示すように、ロアダッシュパネル4の車幅方向中間の下端部には、フロアトンネルの前部を構成するトンネル前部7が設けられており、トンネル前部7は、車幅方向に沿った横断面で略コ字状に形成されている。トンネル前部7には、上端面7aと、運転席側及び助手席側側面7bとが設けられている。図2及び図3に示すように、ロアダッシュパネル4の下端部には、トンネル前部7から運転席側及び助手席側にそれぞれ延びるフロア前部8が設けられており、このフロア前部8は車両前方側斜め上方に傾斜して形成されている。図3に示すように、ロアダッシュパネル4には、トンネル前部7、及びフロア前部8の前側上端から車両上方に延びる壁部9が設けられている。このようなロアダッシュパネル4のトンネル前部7がフロアトンネル本体2に隣接して配置され、ロアダッシュパネル4のフロア前部8がフロアパネル本体3に隣接して配置されている。
図2に示すように、一対のサイドメンバ5のそれぞれは、フロアトンネル本体2及びロアダッシュパネル4のトンネル前部7に対して車幅方向外側に配置されている。図4に示すように、サイドメンバ5の上端には車幅方向両端に向かってそれぞれ延びる一対のフランジ5aが設けられている。図2に示すように、フロアパネル本体3の下面3aに沿って配置されるサイドメンバ5の部分5bは、車両前後方向に延びるように形成されている。図2及び図5に示すように、ロアダッシュパネル4のフロア前部8の下面8aに沿って配置されるサイドメンバ5の部分5cは、車両前方側斜め上方に傾斜して形成されている。このようなサイドメンバ5における一対のフランジ5aが、フロアパネル本体3の下面3aとロアダッシュパネル4のフロア前部8の下面8aとに接合されている。
図3及び図5に示すように、フットレスト部材6は、ロアダッシュパネル4のトンネル前部7、運転席側のフロア前部8、及び壁部9に跨って配置されている。フットレスト部材6の車両進行方向左側の左端部6aは、ロアダッシュパネル4のトンネル前部7の上端面7aに沿って形成されている。トンネル前部7から運転席側のフロア前部8に連続して配置されるフットレスト部材6の中間部6bが、屈曲して形成されており、その結果、ロアダッシュパネル4及びフットレスト部材6によって閉断面が形成されている。特に図4に示されるように、閉断面の左側端はロアダッシュパネル4のトンネル前部7の運転席側側面7bにより構成され、閉断面の右側端がフットレスト部材6の中間部6bの屈曲部分により構成されており、フットレスト部材4の車幅方向に沿った断面は、略クランク状に形成されている。さらに、中間部6bの屈曲部分は、運転席側のフロア部8のサイドメンバ5取付位置とトンネル前部7の運転席側側面7bの下端との間の車幅方向中間位置より運転席側のサイドメンバ5寄りの位置に配置されている。すなわち、閉断面は、トンネル前部7から、運転席側のフロア部8のサイドメンバ5取付位置とトンネル前部7の運転席側側面7bの下端との間の車幅方向中間位置より運転席側のサイドメンバ5寄りの位置まで、跨って配置されている。このようなフットレスト部材6の中間部6bが、フットレストとして構成されている。
5 サイドメンバ
6 フットレスト部材
7 トンネル前部
7b 側面
8 フロア前部
9 壁部
10 接合部
Claims (4)
- 車両前後方向に沿ったフロアトンネルの前部を構成するように、ダッシュパネル下部の一部を横断面略コ字状に形成したトンネル前部と、
ダッシュパネル下部の一部を前記トンネル前部から車幅方向の運転席側に延びるように形成したフロア前部と、
前記ダッシュパネル下部の一部を、前記トンネル前部及び前記フロア前部の前側上端から上方に向かって延びるように形成した壁部と
を備えているダッシュパネル下部周辺の構造であって、
前記フロア前部が車両前方側斜め上方に傾斜して形成され、
前記トンネル前部と前記フロア前部と前記壁部とに跨ってフットレスト部材が配設され、
前記トンネル前部から前記フロア前部に連続して配置される前記フットレスト部材の部分が、フットレストを構成するように屈曲形成されて、前記フットレスト部材と前記ダッシュパネル下部とによって閉断面が形成され、
前記フットレスト部材が、前記ダッシュパネル下部の壁部及びフロア前部に接合されていることを特徴とする、ダッシュパネル下部周辺の構造。 - 前記ダッシュパネル下部のフロア前部の下面にサイドメンバが取付けられ、
前記閉断面が、前記トンネル前部から、該トンネル前部の運転席側側面の下端と前記フロア前部の前記サイドメンバ取付位置との間の車幅方向中間位置より前記サイドメンバ側の位置まで、跨って配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のダッシュパネル下部周辺の構造。 - 前記フットレスト部材が、前記トンネル前部から、前記フロア前部の前記サイドメンバ取付位置まで跨って配置されて、前記ダッシュパネル下部と前記フットレスト部材と前記サイドメンバとが重ねられた状態で互いに重ね接合されていることを特徴とする、請求項2に記載のダッシュパネル下部周辺の構造。
- 前記フットレスト部材と前記壁部とが複数の接合部によって接合され、
前記複数の接合部が車幅方向一列に互いに間隔を空けて配置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のダッシュパネル下部周辺の構造。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017104365A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 株式会社Soken | 自動運転制御システム、運転情報出力装置、およびフットレスト |
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JPS6424684U (ja) * | 1987-08-04 | 1989-02-10 | ||
JPH11310161A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Toyota Motor Corp | 車体前部構造 |
JP2006117097A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Toyota Motor Corp | アクセルペダル取付部の構造 |
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2010
- 2010-11-22 JP JP2010260111A patent/JP5630702B2/ja active Active
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JP5630702B2 (ja) | 2014-11-26 |
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